JP4316423B2 - ディスク搬送装置と光ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク搬送装置と光ディスク記録再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、回転可能なフィードローラによりディスクを搬送するディスク搬送装置と、このディスク搬送装置を備えた光ディスク記録再生装置に関する。
従来、光ディスク記録再生装置、特に車載用の光ディスク記録再生装置は、市場から小型化、薄型化の要求が強く、これを実現するための技術開発が盛んに行われている。光ディスク記録再生装置の小型化、薄型化を達成するためには、光ディスクの装置内へ挿入および装置外への排出を、光ディスクをトレイに載せて行う方式ではなく、光ディスクをフィードローラとディスクガイドとで直接挟持して搬送する方式が取られている(例えば、特許文献1参照)。
図3(a)はこの種の車載用光ディスク記録再生装置100におけるロアシャーシの概略平面図であり、動作説明のために各部材の同一平面上に描いてある。図3(b)はその概略側面図である。図3において、装置のメインシャーシであるロアシャーシ10の側部の一方には、ディスク搬送装置11が配置されている。ディスク搬送装置11は、ロアシャーシ10の前部において幅方向に延びる板金製のフィード板12を備え、フィード板12の両側部中央に外側に突出して設けられた回転支軸13が、ロアシャーシ10に回動可能に軸支されている。フィード板12の後端部には、中心部から両端部に向けてテーパ状に拡径したゴム製のフィードローラ14が回転可能に設けられている。フィードローラ14は、ローラ軸15に隙間ばめにより挿入され、ローラ軸15に対してスリップするようになっている。なお、ローラ軸15は、細くて長いので、補強のために中心部にスリーブ16が圧入されて、このスリーブ16をフィード板12の中央部で支持する構造になっている。フィード板12は、その両側部においてロアシャーシ10との間に設けられた引っ張りコイルばね17、18により、フィードローラ14側が上方に向くように回動付勢されている。これにより、前方からA方向へ挿入されたディスクを、フィードローラ14とアッパシャーシに設けられたディスクガイドとにより挟んで、フィードローラ14の回転によりディスクを搬送することができる。ディスクガイドは、アッパシャーシに一体または別体に設けられている。
ディスク搬送装置11において、ロアシャーシ10の前方端部の一方には、ディスク搬送モータ21が配置されている。ディスク搬送モータ21のモータ軸22には、ウォーム23が固定され、ウォーム23にはウォームホイール24の1段目の歯車24aが噛み合い、ウォームホイール24の2段目の歯車24bには第1アイドルギヤ25が噛み合い、第1アイドルギヤ25には第2アイドルギヤ26が噛み合い、第2アイドルギヤ26にはローラギヤ27が噛み合っている。ウォームホイール24、第1アイドルギヤ25および第2アイドルギヤ26は、それぞれロアシャーシ10に回転可能に支持され、ローラギヤ27は、フィードローラ14のローラ軸15に固定され、フィード板12の揺動に従って第2アイドルギヤ26に対して係脱する。一方、第2アイドルギヤ26から別のアイドルギヤ28、29、30を介して別系統のギヤ列が構成されている。最終のアイドルギヤ30はラック31に対して係脱可能に構成されている。ラック31は、常態において、図示されないばねにより装置後方に引っ張られて、アイドルギヤ30とは噛み合っていない。
以上のように構成されたディスク搬送装置11の動作について説明する。図3において、ディスクが前方からA方向へ挿入されると、挿入を検知したフォトセンサからの信号によりディスク搬送モータ21が回転し、ウォーム23、ウォームホイール24、第1アイドルギヤ25、第2アイドルギヤ26、ローラギヤ27を介してフィードローラ14を回転させ、挿入されたディスクをフィードローラ14とアッパシャーシに設けられたガイド板との間で挟持してディスクを装置奥側へ搬送する。挿入されたディスクが装置の奥まで搬送されると、ディスクは図示されないストッパにより移動を阻止されるとともに、ディスクの外周によって切換レバー33が押されて回動し、押し突片34がカム板32を前方向に押圧する。これにより、カム板32と一体のラック31が前方に移動して、回転しているアイドルギヤ30と噛み合うので、カム板32が前方向に移動し、カム板32の前部32aによりフィードローラ14のローラ軸15が押し下げられて、フィードローラ14がディスクから離れるとともに、ディスククランパ35がディスクの挿着穴をターンテーブル36に押し付けて、ディスクをターンテーブル36上に固定する。その後、スピンドルモータ37が回転し、光ピックアップが作動してディスクに対する記録再生動作が行われる。
特開平8−138298号公報
しかしながら、上記従来のディスク搬送装置では、フィードローラ14によるディスクの搬送力が、挿入時には強いためモータ負荷が相対的に大きくなり、排出時には弱いためディスクの搬送が円滑に行われないという問題があった。この問題について図4を用いて説明する。図4に示すように、第2アイドルギヤ26は、第1アイドルギヤ25およびローラギヤ27よりも下方に配置されている。図4(a)に示すディスク挿入時には、ディスク搬送モータ21のウォーム23によりウォームホイール24を介して第1アイドルギヤ25が左回転し、第2アイドルギヤ26が右回転し、ローラギヤ27が左回転して、フィードローラ14がその上のディスクをディスクガイドに押し付けて、ディスクを装置奥側に搬送する。この時、第2アイドルギヤ26が右回転して、ローラギヤ27を上方に押し付けるので、ディスクに対する押圧力が確保され、ディスクの搬送が円滑に行われる。しかしながら、ディスクを奥側に搬送完了した時点では、ディスクの移動はストッパにより停止されるものの、ディスク搬送モータ21はまだ回転しているので、フィードローラ14がスリップ動作し、この動作時にもフィードローラ14がディスクを押圧し続けているため、ディスク搬送モータ21に大きな負荷が掛かることになり、他系統のアイドルギヤ28以降に対する動作余裕が小さくなる。これに対して、図4(b)に示すディスク排出時には、ディスク搬送モータ21のウォーム23によりウォームホイール24を介して第1アイドルギヤ25が右回転し、第2アイドルギヤ26が左回転し、ローラギヤ27が右回転して、フィードローラ14がその上のディスクをディスクガイドに押し付けて、ディスクを装置手前側に搬送する。この時、第2アイドルギヤ26が左回転して、ローラギヤ27を下方に押し付けるので、フィードローラ14に下向きの力が働いて、ディスクに対する押圧力が弱まり、ディスクの反りやディスク表面の摩擦係数等によっては、フィードローラ14がローラ軸15に対してスリップして、ディスクの搬送が円滑に行われない場合がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、モータに対する負荷を軽減してディスクを円滑に搬送することのできるディスク搬送装置およびこれを備えた光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のディスク搬送装置は、ディスクに対する記録再生動作を行うために前記ディスクを光ディスク記録再生装置の奥側へ搬送し、搬送された前記ディスクを前記光ディスク記録再生装置の奥側から前方へ排出するディスク搬送装置であって、フィードローラを回転可能に支持するフィード板と、前記フィード板を回動可能に支持するロアシャーシと、前記ロアシャーシに固定されて前記フィードローラをギヤ列を介して回転させるディスク搬送モータと、アッパシャーシに設けられて前記フィードローラとの間にディスクを挟持するディスクガイドと、前記フィードローラが前記ディスクガイドに当接するように回動付勢するばねとを備えたディスク搬送装置であって、前記ギヤ列が、前記ディスク搬送モータの回転力を伝達するウォームギヤと、前記ロアシャーシに回転可能に支持されて前記ウォームギヤからの回転力を伝える第1アイドルギヤと、前記フィード板に回転可能に支持されて前記第1アイドルギヤと係脱可能な第2アイドルギヤと、前記フィードローラのローラ軸に固定されて前記第2アイドルギヤと噛み合うローラギヤとを有し、前記第2アイドルギアが前記第1アイドルギアよりも前記光ディスク記録再生装置の奥側に設けられている構成を備えている。

この構成により、第2アイドルギヤはローラギヤとともにフィード板に支持されてフィード板の揺動に追従して第2アイドルギヤが第1アイドルギヤに対して接離するので、ディスク挿入時には、ディスク搬送モータからの駆動力が、ウォームギヤから第1アイドルギヤへ伝えられ、第1アイドルギヤから第2アイドルギヤへ伝えられる時に、第1アイドルギヤによって第2アイドルギヤに対して下向きの力が加えられるので、ローラギヤを介してフィードローラには下向きの力が働き、ディスクを奥側に搬送完了してフィードローラがスリップする時にフィードローラのディスクに対する押圧力が弱まり、ディスク搬送モータの負荷が軽減され、低出力モータの採用が可能となる。これにより、電力消費が少なくなるとともにモータからの発熱も抑えられ、耐温度特性が向上し、ギヤに掛かる力も小さくなるので、比較的柔らかい樹脂材料でギヤを作ることができ、ギヤの噛み合い音によるギヤ騒音を低減することができる。また、ディスクの排出時には、第1アイドルギヤから第2アイドルギヤに対して上向きの力が加えられ、ローラギヤを介してフィードローラには上向きの力が働くので、フィードローラのディスクに対する押圧力が強まり、ディスクの排出力を高めることができる。これにより、ディスクの反りやディスク表面の摩擦係数如何に拘らず、ディスクを円滑に搬送することができる。
また、本発明のディスク搬送装置は、前記ウォームギヤが、前記ディスク搬送モータのモータ軸に固定されたウォームと、前記ロアシャーシに垂直方向に回転可能の支持されて前記ウォームに噛み合うウォームホイールと、前記ウォームホイールの上部に同軸に形成されて前記第1アイドルギヤに噛み合うウォームとを備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、ロアシャーシの下部に配置されたディスク搬送モータに対して第1アイドルギヤを上部に配置することができ、これにより、フィード板の揺動に追従して第2アイドルギヤを第1アイドルギヤに対して下方から接離させることができる。
また、本発明のディスク搬送装置は、前記フィードローラのローラ部分が前記ローラ軸に固定されていることを特徴とする構成を有している。
この構成により、ローラ部分がローラ軸に対してスリップしないので、ディスクに対する搬送力が増すとともに、ディスクを奥側に搬送完了して時点でディスク搬送モータがまだ回転している状態では、フィードローラによるディスクに対する押し付け力が弱い上に、ゴムローラがディスクに対してスリップする際の負荷により、第1アイドルギヤによる第2アイドルギヤに対する下向きの力がさらに強まるので、ゴムローラがローラ軸に固定されていても、ディスクを傷付けることなく、ディスク搬送モータに大きな負荷が掛かることもない。
また、本発明は、上記したディスク搬送装置を備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置であり、これにより、小型でディスク排出力が高く、モータ負荷が小さく、ギヤ騒音の少ない、高性能で薄型の光ディスク記録再生装置を実現することができる。
本発明は、ディスク搬送モータの駆動力をフィードローラに伝えるためのギヤ列が、ディスク搬送モータの回転力を伝達するウォームギヤと、ロアシャーシに回転可能に支持されてウォームギヤからの回転力を伝える第1アイドルギヤと、フィード板に回転可能に支持されて第1アイドルギヤと係脱可能な第2アイドルギヤと、フィードローラのローラ軸に固定されて第2アイドルギヤと噛み合うローラギヤとを備えたものであり、ディスクの挿入時には、第1アイドルギヤから第2アイドルギヤに対して下向きの力が加えられ、ローラギヤを介してフィードローラには下向きの力が働くので、フィードローラのディスクに対する押圧力が弱まり、ディスク搬送モータの負荷が軽減され、低出力モータの採用が可能となる。また、ディスクの排出時には、第1アイドルギヤから第2アイドルギヤに対して上向きの力が加えられ、ローラギヤを介してフィードローラには上向きの力が働くので、フィードローラのディスクに対する押圧力が強まり、ディスクの排出力を高めることができるという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態における車載用の光ディスク記録再生装置のディスク搬送装置を備えたロアシャーシの概略平面図であり、図2は同ディスク搬送装置における概略側面図である。本実施の形態における光ディスク記録再生装置の全体的な構成および動作は、図3および図4に示した従来例と同様であり、ディスク搬送装置の構成のみが従来例と異なる。したがって、説明の便宜上、図3および図4に示した従来例の説明に用いた符号が同様な構成要素に対して用いてある。
図1および図2において、光ディスク記録再生装置100の内部のロアシャーシ10の前部には、ディスク搬送装置11が配置されている。ディスク搬送装置11は、板金製のフィード板12を備え、フィード板12の両側部中央には、回転支軸13が外側に突出して設けられ、この回転支軸13がロアシャーシ10に回動可能に軸支されている。フィード板12の両側部後端には、中心部から両端部に向けて拡径したテーパ状のゴム製のフィードローラ14が回転可能に設けられている。フィードローラ14は、ローラ軸15に隙間ばめにより挿入され、ローラ軸15に対してスリップするようになっている。なお、ローラ軸15は、細くて長いので、補強のために中心部にスリーブ16が圧入されて、このスリーブ16をフィード板12の中央部で支持する構造になっている。フィード板12は、その両側部においてロアシャーシ10との間に設けられた引っ張りコイルばね17、18により、フィードローラ14側が上方に向くように回動付勢されている。これにより、前方からA方向へ挿入されたディスクを、フィードローラ14とアッパシャーシに設けられたディスクガイドとにより挟んで、フィードローラ14の回転によりディスクを搬送することができる。ディスクガイドは、アッパシャーシに一体または別体に設けられている。
ロアシャーシ10の前方端部の一方には、ディスク搬送モータ21が配置されている。ディスク搬送モータ21のモータ軸22には、ウォーム23が固定され、ウォーム23にはウォームホイール24の1段目の歯車24a(ウォームホイール)が噛み合い、ウォームホイール24の2段目の歯車24b(ウォーム)には第1アイドルギヤ25(ウォームホイール)が噛み合い、第1アイドルギヤ25には第2アイドルギヤ26が噛み合い、第2アイドルギヤ26には、フィードローラ14のローラ軸15に固定されたローラギヤ27が噛み合っている。ウォームホイール24および第1アイドルギヤ25は、ロアシャーシ10に回転可能に支持され、第2アイドルギヤ26およびローラギヤ27は、フィード板12に回転可能に支持されている。第2アイドルギヤ26は、第1アイドルギヤ25の下方に位置しており、フィード板12の揺動に従って第1アイドルギヤ25に対して下方から接離する。
次に、本実施の形態におけるディスク搬送装置の動作について図2を用いて説明する。図2(a)に示すディスク挿入時においては、ディスク搬送モータ21からの駆動力が、ウォーム23からウォームホイール24の1段目の歯車24aへ伝えられ、2段目の歯車24bから第1アイドルギヤ25、第2アイドルギヤ26、ローラギヤ27へ伝えられ、フィードローラ14が回転して、その上のアッパシャーシ1に設けられたディスクガイド2との間にディスクDを挟んで、ディスクDを奥側のA方向へ搬送する。このとき、第1アイドルギヤ25によって第2アイドルギヤ26に対して下向きの力F1が加えられるので、ローラギヤ27を介してフィードローラ14には下向きの力が働き、ディスクDを奥側A方向に搬送完了して、フィードローラ14がスリップする時にフィードローラ14のディスクDに対する押圧力が弱まり、ディスク搬送モータ21の負荷が軽減され、低出力モータの採用が可能となる。これにより、電力消費が少なくなるとともにモータからの発熱も抑えられ、耐温度特性が向上し、ギヤに掛かる力も小さくなるので、比較的柔らかい樹脂材料でギヤを作ることができ、ギヤの噛み合い音によるギヤ騒音を低減することができる。
一方、図2(b)に示すように、ディスクDを装置奥部から前方へのB方向へ排出する時には、第1アイドルギヤ25から第2アイドルギヤ26に対して上向きの力F2が加えられ、ローラギヤ27を介してフィードローラ14には上向きの力が働くので、フィードローラ14のディスクDに対する押圧力が強まり、ディスクDの排出力を高めることができる。これにより、ディスクの反りやディスク表面の摩擦係数如何に拘らず、ディスクを円滑に搬送することができる。
このように、本実施の形態によれば、第2アイドルギヤ26とこれに噛み合うローラギヤ27とをフィード板12に回転可能に支持するとともに、第2アイドルギヤ26をロアシャーシ10に回転可能に支持された第1アイドルギヤ25に対し下方から接離するようにしたので、ディスク挿入時には、第2アイドルギヤ25に下向きの力F1が働いて、フィードローラ14のディスクDに対する押圧力が弱まるので、ディスク挿入終了時点におけるディスク搬送モータ21の回転負荷を軽減することができ、ディスク排出時には、第2アイドルギヤ25に上向きの力F2が働いて、フィードローラ14のディスクDに対する押圧力が強まるので、ディスクDに反り等があっても排出を円滑に行うことができる。
なお、上記実施の形態においては、フィードローラ14におけるゴムローラ部分がローラ軸15に隙間ばめにより挿入され、ローラ軸15に対してスリップするように構成されているが、ゴムローラ部分をローラ軸15に圧入や接着等により固定するようにしてもよい。こうすることにより、ゴムローラ部分がローラ軸15に対してスリップしないので、ディスクに対する搬送力を向上させることができる。本発明では、ディスク挿入時には、フィードローラ14によるディスクに対する押し付け力が弱まるので、ゴムローラ部分をローラ軸15に固定することにより、押し付け力が弱まったことによる搬送力の低下を補うことができる。これに対し、ディスク搬送終了時点でディスク搬送モータ21がまだ回転している状態では、フィードローラ14がディスクに対してスリップする際の負荷により、第1アイドルギヤ25による第2アイドルギヤ26に対する下向きの力F1が一層強まるので、フィードローラ14がディスクDから離れる方向に移動してディスクDに対してスリップする。これにより、ディスクDを傷付けることもなく、ディスク搬送モータ21に大きな負荷が掛かることもない。
以上のように、本発明に係るディスク搬送装置は、ディスク挿入時には、ディスク搬送モータの負荷が軽減され、低出力モータの採用が可能となり、ディスク排出時には、ディスクの排出力を高めることができるという効果を有し、回転可能なフィードローラによりディスクを搬送するディスク搬送装置およびこれを利用した光ディスク記録再生装置等として有用である。
本発明の実施の形態における車載用の光ディスク記録再生装置のディスク搬送装置を備えたロアシャーシの概略平面図 (a)同ディスク搬送装置におけるディスク挿入時の概略側面図 (b)同ディスク搬送装置におけるディスク排出時の概略側面図 (a)従来例におけるディスク搬送装置の概略平面図 (b)同ディスク搬送装置の概略側面図 (a)従来例におけるディスク挿入時の概略側面図 (b)従来例におけるディスク排出時の概略側面図
符号の説明
1 アッパシャーシ
2 ディスクガイド
10 ロアシャーシ
11 ディスク搬送装置
12 フィード板
13 回転支軸
14 フィードローラ
15 ローラ軸
16 スリーブ
17、18 引っ張りコイルばね
21 ディスク搬送装置
22 モータ軸
23 ウォーム
24 ウォームホイール
25 第1アイドルギヤ
26 第2アイドルギヤ
27 ローラギヤ
28、29、30 アイドルギヤ
31 ラック
32 カム板
33 切換レバー
34 押し突片34
35 ディスククランパ
36 ターンテーブル
37 スピンドルモータ
100 光ディスク記録再生装置

Claims (4)

  1. ディスクに対する記録再生動作を行うために前記ディスクを光ディスク記録再生装置の奥側へ搬送し、搬送された前記ディスクを前記光ディスク記録再生装置の奥側から前方へ排出するディスク搬送装置であって、
    フィードローラを回転可能に支持するフィード板と、前記フィード板を回動可能に支持するロアシャーシと、前記ロアシャーシに固定されて前記フィードローラをギヤ列を介して回転させるディスク搬送モータと、アッパシャーシに設けられて前記フィードローラとの間にディスクを挟持するディスクガイドと、前記フィードローラが前記ディスクガイドに当接するように回動付勢するばねとを備えたディスク搬送装置であって、前記ギヤ列が、前記ディスク搬送モータの回転力を伝達するウォームギヤと、前記ロアシャーシに回転可能に支持されて前記ウォームギヤからの回転力を伝える第1アイドルギヤと、前記フィード板に回転可能に支持されて前記第1アイドルギヤと係脱可能な第2アイドルギヤと、前記フィードローラのローラ軸に固定されて前記第2アイドルギヤと噛み合うローラギヤとを有し、前記第2アイドルギアが前記第1アイドルギアよりも前記光ディスク記録再生装置の奥側に設けられていることを特徴とするディスク搬送装置。
  2. 前記ウォームギヤは、前記ディスク搬送モータのモータ軸に固定されたウォームと、前記ロアシャーシに垂直方向に回転可能の支持されて前記ウォームに噛み合うウォームホイールと、前記ウォームホイールの上部に同軸に形成されて前記第1アイドルギヤに噛み合うウォームとを備えたことを特徴とする請求項1記載のディスク搬送装置。
  3. 前記フィードローラのローラ部分が前記ローラ軸に固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスク搬送装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のディスク搬送装置を備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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