JPH09269545A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH09269545A
JPH09269545A JP8101923A JP10192396A JPH09269545A JP H09269545 A JPH09269545 A JP H09269545A JP 8101923 A JP8101923 A JP 8101923A JP 10192396 A JP10192396 A JP 10192396A JP H09269545 A JPH09269545 A JP H09269545A
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JP
Japan
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image
area
optical system
camera
read
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Application number
JP8101923A
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English (en)
Inventor
Shunichi Miyadera
俊一 宮寺
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡易で、かつ、撮影距離にかかわらず、
写真フィルム上の画像の領域と、表示手段により表示さ
れた電子画像の領域とを一致させることができるカメラ
を提供する。 【解決手段】カメラは、撮影光学系と、この撮影光学系
から独立して設けられたファインダー光学系と、CCD
と、LCDと、制御手段と、フィールフドメモリー25
と、E2 PROMとを有する。CCDにより撮像した画
像は、一旦、フィールフドメモリー25に記憶される。
制御手段は、撮影距離情報に基づいて、E2 PROMか
ら読み出し開始位置のアドレス(0,yA )を表すデー
タを抽出する。そして、このデータに基づき、フィール
フドメモリー25のアドレス(0,yA )から画像の読
み出しを開始し、写真フィルム上の画像の領域と一致す
る読み出し領域54内の画像を読み出し、この電子画像
をLCDに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、特に、被
写体像を写真フィルムに結像させる撮影光学系と、被写
体像を撮像素子に結像させるファインダー光学系とを有
する、銀塩写真フィルムに撮影するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】被写体像を写真フィルムに結像させる撮
影光学系と、被写体像をCCDに結像させるファインダ
ー光学系とを有する、銀塩写真フィルム(写真フィル
ム)に撮影するカメラが知られている。
【0003】図15は、従来のカメラの光学系を示す模
式図である。同図に示すように、このカメラの光学系
は、撮影光学系503と、その撮影光学系503から独
立して設けられたファインダー光学系504とで構成さ
れている。
【0004】このような従来のカメラでは、ファインダ
ー光学系504の光軸540が、撮影光学系503の光
軸530に対してずれているので、パララックスが生じ
る。
【0005】例えば、撮影距離aのA点や、撮影距離b
のB点を撮影する場合、撮影範囲をT、ファインダー視
野範囲をOとすると、撮影距離aでのファインダー視野
範囲Oa と撮影範囲Ta とが一致せず、撮影距離bでの
ファインダー視野範囲Ob と撮影範囲Tb とが一致しな
い。この場合、A点、B点は、撮影光学系503の光軸
530上にあるので、写真フィルム上では、画面の中心
に位置するが、これらA点、B点は、ファインダー光学
系504の光軸540上にないので、図示しないCCD
上や、ファインダー上では、画面の中心には位置しな
い。
【0006】このように、写真フィルム上の画像の領域
(撮影光学系503の視野)と、ファインダー上の画像
およびモニター上の電子画像の領域(ファインダー光学
系504の視野)とにずれが生じる。
【0007】図16に示すように、ファインダー光学系
504の光軸540が、撮影光学系503の光軸530
に対し、図16中、横方向および縦方向のそれぞれにず
れているカメラ501の場合には、ファインダー上の画
像およびモニター上の電子画像では、撮影光学系503
の光軸530上のA点、B点が画面506の中心から横
方向および縦方向のそれぞれにずれる。この場合、撮影
距離(カメラ501のフィルム面から被写体までの距
離)が近い程、撮影光学系503の光軸530上の点
は、図16中、左下へずれ、撮影距離が遠い程、撮影光
学系503の光軸530上の点は、画面506の中心へ
近づく。
【0008】また、図17に示すように、ファインダー
光学系504の光軸540が、撮影光学系503の光軸
530に対し、図17中、縦方向にのみずれているカメ
ラ502の場合には、ファインダー上の画像およびモニ
ター上の電子画像では、撮影光学系503の光軸530
上のA点、B点が画面506の中心から縦方向にのみず
れる。この場合、撮影距離が近い程、撮影光学系503
の光軸530上の点は、図17中、下側へずれ、撮影距
離が遠い程、撮影光学系503の光軸530上の点は、
画面506の中心へ近づく。
【0009】このようなパララックスを補正するため
に、従来では、特開平1−147439号公報に示すよ
うに、別途、パララックス補正装置を設けたり、光学系
を変更する等、機械的手段による補正を行っている。し
かしながら、機械的な補正では、構造が複雑化するとと
もに、カメラが大型化し、また、高価になるという問題
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構造
が簡易で、かつ、撮影距離にかかわらず、写真フィルム
上の画像の領域と、表示手段により表示された電子画像
の領域とを一致させることができるカメラを提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(11)の本発明により達成される。
【0012】(1) 撮像素子と、被写体像を写真フィ
ルムに結像させる第1の光学系と、前記第1の光学系か
ら独立して設けられ、被写体像を前記撮像素子の受光面
に結像させる第2の光学系と、前記撮像素子の受光面に
結像した被写体像を映像処理し、該被写体像の電子画像
を出力する映像処理手段と、前記映像処理手段から出力
された電子画像を表示する表示手段と、被写体までの距
離情報を検出する検出手段と、前記第1の光学系と前記
第2の光学系の視野の相違を補正する補正手段とを有
し、前記補正手段は、前記検出手段により検出された被
写体までの距離情報に基づいて、前記写真フィルム上の
画像の領域と、前記表示手段により表示された電子画像
の領域とが一致するように、前記撮像素子により撮像さ
れた画像の読み出し領域を設定するよう構成されている
ことを特徴とするカメラ。
【0013】(2) 前記第1の光学系の光軸と、前記
第2の光学系の光軸とを含む面が、写真フィルムの搬送
方向と直交するように、前記第1の光学系と、前記第2
の光学系とが配置されている上記(1)に記載のカメ
ラ。
【0014】(3) 前記撮像素子の受光領域の長辺側
と短辺側の幅の比が長辺/短辺で示されるとき、前記撮
像素子の受光領域の長辺/短辺が、前記写真フィルム上
の画像の長辺/短辺より小さい上記(2)に記載のカメ
ラ。
【0015】(4) 前記撮像素子の受光領域の長辺側
と短辺側の幅の比が長辺/短辺で示されるとき、前記撮
像素子の受光領域の長辺/短辺が12/9、前記写真フ
ィルム上の画像の長辺/短辺が12/8であり、前記撮
像素子の受光領域における、該受光領域と前記写真フィ
ルム上の画像との差の部分を前記補正に利用する上記
(2)に記載のカメラ。
【0016】(5) 前記撮像素子により撮像された画
像の長辺方向の領域と、前記写真フィルム上の画像の長
辺方向の領域とが一致するよう構成されている上記
(3)または(4)に記載のカメラ。
【0017】(6) 前記補正手段は、被写体までの距
離に対応する前記読み出し領域を示す領域情報が記憶さ
れている情報メモリーを有し、この情報メモリーから前
記領域情報を読み出し、該領域情報と、前記被写体まで
の距離情報とに基づいて、前記読み出し領域を設定する
よう構成されている上記(1)ないし(5)のいずれか
に記載のカメラ。
【0018】(7) 前記映像処理手段は、画像を記憶
する画像メモリーを有し、前記撮像素子により撮像され
た画像を前記画像メモリーに一旦記憶し、該画像メモリ
ーから前記補正手段により設定された前記読み出し領域
に対応する画像を読み出して電子画像を出力するよう構
成されている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載
のカメラ。
【0019】(8) 前記映像処理手段は、画像を記憶
する画像メモリーを有し、前記撮像素子により撮像され
た画像を前記画像メモリーに一旦記憶し、該画像メモリ
ーから前記補正手段により設定された前記読み出し領域
に対応する画像を読み出して電子画像を出力するよう構
成され、前記領域情報は、前記画像メモリーの読み出し
開始位置のアドレスを特定する情報である上記(6)に
記載のカメラ。
【0020】(9) 前記読み出し開始位置のアドレス
の特定は、前記画像メモリーに、次の画像の記憶が開始
されるまでになされるよう構成されている上記(8)に
記載のカメラ。
【0021】(10) 前記画像メモリーにn番目の画像
を記憶している際に、前記画像メモリーからn−1番目
の画像を読み出し、かつ、前記n−1番目の画像の読み
出しに対して、前記n番目の画像の記憶を所定画素数分
遅らせて行うよう構成されている上記(7)ないし
(9)のいずれかに記載のカメラ。
【0022】(11) 前記写真フィルムに撮影した画像
に対応する静止画の電子画像が前記表示手段に出力され
るよう構成されている上記(1)ないし(10)のいずれ
かに記載のカメラ。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカメラを添付図面
に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明のカメラの第1実施例を示
す斜視図、図2は、図1に示すカメラを示す正面図、図
3は、図1に示すカメラの撮影光学系およびファインダ
ー光学系の構成例を示す模式図、図4は、図1に示すカ
メラの回路構成例を示すブロック図である。
【0025】図1に示すように、カメラ(LCDモニタ
ー付カメラ)1は、カメラボディー2を有し、カメラボ
ディー2の前面(正面)には、第1の光学系である撮影
光学系3が、カメラボディー2の背面には、電子画像を
表示する表示手段であるLCD(液晶表示素子)6が、
カメラボディー2の前面から背面に渡って、第2の光学
系であるファインダー光学系4が、カメラボディー2の
上面には、メインスイッチ(電源スイッチ)7と、オー
トフォーカス(自動焦点)モードまたはマニュアルフォ
ーカスモードを選択する切換スイッチ8と、測光・レリ
ーズスイッチ9とが、それぞれ設置されている。なお、
測光・レリーズスイッチ9は、2段スイッチになってい
る。
【0026】図2に示すように、撮影光学系3は、カメ
ラボディー2のほぼ中央に配置され、ファインダー光学
系4は、撮影光学系3の図2中上側に配置されている。
すなわち、撮影光学系3の光軸30と、ファインダー光
学系4の光軸40とを含む面18が、写真フィルム(銀
塩写真フィルム)17の搬送方向(横方向)と直交する
ように、撮影光学系3と、ファインダー光学系4とが配
置されている。
【0027】図3に示すように、撮影光学系3は、被写
体像を写真フィルム17に結像させる撮影レンズ(撮影
レンズ群)61と、レンズシャッター(絞り兼用シャッ
ター)62とで構成されている。レンズシャッター62
は、複数の羽根を有し、後述するシャッター駆動回路3
7による羽根の移動や回転により、開口を開閉して露光
制御し得るようになっている。
【0028】また、ファインダー光学系4は、実像式の
ファインダー光学系と、CCD用光学系(撮像素子用光
学系)とにハーフミラー66によって分岐して構成され
ている。
【0029】実像式のファインダー光学系は、第1レン
ズ64および第2レンズ65からなる対物レンズ群63
と、ハーフミラー66と、集光レンズ68と、ピント板
69と、コンデンサーレンズ71と、ポロプリズム72
と、接眼レンズ73とで構成されている。また、CCD
用光学系は、集光レンズ67で構成されている。この場
合、CCD(撮像素子)5は、集光レンズ67の結像面
に配置され、ピント板69は、集光レンズ68の結像面
に配置されている。
【0030】このファインダー光学系4は、撮影距離に
かかわらず、写真フィルム17に撮影された画像全体を
CCD5で撮像することができ、かつ、写真フィルム1
7上の画像の長辺方向(横方向)の領域と、CCD5に
より撮像された画像の長辺方向(横方向)の領域とが一
致するように設計されている。
【0031】対物レンズ群63を透過した光は、ハーフ
ミラー66に入射し、このハーフミラー66を透過した
光は、集光レンズ67を経てCCD5の受光面51に結
像する。
【0032】一方、ハーフミラー66で反射した光は、
集光レンズ68を経て一度ピント板69上に結像し、コ
ンデンサーレンズ71を透過し、ポロプリズム72に入
射する。そして、このポロプリズム72により像反転が
なされ、接眼レンズ73を介して被写体像を正立正像で
視認することができる。
【0033】CCD5は、多数の画素が行列状に配置さ
れ、各画素のそれぞれが受光光量に応じた電荷を蓄積
し、この電荷を所定時に順次転送するように構成されて
いる。
【0034】本実施例では、CCD5として、補色フィ
ルターのCCDが用いられている。CCD5の各画素
(最小単位)には、マゼンタ(Mg)、イエロー(Y
e)、シアン(Cy)およびグリーン(G)を取り出す
ためのフィルターが各々被せられている。なお、これら
の内容は周知なので、説明を省略する。以下、「画面上
の画素」を単に「画素」という。なお、CCD5側のシ
ャッターや絞りとしては、このCCD5の電子シャッタ
ー機能を利用する。
【0035】図5は、CCD5の受光領域と、写真フィ
ルム17上の画像(写真フィルム17の1コマ分の露光
領域)とを模式的に示す図である。この場合、CCD5
の受光領域52の横方向の長さ、すなわち長辺方向の長
さL1 と、写真フィルム17上の画像53の横方向の長
さ、すなわち長辺方向の長さL3 とが同一となるような
縮尺で記載されている。
【0036】なお、「写真フィルム17上の画像53の
横方向」とは、写真フィルム17の搬送方向をいう。ま
た、「CCD5の受光領域52の横方向」とは、図5に
示すように、CCD5上の画像と写真フィルム17上の
画像53の向き(方向)を一致させたときの、前記写真
フィルム17上の画像53の横方向をいう。また、「C
CD5の受光領域」とは、CCD5の有効な受光領域を
いう。
【0037】図5に示すように、CCD5の受光領域5
2の横方向の長さ、すなわち長辺方向の長さ(長辺側の
幅)をL1 、その縦方向の長さ、すなわち短辺方向の長
さ(短辺側の幅)をL2 、写真フィルム17上の画像5
3(写真フィルム17の1コマ分の露光領域)の横方向
の長さ、すなわち長辺方向の長さをL3 、その縦方向の
長さ、すなわち短辺方向の長さをL4 とした場合、CC
D5の受光領域52の長辺/短辺(長短辺比)、すなわ
ちL1 /L2 が、写真フィルム17上の画像53の長辺
/短辺(長短辺比)、すなわちL3 /L4 より小さくな
るよう構成されている。
【0038】具体的には、本実施例では、L1 /L2
12/9(=4/3)、L3 /L4=12/8(=3/
2)に設定されている。従って、一般に市販されている
規格のCCDを用いることができ、低コスト化に有利で
ある。
【0039】このカメラ1では、CCD5の受光領域5
2と写真フィルム17上の画像53の差の部分(図5中
点線より上側および下側の部分)を後述するパララック
ス補正に利用する。
【0040】図4に示すように、カメラ1は、制御手段
21を有している。制御手段21は、通常、マイクロコ
ンピュータで構成され、シーケンス制御、測光演算(露
出演算)、測距演算、自動露出や自動焦点合わせの実行
等、カメラ1における諸機能の制御を行う。
【0041】制御手段21には、メインスイッチ7と、
切換スイッチ8と、前記測光・レリーズスイッチ9の操
作によって作動する測光スイッチ11およびレリーズス
イッチ12と、表示部35と、各回路へ電力を供給する
電源回路36とが、それぞれ接続されている。
【0042】制御手段21は、切換スイッチ8がオンの
場合、オートフォーカスモードに設定し、オフの場合、
マニュアルフォーカスモードに設定する。後述するよう
に、オートフォーカスモードに設定されている場合に
は、測距回路45が作動し、マニュアルフォーカスモー
ドに設定されている場合には、レンズ距離測定回路39
が作動する。
【0043】表示部35には、例えば、メインスイッチ
7のオン/オフの別、オートフォーカスモード/マニュ
アルフォーカスモードの別、写真フィルム17の撮影枚
数、撮影の年月日等の情報、現在の時間等のうちの必要
な情報が、例えば、LCD(液晶表示素子)や発光素子
により表示される。
【0044】また、制御手段21には、シャッター駆動
回路37、レンズ駆動回路38、レンズ距離測定回路3
9、ストロボ回路41、測光回路43および測距回路4
5が、それぞれ接続されている。
【0045】測光回路43は、測光センサ44により被
写体の輝度を測定し、その情報(輝度情報)を制御手段
21へ入力する。制御手段21は、前記輝度情報と、写
真フィルム17のフィルム感度(ISO感度)を検出す
る図示しないフィルム感度検出手段から入力されたフィ
ルム感度情報とに基づいて、測光演算(露出演算)を行
い、レンズシャッター62の適正な露出(絞り値および
シャッター速度)を決定するとともに、CCD5側の適
正な露出(CCD5の電荷蓄積時間)を決定する。
【0046】オートフォーカスモードに設定されている
場合には、測距回路45は、投光部46および受光部4
7により、アクティブ方式によって撮影距離を測定し、
その情報(撮影距離情報)を制御手段21へ入力する。
制御手段21は、この撮影距離情報により、撮影距離を
把握する。
【0047】なお、「撮影距離」とは、カメラ1のフィ
ルム面から被写体までの距離をいう。また、「撮影距離
情報」とは、被写体までの距離情報、すなわち、前記撮
影距離に関する情報(データ)をいう。
【0048】レンズ駆動回路38は、図示しない合焦点
駆動用のモータを有している。前述したように、測距回
路45から制御手段21に撮影距離情報が入力される
と、オートフォーカスモードに設定されている場合に
は、制御手段21は、この撮影距離情報に基づいて、合
焦させるための指令信号をレンズ駆動回路38へ入力す
る。レンズ駆動回路38は、この合焦指令により合焦点
駆動用のモータを所定量回転駆動させて合焦状態を得
る。
【0049】シャッター駆動回路37は、図示しないレ
ンズシャッター駆動用のモータを有している。制御手段
21から、レンズシャッター62を前記適正露出で作動
させる指令信号がシャッター駆動回路37に入力される
と、シャッター駆動回路37は、この指令によりレンズ
シャッター駆動用のモータを所定量回転駆動させて、レ
ンズシャッター62を駆動する。これにより、写真フィ
ルム17への露光がなされる。
【0050】撮影光学系3には、図示しないコードを有
するコード板が設置されている。このコード情報は、撮
影光学系3のレンズ繰り出し量(無限端からのレンズ繰
り出し量)に対応した情報になっている。
【0051】レンズ距離測定回路39は、図示しない複
数の接点を備えたコード接片を有している。このコード
接片は、各接点が前記コード板のコードに接触するよう
に配置されている。
【0052】マニュアルフォーカスモードに設定されて
いる場合には、レンズ距離測定回路39は、コード板か
らコード情報を読み取り、撮影光学系3のレンズ繰り出
し量、すなわち、撮影距離の情報を検出し、制御手段2
1へ入力する。制御手段21は、この撮影距離情報によ
り、撮影距離を把握する。
【0053】ストロボ回路20は、制御手段21からス
トロボ駆動指令信号が入力されると、ストロボ光源42
を駆動(発光)させる。また、カメラ1は、CCD駆動
回路29、同期信号発生回路28、アドレスコントロー
ラ31、CDS回路(相関二重サンプリング回路)2
2、映像処理回路23、A/D変換器24、画像メモリ
ーであるフィールドメモリー25、D/A変換器26、
LCD駆動回路27、バックライト駆動回路32、バッ
クライト33および情報メモリーであるE2 PROM
(不揮発性メモリー)34を有している。
【0054】カメラ1では、CCD5により撮像した画
像を、一旦、フィールドメモリー25に記憶し、所定の
読み出し領域内の画像(画素)のみをフィールドメモリ
ー25から読み出す。このような映像処理により、電子
画像を得、この電子画像をLCD6にて表示する。
【0055】この場合、撮影距離情報に基づいて、写真
フィルム17上の画像の領域と、LCD6により表示さ
れた電子画像の領域とが一致するように、CCD5によ
り撮像された画像の読み出し領域を設定する。
【0056】以下、フィールドメモリー25からの画像
の読み出し、すなわち、カメラ1におけるパララックス
補正について説明する。図6は、フィールドメモリー2
5を模式的に示す図である。この場合、x−y座標系を
想定する。x軸方向が前述したCCD5の横方向、y軸
方向がCCD5の縦方向に対応する。
【0057】フィールドメモリー25は、1画面(1フ
ィールド)分の画像信号を記憶し得るものであり、フィ
ールドメモリー25の記憶領域は、CCD5の受光領域
52に対応している。
【0058】図6に示すように、撮影距離が変わると、
CCD5により撮像した画像において、撮影光学系3の
光軸30上の点の位置が変わる。この場合、撮影光学系
3の光軸30上の点の位置は、x軸方向にはずれない
が、y軸方向にずれる。
【0059】例えば、撮影光学系3の光軸30上のA
点、B点(撮影距離は、A点よりB点の方が近い)を比
べた場合、A点より撮影距離が近いB点は、図6中A点
の下側に位置する。
【0060】従って、カメラ1では、撮影距離に応じ
て、所定の画像の読み出し領域を設定する(y軸方向に
移動させる)。例えば、A点を撮影する場合には、A点
がLCD6の画面の中央に位置し、写真フィルム17上
の画像の領域と、LCD6により表示された電子画像の
領域とが一致するように、読み出し領域54を設定す
る。
【0061】これと同様に、B点を撮影する場合には、
B点がLCD6の画面の中央に位置し、写真フィルム1
7上の画像の領域と、LCD6により表示された電子画
像の領域とが一致するように、読み出し領域55を設定
する。なお、画像の読み出し領域内のx軸方向およびy
軸方向の画素数は、それぞれ、LCD6の横方向および
縦方向の有効画素数と一致している。
【0062】ここで、画像の読み出し領域の面積(画像
の読み出し領域内のx軸方向およびy軸方向の画素数)
は、撮影距離にかかわらず一定なので、読み出し開始位
置のアドレス(アドレス開始位置)が定まれば、画像の
読み出し領域が定まる。
【0063】このため本実施例では、E2 PROM34
には、撮影距離に対応する読み出し領域を示す領域情報
として、予め、読み出し開始位置のアドレスを特定する
情報、すなわち、写真フィルム17上の画像の領域と、
LCD6により表示された電子画像の領域とが一致す
る、各撮影距離における読み出し開始位置のアドレスが
テーブル化されて記憶されている。
【0064】そして、電子画像を出力する際、E2 PR
OM34から前記情報を読み出し、この情報と、撮影距
離情報とに基づいて、読み出し開始位置のアドレス、す
なわち、画像の読み出し領域を設定する。
【0065】例えば、A点を撮影する場合には、読み出
し開始位置のアドレス(0,yA )を表すデータが抽出
され、このデータに基づき、フィールドメモリー25の
読み出し開始位置のアドレス(0,yA )から画像信号
の読み出しを開始する。
【0066】この場合、前述したように、撮影距離にか
かわらず、画像の読み出し領域内のx軸方向およびy軸
方向の画素数は、それぞれ一定であるので、x軸方向お
よびy軸方向に、それぞれ、一定画素数分の画素信号を
読み出して、1画面分の画像信号の読み出しを終了する
ようになっている。
【0067】これと同様に、B点を撮影する場合には、
読み出し開始位置のアドレス(0,yB )を表すデータ
が抽出され、このデータに基づき、フィールドメモリー
25の読み出し開始位置のアドレス(0,yB )から画
像信号の読み出しを開始する。そして、x軸方向および
y軸方向に、それぞれ、一定画素数分の画素信号を読み
出して、1画面分の画像信号の読み出しを終了する。
【0068】図7は、画像の書き込みおよび読み出しの
動作を示すタイミングチャートである。同図に示すよう
に、電子画像を出力する場合、CCD5からフィールド
メモリー25へn番目の画像(1画面分の画像)を書き
込み、これとほぼ同時にフィールドメモリー25からn
−1番目の画像を読み出す。そして、このn−1番目の
画像の電子画像をLCD6へ出力する。
【0069】この場合、フィールドメモリー25では、
画像の書き込みを画像の読み出しに対して1H分(図6
中y軸方向に1画素分)遅らせて行う。すなわち、フィ
ールドメモリー25にn番目の画像のm−1行目の各画
素を書き込んでいるときに、フィールドメモリー25か
らn−1番目の画像のm行目の各画素を読み出す。
【0070】また、フィールドメモリー25へのn番目
の画像の書き込みを開始したときから、n+1番目の画
像の書き込みを開始するまでの期間に、n番目の画像に
対する撮影距離情報に基づいて、そのn番目の画像に対
する読み出し開始位置のアドレスデータを抽出し、アド
レスコントローラ31へ出力する。
【0071】次に、映像処理により被写体像の電子画像
を得、その電子画像を表示する際のカメラ1の動作を説
明する。図4に示すように、同期信号発生回路28で
は、制御手段21から制御信号が入力され、この制御信
号に基づいてクロック信号を生成し、このクロック信号
に基づいて同期信号(水平同期信号および垂直同期信号
等)を生成する。生成されたクロック信号および同期信
号は、それぞれ、CCD駆動回路29と、アドレスコン
トローラ31に入力され、それぞれの動作に利用され
る。
【0072】CCD駆動回路29は、同期信号発生回路
28から入力される同期信号に基づいてCCD5を駆動
する。CCD5の各画素には、前述した測光回路43か
らの被写体の輝度情報に基づき求められた適正露出、す
なわち電荷蓄積時間で、被写体像に対応する光量に応じ
た電荷が蓄積され、この蓄積された電荷は順次転送さ
れ、CDS回路22に入力される。
【0073】CDS回路22では、CCD5から出力さ
れる画素信号に対し所定の信号処理を行い(サンプリン
グのタイミングを制御してノイズを除去し)、撮影され
た被写体像のアナログ映像信号、すなわち、マゼンタ、
イエロー、シアンおよびグリーンに関するアナログ映像
信号を得る。
【0074】このアナログ映像信号は、映像処理回路2
3に入力される。映像処理回路23においては、入力さ
れたアナログ映像信号に対し、所定の映像処理(信号処
理)を行い、レッド(R)、グリーン(G)およびブル
ー(B)のアナログ画像信号、すなわち原色のアナログ
画像信号を生成する。
【0075】このアナログ画像信号は、A/D変換器2
4によりデジタル画像信号に変換され、フィールドメモ
リー25の所定のアドレスに一旦記憶される。この場
合、アドレスコントローラ31は、同期信号発生回路2
8からの同期信号に基づき、内蔵する書き込み用アドレ
スカウンタを作動させて、フィールドメモリー25の所
定のアドレスに、各デジタル画像信号を書き込んでい
く。
【0076】また、アドレスコントローラ31は、同期
信号発生回路28からのクロック信号に基づき、内蔵す
る読み出し用アドレスカウンタを作動させて、フィール
ドメモリー25の所定のアドレスから各デジタル画像信
号を読み出していく。なお、このデジタル画像信号の読
み出しについては、前述した通りであるので、説明を省
略する。
【0077】読み出されたデジタル画像信号は、D/A
変換器26によりアナログ画像信号に変換される。この
アナログ画像信号は、LCD駆動回路27に入力され、
LCD駆動回路27は、入力されたアナログ画像信号に
基づき、LCD6を駆動する。これにより、LCD6に
電子画像が表示される。
【0078】制御手段21は、バックライト駆動回路3
2により、LCD6の駆動に同期させて、バックライト
33を駆動(点灯)させ、また、LCD6の駆動停止に
同期させて、バックライト33を消灯させる。
【0079】次に、カメラ1の制御手段21の動作を説
明する。この場合、オートフォーカスモードに設定され
ている場合の動作と、マニュアルフォーカスモードに設
定されている場合の動作とをそれぞれ説明する。
【0080】図8および図9は、オートフォーカスモー
ドに設定されている場合のカメラ1の制御手段21の動
作を示すフローチャートである。以下、このフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0081】まず、測光・レリーズスイッチ9の1段
目、すなわち、測光スイッチ11がオンか否かを判断す
る(ステップ100)。ステップ100において、測光
スイッチ11がオンと判断した場合には、測距回路45
および測光回路43をそれぞれ作動させ、前述したよう
に、測距データ、すなわち撮影距離情報と、測光デー
タ、すなわち輝度情報とを得る(ステップ101)。
【0082】次いで、前記撮影距離情報および輝度情報
を、それぞれ制御手段21に内蔵されている図示しない
メモリーに記憶する(ステップ102)。次いで、レン
ズ駆動回路38を作動させる(ステップ103)。すな
わち、制御手段21に内蔵されている図示しないメモリ
ーから前記撮影距離情報を読み出し、この撮影距離情報
に基づき、レンズ駆動回路38により、撮影光学系3の
焦点合わせレンズを駆動し、合焦状態を得る。
【0083】次いで、前述したように、CCD5により
撮像し、このCCD5からの画像信号をフィールドメモ
リー25に記憶する(ステップ104)。次いで、画像
出力処理を行う(ステップ105)。
【0084】図10は、画像出力処理における制御手段
21の動作を示すフローチャート(サブルーチン)であ
る。同図に示すように、画像出力処理では、前述したよ
うに、制御手段21に内蔵されている図示しないメモリ
ーから前記撮影距離情報を読み出し、この撮影距離情報
に基づいて、E2 PROM34よりフィールドメモリー
25の読み出し開始位置のアドレスデータを抽出する
(ステップ201)。
【0085】次いで、アドレスコントローラ31の読み
出し用アドレスカウンタに、前記読み出し開始位置のア
ドレスデータを出力する(ステップ202)。次いで、
アドレスコントローラ31の読み出し用アドレスカウン
タに、アドレス開始信号を送出し(ステップ203)、
リターンする。
【0086】なお、このステップ203により、フィー
ルドメモリー25のアドレス開始位置から画像信号の読
み出しが開始される。そして、前述したように、電子画
像が得られ、その電子画像がLCD6に出力され、表示
される。
【0087】図8に示すように、次いで、測光・レリー
ズスイッチ9の1段目、すなわち、測光スイッチ11が
オンか否かを判断する(ステップ106)。ステップ1
06において、測光スイッチ11がオンと判断した場合
には、測光・レリーズスイッチ9の2段目、すなわち、
レリーズスイッチ12がオンか否かを判断する(ステッ
プ107)。
【0088】ステップ107において、レリーズスイッ
チ12がオフと判断した場合には、ステップ101に戻
り、再度、ステップ101以降を実行する。ステップ1
01〜107が繰り返し実行されることにより、繰り返
し(連続的に)電子画像が得られ、LCD6に、この電
子画像が出力され、表示される。これにより、被写体像
をモニターすることができる。
【0089】また、ステップ106において、測光スイ
ッチ11がオフと判断した場合には、画像出力、すなわ
ちLCD6への電子画像の出力を中止し(ステップ10
8)、ステップ100に戻り、再度、ステップ100以
降を実行する。
【0090】また、ステップ107において、レリーズ
スイッチ12がオンと判断した場合には、シャッター駆
動回路37を作動させる(ステップ110)。すなわ
ち、制御手段21に内蔵されている図示しないメモリー
から前記輝度情報を読み出し、この輝度情報に基づき、
シャッター駆動回路37により、レンズシャッター62
を駆動させる。これにより、レンズシャッター62が、
所定期間、所定開度、開いて写真フィルム17への露光
がなされる。
【0091】次いで、測光・レリーズスイッチ9の2段
目、すなわち、レリーズスイッチ12がオンか否かを判
断する(ステップ111)。ステップ111において、
レリーズスイッチ12がオンと判断した場合には、画像
出力、すなわちLCD6への電子画像の出力を継続する
(ステップ112)。
【0092】ステップ111および112が繰り返し実
行されることにより、写真フィルム17への撮影とほぼ
同時にCCD5で撮像された画像が、電子画像としてL
CD6により表示される。
【0093】また、ステップ111において、レリーズ
スイッチ12がオフと判断した場合には、画像出力、す
なわちLCD6への前記電子画像の出力を中止する(ス
テップ113)。
【0094】次いで、測光・レリーズスイッチ9の1段
目、すなわち、測光スイッチ11がオンか否かを判断す
る(ステップ114)。ステップ114において、測光
スイッチ11がオンと判断した場合には、ステップ10
1に戻り、再度、ステップ101以降を実行する。ま
た、ステップ114において、測光スイッチ11がオフ
と判断した場合には、このプログラムを終了する。
【0095】図11および図12は、マニュアルフォー
カスモードに設定されている場合のカメラ1の制御手段
21の動作を示すフローチャートである。以下、このフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0096】まず、測光・レリーズスイッチ9の1段
目、すなわち、測光スイッチ11がオンか否かを判断す
る(ステップ301)。ステップ301において、測光
スイッチ11がオンと判断した場合には、レンズ距離測
定回路39および測光回路43をそれぞれ作動させ、前
述したように、撮影距離情報と、輝度情報とを得る(ス
テップ302)。
【0097】次いで、前記撮影距離情報および輝度情報
を、それぞれ制御手段21に内蔵されている図示しない
メモリーに記憶する(ステップ303)。次いで、前述
したように、CCD5により撮像し、このCCD5から
の画像信号をフィールドメモリー25に記憶する(ステ
ップ304)。
【0098】次いで、画像出力処理を行う(ステップ3
05)(図10参照)。なお、この画像出力処理は、オ
ートフォーカスモードに設定されている場合の画像出力
処理と同様であるので説明を省略する。次いで、測光・
レリーズスイッチ9の1段目、すなわち、測光スイッチ
11がオンか否かを判断する(ステップ306)。
【0099】ステップ306において、測光スイッチ1
1がオンと判断した場合には、測光・レリーズスイッチ
9の2段目、すなわち、レリーズスイッチ12がオンか
否かを判断する(ステップ307)。
【0100】ステップ307において、レリーズスイッ
チ12がオフと判断した場合には、ステップ302に戻
り、再度、ステップ302以降を実行する。ステップ3
02〜307が繰り返し実行されることにより、繰り返
し(連続的に)電子画像が得られ、LCD6に、この電
子画像が出力され、表示される。これにより、被写体像
をモニターすることができる。
【0101】また、ステップ306において、測光スイ
ッチ11がオフと判断した場合には、画像出力、すなわ
ちLCD6への電子画像の出力を中止し(ステップ30
8)、ステップ301に戻り、再度、ステップ301以
降を実行する。
【0102】また、ステップ307において、レリーズ
スイッチ12がオンと判断した場合には、シャッター駆
動回路37を作動させる(ステップ309)。すなわ
ち、制御手段21に内蔵されている図示しないメモリー
から前記輝度情報を読み出し、この輝度情報に基づき、
シャッター駆動回路37により、レンズシャッター62
を駆動させる。これにより、レンズシャッター62が、
所定期間、所定開度、開いて写真フィルム17への露光
がなされる。
【0103】次いで、測光・レリーズスイッチ9の2段
目、すなわち、レリーズスイッチ12がオンか否かを判
断する(ステップ310)。ステップ310において、
レリーズスイッチ12がオンと判断した場合には、画像
出力、すなわちLCD6への電子画像の出力を継続する
(ステップ311)。
【0104】ステップ310および311が繰り返し実
行されることにより、写真フィルム17への撮影とほぼ
同時にCCD5で撮像された画像が、電子画像としてL
CD6により表示される。
【0105】また、ステップ310において、レリーズ
スイッチ12がオフと判断した場合には、画像出力、す
なわちLCD6への前記電子画像の出力を中止する(ス
テップ312)。
【0106】次いで、測光・レリーズスイッチ9の1段
目、すなわち、測光スイッチ11がオンか否かを判断す
る(ステップ313)。ステップ313において、測光
スイッチ11がオンと判断した場合には、ステップ30
2に戻り、再度、ステップ302以降を実行する。ま
た、ステップ313において、測光スイッチ11がオフ
と判断した場合には、このプログラムを終了する。
【0107】カメラ1によれば、撮影距離に対応した視
野のずれを電気的に補正し、写真フィルム17上の画像
の領域と、LCD6により表示された電子画像の領域と
を一致させることができる。
【0108】これにより、撮影の際、撮影しようとする
被写体を正確にモニターすることができ、構図を決定す
る場合に有利である。そして、カメラ1では、別途、パ
ララックス補正装置を設けたり、光学系を変更する等、
機械的手段による補正を行う必要がないので、カメラの
構造が複雑化することがなく、また、大型化することが
ない。
【0109】また、カメラ1では、撮影距離にかかわら
ず、CCD5により撮像された画像の横方向の領域と、
写真フィルム17上の画像の横方向の領域とが一致して
おり、このため、電子画像を出力する際、CCD5の受
光領域を最大限まで使用しているので(CCD5の横方
向の受光領域をすべて使用しているので)、有効画素数
(電子画像の画素数)が多く、よって、電子画像が鮮明
になるという利点を有する。
【0110】また、カメラ1では、レリーズスイッチ1
2がオンしている限り、撮影画像に対応する静止画の電
子画像がLCD6に出力され、表示されるので、撮影画
像を正確に即時にモニターすることができる。
【0111】なお、一眼レフカメラの場合には、CCD
の受光領域を広くするか、または、ファインダー光学系
側に、縮小光学系を設けて像を縮小する必要があるが、
前者は、高価になり、後者は、複雑かつ大規模な縮小光
学系が必要であるので、カメラが大型化する。
【0112】しかしながら、カメラ1は、撮影光学系3
と、ファインダー光学系4とが互いに独立しているの
で、前記一眼レフカメラのような問題はない。すなわ
ち、写真フィルム17に比べて受光領域の小さいCCD
5を用いることができ、これにより安価なカメラが実現
し、また、複雑かつ大規模な縮小光学系を必要としない
ので、カメラを小型化することができる。
【0113】次に、本発明のカメラの第2実施例を説明
する。なお、前述した第1実施例のカメラ1との共通点
については説明を省略し、相違点を説明する。図13
は、本発明のカメラの第2実施例を示す正面図である。
【0114】同図に示すように、カメラ(LCDモニタ
ー付カメラ)1aでは、撮影光学系3は、カメラボディ
ー2のほぼ中央に配置され、ファインダー光学系4は、
撮影光学系3の図13中左上に配置されている。すなわ
ち、撮影光学系3の光軸30と、ファインダー光学系4
の光軸40とを含む面18が、写真フィルム17の搬送
方向(横方向)と直交しないように、撮影光学系3と、
ファインダー光学系4とが配置されている。
【0115】そして、ファインダー光学系4は、撮影距
離にかかわらず、写真フィルム17に撮影された画像全
体をCCD5で撮像することができるように設計されて
いる。
【0116】図14は、図13に示すカメラ1aのフィ
ールドメモリー25を模式的に示す図である。この場
合、x−y座標系を想定する。x軸方向がCCD5の横
方向、y軸方向がCCD5の縦方向に対応する。
【0117】同図に示すように、このカメラ1aでは、
撮影距離が変わると、CCD5により撮像した画像にお
いて、撮影光学系3の光軸30上の点の位置が、x軸方
向およびy軸方向にずれる。
【0118】例えば、撮影光学系3の光軸30上のC
点、D点(撮影距離は、C点よりD点の方が近い)を比
べた場合、C点より撮影距離が近いD点は、図14中C
点の左下に位置する。
【0119】従って、カメラ1aでは、撮影距離に応じ
て、所定の画像の読み出し領域を設定する(x軸方向お
よびy軸方向に移動させる)。例えば、C点を撮影する
場合には、C点がLCD6の画面の中央に位置し、写真
フィルム17上の画像の領域と、LCD6により表示さ
れた電子画像の領域とが一致するように、読み出し領域
56を設定する。
【0120】これと同様に、D点を撮影する場合には、
D点がLCD6の画面の中央に位置し、写真フィルム1
7上の画像の領域と、LCD6により表示された電子画
像の領域とが一致するように、読み出し領域57を設定
する。なお、画像の読み出し領域内のx軸方向およびy
軸方向の画素数は、それぞれ、LCD6の横方向および
縦方向の有効画素数と一致している。
【0121】ここで、画像の読み出し領域の面積(画像
の読み出し領域内のx軸方向およびy軸方向の画素数)
は、撮影距離にかかわらず一定なので、読み出し開始位
置のアドレス(アドレス開始位置)が定まれば、画像の
読み出し領域が定まる。
【0122】このため本実施例では、E2 PROM34
には、撮影距離に対応する読み出し領域を示す領域情報
として、予め、読み出し開始位置のアドレスを特定する
情報、すなわち、写真フィルム17上の画像の領域と、
LCD6により表示された電子画像の領域とが一致す
る、各撮影距離における読み出し開始位置のアドレスが
テーブル化されて記憶されている。
【0123】そして、電子画像を出力する際、E2 PR
OM34から前記情報を読み出し、この情報と、撮影距
離情報とに基づいて、読み出し開始位置のアドレス、す
なわち、画像の読み出し領域を設定する。
【0124】例えば、C点を撮影する場合には、読み出
し開始位置のアドレス(xC ,yC)を表すデータが抽
出され、このデータに基づき、フィールドメモリー25
の読み出し開始位置のアドレス(xC ,yC )から画像
信号の読み出しを開始する。
【0125】この場合、前述したように、撮影距離にか
かわらず、画像の読み出し領域内のx軸方向およびy軸
方向の画素数は、それぞれ一定であるので、x軸方向お
よびy軸方向に、それぞれ、一定画素数分の画素信号を
読み出して、1画面分の画像信号の読み出しを終了する
ようになっている。
【0126】これと同様に、D点を撮影する場合には、
読み出し開始位置のアドレス(xD,yD )を表すデー
タが抽出され、このデータに基づき、フィールドメモリ
ー25の読み出し開始位置のアドレス(xD ,yD )か
ら画像信号の読み出しを開始する。そして、x軸方向お
よびy軸方向に、それぞれ、一定画素数分の画素信号を
読み出して、1画面分の画像信号の読み出しを終了す
る。
【0127】なお、カメラ1aのこの他の構成や作用等
については、前述したカメラ1と同様であるので説明を
省略する。カメラ1aによれば、前述したカメラ1と同
様に、撮影距離にかかわらず、写真フィルム17上の画
像の領域と、LCD6により表示された電子画像の領域
とを一致させることができ、撮影の際、撮影しようとす
る被写体を正確にモニターすることができる。そして、
カメラが大型化することがなく、構造も簡易である。さ
らに、撮影画像を正確に即時にモニターすることができ
る。
【0128】以上、本発明のカメラを、図示の構成例に
基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。例えば、本発明のカメラは、第1の光学系の
焦点距離を変更して撮影画角の変更を行うズーム手段を
有していてもよい。
【0129】この場合、本発明のカメラは、ズーミング
による、第1の光学系と第2の光学系の視野の相違を補
正するような構成であってもよく、また、パララックス
およびズーミングによる、第1の光学系と第2の光学系
の視野の相違をそれぞれ補正するような構成であっても
よい。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラに
よれば、撮影距離にかかわらず、写真フィルム上の画像
の領域と、表示手段により表示された電子画像の領域と
を一致させることができる。これにより、撮影の際、撮
影しようとする被写体を正確にモニターすることができ
る。
【0131】そして、本発明のカメラでは、別途パララ
ックス補正装置を設けたり、光学系を変更する等の機械
的手段による補正を行う従来のカメラに比べ、そのよう
な機械的手段の設置を必要とせず、よって、構造が簡易
であり、カメラが大型化することもなく、しかも、補正
精度も向上する。
【0132】また、第1の光学系の光軸と、第2の光学
系の光軸とを含む面が、写真フィルムの搬送方向と直交
するように、第1の光学系と、第2の光学系とが配置さ
れ、撮像素子の受光領域の長辺/短辺(長短辺比)が、
写真フィルム上の画像の長辺/短辺(長短辺比)より小
さい場合、特に、撮像素子により撮像された画像の長辺
方向の領域と、写真フィルム上の画像の長辺方向の領域
とが一致するよう構成されている場合には、有効画素数
を多くすることができるので、鮮明な電子画像が得られ
る。
【0133】また、撮像素子の受光領域の長辺/短辺
(長短辺比)が12/9、写真フィルム上の画像の長辺
/短辺(長短辺比)が12/8であり、撮像素子の受光
領域と写真フィルム上の画像との差の部分を補正に利用
する場合には、市販されている規格の撮像素子を用いる
ことができるので、低コスト化に有利である。
【0134】また、写真フィルムに撮影した画像に対応
する静止画の電子画像が表示手段に出力されるよう構成
されている場合には、撮影画像を正確に即時にモニター
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの第1実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示すカメラを示す正面図である。
【図3】図1に示すカメラの撮影光学系およびファイン
ダー光学系の構成例を示す模式図である。
【図4】図1に示すカメラの回路構成例を示すブロック
図である。
【図5】本発明におけるCCDの受光領域と、写真フィ
ルム上の画像(写真フィルムの1コマ分の露光領域)と
を模式的に示す図である。
【図6】本発明におけるフィールドメモリーを模式的に
示す図である。
【図7】本発明における画像の書き込みおよび読み出し
の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明において、オートフォーカスモードに設
定されている場合の制御手段の動作を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明において、オートフォーカスモードに設
定されている場合の制御手段の動作を示すフローチャー
ト(図8の続き)である。
【図10】本発明において、画像出力処理における制御
手段の動作を示すフローチャート(サブルーチン)であ
る。
【図11】本発明において、マニュアルフォーカスモー
ドに設定されている場合の制御手段の動作を示すフロー
チャートである。
【図12】本発明において、マニュアルフォーカスモー
ドに設定されている場合の制御手段の動作を示すフロー
チャート(図11の続き)である。
【図13】本発明のカメラの第2実施例を示す正面図で
ある。
【図14】図13に示すカメラのフィールドメモリーを
模式的に示す図である。
【図15】従来のカメラの光学系を示す模式図である。
【図16】従来のカメラと、そのカメラのファインダー
上の画像(モニター上の電子画像)とを示す図である。
【図17】従来のカメラと、そのカメラのファインダー
上の画像(モニター上の電子画像)とを示す図である。
【符号の説明】
1、1a カメラ 2 カメラボディー 3 撮影光学系 30 光軸 4 ファインダー光学系 40 光軸 5 CCD 6 LCD 7 メインスイッチ 8 切換スイッチ 9 測光・レリーズスイッチ 11 測光スイッチ 12 レリーズスイッチ 17 写真フィルム 18 面 21 制御手段 22 CDS回路 23 映像処理回路 24 A/D変換器 25 フィールドメモリー 26 D/A変換器 27 LCD駆動回路 28 同期信号発生回路 29 CCD駆動回路 31 アドレスコントローラ 32 バックライト駆動回路 33 バックライト 34 E2 PROM 35 表示部 36 電源回路 37 シャッター駆動回路 38 レンズ駆動回路 39 レンズ距離測定回路 41 ストロボ回路 42 ストロボ光源 43 測光回路 44 測光センサ 45 測距回路 46 投光部 47 受光部 51 受光面 52 受光領域 53 画像 54〜57 読み出し領域 61 撮影レンズ 62 レンズシャッター 63 対物レンズ群 64 第1レンズ 65 第2レンズ 66 ハーフミラー 67、68 集光レンズ 69 ピント板 71 コンデンサーレンズ 72 ポロプリズム 73 接眼レンズ 100〜108、110〜114 ステップ 201〜203 ステップ 301〜313 ステップ 501、502 カメラ 503 撮影光学系 530 光軸 504 ファインダー光学系 540 光軸 506 画面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子と、 被写体像を写真フィルムに結像させる第1の光学系と、 前記第1の光学系から独立して設けられ、被写体像を前
    記撮像素子の受光面に結像させる第2の光学系と、 前記撮像素子の受光面に結像した被写体像を映像処理
    し、該被写体像の電子画像を出力する映像処理手段と、 前記映像処理手段から出力された電子画像を表示する表
    示手段と、 被写体までの距離情報を検出する検出手段と、 前記第1の光学系と前記第2の光学系の視野の相違を補
    正する補正手段とを有し、 前記補正手段は、前記検出手段により検出された被写体
    までの距離情報に基づいて、前記写真フィルム上の画像
    の領域と、前記表示手段により表示された電子画像の領
    域とが一致するように、前記撮像素子により撮像された
    画像の読み出し領域を設定するよう構成されていること
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記第1の光学系の光軸と、前記第2の
    光学系の光軸とを含む面が、写真フィルムの搬送方向と
    直交するように、前記第1の光学系と、前記第2の光学
    系とが配置されている請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記撮像素子の受光領域の長辺側と短辺
    側の幅の比が長辺/短辺で示されるとき、前記撮像素子
    の受光領域の長辺/短辺が、前記写真フィルム上の画像
    の長辺/短辺より小さい請求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記撮像素子の受光領域の長辺側と短辺
    側の幅の比が長辺/短辺で示されるとき、前記撮像素子
    の受光領域の長辺/短辺が12/9、前記写真フィルム
    上の画像の長辺/短辺が12/8であり、前記撮像素子
    の受光領域における、該受光領域と前記写真フィルム上
    の画像との差の部分を前記補正に利用する請求項2に記
    載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記撮像素子により撮像された画像の長
    辺方向の領域と、前記写真フィルム上の画像の長辺方向
    の領域とが一致するよう構成されている請求項3または
    4に記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、被写体までの距離に対
    応する前記読み出し領域を示す領域情報が記憶されてい
    る情報メモリーを有し、この情報メモリーから前記領域
    情報を読み出し、該領域情報と、前記被写体までの距離
    情報とに基づいて、前記読み出し領域を設定するよう構
    成されている請求項1ないし5のいずれかに記載のカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】 前記映像処理手段は、画像を記憶する画
    像メモリーを有し、前記撮像素子により撮像された画像
    を前記画像メモリーに一旦記憶し、該画像メモリーから
    前記補正手段により設定された前記読み出し領域に対応
    する画像を読み出して電子画像を出力するよう構成され
    ている請求項1ないし6のいずれかに記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記映像処理手段は、画像を記憶する画
    像メモリーを有し、前記撮像素子により撮像された画像
    を前記画像メモリーに一旦記憶し、該画像メモリーから
    前記補正手段により設定された前記読み出し領域に対応
    する画像を読み出して電子画像を出力するよう構成さ
    れ、 前記領域情報は、前記画像メモリーの読み出し開始位置
    のアドレスを特定する情報である請求項6に記載のカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 前記読み出し開始位置のアドレスの特定
    は、前記画像メモリーに、次の画像の記憶が開始される
    までになされるよう構成されている請求項8に記載のカ
    メラ。
  10. 【請求項10】 前記画像メモリーにn番目の画像を記
    憶している際に、前記画像メモリーからn−1番目の画
    像を読み出し、かつ、前記n−1番目の画像の読み出し
    に対して、前記n番目の画像の記憶を所定画素数分遅ら
    せて行うよう構成されている請求項7ないし9のいずれ
    かに記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 前記写真フィルムに撮影した画像に対
    応する静止画の電子画像が前記表示手段に出力されるよ
    う構成されている請求項1ないし10のいずれかに記載
    のカメラ。
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