JP4319390B2 - 遊技機における遊技球通路部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機等の遊技機における遊技球通路部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パチンコ機のような遊技機において、遊技盤の中央部に配置された複数列(例えば3列)の図柄から構成される識別情報を変動表示可能な表示装置を備えているものがある。そして、所定の確率に基づいて、表示装置に表示された各識別情報が、特賞図柄として、予め定められた表示態様(例えば「1、1、1」)が成立した場合に、特賞状態を生起させ、遊技者に所定の遊技価値を付与するようにしている。
【0003】
このような遊技機においては、遊技盤面上の表示装置を包囲するように、遊技球通路部材が設けられている。この遊技球通路部材は、表示装置の左右両側に設けられた遊技球ワープ通路と、表示装置の下面に設けられ、該ワープ通路を通過した遊技球を案内する案内部とを有し、該案内部により、遊技球を遊技盤面上の入賞口へ落下させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平4―341289号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1に記載された遊技球通路部材は、ワープ通路から案内部に案内された遊技球が入賞口へ落下する際の遊技球の移動態様が単純であるため、遊技者としては、遊技球が案内部から遊技盤面上に落下するさまだけでなく、遊技球通路部材の中を移動するさまをも、楽しみたいという要求があった。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的は、遊技球通路部材によって、遊技球の多様な移動態様を実現させることによって、遊技の興趣性を向上させるようにした、遊技機における遊技球通路部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)遊技機における遊技球通路部材において、上面の左右方向中央部が左右両端より低くなるように湾曲した遊技球揺動通路と、該遊技球揺動通路に設けられ、かつ前記遊技球揺動通路に乗った遊技球を通過させる遊技球通過口と、該遊技球通過口を通過した遊技球を前方へ誘導するとともに、遊技盤の遊技領域に落下させる遊技球誘導通路とを有し、前記遊技球揺動通路の上面を、前後方向中央部が前後両端より低くなるように湾曲させる
【0010】
)上記()項において、遊技球揺動通路の上面の左右方向中央部を、後方へ下り傾斜させるとともに、遊技球通過口を前記遊技球揺動通路の後方中央部に設け、かつ遊技球誘導通路を、前記遊技球揺動通路の下方に設ける。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を、図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における遊技機の一部分を構成する遊技盤(10)の正面図、図2は、遊技球通路部材(1)の正面図である。
【0015】
遊技盤(10)は、外側ガイドレール(11)と内側ガイドレール(12)とによって包囲された円形状の遊技領域(13)を備え、遊技者の操作により、図外の発射装置から発射された遊技球が、遊技領域(13)を流下しつつ転動することにより、遊技が行われる。
【0016】
遊技領域(13)には、遊技釘が多数配置され、遊技球は、遊技釘に当接することにより、転動することになるが、該遊技釘は、図面簡素化のため省略してある。
【0017】
遊技領域(13)の中央部には、液晶からなる特別図柄表示装置(14)が配置されている。特別図柄表示装置(14)は、図示略のキャラクタに対して、「0」〜「9」の数字で構成される10種類の左、中、右3列の特別図柄(識別情報)等を表示可能に構成されている。
【0018】
特別図柄表示装置(14)に確定表示された各特別図柄が、所定の確率に基づいて、予め定められた表示態様、例えば「4、4、4」のように同一の数字が表示された場合に、特賞状態を生起させて、後述の変動入賞装置(18)を、遊技者にとって有利な状態に変動させ、遊技者に所定の遊技価値を付与することになる。
【0019】
また、特別図柄表示装置(14)に確定表示された各特別図柄が、「5、5、5」のように奇数で表示された場合には、さらに特賞状態が生起される確率を、特賞状態が所定回数(例えば1回)生起するまで向上させるようにしてある。
【0020】
この確率向上期間中に、特別図柄表示装置(14)に確定表示された各特別図柄が、再び「7、7、7」のように奇数で表示された場合には、さらに確率向上期間は延長される。
【0021】
特別図柄表示装置(14)の下方には、特別図柄始動口(15)が配置され、また特別図柄始動口(15)の両側方には、普通図柄作動ゲート(16)(16)が配置されている。
【0022】
遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞すると、所定の確率に基づいて、図示略の判定制御手段をもって、特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果をもって、特別図柄表示装置(14)の特別図柄を変動させ、その後に所定の図柄を確定表示させる。
【0023】
特別図柄表示装置(14)の前面側には、遊技球が通過可能な遊技球通路部材(1)が、特別図柄表示装置(14)を包囲するようにして設けられている。
【0024】
遊技球が普通図柄作動ゲート(16)を通過すると、所定の確率に基づいて、図示略の他の判定制御手段をもって、準特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果に基づいて、特別図柄表示装置(14)の上方に配置された普通図柄表示装置(17)を変動させ、その後に所定の図柄を確定表示させる。
【0025】
普通図柄表示装置(17)は、それぞれLEDで構成される普通図柄表示領域(17a)(17b)が交互に点滅表示を行い、所定の確率に基づいて、普通図柄表示領域(17a)が点灯表示された場合に、準特賞状態を生起させ、特別図柄始動口(15)の左右の可動片(15a)(15b)を所定時間開放し、遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞しやすくする。図1では、可動片(15a)(15b)が開放した状態を示してある。
【0026】
遊技領域(13)の下方には、変動入賞装置(18)が配置されている。変動入賞装置(18)は、特賞状態期間中に広幅の扉が前面側に開いて、遊技球を入賞可能な状態とする大入賞口(19)を備えている。
【0027】
大入賞口(19)の扉が開放されている状態や、開閉を繰り返している状態で、遊技球が入賞可能な状態を、遊技者にとって有利な第1状態という。この第1状態以外の状態、すなわち、大入賞口(19)の扉が閉鎖されて、遊技球が入賞不可能な状態を、遊技者にとって不利な第2状態という。
【0028】
その他、遊技領域(13)には、遊技釘とともに遊技球の転動方向を変化させるランプ付き風車(20)、遊技球を遊技盤(10)の裏面に送るアウト口(21)、及びランプ表示装置(22)等が配置されている。
なお、図外の遊技機本体、すなわち発射装置や賞球排出装置については、図面の簡素化のため、ここでは省略する。
【0029】
図2は、遊技球通路部材(1)の正面図である。遊技球通路部材(1)は、特別図柄表示装置(14)の前面側に設けられ、遊技球を後述のように誘導する機能の他に、裏面に設けられた特別図柄表示装置(14)を装飾し、保護する機能をも有している。
【0030】
遊技球通路部材(1)は、主に、上面の左右方向中央部が左右両端より低くなるように湾曲した遊技球揺動通路(2)と、遊技球揺動通路(2)の後方中央部に設けられる3個の遊技球通過口(4a)(4b)(4c)と、遊技球揺動通路(2)の下方に設けられ、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)を通過した遊技球を前方へ誘導する遊技球誘導通路(5)等から形成されている。
【0031】
遊技球揺動通路(2)は、特別図柄表示装置(14)の前面下方に設けられ、かつその上面に乗った遊技球を左右方向に揺動させる。遊技球は、遊技球揺動通路(2)から、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)のいずれかに入球する。
【0032】
遊技球誘導通路(5)は、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)を通過した遊技球を前方の遊技盤(10)面に誘導可能なように、前方に向かって下り傾斜状に形成されるとともに、前後方向を向く2本の仕切部(3)をもって、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)に対応するように、3本の通路に区分されている。
【0033】
図3〜図5は、前述の遊技球揺動通路(2)及び遊技球通過口(4a)(4b)(4c)を詳細に説明するための図である。図示するように、遊技球揺動通路(2)及び遊技球通過口(4a)(4b)(4c)は、遊技球通路部材(1)を構成する他の部材から独立した1つの通路部材(2A)として形成され、図示しないネジにより遊技球通路部材(1)に組み付けられる。
【0034】
図3は、通路部材(2A)の上面図、図4は、同じく正面図、図5は、図4におけるV−V線に沿う縦断面図である。遊技球揺動通路(2)は、遊技球を奥行方向(後方)に誘導するために、奥行方向に向かって下り傾斜し、その左側寄りには、上方に突出する第1規制壁(7)が、奥行方向(後方)に向かって立設されている。また、遊技球揺動通路(2)の前端には、遊技球が遊技盤(10)の遊技領域(13)内に落下しないように、第2規制壁(8)が左右方向に立設されている。
【0035】
遊技球揺動通路(2)の奥行のほぼ中央位置には、左右に並ぶ遊技球通過口(4a)(4b)(4c)が設けられている。
遊技球揺動通路(2)における遊技球通過口(4a)(4b)(4c)の両脇には、前方へ急激に下り傾斜する急傾斜通路部(6)が形成されている。急傾斜通路部(6)は、遊技球揺動通路(2)の奥行方向の下り傾斜角度よりも、大きな傾斜角度を有している。これにより、最奥に向かった遊技球を、前方に押し戻すことが可能となっている。
【0036】
図6は、遊技球通路部材(1)の斜視図である。ここでは、遊技球の各種流下態様について説明する。なお、図示した遊技球(A1〜A5)は、矢印に従って移動するものとする。
【0037】
まず、発射装置から発射された遊技球(A1)は、遊技領域(13)に配置された図示しない遊技釘によって転動し、遊技球通路部材(1)付近の図示しない遊技釘によって跳ね上がって、遊技球揺動通路(2)に飛入する。遊技球揺動通路(2)に飛入した遊技球(A2)は、第1規制壁(7)に当接することにより、奥行方向(後方)に誘導された後に、遊技球揺動通路(2)の中央に誘導される。なお、第1規制壁(7)は、遊技球を奥行方向へ誘導する機能と、遊技球が中央方向へ移動するときの速度を減速させる機能と、遊技球が中央部側に移動した後の遊技球の左右方向の揺動範囲を規制する機能とを有している。
【0038】
このとき、遊技球揺動通路(2)の奥部に急傾斜通路部(6)があるため、遊技球は、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)の方向に向かっても、遊技球揺動通路(2)の前方に移動させられ、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)への入球が阻害される。
【0039】
また、遊技球揺動通路(2)の中央に移動した遊技球(A3)の動きに勢いがある場合には、遊技球(A4)のように、右方向に移動した後、左右方向に揺れ動く動作を繰り返す。
【0040】
最終的に、左右方向に揺動した遊技球(A3)は、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)のいずれかに入球する。入球した遊技球は、遊技球誘導通路(5)によって、前方に誘導されるとともに、遊技球(A5)のように、遊技盤(10)面の遊技領域(13)に落下させられる。また、遊技球通路部材(1)に遊技球が複数存在する場合には、遊技球同士が接触することで、さまざまな態様の移動を行う。
【0041】
なお、図1に示すように、遊技球誘導通路(5)の下方、より具体的には、遊技球通過口(4b)に対応する遊技球誘導通路(5)の直下には、特別図柄始動口(15)が配置されている。これにより、特別図柄始動口(15)に入賞する可能性は、遊技球通過口(4b)に対応する遊技球誘導通路(5)を通過する場合がもっとも高い。
【0042】
このように、特別図柄始動口(15)への入賞率が、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)によって異なることになるので、遊技者は、いずれの遊技球通過口(4a)(4b)(4c)に入球するのかを注目することにより、興趣感を増すことができる。また、仕切部(3)の高さは、少なくとも遊技球の直径よりも低く設定されているため、遊技球が仕切部(3)を乗り越える可能性が残されている。
【0043】
以上のように第1の実施形態によれば、遊技球通路部材(1)により、遊技球が遊技球揺動通路(2)を揺動する楽しみと、遊技球が遊技球誘導通路(5)に誘導される楽しみとを、連続して味わうことができ、遊技の面白味が向上する。
【0044】
加えて、遊技球揺動通路(2)の下方に遊技球誘導通路(5)を設けたことにより、両通路をコンパクトに配置することができ、遊技盤(10)面における部材配置の自由度が広がる。さらに、遊技球揺動通路(2)の奥行中央位置に設けた遊技球通過口(4a)(4b)(4c)から遊技球を前方に誘導するとともに、誘導した遊技球を遊技盤(10)面上に落下させることにより、遊技球通路部材(1)での遊技球の滞留時間を長くして、遊技者に興趣感を持続させることができる。
【0045】
さらに、遊技球通路部材(1)が、特別図柄表示装置(14)の前面に設けられているため、遊技者は、遊技球通路部材(1)から視線を大きくそらさずに、識別情報の変動表示を注目することができる。
【0046】
図7〜図12は、本発明における第2の実施形態を示す。
図7は、第2の実施形態における遊技球通路部材(31)の正面図、図8は、遊技球通路部材(31)の一部を構成する通路部材(32A)の上面図、図9は、図7におけるIX−IX線に沿う要部の拡大縦断面図、図10は、図7におけるX−X線に沿う要部の拡大縦断面図、図11は、図7におけるXI−XI線に沿う要部の拡大縦断面図、図12は、遊技球通路部材(31)の斜視図である。
【0047】
第2の実施形態における遊技球通路部材(31)は、第1の実施形態における遊技球通路部材(1)と外観形状が異なるものの、前記遊技球通路部材(1)と同様に、遊技球を誘導する機能と、特別図柄表示装置(14)を装飾し、保護する機能とを有している。
【0048】
遊技球通路部材(31)は、主に、上面の左右方向中央部が左右両端より低くなるように左右方向に湾曲するとともに、前後方向中央部が前後両端により低くなるように前後方向にも湾曲した遊技球揺動通路(32)と、遊技球揺動通路(32)の後方中央部に設けられる3個の遊技球通過口(33a)(33b)(33c)と、遊技球揺動通路(32)の下方に設けられ、遊技球通過口(33a)(33b)(33c)を通過した遊技球を前方へ誘導する3本の遊技球誘導通路(34a)(34b)(34c)と、遊技領域(13)を転動している遊技球を遊技球揺動通路(32)の上面へ案内し得るように遊技球揺動通路(32)に連絡された進入口(35)とから形成されている。
【0049】
遊技球揺動通路(32)の左右方向中央部(遊技球通過口(33a)(33b)(33c)が設けられた部分)には、遊技球を奥行方向(後方)に誘導するために、奥行方向に向かって下り傾斜する下り傾斜部(32a)が設けられている。また、遊技球揺動通路(32)における遊技球通過口(33a)(33c)の両脇には、前方へ向けて急激に下り傾斜する急傾斜通路部(36)が形成されている。
【0050】
遊技球誘導通路(34a)(34b)(34c)は、遊技球通過口(33a)(33b)(33c)を通過した遊技球を前方の遊技盤(10)面に誘導可能なように、前方に向かって下り傾斜状に形成されるとともに、前後方向を向く2本の仕切部(38)(38)をもって、遊技球通過口(33a)(33b)(33c)にそれぞれ対応するように区分されている。
【0051】
次に、第2の実施形態における遊技球通路部材(31)に進入した遊技球の動きについて説明する。
発射装置から発射された遊技球(A6)は、図12に示すように、遊技球通路部材(31)付近の遊技釘によって誘導されて進入口(35)に進入し、遊技通路部材(31)の裏面側に設けられたトンネル部(37)を通って遊技球揺動通路(32)に案内される。
【0052】
遊技球揺動通路(32)に案内された遊技球(A7)は、(A8)に示すように、奥行方向に誘導された後、急傾斜通路部(36)に乗り上げ、(A9)に示すように遊技球揺動通路(32)の前方へ戻される。
【0053】
これにより、遊技球揺動通路(32)の上面が前後及び左右方向に湾曲しているため、遊技球揺動通路(32)に乗った遊技球は、前後に揺動しながら左右方向の中央部に誘導されて、最終的に上面が後方へ下り傾斜している下り傾斜部(32a)に誘導されて、遊技球通過口(33a)(33b)(33c)のいずれかに入球する。入球した遊技球(A10)は、遊技球誘導通路(34a)(34b)(34c)のいずれかにより前方へ誘導されて遊技領域(13)に落下させられる。
【0054】
上述の第2の実施形態においては、遊技球揺動通路(32)に乗った遊技球が、左右及び前後方向に揺動するので、遊技球揺動通路(32)での滞留時間がより長くなるとともに、変化に富んだ遊技球の動作を楽しむことができ、遊技の快味がさらに向上する。
【0055】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能である。例えば、特別図柄表示装置(14)の左右に遊技球通過口を設けて、該通過口を通過した遊技球を遊技球揺動通路(2)に誘導させるようにすること、遊技球通過口(4a)(4b)(4c)または(33a)(33b)(33c)の数を3個以外にすること、遊技球誘導通路(5)または(34a)(34b)(34c)に仕切部(7)または(38)を設けないこと、仕切部(7)または(38)を遊技球が乗り越え不能な高さに設定すること、等が挙げられる。
【0056】
また、複数列の図柄が予め定められた表示態様となった場合に、大入賞口(19)が開放する遊技機として説明したが、本発明は、図柄が予め定められた特定表示結果となることにより、所定の入賞口が開放して(遊技者にとって有利な遊技状態)、開放期間中の所定の入賞口に遊技球が入賞した場合に、特定の入賞装置が開放する契機となる遊技機に対しても、適用可能である。
【0057】
【発明の効果】
(a)請求項1記載の発明によると、遊技球が遊技球揺動通路を左右方向に揺動する楽しみと、遊技球が遊技球誘導通路を誘導する楽しみを、連続して味わうことができ、遊技の面白味が向上し、遊技者に満喫感を与えることができる。さらに、遊技球揺動通路に乗った遊技球が、左右方向に加えて前後方向にも揺動するので、遊技球揺動通路での滞留時間が長くなるとともに、変化に富んだ遊技球の動作を楽しむことができ、遊技の快味がさらに向上する。
【0060】
)請求項記載の発明によると、請求項に係わる発明の効果に加えて、遊技球揺動通路の下方に遊技球誘導通路を設けたことにより、両通路をコンパクトに配置可能であり、遊技盤面の部材配置自由度が広がる。
さらに、左右及び前後方向に揺動している遊技球を、遊技球揺動通路の後方中央部に設けた遊技球通過口に誘導して、遊技盤面上に落下させることにより、遊技球通路部材での遊技球の滞留時間を長くして、遊技者に興趣感を持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施形態を適用した遊技機の一部分を構成する遊技盤の正面図である。
【図2】遊技球通路部材の正面図である。
【図3】通路部材の上面図である。
【図4】通路部材の正面図である。
【図5】図4におけるV−V線に沿う縦断面図である。
【図6】遊技球通路部材の斜視図である。
【図7】本発明に係わる第2の実施形態における遊技球通路部材の正面図である。
【図8】第2の実施形態における通路部材の上面図である。
【図9】図7におけるIX−IX線に沿う要部の拡大縦断面図である。
【図10】図7におけるX−X線に沿う要部の拡大縦断面図である。
【図11】図7におけるXI−XI線に沿う要部の拡大縦断面図である。
【図12】第2の実施形態における遊技球通路部材の斜視図である。
【符号の説明】
(1)遊技球通路部材
(2)遊技球揺動通路
(2A)通路部材
(3)仕切部
(4a)(4b)(4c)遊技球通過口
(5)遊技球誘導通路
(6)急傾斜通路部
(7)第1規制壁
(8)第2規制壁
(10)遊技盤
(11)外側ガイドレール
(12)内側ガイドレール
(13)遊技領域
(14)特別図柄表示装置(表示装置)
(15)特別図柄始動口
(15a)(15b)可動片
(16)普通図柄作動ゲート
(17)普通図柄表示装置
(17a)(17b)普通図柄表示領域
(18)変動入賞装置
(19)大入賞口
(20)ランプ付き風車
(21)アウト口
(22)ランプ表示装置
(31)遊技球通路部材
(32)遊技球揺動通路
(32A)通路部材
(32a)下り傾斜部
(33a)(33b)(33c)遊技球通過口
(34a)(34b)(34c)遊技球誘導通路
(35)進入口
(36)急傾斜通路部
(37)トンネル部
(38)仕切部
(A1)〜(A10)遊技球

Claims (2)

  1. 遊技機における遊技球通路部材において、
    上面の左右方向中央部が左右両端より低くなるように湾曲した遊技球揺動通路と、該遊技球揺動通路に設けられ、かつ前記遊技球揺動通路に乗った遊技球を通過させる遊技球通過口と、該遊技球通過口を通過した遊技球を前方へ誘導するとともに、遊技盤の遊技領域に落下させる遊技球誘導通路とを有し、前記遊技球揺動通路の上面を、前後方向中央部が前後両端より低くなるように湾曲させたことを特徴とする遊技機における遊技球通路部材。
  2. 遊技球揺動通路の上面の左右方向中央部を、後方へ下り傾斜させるとともに、遊技球通過口を前記遊技球揺動通路の後方中央部に設け、かつ遊技球誘導通路を、前記遊技球揺動通路の下方に設けたことを特徴とする請求項記載の遊技機における遊技球通路部材。
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