JP3689497B2 - 自動焦点調節方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種のビデオカメラ等に用いられる自動焦点調節方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビデオカメラ等をはじめとする映像機器の進歩は、目覚ましく、オートフォーカス制御、オートアイリス制御、ズーム機能等が標準的に装備され、あらゆる部分において、操作性の改善、多機能化がはかられている。
【0003】
ところでオートフォーカス装置を見ると、撮像素子等により被写体像を光電変換して得られた映像信号中より画面の鮮鋭度を検出し、それが最大となるようにフォーカスレンズ(焦点調節レンズ)位置を制御して、焦点調節を行うようにしたTVAF(Television Auto Focus)方式が主流になりつつある。
【0004】
前記鮮鋭度の評価としては、一般にある帯域のバンドパスフィルタ−により抽出された映像信号の高周波成分のレベル(以下、焦点電圧と記述する)等を用いている。これは、通常の被写体像を撮影した場合、図12に示すように焦点が合ってくるに従って焦点電圧は大きくなり、そのレベルが最大になる点を合焦位置としている。焦点電圧は映像信号の1枚の画に1つ決める。そこで、例えばNTSC方式の映像信号においては、1フィールドの画は1/60秒(1V)毎に更新されるので、焦点電圧は1/60秒(1V)に1回づつ得られる。
【0005】
TVAF方式において、フォーカスレンズの制御は、合焦点の方向が分からないときにはフォーカスレンズを微小駆動し、焦点電圧が大きくなる方向を判別し、合焦点の方向判別を行った後は、判別方向へフォーカスレンズを高速駆動し、一度合焦点を乗り越えた後、合焦点にフォーカスレンズを戻すようにして合焦させている。
【0006】
次に、微小駆動動作について図12を用いて説明する。図13に示すようにフォーカスレンズをある方向に駆動し、焦点電圧が増加した場合はそのままの駆動方向を変えず、焦点電圧が減少した場合は駆動方向を反転させる。つまり、常時合焦信号の大きくなる方向へフォーカスレンズは駆動される。このように制御されることで合焦点の方向に絶えず駆動されるため、速度は遅いが微小駆動を繰り返すだけでも最終的には合焦点に達することができる。
【0007】
ここで、焦点電圧は映像信号から作られるため、映像信号の1フィールド間隔(NTSC方式では1/60秒(1V))でしか変化しない。従って、フォーカスレンズを所定位置に停止したら1Vの間停止しCCDに電荷を蓄積して、次のフィールドで映像信号から評価値を生成している。そして、その評価値を次のフィールドで取り込み、方向を判別してフォーカスレンズを駆動している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では次のような欠点があった。
【0009】
即ち、微小駆動する際、どのような振幅でもフォーカスレンズは高速で移動及び停止を繰り返すため、小刻みにカタカタといった騒音を発生する。速度を遅くすると騒音は押さえられるが、駆動に時間がかかるためAF(オートフォーカス)の方向判別が遅くなり、AF性能が低下するという問題点があった。
【0010】
本発明は、上述した従来の技術の有する問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、従来より低速で移動に要するフィールド数を従来と同一にでき、AF性能を低下させることなく騒音を低減することができると共に、焦点調節レンズの移動量を確保でき、AF性能に悪影響を与えることがなく、しかも焦点調節レンズの移動速度を低くしたにも拘らず騒音が増加することのない自動焦点調節方法及び装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
記目的を達成するために本発明の請求項1記載の自動焦点調節方法は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップと、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅に応じて決定することを特徴とするものである。
【0014】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項記載の自動焦点調節方法は、請求項1記載の自動焦点調節方法において、所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とするものである。
【0015】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項記載の自動焦点調節方法は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うレンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップと、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅に比例して決定することを特徴とするものである。
【0017】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項記載の自動焦点調節方法は、請求項記載の自動焦点調節方法において、第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とするものある。
【0018】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項記載の自動焦点調節方法は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うレンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の1フィールドの時間の整数倍の時間で移動するように決定することを特徴とするものである。
【0019】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項記載の自動焦点調節方法は、請求項記載の自動焦点調節方法において、所定速度以下の速度を決定することを禁止する第1の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とするものである。
【0020】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項記載の自動焦点調節方法は、請求項記載の自動焦点調節方法において、第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とするものである。
【0021】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項記載の自動焦点調節方法は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップと、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の次のフィールドの開始までの時間で移動が終了するように決定することを特徴とするものである。
【0023】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項記載の自動焦点調節方法は、請求項記載の自動焦点調節方法において、第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とするものである。
【0024】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項1記載の自動焦点調節方法は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の次のフィールドの開始までの時間と映像信号の1フィールドの整数倍の時間を加えた時間で移動が終了するように決定することを特徴とするものである。
【0025】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項11記載の自動焦点調節方法は、請求項10記載の自動焦点調節方法において、所定速度以下の速度を決定することを禁止する第1の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とするものである。
【0026】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項1記載の自動焦点調節方法は、請求項1記載の自動焦点調節方法において、第1の所定速度以上で、第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とするものである。
【0027】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項1記載の自動焦点調節装置は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段と、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅に応じて決定することを特徴とするものである。
【0029】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項1記載の自動焦点調節装置は、請求項1記載の自動焦点調節装置において、所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0034】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項15記載の自動焦点調節装置は、請求項13または14記載の自動焦点調節装置において、前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0035】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項16記載の自動焦点調節装置は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うレンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段と、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅に比例して決定することを特徴とするものである。
【0037】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項17記載の自動焦点調節装置は、請求項16記載の自動焦点調節装置において、第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0042】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項18記載の自動焦点調節装置は、請求項16または17記載の自動焦点調節装置において、前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0043】
また、上記目的を達成するために本発明の請求項19記載の自動焦点調節装置は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うレンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の1フィールドの時間の整数倍の時間で移動するように決定することを特徴とするものである。
【0044】
また、上記目的を達成するために請求項20記載の自動焦点調節装置は、請求項19記載の自動焦点調節装置において、所定速度以下の速度を決定することを禁止する第1の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0045】
また、上記目的を達成するために請求項21記載の自動焦点調節装置は、請求項19記載の自動焦点調節装置において、第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0046】
また、上記目的を達成するために請求項22記載の自動焦点調節装置は、請求項19記載の自動焦点調節装置において、前記撮像手段は、CCDからなることを特徴とするものである。
【0047】
また、上記目的を達成するために請求項23記載の自動焦点調節装置は、請求項19記載の自動焦点調節装置において、前記駆動手段は、モータとドライバとからなることを特徴とするものである。
【0048】
また、上記目的を達成するために請求項24記載の自動焦点調節装置は、請求項19記載の自動焦点調節装置において、前記駆動振幅決定手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0049】
また、上記目的を達成するために請求項25記載の自動焦点調節装置は、請求項19記載の自動焦点調節装置において、前記駆動速度決定手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0050】
また、上記第1の目的を達成するために請求項26記載の自動焦点調節装置は、請求項20または21記載の自動焦点調節装置において、前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0051】
また、上記目的を達成するために請求項27記載の自動焦点調節装置は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段と、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の次のフィールドの開始までの時間で移動が終了するように決定することを特徴とするものである。
【0053】
また、上記目的を達成するために請求項28記載の自動焦点調節装置は、請求項27記載の自動焦点調節装置において、第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0058】
また、上記目的を達成するために請求項29記載の自動焦点調節装置は、請求項27記載の自動焦点調節装置において、前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0059】
また、上記目的を達成するために請求項30記載の自動焦点調節装置は、被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の次のフィールドの開始までの時間と映像信号の1フィールドの整数倍の時間を加えた時間で移動が終了するように決定することを特徴とするものである。
【0060】
また、上記目的を達成するために請求項31記載の自動焦点調節装置は、請求項30記載の自動焦点調節装置において、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0061】
また、上記目的を達成するために請求項32記載の自動焦点調節装置は、請求項30記載の自動焦点調節装置において、第1の所定速度以上で、第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止手段を設けたことを特徴とするものである。
【0062】
また、上記目的を達成するために請求項33記載の自動焦点調節装置は、請求項30記載の自動焦点調節装置において、前記撮像手段は、CCDからなることを特徴とするものである。
【0063】
また、上記目的を達成するために請求項34記載の自動焦点調節装置は、請求項30記載の自動焦点調節装置において、前記駆動手段は、モータとドライバとからなることを特徴とするものである。
【0064】
また、上記目的を達成するために請求項35記載の自動焦点調節装置は、請求項30記載の自動焦点調節装置において、前記駆動振幅決定手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0065】
また、上記目的を達成するために請求項36記載の自動焦点調節装置は、請求項30記載の自動焦点調節装置において、前記駆動速度決定手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0066】
また、上記目的を達成するために請求項37記載の自動焦点調節装置は、請求項30記載の自動焦点調節装置において、前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とするものである。
【0085】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図11に基づき説明する。
【0086】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る自動焦点調節装置を具備した撮像装置であるビデオカメラシステムの構成を示すブロック図である。図1において、101は固定の第1群レンズ、102は変倍を行う変倍レンズ、103は絞り、104は固定の第2群レンズである。105はフォーカスコンペレンズ(以下、フォーカスレンズと記述する)で、変倍に伴う焦点面の移動を補正する機能とピント合わせの機能を兼ね備えている。106は撮像素子であるCCD、107はAGCで、CCD106の出力を増幅するものであり、後述のカメラ制御マイコン(マイクロコンピュータ)115からの信号によって増幅率が調節される。108はカメラ信号処理回路、109は記録装置で、カメラ信号処理回路108からの出力を磁気テープ等の記録媒体に記録するものである。110は変倍レンズ102を駆動させる変倍レンズモータ、112はフォーカスレンズ105を駆動させるフォーカスコンペレンズモータである。111は変倍レンズドライバ、113はフォーカスコンペレンズドライバで、それぞれ変倍レンズモータ110、フォーカスコンペレンズモータ112を後述のカメラAFマイコン115からの信号により駆動するものである。114はAF(自動焦点調節)評価値処理回路で、CCD106の出力信号中より焦点検出に用いられる高域成分を抽出する回路である。115はカメラ制御マイコンで、本システム全体を総合的に制御すると共に、AF評価値処理回路116及びAE評価値処理回路114の出力信号に基づいて、変倍レンズモータ110及びフォーカスコンペレンズモータ112を制御するものである。
【0087】
図1のように構成されたビデオカメラシステムにおいて、カメラ制御マイコン115はAF評価値処理回路114の出力信号レベルが最大となるようにフォーカスレンズ105を移動させて自動焦点調節を行っている。
【0088】
次に、カメラ制御マイコン115の制御動作について図2を用いて詳しく説明する。図2は本実施の形態に係る自動焦点調節装置におけるカメラ制御マイコン115のAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートであり、同図のフローチャートはカメラ制御マイコン115内で処理される。
【0089】
図2のステップS201でフォーカスレンズ105を光軸方向前後に微小駆動動作させながら、AF評価値を取り込むことにより、現在合焦しているのか、ボケているのか、ボケているときには合焦点はどちらなのかを判断する。次に、ステップS202で微小駆動動作の結果により現在合焦状態にあるのか否かを判別する。そして、合焦状態にある場合にはフォーカスレンズ105の移動を停止し、ステップS208からの再起動監視処理ルーチンへ進み、合焦状態でない場合にはステップS203へ進む。このステップS203では、微小駆動動作の結果により、どちらの方向に合焦点があるかの判別ができたか否かを判別し、該方向判別ができない場合は前記ステップS201へ戻る。また、前記ステップS203において方向判別ができた場合はステップS204へ進み、その判別方向へ山登り駆動動作を実行する。次に、ステップS205で合焦点、即ちAF評価信号の頂点を越えたか否かを判別し、越えていなければ前記ステップS204へ戻って山登り駆動動作をを続け、越えていたならばステップS206でフォーカスレンズ105を頂点に戻す。しかしながら頂点に戻す動作をしている間に、パンニング等により被写体が変化する場合もあるので、頂点にフォーカスレンズ105が辿り着いたならば、今いるところが本当に頂点、即ち合焦点であるのかを判定するため、次のステップS207でフォーカスレンズ105が頂点に達したか否かを判別する。そして、フォーカスレンズ105が頂点に達しない場合は前記ステップS206へ戻る。また、前記ステップS207においてフォーカスレンズ105が頂点に達した場合には、前記ステップS201へ戻る。
【0090】
一方、前記ステップS202において現在合焦状態にある場合には、ステップS208で合焦時のAF評価値レベルを記憶する。次に、ステップS209で再起動判定ルーチンを実行する。この再起動判定ルーチンは、現在合焦状態にある場合にはAF評価値レベルが、合焦時に前記ステップS208において記憶したレベルに比べ、変動したか否を判別する処理であり、例えば、記憶したレベルに対して所定レベル以上変化したら、パンニング等による被写体変化があったとして、「再起動した」と判別し、所定レベル未満の変化量ならば被写体の変化はないとして「再起動しない」と判別する。このような判別基準に従ってステップS210で再起動したか否かを判別する。そして、「再起動しない」と判別した場合は、ステップS211でフォーカスレンズ105の移動を停止させた後、前記ステップS209へ戻り、再び再起動監視処理を行う。一方、前記ステップS210において「再起動した」と判別した場合には、前記ステップS201へ戻り、再び微小駆動動作を行い、合焦判定及び方向判定を行う。
【0091】
以上のような動作を繰り返すことで、絶えず合焦を維持できるようにフォーカスレンズ105は動作する。
【0092】
次に、上記図2のステップA201において実行される微小駆動動作について、図3及び図12を用いて説明する。ここで、図3におけるステップS301〜ステップS306は図2におけるステップS201、図3におけるステップS307は図2におけるステップS202、図3におけるステップS308は図2におけるステップS203、図3におけるステップS309は図2におけるステップS204〜ステップS207、図3におけるステップS310は図2におけるステップS208〜ステップS211である。
【0093】
図3において、まず、ステップS301で振幅を決定する。ここでは絞り103等のパラメータから振幅が設定される。絞り103が開いているときは、被写体深度が浅いためフォーカスレンズ105の小さな移動で焦点電圧が変化するので振幅を小さく設定し、絞り103が閉じているときは、被写体深度が深いためフォーカスレンズ105が大きく移動しないと焦点電圧が変化しないので振幅を大きく設定する。次に、ステップS302でフォーカスレンズ105の駆動速度を許容されている最高速度に設定する。次に、ステップS303で前記ステップS302において設定された駆動速度で且つ前記ステップS301において設定された振幅でフォーカスレンズ105を駆動する。
【0094】
次に、ステップS304で評価値取り込みタイミングを待って評価値を取り込み、次のステップS305で評価値が増加しているか否かを判別する。そして、評価値が増加していなければ、次のステップS306で駆動方向を反転した後、ステップS307へ進んで同じフォーカスエリアでフォーカスレンズ105が往復移動しているかによって合焦状態か否かを判別する。そして、合焦状態であれば、ステップS310で再起動判別処理を行い、また、合焦状態でなければ、ステップS308で同じ方向が常に増加しているかによって方向判別ができたか否かを判別する。そして、方向判別ができた場合は、ステップS309で判別方向へ山登り駆動する。一方、前記ステップS308において方向判別ができない場合は、前記ステップS301へ戻る。
【0095】
ここで、焦点電圧は映像信号から作られるため、映像信号の1フィールド間隔(NTSCでは1/60秒(1V))でしか変化しない。従って、図13に示すようにフォーカスレンズ105が所定位置に停止したら1Vの間停止しCCD106に電荷を蓄積して、次のフィールドで映像信号から評価値を生成している。そして、次のフィールドでその評価値を基に、方向判別を行ってフォーカスレンズ105を駆動している。ここで、次のフィールドでフォーカスレンズ105が停止して1V分電荷を蓄積するには、次のフィールドの頭においてフォーカスレンズ105が目的位置に到達していればよく、それ以上早く目的位置にフォーカスレンズ105が到達しても意味がない。つまり、フォーカスレンズ105が動き出したら、次のフィールドの始まる直前に目的位置に到達すればAFの方向判別に要する時間は変わらないことになる。
【0096】
そこで、本実施の形態に係る自動焦点調節装置における駆動速度決定方法について、図4を用いて説明する。図4は本実施の形態に係る自動焦点調節装置におけるAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートであり、図3のステップS301〜ステップS303で実行される。
【0097】
図4において、まず、ステップS401で振幅を設定する。次に、ステップS402でフォーカスレンズ105を、そのフォーカスコンーレンズモータ112で許容されている最高速度で駆動したとき、前記ステップS401において設定した振幅を何秒で移動できるか計算する。次に、ステップS403で前記ステップS402において計算した時間が何フィールド分に相当するかを計算する。次にステップS404で前記ステップS401において設定した振幅を前記ステップS403において計算されたフィールドで移動するのに要する時間を計算する。次に、ステップS405で前記計算された振幅を前記計算された駆動速度でフォーカスレンズ105を駆動した後、本処理動作を終了する。
【0098】
これを、図5を用いて詳述する。同図の(a)は従来の駆動速度で所定幅駆動した例を示す。これから明らかなように、フォーカスレンズの移動後、次のフィールドまで時間があり、速すぎる駆動速度で駆動していることが分かる。本発明の駆動速度決定方法により計算すると、同図の(b)に示すように従来より速い駆動速度で次のフィールドに間に合うようにフォーカスレンズが移動している。同図の(c)は従来の駆動速度で所定振幅駆動した例を示す。これから明らかなように、フォーカスレンズの移動後、次のフィールドまで時間があり、速すぎる駆動速度で駆動していることが分かる。本発明の駆動速度決定方法により計算すると、同図の(d)に示すように従来より遅い駆動速度で次のフィールドに間に合うようにフォーカスレンズが移動している。しかし、振幅が大きいため、同図の(b)よりは速い駆動速度でフォーカスレンズが移動することになり、振幅に比例して駆動速度が決められていることが分かる。
【0099】
次に、図6に駆動が1フィールドを超える場合を例示して説明する。同図の(a)が従来の駆動速度で所定幅振幅駆動した例である。これから分かるように、フォーカスレンズが移動後、次のフィールドまで時間があり、速すぎる駆動速度で駆動してることが分かる。本発明の駆動速度決定方法により計算すると、同図の(b)のように従来より遅い速度で、次のフィールドに間に合うようにフォーカスレンズが移動している。この様に、1フィールドを超える場合でも本発明により、AFの制御タイミングを変えることなくTVフィールドの整数倍の時間で、駆動が終了するように駆動速度を遅くすることができる。
【0100】
これにより、振幅によって必要以上に速い駆動速度でフォーカスレンズを駆動することがなくなり、騒音を低減することができると共に、AFの制御タイミングに悪影響を与えないため、AF性能に悪影響はない。
【0101】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図7及び図8を用いて説明する。なお、本実施の形態に係る自動焦点調節装置を具備したビデオカメラシステムの基本的な構成は、上述した第1の実施の形態における図1と同一であるから、同図を流用して説明する。
【0102】
カメラ制御マイコン115の制御動作については、上述した第1の実施の形態と同一であるから、その説明は省略する。
【0103】
ここで、本実施の形態に係る自動焦点調節装置における駆動速度決定方法について、図7を用いて説明する。図7は本実施の形態に係る自動焦点調節装置におけるAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートであり、図3のステップS301〜ステップS303で実行される。
【0104】
図7において、まず、ステップS701で振幅を設定する。次に、ステップS702でフォーカスレンズ105を、そのフォーカスコンペレンズモータ112で許容されている最高速度で駆動したとき、前記ステップS701において設定した振幅を何秒で移動できるか計算する。次に、ステップS703で前記ステップS702において計算した時間が何フィールド分に相当するかを計算する。次にステップS704で前記ステップS701において設定した振幅を前記ステップS703において計算されたフィールドで移動するのに要する時間を計算する。次に、ステップS705で前記ステップS704において計算した駆動速度が所定の最低速度より速いか否かを判別する。
【0105】
そして、計算した駆動速度が所定の最低速度より遅い場合は、ステップS706で駆動速度を所定の最低速度に置き換えた後、ステップS707へ進む。また、前記ステップS705において計算した駆動速度が所定の最低速度より速い場合は、前記ステップS706をスキップしてステップS707へ進む。このステップS707では前記計算された振幅で且つ前記計算された駆動速度でフォーカスレンズを駆動した後、本処理動作を終了する。
【0106】
ここで、所定の最低速度について説明する。フォーカスレンズ105をフォーカスコンペレンズモータ112により駆動する場合、駆動速度が遅すぎると、特に動き出し、反転時においてフォーカスレンズ105の移動量が十分に確保できない事が知られている。それを図8に示す。同図においては、駆動速度は、フォーカスコンペレンズモータとして一般的なパルスモータの1秒当たりのパルス数であり、移動量はパルスモータ1パルス当たりのフォーカスレンズ移動量が本来動くべき移動量の何%に当たるかを示している。これから明らかなように、240(パルス/秒)未満の駆動速度では、移動量が著しく減少するのが分かる。そこで、フォーカスレンズの移動量が十分に確保できる所定の最低速度(例えば240(パルス/秒))を設定し、振幅に応じて駆動速度を変更した後、この所定の最低速度以下であれば、駆動速度を最低速度に変更してフォーカスレンズの移動量を確保する。
【0107】
これにより、振幅によって必要以上に速い駆動速度でフォーカスレンズを駆動することがなくなり、図10に示すように騒音を低減することができると共に、AFに必要なフォーカスレンズの移動量を確保できるため、AF性能に悪影響はない。
【0108】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について、図9及び図10を用いて説明する。なお、本実施の形態に係る自動焦点調節装置を具備したビデオカメラシステムの基本的な構成は、上述した第1の実施の形態における図1と同一であるから、同図を流用して説明する。
【0109】
カメラ制御マイコン115の制御動作については、上述した第1の実施の形態と同一であるから、その説明は省略する。
【0110】
ここで、本実施の形態に係る自動焦点調節装置における駆動速度決定方法について、図9を用いて説明する。図9は本実施の形態に係る自動焦点調節装置におけるAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートであり、図3のステップS301〜ステップS303で実行される。
【0111】
図9において、まず、ステップS901で振幅を設定する。次に、ステップS902でフォーカスレンズ105を、そのフォーカスコンペレンズモータ112で許容されている最高速度で駆動したとき、前記ステップS901において設定した振幅を何秒で移動できるか計算する。次に、ステップS903で前記ステップS902において計算した時間が何フィールド分に相当するかを計算する。次にステップS904で前記ステップS901において設定した振幅を前記ステップS903において計算されたフィールドで移動するのに要する時間を計算する。次に、ステップS905で前記ステップS904において計算した駆動速度が所定の共振速度Lより速いか否かを判別する。
【0112】
そして、計算した駆動速度が所定の共振速度Lより速い場合は、ステップS906で前記ステップS904において計算した駆動速度が所定の共振速度Hより速いか否かを判別する。そして、計算した駆動速度が所定の共振速度Hより遅い場合は(即ち、共振速度L<ステップS904において計算した駆動速度<共振速度Hのとき)、ステップS907で駆動速度を所定の共振速度Hに置き換えた後、ステップS908で前記計算された振幅で且つ前記計算された駆動速度でフォーカスレンズを駆動した後、本処理動作を終了する。また、前記ステップS905において計算した駆動速度が所定の共振速度Lより遅い場合及び前記ステップS906において計算した駆動速度が所定の共振速度Hより速い場合は、いずれも前記ステップS908へ進んで、前記計算された振幅で且つ前記計算された駆動速度でフォーカスレンズを駆動した後、本処理動作を終了する。
【0113】
(第4の実施の形態)
次に、本発明の自動焦点調節方法及び装置に用いる記憶媒体について、図11を用いて説明する。被写体を撮影することによりCCD106から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うフォーカスレンズ105を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置を制御するための制御プログラムを格納する記憶媒体には、図4に示すように、少なくとも「微小駆動モジュール」、「高速駆動モジュール」、「切換制御モジュール」、「ゲイン変更モジュール」、「所定値変更モジュール」の各モジュールのプログラムを格納すれば良い。
【0114】
ここで、「微小駆動モジュール」は、前記焦点調節レンズ手段を微小駆動するためのプログラムモジュールである。また、「高速駆動モジュール」は、前記焦点調節レンズ手段を高速駆動するためのプログラムモジュールである。また、「切換制御モジュール」は、焦点電圧が所定値以下の時に前記微小駆動ステップから前記高速駆動ステップに切り換え制御するためのプログラムモジュールである。また、「ゲイン変更モジュール」は、映像信号のレベルを一定にするためにゲインを変更するためのプログラムモジュールである。更に、「所定値変更モジュール」は、前記ゲイン変更ステップのレベルにより前記切換制御ステップの所定値を変更するためのプログラムモジュールである。
【0115】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、焦点電圧が所定レベル以下のときには方向判別をやめて、予め決められた方向へ焦点調節レンズを高速駆動する場合、AGCゲインの低い被写体で所定レベルを決めると、AGCゲインの高い被写体には所定レベルが低すぎるため大ボケになっても、評価値がそれより低くならないため、方向を判別できなくても方向判別を続けたり、AGCの高い被写体で所定レベルを決めると、AGCゲインの低い被写体では所定レベルが高すぎるため、評価値の低い被写体には合焦できなくなることがなくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動焦点調節装置を有するビデオカメラシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】同システムのAE制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図3】同システムのAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図4】同システムのAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図5】時間とフォーカスレンズ位置との関係を示す図である。
【図6】時間とフォーカスレンズ位置との関係を示す図である。
【図7】同システムのAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図8】駆動速度とフォーカスレンズの移動量との関係を示す図である。
【図9】同システムのAF制御動作のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図10】フォーカスレンズの駆動速度と騒音との関係を示す図である。
【図11】本発明の記憶媒体に格納するプログラムモジュールを示す図である。
【図12】フォーカスレンズ位置と焦点電圧レベルとの関係を示す図である。
【図13】時間とフォーカスレンズ位置との関係を示す図である。
【符号の説明】
101 固定の第1群レンズ
102 変倍レンズ
103 絞り
104 固定の第2群レンズ
105 フォーカスレンズ(フォーカスコンペレンズ、焦点調節レンズ)
106 CCD
107 AGC
108 カメラ信号処理回路
109 記録装置
110 変倍レンズモータ
111 変倍レンズドライバ
112 絞りモータ
113 絞りドライバ
114 フォーカスコンペレンズモータ
115 フォーカスコンペレンズドライバ
116 AF評価値処理回路
117 AE評価値処理回路
118 カメラ制御マイコン

Claims (37)

  1. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップと、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅に応じて決定することを特徴とする自動焦点調節方法。
  2. 第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とする請求項1記載の自動焦点調節方法。
  3. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うレンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップと、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅に比例して決定することを特徴とする自動焦点調節方法。
  4. 第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とする請求項3記載の自動焦点調節方法。
  5. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うレンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の1フィールドの時間の整数倍の時間で移動するように決定することを特徴とする自動焦点調節方法。
  6. 所定速度以下の速度を決定することを禁止する第1の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とする請求項5記載の自動焦点調節方法。
  7. 第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とする請求項5載の自動焦点調節方法。
  8. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップと、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の次のフィールドの開始までの時間で移動が終了するように決定することを特徴とする自動焦点調節方法。
  9. 第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とする請求項8記載の自動焦点調節方法。
  10. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節方法であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定ステップと、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定ステップとを具備し、前記駆動速度決定ステップは、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の次のフィールドの開始までの時間と映像信号の1フィールドの整数倍の時間を加えた時間で移動が終了するように決定することを特徴とする自動焦点調節方法。
  11. 所定速度以下の速度を決定することを禁止する第1の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とする請求項10記載の自動焦点調節方法。
  12. 第1の所定速度以上で、第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止ステップを設けたことを特徴とする請求項10記載の自動焦点調節方法。
  13. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段と、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅に応じて決定することを特徴とする自動焦点調節装置。
  14. 第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とする請求項13記載の自動焦点調節装置。
  15. 前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項13または14記載の自動焦点調節装置。
  16. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うレンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段と、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅に比例して決定することを特徴とする自動焦点調節装置。
  17. 第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とする請求項16記載の自動焦点調節装置。
  18. 前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項16または17記載の自動焦点調節装置。
  19. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行うレンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、
    前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の1フィールドの時間の整数倍の時間で移動するように決定することを特徴とする自動焦点調節装置。
  20. 所定速度以下の速度を決定することを禁止する第1の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とする請求項19記載の自動焦点調節装置。
  21. 第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とする請求項19記載の自動焦点調節装置。
  22. 前記撮像手段は、CCDからなることを特徴とする請求項19記載の自動焦点調節装置。
  23. 前記駆動手段は、モータとドライバとからなることを特徴とする請求項19記載の自動焦点調節装置。
  24. 前記駆動振幅決定手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項19記載の自動焦点調節装置。
  25. 前記駆動速度決定手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項19記載の自動焦点調節装置。
  26. 前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項20または21記載の自動焦点調節装置。
  27. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段と、所定速度以下の速度を決定することを禁止する速度決定禁止手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の次のフィールドの開始までの時間で移動が終了するように決定することを特徴とする自動焦点調節装置。
  28. 第1の所定速度以上で第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とする請求項27記載の自動焦点調節装置。
  29. 前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項27または28記載の自動焦点調節装置。
  30. 被写体を撮影することにより撮像手段から得られる映像信号の所定の高域成分を焦点電圧として取り出し、前記焦点電圧を最大にするように焦点調節を行う焦点調節レンズ手段を光軸方向に移動させて焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、前記焦点調節レンズ手段を駆動する駆動手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する振幅を決定する駆動振幅決定手段と、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を決定する駆動速度決定手段とを具備し、前記駆動速度決定手段は、前記焦点調節レンズ手段を駆動する速度を、駆動する振幅を映像信号の次のフィールドの開始までの時間と映像信号の1フィールドの整数倍の時間を加えた時間で移動が終了するように決定することを特徴とする自動焦点調節装置。
  31. 所定速度以下の速度を決定することを禁止する第1の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とする請求項30記載の自動焦点調節装置。
  32. 第1の所定速度以上で、第2の所定速度以下の速度を決定することを禁止する第2の速度決定禁止手段を設けたことを特徴とする請求項30記載の自動焦点調節装置。
  33. 前記撮像手段は、CCDからなることを特徴とする請求項30記載の自動焦点調節装置。
  34. 前記駆動手段は、モータとドライバとからなることを特徴とする請求項30記載の自動焦点調節装置。
  35. 前記駆動振幅決定手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項30記載の自動焦点調節装置。
  36. 前記駆動速度決定手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項30記載の自動焦点調節装置。
  37. 前記速度決定禁止手段は、カメラ制御マイクロコンピュータよりなることを特徴とする請求項31または32記載の自動焦点調節装置。
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