JP2001148804A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

Info

Publication number
JP2001148804A
JP2001148804A JP33018799A JP33018799A JP2001148804A JP 2001148804 A JP2001148804 A JP 2001148804A JP 33018799 A JP33018799 A JP 33018799A JP 33018799 A JP33018799 A JP 33018799A JP 2001148804 A JP2001148804 A JP 2001148804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
gradation conversion
shutter speed
data
electronic still
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33018799A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirayama
広 平山
Tatsuyoshi Yamada
達喜 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP33018799A priority Critical patent/JP2001148804A/ja
Publication of JP2001148804A publication Critical patent/JP2001148804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】入射光量が大きい場合や入射光量が少ない場合
でも被写体の撮像する部位の探索、画角決め、ピント合
わせ動作が容易にでき、プレビュー画像観察時でも記録
画像撮影時の画像を簡単に確認する。 【解決手段】前回のシャッター速度Tpとシャッター速
度Twとを比較し、変化が無い場合は露出条件を変更し
ないで終了し、変化がある場合は露出条件再設定処理、
すなわちシャッター速度Twが1/30[秒]より遅い
場合に不適当と判断し、観察標本10から撮像素子21
への入射光量の不足によりシャッター速度Twがプレビ
ュー画像撮影用として不適当と判定された場合に、露出
時間を1/30[秒]と速くし、かつプレビュー画像の
明るさが不足することを階調変換部25の階調変換デー
タを調整することにより補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば顕微鏡など
の各種光学機器等に取り付けられて、被写体となる標本
のプレビュー画像と記録画像との露出条件の制御を行う
機能を有する電子スチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像をデジタルデータとして記録
する電子スチルカメラが広く普及している。これは電子
スチルカメラに用いるCCD(固体撮像素子)の高密度
画素化及び低価格化が進み、安価に高精細な画像の撮影
が可能となったからである。このような実情から顕微鏡
に載置された標本像を撮像する場合に銀塩写真が用いら
れていたが、この銀塩写真に代わって電子スチルカメラ
が利用されるようになってきている。
【0003】このような電子スチルカメラは、撮影範囲
やピントを確認するためのプレビュー機能を備えてお
り、そのプレビュー画像を例えば液晶モニタテレビジョ
ン、テレビモニタ又はパーソナルコンピュータの画面に
表示している。
【0004】このような電子スチルカメラを顕微鏡に取
り付けて標本の拡大画像を撮影する場合には、撮影対象
とする標本の部位を探索し、画角決め、ピント合わせ動
作を行う。このときのプレビュー画像表示は、より速く
画像がモニタ画面に出力されること及びプレビュー画像
の見易さが要求される。さらに、プレビュー画像を観察
してその画像データを記録する記録画像撮影時には、高
精細に画像が撮影できることが要求される。
【0005】プレビュー画像表示の方法は、プレビュー
画像の観察時、シャッター速度を固定、例えば1/60
secに固定し、CCDの撮像により得られる映像信号
を増幅する可変利得増幅部(以下、AGCと称する)の
利得を標本からの入射光量に応じて可変制御している。
又、記録画像撮影時には、AGCの利得を固定し、シャ
ッター速度を入射光量に応じて制御する方法が採られて
いる。
【0006】又、プレビュー画像表示の他の方法として
特開平11−17995号公報に記載されている技術が
ある。この技術には、露出制御に関する特性線図がプレ
ビュー画像観察用と記録画像撮影時用とでそれぞれ個別
に設けられ、シャッター速度とAGCとの関係をプレビ
ュー画像観察時用と記録画像撮影時用とで切り換えると
いった方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
プレビュー画像観察時にシャッター速度を固定する方法
では、標本からの入射光量が大きい場合すなわち明るい
標本の場合に露出オーバとなり、又入射光量が少ない場
合すなわち暗い標本の場合にAGCで増幅率を上げるこ
とにより画像のS/Nが劣化するといった問題がある。
【0008】一方、後者の特開平11−17995号公
報に記載されている方法では、入射光量が少ない場合に
AGCで増幅率を上げることにより、画像のS/Nが劣
化して画面全体がざらつき、このためにピント合わせが
困難となる。
【0009】又、これら技術は、いずれもCCD等の撮
像素子の高密度画素化に伴う画像読み出し時間の増加に
よるプレビュー画像表示の遅れが考慮されてなく、さら
にプレビュー画像観察時と記録画像撮影時との各露出制
御が異なり、このためにプレビュー画像で観察されたま
までの静止画像を撮影したいといったユーザの要求を満
足することができず、記録画像の撮影のやり直しを行わ
なければならないといった問題が生じる。
【0010】そこで本発明では、入射光量が大きい場合
や入射光量が少ない場合でも被写体の撮像する部位の探
索、画角決め、ピント合わせ動作が容易にでき、プレビ
ュー画像観察時でも記録画像撮影時の画像を簡単に確認
できる電子スチルカメラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
撮像手段により得られる映像信号を逐次階調変換データ
に基づいて階調変換してその画像データを連続的に画像
表示し、かつ記録撮影の指示を受けて画像データを記録
媒体に記録する電子スチルカメラにおいて、前回の露出
条件と逐次得られる画像データに基づいて求められる今
回の露出条件とを比較し、この比較結果に基づいて階調
変換データを補正するとともに露出条件の再設定を行う
露出条件再設定手段を具備した電子スチルカメラであ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
子スチルカメラにおいて、画像表示するときに撮像手段
に対して映像信号の間引き読み出しを行う高速読み出し
モードを指示し、かつ記録撮影の指示を受けたときに撮
像手段に対して全画素読み出しモードを指示する機能を
有するものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の電
子スチルカメラにおいて、画像データから被写体の位置
変化を検出し、この位置変化の検出の有無に応じて撮像
手段に対する映像信号の読み出しモードを高速読み出し
モード又は全画素読み出しモードに設定変更するととも
に露出条件の再設定を行う機能を有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。
【0015】図1は顕微鏡に適用した電子スチルカメラ
の構成図である。
【0016】顕微鏡本体1の構成について説明する。
【0017】この顕微鏡本体1に備えられた透過照明光
学系は、例えばハロゲンランプからなる透過照明用光源
2から放射された照明光を、コレクタレンズ3で集光し
て透過用フィルタユニット4で調光し、さらに透過視野
絞り5、透過開口絞り6、コンデンサ光学素子ユニット
7、コンデンサトップレンズユニット8を介してステー
ジ9の下方からステージ9上に載置された観察標本10
へ照射するものとなっている。
【0018】このうちコンデンサ光学素子ユニット7
は、光路中に選択的に挿入される複数のユニット7a〜
7cから構成されている。コンデンサトップレンズユニ
ット8は、光路中に選択的に挿入される複数のユニット
8a、8bから構成されている。ステージ9は、観察標
本10を光軸と直交する平面内で2次元移動できると共
に、ピント合わせのために光軸方向に移動可能である。
【0019】顕微鏡本体1に備えられた落射照明光学系
は、水銀ランプ等からなる落射照明用光源11から照明
光を、落射シャッター12を通してキューブユニット1
3の光路中に挿入されている各ユニット11a〜11c
のうちいずれか1つのユニットに入射し、観察標本10
側へ反射させて落射照明するものとなっている。
【0020】このうちキューブユニット13は、各種検
鏡法により選択的に光路に挿入される複数のユニット1
1a〜11cを備えている。
【0021】ステージ9とキューブユニット13との間
には、複数の対物レンズ14a〜14cを装着可能なレ
ボルバ15が顕微鏡本体1に保持されている。
【0022】従って、上記透過照明光学系により観察標
本10を照明したときの透過光、又は落射照明光学系に
より観察標本10を照明したときの反射光又は蛍光を集
光し、キューブユニット13を透過した光がビームスプ
リッタ16により接眼レンズ17と電子スチルカメラ本
体20とに導びかれるようになっている。
【0023】次に、電子スチルカメラ本体20の構成に
ついて説明する。
【0024】顕微鏡本体1の観察光軸上には、観察標本
10の像(以下、標本像と称する)を撮像するCCD等
の撮像素子21が配置されている。この撮像素子21
は、顕微鏡本体1からの標本像を光電変換するもので、
撮像素子駆動部22から供給される撮像タイミング信号
に基づいて制御され、光電変換した信号を前置処理部2
3へ送るものとなっている。
【0025】この前置処理部23は、撮像素子21の出
力信号をアナログ映像信号化するものである。この前置
処理部23から出力されたアナログ映像信号は、A/D
変換部24でデジタルデータ(デジタル映像信号)に変
換されて階調変換部25に渡される。
【0026】この階調変換部25は、階調変換テーブル
を有し、CPU26によって階調変換データが設定さ
れ、この階調変換データに基づいてデジタル映像信号を
階調変換して、フレームメモリ27に送る機能を有して
いる。
【0027】このフレームメモリ27は、撮像素子21
により撮像される観察画像の1フレームに相当する画像
データを記憶するものである。このフレームメモリ27
には、表示処理部28、D/A変換部29を介して表示
部30が接続されている。このうち表示処理部28は、
フレームメモリ27から読み出された画像データを表示
部30の表示画像サイズや表示速度に適した信号に整え
て出力するものである。表示部30は、D/A変換部2
9を通してアナログ映像信号に変換された観察画像を表
示するものである。
【0028】メモリコントローラ31は、階調変換部2
5により階調変換されたデジタル映像信号を画像データ
としてフレームメモリ27に書込むための制御信号と、
フレームメモリ27に記憶されている画像データを読み
出して表示処理部28又はRAM32に送るための制御
信号とを出力する機能を有している。
【0029】上記CPU26、ROM33及びRAM3
2は、周知のCPUバス34を介して接続され、電子ス
チルカメラ全体20を統括制御するものとなっている。
操作部35は、操作部I/F(インタフェース)36及
びCPUバス34を介してCPU26に接続されてい
る。
【0030】この操作部35は、プレビュー画像観察の
開始又は停止、記録画像撮影時の指示をCPU26に対
して与えるもので、図2に示すように透過明視野と落射
蛍光との各検鏡選択ボタン37、38、プレビュー開始
ボタン39及び記録撮影ボタン40が設けられている。
【0031】メモリカード41は、メモリカードI/F
42を介して電子スチルカメラ本体20に対して着脱自
在に接続され、メモリコントローラ31の制御によって
フレームメモリ27からRAM32に記憶されている観
察画像データがRAM32から読み出されて記録される
ものとなっている。
【0032】上記CPU26は、前回の露出条件と逐次
得られる観察画像データに基づいて求められる今回の露
出条件とを比較し、この比較結果から露出条件が不適当
であれば、階調変換部25に設定した階調変換データを
補正するとともに露出条件の再設定を行う露出条件再設
定手段としての機能を有している。CPU26による階
調変換データに対する補正方法は、例えば数点を用いた
直線補間、スプライン曲線補間等の周知の補間が用いら
れる。
【0033】次に、上記の如く構成された電子スチルカ
メラの作用について図3及び図4に示す動作フローチャ
ートに従って説明する。すなわち、CPU26は、同図
3に示す動作フローチャートの従ったプログラムをRO
M33から読み出して以下の動作を実行するものとな
る。
【0034】先ず、プレビュー画像観察前に、シャッタ
ー速度が初期設定されるとともに、階調変換部25の階
調変換テーブルに階調変換データが初期設定される。す
なわち、シャッター速度初期値が撮像素子駆動部22に
設定され、操作部35に設けられる各検鏡選択ボタン3
7、38のうちいずれか一方のボタンの押下により、透
過明視野又は落射蛍光といった検鎖法が選択され、この
選択された検鏡法に応じた階調変換データが階調変換部
25に初期設定される。
【0035】例えば、透過明視野が選択された場合、シ
ャッター速度として例えば1/60秒が初期値として設
定されるとともに、図5に示される階調変換データが初
期設定される。
【0036】なお、RAM32には、プレビュー画像観
察用のシャッター速度Tpとしてシャッター速度初期値
が格納され、階調補正係数Gpとして「1」が初期値と
して格納されている(ステップ#1)。
【0037】次に、操作部35に設けられているプレビ
ュー開始ボタン39のオン/オフ(ON/OFF)状態
をステップ#2において判断し、ON状態の場合に以下
に示すプレビュー画像撮影処理を行う。
【0038】先ず、CPU26より撮像素子駆動部22
に対して駆動開始指示が送られる。撮像素子21は、撮
像素子駆動部22から出力される撮像タイミング信号に
基づいて駆動し、顕微鏡からの標本像を光電変換して出
力する。
【0039】この撮像素子21の出力信号は、前置処理
部23により映像信号化され、A/D変換部24でデジ
タル映像信号に変換されて階調変換部25に送られ、こ
こで階調変換データに従って階調変換され、この後にフ
レームメモリ27に1フレーム分の画像データとして格
納される(ステップ#3)。
【0040】次に、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分のプレビュー画像データが表示処理部28で
整形された後、D/A変換部29によりアナログ映像信
号化され、表示部30に表示される(ステップ#4)。
【0041】一方、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分のプレビュー画像データは、測光演算用デー
タとしてメモリコントローラ31によってRAM32に
格納され、測光演算が行われる。なお、プレビュー画像
データの中央30%相当の矩形領域は、測光演算対象デ
ータとして、その平均値が求められ、照度換算を行って
測光値LCCDが求められる(ステップ#5)。
【0042】次に、上記ステップ#5で求められた測光
値LCCDに基づいてシャッター速度及び階調変換デー
タの再計算を行い、観察試料10から撮像素子21への
入射光量に応じてシャッター速度Tp、階調変換データ
及び階調補正係数Gpを再計算して、適切にプレビュー
画像を撮影できるように露出条件の再設定を行う(ステ
ップ#6)。なお、これらシャッター速度Tp、階調変
換データ及び階調補正係数Gpの再設定の詳細について
は、図4に示す再設定フローチャートを用いて後述す
る。
【0043】次に、操作部35に設けられる記録撮影ボ
タン40の押下状態をステップ#7において判断し、こ
の記録撮影ボタン40が押下されていない場合はステッ
プ#2の処理に戻ってプレビュー画像の撮影処理を繰り
返す。
【0044】一方、記録撮影ボタン40が押下されてい
る場合は、ステップ#8以降に移って以下に示す記録用
画像撮影処理を行う。先ず、上記ステップ#6の処理に
てRAM32に格納されているシャッター速度Tp、階
調補正係数Gpに基づいてシャッター速度Tsを次式
(1)により再計算し、撮像素子駆動部22に設定する。
【0045】 Ts=Tp/Gp[sec] …(1) 又、階調変換データは、上記ステップ#1の処理にて初
期設定されたデータを階調変換部25に設定する。
【0046】次に、上記ステップ#3の処理と同様に、
CPU26より撮像素子駆動部22に対して駆動開始指
示が送られ、この撮像素子駆動部22から出力される撮
像タイミング信号に基づき撮像素子21は駆動する。こ
の撮像素子21は、撮像タイミング信号に基づいて駆動
し、顕微鏡からの標本像を光電変換して出力する。この
撮像素子21の出力信号は、前置処理部23により映像
信号化され、A/D変換部24でデジタル映像信号に変
換されて階調変換部25に送られ、ここで階調変換デー
タに従って階調変換され、この後にフレームメモリ27
に1フレーム分の画像データとして格納される(ステッ
プ#9)。
【0047】次に、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分の記録用画像データは、メモリコントローラ
31によって一時RAM32に書き込まれ、周知の画像
ファイル形式に変換されて後にメモリカードI/F42
を介してメモリカード41に記録される(ステップ#1
0)。
【0048】これ以後、上記ステップ#2の処理に戻
り、プレビュー開始ボタン39のON/OFF状態に応
じてプレビュー画像撮影処理を継続するか、又は処理終
了となる。
【0049】次に、上記ステップ#6におけるシャッタ
ー速度Tp、階調変換データ及び階調補正係数Gpの再
設定の詳細について図4に示す再設定フローチャートを
用いて説明する。
【0050】最初に、上記ステップ#5において求めら
れた測光値LCCD、予めROM33に格納されている
定数であるAE目標値EAEを用いて次式(2)を演算し
てシャッター速度Twを算出する(ステップ#20)。
【0051】 Tw=EAE/LCCD[sec] …(2) 次に、前回のシャッター速度Tpとシャッター速度Tw
とを比較し、変化が無い場合は露出条件を変更しないで
終了し、変化がある場合はステップ#22以降を実行し
て露出条件再設定処理を行う。
【0052】なお、判定条件としては別途演算方法とし
て、 |(Tp−Tw)/(Tp+Tw)|×100 …(3) の演算を行い、結果がある値以下ではシャッター速度T
pとシャッター速度Twとを等しいと判断するといった
ことは当然のこととする(ステップ#21)。
【0053】そこで、前回のシャッター速度TpとTw
との比較の結果から変化がある場合、求めたシャッター
速度Twがプレビュー画像撮影用として妥当かどうかを
判断する。例えば、シャッター速度Twが、例えば1/
30[秒]より遅い場合に不適当と判断し、それ以上の
場合に妥当と判断する(ステップ#22)。
【0054】この判断の結果、観察標本10から撮像素
子21への入射光量の不足によりシャッター速度Twが
プレビュー画像撮影用として不適当と判定された場合
(ステップ#22の判定結果がノーの場合)は、露出時
間を1/30[秒]と速くし、かつプレビュー画像の明
るさが不足することを階調変換部25の階調変換データ
を調整することにより補正する。
【0055】すなわち、シャッター速度Tpに1/30
を設定し、階調補正係数Gpを次式(4)を演算して求め
る(ステップ#27)。
【0056】 Gp=(Tw/Tp)・Gp …(4) 一方、シャッター速度Twがプレビュー画像撮影用とし
て適切である判断された場合は、記録用画像撮影と極力
同じ条件でプレピュー観察を行うために、(1/30)
/Twと階調補正係数Gpとを比較し、小さい方を補正
係数Kwとして求める(ステップ#23)。
【0057】次に、上記補正係数Kwを使用して、シャ
ッター速度Tpと階調補正係数Gpとを次式(5)及び(6)
を演算して求める(ステップ#24)。
【0058】 Tp=Tw/Kw …(5) Gp=Gp/Kw …(6) 次に、上記ステップ#24の処理又は上記ステップ#2
7の処理でそれぞれ求められた階調補正係数Gpに応じ
て、階調変換データの補正データを作成し、上記ステッ
プ#1の処理にて初期設定された階調変換データを補正
し、階調変換部25に再設定する。
【0059】ここで、階調変換データの補正データは、
図6及び図7に示すように原点(I MIN
MIN)、最大値(IMAX,OMAX)の他に以下
で示す3点に基づき計算する。点(I,O)は、予
めROM33に記録されている低照度側のノイズ低減用
の定数である。点(I,O)のうちIはI
(I+I )/2、OはO=(I/I)・O
MAXにより求める。点(I,O )のうちIはI
=IMAX/GPにより求め、Oは予めROM33
に記録されている白飛び防止用の定数である。
【0060】以上5点を直線補間あるいはスプライン曲
線補間等の周知の補間を行い、各階調にて補間係数デー
タを求める。そして、上記処理にて求めた補間係数を上
記ステップ#1の処理にて初期設定された階調変換デー
タと各階調毎に加算演算することにより階調変換テーブ
ルの階調変換データを補正して、その結果を階調変換部
25に再設定する。
【0061】なお、直線補間で補正された場合の階調変
換データの例を図6に示し、スプライン補間で補正され
た場合の階調変換データの例を図7に示す(ステップ#
25)。
【0062】最後に、上記ステップ#24の処理又は上
記ステップ#27の処理で求めたシャッター速度Tpを
撮像素子駆動部22に設定して、プレビュー画像観察用
の露出条件の再設定処理が終了する(ステップ#2
6)。
【0063】このように上記第1の実施の形態において
は、前回のシャッター速度Tpとシャッター速度Twと
を比較し、変化が無い場合は露出条件を変更しないで終
了し、変化がある場合は露出条件再設定処理、すなわち
シャッター速度Twが1/30[秒]より遅い場合に不
適当と判断し、観察標本10から撮像素子21への入射
光量の不足によりシャッター速度Twがプレビュー画像
観察用として不適当と判定された場合に、露出時間を1
/30[秒]と速くし、かつプレビュー画像の明るさが
不足することを階調変換部25の階調変換データを調整
することにより補正するので、シャッター速度が1/3
0[秒]以下では、ユーザが設定した階調特性に基づい
たプレビュー画像の観察ができる。又、透過率の低い観
察標本10の透過明視野観察といった場合や落射蛍光観
察といった場合の入射光量不足によりシャッター速度が
1/30[秒]より遅くなる場合には、シャッター速度
を動画観察可能なレベルで保持すると共に、プレビュー
画像の明るさを保ち、低照度側のノイズの低減、高輝度
側の白飛び防止、中間階調のコントラスト強調を行うこ
とにより、観察標本10の部位の探索、画角決め、ピン
ト合わせ動作が容易に行える。
【0064】(2) 次に、本発明の第2の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、電子スチルカメラ
本体1の構成は図1及び図2を参照する。又、図3及び
図4の各ステップで同一ステップには同一のステップ符
号を付してある。
【0065】図8は顕微鏡に適用した電子スチルカメラ
の動作フローチャートを示す。
【0066】撮像素子21は、全画素読出しモードと垂
直信号を間引き読出しすることによる高速読出しモード
とを備えている。この撮像素子21は、CPU26から
の指示を受けて、撮像素子駆動部22により撮像タイミ
ング信号が制御される。この撮像素子21により光電変
換された出力信号は、全画素読出し又は高速読出しされ
る。
【0067】CPU26は、プレビュー画像観察のため
に表示するときに撮像素子21の撮像素子駆動部22に
対して映像信号の間引き読み出しを行う高速読み出しモ
ードを指示し、かつ記録用画像撮影の指示を受けたとき
に撮像素子21の撮像素子駆動部22に対して全画素読
み出しモードを指示する機能を有している。
【0068】次に、上記の如く構成された電子スチルカ
メラの作用について図8に示す動作フローチャートに従
って説明する。
【0069】先ず、プレビュー画像観察前に、シャッタ
ー速度が初期設定されるとともに、階調変換部25の階
調変換テーブルに階調変換データが初期設定される(ス
テップ#1)。
【0070】次に、操作部35に設けられているプレビ
ュー開始ボタン39のオン/オフ(ON/OFF)状態
をステップ#2において判断し、ON状態の場合に以下
に示すプレビュー画像撮影処理を行う。
【0071】次に、プレビュー画像撮像処理の高速化を
図るために、CPU26より撮像素子駆動部22に対し
て高速読出しモードが設定される(ステップ#30)。
【0072】次に、CPU26より撮像素子駆動部22
に対して駆動開始指示が送られる。撮像素子21は、撮
像素子駆動部22から出力される撮像タイミング信号に
基づいて駆動し、顕微鏡からの標本像を光電変換して出
力する。
【0073】この撮像素子21の出力信号は、前置処理
部23により映像信号化され、A/D変換部24でデジ
タル映像信号に変換されて階調変換部25に送られ、こ
こで階調変換データに従って階調変換され、この後にフ
レームメモリ27に1フレーム分の画像データとして格
納される(ステップ#3)。
【0074】次に、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分のプレビュー画像データが表示処理部28で
整形された後、D/A変換部29によりアナログ映像信
号化され、表示部30に表示される(ステップ#4)。
【0075】一方、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分のプレビュー画像データは、測光演算用デー
タとしてメモリコントローラ31によってRAM32に
格納され、測光演算が行われる。なお、プレビュー画像
データの中央30%相当の矩形領域は、測光演算対象デ
ータとして、その平均値が求められ、照度換算を行って
測光値LCCDが求められる(ステップ#5)。
【0076】次に、上記ステップ#5で求められた測光
値LCCDに基づいてシャッター速度及び階調変換デー
タの再計算を行い、観察試料10から撮像素子21への
入射光量に応じてシャッター速度Tp、階調変換データ
及び階調補正係数Gpを再計算して、適切にプレビュー
画像を撮影できるように露出条件の再設定を行う(ステ
ップ#6)。
【0077】次に、操作部35に設けられる記録撮影ボ
タン40の押下状態をステップ#7において判断し、こ
の記録撮影ボタン40が押下されていない場合はステッ
プ#2の処理に戻ってプレビュー画像の撮影処理を繰り
返す。
【0078】一方、記録撮影ボタン40が押下されてい
る場合は、ステップ#31以降に移って記録用画像撮影
処理を行う。
【0079】ここで、高解像の記録用画像撮影を行うた
めに、CPU26より撮像素子駆動部22に対して全画
素読出しモードが設定される(ステップ#31)。
【0080】次に、上記ステップ#6の処理にてRAM
32に格納されているシャッター速度Tp、階調補正係
数Gpに基づいてシャッター速度Tsを上記式(1)によ
り再計算し、撮像素子駆動部22に設定する。又、階調
変換データは、上記ステップ#1の処理により初期設定
されたデータを階調変換部25に設定する。
【0081】次に、上記ステップ#3の処理と同様に、
CPU26より撮像素子駆動部22に対して駆動開始指
示が送られ、この撮像素子駆動部22から出力される撮
像タイミング信号に基づき撮像素子21は駆動する。こ
の撮像素子21は、撮像タイミング信号に基づいて駆動
し、顕微鏡からの標本像を光電変換して出力する。この
撮像素子21の出力信号は、前置処理部23により映像
信号化され、A/D変換部24でデジタル映像信号に変
換されて階調変換部25に送られ、ここで階調変換デー
タに従って階調変換され、この後にフレームメモリ27
に1フレーム分の画像データとして格納される(ステッ
プ#9)。
【0082】次に、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分の記録用画像データは、メモリコントローラ
31によって一時RAM32に書き込まれ、周知の画像
ファイル形式に変換された後にメモリカードI/F42
を介してメモリカード41に記録される(ステップ#1
0)。
【0083】これ以後、上記ステップ#2の処理に戻
り、プレビュー開始ボタン39のON/OFF状態に応
じてプレビュー画像撮影処理を継続するか、又は処理終
了となる。
【0084】このように上記第2の実施の形態において
は、プレビュー画像観察のために表示するときに撮像素
子21の撮像素子駆動部22に対して映像信号の間引き
読み出しを行う高速読み出しモードを指示し、かつ記録
用画像撮影の指示を受けたときに撮像素子21の撮像素
子駆動部22に対して全画素読み出しモードを指示する
ので、撮像素子21が高密度画素化された場合でもプレ
ビュー画像撮影時には、垂直信号を間引きした小容量の
画像データの読出しが行われ、処理時問を短縮して、画
角決め、ピント合わせ動作が容易に行える。一方、記録
用画像撮影時には、全画素読み出しが行われろので、高
解像の画像記録ができる。従って、大容量の画像データ
となるプレビュー画像を観察し、かつその画像データを
記録する場合に適している。
【0085】(3) 次に、本発明の第3の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、電子スチルカメラ
本体1の構成は図1及び図2を参照する。又、図3及び
図4の各ステップで同一ステップには同一のステップ符
号を付してある。
【0086】CPU26は、画像データから被写体の位
置変化を検出し、この位置変化の検出の有無に応じて撮
像素子21の撮像素子駆動部22に対して映像信号の読
み出しモードを高速読み出しモード又は全画素読み出し
モードに設定変更するとともに露出条件の再設定する機
能を有している。CPU26は、画像データから被写体
の位置変化を検出するために位置変化監視用カウンタC
wを有している。
【0087】次に、上記の如く構成された電子スチルカ
メラの作用について図9に示す動作フローチャートに従
って説明する。
【0088】プレビュー画像撮影前に、シャッター速度
及び階調変換データが初期設定される。ここで、後述す
るステップ#40における観察標本10の位置変化を監
視処理するときに使用する位置変化監視用カウンタCw
を「0」に初期化する(ステップ#1)。
【0089】次に、撮像素子21の読出しモードとして
高速読出しモードが初期設定される(ステップ#3
0)。
【0090】次に、操作部35に設けられているプレビ
ュー開始ボタン39のオン/オフ(ON/OFF)状態
をステップ#2において判断し、ON状態の場合に以下
に示すプレビュー画像撮影処理を行う。
【0091】次に、CPU26より撮像素子駆動部22
に対して駆動開始指示が送られる。撮像素子21は、撮
像素子駆動部22から出力される撮像タイミング信号に
基づいて駆動し、顕微鏡からの標本像を光電変換して出
力する。
【0092】この撮像素子21の出力信号は、前置処理
部23により映像信号化され、A/D変換部24でデジ
タル映像信号に変換されて階調変換部25に送られ、こ
こで階調変換データに従って階調変換され、この後にフ
レームメモリ27に1フレーム分の画像データとして格
納される(ステップ#3)。
【0093】次に、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分のプレビュー画像データが表示処理部28で
整形された後、D/A変換部29によりアナログ映像信
号化され、表示部30に表示される(ステップ#4)。
【0094】一方、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分のプレビュー画像データは、測光演算用デー
タとしてメモリコントローラ31によってRAM32に
格納され、測光演算が行われる。なお、プレビュー画像
データの中央30%相当の矩形領域は、測光演算対象デ
ータとして、その平均値が求められ、照度換算を行って
測光値LCCDが求められる(ステップ#5)。
【0095】次に、観察標本10の位置変化の監視処理
を行う。位置変化監視用カウンタCw=0は、上記ステ
ップ#5の処理により測光演算用に取得したプレビュー
画像データをRAM32に形成されている前回プレビュ
ー画像領域に記憶し、位置変化監視用カウンタCw=1
に設定して次回からの位置変化の監視処理に備える。
【0096】位置変化監視用カウンタCwが「0」以外
の場合は、今回取得したプレビュー画像データと前回プ
レビュー画像領域に記憶されている画像データとの各画
素毎の差の自乗和を位置変化情報として算出する。
【0097】上記位置変化情報がある値以上であると、
観察標本10の位置変化を検出したと判断し、測光演算
用に取得したプレビュー画像データをRAM32に形成
されている前回プレビュー画像領域に記憶して位置変化
監視用カウンタCw=1に設定する。
【0098】又、観察標本10の位置変化が無いと判断
された場合は、上記ステップ#5の処理により測光演算
用に取得したプレビュー画像データを前回プレビュー画
像領域に記憶し、位置変化監視用カウンタCwに「1」
を加算する(ステップ#40)。
【0099】次に、位置変化監視用カウンタCwを判断
する(ステップ#41)。
【0100】この判断の結果、位置変化監視用カウンタ
Cwが例えば所定値Nw未満の場合は、観察標本10に
位置変化が有りと判断し、上記第2の実施の形態にて記
載したプレビュー画像撮影条件と同様に、高速読出しモ
ードに設定する(ステップ#42)。
【0101】次に、上記ステップ#5で求められた測光
値LCCDに基づいてシャッター速度及び階調変換デー
タの再計算を行い、観察試料10から撮像素子21への
入射光量に応じてシャッター速度Tp、階調変換データ
及び階調補正係数Gpを再計算して、適切にプレビュー
画像を撮影できるように露出条件の再設定を行う(ステ
ップ#6)。
【0102】一方、位置変化監視用カウンタCwが所定
値Nw以上の値の場合は、観察標本10に位置変化が無
しと判断し、記録画像撮影時と同様に、全画素読出しモ
ードを設定し(ステップ#43)、次に記録撮影用のシ
ャッター速度及び階調変換テープルデータの設定を行う
(ステップ#8)以下、上記第2の実施の形態と同様
に、操作部35に設けられる記録撮影ボタン40の押下
状態をステップ#7において判断し、この記録撮影ボタ
ン40が押下されていない場合はステップ#2の処理に
戻ってプレビュー画像の撮影処理を繰り返す。
【0103】一方、記録撮影ボタン40が押下されてい
る場合は、ステップ#31以降に移って記録用画像撮影
処理を行う。
【0104】ここで、高解像の記録用画像撮影を行うた
めに、CPU26より撮像素子駆動部22に対して全画
素読出しモードが設定される(ステップ#31)。
【0105】次に、上記ステップ#6の処理にてRAM
32に格納されているシャッター速度Tp、階調補正係
数Gpに基づいてシャッター速度Tsを上記式(1)によ
り再計算し、撮像素子駆動部22に設定する。又、階調
変換データは、上記ステップ#1の処理にて初期設定さ
れたデータを階調変換部25に設定する。
【0106】次に、上記ステップ#3の処理と同様に、
CPU26より撮像素子駆動部22に対して駆動開始指
示が送られ、この撮像素子駆動部22から出力される撮
像タイミング信号に基づき撮像素子21は駆動する。こ
の撮像素子21は、撮像タイミング信号に基づいて駆動
し、顕微鏡からの標本像を光電変換して出力する。この
撮像素子21の出力信号は、前置処理部23により映像
信号化され、A/D変換部24でデジタル映像信号に変
換されて階調変換部25に送られ、ここで階調変換デー
タに従って階調変換され、この後にフレームメモリ27
に1フレーム分の画像データとして格納される(ステッ
プ#9)。
【0107】次に、フレームメモリ27に格納された1
フレーム分の記録用画像データは、メモリコントローラ
31によって一時RAM32に書き込まれ、周知の画像
ファイル形式に変換されて後にメモリカードI/F42
を介してメモリカード41に記録される(ステップ#1
0)。
【0108】これ以後、上記ステップ#2の処理に戻
り、プレビュー開始ボタン39のON/OFF状態に応
じてプレビュー画像撮影処理を継続するか、又は処理終
了となる。
【0109】このように上記第3の実施の形態において
は、画像データから被写体の位置変化を検出し、この位
置変化の検出の有無に応じて撮像素子21の撮像素子駆
動部22に対して映像信号の読み出しモードを高速読み
出しモード又は全画素読み出しモードに設定変更すると
ともに露出条件の再設定するので、撮像素子21が高密
度画素化された場合でもプレビュー画像撮影時において
観察標本10の位置変化を検出したとき、画像の高速デ
ータ読出しと入射光量に応じたシャッター速庚と階調変
換特性が行われ、画角決め、ピント合わせ動作が容易に
行える。
【0110】又、観察標本10の位置変化が無い場合
は、記録画像撮影時と同様な条件でプレビュー画像撮像
及びその表示を行うので、記録する画像を撮影前に予め
確認することが容易に行える。
【0111】なお、本発明は、上記第1乃至第3の実施
の形態に限定されるものでなく次の通りに変形してもよ
い。
【0112】例えば、プレビュー画像の前回との差分に
より位置情報の変化を検出しているが顕微鏡からのステ
ージ座標(X,Y,Z)の通知により変化を検出するよ
うにしてもよい。
【0113】又、電子スチルカメラに適用するのは、顕
微鏡に限らず各種光学機器に適用してもよい。
【0114】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、入
射光量が大きい場合や入射光量が少ない場合でも被写体
の撮像する部位の探索、画角決め、ピント合わせ動作が
容易にでき、プレビュー画像観察時でも記録画像撮影時
の画像を簡単に確認できる電子スチルカメラを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第1の実施の形態における操作部の構成図。
【図3】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第1の実施の形態における動作フローチャート。
【図4】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第1の実施の形態における再設定フローチャー
ト。
【図5】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第1の実施の形態における初期設定される階調変
換データを示す模式図。
【図6】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第1の実施の形態における直線補間で補正された
階調変換データを示す模式図。
【図7】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第1の実施の形態におけるスプライン補間で補正
された階調変換データを示す模式図。
【図8】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第2の実施の形態における動作フローチャート。
【図9】本発明に係わる顕微鏡に適用した電子スチルカ
メラの第2の実施の形態における動作フローチャート。
【符号の説明】
1:顕微鏡本体 2:透過照明用光源 3:コレクタレンズ 4:透過用フィルタユニット 5:透過視野絞り 6:透過開口絞り 7:コンデンサ光学素子ユニット 8:コンデンサトップレンズユニット 9:ステージ 10:観察標本 11:落射照明用光源 12:落射シャッター 13:キューブユニット 14a〜14c:対物レンズ 15:レボルバ、 16:ビームスプリッタ 17:接眼レンズ 20:電子スチルカメラ本体 21:撮像素子 22:撮像素子駆動部 23:前置処理部 24:A/D変換部 25:階調変換部 26:CPU 27:フレームメモリ 28:表示処理部 29:D/A変換部 30:表示部 31:メモリコントローラ 32:RAM 33:ROM 34:CPUバス 35:操作部 36:操作部I/F(インタフェース) 37,38:検鏡選択ボタン 39:プレビュー開始ボタン 40:記録撮影ボタン 41:メモリカード 42:メモリカードI/F
フロントページの続き Fターム(参考) 2H052 AA09 AB05 AC04 AC05 AC14 AC27 AC28 AD20 AD32 AD33 AD34 AF14 AF21 AF23 AF25 5C022 AA13 AB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段により得られる映像信号を逐次
    階調変換データに基づいて階調変換してその画像データ
    を連続的に画像表示し、かつ記録撮影の指示を受けて前
    記画像データを記録媒体に記録する電子スチルカメラに
    おいて、 前回の露出条件と逐次得られる前記画像データに基づい
    て求められる今回の露出条件とを比較し、この比較結果
    に基づいて前記階調変換データを補正するとともに露出
    条件の再設定を行う露出条件再設定手段、を具備したこ
    とを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記画像表示するときに前記撮像手段に
    対して前記映像信号の間引き読み出しを行う高速読み出
    しモードを指示し、かつ前記記録撮影の指示を受けたと
    きに前記撮像手段に対して全画素読み出しモードを指示
    する機能を有することを特徴とする請求項1記載の電子
    スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記画像データから被写体の位置変化を
    検出し、この位置変化の検出の有無に応じて前記撮像手
    段に対する前記映像信号の読み出しモードを高速読み出
    しモード又は全画素読み出しモードに設定変更するとと
    もに前記露出条件の再設定を行う機能を有することを特
    徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
JP33018799A 1999-11-19 1999-11-19 電子スチルカメラ Pending JP2001148804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33018799A JP2001148804A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 電子スチルカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33018799A JP2001148804A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 電子スチルカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001148804A true JP2001148804A (ja) 2001-05-29

Family

ID=18229817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33018799A Pending JP2001148804A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 電子スチルカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001148804A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154470A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Konica Minolta Photo Imaging Inc 映像表示装置
JP2008147908A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Olympus Corp 顕微鏡用撮像装置、顕微鏡用撮像プログラムおよび顕微鏡用撮像方法
JP2010526461A (ja) * 2007-04-30 2010-07-29 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー デジタルカメラ及び動作方法
JP2014075760A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Nikon Corp 撮像装置
JP2018057043A (ja) * 2017-12-27 2018-04-05 株式会社ニコン 撮像装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154470A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Konica Minolta Photo Imaging Inc 映像表示装置
JP2008147908A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Olympus Corp 顕微鏡用撮像装置、顕微鏡用撮像プログラムおよび顕微鏡用撮像方法
US8212865B2 (en) 2006-12-08 2012-07-03 Olympus Corporation Microscope image pickup apparatus, microscope image pickup program product, microscope image pickup program transmission medium and microscope image pickup method
JP2010526461A (ja) * 2007-04-30 2010-07-29 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー デジタルカメラ及び動作方法
JP2014075760A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Nikon Corp 撮像装置
JP2018057043A (ja) * 2017-12-27 2018-04-05 株式会社ニコン 撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5745175A (en) Method and system for providing automatic focus control for a still digital camera
US7469099B2 (en) Image-taking apparatus and focusing method
EP1808014B1 (en) Camera and image processing method for camera
US8411159B2 (en) Method of detecting specific object region and digital camera
JP2007251343A (ja) 撮像素子駆動装置及びオートフォーカスユニット
JP2004200950A (ja) 撮像装置及び撮像制御プログラム
JP4758331B2 (ja) 顕微鏡用撮像装置および顕微鏡用撮像プログラム
JP4878978B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
US7925149B2 (en) Photographing apparatus and method for fast photographing capability
JP2009284136A (ja) 電子カメラ
JP2001148804A (ja) 電子スチルカメラ
JP2006127489A (ja) 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法、およびこの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
KR100402216B1 (ko) 촬상 장치
JP4033746B2 (ja) 顕微鏡撮影装置
JP2011135379A (ja) 撮像装置、撮像方法及びプログラム
KR100819807B1 (ko) 촬상 장치 및 촬상 방법
JP3624037B2 (ja) 画像入力装置および画像処理装置
JP3222155B2 (ja) 自動焦点調整装置
JP3244863B2 (ja) 自動焦点調節装置
JP2001154114A (ja) 顕微鏡用撮像装置
JP2002023245A (ja) カメラ
JP4586611B2 (ja) 撮像装置、画像処理方法、及び、プログラム
TW201114253A (en) Automatic focusing system and method under low-illumination
JP2007060577A (ja) 撮像装置
JPH11326779A (ja) 顕微鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090324