JP3892369B2 - ディスク装置 - Google Patents

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JP3892369B2
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    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/10Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing presence or absence of record in accessible stored position or on turntable

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外径が異なる2種類のディスクを搬送するディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のディスク装置としては、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)などのディスクを駆動して情報の記録または再生を行うディスク装置が普及している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このような従来のディスク装置300は、図14および図15に示すように、12cmディスクおよび8cmディスクを含むディスクが挿入されるディスク挿入口311が形成された筐体310と、筐体310に回転可能に支持され、ディスクを保持するディスク保持部322と、ディスク挿入口311に沿って配設され、ディスクの一面に摺接する摺接面341を有するガイド部材340と、筐体310に回動可能に支持され、ガイド部材340の摺接面341に対して平行に配設された軸部材352と、軸部材352に同軸に保持され、ディスク挿入口311に挿入されたディスクをガイド部材340の摺接面341との間に挟持してディスク保持部322に搬送する搬送ローラ対353、354と、ディスク保持部322の周囲に配設され、搬送ローラ対353、354によって搬送されたディスクの外周部に当接して8cmディスクをディスク保持部322に定置させる定置部材370a、370bと備えている。ディスク挿入口311は、筐体310の角側に位置する端部311a、311bと、端部311a、311bの中央に位置する中央部311cとを有している。
【0004】
以下、ディスク装置300が8cmディスクを搬送する際の動作について説明する。なお、図16から図19において、網目状のハッチングを付した部分は、部材の断面を示すものではなく、ディスクが搬送ローラ対353、354に当接する部分、即ち、ディスクが搬送ローラ対353、354から搬送力を受ける部分を示すものである。
【0005】
8cmディスク390がディスク挿入口311の端部311aに挿入されると、図16に示すように、搬送ローラ353は、8cmディスク390の外周部に当接し、8cmディスク390を搬送ローラ353とガイド部材340の摺接面341との間に挟持して図中の矢印301方向に搬送する。このとき、8cmディスク390は、搬送ローラ354から離隔している。
【0006】
8cmディスク390が矢印301方向に搬送されると、図17に示すように、定置部材370aが8cmディスク390の外周部に当接する。このとき、定置部材370aが8cmディスク390の外周部に当接した状態で、搬送ローラ353が8cmディスク390を矢印301方向に押圧することにより、8cmディスク390は、図中の矢印302方向に回転するとともに、図中の矢印303方向に移動する。
【0007】
8cmディスク390が矢印303方向に移動すると、図18に示すように、搬送ローラ354が8cmディスク390の外周部に当接する。このとき、搬送ローラ353の搬送力が搬送ローラ354の搬送力よりも大きいので、8cmディスク390は、矢印302方向に回転するとともに、矢印303方向に移動する。
【0008】
8cmディスク390が矢印303方向に移動すると、図19に示すように、定置部材370bが8cmディスク390の外周部に当接する。このとき、搬送ローラ対353、354は、2つの定置部材370a、370bが8cmディスク390の外周部に均等に当接するまで8cmディスク390の搬送を継続する。そして、搬送ローラ対353、354は、2つの定置部材370a、370bが8cmディスク390の外周部に均等に当接し、8cmディスク390がディスク保持部322に定置した後、8cmディスク390の搬送を終了する。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−344861号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のディスク装置においては、図18に示した状態で、搬送ローラ354が8cmディスク390を矢印301方向に押圧しているため、8cmディスク390の矢印302方向の回転および矢印303方向の移動、即ち、8cmディスク390のセンタリング動作を妨げてしまい、8cmディスク390をディスク保持部322に確実に定置させることができないという問題があった。
【0011】
そこで、本発明は、このような問題を解決するため、ディスクをディスク保持部に確実に定置させることができるディスク装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のディスク装置は、ディスクが挿入されるディスク挿入口が形成された筐体と、前記筐体に回転可能に支持され、前記ディスクを保持するディスク保持部と、前記筐体の前記ディスク挿入口に沿って配設され、前記ディスクの一面に摺接する摺接面を有するガイド部材と、前記筐体に回動可能に支持され、前記ガイド部材の前記摺接面に対して平行に配設された軸部材と、前記軸部材に同軸に保持され、前記筐体の前記ディスク挿入口に挿入された前記ディスクを前記ガイド部材の前記摺接面との間に挟持して前記ディスク保持部に搬送する搬送ローラ対と、前記ディスク保持部の周囲に配設され、前記搬送ローラ対によって搬送された前記ディスクの外周部に当接して前記ディスクを前記ディスク保持部に定置させる定置部材と、前記軸部材に装着され、前記搬送ローラ対の間に介在して前記搬送ローラ対を前記軸部材の両端部側に離隔させる離隔部材とを備えた構成を有している。
【0013】
この構成により、本発明のディスク装置は、ディスクのセンタリング動作時には、搬送ローラ対の一方がディスクの外周部に当接し、搬送ローラ対の他方がディスクから離隔しているので、ディスクをディスク保持部に確実に定置させることができる。
【0014】
また、本発明のディスク装置は、前記離隔部材は、少なくとも挿入される前記ディスクに対向する面において前記搬送ローラ対よりも外径が小さくなるように設けられた構成を有している。
【0015】
この構成により、本発明のディスク装置は、搬送ローラ対がディスクの外周部に当接してディスクを搬送するときに、離隔部材がディスクから離隔しているので、ディスクの損傷を防止することができる。
【0016】
また、本発明のディスク装置は、前記離隔部材は、前記搬送ローラ対側に位置する両端部と、前記両端部の中間に位置する中間部とを有し、少なくとも挿入される前記ディスクに対向する面において前記両端部から前記中間部に向かって外径が小さくなるように設けられた構成を有している。
【0017】
この構成により、本発明のディスク装置は、搬送ローラ対の一方がディスクの外周部に当接してディスクを搬送するときに、離隔部材の両端部の一方がディスクの外周部に摺接するので、ディスクの損傷を防止することができる。
【0018】
また、本発明のディスク装置は、前記離隔部材は、自己潤滑性を有する樹脂によって形成された構成を有している。
【0019】
この構成により、本発明のディスク装置は、離隔部材がディスクに滑らかに摺接するので、ディスクの損傷を防止することができる。
【0020】
また、本発明の電子機器は、ディスク装置を備えた構成を有している。
【0021】
この構成により、本発明の電子機器は、ディスクのセンタリング動作時には、搬送ローラ対の一方がディスクの外周部に当接し、搬送ローラ対の他方がディスクから離隔しているので、ディスクをディスク保持部に確実に定置させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0023】
図1から図12は、本実施の形態に係るディスク装置およびディスク装置を備えた電子機器を示す図である。
【0024】
まず、本実施の形態に係るディスク装置およびディスク装置を備えた電子機器の構成について説明する。
【0025】
図1において、電子機器100は、DVD、CDなどのディスクを駆動して情報の記録または再生を行うディスク装置200、カセットテープを駆動して情報の記録または再生を行うカセットテープ装置、ラジオ放送電波を受信して音声信号に復調するラジオ装置などが組み込まれた枠体110と、電子機器100の各種機能を操作する複数の操作釦120が配設された操作盤130とを備えており、自動車などの車両に搭載されるようになっている。
【0026】
ディスク装置200は、図2から図4に示すように、12cmディスクおよび8cmディスクを含むディスクが挿入されるディスク挿入口211が形成された筐体210と、筐体210に弾性的に支持されたフローティングユニット220と、フローティングユニット220に回動可能に支持されたクランプユニット230と、ディスクの一面に摺接する摺接面241を有するガイド部材240と、筐体210に回動可能に支持され、ガイド部材240の摺接面241に対向するフィードユニット250とを備えている。
【0027】
筐体210は、一面が開口した箱形状のロアシャーシ213と、ロアシャーシ213の開口端部に固定されたアッパシャーシ214とを有しており、電子機器100の枠体110に取り付けられるようになっている。ディスク挿入口211は、ロアシャーシ213とアッパシャーシ214との間に形成されており、ロアシャーシ213の角側に位置する端部211a、211bと、端部211a、211bの中央に位置する中央部211cとを有している。ガイド部材240は、ディスク挿入口211に沿って配設され、アッパシャーシ214に固定されている。
【0028】
フローティングユニット220は、図示しないバネ、ダンパなどの振動吸収部材を介してロアシャーシ213に取り付けられたサスペンションシャーシ221と、サスペンションシャーシ221に回転可能に支持され、ディスクを保持して回転駆動するディスク保持部としてのターンテーブル222と、ターンテーブル222を回転させる図示しないモータと、ターンテーブル222によって回転駆動されたディスクに光を照射して情報の記録または再生を行う図示しない光ピックアップとを有している。
【0029】
クランプユニット230は、フローティングユニット220に取り付けられた取付部231a、231bを中心に回動するクランプ板231と、バネ233を介してクランプ板231に弾性的に支持されたディスククランプ232とを有しており、ディスクがターンテーブル222に保持されるときには、クランプ板231がフローティングユニット220側に回動し、ディスククランプ232がディスクの中心部に当接して、ディスククランプ232とターンテーブル222との間にディスクを挟持するようになっている。
【0030】
ガイド部材240は、ディスク挿入口211に挿入されたディスクの幅方向の位置を規制する規制部240a、240bを有しており、規制部240a、240bは、ディスク挿入口211の端部211a、211bに配設されている。ガイド部材240は、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの自己潤滑性を有する樹脂によって形成されている。
【0031】
フィードユニット250は、ロアシャーシ213に取り付けられた取付部251a、251bを中心に回動するフィード板251と、フィード板251に回動可能に支持され、ガイド部材240の摺接面241に対して平行に配設された軸部材252と、軸部材252を回動させる図示しないモータと、軸部材252に同軸に保持され、ディスク挿入口211に挿入されたディスクをガイド部材240の摺接面241との間に挟持してターンテーブル222に搬送する搬送ローラ対253、254と、軸部材252に装着され、搬送ローラ対253、254の間に介在して搬送ローラ対253、254を軸部材252の端部252a、252b側に離隔させる離隔部材としてのカラー255とを有しており、ディスクがターンテーブル222に搬送されるときには、フィード板251がガイド部材240側に回動し、搬送ローラ対253、254がディスクの外周部に当接して、搬送ローラ対253、254とガイド部材240との間にディスクを挟持するようになっている。
【0032】
搬送ローラ対253、254は、軸部材252の端部252a、252b側に位置する外端部253a、254aと、カラー255側に位置する内端部253b、254bとを有しており、外端部253a、254aから内端部253b、254bに向かって外径が小さくなるように設けられたテーパ形状になっている。搬送ローラ対253、254は、軸部材252の外周面に当接する内周面を有しており、軸部材252の回動に連動して回動するようになっている。搬送ローラ対253、254は、シリコンゴム(Si)などのゴムによって形成されている。
【0033】
カラー255は、搬送ローラ対253、254の内端部253b、254bよりも外径が小さくなるように設けられている。カラー255は、搬送ローラ対253、254側に位置する端部255a、255bと、端部255a、255bの中間に位置する中間部255cとを有しており、端部255a、255bから中間部255cに向かって外径が小さくなるように設けられた鼓形状になっている。カラー255は、軸部材252の外周面に摺接する内周面を有しており、フィード板251から離隔している。カラー255は、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの自己潤滑性を有する樹脂によって形成されている。
【0034】
また、ディスク装置200は、ターンテーブル222の周囲に配設され、搬送ローラ対253、254によって搬送された12cmディスクの外周部に当接して12cmディスクをターンテーブル222に定置させる定置部材260a、260bと、ターンテーブル222の周囲に配設され、搬送ローラ対253、254によって搬送された8cmディスクの外周部に当接して8cmディスクをターンテーブル222に定置させる定置部材270a、270bと備えている。なお、ディスクがターンテーブル222に定置した状態では、ディスクは、ターンテーブル222に対して所定の位置、即ち、ディスククランプ232とターンテーブル222との間に挟持される位置に停止するようになっている。
【0035】
定置部材260a、260bは、クランプ板231の一端からフローティングユニット220側に突出する1対の突出片によって構成されている。定置部材270a、270bは、クランプ板231に移動可能に支持された1対のピンによって構成されている。定置部材270a、270bは、クランプ板231側に倒伏する第1の位置とフローティングユニット220側に突出する第2の位置とに移動するようになっており、図示しない位置規制機構によって、12cmディスクが搬送されるときには、第1の位置に規制されて12cmディスクを通過させ、8cmディスクが搬送されるときには、第2の位置に規制されて8cmディスクに当接するようになっている。
【0036】
搬送ローラ対253、254は、軸方向の長さがそれぞれ約40mmであり、8cmディスクがターンテーブル222に定置した状態で、搬送ローラ対253、254の内端部253b、254bが8cmディスクに対して約10mm重なる位置に設けられている。カラー255は、軸方向の長さが約40mmであり、搬送ローラ対253、254の内端部253b、254bの間に位置する軸部材252の外周面を被覆するようになっている。
【0037】
次に、本実施の形態に係るディスク装置の動作について説明する。なお、図5から図12において、網目状のハッチングを付した部分は、部材の断面を示すものではなく、ディスクが搬送ローラ対253、254に当接する部分、即ち、ディスクが搬送ローラ対253、254から搬送力を受ける部分を示すものである。
【0038】
まず、12cmディスクを搬送する際の動作について説明する。
【0039】
12cmディスク280がディスク挿入口211に挿入されると、図5に示すように、搬送ローラ対253、254は、12cmディスク280の外周部に当接し、12cmディスク280を搬送ローラ対253、254とガイド部材240の摺接面241との間に挟持して図中の矢印201方向に搬送する。このとき、12cmディスク280は、カラー255から離隔している。
【0040】
12cmディスク280が矢印201方向に搬送されると、図6に示すように、定置部材260a、260bが12cmディスク280の外周部に当接する。このとき、搬送ローラ対253、254は、2つの定置部材260a、260bが12cmディスク280の外周部に均等に当接するまで12cmディスク280の搬送を継続する。そして、搬送ローラ対253、254は、2つの定置部材260a、260bが12cmディスク280の外周部に均等に当接し、12cmディスク280がターンテーブル222に定置した後、12cmディスク280の搬送を終了する。
【0041】
次に、8cmディスクを搬送する際の動作について、8cmディスクがディスク挿入口211の中央部211cに挿入された場合と、8cmディスクがディスク挿入口211の端部211aに挿入された場合とに分けて説明する。
【0042】
8cmディスク290がディスク挿入口211の中央部211cに挿入された場合には、図7に示すように、搬送ローラ対253、254は、8cmディスク290の外周部に当接し、8cmディスク290を搬送ローラ対253、254とガイド部材240の摺接面241との間に挟持して図中の矢印201方向に搬送する。このとき、8cmディスク290は、カラー255から離隔している。
【0043】
8cmディスク290が矢印201方向に搬送されると、図8に示すように、定置部材270a、270bが8cmディスク290の外周部に当接する。このとき、搬送ローラ対253、254は、2つの定置部材270a、270bが8cmディスク290の外周部に均等に当接するまで8cmディスク290の搬送を継続する。そして、搬送ローラ対253、254は、2つの定置部材270a、270bが8cmディスク290の外周部に均等に当接し、8cmディスク290がターンテーブル222に定置した後、8cmディスク290の搬送を終了する。
【0044】
一方、8cmディスク290がディスク挿入口211の端部211aに挿入された場合には、図9に示すように、搬送ローラ253は、8cmディスク290の外周部に当接し、8cmディスク290を搬送ローラ253とガイド部材240の摺接面241との間に挟持して図中の矢印201方向に搬送する。このとき、8cmディスク290は、搬送ローラ254から離隔している。
【0045】
8cmディスク290が矢印201方向に搬送されると、図10に示すように、定置部材270aが8cmディスク290の外周部に当接する。このとき、定置部材270aが8cmディスク290の外周部に当接した状態で、搬送ローラ253が8cmディスク290を矢印201方向に押圧することにより、8cmディスク290は、図中の矢印202方向に回転するとともに、図中の矢印203方向に移動する。
【0046】
8cmディスク290が矢印203方向に移動すると、図11に示すように、カラー255の端部255bが8cmディスク290の外周部に摺接する。このとき、搬送ローラ253が8cmディスク290の外周部に当接し、搬送ローラ254が8cmディスク290から離隔しているので、8cmディスク290は、矢印202方向に回転するとともに、矢印203方向に移動する。
【0047】
8cmディスク290が矢印203方向に移動すると、図12に示すように、搬送ローラ254が8cmディスク290の外周部に当接するとともに、定置部材270bが8cmディスク290の外周部に当接する。このとき、搬送ローラ対253、254は、2つの定置部材270a、270bが8cmディスク290の外周部に均等に当接するまで8cmディスク290の搬送を継続する。そして、搬送ローラ対253、254は、2つの定置部材270a、270bが8cmディスク290の外周部に均等に当接し、8cmディスク290がターンテーブル222に定置した後、8cmディスク290の搬送を終了する。
【0048】
以上説明したように、本実施の形態では、搬送ローラ対253、254が軸部材252の端部252a、252b側に所定距離だけ離隔しており、8cmディスク290の矢印202方向の回転および矢印203方向の移動、即ち、8cmディスク290のセンタリング動作時には、搬送ローラ対253、254の一方が8cmディスク290の外周部に当接し、搬送ローラ対253、254の他方が8cmディスク290から離隔しているので、8cmディスク290をターンテーブル222に確実に定置させることができる。
【0049】
また、本実施の形態では、搬送ローラ対253、254がディスクの外周部に当接してディスクを搬送するときに、カラー255がディスクから離隔しているので、ディスクの損傷を防止することができる。
【0050】
また、本実施の形態では、カラー255は、搬送ローラ対253、254の内端部253b、254bよりも外径が小さいので、搬送ローラ対253、254の一方がディスクの外周部に当接してディスクを搬送するときに、カラー255がディスクから離隔しやすく、また、この場合にカラー255とディスクが接する場合は、カラー255の端部255a、255bの一方がディスクの外周部に摺接するので、ディスクの損傷を防止することができる。
【0051】
また、本実施の形態では、カラー255が自己潤滑性を有する樹脂によって形成されており、カラー255がディスクに滑らかに摺接するので、ディスクの損傷を防止することができる。
【0052】
また、本実施の形態において、カラー255は、軸部材252に装着されてフィード板251から離隔しているが、図13に示すように、カラー255を用いたフィードユニット250にかえて離隔部材としてカラー355を用いたフィードユニット350を使用してもよい。図13は、フィードユニット350をディスクが挿入される正面側から見た図である。ここで、カラー355は、挿入されるディスクに対向する上面においては、搬送ローラ対253、254の内端部253b、254bよりも外径が小さく、かつ、搬送ローラ対253、254側に位置する端部355a、355bから、それぞれ端部355a、355bの中間に位置する中間部355cに向かって外径が小さくなり、また、ディスクに対向する面とは逆側の端部355dがフィード板251に固定されている。このように、少なくともディスクに対向する面において搬送ローラ対253、254よりも外径が小さいカラー355を用いた場合にも、ディスクが搬送されるときに、カラー355がディスクから離隔、あるいは、カラー355の端部355a、355bの一方がディスクの外周に摺接するので、ディスクの損傷を防止することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディスクをディスク保持部に確実に定置させることができるディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子機器の正面図
【図2】本発明の一実施の形態に係るディスク装置の平面図
【図3】本発明の一実施の形態に係るディスク装置の正面図
【図4】本発明の一実施の形態に係るディスク装置の軸部材、搬送ローラ対およびカラーの平面図
【図5】本発明の一実施の形態に係るディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図6】本発明の一実施の形態に係るディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図7】本発明の一実施の形態に係るディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図8】本発明の一実施の形態に係るディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図9】本発明の一実施の形態に係るディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図10】本発明の一実施の形態に係るディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図11】本発明の一実施の形態に係るディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図12】本発明の一実施の形態に係るディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図13】本発明の他の実施の形態に係るディスク装置のフィードユニットの正面図
【図14】従来のディスク装置の平面図
【図15】従来のディスク装置の正面図
【図16】従来のディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図17】従来のディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図18】従来のディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【図19】従来のディスク装置のディスク搬送動作を示す平面図
【符号の説明】
100 電子機器
200 ディスク装置
210 筐体
211 ディスク挿入口
222 ターンテーブル(ディスク保持部)
240 ガイド部材
241 摺接面
252 軸部材
252a、252b 端部
253、254 搬送ローラ対
255 カラー(離隔部材)
255a、255b 端部
255c 中間部
260a、260b、270a、270b 定置部材

Claims (4)

  1. ディスクが挿入されるディスク挿入口が形成された筐体と、
    前記筐体に回転可能に支持され、前記ディスクを保持するディスク保持部と、
    前記筐体の前記ディスク挿入口に沿って配設され、前記ディスクの一面に摺接する摺接面を有するガイド部材と、
    前記筐体に回動可能に支持され、前記ガイド部材の前記摺接面に対して平行に配設された軸部材と、
    前記軸部材に同軸に保持され、前記筐体の前記ディスク挿入口に挿入された前記ディスクを前記ガイド部材の前記摺接面との間に挟持して前記ディスク保持部に搬送する搬送ローラ対と、
    前記ディスク保持部の周囲に配設され、前記搬送ローラ対によって搬送された前記ディスクの外周部に当接して前記ディスクを前記ディスク保持部に定置させる定置部材と、
    前記軸部材に装着され、前記搬送ローラ対の間に介在して前記搬送ローラ対を前記軸部材の両端部側に離隔させる離隔部材とを備え、前記離隔部材は自己潤滑性を有する樹脂によって形成されたことを特徴とするディスク装置。
  2. 前記離隔部材は、少なくとも挿入される前記ディスクに対向する面において前記搬送ローラ対よりも外径が小さくなるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記離隔部材は、前記搬送ローラ対側に位置する両端部と、前記両端部の中間に位置する中間部とを有し、少なくとも挿入される前記ディスクに対向する面において前記両端部から前記中間部に向かって外径が小さくなるように設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスク装置。
  4. 請求項1から請求項3までの何れかに記載のディスク装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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