JPH08306470A - ヒータおよびその製造方法 - Google Patents

ヒータおよびその製造方法

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JPH08306470A
JPH08306470A JP10662795A JP10662795A JPH08306470A JP H08306470 A JPH08306470 A JP H08306470A JP 10662795 A JP10662795 A JP 10662795A JP 10662795 A JP10662795 A JP 10662795A JP H08306470 A JPH08306470 A JP H08306470A
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JP
Japan
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heater
main body
power supply
heating
heating element
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Application number
JP10662795A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Yamaguchi
哲生 山口
Fumitaka Ishimori
史高 石森
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 被加熱体を加熱するためのヒータ本体1を電
気絶縁性および可撓性を有して設ける。一対の給電線3
をヒータ本体1に互いに平行となるように設ける。各給
電線3の長さ方向に沿って上記各給電線3に、複数、取
り付けられた正特性サーミスタであるセラミックスから
なる各発熱体2とを有する発熱ユニット10を、複数、
本体1に設ける。 【効果】 ヒータ本体1を面状にできるので、大面積の
曲面に対しても単一のヒータ本体1を沿わせて加熱でき
るので、大面積な曲面を加熱する場合でも、ヒータ本体
1の取付けの手間を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道管の凍結防止や床
暖房や鏡の曇止め等のために被加熱体の表面を効率よく
加熱できるヒータおよびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、必要な加熱部位のみを加熱できて
消費電力の増加を回避できるヒータとして、米国特許第
4,072,848号公報に開示されている加熱用ケーブルを用
いることが考えられた。上記公報では、図12に示すよ
うに、熱可塑性樹脂等の絶縁体からなるケーブル状の本
体51に、通電されると発熱するチップ形状の各発熱体
52と、上記各発熱体52にそれぞれ給電するための銅
からなる一対の各電線53とが封入されている。
【0003】上記各発熱体52は、チタン酸バリウム系
のセラミックスからなる正特性サーミスタであり、上記
本体51の長さ方向における両側面にオーミックコンタ
クト用の電極54をそれぞれ有している。
【0004】そして、上記各発熱体52は、複数、上記
長さ方向に沿って、所定間隔にて各電線53の間に配置
されており、上記各電極54とそれらの側面に沿って当
接する各電線53とがそれらの側面に沿って半田により
電気的にそれぞれ接続された接合部55とをそれぞれ有
している。
【0005】このようなヒータは、水道管等の水が滞留
する滞留部位に本体51を当接させて用いた場合、各発
熱体52が温度に応じて発熱して、上記滞留部位内の温
度が0℃未満といった低温時における水の凍結による上
記滞留部位の損傷を防止できるものとなっている。
【0006】すなわち、発熱体52の温度が例えば5℃
以下となると、上記発熱体52が発熱に必要な程度に通
電状態となることから、そのようにして発熱した各発熱
体52にそれぞれ近接した本体51の部分と当接した上
記滞留部位が上記各発熱体52により本体51を介して
加熱されるので、上記滞留部位内の水温が0℃未満とな
るといった低温環境下における水の凍結による上記滞留
部位の損傷を防止できるものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
のヒータは、可撓性を確保するために、細長いケーブル
状とする必要があり、被加熱体の曲面の全体を沿わせて
加熱するために上記ヒータを用いる場合、上記ヒータが
複数必要となることがあり、各ヒータをそれぞれ曲面上
に固定するのに手間取るという問題を生じている。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
ので、被加熱体の曲面における必要部位のみを加熱でき
ると共に、曲面への取り付けを簡素化できるヒータおよ
びそれを簡便に製造できる製造方法を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ヒータは、上記の課題を解決するために、被加熱体を加
熱するための本体が電気絶縁性および可撓性を有して設
けられ、一対の給電線と、上記各給電線の長さ方向に沿
って上記各給電線に接続された正特性サーミスタである
セラミックスからなる複数の発熱体とを有する発熱ユニ
ットが、複数、上記本体に設けられていることを特徴と
している。
【0010】本発明の請求項2記載のヒータは、請求項
1記載のヒータにおいて、本体は、シート状に形成さ
れ、各発熱体は、上記本体の表面に対する距離が互いに
異なるように設定されていることを特徴としている。
【0011】本発明の請求項3記載のヒータの製造方法
は、正特性サーミスタであるセラミックスからなる発熱
体を、複数、一対の給電線に対し、上記各給電線の長さ
方向に沿って取り付けて長尺の発熱ユニットを得た後、
電気絶縁性および可撓性を有する合成樹脂からなるシー
ト状本体に、上記発熱ユニットを、複数、上記合成樹脂
のシート成形により封入して面状のヒータを得ることを
特徴としている。
【0012】
【作用】上記請求項1の構成によれば、各給電線の本体
の長さ方向に沿って上記各給電線に取り付けられた複数
の各発熱体を有する発熱ユニットが、複数、本体に設け
られているので、硬質なセラミックスからなる各発熱体
を本体に有していても、可撓性を有する本体を撓ませ
て、被加熱体としての水道管等の外面となる曲面に対し
て本体を沿わせることが可能となる。また、上記各発熱
体には各給電線から電力を供給できる。
【0013】これらのことから、正特性サーミスタであ
る発熱体のキュリー温度を、例えば10℃〜80℃程度に設
定すると、外気温が常温より温度が低い発熱体を低抵抗
値にでき、大電流が流れ上記発熱体が迅速に発熱して被
加熱体を本体を介して迅速に加熱できる。また、キュリ
ー温度近傍に到達した部分の発熱体は抵抗値が高くな
り、流れる電流が減少して消費電力が抑制される。
【0014】この結果、上記構成では、被加熱体に対し
て加熱が必要な部分のみを適切に加熱できることから、
被加熱体を加熱できると共に無駄な電力の消費を抑制す
ることができる。
【0015】その上、上記構成では、発熱ユニットを複
数、本体に設けたから、上記本体を細長いケーブル状で
はなく、面状とすることが可能となり、大面積の曲面に
対しても単一の本体を沿わせて、上記曲面を加熱でき
る。
【0016】本発明の請求項2記載の構成によれば、シ
ート状の本体において、各発熱体の表面との距離を、被
加熱体に必要な温度に応じて代えることによって、上記
の両表面における必要な温度分布をそれぞれ容易に得る
ことができる。
【0017】本発明の請求項3記載の方法によれば、シ
ート状本体に対し、長尺な加熱ユニットを合成樹脂のシ
ート成形によって容易に封入することができると共に、
合成樹脂のシート成形によって、長尺なシート状本体を
その可撓性によってロール状に巻き取ることが可能であ
るので、上記シート状本体の長さに特に限定されずに上
記加熱ユニットを複数封入したシート状本体を製造する
ことが可能となる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図11に基づ
いて以下に説明する。ヒータでは、図1および図2に示
すように、水道管等の水の滞留部位となる被加熱体の曲
面に対して、その表面に容易に沿うように撓ませて当接
や熱輻射によって上記被加熱体を加熱するためのヒータ
本体(本体)1が、塩化ビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂
のシート成形によって、例えば厚み 6.0mm、幅 150mmの
長尺なシート状に設けられている。
【0019】上記のシート状のヒータ本体1内には、通
電によって発熱する帯状の発熱ユニット10が、その厚
さ方向の両端面をヒータ本体1の表面に対してほぼ平行
となるように、複数封入されている。このような各発熱
ユニット10は、互いに平行に所定間隔となるように設
置されている。
【0020】上記発熱ユニット10では、長方形板状の
正特性サーミスタであるセラミックスからなる発熱体2
が、複数、発熱体2の一端面が発熱ユニット10の長さ
方向に沿うように所定間隔にて封入されている。
【0021】上記発熱体2は、ヒータ本体1が前記の寸
法に形成されている場合、例えば縦8.0mm、横 6.0mm、
厚み 1.6mmの寸法に形成され、外部気温が−20℃のとき
に商用電圧である 100Vの交流を通電すると各発熱体2
の全消費電力が、発熱ユニット10における例えば1m
当り約18Wとなるように設定されている。なお、上記発
熱体2の形状としては、円盤状のものを用いることも可
能である。
【0022】このような各発熱体2は、発熱体2におけ
る厚さ方向の両面がヒータ本体1における厚さ方向の両
面に対してほぼ平行となり、かつ、ヒータ本体1の厚さ
方向における発熱体2上のヒータ本体1の各厚さがほぼ
同一となるようにヒータ本体1内に、つまり、上記ヒー
タ本体1内の中央部にそれぞれ設定されている。
【0023】上記発熱ユニット10では、各発熱体2に
給電するための一対の給電線3が、互いに平行となるよ
うに上記発熱ユニット10の長さ方向に沿って設けられ
ており、さらに、上記各給電線3および発熱体2の間を
電気的にそれぞれ接続する保持部材としての止め具5が
上記各給電線3および発熱体2を保持するように上記両
者間に介在するように設けられている。
【0024】これにより、上記各発熱体2は、各給電線
3間に、互いに所定の間隔に、かつ、電気的に互いに並
列となるように接続されている。このような給電線3と
しては、銅等の導電性を有する単線や集合線を用いるこ
とができ、特に、容易に撓ませることができることから
銅線の編組線が好ましい。
【0025】また、各給電線3の一端部には、外部の電
源と接続するための電気供給コード6が半田付けにて接
続されており、電気供給コード6から各給電線3および
各止め具5を介して、発熱体2に電力が供給されるよう
になっている。
【0026】このような発熱ユニット10を、前記の熱
可塑性樹脂からなる被覆部材4のシート成形によって形
成したヒータ本体1内に封入することにより、上記発熱
ユニット10は、ヒータ本体1内に支持されると共に外
部と絶縁した状態を維持できるものとなっている。
【0027】このようなヒータ本体1は、シート状のよ
うに面状に形成しても、容易に撓ませることができるの
で、被加熱体としての水道管等の水が滞留する滞留部位
の湾曲した表面に沿わせた状態にて、各発熱体2に通電
すると、上記各発熱体2がそれぞれ発熱し、その熱がヒ
ータ本体1の表面に伝達され、上記ヒータ本体1を介し
て被加熱体が加熱される。
【0028】このとき、上記熱が、被覆部材4よりも熱
伝導性が大きい各給電線3を介しても伝達されることか
ら、上記ヒータ本体1の表面をより均一に加熱すること
が可能となる。これにより、上記構成は、被加熱体をヒ
ータ本体1によってより均一に加熱することができるも
のとなっている。
【0029】また、上記実施例の構成では、発熱ユニッ
ト10を複数、面状となるシート状のヒータ本体1に設
けたから、上記ヒータ本体1を細長いケーブル状ではな
く、面状とすることが容易に可能となり、大面積な被加
熱体の曲面に対しても単一のヒータ本体1を沿わせて取
り付け固定して、上記曲面を加熱できるので、複数のヒ
ータをそれぞれ曲面上に固定していた従来と比べて上記
ヒータ本体1を曲面に固定する手間を軽減できる。
【0030】発熱体2には、図3に示すように、発熱体
2における厚さ方向の両端面上に、かつ、発熱ユニット
10の長さ方向の両側部に電極7が、発熱ユニット10
の長さ方向に沿うようにそれぞれ形成されている。上記
電極7は、オーミックコンタクト電極形成用の銀ペース
ト(デグザ社製)を塗布した後、発熱体2を 560℃にて
5分間加熱することにより得られる。
【0031】このように各電極7が形成されていること
により、発熱体2は、給電されると、発熱体2における
厚さ方向の両面上にてそれぞれ対抗する各電極7間に
て、まず、発熱体2の両面の表面およびその近傍にて通
電によって発熱し、それらが昇温するに伴い、発熱体2
の内部が順次発熱する。
【0032】これにより、上記のように各電極7を配置
することにより、まず、発熱体2の厚さ方向の両端面側
から面発熱することから、上記両面に近い、ヒータ本体
1の厚さ方向の両面が迅速に加熱される。したがって、
上記構成は、上記各電極7の配置によって、各発熱体2
による加熱効率を向上できるものとなっている。
【0033】発熱ユニット10には、その長さ方向に対
する上記の発熱体2の両側部に形成された各電極7と各
給電線3とをそれぞれ電気的に接続する一対の止め具5
が、発熱体2およびその両側面に沿って配設された各給
電線3をそれぞれ保持するように設けられている。ま
た、各止め具5は導電性および可撓性を有している。
【0034】さらに、上記止め具5は、発熱体2を厚さ
方向の両側から挟むように把持して各電極7と止め具5
とを電気的に接続するための2組の1対の各発熱体把持
片33と、給電線3の周方向に沿って上記給電線3をそ
れぞれ挟むように形成された1対の各給電線把持片34
とを互いに背向するようにそれぞれ備えている。
【0035】その上、上記構成は、止め具5によって各
発熱体2と給電線3との電気的な接続を、撓ませた状態
においても、確実に維持できて、上記滞留部位の加熱を
安定化できるものとなっている。
【0036】すなわち、上記構成によれば、給電線3に
上記発熱体2が各止め具5の各給電線把持片34を介し
て接続され、かつ、上記各給電線把持片34が給電線3
の周方向に沿って給電線3をそれぞれ挟むように形成さ
れているから、従来のような半田による発熱体の側面の
全体にわたる給電線との線の接続と比べて、給電線3の
長さ方向における給電線3と給電線把持片34との接触
長さをより小さくできて、従来より点接触に近づけるこ
とが可能となる。
【0037】このため、上記構成では、ヒータ本体1を
曲率を有する被加熱体に沿わせるために撓ませて用いた
場合、給電線3がヒータ本体1と共に撓んだ際に生じる
給電線把持片34に対する曲げ応力による給電線3と給
電線把持片34との接続に対する悪影響を従来より軽減
することができる。
【0038】これは、上述したように給電線3と給電線
把持片34との接続がほぼ点接触にできることと、給電
線3と各給電線把持片34との電気的な接続が上記各給
電線把持片34のかしめによることとから説明できる。
【0039】その上、止め具5が可撓性を有することか
ら上記止め具5が半田や発熱体2と比べてより容易に撓
むことができることにより、前記曲げ応力による給電線
3と給電線把持片34との接続に対する悪影響をさらに
軽減することができる。
【0040】このことから、上記構成では、ヒータ本体
1を撓めて用いた場合、発熱体2が発熱を繰り返して止
め具5の温度変化が大きく、かつ頻繁に変動しても、容
易に撓む給電線3と撓み難い発熱体2との電気的な接続
を維持できる。
【0041】このことから、上記構成は、温度変化の大
きい環境下においても、止め具5の給電線把持片34に
よって、ヒータ本体1を撓ませて用いた場合に対して電
気的な接続を維持できる強い構造となっており、ヒータ
本体1の曲率を大きくして用いることができる。
【0042】これにより、上記構成では、例えば、被加
熱体の大面積な曲面にヒータ本体1を撓ませて固定する
場合に、上記の曲面にヒータ本体1を密着させて用いる
ことが可能となり、ヒータ本体1と共に給電線3が撓ん
でも発熱体2と給電線3との接続を止め具5によって、
より確実に維持できるものとなっている。
【0043】次に、上記ヒータの製造方法について説明
する。図4に示すように、塩化ビニル系樹脂等の熱可塑
性樹脂の各シート41間に、複数の発熱ユニット10を
互いに平行となるように挟んで、上記各シート41を互
いに加熱ロール42により熱圧着することにより、各発
熱ユニット10が熱可塑性樹脂内に封入されたヒータ本
体1が作製される。
【0044】このような方法により、プレス成形によっ
てシート本体を作製する場合と比べて、上記ヒータ本体
1を巻取ロール(図示せず)に巻き取ることができるの
で、長尺なヒータ本体1の作製が容易となり、その上、
各シート41を加熱圧着するだけであるので、ヒータ本
体1の製造工程を簡素化できる。
【0045】なお、上記方法では、シート41の素材と
して、塩化ビニル系樹脂を用いた例をあげたが、例えば
自己融着性のあるブチルゴムをシート41の素材として
用いてもよい。
【0046】この場合、各発熱ユニット10における発
熱体2の厚さ方向の両側から、各発熱ユニット10を一
対のシート41にて挟み、上記各シート41をそれらの
厚さ方向の両面から互いに押圧するように成形すると、
シート41の自己融着性によって、各シート41同士が
互いに接着して一体化して、各発熱ユニット10が各シ
ート41にて被覆されたヒータ本体1が得られる。
【0047】したがって、上記方法では、各発熱ユニッ
ト10を被覆するために各シート41間を接着したり、
その接着のための接着材を乾燥したりする手間を省くこ
とができ、製造工程をさらに簡略化することができる。
【0048】次に、止め具5の作製方法について説明す
ると、図5(a)に示すように、金属板のプレスによる
打抜き加工で、スリット溝を有し、長方形状の底面部3
2の各長辺に対して左右対象となるように形成された平
板材31を、折曲げ線Lvに沿って順次折り曲げるとい
う簡素な工程によって、同図(b)に示すように、底面
部32、各発熱体把持片33および各給電線把持片34
を有する形状に形成される。なお、上記止め具5の素材
には、導電性を有すると共に柔軟に折り曲げることがで
きる可撓性を有する、例えば銅等の金属板が適してい
る。
【0049】また、上記方法では、発熱ユニット10
を、直接、ヒータ本体1に封入した例を挙げたが、上記
に特に限定されるものではなく、例えば図6に示すよう
に、上記発熱ユニット10を熱可塑性樹脂に予め封入し
たコード状のヒータ中間体21を作製し、そのようなヒ
ータ中間体21を複数、互いに平行となるように各シー
ト41間に挟み、各加熱ロール42による各シート41
の加熱溶着によるシート成形によってヒータ本体1を作
製してもよい。
【0050】このようなヒータ中間体21を用いること
により、発熱ユニット10における凹凸を軽減できるの
で、得られたヒータ本体1における両面での平滑度を向
上させることが可能となる。
【0051】次に、熱可塑性樹脂の押出成形の方法を用
いて作製される上記ヒータ中間体21の製造方法につい
て図3に基づいて説明すると、まず、図3に示すよう
に、発熱体2の電極7が形成されている部分を、各発熱
体把持片33が各電極7に当接するように発熱体2の厚
さ方向の両端面側から挟み込み、発熱体2を挟み込んだ
上記各発熱体把持片33を互いに近づける方向にかしめ
て、止め具5を発熱体2に取り付ける。なお、このと
き、必要に応じて、各発熱体把持片33が互いに対抗し
た内面上に予めクリーム半田等を塗布してもよい。
【0052】続いて、このように止め具5を発熱体2に
取り付けた結果、発熱体2の外方へ突出する片となる各
給電線把持片34に給電線3を通した後、上記各給電線
把持片34を互いに近づける方向にかしめることによ
り、上記各給電線把持片34を給電線3の周方向に沿わ
せてそれぞれ上記各給電線把持片34が給電線3を挟み
込んで把持するようになる。なお、このとき、必要に応
じて、給電線把持片34を給電線3に対してスポット溶
接してもよい。
【0053】このようにして上記各止め具5の各給電線
把持片34に各給電線3をそれぞれ通し、上記各給電線
把持片34を上記各給電線3に対してそれぞれ固定する
ことにより、上記各止め具5を介して上記各発熱体2を
各給電線3間に順次挟んだ長尺な発熱ユニット10が作
製される。このような発熱ユニット10は、巻取ドラム
にロール状に容易に巻き取ることが可能となる。
【0054】次に、上記のような押出成形について説明
すると、まず、図7に示すように、電気絶縁性および可
撓性を有する塩化ビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂4’を
押出成形機のクロスヘッド13から所定圧力にて押し出
して帯状の成形体を押出成形によって作製する際に、上
記発熱ユニット10を、押し出される各熱可塑性樹脂
4’間に順次挟み込むことにより、上記成形体の長さ方
向に沿って上記成形体内に封入する。
【0055】このとき、各熱可塑性樹脂4’は、クロス
ヘッド13のダイ13aとニップル13bとの間をそれ
ぞれ押し出される一方、発熱ユニット10は、ニップル
13b内を通過することにより、各熱可塑性樹脂4’が
各発熱体2の厚さ方向の両端面に向かうように発熱ユニ
ット10に対してそれぞれ押し出される。
【0056】その際に、ニップル13b内の発熱ユニッ
ト10が通過する貫通孔13cを介して吸引しており、
ダイ13aとニップル13bとの間からチューブ状に押
し出された各熱可塑性樹脂4’およびニップル13bの
先端により囲まれた空間を減圧状態としている。これに
より、上記各熱可塑性樹脂4’が、迅速に発熱ユニット
10に密着すると共に一体化するようになっている。
【0057】このようにして発熱ユニット10を挟んだ
各熱可塑性樹脂4’が一体化した後、図示しないが、水
冷槽内にて水冷することにより、上記発熱ユニット10
を有する帯状のヒータ中間体21が形成される。このよ
うなヒータ中間体21は、巻取ドラムにロール状に容易
に巻き取ることができる。
【0058】このように上記方法では、発熱ユニット1
0や得られたヒータ中間体21、およびヒータ本体1を
ロール状に容易に巻き取ることができるから、圧縮成形
の場合のようにヒータ中間体21やヒータ本体1の長さ
に応じた金型を用いる必要がなく、省スペース化が可能
となる。この結果、上記方法では、ヒータ中間体21や
ヒータ本体1を作製することが容易となる。
【0059】さらに、上記方法では、発熱体2と各止め
具5の各発熱体把持片33との当接と、上記各止め具5
の各給電線把持片34と各給電線3との当接とによって
上記発熱体2が各給電線3にそれぞれ接続され、かつ、
押出成形時に加熱によって膨張した熱可塑性樹脂の冷却
による収縮によって各発熱体把持片33が発熱体2に、
かつ、各給電線把持片34が各給電線3に押圧されなが
ら発熱ユニット10がヒータ本体1内に封入される。
【0060】このことから、上記方法では、発熱体2と
各止め具5の各発熱体把持片33との、かつ、上記各止
め具5の各給電線把持片34と各給電線3との接続が、
ヒータ本体1を撓ませた場合においても熱可塑性樹脂の
冷却時の収縮力によってヒータ本体1内にて維持できる
ので、従来のように発熱体および給電線とを接続する半
田による結合を省くことができる。
【0061】さらに、上記方法では、発熱体2を止め具
5の各発熱体把持片33間に差し込み、かつ、給電線3
を上記止め具5の各給電線把持片34間に差し込んだ
後、それらをかしめることにより、発熱体2を各給電線
3に各止め具5を介して接続して発熱ユニット10を作
製することができるから、差し込んだり、かしめたりと
いう自動化し易い工程を用いることができ、その上、半
田付けの工程を上述のように省くことができることか
ら、発熱体2を各給電線3に接続した発熱ユニット10
の作製を容易に自動化できる。
【0062】その上、そのように自動化により省力化さ
れて作製できる発熱ユニット10を熱可塑性樹脂のシー
ト成形によって連続的に熱可塑性樹脂からなる面状の成
形体内に封入してヒータ本体1を作製できるから、上記
発熱ユニット10を封入したヒータ本体1を特に長さの
制限がなく作製することが容易となる。
【0063】これらのことから、上記方法では、長尺で
面状な上記ヒータ本体1の連続的な作製を自動化して簡
素化できるから、上記ヒータ本体1の製造コストを軽減
することが可能となる。
【0064】なお、上記実施例では、ヒータ本体1にお
ける各発熱体2は、それらの両面がヒータ本体1の表面
からほぼ等距離となるように設定されていたが、例えば
図8に示すように、各発熱体2のヒータ本体1の表面か
らの距離を互いに異なるように設定してもよい。
【0065】これにより、上記ヒータ本体1の両表面で
の温度が互いに異なるように設定でき、上記ヒータ本体
1における両面においてそれぞれ異なる位置を十分に加
熱することが可能となる。
【0066】また、上記実施例の構成では、ヒータ本体
1における各発熱ユニット10は、互いに平行に設けら
れた例を挙げたが、例えば図9に示すように、各発熱ユ
ニット10を格子状に配してヒータ本体1内に封入して
もよい。
【0067】これにより、ヒータ本体1の表面上での温
度をより均一化、かつ、高温にできて、被加熱体の外面
を均一に、かつ、より高温によって迅速に加熱すること
ができる。
【0068】このようなヒータ本体1の製造方法として
は、例えば図10に示すように、シート成形時に、得ら
れたヒータ本体1の送り方向に張力が発生している各ヒ
ータ中間体21に対して、ほぼ直角方向となるヒータ中
間体21を順次、各発熱体2が重なり合わない位置とな
るように載置することにより、格子状となった各ヒータ
中間体21を封入したヒータ本体1を容易に製造するこ
とが挙げられる。なお、上記格子状に配された各ヒータ
中間体21の交差する部位を予め熱融着しておいてもよ
い。
【0069】また、図11に示すように、ヒータ本体1
に封入された格子状の各ヒータ中間体21を、1本毎に
互い違いとなる平織状に配してもよい。これにより、上
記各ヒータ中間体21における発熱体2を、ヒータ本体
1のほぼ中央部にそれぞれ配することが可能となり、ヒ
ータ本体1における温度分布をより均一化できる。
【0070】次に、上記発熱体2の素材について説明す
ると、発熱体2は、正特性サーミスタの特性であるPT
C(Positive Temperature Coefficient)特性を有する
セラミックス半導体からなる素材、例えばチタン酸バリ
ウム等を主原料としたセラミックス半導体からなり、室
温からキュリー温度Tc (抵抗急変温度)までは低抵抗
であるが、キュリー温度Tc を越えると急峻に抵抗値が
増大する特性を有する感熱素子である。
【0071】この特性により、発熱体2は、キュリー温
度Tc を下回る低温下において電圧が印加されると、最
初は、低温であるために抵抗値が小さいため大電流が流
れ、この結果、急激に温度が上昇する。一方、温度がキ
ュリー温度Tc を越えると抵抗値が急峻に増大し、流れ
る電流値が低下して発熱量が減少することにより、一定
温度以上には温度が上がらず、温度を安定に保つことと
なる。すなわち、発熱体2は自己温度制御機能を有して
いる。
【0072】なお、上記発熱体2は、材料組成によりキ
ュリー温度Tc をおよそ−15〜250℃の範囲で任意に設
定することができる。発熱体2のキュリー温度Tc は、
ヒータ本体1の厚さや各発熱体2の間隔および被加熱体
の熱容量に合わせて設定すればよいが、本実施例1では
40℃〜50℃に設定されている。
【0073】上記のようにヒータ本体1は、所定の間隔
に配置された個々の発熱体2が外気の温度に対応して抵
抗値が迅速に上昇(または低下)する。すなわち、被加
熱体の周囲の外気温が常温より低い、例えば氷点温度未
満の部位においては、その部位に位置する発熱体2の抵
抗値は小さくなり、電流が流れ易くなって被加熱体が加
熱される。
【0074】一方、被加熱体の周囲の外気温が高い部位
では、その部位に位置する発熱体2の抵抗値は大きくな
り、流れる電流が減少して発熱量が減少し、上記の部位
を一定温度に保つと共に発熱体2の消費電力を下げるこ
とができる。
【0075】このように、被加熱体に対し加熱が必要な
部位のみを部分的に加熱することができるので、ヒータ
本体1全体としての消費電力を、ニクロム線をフィーダ
ー状に用いた帯状ヒータよりも低下させることができ、
加熱のための電気料金を抑制できるものとなっている。
【0076】この結果、上記構成では、水道管等の水の
滞留部位等の被加熱体の加熱を必要な箇所のみに対して
加熱でき、かつ、ヒータ本体1を曲げて用いた場合でも
温度が大きく変動する発熱体2への給電不良を回避でき
るから、無駄な電力の消費を抑制することが可能となる
と共に、発熱体2による加熱を安定化できるから被加熱
体としての滞留部位の水の凍結をより確実に防止できる
ようになっている。
【0077】なお、上記実施例1では、電極7を発熱体
2の厚さ方向の両端面にそれぞれ設けた例を挙げたが、
特に上記に限定されることはなく、図示しないが、電極
7を止め具5における発熱体把持片33および底面部3
2の双方と当接し得るように断面コの字状に発熱体2の
両側部にそれぞれ形成してもよい。これにより、止め具
5と発熱体2との当接面積を増加させることができるか
ら、上記両者間の電気的接続を確実化できる。
【0078】また、図1および図2に示す前記被覆部材
4としては、電気絶縁性、可撓性および耐候性を有する
材料である、例えば塩化ビニル系樹脂を用いることがで
きる。なお、上記耐候性とは、耐熱性および耐寒性に優
れて、例えば50℃程度の加熱と−10℃程度の冷却が繰り
返されても、物性の変化が少ない特性をいう。
【0079】また、上記の実施例の構成は、発熱体2を
用いたことにより、局部過熱による発火等のおそれがな
いと共に、温度制御回路や過熱防止回路を省くことがで
き、装置の小型化を図れるという効果も奏している。
【0080】ところで、従来のフィーダー線状の帯状ヒ
ータを用い、加熱防止回路が設けられていない場合で
は、ON状態のとき水道管に対して一定量、常時加熱す
るため、家屋内の露出した水道管の各部分での外気温の
バラツキのために、水道管内の水が加熱によって50〜60
℃の湯になることがあり、水道の利用者を驚かせること
があった。
【0081】しかしながら、上記実施例の構成では、上
記のように各位置での外気温に応じて各発熱体2の発熱
量が変化するので、加熱防止回路を省いても、水道管内
の水が50〜60℃の湯になることを回避することができ
て、使用者に不快感を与えることが防止できる。
【0082】なお、上記の実施例は本発明を限定するも
のではなく、発明の範囲において種々の変更が可能であ
る。例えば、上記実施例で説明した被覆部材4の素材と
して、塩化ビニル系樹脂を用いた例を挙げたが、これに
限らず、発熱体2の発熱温度による溶融や変形が生じ
ず、かつ、上記発熱体2による加熱と氷点温度以下の外
気温による冷却とが繰り返されても物性の変化が少ない
樹脂やゴムを用いることが可能である。
【0083】上記被覆部材4のゴム材料の例としては、
天然ゴム、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴ
ム、クロロプレンゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブ
タジエンゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ゴム、
シリコーンゴム、フルオロシリコーンゴム、フッ素樹脂
ゴム等を挙げることができる。
【0084】また、上記被覆部材4の樹脂材料の他の例
としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ−4-メ
チルペンテン-1、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフェニレンオキ
シド樹脂、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
テレフタレート、ポリイミド樹脂等を挙げることができ
る。
【0085】また、上記の実施例において説明した止め
具5の素材としては、前記した銅の他に、例えば、リン
青銅、鉄、鉄ニッケル合金、金、銀、アルミニウム等を
用いることが可能である。
【0086】また、上記実施例では、本願発明のヒータ
を適用する被加熱体としての水の滞留部位に水道管を例
に挙げたが、特にそれに限定されるものではなく、ポン
プや、水槽、排水溝、排水管におけるU字状の水封部等
の外面に密着させて用いたり、水中に直接投入したり、
線路の側部や道路の表層の下側に埋設して用いたりする
ことが可能であり、特に、道路のセンターラインの下側
に埋設することにより、積雪時において上記センターラ
インの目視状況を向上できる。
【0087】その上、本願発明のヒータは、加熱するた
めの大きな面積を有する被加熱体の、例えば床暖房のた
めの床の裏面や、鏡の裏面に容易に取り付けて加熱する
ことができるものであり、上記床暖房や鏡の曇止めに好
適に用いることができるものとなっている。
【0088】
【発明の効果】本発明のヒータは、以上のように、被加
熱体を加熱するための本体が電気絶縁性および可撓性を
有して設けられ、一対の給電線と、上記各給電線の長さ
方向に沿って上記各給電線に接続された正特性サーミス
タであるセラミックスからなる複数の発熱体とを有する
発熱ユニットが、複数、上記本体に設けられている構成
である。
【0089】それゆえ、上記構成は、発熱ユニットを複
数、本体に設けたから、上記本体を細長いケーブル状で
はなく、面状とすることが可能となり、大面積の曲面に
対しても単一の本体を沿わせて、上記曲面を加熱できる
ので、上記本体を曲面に固定する手間を、複数のヒータ
を用いて固定していた従来より軽減できるという効果を
奏する。
【0090】本発明のヒータの製造方法は、正特性サー
ミスタであるセラミックスからなる発熱体を、複数、一
対の給電線に対し、上記各給電線の長さ方向に沿って取
り付けて長尺の発熱ユニットを得た後、電気絶縁性およ
び可撓性を有する合成樹脂からなるシート状本体に、上
記発熱ユニットを、複数、上記合成樹脂のシート成形に
より封入して面状のヒータを得る方法である。
【0091】それゆえ、上記方法では、シート状本体に
対し、長尺な加熱ユニットを合成樹脂のシート成形によ
って容易に封入することができると共に、合成樹脂のシ
ート成形によって、長尺なシート状本体をその可撓性に
よってロール状に巻き取ることが可能である。
【0092】このことから、上記シート状本体の長さに
特に限定されずに上記加熱ユニットを複数封入したシー
ト状本体を製造することが可能となるので、長尺で面状
なヒータを簡便に、かつ、安定に製造できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒータの一実施例を示す要部破断平面
図である。
【図2】上記ヒータの要部断面図である。
【図3】上記ヒータにおける発熱ユニットの要部斜視図
である。
【図4】上記ヒータの製造方法の一工程を示し、各発熱
ユニットをシート成形によって封入することを示す斜視
図である。
【図5】上記ヒータにおける止め具の構成を示し、同図
(a)は、上記止め具の展開図、同図(b)は上記止め
具の斜視図である。
【図6】上記ヒータの製造方法の他の例を示し、ヒータ
中間体をシート成形によって封入することを示す斜視図
である。
【図7】上記ヒータ中間体の製造方法の一工程を示し、
発熱ユニットをヒータ中間内に押出成形機によって封入
する工程を示す構成図である。
【図8】上記ヒータの他の例の要部断面図である。
【図9】上記ヒータのさらに他の例の要部概略構成図で
ある。
【図10】上記ヒータの製造方法の一工程を示す斜視図
である。
【図11】上記ヒータのさらに他の例の要部概略構成図
である。
【図12】従来のヒータを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ヒータ本体(本体) 2 発熱体 3 給電線 10 発熱ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱体を加熱するための本体が電気絶縁
    性および可撓性を有して設けられ、 一対の給電線と、上記各給電線の長さ方向に沿って上記
    各給電線に接続された正特性サーミスタであるセラミッ
    クスからなる複数の発熱体とを有する発熱ユニットが、
    複数、上記本体に設けられていることを特徴とするヒー
    タ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のヒータにおいて、 本体は、シート状に形成され、 各発熱体は、上記本体の表面に対する距離が互いに異な
    るように設定されていることを特徴とするヒータ。
  3. 【請求項3】正特性サーミスタであるセラミックスから
    なる発熱体を、複数、一対の給電線に対し、上記各給電
    線の長さ方向に沿って取り付けて長尺の発熱ユニットを
    得た後、 電気絶縁性および可撓性を有する合成樹脂からなるシー
    ト状本体に、上記発熱ユニットを、複数、上記合成樹脂
    のシート成形により封入して面状のヒータを得ることを
    特徴とするヒータの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122151A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Matsushita Electric Works Ltd 暖房便座
JP2008086252A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Kyoei Aqua Tec Kk 水槽用ヒーター装置
JP2009544123A (ja) * 2006-07-20 2009-12-10 エプコス アクチエンゲゼルシャフト 抵抗装置

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