JP5461244B2 - 配管の加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に円筒形の配管内を流通する流体を加熱するための電気エネルギーを利用する加熱装置に関するものである。更に詳細には、継手、バルブ等の付属品を備えた配管内を流通する流体を、効率よく加熱するための加熱装置に関するものである。
従来から、各種の配管等の外側表面に取付けて、配管内を流通する流体を加熱するための面状ヒータが広く利用されている。このようなヒータの形態としては、例えば、特開平11−74066号公報、特開2004−158271号公報に示すように、配管の外周に螺旋状に巻き付けるテープ状のヒータ、特表2000−505582号公報、特開2002−295783号公報、特開2002−352941号公報に示すように、発熱素子と断熱材が一体となったジャケットヒータ等が開発されている。
また、前記のような面状ヒータに使用される発熱素子としては、グラフトカーボン、カーボン粉末、金属粉末、あるいは金属酸化物粉末等を含む合成樹脂(導電性樹脂)を用いて、ガラスクロスに含浸させたもの、前記のような導電性樹脂をポリエステル、ポリイミド、マイカ等の絶縁基材シートに塗布または印刷により保持させたもの、金属箔をエッチングして回路としたもの、あるいは金属抵抗線を絶縁基板シートに張り巡らして回路としたもの等が挙げられる。
特開平11−74066号公報 特表2000−505582号公報 特開2002−295783号公報 特開2002−352941号公報 特開2004−158271号公報
しかしながら、加熱対象の配管が、継手、枝管の接続部、バルブの接続部等、配管の径よりも大きな径を有する付属品を備えている場合、従来からのテープ状のヒータやジャケットヒータを使用すると種々の問題が発生した。例えば、テープ状のヒータを用いると、これらの配管及び付属品に巻き付けるのに手間がかかるという不都合、温度分布が均一になるように取り付けることが難しいという不都合があった。また、大きなジャケットヒータを用いて、配管及び付属品を併せて加熱しようとすると、付属品がない箇所においてヒータと配管との間に間隙ができるので、配管全体にわたり均一に加熱できないという不都合、昇温速度が遅いという不都合があった。さらに、配管及び付属品を別々に加熱しようとすると、複数個の複雑な形状のヒータを準備しなければならず、コストがかかり、また取り付けに手間がかかるという不都合があった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、継手、枝管の接続部、バルブの接続部等の付属品を備えた配管の内部を流通する流体を、配管の外周側から加熱するための電気エネルギーを利用する加熱装置であって、配管及び付属品に容易に配置することができ、配管を均一に効率よく加熱することができ、さらに設置の際のコストが安価である加熱装置を提供することである。
本発明者らは、これらの課題を解決すべく鋭意検討した結果、所定の区間の付属品及び配管を包囲することが可能な比較的に大きな断熱材の内部に、金属層により被覆された面状ヒータを中心側が金属層となるように配置し、さらに該金属層の表面から中心部に向かって延び、配管を挟持して接触するように金属製伝熱部材を、該金属層に固定して配置させれば、面状ヒータからの熱が、金属層、金属製伝熱部材を介して容易に均一に効率よく配管に伝わることを見出し、本発明の配管の加熱装置に到達した。
すなわち本発明は、加熱対象の配管の径よりも大きな径を有する付属品を備えた配管を加熱するための加熱装置であって、所定の区間の該付属品及び該配管を包囲することが可能な筒形状を有する断熱材の内部に、中心側表面が金属層により被覆された面状ヒータ、及び該金属層の表面から中心部に向かって延び、配管を挟持して接触するように配置された金属製伝熱部材が備えられてなることを特徴とする配管の加熱装置である。
本発明の配管の加熱装置は、1個の加熱装置で加熱対象の配管の径よりも大きな径を有する付属品を、配管とともに加熱することができる構成なので、取り付けに手間がかからず、設置の際のコストも安価である。また、面状ヒータの表面に、金属層、さらに配管に接触する金属製伝熱部材を配置しているので、これらの部材を介して面状ヒータからの熱が容易に配管に伝わり、配管を均一に効率よく加熱することができる。
本発明の配管の加熱装置は、継手、枝管の接続部、バルブの接続部のような、加熱対象の配管の径よりも大きな径を有する付属品を備えた配管を流通する流体を加熱するための電気エネルギーを利用した加熱装置に適用される。
以下、本発明の配管の加熱装置を、図1〜図9に基づいて説明するが、本発明がこれにより限定されるものではない。
尚、図1は、本発明の配管の加熱装置の一例を示す上部切開の斜視図である。図2は、本発明の配管の加熱装置の一例を示す断面図である。図3は、本発明に用いられる断熱材の一部(電極挿入部なし)の一例を示す斜視図である。図4は、本発明に用いられる面状ヒータ、金属層、及び金属製伝熱部材の構成の一例を示す斜視図である。図5は、本発明に用いられる断熱材の一部(電極挿入部あり)の一例を示す斜視図である。図6は、本発明に用いられる図4以外の面状ヒータ、金属層、及び金属製伝熱部材の構成の例を示す断面図である。図7は、本発明の配管の加熱装置の図2以外の一例を示す断面図である。図8は、継手を備えた配管の構成図である。図9は、バルブ(枝管)の接続部を備えた配管の構成図である。
本発明の配管の加熱装置は、加熱対象の配管の径よりも大きな径を有する付属品、例えば図8に示すような継手9、図9に示すようなバルブ11(枝管)の接続部10を備えた配管8を加熱するための加熱装置であって、図1、図2に示すように、所定の区間の該付属品及び該配管を包囲することが可能な筒形状を有する断熱材1の内部に、中心側表面が金属層2により被覆された面状ヒータ3、及び該金属層2の表面に固定され、中心部に向かって延び、配管を挟持して接触するように配置された金属製伝熱部材4が備えられてなる配管の加熱装置である。
尚、図1は、本発明の配管の加熱装置において、図5の電極挿入部7を有する断熱材の部分を除去した上部切開の斜視図であり、本発明の配管の加熱装置は、図1に示すような加熱装置の一構成部分の上部に、図5の断熱材の電極の取り付け部7に電極を挿入した加熱装置の一構成部分を配置してなる加熱装置である。
本発明の加熱装置における断熱材は、付属品よりも大きな内径の筒形(円筒、楕円筒、四角筒、多角筒)状を有する断熱材であるが、その両端部を断熱性向上のために、配管を通すことができる程度の孔を有する円盤状等とすることもできる。また、筒形状の断熱材は、長手方向と垂直の断面の外周の形状と内周の形状が、図7に示すように一致してもよいし、図2に示すように一致していなくてもよい。また、本発明の加熱装置における断熱材は、筒形状を有する1個の成形体からなる断熱材とすることもできるが、図3、図5に示すように長手方向に二分割、あるいは3分割、4分割にして、これらをバンド等の結合手段で結合させて一体化することもできる。
本発明における断熱材の構成材料としては、ヒータの加熱温度に耐えられ、断熱性を有するものであれば特に制限されることはなく、例えば、シリコーン樹脂、テフロン(登録商標)樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリイミド樹脂等を挙げることができるが、これらの中ではシリコーン樹脂が好ましい。また、断熱材の厚みは、通常は1〜50mm、好ましくは2〜20mmである。厚みが1mm未満の場合は断熱性が悪化し、厚みが50mmを超える場合は断熱性向上の効果が少なくなり加熱装置が大きくなる不具合が生じる。
本発明に使用される面状ヒータは、通常は発熱素子の両面を絶縁樹脂シートで被覆した面状ヒータであるが、可撓性、柔軟性はあってもなくてもよい。
前記の発熱素子としては、例えば所望のパターンに成形した金属箔抵抗体、金属線抵抗体、または、グラフトカーボン、カーボン粉末、金属粉末、金属酸化物粉末から選ばれる少なくとも1種をシリコーン樹脂等の耐熱性樹脂に混練させた導電性樹脂を、ガラス繊維、セラミック繊維等の基材に含浸させた抵抗体等を用いることができる。このような発熱素子の厚みは、通常は0.01〜0.5mm、好ましくは0.05〜0.1mmである。厚みが0.01mm未満の場合は強度が弱く、0.5mmを超えると可撓性、柔軟性が失われる場合がある。
また、絶縁樹脂シートとしては、所定の厚みで電気絶縁性があれば特に制限されることがなく、例えば、シリコーン樹脂、テフロン(登録商標)樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリイミド樹脂等を挙げることができるが、これらの中ではシリコーン樹脂が好ましい。また、絶縁樹脂シートの厚みは、通常は0.5〜10mm、好ましくは1〜5mmである。厚みが0.5mm未満の場合は電気絶縁性が悪化し、厚みが10mmを超える場合は可撓性が失われる場合がある。
本発明の加熱装置においては、前述のような面状ヒータの中心側表面に金属層が被覆される。金属層としては、通常は厚さ0.01〜3mmの金属箔または金属板、好ましくは厚さ0.05〜2mmの金属箔または金属板が使用される。金属の材料としては、鉄、銅、アルミニウム、合金等を例示することができる。金属層は、その中心側表面に遠赤外線塗料を塗付し、遠赤外線の輻射による配管への加熱効率の向上、温度の均一性の向上を図ることもできる。
本発明の加熱装置においては、さらに前述の金属層の中心側表面に金属製伝熱部材が配置される。金属製伝熱部材の形態としては、図2、図6(2)(4)に示すように、根元の部分6が1個または2個の金属柱からなり、先端の部分5が互いに広がった形状の2個の金属板からなる金属製伝熱部材、図6(1)に示すように、根元の部分6が1個または2個の金属柱からなり、先端の部分5が互いに向い合った半円形状の2個の金属板からなる金属製伝熱部材、図6(3)に示すように、先端の部分(凸部分)により配管を挟持できるように設定した複数の金属製伝熱部材等を例示することができる。その他、金属層の一部を打抜き、曲げ加工を施すことにより金属製伝熱部材を形成することもできる。
金属製伝熱部材の構成材料としては、鉄、銅、アルミニウム、合金等を例示することができるが、少なくとも先端の部分5は、保持できる配管の径の範囲を広げるために弾性を備えたものであることが好ましい。このような金属製伝熱部材は、先端の部分5が付属品を備えていない部分の配管8に接触するように配置される。
本発明において、面状ヒータ、金属層、及び金属製伝熱部材の断熱材への配置は、例えば、図4に示すような構成材料を、図3に示すような断熱材に配置して図1に示すような構成に組立てた後、図5に示すような構成の断熱材を配置して一体化すればよい。
尚、面状ヒータは、断熱材の筒内壁表面の全面に配置すると配管への加熱効率がよくなるが、配管と付属品の構造によっては配管への取り付けが困難になる場合もあるので、例えば図6に示すように、断熱材の筒内壁表面の一部(断面がコの字状)に配置させることもできる。また、金属層も同様に、面状ヒータの中心側表面の全面または一部に被覆させることができる。面状ヒータ及び金属層の形態としては、板状、円筒状、四角筒状、長手方向にスリットを有する円筒状、四角筒状等を例示することができる。断熱材、面状ヒータ、金属層、及び金属製伝熱部材は、通常は容易に動かないように固定される。
次に、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明がこれらにより限定されるものではない。
[実施例1]
(ヒータ構成部材の製作)
縦3.5cm、横30.0cm、厚さ0.8mmの未加硫のシリコーン樹脂製絶縁シート上に金属抵抗線を配線し、その上に前記と同様なシリコーン樹脂製絶縁シートを重ね合せ、180℃、30分間の条件で熱プレスした後、200℃の炉に2時間放置し完全硬化させて可撓性を有する面状ヒータを3個作製した。次に、これらの面状ヒータを、遠赤外線塗料を塗布した縦3.5cm、横30.0cm、厚さ2.0mmの金属板3枚からなる断面がコの字型金属層(断面:3.5cm×3.5cm、長さ:30.0cm)の外側表面に、接着により一体化し成形した。金属板の2箇所の所定の位置に、根元の部分が2個の金属柱からなり、先端の部分が互いに広がった形状の2個の金属板からなる金属製伝熱部材を取り付け、図4に示すような構成のヒータ構成部材を得た。
(配管の加熱装置の製作)
断面の外形状が前記のコの字型のヒータ構成部材と同程度の寸法を有する四角筒ステンレス製パイプに、シリコーン樹脂製絶縁シート、シリコーンスポンジシート、シリコーン樹脂製絶縁シートの順に巻き付け、200℃の炉内に2時間放置し完全硬化させた後、ステンレス製パイプを取り除いて、厚さ12.0mmの四角筒に成形し断熱部材を得た。さらに長手方向に半割し、一方に電極を取り付けるための空洞部を設けて電極を挿入した。この断熱部材と前記のコの字型のヒータ構成部材とを組合せて、図2において断面の外形が四角形である四角筒の加熱装置を得た。
(加熱試験)
以上のようにして得られた加熱構造体を、図9に示すようなバルブの接続部及び継手を備えた配管に、金属製伝熱部材がバルブの接続部と継手の間の配管に接触するように取り付けた。その際、取り付けに手間がかからず容易に取り付けることができた。次に100Vの定格電圧を加えて(目標:150℃)、1時間経過後のバルブの接続部の表面温度を測定した。その結果、バルブ部の接続部の表面温度は150℃に到達していた。
[実施例2]
実施例1のヒータ構成部材の製作において、金属製伝熱部材を図6(1)に示すような金属製伝熱部材に替えたほかは実施例1と同様にしてヒータ構成部材を製作した。実施例1と同様にして断熱部材を取り付け、配管の加熱装置を製作した後、実施例1と同様にして100Vの定格電圧を加えて加熱試験を行なった結果、1時間経過後のバルブの接続部の表面温度は150℃に到達していた。
[実施例3]
実施例1のヒータ構成部材の製作において、金属製伝熱部材を図6(3)に示すような金属製伝熱部材に替えたほかは実施例1と同様にしてヒータ構成部材を製作した。実施例1と同様にして断熱部材を取り付け、配管の加熱装置を製作した後、実施例1と同様にして100Vの定格電圧を加えて加熱試験を行なった結果、1時間経過後のバルブの接続部の表面温度は150℃に到達していた。
[比較例1]
実施例1のヒータ構成部材の製作において、金属製伝熱部材を取り付けなかったほかは実施例1と同様にしてヒータ構成部材を製作した。実施例1と同様にして断熱部材を取り付け、配管の加熱装置を製作した後、実施例1と同様にして100Vの定格電圧を加えて加熱試験を行なった結果、1時間経過後のバルブの接続部の表面温度は105℃までしか昇温せず、目標である150℃に達しなかった。
以上の実施例のように、本発明の配管の加熱装置は、取り付けに手間がかからず、金属製伝熱部材を介して面状ヒータからの熱が容易に配管に伝わり、配管を均一に効率よく加熱できることが確認できた。
本発明の配管の加熱装置の一例を示す上部切開の斜視図 本発明の配管の加熱装置の一例を示す断面図 本発明に用いられる断熱材の一部(電極挿入部なし)の一例を示す斜視図 本発明に用いられる面状ヒータ、金属層、及び金属製伝熱部材の構成の一例を示す斜視図 本発明に用いられる断熱材の一部(電極挿入部あり)の一例を示す斜視図 本発明に用いられる図4以外の面状ヒータ、金属層、及び金属製伝熱部材の構成の例を示す断面図 本発明の配管の加熱装置の図2以外の一例を示す断面図 継手を備えた配管の構成図 バルブ(枝管)の接続部を備えた配管の構成図
1 断熱材
2 金属層
3 面状ヒータ
4 金属製伝熱部材
5 金属製伝熱部材の先端の部分
6 金属製伝熱部材の根元の部分
7 電極挿入部
8 配管
9 継手
10 接続部
11 バルブ

Claims (10)

  1. 加熱対象の配管の径よりも大きな径を有する付属品を備えた配管を加熱するための加熱装置であって、所定の区間の該付属品及び該配管を包囲することが可能な筒形状を有する断熱材の内部に、中心側表面が金属層により被覆された面状ヒータ、及び該金属層の表面から中心部に向かって延び、配管を挟持して接触するように配置された金属製伝熱部材が備えられてなることを特徴とする配管の加熱装置。
  2. 加熱対象の配管の径よりも大きな径を有する付属品が、継手、枝管の接続部、またはバルブの接続部である請求項1に記載の配管の加熱装置。
  3. 金属層の表面に、遠赤外線塗料が塗付された請求項1に記載の配管の加熱装置。
  4. 金属製伝熱部材が、根元の部分が1個または2個の金属柱からなり、先端の部分が互いに広がった形状の2個の金属板からなる請求項1に記載の配管の加熱装置。
  5. 金属製伝熱部材が、根元の部分が1個または2個の金属柱からなり、先端の部分が互いに向い合った半円形状の2個の金属板からなる請求項1に記載の配管の加熱装置。
  6. 金属製伝熱部材が複数個配置され、該金属製伝熱部材が配管を挟持できるように設定した請求項1に記載の配管の加熱装置。
  7. 金属製伝熱部材が、金属層の一部を打抜き、曲げ加工を施すことにより形成した請求項1に記載の配管の加熱装置。
  8. 金属製伝熱部材が、溶接、ビス・ナット、または接着剤のいずれかにより金属層に固定された請求項1に記載の配管の加熱装置。
  9. 面状ヒータの発熱素子が、金属箔抵抗体または金属線抵抗体である請求項1に記載の配管の加熱装置。
  10. 面状ヒータの発熱素子が、グラフトカーボン、カーボン粉末、金属粉末、金属酸化物粉末から選ばれる少なくとも1種を耐熱性樹脂に混練させた抵抗体である請求項1に記載の配管の加熱装置。
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