JP3402413B2 - ディスクプレーヤの誤挿入防止装置 - Google Patents

ディスクプレーヤの誤挿入防止装置

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JP3402413B2 JP33816994A JP33816994A JP3402413B2 JP 3402413 B2 JP3402413 B2 JP 3402413B2 JP 33816994 A JP33816994 A JP 33816994A JP 33816994 A JP33816994 A JP 33816994A JP 3402413 B2 JP3402413 B2 JP 3402413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク
(CD)やミニディスク(MD)などが導入されたとき
にこの導入を検知する検知手段が設けられたディスクプ
レーヤに係り、特にディスクが駆動機構内に設置されて
いるときに、前記検知手段を利用して別のディスクの挿
入を防止できるようにしたディスクプレーヤの誤挿入防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用のディスクプレーヤでは、
ディスクが導入されると、この導入が光学検知器などに
より検知される。この検知出力に基づいて搬送機構のロ
ーラが駆動されてディスクが駆動機構内に搬入され、駆
動機構内にてディスクがクランプされる。このとき、搬
送機構を構成するローラがディスクから離れ、ディスク
に対する搬送力が断たれる。そしてディスクが駆動機構
内で回転駆動され、ディスクに記録された信号の再生な
どが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車載用のディスクプレ
ーヤでは、ディスクを導入する挿入口がスリット状に開
口しているため、ディスクが駆動機構内に既に設置され
ているときに、誤って別のディスクが前記挿入口から挿
入されるおそれがある。前述のように、ディスクが駆動
機構内に設置されているときには、駆動機構を構成する
ローラがディスクに搬送力を与えない位置へ移動してい
るため、別のディスクが搬送機構により重複して搬入さ
れることはない。ただし、別のディスクが誤って強い力
で挿入されると、ディスクの先端が駆動機構内に至りク
ランパなどの部材に当たって、ディスクを損傷すること
になる。
【0004】このような誤挿入を防止するために、前記
挿入口の内側に別のディスクの挿入を阻止する誤挿入防
止機構を設けることも考えられる。ただし、この機構
は、駆動機構内にディスクが無いときにはディスクの導
入を許容し、駆動機構内にディスクが有るときにはディ
スクの導入を拒否するという識別動作を行う必要があ
る。そのため駆動機構内でのディスク装填を検知する検
知装置に連動させて制御する必要があり、動作が非常に
複雑なものとなる。このような識別動作を行う誤挿入防
止機構を設けることは、装置の構造を複雑化することに
なる。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、ディスクの導入を検知する検知手段を利用し、さ
らにはディスク搬送機構のローラ支持部材の動作を利用
して、別のディスクの導入を確実に阻止できるようにし
たディスクプレーヤの誤挿入防止装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクプレー
ヤの誤挿入防止装置は、ディスクに押されて互いに接近
する方向と離れる方向へ回動する一対の検知ピンと、
記検知ピンを互いに接近する方向へ付勢する付勢部材
と、前記検知ピンが互いに離れる方向へ移動したことを
検知するスイッチと、前記スイッチの検知出力に基づい
て始動して前記ディスクへ送り力を与えるローラと、前
記ローラを支持してこのローラをディスクを搬送できる
搬送位置とディスクから離れる退避位置とへ移動させる
支持部材と、前記ローラの奥側に設けられて前記ディス
クを回動駆動する駆動機構とを有し、前記支持部材は、
装置奥側で前記ローラを支持しディスク挿入口側に拘束
部材を有して回動自在に設けられており、前記支持部材
がローラを前記搬送位置へ移動させているときに前記検
知ピンが前記拘束部材で拘束されず、前記支持部材が回
動してローラが前記搬送位置から退避位置へ移動すると
きに、前記拘束部材によって前記一対の検知ピンが外側
から挟まれて前記検知ピンが前記スイッチを動作させる
方向へ移動しないように拘束されるとともに、前記検知
ピンにより別のディスクの挿入が阻止されることを特徴
とするものである。
【0007】ディスクがCDなどの場合には、前記検知
ピンは、ディスクの挿入力により、ディスクの周縁部を
摺動して移動し、この移動を電気的に検知してディスク
の導入を検知し、ディスクが完全に搬入されたときに、
検知ピンがディスクの後端側の周縁に沿って基の位置へ
復帰するものとなる。あるいはディスクがMDなどのよ
うに平面形状が矩形状のカートリッジに収納されている
ものである場合には、挿入されるカートリッジの先端に
押されて検知ピンが装置内方へ回動しまたは倒れるなど
の動作で移動し、この移動を電気的に検知してディスク
の導入を検知できるものとなり、また検知ピンは、カー
トリッジが完全に搬入されたときに基の位置へ復帰する
ものとなる。
【0008】拘束部材は、ディスクが駆動機構内に位置
しているときに、基の位置へ復帰した検知ピンを移動さ
せない状態に支えまたは規制するきわめて簡単なもので
よい。
【0009】また、前記両検知ピンが前記付勢部材の付
勢力によって互いに接近したときの対向間隔が、ディス
クの直径よりも短く設定されているものである。
【0010】
【作用】上記手段では、ディスクが導入されると、この
ディスクに押されて検知ピンが移動し、この移動が電気
的または光学的に検知されてディスクの導入が検出され
る。ディスクが導入されたときの検知ピンは、ディスク
の挿入側前方の周縁部に摺動して側方へ移動し、または
導入されるディスクの先端またはカートリッジの先端に
押されて装置内方へ回動し、または倒れるように移動す
る。ディスクが排出されるときには、ディスクの排出側
先端の周縁部を摺動して検知ピンが再び移動しディスク
の排出が完了したときに基の位置へ復帰する。また装置
内方へ移動しまたは倒れ移動する検知ピンの場合には、
ディスクの排出の際に、外力により検知ピンをディスク
の排出の妨げにならない位置へ移動させ、その後に基の
位置へ復帰させる。
【0011】前記手段では、ディスクが検知ピンにより
検知され、搬送機構により駆動機構内に設置されたとき
に、基の位置へ復帰した検知ピンが拘束部材により拘束
される。したがって、別のディスクが挿入されたときに
は、この検知ピンが動くことがなく、よってこの検知ピ
ンにより別のディスクまたはカートリッジの重複挿入が
防止される。
【0012】拘束部材は、例えば駆動機構のクランプ動
作などに連動して、検知ピンを拘束する位置へ移動する
ものとして構成できる。また、搬送機構に設けられたロ
ーラの移動力を使用して検知ピンを拘束することが可能
である。例えば、ローラがローラ支持部材に設けられ、
ディスクが駆動機構内に搬入されたときに、支持部材が
動作してローラがディスクから離れる方向へ移動するも
のである場合には、この支持部材に拘束部材を一体に設
け、支持部材が回動するなどの動作を行ったときに拘束
部材が検知ピンを拘束する位置へ移動できるようにす
る。または支持部材の移動力を利用し、この支持部材と
別体に設けられた拘束部材を動作させて、検知ピンを拘
束する位置へ移動させることも可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明のディスクプレーヤの一例として車載用のCDプ
レーヤの一部を示す分解斜視図、図2と図3はディスク
の導入動作を示す平面図、図4(A)(B)はローラお
よび拘束部材の動作を示す側面断面図である。符号10
は板金製の筐体であり、側板11などが折曲げ形成され
ている。筐体10の前方には、合成樹脂製の化粧部とな
るノーズ部(図示せず)が取り付けられ、このノーズ部
にディスクの挿入口がスリット状に開口している。
【0014】挿入口の内側では、筐体10の上方に支持
板12が固定されている。この支持板12は板金材料な
どにより形成されており、筐体10の上部にねじなどに
より固定されている。この支持板12の下側に、ディス
クを内外に搬送するための搬送機構を構成するガイドト
ップ(ガイド部材)13と、ローラ14とが設けられて
いる。
【0015】ガイドトップ13は、摩擦係数の小さい合
成樹脂材料により射出成形されたものである。ガイドト
ップ13の中心位置には前後に延びる支持軸13aと1
3bとが一体に形成されている。支持板12には、折曲
片12aと12cが設けられ、それぞれの折曲片12a
と12cに支持穴12bと12dが形成されている。ガ
イドトップ13に設けられた前記支持軸13aと13b
は前記支持穴12bと12dに挿入され、ガイドトップ
13は、支持軸13aと13bを支点としてα方向また
はβ方向へ回動できるように支持されている。またガイ
ドトップ13には、弾性片13dと13eが一体に形成
され、それぞれの弾性片13dと13eの先端が支持板
12の下面に当たって、ガイドトップ13がαとβの回
動方向の中立位置に維持されるものとなっている。
【0016】ガイドトップ13の下面13hには、挟持
面13iおよび13jと、両挟持面13iと13jの中
間に位置する凹部13kとが形成されている。図4
(A)に示すように、ローラ14は前記凹部13kに対
向し、搬入されるディスクDは、挟持面13i,13j
およびローラ14とで挟持される。前記ローラ14はロ
ーラ軸15の外周に合成ゴムなどが固着され、もしくは
摺動可能に形成されたものであり、ローラ14は中心部
にて径が細く、両端に向くにしたがって径が大きくなる
形状である。ガイドトップ13は中心部に設けられた支
持軸13a,13bを支点として回動動作するものであ
るため、ガイドトップ13とローラ14とで、ディスク
Dが常に均等な力で保持されるものとなっている。
【0017】上記ローラ14のローラ軸15の両端部
は、支持部材16の支持片16a,16aに回転自在に
支持され、ローラ軸15の一端には歯車19が固定され
ている。筐体10内に設けられたモータからの動力は図
示しない歯車列から前記歯車19に伝達され、ローラ軸
15およびローラ14が両方向へ回転駆動される。前記
支持部材16は板金によりコの字状に曲げ形成されたも
のであり、前記支持片16a,16aに設けられた支持
軸16b,16bが、筐体10の側板11に形成された
支持孔17,17に回動自在に支持されている。また、
支持部材16はスプリング18,18に付勢され、常に
ローラ14がガイドトップ13に圧接する方向へ付勢さ
れている。また支持部材16の、両支持片16a,16
aを結ぶ連結片16cには、ディスクDの挿入口の方向
へ向く所定間隔の拘束部材16d,16dが突出形成さ
れている。
【0018】図2と図3に示すように、ガイドトップ1
3とローラ14とで構成される搬送機構の奥側には、駆
動機構Mが設けられている。この駆動機構Mには、ディ
スクDの中心部が設置されるターンテーブルTとこれを
回転駆動するスピンドルモータ、ディスクDの中心をタ
ーンテーブルTにクランプするクランパ(図示せず)、
および光ヘッドHなどが設けられている。前記搬送機構
よりも挿入口側の位置には、一対の検知ピン21,21
が設けられている。この検知ピン21,21は、ディス
クDの挿入検知を行うものである。検知ピン21,21
の基部21a,21aは、筐体10の底面に固定された
軸22,22に対して回動自在に支持されている。また
検知ピン21,21は付勢部材となるスプリング23,
23により互いの距離が近づく方向へ復帰付勢されてい
る。復帰付勢された両検知ピン21と21が、筐体10
の底面に設けられたストッパ24,24に当たった状態
で、検知ピン21と21の対向間隔は所定寸法Wとな
る。
【0019】上記対向間隔Wは、このディスクプレーヤ
に装填されるディスク(コンパクトディスク)Dの直径
(12cm)よりも短くなっており、ディスクDが挿入
されると、必ず両検知ピン21,21がディスクDの先
端の周縁部を摺動して共に(イ)方向へ移動する。両検
知ピン21,21が共に(イ)方向へ所定距離移動(回
動)したことが図示しないスイッチにより電気的に検知
されると、所定のディスクDが挿入されたことが検知さ
れる。
【0020】なお、このディスクプレーヤは直径12c
mのディスクのみの挿入を受け付けるものであり、よっ
てこれよりも小さな径のディスクあるいは他の異物が挿
入されたときには、一対の検知ピン21,21が同時に
(イ)方向へ所定距離移動することがない。ローラ14
を駆動するモータは、両検知ピン21,21が共に
(イ)方向へ所定距離移動したことが検知されたときに
のみ始動されるものとなり、よって、小径のディスクや
異物が挿入されたときには、ローラ14が回転しないも
のとなっている。
【0021】次に上記車載用CDプレーヤのディスク搬
送動作について説明する。ディスクDの挿入を待機して
いるとき、支持部材16は、図4(A)に示すように支
持軸16b,16bを支点として反時計方向へ回動して
おり、スプリング18,18の付勢力により、ローラ1
4がガイドトップ13の方向へ弾圧付勢されている。ま
た検知ピン21,21は、付勢部材であるスプリング2
3,23の付勢力によりストッパ24,24に当たる基
の位置に復帰させられている。検知ピン21,21がス
トッパ24,24に当たっている状態を符号(ロ)で示
している。
【0022】支持部材16が図4(A)に示すように反
時計方向へ回動していると、一対の拘束部材16d,1
6dが、検知ピン21,21の(イ)方向への回動領域
から離れている(図2参照)。したがって、挿入口から
ディスクDが導入されると、ディスクDの導入方向先方
の周縁部が検知ピン21,21に当たり、ディスクDの
導入力により、一対の検知ピン21と21は、ディスク
Dの先方の円弧周縁部を摺動して、それぞれ(イ)方向
へ移動する。検知ピン21と21が(イ)方向へ所定距
離移動したことがスイッチにより電気的に検知される
と、モータが始動し、その動力が歯車列から歯車19に
伝達され、ローラ軸15およびローラ14が回転する。
そしてディスクDの挿入方向先端が、ガイドトップ13
の挟持面13i,13jとローラ14とで挟持され、ロ
ーラ14の回転力によって、ディスクDが駆動機構M内
へ搬送される。
【0023】ディスクDが駆動機構Mの方向へ移動し図
2にて鎖線で示す位置に至ると、検知ピン21,21は
ディスクDの周縁部を摺動して図2にて(ハ)で示す位
置まで移動する。その後さらにディスクDが駆動機構M
の方向へ移動すると、スプリング18,18により付勢
されている検知ピン21,21は、ディスクDの導入方
向後方の円弧状の周縁部を摺動し、一対の検知ピン2
1,21はストッパ24,24に当たる基の位置(ロ)
に復帰する。
【0024】検知ピン21,21が基の位置(ロ)に復
帰し、さらにディスクDが搬送されて、ディスクDの中
心部が駆動機構MのターンテーブルTにクランプされる
直前に、図示しない退避機構により、支持部材16が図
4(B)に示すように時計方向へ回動させられ、ローラ
14がディスクDの搬送位置から下方へ退避する。図4
(B)では、ターンテーブルT上にクランプされた状態
のディスクDを図示している。
【0025】図4(B)の状態では、支持部材16に一
体に突出形成された拘束部材16d,16dが、検知ピ
ン21,21の(イ)方向への回動領域内に入り込み、
図3に示すように、拘束部材16d,16dが、一対の
検知ピン21,21を外側から挟み込む状態に拘束す
る。よって、ディスクDが駆動機構M内に設置されてい
る状態において、新たな別のディスクDが挿入口から導
入されたとき、このディスクDの導入方向先端が検知ピ
ン21,21に当たっても、拘束部材16d,16dで
拘束されている検知ピン21,21が(イ)方向へ移動
することができない。よって別のディスクDが検知ピン
21,21に当たった位置からさらに装置内方へ入り込
むことがない。
【0026】再生などが完了したディスクDが排出され
るときには、ターンテーブルTに対するディスクDのク
ランプが解除され、さらに支持部材16が図4(A)に
示すように反時計方向へ回動し、クランプが解除されて
自由状態となったディスクDが、ローラ14と挟持面1
3i,13jとで挟持される。そしてモータによりロー
ラ14が駆動され、ディスクDが挿入口から排出され
る。
【0027】この時点では、図4(A)に示すように、
拘束部材16d,16dは、検知ピン21,21の回動
領域から外れているため、検知ピン21,21は、排出
されるディスクDの周縁部を摺動して、一度軌跡(イ)
に沿って外側に移動し、その後に図3に示す基の位置
(ロ)に復帰する。ディスクの挿入を待機するときの支
持部材16の状態は図4(A)に示す通りであり、検知
ピン21,21は常に(イ)方向へ移動できるようにな
る。
【0028】また上記実施例では、検知ピン21が一対
設けられているが、一方の検知ピン21のみが設けられ
ていれば、ディスクDの導入を検知でき、また別のディ
スクの挿入を阻止できる。さらに、ディスクDは挿入口
から人為的に挿入される場合に限られず、例えば複数の
ディスクが設置されているディスク設置部またはディス
クマガジン内からディスクが駆動機構M内に導入される
場合においても、前記検知ピンおよび拘束部材を設ける
ことができる。この場合、機器の制御の誤動作により、
誤って複数のディスクが駆動機構内に導入されることを
防止できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明では、ディスクの挿
入を検知する検知手段である検知ピンを利用し、この検
知ピンにより別のディスクの挿入を阻止するものとなっ
ている。したがって、ディスクの検知手段と、ディスク
の誤挿入を防止する機構を別々に設けるものに比べて、
装置の構成を簡単にできる。
【0030】また、実施例に記載されているように、検
知ピンがディスクの円弧状の周縁部を摺動して移動し、
またディスクの搬入が完了したときに、ディスクの後端
側の周縁部を摺動し付勢部材により基の位置へ復帰する
構造にすると、単に検知ピンを回動自在に設け、且つ付
勢部材を設けるだけで、ディスクの導入検知と誤挿入防
止の両機能を発揮させることができ、さらに構造が簡単
になる。
【0031】また、ローラを支持する支持部材の動作に
連動して、拘束部材が検知ピンを拘束する位置へ移動で
きる構造にすると、拘束部材を動作させる動力源を、支
持部材を動作させる動力源と共通化でき、さらに簡単な
構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクプレーヤの一例として車載用
CDプレーヤの構造の一部を示す分解斜視図、
【図2】ディスクが導入される状態を示すディスクプレ
ーヤの平面図、
【図3】ディスクが駆動機構内に設置された状態を示す
ディスクプレーヤの平面図、
【図4】(A)はディスクを搬送しているとき、(B)
はディスクの搬入が完了したときの、ローラと拘束部材
の位置関係を示す側面断面図、
【符号の説明】
10 筐体 11 側板 13 ガイドトップ 14 ローラ 15 ローラ軸 16 支持部材 16a 支持片 16b 支持軸 16d 拘束部材 18 スプリング 21 検知ピン 23 スプリング(付勢部材) 24 ストッパ D ディスク M 駆動機構 H 光ヘッド T ターンテーブル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに押されて互いに接近する方向
    と離れる方向へ回動する一対の検知ピンと、前記検知ピ
    ンを互いに接近する方向へ付勢する付勢部材と、前記検
    知ピンが互いに離れる方向へ移動したことを検知するス
    イッチと、前記スイッチの検知出力に基づいて始動して
    前記ディスクへ送り力を与えるローラと、前記ローラを
    支持してこのローラをディスクを搬送できる搬送位置と
    ディスクから離れる退避位置とへ移動させる支持部材
    と、前記ローラの奥側に設けられて前記ディスクを回動
    駆動する駆動機構とを有し、 前記支持部材は、装置奥側で前記ローラを支持しディス
    ク挿入口側に拘束部材を有して回動自在に設けられてお
    り、前記支持部材がローラを前記搬送位置へ移動させて
    いるときに前記検知ピンが前記拘束部材で拘束されず、
    前記支持部材が回動してローラが前記搬送位置から退避
    位置へ移動するときに、前記拘束部材によって前記一対
    の検知ピンが外側から挟まれて前記検知ピンが前記スイ
    ッチを動作させる方向へ移動しないように拘束されると
    ともに、前記検知ピンにより別のディスクの挿入が阻止
    されること を特徴とするディスクプレーヤの誤挿入防止
    装置。
  2. 【請求項2】 前記両検知ピンが前記付勢部材の付勢力
    によって互いに接近したときの対向間隔が、ディスクの
    直径よりも短く設定されている請求項1記載のディスク
    プレーヤの誤挿入防止装置。
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