JP2002200040A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JP2002200040A
JP2002200040A JP2000399717A JP2000399717A JP2002200040A JP 2002200040 A JP2002200040 A JP 2002200040A JP 2000399717 A JP2000399717 A JP 2000399717A JP 2000399717 A JP2000399717 A JP 2000399717A JP 2002200040 A JP2002200040 A JP 2002200040A
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electronic
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JP2000399717A
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Kazuhiro Yamanaka
一浩 山中
Mitsuru Higuchi
充 樋口
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学変倍機構を採用する場合に生じるレンズ
窓の曇りをなくすと共に、絞り制御によるハンチング現
象を抑制し、良好な明るさの画像を得る。 【解決手段】 可動レンズ11を用いた光学変倍機構、
絞り部材35により光源光量を制御する制御回路、CC
D12の電荷蓄積時間を電子シャッタ速度として可変設
定するTG/電子シャッタ制御回路23を備える。そし
て、通常では電子シャッタ速度を所定値に固定して絞り
部材35による光量制御を行うが、例えばこの絞り位置
が半分の開口量以下で、上記可動レンズ11が中点から
Naer端の範囲へ駆動されたとき、上記絞り部材35
をその時の絞り位置に固定し、電子シャッタ速度を可変
設定することにより、画像明るさを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子内視鏡装置、特
に観察距離を可変設定する光学変倍機構を備えた電子内
視鏡装置における光源光量制御及び電子シャッタ制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置では、被観察体の明るさ
を調整する手段として光源光量制御手段が設けられてお
り、これによれば例えば機械的な絞り機構を光源光の出
力部に配置し、この絞り機構の開口量を制御することに
より、光源出力光量が可変設定される。この光源光は、
ライトガイドを介してスコープ先端部から被観察体内に
照射され、この被観察体は固体撮像素子であるCCD
(Charge Coupled Device)で撮像されることになり、
このCCDからの出力信号に基づいてモニタ等へ表示す
るための映像信号(ビデオ信号)が形成される。
【0003】一方、このCCDにおいては、その電荷蓄
積時間をシャッタ速度として可変制御することにより、
ビデオ信号の明るさ(露光量)を調整することが可能で
あり、モニタ画面上の被観察体の明るさは上記光源光の
光量制御又はこの電子シャッタ速度制御によって最適な
状態に設定される。この光源部の光量制御と電子シャッ
タ制御は、明るさ調整のみを考えると何れか一方を採用
すればよいが、光源光量制御を用いた場合は、露光時間
が短くならないので、動画形成時の動きが滑らかな被観
察体画像が得られ、また絞り開口量を全開にすることが
少ないので、内視鏡先端部の発熱を押さえることができ
る等の利点がある。
【0004】更に、近年では、観察距離を光学的に変え
る光学変倍機構が対物光学系に組み込まれ、この変倍機
構によって拡大された被観察体画像を表示して観察する
ことが行われる。即ち、スコープ先端部の対物光学系に
変倍のための可動レンズを配置し、変倍スイッチ等の操
作に基づき、上記可動レンズをモータに接続された線状
伝達部材によって前後移動させることにより、遠距離端
から近距離端まで観察距離を変化させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
光学変倍機構が採用された電子内視鏡装置では、上記光
源光量制御の絞りを全開近傍で継続して使用すると、内
視鏡先端部等が発熱し、近距離側に焦点合せされるとき
にレンズ窓(照射窓及び観察窓)が曇ることが起こる。
即ち、観察距離が近距離側へセットされると内視鏡先端
部も被観察体へ近接するため、被観察体表面部の水分が
レンズ窓に付着し易くなる。
【0006】また、観察距離が近距離端近傍に設定され
ているときは、内視鏡先端部(照射窓)が被観察体へ近
接する状態で光源光量制御の絞り開口量が小さく絞られ
ることから、絞り制御においてハンチング現象の発生傾
向が高まるという不具合があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、光学変倍機構を採用する場合に生
じるレンズ窓の曇りをなくすと共に、絞り機構のハンチ
ング現象を抑制し、良好な明るさの画像を得ることがで
きる電子内視鏡装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、被観察体を光学的に変倍す
る光学変倍機構と、この光学変倍機構を介して被観察体
を撮像する撮像素子とを有する電子内視鏡装置におい
て、光源からの出力光量を可変設定する光源光量制御手
段と、上記撮像素子の電荷蓄積時間を電子シャッタ速度
として可変設定する電子シャッタ回路と、上記光源光量
制御手段及び電子シャッタ回路を制御することにより、
通常では電子シャッタ速度を所定の固定値に設定し、か
つ上記出力光量を可変設定し、一方上記光学変倍機構に
より観察距離が遠距離端から近距離端へ向けて駆動され
たとき、上記出力光量を所定の固定値に設定し、かつ上
記電子シャッタ速度を可変設定する制御回路とを設けた
ことを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、上記光源光量制御
手段として絞り機構を備え、上記制御回路は、上記絞り
機構の絞り開口量が所定値以下となり、かつ上記観察距
離が近距離側へ駆動されたときに、上記絞り開口量を所
定の固定値に設定し、かつ上記電子シャッタ速度を可変
制御することを特徴とする。
【0010】上記の構成によれば、通常では、電子シャ
ッタ速度を所定値、例えば1/60秒に固定して光源光
量制御手段の絞り機構(又はランプ電圧)により画像の
明るさの制御が行われるが、光学変倍機構で設定される
観察距離が例えば中点(又は遠距離端)より近距離端近
傍へ駆動されたときには、絞り開口量が現在の値に固定
され、電子シャッタ速度の可変制御に切り替えられる。
従って、観察距離が近距離側に設定された場合は、絞り
機構による光源光量制御ではなく、電子シャッタ速度の
制御による明るさ制御が行われる。
【0011】また、上記請求項2の構成によれば、絞り
開口量が例えば半分以下になったか否かの判定を加え、
半分以下になりかつ観察距離が近距離側へ駆動されたと
き、絞り開口量が現在の値に固定され、電子シャッタの
可変制御に切り替えられる。従って、この場合は、絞り
開口量が半分よりも大きいとき、またこの半分以下で観
察距離が中点よりも遠距離側にあるときには絞り制御に
より先端部の発熱が抑制され、絞り開口量が半分以下で
観察距離が中点から近距離側にあるときにはハンチング
現象が防止され、この発熱の抑制及びハンチング防止が
確実にできることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態の第1例に係
る電子内視鏡装置の構成が示されており、図示されるよ
うに、スコープである電子内視鏡10の先端部には、変
倍のための可動レンズ11を含む対物光学系、この対物
光学系による結像を捉えるCCD12、照射光を導くラ
イトガイド13が配置される。上記可動レンズ11に
は、例えば先端駆動部14、線状伝達部材15を介して
モータ16が接続されており、このモータ16はモータ
ドライブ回路17及び駆動部マイコン18、そして全体
を統括制御するマイコン20によって駆動制御される。
【0013】即ち、電子内視鏡10の操作部等に設けら
れた変倍スイッチを操作すると、モータ16が所定方向
に回転制御され、この回転が線状伝達部材15にて先端
駆動部14に伝達される。そして、この先端駆動部14
では、回転運動を直線運動に変換して可動レンズ11を
所定方向へ移動させることにより、図2(B)に示され
るように、観察距離を遠距離端(Far端P)から近
距離端(Near端P )まで変化させることができ
る。また、上記先端駆動部14において、可動レンズ1
1の移動位置をエンコーダ等で検出し、又は上記モータ
16の回転制御量等をマイコン20で把握することによ
り、図2(B)のレンズ位置P,P(中点),P
等を判定することができる。
【0014】一方、上記CCD12には、各種のタイミ
ング信号を出力すると共にCCD12に対する電子シャ
ッタの制御を行うタイミングジェネレータ(TG)/電
子シャッタ制御回路23、CCD12の出力信号を入力
するCDS(相関二重サンプリング)/AGC(自動利
得制御)回路24、A/D変換器25、デジタルビデオ
信号についてガンマ処理等の各種の映像処理を施すDV
P(デジタルビデオプロセッサ)26が接続される。
【0015】そして、上記TG/電子シャッタ制御回路
23は、画像の明るさを所定の状態に維持するために、
上記マイコン20の制御信号に基づいてシャッタ速度の
制御を行うことができる。即ち、マイコン20は上記D
VP26から入力した輝度信号(或いは所定領域の測光
値等)により、画像(画面)の明るさを判定しており、
この明るさを一定に維持するための制御信号をTG/電
子シャッタ制御回路23へ供給する。
【0016】そして、このTG/電子シャッタ制御回路
23では、上記の制御信号に基づき掃出しパルスを発生
させ、例えば1/60秒〜1/10000秒のシャッタ
速度を設定する。即ち、CCD12では掃出しパルスに
て画素単位で蓄積された電荷を掃き捨て、その後に蓄積
された電荷を読出しパルスで読み出すことによりビデオ
信号を出力しており、上記掃出しパルス送出停止のタイ
ミング制御によって電荷の蓄積時間、即ちシャッタ速度
が可変設定される。
【0017】また、上記電子内視鏡10が接続されるプ
ロセッサ装置28には、上記DVP26の出力信号を入
力する画像メモリ29、D/A変換器30が設けられ、
このD/A変換器30の出力がモニタ等へ供給される。
また、プロセッサ装置28内の回路を統括制御すると共
に、後述する光源部の光量を制御するマイコン31が設
けられる。
【0018】このプロセッサ装置28内に設けられる光
源部(或いは別体に設けられる光源装置)33には、電
子内視鏡10に配置されたライトガイド13(光入力
端)が接続されており、このライトガイド13へ光源光
を供給するために、絞り部材35、光源ランプ36が設
けられる。また、この光源ランプ36を点灯させる点灯
回路37、図2(A)に示される絞り部材35の絞り位
置(開口量)p〜pを設定して出力光量を制御する
絞り制御回路38が設けられる。
【0019】上記光源部33では、画像の明るさを所定
の状態に維持するために、ビデオ信号に基づいて出力光
量の制御を行う。即ち、電子内視鏡10側のマイコン2
0はDVP26で得られる輝度信号等により画像の明る
さを判定し、このマイコン20と上記マイコン31によ
り、明るさを一定に維持するための制御信号が絞り制御
回路38に与えられる。この絞り制御回路38では、上
記制御信号に基づいて絞り部材35の図2(A)の絞り
位置p〜pを設定することにより光源出力光量が可
変制御され、これにより、画像の明るさが一定に保たれ
る。
【0020】また、上記絞り部材35の絞り位置p
は、絞り部材35の駆動量をセンサ等で検出し、又
は絞り制御量を上記絞り制御回路38やマイコン20で
把握することにより、図2の絞り位置p(最小開口位
置),p(半分開口位置),p(全開位置)等を判
定することができる。
【0021】更に、上記マイコン20及びマイコン31
は、通常時では、TG/電子シャッタ制御回路23のシ
ャッタ速度を所定置に固定して、上記絞り部材35の開
口量設定により画像の明るさを一定に維持するように制
御する。一方、この絞り部材35が半分の開口量以下、
即ち絞り位置がpからpの範囲にあるか否か及び上
記可動レンズ11が拡大の中点Pから近距離端P
範囲に駆動されているか否かを判定し、両方の条件を満
たす時には、その時の絞り開口位置に絞り部材35を固
定し、電子シャッタ速度の可変設定により明るさを一定
にする制御を実行する。
【0022】第1例は以上の構成からなり、図3に基づ
いて光源光量制御及び電子シャッタ制御の動作を説明す
る。図3に示されるように、装置の電源スイッチがオン
されると(Step101)、Step102にて光学拡大機能
のイニシャライズが行われ、可動レンズ11が基準位置
であるFar端(P)へセッティングされる。次のSt
ep103では、TG/電子シャッタ制御回路23により
シャッタ速度を例えば1/60秒(1/100秒等でも
よい)に固定設定し、上記絞り制御回路38を介して絞
り部材35の絞り開口量の可変設定が行われる。
【0023】即ち、上述したようにDVP26ではビデ
オ信号に対し各種の画像処理が施されると共に、輝度信
号(又は測光値)が検出され、この輝度信号を入力した
マイコン20,31は、明るさの制御信号を絞り制御回
路38へ出力する。そうして、この絞り制御回路38で
は上記制御信号に基づき絞り部材35の絞り位置p
を設定することにより開口量が調整され、これによ
りビデオ信号の明るさが一定に維持される。
【0024】次のStep104では、上記絞り部材35の
絞り位置が半分の開口量位置p以下であるか否かを判
定しており、”N(NO)”のときはStep103へ戻
り、”Y(YES)”のときには、Step105にて可動レ
ンズ11が中点P(他の点でもよい)からNear側
に移動しているか否かを判定する。このStep105
で、”Y”のときには、Step106にて絞り部材35の
位置を現在の位置に固定する。例えば、図2に示される
ように、絞り位置がpに設定されているとき、可動レ
ンズ11が中点からNear端側へ移動したとすると、
位置pに絞り部材35が固定され、電子シャッタ制御
が開始される。
【0025】この電子シャッタ制御では、上記TG/電
子シャッタ制御回路23がDVP26から入力した現在
の輝度信号等に基づき、明るさの制御信号を行うことに
なり、1/60秒から1/10000秒のシャッタ速度
の設定により、CCD12の蓄積電荷時間が可変制御さ
れ。この結果、良好な明るさで光学拡大した被観察体画
像が形成される。
【0026】このような制御によれば、絞り位置が開口
量半分から全開の位置にある場合は観察距離に拘わら
ず、また半分開口量以下の場合は、観察距離が中点より
も遠距離側にあるとき、絞り部材35による光源光量可
変制御が行われるので、常に絞り全開に近い状態で使用
する場合に比べ、内視鏡先端部での熱の発生が抑制され
る。一方、絞り位置が半分開口量位置p以下で、かつ
観察距離が中点Pから近距離側にあるときは、光源光
量可変制御ではなく、電子シャッタ制御が実行されるの
で、絞り部材35のハンチング現象が防止される。
【0027】なお、上記図3の動作において、Step10
4にて絞り位置の判定を行っているが、このStep104
の判定をすることなく、Step105のみの判定としても
よい。また、当該実施形態例では、可動レンズ11がF
ar端PからNear端P まで連続的に駆動される
場合について説明したが、単に可動レンズ11がFar
端とNear端の2点に駆動される場合にも適用するこ
とができる。
【0028】上記光源部33では、画像の明るさを所定
の状態に維持するために、ビデオ信号に基づいて出力光
量の制御を行う。即ち、電子内視鏡10側のマイコン2
0はDVP26で得られる輝度信号等により画像の明る
さを判定し、このマイコン20と上記マイコン31によ
り、明るさを一定に維持するための制御信号が絞り制御
回路38に与えられる。この絞り制御回路38では、上
記制御信号に基づいて絞り部材35の図2(A)の絞り
位置p〜pを設定することにより光源出力光量が可
変制御され、これにより、画像の明るさが一定に保たれ
る。
【0029】図4には、実施形態の第2例に係る構成が
示されており、この第2例はランプ電圧(又は電流)を
変えることにより光源出力光量を可変制御する。即ち、
図4の点灯回路37に、ランプ電圧を可変設定するラン
プ電源部40が設けられ、このランプ電源部40をマイ
コン41が制御するように構成される。そして、図5に
示されるように、例えば最大電圧Vに対し基準電圧V
を設定したとすると、この基準電圧Vから15%程
度高い電圧Vが中間電圧とされる。
【0030】この第2例の構成によれば、マイコン41
はDVP26から得られた輝度信号に基づき、明るさの
制御信号をランプ電源部40へ供給し、このランプ電源
部40は制御信号に基づいてランプ電圧(又は電流)を
可変制御する。従って、この場合は、ランプ36自体の
発光量の調整によって光源出力光量が変化し、これによ
ってビデオ信号の明るさが一定に維持される。
【0031】そうして、図6の動作が行われ、Step20
4では、上記ランプ電源部40で設定されるランプ電圧
がV(基準電圧の15%増し)以下であるか否かを判
定し、”Y(YES)”のときに、Step205にて可動レ
ンズ11が中点PからNear側に移動しているか否
かを判定する。このStep205で、”Y”のときには、
次のStep206にてランプ電圧を現在の設定電圧に固定
する。例えば、図5に示されるように、ランプ電圧がV
に設定されているとき、可動レンズ11が中点からN
ear端側へ移動したとすると、この電圧Vにランプ
電圧が固定されて電子シャッタ制御が開始される。
【0032】この電子シャッタ制御は、上記第1例の場
合と同じであり、1/60秒から1/10000秒のシ
ャッタ速度の設定により、CCD12の蓄積電荷時間が
可変制御され、この結果、良好な明るさで光学拡大した
被観察体画像が形成される。このような絞り機構によら
ない第2例によっても、内視鏡先端部での熱の発生が抑
制される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光源光量制御手段と電子シャッタ回路とを設け、通常で
は電子シャッタ速度を所定の固定値に設定し、かつ光源
出力光量を可変設定し、一方光学変倍機構により観察距
離が遠距離端から近距離端へ向けて駆動されたとき、光
源出力光量を所定の固定値に設定し、かつ上記電子シャ
ッタ速度を可変設定するように制御したので、先端部で
の熱発生を抑制し、光学変倍機構を採用する場合に生じ
るレンズ窓の曇りをなくすことができる。また、光源光
量制御手段として絞り機構を用いるばあいは、絞り機構
のハンチング現象を抑制することが可能となる。更に
は、動画形成時の動きが滑らかな良好な被観察体画像が
得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の第1例に係る電子内視鏡装
置の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】第1例の絞り部材の絞り位置[図(A)]及び
光学的変倍の可動レンズ位置[図(B)]を示す図であ
る。
【図3】第1例の動作を示すフローチャート図である。
【図4】実施形態の第2例に係る電子内視鏡装置の構成
を示す回路ブロック図である。
【図5】第2例で設定されるランプ電圧[図(A)]及
び光学的変倍の可動レンズ位置[図(B)]を示す図で
ある。
【図6】第2例の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10 … 電子内視鏡(スコープ)、11 … 可動レ
ンズ、 12 … CCD、13 … ライトガイ
ド、20,31,41 … マイコン、23 … TG
/電子シャッタ制御回路、26 … DVP、 28
… プロセッサ装置、33 … 光源部、 35 …
絞り部材、38 … 絞り制御回路(位置検出)、40
… ランプ電源部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 C 5/235 5/235 7/18 7/18 M Fターム(参考) 2H040 BA03 BA11 BA14 CA10 GA02 4C061 CC06 FF40 GG01 LL01 PP12 RR02 RR06 SS04 5C022 AA08 AB12 AB15 AB40 AB44 AC42 AC52 AC54 AC74 CA00 5C054 CC07 CG08 EA01 FF02 HA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被観察体を光学的に変倍する光学変倍機
    構と、この光学変倍機構を介して被観察体を撮像する撮
    像素子とを有する電子内視鏡装置において、 光源からの出力光量を可変設定する光源光量制御手段
    と、 上記撮像素子の電荷蓄積時間を電子シャッタ速度として
    可変設定する電子シャッタ回路と、 上記光源光量制御手段及び電子シャッタ回路を制御する
    ことにより、通常では電子シャッタ速度を所定の固定値
    に設定し、かつ上記出力光量を可変設定し、一方上記光
    学変倍機構により観察距離が遠距離端から近距離端へ向
    けて駆動されたとき、上記出力光量を所定の固定値に設
    定し、かつ上記電子シャッタ速度を可変設定する制御回
    路とを設けたことを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 上記光源光量制御手段として絞り機構を
    備え、上記制御回路は、上記絞り機構の絞り開口量が所
    定値以下となり、かつ上記観察距離が近距離側へ駆動さ
    れたときに、上記絞り開口量を所定の固定値に設定し、
    かつ上記電子シャッタ速度を可変制御することを特徴と
    する上記請求項1記載の電子内視鏡装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005245553A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Pentax Corp 明るさ調整処理可能な電子内視鏡装置のビデオスコープ
JP2007195850A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Fujinon Corp 電子内視鏡装置

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