JP4758331B2 - 顕微鏡用撮像装置および顕微鏡用撮像プログラム - Google Patents

顕微鏡用撮像装置および顕微鏡用撮像プログラム Download PDF

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Description

本発明は、顕微鏡の観察像を撮影する顕微鏡用撮像装置および顕微鏡用撮像プログラムに関し、特に、動画表示されている観察像の変化に基づいて観察像の読み出し方法を切り替えることが可能な顕微鏡用撮像装置および顕微鏡用撮像プログラムに関する。
従来、撮像レンズ等の撮像光学系によって結像される被写体像をCCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)等からなる固体撮像素子を利用して観察像をデジタルデータ等の画像データや画像の明るさの数値を記録する記録媒体を備えたデジタルスチルカメラや電子カメラ等の撮像装置が広く普及している。
このような撮像装置は、一般的に景色や人物等を被写体として撮像する用途以外に、生体組織や細胞等の微視的状態を撮像するために、顕微鏡に接続して使用するものも多く存在する。顕微鏡の観察像を撮影する撮像装置(顕微鏡用撮像装置)では、撮像前に顕微鏡のステージ(試料台)に置かれる標本の観察部位の探索、画角決め、ピント合わせを行なえるようにした動画表示機能を有しており、その動画像をモニタ画面上に表示させている。
顕微鏡用撮像装置において、動画表示をしながら、(A)標本の観察部位の探索や画角決めを行なう場合、ステージを水平方向へ移動させたり、プレパラートを固定するクレンメルを移動させたりするなど、試料面を光軸に対して水平方向(XY方向)に操作させる“フレーミング”と呼ぶ操作、また、(B)ピント合わせを行なう場合は、ステージを垂直方向(Z方向)に移動させたり、対物レンズを垂直方向(Z方向)に移動させたりするなど試料面を光軸方向に操作して適切な位置に合わせる“フォーカシング”と呼ぶ操作がある。操作者は、上述のように、動画表示させながら顕微鏡操作部位を動作させることにより適切な動作状態を決定することができる。
しかしながら、近年の固体撮像素子は、多画素化に伴い読み出し時間が長くなるため動画表示の更新時間が遅くなる。よって、フレーミングを行なう場合は、観察像の急激な変化により、高輝度発光、暗転、ボケなどで画像が見ずらくなるという問題があった。また、インターレーススキャン方式の撮像素子を有する顕微鏡用撮像装置においては、フレーミングを行なうと、奇数ラインと偶数ラインを読み出す際にフィールド毎によって観察場所が異なるため、画像出カデータにずれ(カラーCCDの場合は、色ずれ)が発生する問題があった。
これらの問題を改善するために、動画観察時と、静止画撮影時の状態を切り分け、静止画像撮影時は全画素読み出しモードにより観察像の記録を行なうが、動画観察時は部分画素に限定した高速読み出しモードに切り替える技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このような技術により、ステージを水平移動させる場合の画像ボケ、インターレーススキャン方式の色ずれを抑えることが可能となる。
また、ステージを電気的に駆動制御可能な顕微鏡システム(電動顕微鏡)に対して、顕微鏡駆動部位の駆動状態を検出して、ステージ移動中は高速読み出しモードを選択し、ステージ停止時は全画素読み出しモードを選択する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−148804号公報 特開2001−292369号公報
しかしながら、上述のような技術において、動画像観察時にフォーカシングを行なう場合は、画像データを高速に読み出すことも必要とされるが、解像度が低いと観察像のボケにより適切な調節位置にステージ、又は、対物レンズを移動させることが困難となるという問題点があった。
また、生体機能や細胞等の観察を目的とする顕微鏡システムでは、駆動部を電気的に制御する電動顕微鏡よりも手動で操作するマニュアル顕微鏡の方が広く普及されており、マニュアル顕微鏡に関して、フレーミングとフォーカシングに対応した表示設定を自動的に切り替える手法は存在していないという問題点があった。
更に、フォーカシングに関して、動画表示の際に高解像度が必要になるが、高解像度が必要な場合は、最適位置近傍付近であり、それ以外の位置では解像性能を保つ必要はないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、顕微鏡の操作状態に応じて最適な動画像の表示行なうことが可能な顕微鏡用撮像装置および顕微鏡用撮像プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明の顕微鏡用撮像装置は、顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置において、前記観察像を撮像するための撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段による観察像の読み出し方法を設定するための読み出し方法設定手段と、を備え、前記動作状態検出手段は、前記観察像のエッジを抽出し、該エッジが動画表示画面内を移動している場合、前記動作状態がフレーミング動作であることを検出し、該エッジの強度が変化している場合、前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記読み出し方法設定手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出した場合、全画素読み出し方式を設定することを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、本発明の顕微鏡用撮像装置は、顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置において、前記観察像を撮像するための撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段による観察像の読み出し方法を設定するための読み出し方法設定手段と、前記フォーカシング動作を粗く実行するための粗動操作部位の操作であるのか前記フォーカシング動作を微かに実行するための微動操作部位の操作であるのかを検出するフォーカシング操作部位検出手段と、を備え、前記読み出し方法設定手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記フォーカシング操作部位検出手段によって前記粗動操作部位の操作を検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記フォーカシング操作部位検出手段によって前記微動操作部位の操作を検出した場合、全画素読み出し方式を設定することを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡用撮像装置は、さらに、前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段の露出条件を設定するための露出条件設定手段を備えることが望ましい。
さらに、本発明の一態様によれば、本発明の顕微鏡用撮像装置は、顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置において、前記観察像を撮像するための撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記試料に照射する照明光を調光するための照明調光手段と、を備え、前記照明調光手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、前記照明光の強度を上げ、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出した場合、前記照明光の強度を下げることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、本発明の顕微鏡用撮像プログラムは、顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置のコンピュータを、前記観察像を撮像するための撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段による観察像の読み出し方法を設定するための読み出し方法設定手段と、して機能させるための顕微鏡用撮像プログラムであって、前記動作状態検出手段は、前記観察像のエッジを抽出し、該エッジが動画表示画面内を移動している場合、前記動作状態がフレーミング動作であることを検出し、該エッジの強度が変化している場合、前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記読み出し方法設定手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出した場合、全画素読み出し方式を設定することを特徴とする
また、本発明の一態様によれば、本発明の顕微鏡用撮像プログラムは、顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置のコンピュータを、前記観察像を撮像するための撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、 前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段による観察像の読み出し方法を設定するための読み出し方法設定手段と、前記フォーカシング動作を粗く実行するための粗動操作部位の操作であるのか前記フォーカシング動作を微かに実行するための微動操作部位の操作であるのかを検出するフォーカシング操作部位検出手段として機能させるための顕微鏡用撮像プログラムであって、前記読み出し方法設定手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記フォーカシング操作部位検出手段によって前記粗動操作部位の操作を検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記フォーカシング操作部位検出手段によって前記微動操作部位の操作を検出した場合、全画素読み出し方式を設定することを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡用撮像プログラムは、さらに、前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段の露出条件を設定するための露出条件設定手段を備えることが望ましい。
さらに、本発明の一態様によれば、本発明の顕微鏡用撮像プログラムは、顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置のコンピュータを、前記観察像を撮像するための撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記試料に照射する照明光を調光するための照明調光手段として機能させるための顕微鏡用撮像プログラムであって、前記照明調光手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、前記照明光の強度を上げ、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出した場合、前記照明光の強度を下げることを特徴とする。
本発明によれば、動画像観察時に顕微鏡操作部位の動作状態を自動的に検出して、適切な露出条件、表示条件、調光条件を自動的に設定できるので、例えば、標本の観察部位の探索や画角決めなどでステージを水平方向に移動させる場合は、高速読み出しにより色ずれやボケなどの発生を抑えることができる。
また、本発明によれば、ピント合わせの場合は、全画素読み出すことで解像度の高い動画表示が可能となる。
また、本発明によれば、ピント合わせの場合に、最初から最適位置近傍付近までの間、高速読み出し方式に設定することで、ピント合わせの精度を落とすことなく、全体の調整時間を削減できる。
また、本発明によれば、顕微鏡操作部位の動作状態を画像データから検出することにより、ステージ等の駆動部が電気的に制御される電動顕微鏡だけでなく、手動操作するマニュアル顕徴鏡の両方に適用することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る顕微鏡システムの構成を示す図である。
図1において、顕微鏡本体1には、ステージ(試料台)12上の標本11に対向する対物レンズ10が配置されている。また、この対物レンズ10を介した観察光軸上には、鏡筒ユニット6を介して接眼レンズユニット7が配置されているとともに、結像レンズユニット5を介して電子カメラ等の撮像装置2が配置されている。
顕微鏡コントロール部3は、撮像装置2での撮像条件等を決めるCPU等のシステムコントローラ110(図2参照)に従って、透過照明用光源15及び、落射照明用光源8の調光を行なうとともに、駆動回路部4に対して制御指示を行なう。標本11の位置は、ステージXYハンドル18及び、ステージZ軸ハンドル17で調節を行なう。また、対物レンズZ軸ハンドル16により標本11のピント調節を行なうものもある。なお、図1では正立型顕微鏡を示しているが、対物レンズZ軸ハンドル16は倒立型顕微鏡に設置される場合が多い。また、駆動回路部4からは、ステージ12の位置、対物レンズ10の選択あるいは位置、蛍光キューブユニット9の選択を自動制御するものも存在する。
対物レンズZ軸ハンドル16とステージZ軸ハンドル17においては、粗動および微動を切り替える対物レンズZ軸ハンドル用粗微動スイッチ16−1とステージZ軸用粗微動スイッチ17−1が、それぞれ設置されている。
図2は、本発明を適用した顕微鏡用撮像装置100の構成を示す図である。
図2において、CCD102の入射側に設置されるTG(Timing Generator)107は、CCD102への感光時間を制御する。CCD102から出力する画像信号(電気信号)の処理として、プリプロセス回路103とデジタルプロセス回路104が設置されている。デジタルプロセス回路104内部には、顕徴鏡動作状態検出部104Aが備えられ、顕徴鏡操作部位が光軸に対して、垂直方向ないし、水平方向に移動しているか検出する。デジタルプロセス回路104の出力側には、記録媒体105が設けられている。
システムコントローラ110は、露出条件、表示条件、撮像条件などを算出して決定し、TG107、プリプロセス回路103、デジタルプロセス回路104へ設定値を、バス101を介して送出する。
次に、図1および図2を用いて顕微鏡システムの作用を説明する。
明視野観察検鏡法では、透過照明光源15より出た光が折曲ミラー14により反射され、コンデンサ光学素子ユニット13にて、開口調節を行った後、標本11へ照射する。標本11から透過された光が対物レンズ10を通って拡大され、鏡筒ユニット6で分離された観察像は、一方は、接眼レンズ7ユニットへ、もう一方は、結像レンズユニット5を介して撮像装置2のCCD102へ照射される。図面には記載されていないが、光路の切替機構により、接眼レンズユニット7側だけ、及び、撮像装置2のCCD102側だけに光路切り替えできるものも多く存在する。
また、蛍光観察検鏡法では、落射照明用光源8より出た光が蛍光キューブユニット9内の蛍光キューブにより分光され、対物レンズ10を通って集光されて標本11に照射する。標本11は前記照射された光より微弱な励起光が発光され、発光された光が対物レンズ10を通って拡大され蛍光キューブユニット9内の蛍光キューブによって前記分光とは異なる波長で分光されて撮像装置2のCCD102に照射する。
標本11の観察部位の探索、画角決めは、ステージXYハンドル18の操作により移動させ、標本11のピント調節は、対物レンズZ軸ハンドル16もしくは、ステージZ軸ハンドル17の操作により適切な位置に固定する。また、対物レンズZ軸ハンドル16もしくは、ステージZ軸ハンドル17は、フォーカシングの際、対物レンズZ軸ハンドル用粗微動スイッチ16−1もしくは、ステージZ軸ハンドル用粗微動スイッチ17−1より、粗動と微動とを切り替えることができ、これらのスイッチ状態は、駆動回路部4を介して、顕微鏡コントロール部3に通知される。
撮像装置2に照射する観察像は、CCD102で光電変換され、出力する電気信号をプリプロセス回路103に送出する。プリプロセス回路103では、アンプ制御部103Aでダイナミックレンジを調節し、A/D変換部103Bでデジタル信号に変換して、デジタルプロセス回路104に送出する。デジタルプロセス回路104では、明るさ補正、階調補正等の画像処理が施され、最適な画像データを、記録媒体105に送出して記録を行なう。
本発明が適用される上述のような顕微鏡用撮像装置の特徴の1つは、顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置であって、動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出することであるので、本発明の第1の実施の形態としてこの検出方法について説明する。
図3乃至図5は、本発明を適用した第1の実施の形態における画像表示例を示す図である。図3は、フレーミング前あるいはフォーカシング前の状態を示し、図4は、フレーミング後の状態を示し、図5は、フォーカシング後の状態を示す。
顕微鏡動作状態検出部104Aは、ラプラシアン演算処理により、標本11を構成する部分領域11Aおよび11Bの輪郭部分でピーク(極大値)を検出する。
図3は、フレーミング前あるいはフォーカシング前の画像表示例において、任意の水平画素ライン200および300においてラプラシアン演算によりピークが発生する様子を示している。例えば、水平画素ライン200においては、部分領域11Aの輪郭部分でピーク201、202が発生し、水平画素ライン300においては、部分領域11Aの輪郭部分でピーク301、304および部分領域11Bの輪郭部分でピーク302、303が発生している。
このような状態からフレーミングを行なうと、図4に示したようにピーク位置が変化する。すなわち、図3のピーク201、301、302は、図4のピーク203、305、306の位置にそれぞれ移動する。
他方、図3に示した状態からフォーカシングを行なうと、図5に示したようにピーク強度が変動する。すなわち、図3のピーク201、202、301、302、303、304は、図5のピーク204、205、307、308、309、310のように強度が変動する。
従って、任意水平画素のピーク(極大点)に着目し、ピーク位置、または、ピーク強度の変化を捉えることにより、顕微鏡操作部位の動作状態がフレーミング動作であるのかフォーカシング動作であるのかを検出することが可能となる。
図6は、顕微鏡動作状態検出部104Aのブロック構成を示す図であり、図7は、輝度生成部600の演算イメージを示す図であり、図8は、ラプラシアン演算部601での演算イメージを示す図であり、図9は、テーブルメモリ602Aへ格納するデータ列を示す図である。
輝度生成部600は、画像データが入力されると、前記CCD102がカラー画像の場合と白黒画像の場合とに応じた輝度値をラプラシアン演算部601に出力する。すなわち、カラー画像の場合は、周囲4画素の平均輝度値をラプラシアン演算部601に出力し、白黒画像の場合は、各画素の輝度値をラプラシアン演算部601に出力する。具体的には、カラー場像の場合は下記式(1)を用いて演算し(図7参照)、白黒画像の場合は下記式(2)を用いて演算する。
Y(k,l)=(Ir(i,j)+Ig(i,j+1)+Ig(i+1,j)+Ib(i+1,j+1))/4 ・・・式(1)
Y(k、l)=Iy(i、j) ・・・式(2)
ここで、Iは各画素の輝度値、Yは平均の輝度値を示す。また、(i,j)は、水平方向、及び、垂直方向の座標を表し(k,l)は、演算処理後の座標を示す。この座標(k、l)は下記式(3)および式(4)で表される。
k=(2i+1)/2 ・・・式(3)
l=(2j+1)/2 ・・・式(4)
ラプラシアン演算部601は、輝度生成部600が生成した輝度値をラプラシアン演算してピーク演算部602へ出力する。具体的には、中心画素およびその周囲8画素を含む9画素(図8参照)を用いて、下記式(5)に示したような演算、すなわち、周囲8画素の輝度値の和から中心画素の輝度値を8倍した値を減算し、その絶対値にラプラシアンフィルタ係数を積算する演算を行ない、その演算結果をピーク演算部602へ出力する。
F(Y)=LAPK×|Y(k−1,l−1)+Y(k,l−1)+Y(k+1,l−1)+Y(k−1,l)+Y(k+1,l)+Y(k−1,l+1)+Y(k,l+1)+Y(k+1,l+1)−8×Y(k,l)| ・・・式(5)
ここで、LAPKは、ラプラシアンフィルタ係数というピーク強度を調節する定数を示す。
ピーク検出部602は、ラプラシアン演算部601が算出した演算結果に基づいて、前後のフレーム間の任意水平画素におけるピーク位置(極大座標)とその時のピーク強度(極大値)の差分から、顕微鏡操作部位の動作状態を検出する。
具体的には、ラプラシアン演算部601が算出した演算結果をテーブルメモリ602Aに格納しておき(図9参照)、任意フレームで導出された複数のピーク位置(kmax(n)、lmax(n))とピーク強度Fmax(n)Yを、テーブルメモリ602Aを参照しながら前後フレーム単位で比較する。ピーク強度は変わらずピーク位置がある閾値(CONST1)以上、つまり、下記式(6)を満たせば、フレーミングを行っていると判断し、他方、ピーク位置は変わらずピーク強度がある閾値(CONST2)以上、つまり、下記式(7)を満たせば、フォーカシングを行っていると判断する。
((kmax(n+1)−kmax(n))2+(lmax(n+1)−lmax(n))21/2 ≧ CONST1 ・・・式(6)
|Fmax(n+1)(Y)−Fmax(n)Y)| ≧ CONST2 ・・・式(7)
このような手法により、画像信号から顕微鏡操作部位の動作状態を検出することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
第2の実施の形態は、図2に示したCCD102の画像信号を読み出す方式として、近年、多画素CCDで主流のインターレーススキャン方式が存在することに基づいている。CCD102の種類により、全画素読み出しを行なう場合は、インターレース方式を選択し、部分画素の読み出しを行なう場合は、プログレッシブスキャン方式に設定され、高速化を図ることができるものも存在する。
このようなCCD102に関して、フレーミングを行なう場合は、高速動作が可能なプログレッシブスキャン方式、または、高速読み出し方式を選択し、フォーカシングを行なう場合は、インターレーススキャン方式を自動的に選択できる方法として、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図10は、本発明の第2の実施の形態の動作フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、動画像表示を開始する前に、露出条件や表示条件の初期設定をする。
次に、ステップS2において、操作部106からのON/OFF制御により、動画表示開始設定を行ない、動画像表示を開始する。そして、ステップS3において、上述の第1の実施の形態で説明したような方法で操作部106(顕微鏡操作部位)の動作状態を検出し、この検出した顕微鏡操作部位の動作状態がフレーミング動作であると判断した場合(ステップS3:(A)フレーミング)は、ステップS4において、高速読み出し方式を設定し、他方、検出した顕微鏡操作部位の動作状態がフォーカシング動作であると判断した場合(ステップS3:(B)フォーカシング)は、ステップS5において、インターレーススキャン方式に設定する。
その後、ステップS6において、動画表示を継続して、ステップS7において、動画表示を停止するか否かを判断し、動画表示を停止しない場合(S7:No)は、ステップS3に戻り、再度、顕微鏡操作部位の動作状態を監視して、その動作状態により、表示設定(ステップS4またはステップS5)を自動的に切り替える。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本第3の実施の形態は、CCD102に入射する観察像の光量を制御するための露出時間を制御するTG107、または、CCD102から得られる画像信号を増幅して、明るさを調節する明るさ補正部104Bと、デジタルプロセス回路104で処理される画像信号から明るさが適正か確認し、適正でない場合は、露出時間やゲイン設定値を再設定する自動露出制御(AE)を行なうシステムコントローラ110を備えている。
図11は、本発明の第3の実施の形態の動作フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS11において、動画像表示を開始する前に、露出条件や表示条件の初期設定をする。
次に、ステップS12において、操作部106からのON/OFF制御により動画表示開始設定を行ない、動画像表示を開始する。そして、ステップS13において、動画像を表示しながら適正露出条件の設定を行なう。この時の適正露出時間をTp、露出ゲイン設定値をGpとする。
次に、ステップS14において、上述の第1の実施の形態で説明したような方法で顕微鏡操作部位の動作状態を検出する。この検出した顕微鏡操作部位の動作状態がフレーミング動作であると判断した場合(ステップS14:(A)フレーミング)は、フレームレートを高くする必要があるため露出時間が短い方がよい。よって、ステップS15において、フレーミングに最低限必要とされるフレームレートからあらかじめ決定される露出時間の上限値Taと比較する。ステップS13で求めた露出時間Tpが最低露出時間Taより大きい場合(ステップS15:Yes)は、ステップS16において、Tp=Ta(TpにTaを代入)として、その画像データの輝度値の不足分をゲイン設定値で補う。他方、ステップS13で求めた露出時間Tpが最低露出時間Taより小さい場合(ステップS15:No)は、露出時間やゲイン設定値の変更はせず、ステップS17へ進む。
他方、検出した顕微鏡操作部位の動作状態がフォーカシング動作であると判断した場合(ステップS14:(B)フォーカシング)は、適正露出条件となっているため特に設定を変更しなくてもよいので、ステップS17へ進む。
次に、ステップS17において、動画像表示を継続し、顕微鏡操作部位の動作で画像が変動することにより露出条件に変動があったか否かを判断し、変動があった場合(ステップS17:Yes)は、ステップS13に戻り、再度、適正露出条件を算出する。
そして、露出条件に変動がなかった場合(ステップS17:No)は、ステップS18において、動画表示を停止するか否かを判断し、動画表示を停止しない場合(S18:No)は、ステップS14に戻り、動画表示が停止するまで顕微鏡操作部位の動作状態を検出し続ける。
次に、本第3の実施の形態の変形例を説明する。
上述の第3の実施の形態は、動作フローが複雑になっていた。よって、顕微鏡システム上にいくつかの露出条件パターンを用意して、顕微鏡動作状態検出後のパターンを自動的に切り替える方法として、変形例を説明する。
図12は、本発明の第3の実施の形態の変形例の動作フローを示すフローチャートである。
本第3の実施の形態の変形例では、ゲイン設定値を大きな値に設定して、露出時間を短くしてフレームレートを高める設定(ここでは、“高速モード”と呼ぶ。)と、ゲイン設定値を「1」倍など小さい値に設定して、露出時間のみでAE調整を行なう設定(ここでは、“低速モード”と呼ぶ。)を用意している。
ステップS11乃至S14、およびステップS17以降は、第3の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
顕微鏡操作部位の動作検出(ステップS14)後、フレーミングを検出した場合(ステップS14:(A)フレーミング)は、ステップS21において、高速モードを選択し、フォーカシングを検出した場合(ステップS14:(B)フォーカシング)は、ステップS22において、低速モードに設定する。
この手法により、顕微鏡動作状態に対応した露出条件を簡単に設定することが可能となる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
本第4の実施の形態は、落射照明用光源8と透過照明用光源15、およびこれら落射照明用光源8と透過照明用光源15をそれぞれ調光する駆動回路部4を備えている。
図13は、本発明の第4の実施の形態の動作フローを示すフローチャートである。
露出条件、表示条件の初期設定(ステップS11)から顕微鏡動作検出(ステップS14)までの処理は、図11および図12と同様であるので説明を省略する。
顕微鏡動作状態を検出(ステップS14)後、フレーミングを検出した場合(ステップS14:(A)フレーミング)は、ステップS31において、照明光の光量を上げて観察像を明るくする。他方、フォーカシングを検出した場合(ステップS14:(B)フォーカシング)は、ステップS32において、照明光の光量を下げる。
その後、図11または図12と同様、露出条件の変化と顕微鏡動作状態を監視して、検出があった場合は、前の処理(ステップS13,S14)にフィードバックする。
このようにフレーミング動作時に照明光を上げることにより、観察像の輝度が上がるため、AE制御により算出される露出時間を短くでき、フレームレートを高くすることが可能となる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
本第5の実施の形態は、図1に示した対物レンズZ軸ハンドル16、もしくは、ステージZ軸ハンドル17に粗動と微動とを切り替える粗微動スイッチ16−1、17−1が、おのおの備えられている。
図10を用いて上述したように、第2の実施の形態では、フォーカシングの際、インターレーススキャン方式(全画素読み出し)に設定することにより、高解像の動画表示をして、ステージ12や対物レンズ10を最適な位置に調節することができる。しかしながら、この方式では、動画表示の更新時間が遅くなるため、追従性が悪くなる問題がある。
フォーカシングの操作を細かく分類すると、最初は、ステージZ軸ハンドル17(または、対物レンズZ軸ハンドル16)を粗く動かし、最適位置近傍まで調節し、その後、ステージZ軸ハンドル17(または、対物レンズZ軸ハンドル16)を微動して最適位置に設定する。
図14は、本発明の第5の実施の形態の動作フローを示すフローチャートである。
露出条件、表示条件の初期設定(ステップSl)から顕微鏡動作検出(ステップS3)までの処理は、図10と同様であるので説明を省略する。
顕微鏡動作状態を検出(ステップS3)後、フレーミングを検出した場合(ステップS3:(A)フレーミング)は、ステップS41において、高速読み出し方式を設定する。他方、フォーカシングを検出した場合(ステップS3:(B)フォーカシング)は、ステップS42において、粗微動スイッチ16−1、17−1の状態を検出する。そして、粗微動スイッチ16−1、17−1の状態として粗動を検出した場合(ステップS42:(C)粗動)は、ステップS43において、高速読み出し方式に設定し、他方、粗微動スイッチ16−1、17−1の状態として微動を検出した場合(ステップS42:(D)微動)は、ステップS44において、インターレーススキャン方式に設定する。
その後、図10と同様、顕微鏡操作部位の動作状態を監視して、検出があった場合は、前の処理(ステップS3)にフィードバックする。
従って、フォーカシングの際、ステージZ軸ハンドル17(または、対物レンズのZ軸ハンドル16)を最初から最適位置近傍付近まで粗調する間、動画表示を高速化することができるので、ピント合わせの精度を落とすことなく、ピント合わせの全体的な調整時間を短縮することができる。
以上、本発明の各実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用される顕微鏡用撮像装置は、その機能が実行されるのであれば、上述の各実施の形態等に限定されることなく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
また、バスに接続されたCPU、ROMやRAMのメモリ、入力装置、出力装置、外部記録装置、媒体駆動装置、可搬記憶媒体、ネットワーク接続装置で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた各実施の形態のシステムを実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ、外部記録装置、可搬記憶媒体を、顕微鏡用撮像装置に供給し、その顕微鏡用撮像装置のコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、可搬記憶媒体等から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した可搬記憶媒体等は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための可搬記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記憶媒体などを用いることができる。
また、コンピュータがメモリ上に読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した各実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した各実施の形態の機能が実現される。
さらに、可搬型記憶媒体から読み出されたプログラムコードやプログラム(データ)提供者から提供されたプログラム(データ)が、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した各実施の形態の機能が実現され得る。
すなわち、本発明は、以上に述べた各実施の形態等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
本発明の実施の形態に係る顕微鏡システムの構成を示す図である。 本発明を適用した顕微鏡用撮像装置100の構成を示す図である。 本発明を適用した第1の実施の形態における画像表示例を示す図(フレーミング前あるいはフォーカシング前の状態)である。 本発明を適用した第1の実施の形態における画像表示例を示す図(フレーミング後の状態)である。 本発明を適用した第1の実施の形態における画像表示例を示す図(フォーカシング後の状態)である。 顕微鏡動作状態検出部104Aのブロック構成を示す図である。 輝度生成部600の演算イメージを示す図である。 ラプラシアン演算部601での演算イメージを示す図である。 テーブルメモリ602Aへ格納するデータ列を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の変形例の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態の動作フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1 顕微鏡本体
2 撮像装置(電子カメラ等)
3 顕微鏡コントロール部
4 駆動回路部
5 結像レンズユニット
6 鏡筒ユニット
7 接眼レンズユニット
8 落射照明用光源
9 蛍光キューブユニット
10 対物レンズ
11 標本
11A 部分領域
11B 部分領域
12 ステージ(試料台)
13 コンデンサ光学素子ユニット
14 折曲ミラー
15 透過照明用光源
16 対物レンズZ軸ハンドル
16−1 対物レンズZ軸ハンドル用粗微動スイッチ
17 ステージZ軸ハンドル
17−1 ステージZ軸ハンドル用粗微動スイッチ
18 ステージXYハンドル
100 顕微鏡用撮像装置
101 バス
102 CCD(固体撮像素子)
103 プリプロセス回路
103A アンプ制御部
103B A/D変換部
104 デジタルプロセス回路
104A 顕微鏡動作状態検出部
104B 明るさ補正部(利得増幅手段)
104C 階調補正部
105 記録媒体
106 操作部
107 TG(Timing Generator)
110 システムコントローラ(CPU等)
200 水平画素ライン
201 ピーク
202 ピーク
203 ピーク
204 ピーク
205 ピーク
300 水平画素ライン
301 ピーク
302 ピーク
303 ピーク
304 ピーク
305 ピーク
306 ピーク
307 ピーク
308 ピーク
309 ピーク
310 ピーク
600 輝度生成部
601 ラプラシアン演算部
602 ピーク検出部
602A テーブルメモリ

Claims (10)

  1. 顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置において、
    前記観察像を撮像するための撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、
    前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、
    前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段による観察像の読み出し方法を設定するための読み出し方法設定手段と、
    を備え
    前記動作状態検出手段は、前記観察像のエッジを抽出し、該エッジが動画表示画面内を移動している場合、前記動作状態がフレーミング動作であることを検出し、該エッジの強度が変化している場合、前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、
    前記読み出し方法設定手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出した場合、全画素読み出し方式を設定する、
    とを特徴とする顕微鏡用撮像装置。
  2. 顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置において、
    前記観察像を撮像するための撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、
    前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、
    前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段による観察像の読み出し方法を設定するための読み出し方法設定手段と、
    前記フォーカシング動作を粗く実行するための粗動操作部位の操作であるのか前記フォーカシング動作を微かに実行するための微動操作部位の操作であるのかを検出するフォーカシング操作部位検出手段と、
    を備え、
    前記読み出し方法設定手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記フォーカシング操作部位検出手段によって前記粗動操作部位の操作を検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記フォーカシング操作部位検出手段によって前記微動操作部位の操作を検出した場合、全画素読み出し方式を設定する
    ことを特徴とする顕微鏡用撮像装置。
  3. 前記全画素読み出し方式は、インターレース方式であることを特徴とする請求項1または2に記載の顕微鏡用撮像装置。
  4. さらに、
    前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段の露出条件を設定するための露出条件設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の顕微鏡用撮像装置。
  5. 顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置において、
    前記観察像を撮像するための撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、
    前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、
    前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記試料に照射する照明光を調光するための照明調光手段と、
    を備え、
    前記照明調光手段は、
    前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、前記照明光の強度を上げ、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出した場合、前記照明光の強度を下げる
    ことを特徴とする顕微鏡用撮像装置。
  6. 顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置のコンピュータを、
    前記観察像を撮像するための撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、
    前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、
    前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段による観察像の読み出し方法を設定するための読み出し方法設定手段と、
    して機能させるための顕微鏡用撮像プログラムであって、
    前記動作状態検出手段は、前記観察像のエッジを抽出し、該エッジが動画表示画面内を移動している場合、前記動作状態がフレーミング動作であることを検出し、該エッジの強度が変化している場合、前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、
    前記読み出し方法設定手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出した場合、全画素読み出し方式を設定する
    ことを特徴とする顕微鏡用撮像プログラム。
  7. 顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置のコンピュータを、
    前記観察像を撮像するための撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、
    前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、
    前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段による観察像の読み出し方法を設定するための読み出し方法設定手段と、
    前記フォーカシング動作を粗く実行するための粗動操作部位の操作であるのか前記フォーカシング動作を微かに実行するための微動操作部位の操作であるのかを検出するフォーカシング操作部位検出手段と、
    して機能させるための顕微鏡用撮像プログラムであって、
    前記読み出し方法設定手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記フォーカシング操作部位検出手段によって前記粗動操作部位の操作を検出した場合、高速読み出し方式を設定し、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出し、前記フォーカシング操作部位検出手段によって前記微動操作部位の操作を検出した場合、全画素読み出し方式を設定する
    ことを特徴とする顕微鏡用撮像プログラム。
  8. 前記全画素読み出し方式は、インターレース方式であることを特徴とする請求項6または7に記載の顕微鏡用撮像プログラム。
  9. さらに、
    前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記撮像手段の露出条件を設定するための露出条件設定手段を備えることを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の顕微鏡用撮像プログラム。
  10. 顕微鏡によって観察するための試料の観察像を撮像する顕微鏡用撮像装置のコンピュータを、
    前記観察像を撮像するための撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された観察像を連続して動画表示するための表示手段と、
    前記表示手段に動画表示されている観察像の変化に基づいて、前記顕微鏡を操作するための顕微鏡操作部位の動作状態を検出するための動作状態検出手段と、
    前記動作状態検出手段によって検出された顕微鏡操作部位の動作状態に応じて、前記試料に照射する照明光を調光するための照明調光手段と、
    して機能させるための顕微鏡用撮像プログラムであって、
    前記照明調光手段は、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフレーミング動作であることを検出した場合、前記照明光の強度を上げ、前記動作状態検出手段によって前記動作状態がフォーカシング動作であることを検出した場合、前記照明光の強度を下げる
    ことを特徴とする顕微鏡用撮像プログラム。
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