JP4317297B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子内視鏡装置、特に観察画像を光学的変倍機能により拡大可能となる装置等において、ストロボ発光機構を利用して静止画を形成するための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の内視鏡では、照明光により捉えられた被観察体像を拡大するために、観察距離を変更したり(バリフォーカル光学系)、又は焦点距離を可変にする(ズーム光学系)ための変倍駆動機構を挿入先端部に組み込み、この変倍機構の構成部材である可動レンズを駆動することが提案されている。これは、例えばモータの回転駆動力を多重コイルバネ部材等の線状の伝達部材を用いて変倍機構部へ伝達し、ここで回転運動を直線運動に変換して対物光学系の所定の可動レンズを前後移動させ、変倍動作を実行するものである。これによれば、被観察体像を拡大して観察することができ、微細な診断が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の変倍機能を有する電子内視鏡装置では、被観察体内を拡大して病巣などの詳細な画像をモニタ等で観察できる反面、この観察像にぶれが生じることがあるという問題がある。即ち、被観察体像を拡大するということは、観察部位の拍動によるぶれ、挿入時の先端部の揺れによるぶれ等が、標準観察時では小さなものであっても大きなぶれとして現れる(拡大強調される)ことを意味し、特に静止画を形成し、記録する場合には無視できないものとなる。
【0004】
この観察像のぶれを少なくするためには、固体撮像素子の電荷蓄積時間を制御して電子シャッタ速度を高くすることが考えられる。しかし、被観察体像の拡大時に電子シャッタ速度を高くすると、バリフォーカル光学系では内視鏡先端部と被観察体との距離が小さくなるために照明ムラが生じる。一方、ズーム光学系では内視鏡先端部と被観察体との距離は一定であるため、被観察体に十分な照明光が照射されず、露光量不足を起こすことになる。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、変倍機構を利用して撮像する場合等において画像のぶれを抑制して良好な静止画を形成することができる電子内視鏡装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る電子内視鏡装置は、被観察体を撮像する固体撮像素子と、この固体撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電子シャッタ回路と、絞りの開口量により光源からの出力光量を調整する絞り制御手段と、上記光源の発光制御により通常観察時に被観察体へ照射される照明光よりも強いストロボ光を瞬間的に発光させるストロボ発光手段と、フリーズ操作信号により静止画が選択されたとき、上記電子シャッタ回路により動画時よりも高速のシャッタ速度を設定すると共に、上記ストロボ発光手段によりストロボ光を発光するように制御する制御回路とを含んでなることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、観察像を対物光学系により光学的に拡大可能な光学変倍機構を設け、この光学変倍機構の動作時に静止画が選択されたとき、上記制御回路では、上記シャッタ速度の高速化及びストロボ発光を実行することを特徴とする。
【0007】
上記の構成によれば、フリーズ釦が押されたとき、動画時よりも露光時間が短くなる高速のシャッタ速度に設定され、かつストロボ光が発光される。このストロボ光は、光源ランプを瞬間的に高い電圧で発光させたり、ストロボ用に追加されたランプやLEDを通常のランプと共に点灯させたりすることにより得られる。これにより、照明ムラや露光量不足を起こすことなく短時間の撮像が可能となり、鮮明な画質の静止画を得ることができる。
【0008】
上記請求項2の構成によれば、光学変倍機構の例えば可動レンズを駆動することにより、広角(Far)端から拡大(Near)端まで観察距離が変えられ、被観察体の拡大した画像を得ることができる。そして、フリーズ釦が押されたとき、上記シャッタ速度(露光時間)の制御においては、標準状態で約1/60秒に設定した場合、変倍機能動作時には例えば1/500秒、1/1000秒というように、拡大率が高くなる程、高速になるように設定され、同時に、ストロボ光が出力される。これによれば、拡大静止画で顕著になるぶれが抑制されるので、良好な画質の拡大静止画を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1には、実施形態例に係る電子内視鏡装置の構成が示されており、図の電子内視鏡(スコープ)10は光源及びプロセッサ装置12にコネクタ接続される。この電子内視鏡10では、観察距離を変更するためのバリフォーカルな対物光学系や焦点距離を可変に対応させたズーム対物光学系として、前側レンズ13及び前後移動する可動レンズ14が設けられ、この可動レンズ14の後方に、被観察体の像光を入射するCCD16が配置される。
【0010】
上記可動レンズ14は、レンズ移動機構部18、線状伝達部材19及び変倍モータ部20からなる光学変倍駆動機構(この機構の詳細は、例えば特願平11−75262号等に示される)によって駆動されることになる。上記レンズ移動機構部18は、回転運動を直線運動に変換するために、例えば可動レンズ14の保持部材に雌ネジ部を設け、この雌ネジ部に回転駆動体の雄ネジ部を螺合させ、この回転駆動体に線状伝達部材19を連結する構成となっている。
【0011】
この線状伝達部材19としては、多重コイルバネ部材等が用いられ、この線状伝達部材19は、変倍モータ部20内の駆動モータに接続される。従って、この光学変倍駆動機構によれば、モータの回転駆動により線状伝達部材19を回転させ、この回転が上記回転駆動体とレンズ保持部材の連結によって直線運動に変換されることになり、この結果、可動レンズ14が前後移動して変倍動作が行われる。なお、可動レンズ14の駆動手段はその他のアクチュエータで代用することができる。
【0012】
当該例では、可動レンズ14を前側へ繰り出すことにより観察距離(焦点距離)が広角(縮小)方向へ、後側へ後退させることにより拡大方向へ設定される。また、この変倍(或いはズーム)を操作する変倍スイッチ(例えばシーソースイッチ)21が操作部等に設けられ、例えばこの変倍スイッチ21の端子aへの接続により拡大方向、端子bへの接続により広角方向の操作が行われ、またその押し量によって変位スピードを変えることができる。
【0013】
また、上記可動レンズ14の上側保持部材にエンコーダ23が取り付けられ、このエンコーダ23によって可動レンズ14の変倍位置(駆動位置)が検出される。このエンコーダ23の出力は、変倍モータ部20へ供給され、この現在の検出位置と目標の変倍位置とに基づいて位置制御が行われる。また、電子内視鏡10では、その操作部に静止画を形成し記録するためのフリーズ釦25が配置される。
【0014】
一方、光源及びプロセッサ装置12には、各回路を統括制御するCPU28及び電子シャッタ回路30が設けられ、このCPU28は、上記フリーズ釦25の操作信号を入力して静止画形成の制御をすると共に、後述するストロボ発光制御を実行する。このCPU28には、上記変倍動作の拡大位置を把握するためのエンコーダ23の出力がA/D(アナログ/デジタル)変換器27を介して入力されると共に、ROM29が接続され、このROM29には、拡大率に応じて高速化させる電子シャッタ速度或いは静止画選択時に光束化させる電子シャッタ速度の制御パターン(テーブル)データ等が記憶される。
【0015】
上記電子シャッタ回路30は、タイミングジェネレータ(TG)を含み、上記CCD16を駆動する駆動信号によって電子シャッタを制御しており、フリーズ釦25が操作されたとき、又は変倍スイッチ21が操作されたときに上記CPU28の指令信号を受けて電子シャッタの高速化制御を実行する。即ち、上記ROM29に記憶された電子シャッタの制御パターンに基づき、CCD16の電荷蓄積動作での掃出し時間を調整して電荷蓄積時間(露光時間)を変化させることにより、変倍機構の不動作時に比べて高くなるシャッタ速度を設定する。この電子シャッタ速度制御により、画像拡大時に顕著となる画像のぶれを抑制することが可能となる。
【0016】
一方、上記CCD16で得られたビデオ信号を画像処理するために、クランプ処理や信号増幅処理等をするCDS(Correlated Double Sampling−相関二重サンプリング)/AGC(Automatic Gain Control−自動利得制御)回路32、A/D変換器33、例えば色差信号C及び輝度信号Yを形成し、かつガンマ補正、輪郭補正等の各種の処理をする信号処理回路34、D/A変換器35、モニタへの出力処理をするエンコーダ36等が設けられる。
【0017】
上記電子内視鏡10からこの光源及びプロセッサ装置12の光源部まで、ライトガイド38が配設され、このライトガイド38の光入射端に、集光レンズ39を介して絞り40が設けられ、この絞り40の後方に光源ランプ41が配置される。上記絞り40は、不図示の絞り駆動回路で駆動されており、その開口量を変えることにより出力光量を調整し、画像の明るさを一定に維持することができる。
【0018】
上記光源ランプ41には、ランプ41の通常の点灯とストロボ発光の制御をするストロボ発光回路42が接続されており、このストロボ発光回路42では、動画形成時に通常の点灯電圧を出力し、フリーズ釦25が押されたときには、所定期間だけ(1垂直走査期間以上の期間)瞬間的に上記通常電圧よりも高い電圧まで立ち上がる点灯電圧を供給し、当該ランプ41をストロボ発光させる。
【0019】
上記実施形態例は以上の構成からなり、その作用を図2を参照しながら説明する。図1の光源ランプ41からの光はライトガイド38を介して電子内視鏡10の先端部から照射され、これにより被観察体内が対物光学系13,14を介してCCD16で捉えられる。当該例では、この電子内視鏡10の操作部の変倍スイッチ21又はフリーズ釦25が操作されないときは、電子シャッタ回路30でのシャッタ速度制御は実行されず、約1/60秒の時間に蓄積された電荷が読み出される。そして、この読出し信号がビデオ信号として処理されることにより、エンコーダ48からは色差信号Cと輝度信号Yが出力され、これによってモニタに被観察体内の画像が表示される。
【0020】
一方、変倍スイッチ21が操作されると、変倍モータ部20の駆動で線状伝達部材19を回転させることにより、レンズ移動機構部18を介して可動レンズ14が標準位置から前側へ移動し、画像が拡大される。これと同時に、エンコーダ23で検出された可動レンズ14の光学変倍位置は変倍モータ部20へ供給されると共に、現在の変倍位置情報としてCPU28へも供給される。
【0021】
そして、フリーズ釦25が押されると、図2(A)に示されるフリーズ操作信号f1 がCPU28へ入力され、このCPU28は、まずストロボ光発光の指令をストロボ発光回路42へ与える。そうすると、ストロボ発光回路42では、動画形成時の信号電圧V1 に比べて短い期間だけ瞬時に立ち上がる波形の電圧V2 をランプ41へ供給することになり、これによってストロボ光が数垂直操作期間の間、出力される。
【0022】
当該例では、このフリーズ釦25が押されたとき、同時にCCD16における電子シャッタが高速化される。即ち、CPU28は電子シャッタ回路30に対し静止画形成時の高速化指令を出力することになり、この電子シャッタ回路30では、例えばシャッタ速度を1/60秒から1/200秒に切り替える。図2(D)には、垂直同期信号のタイミングが示され、図2(E)には図2(D)の垂直同期信号を拡大したものにおいてCCD16に与えられる掃出しパルスφSUBの出力状態が示されており、この掃出しパルスφSUBの出力が停止された後の電荷蓄積時間H0 、例えば1/200秒がシャッタ速度となる。
【0023】
そして、図2(F)に示されるように、上記シャッタ速度H0 の終了時のタイミングt0 でCCD16からビデオ信号が読み出され、このビデオ信号は、図2(G)に示されるように、ほぼ同一のタイミングで輝度レベルの判定が行われる。即ち、図1の信号処理回路34から出力された例えば輝度信号をCPU28が入力し、このCPU28により画像の明るさが良好であるか否かが判定され、所定の基準値を満足している場合は、図2(H)に示されるように、上記シャッタ速度H0 で得られた静止画が出力される。
【0024】
一方、フリーズ操作信号f2 が出力されたときで、例えば図2(F)に示すシャッタ速度H1 (例えば1/500秒)で得られたビデオ信号の輝度レベルが所定の基準値を満足しないとき、CPU28はシャッタ速度をH2 (例えば1/400秒)に低速化し、同様の輝度レベルの判定を行う。そして、このH2 でも輝度レベルが上記基準値を具備しないときは、更に低速のシャッタ速度H3 (例えば1/300秒)に設定する。この場合は、図2(H)に示されるように、所定の明るさを満足するシャッタ速度H3 で得られた静止画が出力される。
【0025】
当該例では、上記のストロボ発光及び電子シャッタの高速化は、変倍が操作されているか否かに拘わらず行われるが、これは変倍スイッチ21により変倍操作したときに特に有効である。即ち、被観察体を拡大すると、ぶれが強調され、静止画では見難い状態となる場合がある。従って、ストロボ発光により光量を増加させ、この光量増加に対応した時間だけシャッタ速度を高速化すれば、ぶれの影響が少なくなり、良好な画質の拡大静止画を得ることが可能となる。
【0026】
また、当該例では、動画形成中でストロボ光を発光しないときにも、変倍操作時にはシャッタ速度の高速化を実行するようになっている。即ち、上記CPU28は変倍動作中に電子シャッタ回路30に対し高速化の指令をしており、この電子シャッタ回路30では、例えば拡大率が高くなる程、高速のシャッタ速度となるように制御される。これによれば、変倍動作中は、動画においてもシャッタ速度の高速化によりぶれの影響が少なくなる。
【0027】
そして、このときにフリーズ釦25が押された場合は、電子シャッタ回路30によりスイッチ操作直前に設定されていたシャッタ速度を基準にして更に所定時間だけ高速となるシャッタ速度を設定し、同時にストロボ発光回路42によりストロボ発光を実行する。これによって、静止画の更なる良質化が達成できることになる。
【0028】
上記実施形態例では、静止画形成におけるのストロボ発光及び電子シャッタの高速化は変倍操作をしないときでも行うようにしたが、これを変倍動作時、即ち画像ぶれが顕著となる拡大時のみに限定してもよい。
【0029】
図3には、ストロボ発光に関する他の構成例が示されており、これは予備の光源ランプを追加してストロボ発光を実行するものである。図3において、ランプ41とは別個にストロボ発光用のランプ45が設けられ、これらのランプ41,45を点灯制御するストロボ発光回路46が配置される。そして、上記ランプ41の前方に回動式のハーフミラー47、他方のランプ45の前方に固定式のミラー48が設けられる。
【0030】
このような図3の構成によれば、動画形成時は光源ランプ41のみを点灯することになるが、フリーズ釦25が押されたときには、ストロボ発光回路46によりランプ41と共にランプ45を点灯させ、同時にハーフミラー47を45度の位置まで駆動してランプ41の前方に配置する。この結果、ランプ41と45の加算光がストロボ光として出射されることになり、これによって動画時よりも明るい照明光によって被観察体の静止画が形成される。
【0031】
図4には、ストロボ発光に関する更に他の構成例が示されており、これはストロボ発光のために追加されるLED(発光ダイオード)を先端部に設けたものである。図4において、電子内視鏡50の先端にLED51が取り付けられ、この電子内視鏡50が接続されるプロセッサ装置52内にLED電源回路53及びこの電源回路53を駆動するCPU54が設けられ、またライトガイド38が接続される光源装置55には光源ランプ41を点灯させる点灯回路56が設けられる。
【0032】
このような図4の構成によれば、動画形成時は点灯回路56により光源ランプ41のみを点灯することになるが、フリーズ釦25が押されたときには、CPU54によりLED電源回路53をオンにして先端部のLED51を点灯させる。この結果、ランプ41とLED51の加算光がストロボ光として出射されることになり、これによって動画時よりも明るい照明光によって被観察体の静止画が形成される。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、固体撮像素子、電子シャッタ回路、絞り制御手段、及び通常観察時の照明光よりも強いストロボ光を発光させるストロボ発光手段を備え、フリーズ操作信号により静止画が選択されたとき、電子シャッタ回路により動画時のシャッタ速度よりも高速となるシャッタ速度を設定すると共に、ストロボ発光手段によりストロボ光を発光するようにしたので、画像のぶれをなくし、照明ムラや露光量不足のない良好な静止画を形成することが可能となる。
【0034】
請求項2の発明によれば、観察像を対物光学系により光学的に拡大可能な光学変倍機構を設け、この光学変倍機構の動作時に静止画が選択されたとき、上記シャッタ速度の高速化及びストロボ発光を実行するようにしたので、拡大画像において顕著となる画像のぶれを防止した良好な静止画を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る電子内視鏡装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態例の動作を示すフローチャートである。
【図3】実施形態例においてストロボ発光の他の構成例を示す図である。
【図4】実施形態例においてストロボ発光の更に他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10,50 … 電子内視鏡、
12 … 光源/プロセッサ装置、
14 … 可動レンズ、 16 … CCD、
19 … 線状伝達部材、 20 … 変倍モータ部、
21 … 変倍スイッチ、
28,54 … CPU、
30 … 電子シャッタ回路、
41,45 … 光源ランプ、
42 … ストロボ発光回路、
51 … LED。
Claims (2)
- 被観察体を撮像する固体撮像素子と、
この固体撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電子シャッタ回路と、
絞りの開口量により光源からの出力光量を調整する絞り制御手段と、
上記光源の発光制御により通常観察時に被観察体へ照射される照明光よりも強いストロボ光を瞬間的に発光させるストロボ発光手段と、
フリーズ操作信号により静止画が選択されたとき、上記電子シャッタ回路により動画時よりも高速のシャッタ速度を設定すると共に、上記ストロボ発光手段によりストロボ光を発光するように制御する制御回路とを含んでなる電子内視鏡装置。 - 観察像を対物光学系により光学的に拡大可能な光学変倍機構を設け、この光学変倍機構の動作時に静止画が選択されたとき、上記制御回路では、上記シャッタ速度の高速化及びストロボ発光を実行することを特徴とする請求項1記載の電子内視鏡装置。
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