JP4317064B2 - 融雪装置 - Google Patents

融雪装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4317064B2
JP4317064B2 JP2004092134A JP2004092134A JP4317064B2 JP 4317064 B2 JP4317064 B2 JP 4317064B2 JP 2004092134 A JP2004092134 A JP 2004092134A JP 2004092134 A JP2004092134 A JP 2004092134A JP 4317064 B2 JP4317064 B2 JP 4317064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
snow melting
heating element
linear
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004092134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005273406A (ja
Inventor
直樹 勝田
一徳 中屋
哲生 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Kasei Co Ltd filed Critical Sekisui Kasei Co Ltd
Priority to JP2004092134A priority Critical patent/JP4317064B2/ja
Publication of JP2005273406A publication Critical patent/JP2005273406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4317064B2 publication Critical patent/JP4317064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

本発明は、屋根の上の雪を融雪する融雪装置に関する。
従来、融雪装置は、屋根の積雪を融雪すべく柔軟性のある線状発熱体を湾曲部分と直線部分とからなる蛇行形状で屋根上面に配置し、蛇行形状の直線部分と直線部分との間に所定の間隔を持たせて屋根の広い範囲を加熱できるようにしている。下記特許文献1記載の融雪装置では、図17に示すように線状発熱体1を伝熱カバー2で覆うことで屋外での耐久性を高めるようにしており、この伝熱カバー2を位置決め用の板70に固定することで前述した直線部分と直線部分との間に所定の間隔Aを持たせている。
また、下記特許文献2記載の融雪装置では、図18に示すように融雪装置を屋根上面に簡単に配置できるようにするため、柔軟性のある表と裏の2枚のシート71(72)の間に線状発熱体1を蛇行した形状で配置しており、この2枚のシート71(72)で線状発熱体1を挟むことで前述した直線部分と直線部分との間に所定の間隔Bを持たせている。
実用新案登録第3086327号公報 特開平8−28094号公報
しかしながら、特許文献1に記載の融雪装置は、線状発熱体1を位置決め用の板70に固定することで直線部分と直線部分との間隔Aを保つようにしているため、この間隔Aを簡単に設定できるようになっていない。そのため融雪装置を取り付け難く、融雪装置が屋根の上に配置されたまま使用されることとなる。従って、融雪装置を使用しない時期は、太陽光線、又は外気温の変化の影響を受けることになり、室内に保管する場合と比較すると耐久性が悪くなるという問題があった。
また、特許文献2に記載の融雪装置は、柔軟性のあるシート71(72)内部に線状発熱体1を挟むことで直線部分と直線部分との間隔Bを保つようにしており、この間隔Bを保った状態で屋根の上に簡単に配置できるだけでなく、屋根の上から外したときはコンパクトに巻き取って保管することもできる。ところが、このような融雪装置を屋根の上に配置すると、風を受けることでシート71(72)が巻き上がり、その後屋根上面に落下する状態が繰り返され、線状発熱体への負荷が増加することで耐久性が悪くなるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みて、風による巻き上がりの発生を抑制しつつ線状発熱体を簡単に屋根上面に蛇行配置できるようにするとともに収納時にコンパクトにできるようにした融雪装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、柔軟性のある線状発熱体と、中空の伝熱材で形成された複数の伝熱カバーとを備え、線状発熱体は、所定の間隔をおいて並設される複数の直線部分とこの直線部分の端部同士を連結するように湾曲した湾曲部分とで蛇行形状に配置されて屋根上面の積雪を融雪するようになっており、伝熱カバーは、複数の直線部分の長手方向をそれぞれ覆う融雪装置において、 前記伝熱カバーは、屋根上面に配置されるときに伝熱カバーの上面側となる上面部を備えると共に、長手方向と直交する方向の両側にそれぞれ突出する突起を備え、該突起は、前記上面部に近い位置に設けられると共に、前記伝熱カバーの短手方向に位置する突起の端部が上面部の方に曲げられて曲げ部が形成され、隣り合う伝熱カバー同士が一定間隔を越えて離反しないように前記突起同士を結合するリング状の結合部材が、隣り合う伝熱カバーの間に伝熱カバーの長手方向に間隔をおいて複数設けられ、伝熱カバーは、伝熱カバーの長手方向の軸線まわりに回転可能に結合部材に接続されていることを特徴とする。
該構成の融雪装置にあっては、線状発熱体を蛇行した形状にするために柔軟性を有する材質が使用されている。また、伝熱カバーは線状発熱体を覆うとともに放熱しやすくして雪を溶かすように中空の伝熱材で形成されている。結合部材は、隣り合う伝熱カバー同士が一定間隔を越えて離反しないように結合している。線状発熱体を屋根上面に配置する際には、結合部材により、隣り合う伝熱カバー同士の間に所定の間隔があけられる。これにより屋根上面の積雪を広い範囲で融雪できる。また、線状発熱体を屋根上面から取り外す際には、結合部材により伝熱カバーの長手方向を軸線として伝熱カバーが回転するようになっている。具体的には、結合部材がリング状に形成されているため、各伝熱カバーが結合部材に沿って摺動しつつ回転移動することができるようになっている。これにより、伝熱カバーは屋根上面から離れて隣にある伝熱カバーに向けて回転する。次に、隣にある伝熱カバーが屋根上面から離れて、さらにこの隣にある伝熱カバーに向けて回転する。配置されている伝熱カバーを順繰りに回転させていくことで屋根上面に蛇行配置した線状発熱体を隣り合う伝熱カバー同士の間で曲げることができる。また、伝熱カバー同士の間には結合部材が間隔をおいて配置されており、この結合部材と結合部材との間は空間になっているので風が通過するための通路が形成される。このように風が通過するための通路が形成されていると、線状発熱体が風を受けてもその多くはこの通路を通過するので、線状発熱体が風から受ける力が少なくなり、風による巻上がりの発生を抑制できる。
また、本発明に係る融雪装置は、柔軟性のある線状発熱体と、中空の伝熱材で形成された複数の伝熱カバーとを備え、線状発熱体は、所定の間隔をおいて並設される複数の直線部分とこの直線部分の端部同士を連結するように湾曲した湾曲部分とで蛇行形状に配置されて屋根上面の積雪を融雪するようになっており、伝熱カバーは、複数の直線部分の長手方向をそれぞれ覆う融雪装置において、隣り合う伝熱カバー同士の間に伝熱カバーの長手方向に間隔をおいて伸縮部材が設けられており、伸縮部材は、ヒンジ部材或いはリンク部材を用いて構成されると共に、折れ曲がった状態となることで伝熱カバー同士の間の間隔を狭くするとともに延びた状態となることで伝熱カバー同士の間の間隔を広げるようになっていることを特徴とする。
該構成の融雪装置は、伸縮部材が折れ曲がった状態となることで伝熱カバー同士の間の間隔を狭くするとともに延びた状態で伝熱カバー同士の間の間隔を広げることができる。そのため屋根に融雪装置を配置するときは伸縮部材を延びた状態にして蛇行形状の直線部分と直線部分との間に所定の間隔を持たせることができる。また、融雪装置を保管するときは伸縮部材を折れ曲がった状態にすることで蛇行形状の直線部分と直線部分との間を狭くしてコンパクトにすることができる。さらに、伝熱カバー同士の間には伸縮部材が間隔をおいて配置されており、風が通過するための通路が形成される。この通路を風が通過することで融雪装置が風から受ける力が小さくなり、風による融雪装置の巻上がりの発生を抑制できる。
また、線状発熱体はPTC素子を熱源として備えているので、制御装置等を設けなくても一定の温度を保たせることができる。
また、PTC素子は線状発熱体の直線部分の範囲にのみ設けられているので、線状発熱体の湾曲部分の曲げ角度の変化或いは、湾曲部分のねじれの影響をPTC素子が受け難く、好ましい。
また、PTC素子は線状発熱体の直線部分の範囲と、湾曲部分の頂点を除く範囲にそれぞれ設けられているので、湾曲部分にも加熱する部分を備え、且つ、湾曲部分の負荷が集中し易い頂点にPTC素子を設けないので、より好ましい。
本発明は、融雪装置を屋根の上に配置する際は、結合部材により伝熱カバー同士の間に間隔をあけることができる。さらに、融雪装置を屋根上面から取り外す際には、配置されている伝熱カバーを順繰りに回転させていくことで屋根上面に蛇行配置した線状発熱体を隣り合う伝熱カバー同士の間で曲げることができる。隣り合う伝熱カバー同士の間の線状発熱体が全て互いに曲がった状態になると、屋根上面に蛇行配置した場合と比較して伝熱カバーの短手方向の長さを短くできる。さらに、伝熱カバー同士の間の結合部材が間隔をおいて配置されているので、風が通過するための通路が形成される。この通路を風が通過することで融雪装置が風から受ける力が小さくなり、風による融雪装置の巻上がりの発生を抑制できる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る融雪装置について、図面を参酌しつつ説明する。なお、図1は融雪装置の全体構成を示す平面図である。融雪装置は、図1に示すように、柔軟性のある線状発熱体1と、中空の伝熱材で形成された複数の伝熱カバー2と、伝熱カバー2同士を結合するとともに伝熱カバー2同士の間の間隔を設定する結合部材としてのリング部材3とを備えている。
線状発熱体1は、図2(イ)、(ロ)に示すように短手方向の断面形状が長円形となる線状に成形されており、その端末となる位置には端末を密封するための端末封止1aが設けられている。端末封止1aには、合成樹脂キャップで蓋をして防水処置を施している。図2(ロ)に示すように線状発熱体1は複数の凹部1bを有している。また、図2(ハ)に示すように線状発熱体1は接続部8aに接続されており、接続部8aには電源コード8が接続されて電源から電気を供給できるように構成されている。なお、柔軟性のある線状発熱体としては、紐状、テープ状、帯状及びベルト状など線状に形成された発熱体を蛇行形状に配置でき、且つ、融雪装置として使用した際に屋根上面から取り除く際の巻き取りが可能な柔らかさであれば良い。
図2(ロ)のA−A断面図である図2(ニ)に示すように、線状発熱体1は、テープ状、即ち、偏平の断面形状(略トラック状の断面形状)を有するものである。この断面形状の寸法の一例を挙げれば、幅(長辺の長さ)が16mmで厚み(短辺の長さ)が4.5mmである。
線状発熱体1の内部構造は、図2(ニ)に示すように、その中心の位置に熱源となるPTC素子5(Positive Temperature Coefficient)が配置されており、PTC素子5の両側に導体4が設けられている。PTC素子5と導体4の間には、導体4とPTC素子5とを接続するための接続端子6が設けられている。線状発熱体1は、これらPTC素子5と導体4と接続端子6とを柔軟性を有する合成樹脂からなる絶縁体1cで被覆して成形されている。さらに、この線状発熱体1の内部構造について図2(ホ)により説明すると、導体4は線状発熱体1の短手方向の両側にそれぞれ線状発熱体1の長手方向に延びるように配置されている。PTC素子5は導体4と導体4との間に設けられている。PTC素子5は線状発熱体1の長手方向に間隔をおいて設けられている。因みに、PTC素子5としては、熱伝導性の優れた抵抗体、即ち、チタン酸バリウムを用いたセラミック系抵抗体などや高分子組成物にカーボンブラックなどの粒子状導電剤を含有させた導電性ポリマーなどが使用できる。本実施形態におけるPTC素子5は、例えば、上述のチタン酸バリウムを主成分とするほぼ直方体形状のセラミックス半導体であり、室温からキューリー温度(抵抗急変温度)までは低抵抗であるが、キューリー温度を超えると急に抵抗値が増大する特性を有する感熱素子である。この特性により、PTC素子5は、キューリー温度を下回る温度下において電圧が印加されると、最初は低温であるために抵抗値が小さいので大電流が流れ、PTC素子5の温度が急激に上昇する。そして、PTC素子5の温度がキューリー温度を超えると抵抗値が急に増大するために電流量が減少し、その結果、PTC素子5の発熱量は減少する。そのため、PTC素子5は、所定温度以上に温度が上がることなく、一定温度で安定して熱平衡状態を保つ。即ち、PTC素子5は自己温度制御機能を有している。したがって、発熱量制御のための温度制御回路や過熱防止回路などを別途設ける必要がない。因みに、PTC素子5は、例えば、幅6mm×長さ8.3mm×厚み1.7mmの直方体形状に形成されている。
ここで線状発熱体1の成形方法について図3(イ)〜(ホ)により説明する。図3(イ)に示すように、PTC素子5の対向する2辺にそれぞれ接続端子6の素子接続部6bを圧着する。次に、PTC素子5に素子接続部6bを圧着した状態で加熱する。この接続端子6には、半田合金がメッキされており、この加熱によりメッキされた半田合金が溶融して、PTC素子5と素子接続部6bとをしっかりと接続する。次に、図3(ニ)に示すように導体4を接続端子6の導体接続部6aで挟み込み圧着する。このようにして、図3(ホ)に示すように、PTC素子5を線状発熱体1の長手方向に間隔をおいて(例えば、35mm程度〜100mm程度の間隔)複数個接続する。次に、導体4及びPTC素子5を柔軟性を有する合成樹脂からなる絶縁体1c(被覆材)の押し出し成形により被覆する。なお、被覆材としては、例えば、最大点伸度280%を有する軟質塩化ビニル樹脂を使用している。
伝熱カバー2は、図4(イ)〜(ハ)に示すように短手方向の断面形状が矩形状となる筒状に成形されている。伝熱カバー2は、屋根上面に配置するときに底面側となる底面部2aと上面側となる上面部2bとを有している。さらに伝熱カバー2は、その長手方向と直交する方向の両側にそれぞれ突出する突起7を有している。突起7は伝熱カバー2の底面側2aよりも上面側2bに近い位置に設けられている。さらに、突起7の短手方向の端部には、上面側2bの方向に曲げられた曲げ部7aが形成されている。また、突起7には伝熱カバー2の長手方向に所定の間隔をおいて貫通穴9が複数個設けられている。貫通穴9は突起7の端部近傍に設けられている。なお、中空の伝熱材で形成された伝熱カバー2としては、線状発熱体1を略直線状に収容できれば良く、部分的に切断部が形成された形状でもよく、分割できるものであっても良い。また、伝熱材としては、線状発熱体1の熱を伝熱できる素材であれば良く、例えば、アルミニウム(A6062)、ステンレス、及び鉄などが使用できる。さらに、伝熱カバー2に塗装やメッキなどの表面処理をしたものは、意匠性や耐久性などが向上するのでより好ましい。
リング部材3は、図5(イ)〜(ハ)に示すように、環状に形成されている。リング部材3は、軸部3bと、軸部3bを中心にそれぞれ回転可能に設けられた半円部3cとを備えている。半円部3cはそれぞれ互いに結合するように形成され、嵌合部分がS字状の嵌合部3aを有している。なお、リング部材3としては、伝熱カバー2同士が一定間隔を超えて離反しないように結合できるものであればよく、例えば、アルミニウム、ステンレスおよび鉄などの金属で形成したものが好ましい。さらに、リング部材3に塗装やメッキなどの表面処理をしたものは、意匠性や耐久性などが向上するのでより好ましい。
図1に戻り、融雪装置は、線状発熱体1の蛇行する形状の直線部分11となる複数箇所を伝熱カバー2で覆っている。この伝熱カバー2同士は、それぞれ間隔をおいて略平行となるように配置されている。平行配置されて隣り合う伝熱カバー2同士は、対向位置の貫通穴9同士にリング部材3が通されて結合されている。これにより、隣り合う伝熱カバー2同士は、貫通穴9の位置でリング部材3に沿って摺動させながら回転移動するように構成される。また、この蛇行形状の湾曲部分10の頂点10aにはPTC素子5を配置せず、湾曲部分10の頂点10aを除く線状発熱体1の全域に配置している。
以上説明したように、本発明の第1実施形態において、隣り合う伝熱カバー2は、リング部材3に沿って貫通穴9の位置で摺動させることで回転移動させることができる。このように平行に配置した伝熱カバー2を順繰りに移動させていくことで図6に示すように融雪装置をコンパクトに巻き取ることができる。
また、伝熱カバー2同士の間にはリング部材3が間隔をおいて配置されており、このリング部材3とリング部材3との間は空間になっているので風が通過するための通路が形成される。このように風が通過するための通路が形成されていると、線状発熱体1が風を受けてもその多くはこの通路を通過するので、線状発熱体1が風から受ける力が少なくなり、風による巻上がりの発生を抑制できる。
また、融雪装置の取り付け時と取り外し時の湾曲部分10の形状変化により負担が大きくなる頂点10aを除く位置にPTC素子5を配置している。これにより湾曲部分10を加熱するとともに線状発熱体1の耐久性も高めることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る融雪装置について、図7、図8を参酌しつつ説明する。
図7(イ)〜(ハ)に示すように、伝熱カバー2同士を接続するための結合部材としてのS字状リング30が第1実施形態と同様に蛇行形状に配置された線状発熱体1の直線部分11の間、且つ、直線部分11の長手方向に間隔をおいて配置されている。
S字状リング30は、図7(ハ)に示すように、S字形状により隣り合う一対のリング部31、31を備えている。S字状リング30の隣り合う一対のリング部31、31は、図7(イ)、(ロ)に示すように、伝熱カバー2同士の隣り合う貫通穴9にそれぞれ個別に通されて伝熱カバー2同士を結合する。融雪装置を取り外すときは、図8に示すように一対のリング部31、31に沿って伝熱カバー2を貫通穴9の位置で摺動させることで回転移動するように構成される。このように平行に配置した伝熱カバー2を順繰りに回転移動させていくことで図8に示すように融雪装置をコンパクトに巻き取ることができる。なお、S字状リング30としては、伝熱カバー2同士が一定間隔を超えて離反しないように結合できるものであればよく、例えば、アルミニウム、ステンレスおよび鉄などの金属で形成したものが好ましい。さらに、S字状リング30に塗装やメッキなどの表面処理をしたものは、意匠性や耐久性などが向上するのでより好ましい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る融雪装置について、図9、図10を参酌しつつ説明する。
図9(イ)〜(ハ)に示すように、伝熱カバー2同士を接続するための結合部材としての長円リング40が第1実施形態と同様に蛇行形状に配置された線状発熱体1の直線部分11の間、且つ、直線部分11の長手方向に間隔をおいて配置されている。
長円リング40は、図9(ハ)に示すように、長円形状に形成されている。長円リング40は、図9(イ)、(ロ)に示すように、伝熱カバー2同士の隣り合う貫通穴9にそれぞれ通されて伝熱カバー2同士を結合する。融雪装置を取り外すときは、図10に示すように長円リング40に沿って伝熱カバー2同士を貫通穴9の位置で摺動させることで回転移動するように構成される。このように平行に配置した伝熱カバー2を順繰りに移動させていくことで図10に示すように融雪装置をコンパクトに折り畳むことができる。なお、長円リング40としては、伝熱カバー2同士が一定間隔を超えて離反しないように結合できるものであればよく、例えば、アルミニウム、ステンレスおよび鉄などの金属で形成したものが好ましい。さらに、長円リング40に塗装やメッキなどの表面処理をしたものは、意匠性や耐久性などが向上するのでより好ましい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る融雪装置について、図11〜図13を参酌しつつ説明する。
図11(イ)、(ロ)、図12に示すように、伝熱カバー2同士を接続するための伸縮部材としてのヒンジ部50が第1実施形態と同様に蛇行形状に配置された線状発熱体1の直線部分11の間、且つ、直線部分11の長手方向に間隔をおいて配置されている。
ヒンジ部50は、図11(イ)、(ロ)、図12に示すように、左右の羽根板52、52と、左右の羽根板52、52、が結合される回転軸51とにより構成されている。左右の羽根板52、52は回転軸51を中心にそれぞれ回転するようになっている。ヒンジ部50は左右の羽根板52、52が開いた状態において矩形状となり、この矩形の4つの角毎に伝熱カバー2の突起7に固定するための貫通穴53が設けられている。隣り合う伝熱カバー2同士とヒンジ部50とは、この貫通穴53及び突起7の貫通穴9にネジを挿通して固定される。なお、ヒンジ部50としては、伝熱カバー2同士が一定間隔を超えて離反しないように結合できるものであればよく、例えば、アルミニウム、ステンレスおよび鉄などの金属で形成したものが好ましい。さらに、ヒンジ部50に塗装やメッキなどの表面処理をしたものは、意匠性や耐久性などが向上するのでより好ましい。
以上説明したように、本発明の第4実施形態において、平行に配置される伝熱カバー2は、ヒンジ部50の左右の羽根板52、52が延びた状態で互いに所定の間隔を有する。これにより、融雪装置を屋根上面に配置するときは線状発熱体1の直線部分11と直線部分11との間に所定の間隔をとることができる。また、平行に配置される伝熱カバー2は、左右の羽根板52、52の貫通穴53にそれぞれ固定されているので、ヒンジ部50の回転軸51を中心に回転移動することができる。これにより、融雪装置を屋根上面から取り外すときは、図13に示すように、伝熱カバー2をヒンジ部50の回転軸51を中心に回転させながら逐次曲げていき、蛇行形状に配置された線状発熱体1の短手方向の幅を小さくすることで融雪装置をコンパクトにすることができる。また、ヒンジ部50を回転軸51の位置で折り曲げることで隣り合う伝熱カバー2の間の間隔を狭くすることもできる。これにより、融雪装置を屋根上面から取り外すときは、蛇行配置された線状発熱体1の直線部分11と直線部分11との間の間隔を狭くすることで融雪装置をコンパクトにすることができる。しかも、ヒンジ部50は、伝熱カバー2の長手方向に間隔をおいて固定されており、この間隔により形成される空間が空気通路となり、風を通過させることができるので、線状発熱体1が風から受ける力が少なくなり、風による巻上がりの発生を抑制できる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係る融雪装置について、図14、図15を参酌しつつ説明する。
図14(イ)、(ロ)に示すように、伝熱カバー2同士を接続するための伸縮部材としてのリンク部材60が第1実施形態と同様に蛇行形状に配置された線状発熱体1の直線部分11の間、且つ、直線部分11の長手方向に間隔をおいて配置されている。
リンク部材60は、図15(イ)〜(ハ)に示すように、2つの線状リンク64を結合することで形成される。線状リンク64は、直線状に延びる形状に形成されている。線状リンク64は、伝熱カバー2に接続されるカバー側接続部67と、線状リンク64同士を接続するためのリンク側接続部65と、肉盛部62とを有している。
カバー側接続部67は、リンク側貫通穴61を有しており、リンク側貫通穴61と伝熱カバー2の突起7の貫通穴9とにリベットやネジ等の保持部材を通して結合される。これによりカバー側接続部67は、突起7の貫通穴9の保持部材を中心に回転可能に保持される。また、リンク側接続部65は、2つのリンク部材60を結合するために設けられており、結合用貫通穴66を有している。2つの線状リンク64は、この結合用貫通穴66にリベットやネジ等の保持部材63を通して結合される。これにより2つの線状リンク64は、保持部材63を中心に回転可能に保持される。肉盛部62は、2つの線状リンク64が保持部材63を中心に回転した後に重ならないように設けられている。なお、リンク部材60としては、伝熱カバー2同士が一定間隔を超えて離反しないように結合できるものであればよく、例えば、アルミニウム、ステンレスおよび鉄などの金属で形成したものが好ましい。さらに、リンク部材60に塗装やメッキなどの表面処理をしたものは、意匠性や耐久性などが向上するのでより好ましい。
以上説明したように、本発明の第5実施形態において、平行に配置される伝熱カバー2は、リンク部材60が延びた状態で互いに所定の間隔を有する。これにより、融雪装置を屋根上面に配置するときは線状発熱体1の直線部分11と直線部分11との間に所定の間隔をとることができる。また、平行に配置される伝熱カバー2は、リンク部材60が保持部材63を中心に折れ曲がった状態となることで隣り合う伝熱カバー2同士の間の間隔を狭くすることができる。このように、融雪装置を屋根上面から取り外すときは、蛇行配置された線状発熱体1の直線部分11と直線部分11との間の間隔をリンク部材60により狭くすることで融雪装置をコンパクトにすることができる。しかも、ヒンジ部50は、伝熱カバー2の長手方向に間隔をおいて固定されるので、この間隔により形成される空間が空気通路となり、風を通過させることができるので、線状発熱体1が風から受ける力が少なくなり、風による巻上がりの発生を抑制できる。
なお、本発明に係る融雪装置は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、図16(イ)〜(ハ)に示すように、結合部材としてのヒンジ板80を使用して、隣り合う伝熱カバー2同士を結合する構成にしても良い。具体的には、伝熱カバー2は、その両側に伝熱カバーの長手方向に間隔をおいて複数突設された突起7を有している。この突起7は、伝熱カバー2の長手方向にそれぞれ貫通する貫通穴7bを有している。また、ヒンジ板80は、伝熱カバー2同士に結合された状態で伝熱カバー2の長手方向と平行となるように形成された左右の貫通穴81を有している。伝熱カバー2同士は、突起7と突起7との間毎にヒンジ板80を配置して、突起7の貫通穴7bとヒンジ板80の貫通穴81とに固定ボルト82を貫通させた後、ナット83で固定して結合される構成になっている。なお、ヒンジ板80としては、伝熱カバー2同士が一定間隔を超えて離反しないように結合できるものであればよく、例えば、アルミニウム、ステンレスおよび鉄などの金属で形成したものが好ましい。さらに、ヒンジ板80に塗装やメッキなどの表面処理をしたものは、意匠性や耐久性などが向上するのでより好ましい。該構成により、伝熱カバー2を固定ボルト82を軸芯として回転させることができ、平行に配置された伝熱カバー2を順繰りに回転移動させていくことで融雪装置の巻き取り、或いは、融雪装置の折り畳みができる。
また、線状発熱体1の熱源としてカーボン短繊維を使用しても良い。
また、蛇行配置された線状発熱体1の直線部分にのみPTC素子5を配置する構成にしても良い。
本発明の第1実施形態に係る融雪装置の全体構成を示す平面図である。 図1の線状発熱体を示しており、(イ)は線状発熱体終端部の正面図、(ロ)は線状発熱体終端部の平面図、(ハ)は線状発熱体電源側接続部の平面図、(ニ)は(ロ)のA−A断面図、(ホ)は線状発熱体中間部の平面図である。 図2(ホ)に示すPTCヒーターを示しており、(イ)はPTC素子に端子を接続する前の状態を示す平面図、(ロ)は(イ)の端子接続後の状態を示す平面図、(ハ)は(ロ)の側面図、(ニ)は電線にPTC素子を接続する前の状態を示す正面図、(ホ)は(ニ)のPTC素子を電線接続後の状態を示す平面図である。 図1の伝熱カバーを示しており、(イ)は伝熱カバーの平面図、(ロ)は(イ)の側面図、(ハ)は(イ)の正面図である。 図1の伝熱カバー連結用のリング部材を示しており、(イ)はリング部材の側面図、(ロ)は(イ)の正面図、(ハ)は(イ)の対象位置となる側面図である。 図1の融雪装置を巻き取った状態の伝熱カバーの短手方向における断面図である。 本発明の第2実施形態に係る融雪装置を示す全体構成を示しており、(イ)は融雪装置の伝熱カバーの短手方向における断面図、(ロ)は(イ)の正面図、(ハ)は融雪装置に使用される連結部材としてのS字状リングを示す正面図である。 図7に示す融雪装置を巻き取った状態を示す伝熱カバーの短手方向における断面図である。 本発明の第3実施形態に係る融雪装置を示す全体構成図であって、(イ)は融雪装置の伝熱カバーの短手方向における断面図、(ロ)は(イ)の正面図、(ハ)は融雪装置に使用される連結部材としての長円リングを示す正面図である。 図9に示す融雪装置をコンパクトにした状態を示す伝熱カバーの短手方向における断面図である。 本発明の第4実施形態に係る融雪装置を示す全体構成図であって、(イ)は融雪装置の伝熱カバーの短手方向における断面図、(ロ)は(イ)の正面図である。 図11(イ)のA部拡大図である。 図11に示す融雪装置を巻き取った状態を示す伝熱カバーの短手方向における断面図である。 本発明の第5実施形態に係る融雪装置を示す全体構成図であって、(イ)は融雪装置の伝熱カバーの短手方向における断面図、(ロ)は(イ)の正面図である。 図14に示す融雪装置に使用されるリンク部材を示しており、(イ)はリンク部材の平面図、(ロ)は(イ)の正面図、(ハ)は(イ)のリンク部材を曲げた状態を示す平面図である。 本発明の他の形態におけるヒンジ板を示しており、(イ)はヒンジ板の平面図、(ロ)はヒンジ板の正面図、(ハ)はヒンジ板を融雪装置に配置した状態を示す概略正面図である。 従来技術の融雪装置の斜視図である。 従来技術の融雪装置の正面図である。
符号の説明
1…線状発熱体、1a…端末封止、1b…凹部、1c…絶縁体、2…伝熱カバー、2a…底面部、2b…上面部、3…リング部材、3a…嵌合部、3b…軸部、3c…半円部、4…導体、5…PTC素子、6…接続端子、6a…導体接続部、6b…素子接続部、7…突起、7a…曲げ部、7b…貫通穴、8…電源コード、8a…接続部、9…貫通穴、10…湾曲部分、10a…頂点、11…直線部分、30…S字状リング、31…リング部、40…長円リング、50…ヒンジ部、51…回転軸、52…羽根板、53…貫通穴、60…リンク部材、61…リンク側貫通穴、62…肉盛部、63…保持部材、64…線状リンク、65…リンク側接続部、66…結合用貫通穴、67…カバー側接続部、80…ヒンジ板、81…貫通穴、82…固定ボルト、83…ナット

Claims (5)

  1. 柔軟性のある線状発熱体と、中空の伝熱材で形成された複数の伝熱カバーとを備え、線状発熱体は、所定の間隔をおいて並設される複数の直線部分とこの直線部分の端部同士を連結するように湾曲した湾曲部分とで蛇行形状に配置されて屋根上面の積雪を融雪するようになっており、伝熱カバーは、複数の直線部分の長手方向をそれぞれ覆う融雪装置において、
    前記伝熱カバーは、屋根上面に配置されるときに伝熱カバーの上面側となる上面部を備えると共に、長手方向と直交する方向の両側にそれぞれ突出する突起を備え、該突起は、前記上面部に近い位置に設けられると共に、前記伝熱カバーの短手方向に位置する突起の端部が上面部の方に曲げられて曲げ部が形成され、隣り合う伝熱カバー同士が一定間隔を越えて離反しないように前記突起同士を結合するリング状の結合部材が、隣り合う伝熱カバーの間に伝熱カバーの長手方向に間隔をおいて複数設けられ、伝熱カバーは、伝熱カバーの長手方向の軸線まわりに回転可能に結合部材に接続されていることを特徴とする融雪装置。
  2. 柔軟性のある線状発熱体と、中空の伝熱材で形成された複数の伝熱カバーとを備え、線状発熱体は、所定の間隔をおいて並設される複数の直線部分とこの直線部分の端部同士を連結するように湾曲した湾曲部分とで蛇行形状に配置されて屋根上面の積雪を融雪するようになっており、伝熱カバーは、複数の直線部分の長手方向をそれぞれ覆う融雪装置において、
    隣り合う伝熱カバー同士の間に伝熱カバーの長手方向に間隔をおいて伸縮部材が設けられており、伸縮部材は、ヒンジ部材或いはリンク部材を用いて構成されると共に、折れ曲がった状態となることで伝熱カバー同士の間の間隔を狭くするとともに延びた状態となることで伝熱カバー同士の間の間隔を広げるようになっていることを特徴とする融雪装置。
  3. 線状発熱体はPTC素子を熱源として備えている請求項1又は2に記載の融雪装置。
  4. PTC素子は線状発熱体の直線部分の範囲にのみ設けられている請求項3記載の融雪装置。
  5. PTC素子は線状発熱体の直線部分の範囲と、湾曲部分の範囲のうちの頂点を除く範囲とにそれぞれ設けられている請求項3に記載の融雪装置。
JP2004092134A 2004-03-26 2004-03-26 融雪装置 Expired - Fee Related JP4317064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004092134A JP4317064B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 融雪装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004092134A JP4317064B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 融雪装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005273406A JP2005273406A (ja) 2005-10-06
JP4317064B2 true JP4317064B2 (ja) 2009-08-19

Family

ID=35173367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004092134A Expired - Fee Related JP4317064B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 融雪装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4317064B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4805753B2 (ja) * 2006-08-24 2011-11-02 積水化成品工業株式会社 融雪すのこ
JP2015225811A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 積水化成品工業株式会社 長尺ptcヒーター
JP6373210B2 (ja) * 2015-03-24 2018-08-15 積水化成品工業株式会社 長尺ptcヒーターコードの端部を封止処理する方法および長尺ptcヒーターコード
JP6639998B2 (ja) * 2016-03-31 2020-02-05 積水化成品工業株式会社 融雪ヒーター
JP2021111481A (ja) * 2020-01-08 2021-08-02 信越ポリマー株式会社 熱伝導体およびそれを備えるバッテリー
JP7123327B1 (ja) 2021-12-15 2022-08-23 株式会社ケーズウェーブ 屋根用融雪セット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005273406A (ja) 2005-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5434388A (en) Electrical heater for media, particularly flow heater
KR100786679B1 (ko) 전기 가열장치 및 리셋가능 퓨즈
JP4317064B2 (ja) 融雪装置
US6418277B1 (en) Immersible PTC heating device
KR200492882Y1 (ko) 가열장치용 플렉시블 히터
JP5461244B2 (ja) 配管の加熱装置
US20180003409A1 (en) Thermoelectric space heaters
JP4805753B2 (ja) 融雪すのこ
JP2006223403A (ja) 頭髪カール用ロッド、発熱体及びその発熱体の製造方法
JP4189300B2 (ja) 地面の加温構造とその施工方法
CA2492216A1 (en) Electrical heating cable
CN210381343U (zh) 电加热膜及安装其的电加热器
JP2007077757A (ja) 加熱養生方法
JPS637796Y2 (ja)
KR101545699B1 (ko) 발열사를 이용한 방한용 패드
JP2007157488A (ja) 面状発熱体
JP4386808B2 (ja) 融雪装置及び融雪方法
JPH0331029Y2 (ja)
KR101960930B1 (ko) 나노카본 발열체용 커넥터
JP2878125B2 (ja) 水道管凍結防止用ヒータ
US20060113296A1 (en) Flexible electric heating pad
JP6746388B2 (ja) 面状ヒーターおよび面状ヒーターを備えた面状加熱体
JPH1187020A (ja) 発熱シートおよびその製造方法
JP2500281Y2 (ja) フィンヒ―タ―
JPH08306470A (ja) ヒータおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080606

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4317064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140529

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees