JPH11326779A - 顕微鏡システム - Google Patents

顕微鏡システム

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JPH11326779A
JPH11326779A JP10132810A JP13281098A JPH11326779A JP H11326779 A JPH11326779 A JP H11326779A JP 10132810 A JP10132810 A JP 10132810A JP 13281098 A JP13281098 A JP 13281098A JP H11326779 A JPH11326779 A JP H11326779A
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Japan
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image
microscope
illumination light
microscope system
image signal
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JP10132810A
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English (en)
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Chikaya Iko
知加也 伊香
Kunio Toshimitsu
邦夫 利光
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/36Microscopes arranged for photographic purposes or projection purposes or digital imaging or video purposes including associated control and data processing arrangements
    • G02B21/365Control or image processing arrangements for digital or video microscopes

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  • Microscoopes, Condenser (AREA)
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 観察画像の記録手段として電子スチルカメラ
を有する顕微鏡システムにおいて、複数段階の露出や色
調で連続撮影を行うオートブラケット機能を使用する際
に、意図しない部位の画像情報の損失が生じ、また信号
処理により原画像に対して画質の劣化が生じるという問
題および、撮像した画像信号に対して補正を行う場合
に、画像の明るさや色調等について好ましい補正の程度
を画像毎に調整すると、撮影が大量である程作業の手間
が甚大となるという問題を解決することを課題とする。 【解決手段】 上記問題点を解決するために、顕微鏡シ
ステムにおいて、被写体を拡大する顕微鏡と、被写体の
像を撮像して画像信号として出力する撮像手段を有し、
顕微鏡が拡大した被写体を撮像する電子スチルカメラ
と、顕微鏡および電子スチルカメラを制御し、撮影条件
を変更しながら電子スチルカメラに連続的に撮像させる
制御手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は顕微鏡システムの制
御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の顕微鏡システムにおいては、観察
対象である試料の画像を記録するための手段として銀塩
フィルムに被写体像を撮影する銀塩写真撮影装置が用い
られてきた。その銀塩写真撮影装置においては、一度の
撮影操作によって複数段階の露出で連続撮影を行うオー
トブラケット機能が知られており、顕微鏡システムにお
いてもオートブラケット機能を使用することで複数の露
出で試料を撮影し、その中から適正露出の写真を採用す
るという方法が取られていた。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし、上述のような従来の
顕微鏡システムにおいては、画像を記録する手段が銀塩
写真のため、撮影した画像を確認するためにはフィルム
を現像する必要が有り、撮影後すぐに確認することがで
きないという問題と、従来のオートブラケット機能では
撮影画像の濃淡を変えるのみなので、色調を変えた連続
撮影を行うことができないという問題があった。
【0004】上記問題点を解決する手段として画像記録
手段に電子スチルカメラを使用することが挙げられる。
電子スチルカメラにおいては、撮像した画像を画像信号
として出力するため、撮像後の画像信号に対して処理を
施すことで、銀塩写真におけるオートブラケッティング
に相当する処理を銀塩写真に比べて容易に行うことが可
能である。加えて、撮像した画像における明るさや色調
等の補正も撮像後の信号処理により任意に変更すること
が可能である。
【0005】しかし、電子スチルカメラにおいても、撮
像後に信号処理を施すことにより原画像とは異なるもの
となるため、意図しない部位の画像情報の損失が生じ、
また信号処理により原画像に対して画質の劣化が生じる
という問題がある。また、撮像した画像信号に対して補
正を行う場合には、画像の明るさや色調等について好ま
しい補正の程度を画像毎に調整することになるため、大
量の撮影を行う場合は作業の手間が甚大となるという問
題がある。
【0006】上記問題点を解決するために、本発明にお
いては、撮像後の処理を不要とし、最小限の作業で最適
な画像を得ることが可能な顕微鏡システムを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記問題点を解決するため
に、請求項1の発明は、顕微鏡システムにおいて、被写
体を拡大する顕微鏡と、被写体の像を撮像して画像信号
として出力する撮像手段を有し、顕微鏡が拡大した被写
体を撮像する電子スチルカメラと、顕微鏡および電子ス
チルカメラを制御し、撮影条件を変更しながら電子スチ
ルカメラに連続的に撮像させる制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の顕微鏡システムにおいて、電子スチルカメラは撮像手
段から出力される画像信号の利得を増幅する増幅回路を
更に有し、制御手段は、撮影条件として増幅回路におけ
る利得増幅度を変更することを特徴とする。また、請求
項3の発明は、請求項2に記載の顕微鏡システムにおい
て、画像信号は被写体像のR成分、G成分、B成分の情
報を含み、制御手段は、画像信号中のR成分、G成分、
B成分それぞれについて独立に利得増幅度を変更するこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項2に記載
の顕微鏡システムにおいて、電子スチルカメラは利得の
変更された画像信号に対してアナログ−ディジタル変換
を行うA/D変換器を更に有することを特徴とする。ま
た、請求項5の発明は、請求項1に記載の顕微鏡システ
ムにおいて、顕微鏡は被写体を照明するための照明光源
を有し、制御手段は、撮影条件として照明光源から発す
る照明光の色温度を変更することを特徴とする。
【0010】また、請求項6の発明は、請求項5に記載
の顕微鏡システムにおいて、制御手段は、色温度を変更
するために照明光源の点灯電圧を変更することを特徴と
する。また、請求項7の発明は、請求項1に記載の顕微
鏡システムにおいて、顕微鏡は被写体を照明するための
照明手段および照明手段から発した照明光を変化させる
複数のフィルタを更に有し、制御手段は、撮影条件とし
てフィルタを変更することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1、図
2、図3および図4を用いて説明する。図1は第1実施
形態における顕微鏡システムの基本構成を示す説明図で
ある。図2は第1実施形態における顕微鏡システムの構
成を示すブロック図である。図3は第1実施形態におけ
る顕微鏡システムの撮影条件設定の一例を示す図であ
る。
【0012】図4は第1実施形態における顕微鏡システ
ムの制御手順を示すフローチャート図である。まず、第
1実施形態における顕微鏡システム1の構成について図
1および図2を用いて説明する。図1に示すように、第
1実施形態における顕微鏡システム1は、被写体である
試料を拡大する顕微鏡110と、試料を撮像するDSC
210と、DSC210が撮像した画像の表示および記
録および、顕微鏡システム1の操作を行うパーソナルコ
ンピュータ(以後、PCと省略する。)300とから構
成されている。
【0013】図2に示すように、顕微鏡110は、本体
101と、ステージ102と、照明光源103と、レボ
ルバ104と、対物レンズ105と、鏡筒106と、接
眼ファインダ107とから構成されている。本体101
は、後述するステージ102、照明光源103、レボル
バ104、鏡筒106の各構成を支持する。本体101
はベース部101aと支柱101bおよびアーム部10
1cとからなる。ベース部101aは顕微鏡110全体
を支持しており、図1中の矢印Aの方向を前とした場合
の後端に支柱101bが取り付けられる。支柱101b
はベース部101aとアーム部101cとを繋いでお
り、前方にステージ102および照明光源103が取り
付けられる。アーム部101cは支柱101bから前方
に張り出す形で取り付けられており、前方上面に鏡筒1
06が取り付けられ、前方下面にレボルバ104が取り
付けられる。またアーム部101cは不図示の開口を有
しており、レボルバ104から鏡筒106に至る光路が
確保されている。
【0014】ステージ102は、観察対象である試料5
0を載置する台である。ステージ102は不図示の開口
を有しており、開口上に試料50を配置することにより
後述する照明光源103で試料50を照明することが可
能となっている。照明光源103は、ステージ102上
の試料50を照明するための照明光を発する光源であ
る。照明光源103の例としては、ハロゲンランプ等が
挙げられる。照明光源103は、照明光が対物レンズ1
04の入射開口全体にもれなく入射するように配置され
ている。
【0015】レボルバ104は、後述する対物レンズ1
05を取り付けるための取り付け部材である。レボルバ
104は、観察に使用する対物レンズ105の光軸とス
テージ102とが垂直に交わるように対物レンズ105
を取り付ける。またレボルバ104は複数の異なる対物
レンズが取り付け可能となっており、レボルバ104は
回転することにより取り付けた対物レンズを選択するこ
とが可能となっている。
【0016】対物レンズ105は、ステージ102上に
載置された試料50を拡大するための光学系である。対
物レンズ105を透過した光はレボルバ104およびア
ーム部101cを経由して鏡筒106に入射する。鏡筒
106は、ステージ102からの光路の入射先を後述す
る接眼ファインダ107とDSC210とに選択的に切
り換える切換光学系である。図2に示すように、鏡筒1
06は内部に後述する光路選択ミラー106aを有して
いる。光路選択ミラー106aは回転軸106bにおい
て回転可能に取り付けられている。光路選択ミラー10
6aは、入射先として接眼ファインダ107を選択する
場合は図2中に実線で示した第1の位置へ回転し、光を
反射させることにより光路を選択する。また光路選択ミ
ラー106aは、入射先としてDSC210を選択する
場合は図2中に点線で示した第2の位置へ回転し、光を
素通しさせることにより光路を選択する。尚、鏡筒10
6内における光学系は、ステージ102からの光路を切
り換えて接眼ファインダ107とDSC210との間で
選択する光学系の他に、プリズム等を用いてステージ1
02からの光路を接眼ファインダ107とDSC210
の2方向に分割する光学系であってもよい。
【0017】接眼ファインダ107は、使用者がステー
ジ102上の試料50を視認するためのファインダー光
学系である。第1実施形態におけるDSC210は、C
CD201と、CDS回路202と、AGC回路203
と、A/D変換器204と、DSP回路205と、通信
I/F206およびCPU207とから構成されてい
る。
【0018】CCD201は、被写体の像を撮像し、ア
ナログの画像信号に変換して出力する光電変換素子であ
る。CCD201で変換された画像信号はCDS回路2
02に出力される。CDS回路202は、CCD201
から出力されたアナログ画像信号に対して相関二重サン
プリングの処理を施す回路である。処理の施されたアナ
ログ画像信号は、AGC回路203に出力される。
【0019】AGC回路203は、CDS回路202か
ら出力されたアナログ画像信号に対して、所定量の利得
増幅を自動で行う増幅回路である。AGC回路203
は、画像の明るさが略均一となるようにアナログ画像信
号の利得を増幅する。AGC回路203は、RGB各色
成分毎に独立して利得を増幅する。AGC回路203に
おける利得増幅量は、CPU207によって制御され
る。
【0020】A/D変換器204は、AGC回路203
から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に
変換する。A/D変換器204で変換されたデジタル画
像信号はDSP回路205に出力される。DSP回路2
05は、A/D変換器204から出力されたデジタル画
像信号に対してガンマ変換やホワイトバランス処理等の
デジタル信号処理を施す信号処理回路である。信号処理
の施されたデジタル画像信号は通信I/F206に出力
される。
【0021】通信I/F206は、後述するPC300
との間で画像信号および制御信号の授受を行うインター
フェイスである。通信I/F206はPC300側の通
信I/F307と接続されている。通信I/F206は
DSP回路205から出力されるデジタル画像信号をP
C300の通信I/F307に出力する。また通信I/
F206は、後述するCPU301から通信I/F30
7を介して出力されるDSC210の制御信号およびA
GC回路203における利得増幅量を制御するための撮
影条件設定をCPU207に出力する。
【0022】CPU207は、DSC210内の各構成
を制御する制御回路である。CPU207は、後述する
PC300において設定される撮影条件設定を通信I/
F206を介して受信し、受信した撮影条件設定に基づ
いて、AGC回路203におけるRGB各色成分の利得
増幅量を制御する。またCPU207は、CPU301
で設定される撮影回数に基づいて、CCD201に連続
的に撮像させる。
【0023】PC300は、CPU301と、表示ドラ
イバ302と、キーボードドライバ303と、縮小画像
作成回路304と、バッファメモリ305と、メモリ3
06と、通信I/F307および条件記憶メモリ308
とから構成されている。また、PC300には、撮像し
た画像を表示するための表示モニタ309および、操作
デバイスであるキーボード310が接続されている。
【0024】CPU301はPC300内の各構成を制
御する制御回路である。CPU301は後述するキーボ
ードドライバ303から出力された信号をDSC210
の制御命令に変換し、通信I/F307に出力する。ま
たCPU301は、使用者のキーボード310による入
力に基づいて、AGC回路203における利得増幅量を
決定するための撮影条件設定を設定し、後述する条件記
憶メモリ308に記録する。なお撮影条件設定は、AG
C回路203におけるRGB各色成分の利得増幅度の情
報から構成され、連続撮影の回数は利得増幅度情報をR
GBで1組として数えた個数により決定される。またC
PU301は、設定した撮影条件設定を条件記憶メモリ
308から読み出して後述する通信I/F307および
206を介してCPU207に出力し、DSC210に
撮影条件設定に基づく連続撮影を行わせる。またCPU
301は、使用者が後述する表示モニタ309上に表示
された縮小画像を参照することによって指定した画像に
対応するデジタル画像信号を、後述するバッファメモリ
305から読み出しメモリ306に記録させる。
【0025】表示ドライバ302は、PC300に接続
される表示モニタ309を制御するためのドライバであ
る。表示ドライバ302は、CPU301の制御に基づ
いて画像信号およびモニタ制御信号を表示モニタ309
に出力する。キーボードドライバ303は、操作デバイ
スであるキーボード310を制御するためのドライバで
ある。使用者がキーボード310を操作することにより
入力された信号は、キーボードドライバ303を介して
CPU301に出力される。
【0026】縮小画像作成回路304は、後述するバッ
ファメモリ305から出力されるデジタル画像信号か
ら、表示モニタ309上において複数同時表示するため
の縮小画像を作成する。縮小画像作成回路304で作成
された縮小画像は表示ドライバ302に出力される。バ
ッファメモリ305は、DSC210から通信I/F2
06および307を介して出力されるデジタル画像信号
を記録するためのメモリである。バッファメモリ305
は記録したデジタル画像信号を縮小画像作成回路304
に出力する。またバッファメモリ305は、CPU30
1によって指定されたデジタル画像信号をメモリ306
に出力する。
【0027】メモリ306は、バッファメモリ305か
ら出力されたデジタル画像信号を記録する。メモリ30
6は、CPU301によって記録が制御されている。メ
モリ306の例としては、半導体メモリやハードディス
ク、光ディスク等が挙げられる。また、メモリ306
は、メモリカード等のようにPC300に対して着脱可
能な構成であっても良い。
【0028】通信I/F307は、DSC210との間
でデジタル画像信号および制御信号の授受を行うインタ
ーフェイスである。通信I/F307は、DSP回路2
05から通信I/F206を介して出力されたデジタル
画像信号をバッファメモリ305に出力する。また、通
信I/F307は、CPU207から通信I/F206
を出力された制御信号をCPU301に出力する。ま
た、通信I/F307は、CPU301から出力された
制御信号およびAGC回路203における利得増幅量を
決定するための撮影条件設定を通信I/F206に出力
する。
【0029】条件記憶メモリ308は、CPU301か
ら出力された撮影条件設定を記憶するためのメモリであ
る。条件記憶メモリ308は、CPU301によってメ
モリへの書込みおよび読み出しが制御される。表示モニ
タ309は、DSC210によって撮像された画像信号
を表示する。表示モニタ309は、表示ドライバ302
から出力される画像信号およびモニタ制御信号に基づい
て表示を行う。表示モニタ309の例としては、CRT
や液晶ディスプレイ等が挙げられる。また、表示モニタ
309は、DSC210に対してPC300から操作を
行う際の表示インターフェイスも兼用する。
【0030】キーボード310は、DSC210を使用
者が操作するための操作デバイスである。キーボード3
10は、使用者の操作に応じて信号をキーボードドライ
バ303に出力する。尚、操作デバイスとしてはキーボ
ード以外にもマウス等が挙げられる。次にCPU301
において設定される撮影条件設定について図3を用いて
説明する。
【0031】図3はCPU301における撮影条件設定
の例をマトリクスで表した説明図である。図3に示すマ
トリクスは、横方向が緑から赤へ段階的に利得を変更
し、縦方向が緑から青へ段階的に利得を変更している。
また、図3中において、+は利得を増加させることを表
し、1つなら1段階増加、2つなら2段階増加を示して
いる。同様に−は利得を減少させることを表し、1つな
ら1段階減少、2つなら2段階減少を示している。ま
た、0は利得を変更しないことを表し、マトリクスの中
心であるC3はRGB各色成分について全く利得変更を
行わない通常状態を示している。
【0032】利得の増加量および減少量および撮影回数
の設定方法は、撮影回数のみを指定して利得増幅度は予
め決められた利得増幅度を使用する方法でもよい。ま
た、その都度段階毎の増幅量および減少量を設定する方
法でもよい。また、1段階変化させた時の利得増幅度お
よび何段階変化させるかを設定する方法でもよい。マト
リクスにおいて、通常状態であるC3から右側は赤成分
Rの利得が増加され、緑成分Gの利得が減少される。逆
に、C3から左側はRの利得が減少され、Gの利得が増
加される。
【0033】縦方向については、C3から下側は青成分
Bの利得が増加され、Gの利得が減少される。逆にC3
から上側はBの利得が減少され、Gの利得が増加され
る。なお、撮影条件設定の例として緑−赤および緑−青
の2軸のマトリクスを用いて説明したが、緑成分につい
ても独立した1軸を設けて3次元のマトリクスとなるよ
うな撮影条件設定を行うことも可能である。
【0034】次に第1実施形態の顕微鏡システムにおけ
るCPUの制御手順について図4を用いて説明する。な
お、第1実施形態の顕微鏡システム1は、DSC210
とPC300のそれぞれがCPU207およびCPU3
01を有しているが、ここではこの2つのCPUについ
てまとめた形で制御手順を説明する。まず、ステップS
101において、初期設定として、撮影回数をカウント
するためのフラグNを0に設定する。ステップS101
の処理が完了するとステップS102に進む。
【0035】まず、ステップS102において、条件記
憶メモリにおける記録の有無を調べることにより、撮影
条件設定が設定されたかどうかを判別する。条件記憶メ
モリに記録が有る場合には、撮影条件設定が設定されて
いると判別してステップS103に進む。また、条件記
録メモリに記録が無い場合には撮影条件設定が設定され
ていないとしてステップS102において待機する。
【0036】次に、ステップS103において、設定さ
れた撮影条件設定に基づいてAGC回路203における
RGB各色成分の利得増幅度を変更する。ステップS1
03の処理が完了するとステップS104に進む。次
に、ステップS104において、CCD201に被写体
を撮像させる。撮像された被写体の画像信号は、AGC
回路203において撮影条件設定に基づく利得増幅度で
増幅された後に通信I/F206からPC300に出力
される。ステップS104の処理が完了するとステップ
S105に進む。
【0037】次に、ステップS105において、DSC
210から出力されたデジタル画像信号をバッファメモ
リ305に記録させる。ステップS105の処理が完了
するとステップS106に進む。次に、ステップS10
6において、ステップS105でバッファメモリ305
に記録させたデジタル画像信号をバッファメモリ305
から出力させ、表示モニタ309上に表示させるる。こ
の際、バッファメモリ305から出力されたデジタル画
像信号は縮小画像作成回路304において表示モニタ3
09に表示するための縮小画像に変換されるため、表示
モニタ309には撮像した画像信号の縮小画像が表示さ
れる。ステップS106の処理が完了するとステップS
107に進む。
【0038】次に、ステップS107において、撮影回
数カウンタ用フラグNの値を1増加させる。ステップS
107の処理が完了するとステップS108に進む。次
に、ステップS108において、撮影条件設定で設定さ
れた撮影回数の値と撮影回数カウンタ用フラグNの値と
を比較することにより、撮影条件設定において設定され
た回数の撮影を行ったかどうかを判別する。フラグNの
値が撮影条件設定で設定された撮影回数と等しい場合
は、撮影条件設定で設定した回数の撮影が行われたと判
別してステップS109に進む。また、フラグNの値が
撮影条件設定で設定された撮影回数に満たない場合は、
撮影条件設定で設定した回数の撮影が行われていないと
判別してステップS103に進み、次の撮影条件にて同
様の処理を繰り返す。
【0039】ステップS108において撮影条件設定で
設定された回数の撮影が行われたと判別するとステップ
S109に進む。ステップS109は、キーボードドラ
イバ303からCPU301に入力する信号を調べるこ
とにより、記録する画像が選択されたかどうかを判別す
る。ここで、記録する画像が選択されている場合はステ
ップS110に進む。また、記録する画像が選択されて
いない場合はステップS109ににおいて待機する。
【0040】ステップS109において記録する画像が
選択された場合はステップS110に進む。ステップS
110は、選択されたを画像に対応するデジタル画像信
号をバッファメモリ305から読み出し、メモリ306
に記録させる。ステップS110の処理が完了するとス
テップS111に進む。次に、ステップS111におい
て、表示モニタ309上に表示された縮小画像の表示を
消去させる。ステップS111の処理が完了すると終了
に進み、一連の処理を終了する。
【0041】次に第2実施形態の顕微鏡システム2につ
いて図5、図6および図7とを用いて説明する。尚、第
2実施形態以降については第1実施形態の構成と同一の
構成については同一の符号を付して説明を省略し、第1
実施形態と異なる構成についてのみ説明する。図5は第
2実施形態における顕微鏡システムの内部構成を示すブ
ロック図である。
【0042】図6は第2実施形態における調光回路およ
び照明電源の一例を示す回路図である。図7は第2実施
形態における顕微鏡システムの制御手順を示すフローチ
ャート図である。第2実施形態の顕微鏡システム2は顕
微鏡120とDSC200およびPC300から構成さ
れている。第2実施形態の顕微鏡システムが第1実施形
態の顕微鏡システムと異なる点は、顕微鏡120が照明
光源103の点灯電圧を調節する調光回路を有してお
り、点灯電圧を変化させて異なる色温度の照明光で照明
することにより異なる撮影条件の画像信号を得る点であ
る。
【0043】図5に示すように、第2実施形態の顕微鏡
120は第1実施形態の顕微鏡110の構成に加えて通
信I/F108と、調光回路121および照明電源12
2を有する構成となっている。なお、この他の構成は第
1実施形態の顕微鏡110において既に説明済であるた
め、ここでは説明を省略する。通信I/F108は、P
C300からの信号を受信するためのインターフェイス
である。通信I/F108は、CPU301から通信I
/F307を介して出力される撮影条件設定を調光回路
121に出力する。
【0044】調光回路121は、照明光源103の点灯
電圧を制御するための回路である。調光回路121は、
通信I/F108から出力される撮影条件設定に基づい
て後述する照明電源122における点灯電圧を制御す
る。照明電源122は、照明光源103の点灯用電源で
ある。照明電源は調光回路121により点灯電圧が制御
される。
【0045】図6に第2実施形態における調光回路12
1および照明電源122の一例を示す。図6に示すよう
に調光回路121は抵抗R1,R2,R3を有してお
り、CPU301から出力される撮影条件設定に基づい
て抵抗R1,R2,R3を組合せて総合の抵抗値を変更
する。照明電源122は調光回路の抵抗値に応じて照明
光源103の点灯電圧を変更する。
【0046】第2実施形態におけるDSC200は、C
PU207およびAGC回路208以外の構成は第1実
施形態のDSC210の構成と同一であるため、同一構
成については説明を省略する。CPU207は、DSC
200内の各構成を制御する制御回路である。AGC回
路208は、CDS回路202から出力されたアナログ
画像信号の利得を調整するための回路である。AGC回
路208は、画像の明るさが略一定となるようにアナロ
グ画像信号の利得を調整する。
【0047】第2実施形態におけるPC300は、CP
U301以外は第1実施形態のPC300と同一である
ため、同一構成については説明を省略する。CPU30
1はPC300内の各構成を制御する制御回路である。
CPU301は後述するキーボードドライバ303から
出力された信号を顕微鏡120およびDSC200の制
御命令に変換し、通信I/F307に出力する。またC
PU301は、使用者のキーボード310による入力に
基づいて、調光回路121における照明光源103の点
灯電圧を決定するための撮影条件設定を設定し、条件記
憶メモリ308に記録する。なお撮影条件設定は、点灯
電圧および連続撮影回数の情報から構成され、連続撮影
回数は点灯電圧情報の個数により決定される。またCP
U301は、設定した撮影条件設定を条件記憶メモリ3
08から読み出して後述する通信I/F307および1
08を介して調光回路121に出力し、DSC200に
撮影条件設定に基づく連続撮影を行わせる。またCPU
301は、使用者が後述する表示モニタ309上に表示
された縮小画像を参照することによって指定した画像に
対応するデジタル画像信号を、後述するバッファメモリ
305から読み出しメモリ306に記録させる。
【0048】次に、第2実施形態の制御手順について図
7を用いて説明する。尚、第2実施形態以降の制御手順
について、第1実施形態における制御手順と同様の制御
を行う手順については、第1実施形態と同一の符号を付
し、ここでは説明を省略する。図7において、ステップ
S101およびS102は第1実施形態と同様の処理で
あるため説明を省略する。
【0049】ステップS102の処理が完了するとステ
ップS203に進む。ステップS203は、撮影条件設
定に基づいて照明光源103の点灯電圧を設定する。ス
テップS203の処理が完了するとステップS104に
進む。ステップS104以降は第1実施形態と同一の処
理であるため説明を省略する。
【0050】この調光回路121および照明電源122
を用いた制御により得られる結果を、照明光源103の
例としてハロゲンランプを用いて説明する。まず、撮影
条件設定に基づいてハロゲンランプの点灯電圧を上げた
場合は、ハロゲンランプから発する照明光の明るさおよ
び色温度が上がる。照明光の色温度が上がった結果、得
られる画像は青みがかった画像となる。逆に、撮影条件
設定に基づいてハロゲンランプの点灯電圧を下げた場合
は、ハロゲンランプから発する照明光の明るさおよび色
温度が下がる。照明光の色温度が下がった結果、得られ
る画像は赤みがかった画像となる。これらの画像をDS
C200で撮像すると、画像の明るさの変化については
AGC回路208によって補正されるため、照明光源1
03の点灯電圧を変化させることで、照明光源103の
点灯電圧に応じた色合いの異なる画像信号を得ることが
可能となる。
【0051】次に第3実施形態の顕微鏡システムについ
て図8、図9、図10および図11を用いて説明する。
図8は第3実施形態における顕微鏡システム3の構成を
示すブロック図である。図9は第3実施形態におけるフ
ィルタを照明光源と試料との間に設けた場合の例を示す
説明図である。
【0052】図10は第3実施形態における落射蛍光顕
微鏡のフィルタブロックを対物レンズと鏡筒との間に設
けた場合の例であり、図10(a)は各構成の位置関係
を示す図、図10(b)は4つのフィルタブロックを配
置したターレットを上面から見た図である。図11は第
3実施形態の顕微鏡システムにおける制御手順を示すフ
ローチャート図である。
【0053】第3実施形態の顕微鏡システム3は顕微鏡
130とDSC200およびPC300から構成されて
いる。第3実施形態の顕微鏡システム3が第1実施形態
の顕微鏡システム1と異なる点は、顕微鏡130が照明
光源103からの照明光の波長を変化させるフィルタを
有している点である。第3実施形態における顕微鏡シス
テム3の構成について図8、図9および図10を用いて
説明する。
【0054】図8および図9に示すように、第3実施形
態の顕微鏡130は第1実施形態の顕微鏡110の構成
に加えてフィルタ131、フィルタ位置検出センサ13
2、フィルタ回転モータ133、CPU134、コレク
タレンズ135およびコンデンサレンズ136を有して
いる。なお、この他の構成は第1実施形態の顕微鏡11
0において既に説明済であるため、ここでは説明を省略
する。
【0055】フィルタ131は、フィルタ131自身を
透過させることにより照明光源103から発した照明光
の波長や強度、偏光状態等の特性を変化させるためのも
のである。図9に示すように、フィルタ131はターレ
ット131a上に光を透過させて特性を変化させるフィ
ルタ131cおよびフィルタ131cの位置を特定する
ための位置検出マーク131dとを有する構成となって
いる。フィルタ131は、回転軸131bを回転中心と
して後述するフィルタ回転モータ133によって回転さ
れることによりフィルタ面131cの位置が変更され
る。なお、フィルタ131の配置は、試料50の透過光
を観察する場合は図9に示すように照明光源103と試
料50との間に配置し、試料50の反射光もしくは励起
光を観察する場合は図10に示すように対物レンズ10
5と鏡筒106との間に配置する。
【0056】フィルタ位置検出センサ132は、フィル
タ131の位置を検出するためのセンサである。フィル
タ位置検出センサ132は、フィルタ131に設けられ
た位置検出マーク131dを検出し、検出した位置情報
を後述するCPU134に出力する。フィルタ位置検出
センサの例としては、フォトインタラプタが挙げられ
る。なお、フィルタ位置検出センサ132にフォトイン
タラプタを用いた場合は、位置検出マーク131dには
反射性のものを用い、反射光の強度およびパターンを検
出することによって位置を検出する。
【0057】フィルタ回転モータ133は、フィルタ1
31を回転させるためのモータである。フィルタ回転モ
ータ133は、CPU134によって駆動が制御され
る。CPU134は、CPU301から通信I/F30
7および108を介して出力される撮影条件設定およ
び、フィルタ位置検出センサ132から出力されるフィ
ルタ131の位置情報とに基づいて、フィルタ回転モー
タ133の駆動を制御する制御回路である。
【0058】コレクタレンズ135は、照明光源から発
した照明光を平行光にするための光学系である。コレク
タレンズ135は、照明光源103とフィルタ131と
の間に配置され、フィルタ131のフィルタ面に平行光
が入射するように配置される。コンデンサレンズ136
は、フィルタ131を透過した照明光を試料50に集光
するための光学系である。コンデンサレンズ136は、
フィルタ131と試料50との間に配置される。
【0059】第3実施形態におけるDSC200につい
ては、第2実施形態において説明したものと同一である
ためここでは説明を省略する。第3実施形態におけるP
C300は、CPU301以外は第1実施形態のPC3
00と同一であるため、同一構成については説明を省略
する。CPU301はPC300内の各構成を制御する
制御回路である。CPU301は後述するキーボードド
ライバ303から出力された信号を顕微鏡120および
DSC200の制御命令に変換し、通信I/F307に
出力する。またCPU301は、使用者のキーボード3
10による入力に基づいて、フィルタ131の種類を決
定するための撮影条件設定を設定し、条件記憶メモリ3
08に記録する。なお撮影条件設定は、フィルタ131
の種類および連続撮影回数の情報から構成され、連続撮
影回数は設定されたフィルタ情報の個数により決定され
る。またCPU301は、設定した撮影条件設定を条件
記憶メモリ308から読み出して後述する通信I/F3
07および108を介してCPU134に出力し、DS
C200に撮影条件設定に基づく連続撮影を行わせる。
またCPU301は、使用者が後述する表示モニタ30
9上に表示された縮小画像を参照することによって指定
した画像に対応するデジタル画像信号を、後述するバッ
ファメモリ305から読み出しメモリ306に記録させ
る。
【0060】次に、フィルタ131を対物レンズ105
と鏡筒106との間に配置した場合について図10を用
いて説明する。図10(a)に示すように、フィルタ1
31を対物レンズ105と鏡筒106との間に配置する
顕微鏡の例には、落射蛍光顕微鏡がある。落射蛍光顕微
鏡は、試料を蛍光観察するための顕微鏡であり、試料を
対物レンズ側から照明し、試料からの反射光を観察す
る。この際、試料の特定部位のみを反射させるために、
試料中の特定部位を励起させる必要が有る。そのため、
図10(a)および図10(b)に示すように、フィル
タ131は、ターレット131a上に励起フィルタ13
1e、ダイクロイックミラー131fおよび蛍光フィル
タ131gからなるフィルタブロック131hが複数の
特定部位を観察可能なように複数配置された構成となっ
ている。図10におけるフィルタ131も、不図示のフ
ィルタ回転モータ133により回転軸131bを中心に
回転することでフィルタブロック131hを変更する励
起フィルタ131eは、試料中の特定部位が励起するよ
う照明光の波長を変更するフィルタである。励起フィル
タ131eは、照明光源103からの照明光が入射し、
フィルタを透過した照明光が後述するダイクロイックミ
ラー131fに入射するような位置に配置される。
【0061】ダイクロイックミラー131fは、特定波
長の光のみを選択的に反射し、また反射波長とは異なる
特定波長の光のみを選択的に透過するミラーである。ダ
イクロイックミラー131fは、励起フィルタ131e
を透過した照明光を反射し、対物レンズ105を介して
試料50を照明する。またダイクロイックミラー131
fは、試料50からの反射光を透過し、後述する蛍光フ
ィルタ131gを介して鏡筒106に入射させる。
【0062】蛍光フィルタ131gは、試料50からの
反射光に応じて蛍光を発するフィルタである。次に、第
3実施形態の制御手順について図11を用いて説明す
る。尚、第2実施形態以降の制御手順について、第1実
施形態における制御手順と同様の制御を行う手順につい
ては、第1実施形態と同一の符号を付し、ここでは説明
を省略する。また、第3実施形態における制御は、図8
に示した照明光源103と試料50との間に配置するフ
ィルタと図10に示した対物レンズ105と鏡筒106
との間に配置するフィルタのどちらにも同一の制御を適
用する。
【0063】図11において、ステップS101および
S102は第1実施形態と同様の処理であるため説明を
省略する。ステップS102の処理が完了するとステッ
プS303に進む。ステップS203は、撮影条件設定
に基づいて撮影に使用するフィルタ131bもしくはフ
ィルタブロック131hの種類を設定する。ステップS
203の処理が完了するとステップS104に進む。
【0064】ステップS104以降は第1実施形態と同
一の処理であるため説明を省略する。これにより、同一
試料における複数色調の画像だけでなく、試料中の特定
部位に応じた複数の蛍光画像を自動的に得ることが可能
となる。
【0065】
【発明の効果】上記のような構成であるから、使用者は
何度も撮影をやり直す必要が無く、また撮影画像に対し
て調整処理を行う必要も無いので、連続的に撮影された
画像の中から最も好適な画像を選択するだけで未処理原
画として最適な画像を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は第1実施形態における顕微鏡システム
の基本構成を示す説明図である。
【図2】 図2は第1実施形態における顕微鏡システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】 図3は第1実施形態における顕微鏡システム
の撮影条件設定の一例を示す図である。
【図4】 図4は第1実施形態における顕微鏡システム
の制御手順を示すフローチャート図である。
【図5】 図5は第2実施形態における顕微鏡システム
の内部構成を示すブロック図である。
【図6】 図6は第2実施形態における調光回路および
照明電源の一例を示す回路図である。
【図7】 図7は第2実施形態における顕微鏡システム
の制御手順を示すフローチャート図である。
【図8】 図8は第3実施形態における顕微鏡システム
3の構成を示すブロック図である。
【図9】 図9は第3実施形態におけるフィルタを照明
光源と試料との間に設けた場合の例を示す説明図であ
る。
【図10】 図10は第3実施形態における落射蛍光顕
微鏡のフィルタブロックを対物レンズと鏡筒との間に設
けた場合の例であり、図10(a)は各構成の位置関係
を示す図、図10(b)は4つのフィルタブロックを配
置したターレットを上面から見た図である。
【図11】 図11は第3実施形態の顕微鏡システムに
おける制御手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1,2,3:顕微鏡システム 101:本体 102:ステージ 103:照明光源 104:レボルバ 105:対物レンズ 106:鏡筒 107:接眼ファインダ 108:通信I/F 110,120,130:顕微鏡 121:調光回路 122:照明電源 131:フィルタ 132:フィルタ位置検出センサ 133:フィルタ回転モータ 134:CPU 135:コレクタレンズ 136:コンデンサレンズ 200,210:DSC 201:CCD 202:CDS回路 203,208:AGC回路 204:A/D変換器 205:DSP回路 206:通信I/F 207:CPU 300:パーソナルコンピュータ(PC) 301:CPU 302:表示ドライバ 303:キーボードドライバ 304:縮小画像作成回路 305:バッファメモリ 306:メモリ 307:通信I/F 308:条件記憶メモリ 309:表示モニタ 310:キーボード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 9/68 H04N 9/68 A 9/79 9/79 G

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を拡大する顕微鏡と、 前記被写体の像を撮像して画像信号として出力する撮像
    手段を有し、前記顕微鏡が拡大した前記被写体を撮像す
    る電子スチルカメラと、 前記顕微鏡および前記電子スチルカメラを制御し、撮影
    条件を変更しながら前記電子スチルカメラに連続的に撮
    像させる制御手段と、 を有することを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 【請求項2】 前記電子スチルカメラは前記撮像手段か
    ら出力される前記画像信号の利得を増幅する増幅回路を
    更に有し、 前記制御手段は、前記撮影条件として前記増幅回路にお
    ける利得増幅度を変更することを特徴とする請求項1に
    記載の顕微鏡システム。
  3. 【請求項3】 前記画像信号は被写体像のR成分、G成
    分、B成分の情報を含み、 前記制御手段は、前記画像信号中の前記R成分、G成
    分、B成分それぞれについて独立に利得増幅度を変更す
    ることを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡システム。
  4. 【請求項4】 前記電子スチルカメラは利得の変更され
    た前記画像信号に対してアナログ−ディジタル変換を行
    うA/D変換器を更に有することを特徴とする請求項2
    に記載の顕微鏡システム。
  5. 【請求項5】 前記顕微鏡は前記被写体を照明するため
    の照明光源を有し、 前記制御手段は、前記撮影条件として前記照明光源から
    発する照明光の色温度を変更することを特徴とする請求
    項1に記載の顕微鏡システム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記色温度を変更する
    ために前記照明光源の点灯電圧を変更することを特徴と
    する請求項5に記載の顕微鏡システム。
  7. 【請求項7】 前記顕微鏡は前記被写体を照明するため
    の照明手段および該照明手段から発した照明光を変化さ
    せる複数のフィルタを更に有し、 前記制御手段は、前記撮影条件として前記フィルタを変
    更することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システ
    ム。
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