JP3604825B2 - 自動焦点調節方法及び自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節方法及び自動焦点調節装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種のビデオカメラ等に用いられる自動焦点調節方法及び自動焦点調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビデオカメラ等をはじめとする映像機器の進歩は目覚ましく、オートフォーカス制御、オートアイリス制御、ズーム機能等が標準的に装備され、あらゆる部分において、操作性の改善及び多機能化が図られている。
【0003】
ところでオートフォーカス制御装置(自動焦点調節装置)を見ると、撮像素子等により被写体像を光電変換して得られた映像信号中より画面の鮮鋭度を検出し、それが最大となるようにフォーカスレンズ位置を制御して、焦点調節を行うようにしたTVAF方式が主流になりつつある。
【0004】
前記鮮鋭度の評価としては、一般にある帯域のバンドパスフィルタ−により抽出された映像信号の高周波成分のレベル(以下焦点電圧)等を用いている。これは、通常の被写体像を撮影した場合、図5に示すように焦点が合ってくるに従って焦点電圧は大きくなり、そのレベルが最大になる点を合焦位置としている。
【0005】
TVAF方式において、フォーカスレンズの制御は、合焦点の方向が分からないときにはレンズを微小駆動し、焦点電圧が大きくなる方向を判別して合焦点の方向判別を行った後は、判別方向へレンズを高速駆動して一度合焦点を乗り越えた後、合焦点にレンズを戻すようにして合焦させている。
【0006】
しかし、図5における大ボケ状態では、焦点電圧のレンズ位置に対する変動が少なく、微小駆動しても確実に焦点電圧が大きくなる方向が判別できず、合焦まで時間がかかるということがある。そこで、焦点電圧が所定レベル以下のときには、方向判別をやめて図5に示すように、フォーカスレンズがその移動可能領域の半分より無限側にいれば至近方向、至近側にいれば無限方向へフォーカスレンズを高速駆動するようにしている。
【0007】
最後に微小駆動動作について図8を使って説明する。フォーカスレンズをある方向に駆動し、信号が増加した場合はそのままの駆動方向を変えず、信号が減少した場合は駆動方向を反転させる。つまり、常時合焦信号の大きくなる方向へフォーカスレンズは駆動される。このように制御されることで合焦点の方向に絶えず駆動されるため、速度は遅いが微小駆動を繰り返すだけでも最終的には合焦点に達することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では次のような欠点があった。
【0009】
低照度になりAGC(automatic gain controller;自動利得調整装置)のゲインが高くなると、ノイズにより図7に示すように合焦点の焦点電圧は変わらないが、大ボケ時の焦点電圧は大きくなる。そこで、焦点電圧が所定レベル以下のときには方向判別をやめて、予め決められた方向へフォーカスレンズを高速駆動する場合、AGCゲインの低い被写体で所定レベルを決めると(所定レベルA)、AGCゲインの高い被写体には所定レベルが低すぎるので、大ボケになっても評価値がそれより低くならないため、方向を判別できなくても方向判別をやめない。
【0010】
一方、AGCの高い被写体で所定レベルを決めると(所定レベルB)、AGCゲインの低い被写体では所定レベルが高すぎるため、評価値の低い被写体には合焦できなくなることが多くなってしまう。
【0011】
本発明は、上述した従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、方向を判別できなくても方向判別を続けたり、AGCの高い被写体で所定レベルを決めると、AGCゲインの低い被写体では所定レベルが高すぎるため、評価値の低い被写体には合焦できなくなるということがない自動焦点調節方法及び自動焦点調節装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の自動焦点調節方法は、被写体を撮することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を自動焦点調節評価値として取り出し、前記自動焦点調節評価値のレベルが最大となるように焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を微小駆動する微小駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を高速駆動する高速駆動ステップと、前記自動焦点調節評価値のレベルが所定値以下の時に前記微小駆動ステップから前記高速駆動ステップに切り換え制御する切換制御ステップと、前記映像信号のレベルを一定にするためにゲインレベルを変更するゲイン変更ステップと、前記ゲインレベルにより前記所定値を変更する所定値変更ステップとを具備したことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項2記載の自動焦点調節方法は、請求項1記載の自動焦点調節方法において、前記所定値変更ステップは 前記ゲインレベルが大きくなった場合には前記所定値を大きくすることを特徴とする。
【0014】
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項記載の自動焦点調節装置は、被写体を撮することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を自動焦点調節評価値として取り出し、前記自動焦点評価値のレベルが最大となるように焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を微小駆動する微小駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を高速駆動する高速駆動手段と、前記自動焦点調節評価値のレベルが所定値以下の時に前記微小駆動手段から前記高速駆動手段に切り換え制御する切換制御手段と、前記映像信号のレベルを一定にするためにゲインレベルを変更するゲイン変更手段と、前記ゲインレベルにより前記所定値を変更する所定値変更手段とを具備したことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項4記載の自動焦点調節装置は、請求項3記載の自動焦点調節装置において、前記所定値変更手段は 前記ゲインレベルが大きくなった場合には前記所定値大きくすることを特徴とする。
【0015】
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項記載の自動焦点調節装置は、請求項記載の自動焦点調節装置において、前記撮像手段は、CCDであることを特徴とする。
【0016】
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項記載の自動焦点調節装置は、請求項記載の自動焦点調節装置において、前記微小駆動手段は、モータとドライバとからなることを特徴とする。
【0017】
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項記載の自動焦点調節装置は、請求項記載の自動焦点調節装置において、前記高速駆動手段は、モータとドライバとからなることを特徴とする。
【0018】
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項記載の自動焦点調節装置は、請求項記載の自動焦点調節装置において、前記切換制御手段は、カメラ制御マイクロコンピュータからなることを特徴とする。
【0019】
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項記載の自動焦点調節装置は、請求項記載の自動焦点調節装置において、前記ゲイン変更手段は、AGCからなることを特徴とする。
【0020】
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項10記載の自動焦点調節装置は、請求項3記載の自動焦点調節装置において、前記所定値変更手段は、カメラ制御マイクロコンピュータからなることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図4に基づき説明する。
【0023】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る自動焦点調節装置を具備した撮像装置であるビデオカメラシステムの構成を示すブロック図である。図1において、101は固定の第1群レンズ、102は変倍を行う変倍レンズ、103は絞り、104は固定の第2群レンズである。105はフォーカスコンペレンズ(以下、フォーカスレンズと記述する)で、変倍に伴う焦点面の移動を補正する機能とピント合わせの機能を兼ね備えている。106は撮像素子であるCCD、107はAGCで、CCD106の出力を増幅するものであり、後述のカメラ制御マイコン(マイクロコンピュータ)118からの信号によって増幅率が調節される。108はカメラ信号処理回路、109は記録装置で、カメラ信号処理回路108からの出力を磁気テープ等の記録媒体に記録するものである。110は変倍レンズ102を駆動させる変倍レンズモータ、112は絞り103を駆動させる絞りモータ、114はフォーカスレンズ105を駆動させるフォーカスコンペレンズモータである。111は変倍レンズドライバ、113は絞りドライバ、115はフォーカスコンペレンズドライバで、それぞれ変倍レンズモータ110、絞りモータ112、フォーカスコンペレンズモータ114を後述のカメラAFマイコン118からの信号により駆動するものである。116はAF(自動焦点調節)評価値処理回路で、CCD106の出力信号中より焦点検出に用いられる高域成分を抽出する回路である。117はAE(自動露光調節)評価値処理回路で、CCD106の出力信号レベルを用いて絞り103及びAGC107の調節に用いられる映像信号レベルの積分値を求める回路である。118はカメラ制御マイコンで、本システム全体を総合的に制御すると共に、AF評価値処理回路116及びAE評価値処理回路117の出力信号に基づいて、変倍レンズモータ110、絞りモータ112、フォーカスコンペレンズモータ114及びAGC108を制御するものである。
【0024】
図1のように構成されたビデオカメラシステムにおいて、カメラ制御マイコン118はAF評価値処理回路116の出力信号レベルが最大となるようにフォーカスレンズ105を移動させて自動焦点調節を、また、AE評価値処理回路117の出力信号レベルが一定値になるように、絞り103の開閉と、AGC107の増幅率を調節して自動露光調節を行っている。
【0025】
カメラ制御マイコン118の制御動作について図2及び図3を用いて詳しく説明する。
【0026】
まず、AE制御動作について図2を用いて説明する。図2は本実施の形態に係る自動焦点調節装置におけるカメラ制御マイコン118のAE制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートであり、同図のフローチャートはカメラ制御マイコン118内で処理される。
【0027】
図2のステップS201でAE評価値生成回路117から取り込んだAE評価値から露出の状態に基づいて、露出オーバーか否かを判別する。そして、露出アンダーであればステップS202でAGC107の増幅率が最低か否かを判別する。そして、増幅率が最低であればステップS203で絞り103を閉じた後、前記ステップS201へ戻る。また、前記ステップS202において増幅率が最低でなければステップS204でAGC107の増幅率を下げた後、前記ステップS201へ戻る。一方、前記ステップS201において露出オーバーの場合は、ステップS205で絞り103が開放か否かを判別する。そして、絞り103が開放であればステップS206で絞り130を開いた後、前記ステップS201へ戻る。また、前記ステップS205において絞り103が開放でなければステップS207でAGC107の増幅率を上げた後、前記ステップS201へ戻る。 次に、AF制御動作について図3を用いて説明する。図3は本実施の形態に係る自動焦点調節装置におけるカメラ制御マイコン118のAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートであり、同図のフローチャートはカメラ制御マイコン118内で処理される。
【0028】
図3のステップS301でフォーカスレンズ105を微小駆動動作させながら、AF評価値を取り込むことにより、現在合焦しているのか、ボケているのか、ボケているときには合焦点はどちらなのかを判断する。次に、ステップS302で現在のAGC107のゲインに応じ、ステップS303で使う所定レベルを変更する。これは、AGC107がオフ(OFF)のときの値を基準にAGC107のゲインが上がるにつれて大きくなるように設定する。次に、ステップS303でAF評価値が所定レベル以下か否かを判別する。そして、AF評価値が所定レベル以下であれば、微小駆動動作による方向判別を中止してステップS314で現在のフォーカスレンズ位置から山登り方向を設定し、ステップS306へ進んで前記ステップS314において設定した方向へ山登り駆動する。
【0029】
一方、前記ステップS303においてAF評価値が所定レベル以下でなければ、ステップS304で微小駆動動作の結果により現在合焦状態にあるのか否かを判別する。そして、合焦状態にある場合にはフォーカスレンズ105の移動を停止し、ステップS310からの再起動監視処理ルーチンへ進み、合焦状態でない場合にはステップS305へ進む。このステップS305では、微小駆動動作の結果により、どちらの方向に合焦点があるかの判別ができたか否かを判別し、該方向判別ができない場合は前記ステップS302へ戻る。また、前記ステップS305において方向判別ができた場合はステップS306へ進み、その判別方向へ山登り駆動動作を実行する。次に、ステップS307で合焦点、即ちAF評価信号の頂点を越えたか否かを判別し、越えていなければ前記ステップS306へ戻って山登り駆動動作を続け、越えていたならばステップS308でフォーカスレンズ105を頂点に戻す。しかしながら頂点に戻す動作をしている間に、パンニング等により被写体が変化する場合もあるので、頂点にフォーカスレンズ105が辿り着いたならば、今いるところが本当に頂点、即ち合焦点であるのかを判定するため、次のステップS309でフォーカスレンズ105が頂点に達したか否かを判別する。そして、フォーカスレンズ105が頂点に達しない場合は前記ステップS308へ戻る。また、前記ステップS309においてフォーカスレンズ105が頂点に達した場合には、前記ステップS301へ戻る。
【0030】
一方、前記ステップS304において現在合焦状態にある場合には、ステップS310で合焦時のAF評価値レベルを記憶する。次に、ステップS311で再起動判定ルーチンを実行する。この再起動判定ルーチンは、現在合焦状態にある場合にはAF評価値レベルが、合焦時に前記ステップS310において記憶したレベルに比べ、変動したか否を判別する処理であり、例えば、記憶したレベルに対して所定レベル以上変化したら、パンニング等による被写体変化があったとして、「再起動した」と判別し、所定レベル未満の変化量ならば被写体の変化はないとして「再起動しない」と判別する。このような判別基準に従ってステップS312で再起動したか否かを判別する。そして、「再起動しない」と判別した場合は、ステップS313でフォーカスレンズ105の移動を停止させた後、前記ステップS311へ戻り、再び再起動監視処理を行う。一方、前記ステップS312において「再起動した」と判別した場合には、前記ステップS301へ戻り、再び微小駆動動作を行い、合焦判定及び方向判定を行う。
【0031】
以上のような動作を繰り返すことで、絶えず合焦を維持できるようにフォーカスレンズ105は動作する。
【0032】
図3に示したアルゴリズムでAF制御を行うことにより、焦点電圧が所定レベル以下のときには方向判別をやめて、予め決められた方向へフォーカスレンズ105を高速駆動する場合、AGC107のゲインの低い被写体で所定レベルを決めると、AGC107のゲインの高い被写体には所定レベルが低すぎるので、大ボケになっても評価値がそれより低くならないため、方向を判別できなくても方向判別を続けたり、AGC107の高い被写体で所定レベルを決めると、AGC107のゲインの低い被写体では所定レベルが高すぎるため、評価値の低い被写体には合焦できなくなることがなくなる。
【0033】
上記のような自動焦点調節装置においては、方向判別をやめて予め決められた方向へフォーカスレンズ105を高速駆動する焦点電圧の所定レベルをAGC107のゲインにより変更することにより、被写体に応じ最適な移行条件を設定でき、所定レベルが大きすぎていつまでも方向判別を続けていたり、所定レベルが小さすぎて被写体に合焦できないということが少なくなる。
【0034】
よって、常に正確且つ高速な焦点調節を実現することができる。
【0035】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の自動焦点調節方法及び装置に用いる記憶媒体について、図4を用いて説明する。被写体を撮影することによりCCD106から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うフォーカスレンズ105を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置を制御するための制御プログラムを格納する記憶媒体には、図4に示すように、少なくとも「微小駆動モジュール」、「高速駆動モジュール」、「切換制御モジュール」、「ゲイン変更モジュール」、「所定値変更モジュール」の各モジュールのプログラムを格納すれば良い。
【0036】
ここで、「微小駆動モジュール」は、前記焦点調節レンズ手段を微小駆動するためのプログラムモジュールである。また、「高速駆動モジュール」は、前記焦点調節レンズ手段を高速駆動するためのプログラムモジュールである。また、「切換制御モジュール」は、焦点電圧が所定値以下の時に前記微小駆動ステップから前記高速駆動ステップに切り換え制御するためのプログラムモジュールである。また、「ゲイン変更モジュール」は、映像信号のレベルを一定にするためにゲインを変更するためのプログラムモジュールである。更に、「所定値変更モジュール」は、前記ゲイン変更ステップのレベルにより前記切換制御ステップの所定値を変更するためのプログラムモジュールである。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自動焦点評価値が所定レベル以下のときには方向判別をやめて、予め決められた方向へ焦点調節レンズを高速駆動する場合、AGCゲインの低い被写体で所定レベルを決めると、AGCゲインの高い被写体には所定レベルが低すぎるため大ボケになっても、評価値がそれより低くならないため、方向を判別できなくても方向判別を続けたり、AGCの高い被写体で所定レベルを決めると、AGCゲインの低い被写体では所定レベルが高すぎるため、評価値の低い被写体には合焦できなくなることがなくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動焦点調節装置を有するビデオカメラシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】同システムのAE制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図3】同システムのAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図4】本発明の記憶媒体に格納するプログラムモジュールを示す図である。
【図5】フォーカスレンズ位置と焦点電圧レベルとの関係を示す図である。
【図6】フォーカスレンズの移動方向を説明するための図である。
【図7】フォーカスレンズ位置と焦点電圧レベルとの関係を示す図である。
【図8】時間とフォーカスレンズ位置との関係を示す図である。
【符号の説明】
101 固定の第1群レンズ
102 変倍レンズ
103 絞り
104 固定の第2群レンズ
105 フォーカスレンズ(フォーカスコンペレンズ、焦点調節レンズ)
106 CCD
107 AGC
108 カメラ信号処理回路
109 記録装置
110 変倍レンズモータ
111 変倍レンズドライバ
112 絞りモータ
113 絞りドライバ
114 フォーカスコンペレンズモータ
115 フォーカスコンペレンズドライバ
116 AF評価値処理回路
117 AE評価値処理回路
118 カメラ制御マイコン

Claims (10)

  1. 被写体を撮像することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を自動焦点調節評価値として取り出し、前記自動焦点調節評価値のレベルが最大となるように焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を微小駆動する微小駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を高速駆動する高速駆動ステップと、前記自動焦点調節評価値のレベルが所定値以下の時に前記微小駆動ステップから前記高速駆動ステップに切り換え制御する切換制御ステップと、前記映像信号のレベルを一定にするためにゲインレベルを変更するゲイン変更ステップと、前記ゲインレベルにより前記所定値を変更する所定値変更ステップとを具備したことを特徴とする自動焦点調節方法。
  2. 前記所定値変更ステップは、前記ゲインレベルが大きくなった場合には前記所定値を大きくすることを特徴とする請求項1記載の自動焦点調節方法。
  3. 被写体を撮像することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を自動焦点調節評価値として取り出し、前記自動焦点評価値のレベルが最大となるように焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を微小駆動する微小駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を高速駆動する高速駆動手段と、前記自動焦点調節評価値のレベルが所定値以下の時に前記微小駆動手段から前記高速駆動手段に切り換え制御する切換制御手段と、前記映像信号のレベルを一定にするためにゲインレベルを変更するゲイン変更手段と、前記ゲインレベルにより前記所定値を変更する所定値変更手段とを具備したことを特徴とする自動焦点調節装置。
  4. 前記所定値変更手段は、前記ゲインレベルが大きくなった場合には前記所定値を大きくすることを特徴とする請求項3記載の自動焦点調節装置。
  5. 前記撮像手段は、CCDであることを特徴とする請求項3記載の自動焦点調節装置。
  6. 前記微小駆動手段は、モータとドライバとからなることを特徴とする請求項3記載の自動焦点調節装置。
  7. 前記高速駆動手段は、モータとドライバとからなることを特徴とする請求項3記載の自動焦点調節装置。
  8. 前記切換制御手段は、カメラ制御マイクロコンピュータからなることを特徴とする請求項3記載の自動焦点調節装置。
  9. 前記ゲイン変更手段は、AGCからなることを特徴とする請求項3記載の自動焦点調節装置。
  10. 前記所定値変更手段は、カメラ制御マイクロコンピュータからなることを特徴とする請求項3記載の自動焦点調節装置。
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