JP2003257109A - ディスクのセンタリング装置 - Google Patents
ディスクのセンタリング装置Info
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- JP2003257109A JP2003257109A JP2002052912A JP2002052912A JP2003257109A JP 2003257109 A JP2003257109 A JP 2003257109A JP 2002052912 A JP2002052912 A JP 2002052912A JP 2002052912 A JP2002052912 A JP 2002052912A JP 2003257109 A JP2003257109 A JP 2003257109A
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- G11B17/0515—Direct insertion, i.e. without external loading means adapted for discs of different sizes
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Abstract
ッパ部21をディスクセンサ14、15に設け、大径ディスク
29の挿入によりディスクセンサ14、15が回動するとき
は、ディスクセンサ14、15に係合してストッパ部21をデ
ィスク搬送通路外に移動させる案内部13aを設けた。
Description
有するディスクの再生装置においてディスクを挿入口か
ら再生位置に搬送するとき、ディスクの中心をターンテ
ーブルの上に停止させるディスクのセンタリング装置に
関する。
装置には、挿入口に挿入されたディスクの中心をターン
テーブルの中心に一致させるディスクのセンタリング機
構が設けられる。このセンタリング機構は、挿入口から
搬送されるディスクの中心をターンテーブルの中心より
僅かに通過させて搬送した後にディスクの搬送を停止さ
せる第一のセンタリングと、クランパとターンテーブル
とディスクを挟持したとき、ディスクの中心をターンテ
ーブルの中心に一致させる第二のセンタリングとを行
う。このうち第一のセンタリングを行う機構は、挿入口
に回動自在で互いに異なる向きに回動するよう連結され
る一対のディスクセンサと、このディスクセンサが大き
く回動したとき、その状態を保つ係止手段と、ディスク
センサの回動に応じて進退移動する連動板と、この連動
板に連動してディスク搬送経路内に出没する一対の小径
ディスクストッパと、ターンテーブルを支持する基板上
に立設する大径ディスクストッパとで構成される。
ングを行う機構は、ディスクセンサの回動を受けて進退
移動する連動板に小径ディスクストッパを連動させて、
小径ディスクストッパをディスク搬送経路内に出没させ
るという複雑な構成となっている。しかも小径ディスク
が流通しているのは日本国内だけであるから、輸出用の
ディスク再生装置を製造する場合は、ディスク再生装置
を安価なものとするため、小径ディスクストッパと連動
板とを取外して生産しなければならなかった。本発明は
外国用と国内用とを共通に生産でき、かつ構成を簡素化
できるディスクのセンタリング機構を提供することを目
的とする。
クのセンタリング装置は、小径ディスクが搬送手段によ
り搬送されて小径ディスクの中心がターンテーブルの中
心を僅かに越えたとき、小径ディスクの外周に当接する
小径ディスクストッパをディスクセンサに設けた。そし
て、このディスクセンサが大径ディスクの挿入により付
勢力に抗して回動するとき、該ディスクセンサに係合し
て小径ディスクストッパをディスク搬送通路外に移動さ
せる案内部を設けるものとした。また、ディスクセンサ
は大径ディスクが挿入されると回動した位置に係止され
るものとした。この結果、ディスクセンサ自体に小径デ
ィスクディスクストッパを設けるだけで第一のセンタリ
ングが行えるのでセンタリング構成が簡素化できる。
し、ディスクセンサが案内面に押し付けられたときディ
スクセンサ自体が弾性変形して小径用のディスクストッ
パをディスク搬送経路外に移動させてもよい。また、デ
ィスクセンサを支持部材に対して接離自在に取付け、支
持部材にディスクセンサを支持部材及び案内面に押付け
る弾性部材を設けてもよい。いずれの場合にも大径ディ
スクの挿入によりディスクセンサが付勢力に抗して回動
するとき、小径ディスクストッパは案内面に係合してデ
ィスク搬送通路の外に移動し、大径ディスクの挿入を妨
げない。また、案内部を、ディスクセンサを支持する支
持部材に設けると一層構成の簡略化が図れる。
装置を図1〜図8に亘って説明する。図1は車載用のデ
ィスク再生装置のメカニズム部分を示す斜視図で、仮想
線で示すキャビネット1の内部にディスク再生機2が組み
込まれている。このディスク再生機2には、外シャーシ3
の内部に図示しないダンパを介してサブシャーシ5が組
み込まれている。このサブシャーシ5には中心にターン
テーブル6が取付けられ、図示しないピックアップがサ
ブシャーシのコーナに向けて移動自在に取付けられる。
そして、ターンテーブル6の上方にディスク28、29をタ
ーンテーブル6に挟持するクランパ7が配置される。この
クランパ7は、取付板8に回転自在に支持され、図示しな
いクランパ駆動機構が起動すると取付板8が回動して、
クランパ7がターンテーブル6に対して接離する。
入口9が設けられ、この挿入口9とターンテーブル6との
間に、ディスクを搬送する送りローラ10とガイド11とが
サブシャーシ5に取付けられる。この送りローラ10は挿
入口9に差し込まれたディスクをガイド11に押付けると
ともに、図示しない搬送用モータの回転によりディスク
を挿入口9からキャビネット1の内部に引き込んでゆく。
ガイド11はサブシャーシ5の上面側に位置する支持板12
に取付けられる。この支持板12には、ターンテーブル6
を挟む両側の位置に上面方向に突出するカム13a(案内
部)と、舌片13bとが形成されている。
14、15が回動自在に取付けられている。このディスクセ
ンサ14、15は、挿入口9に挿入されるディスクの外周に
先端を係合させる検出片14a、15aを有し、回動支点をタ
ーンテーブル6と挿入口9とのほぼ中間位置するように支
持板12に取付けられる。そして、ディスクセンサ14、15
には、両ディスクセンサ14、15を互いに相反する方向に
回動するよう連結する連結板16が取付けられる。また、
挿入口に向けられた両ディスクセンサ14、15の検出片14
a、15aを互いに接近する方向に付勢するトーションバネ
17(ばね部材)が連結板16と支持板12との間に掛け渡さ
れている。
止レバー18が支持板12に中間部を回動自在に取付けられ
ている。この係止レバー18は、一端に一方のディスクセ
ンサ14のU字溝14bに嵌合するピン18aと、他端にディ
スク搬送経路内に位置して搬送途中の大径ディスク29の
外周に摺接する摺接ピン18bとが形成されている。そし
て、通常はピン18aがU字溝14bから離脱する方向に極め
て弱いばねで回動付勢されている。この係止レバー18
は、ディスクセンサ14に形成されるU字溝14bにピン18a
を入り込ませたとき、両ディスクセンサ14、15を回動し
た位置に係止する。
には、このディスクセンタ14の回動により進退移動する
移動板19の一端が連結され、この移動板19の他端はター
ンテーブル6よりさらに奥側に位置するトリガレバー20
に連結している。このトリガレバー20は、一端にディス
ク搬送経路内に位置する当接ピン20aが設けられる。こ
の当接ピン20aは、搬送手段により送り込まれて来るデ
ィスクの外周に当接すると、トリガレバー20を移動板19
の連結部を中心にして回動させる。この回動でトリガレ
バー20は、図示しないクランパ駆動機構や送りローラ解
除機構を起動させる。
ィスク28の中心がターンテーブル6の中心を僅かに越え
て搬送されたとき、小径ディスク28の外周に当接するス
トッパ部21(小径ディスクストッパ)が形成されてい
る。このストッパ部21に小径ディスク28の外周が当接し
たとき小径ディスク28の第一のセンタリングが行われ
る。このストッパ部21は、ディスクセンサ14、15の回動
中心からカム13aの設置位置よりさらに奥に向かって延
びる細長い薄板14c、15cの先端に形成されている。
と薄板14c、15cの側面がカム13aの根元に接し、ディス
クセンサ14、15がさらに回動すると、薄板14c、15cが弾
性変形しながらカム13aに乗り上げ行く。このときスト
ッパ部21の先端は、小径ディスク28の上面方向へと移動
してディスク搬送経路から離脱する。一方、ディスクセ
ンサが回動しないときには、薄板の上面に舌片13bが被
さるように形成されている。舌片13bは、小径ディスク
28がストッパ部に当接したとき、薄板14c、15cの弾性変
形を禁止する。
ンテーブル6よりさらに奥側の位置に、搬送手段により
搬送される大径ディスク29の外周に係合して大径ディス
ク29の搬送を停止させる折曲片22(大径ディスクストッ
パ)が設けられる。この折曲片22は、大径ディスク29の
中心がターンテーブル6の中心を僅かに越えて搬送され
たとき、大径ディスク29の外周に当接する位置に設定さ
れている。そして、大径ディスク29の中心がターンテー
ブル6の中心に対して僅かに多く搬送された位置が大径
ディスク29の第一のセンタリング位置となる。
の中心孔にぴったりと嵌合する円筒突出部23が形成さ
れ、この円筒突出部23の先端にテーパ面24が形成されて
いる。また円筒突出部23の内方には凹部25が形成されて
いる。そして、ターンテーブル6にはこの円筒突出部23
を収容する収容凹部26と、この収容凹部26の内方に凹部
25にぴたりと嵌り込んで嵌合する円筒部27とが形成され
ている。そして、大小径ディスク28、29が折曲片22及び
ストッパ部21に当接してディスクの搬送が停止された
後、クランパ7がターンテーブル6に接近すると、テーパ
面24がディスクの中心孔の縁に当接して、クランパ7は
ターンテーブル6の中心より僅かに多く送り込まれてい
たディスクの中心を、ターンテーブル6の中心まで引き
戻す。この結果、ディスクの外周は折曲片22及びストッ
パ部21から離反してディスクの回転が可能となる。この
位置が第二のセンタリングの位置となる。
のセンタリングが行われるまで搬送される過程を示す。
図2において破線で示す小径ディスク28が送りローラ10
とガイド11とで挟持されたとき、両ディスクセンサ14、
15は検出片14a、15bが小径ディスク28の外周に押されて
一方及び他方に僅かに回動する。この回動でディスクセ
ンサ14、15は図示しないスイッチを作動させて搬送用モ
ータを起動させる。そして、小径ディスク28は送りロー
ラ10の回転で挿入口9から引き込まれて行く。このと
き、小径ディスク28の最大外径がディスクセンサ14、15
の両検出片14a、15aの間を通過すると、ディスクセンサ
14、15はトーションバネの力で初期位置に復帰して行
く。この後、小径ディスク28の外周は図4に示すように
両ストッパ部21に当接してディスク送りが停止させら
れ、小径ディスク28の第一のセンタリングが行われる。
小径ディスク28の外周に押されて回動してクランパ駆動
機構を起動させる。すると、クランパ7がターンテーブ
ル6に接近してテーパ面24が小径ディスクの中心孔の縁
に当接し、小径ディスク28の中心をターンテーブル6の
中心に一致するようディスク28を引き戻す。そして、図
5に示すように小径ディスク28の第二のセンタリングが
完了する。この引き戻しで小径ディスク28の外周はスト
ッパ部21から離れてディスクの回転が可能となる。
スク29が送りローラ10とガイド11とで挟持されたとき、
両ディスクセンサ14、15は検出片14a、15bが大径ディス
ク29の外周に押されて大きく回動している。そして、大
径ディスク29は搬送ローラ10の回転で挿入口9からキャ
ビネット1内に引き込まれての最大外径が両検出片14
a、15bの間を通過するとき、大径ディスク29の外周は係
止レバー18の摺接ピン18bに係合して係止レバー18を図
中反時計方向に回動させる。この回動でピン18aは、ば
ねの力に抗してU字溝14b内に押し込まれて行く。
15は、薄板14c、15cがカム13aに乗り上げる。この結
果、ストッパ部21の先端は、図7に示すようにディスク
搬送経路から離脱する。そして、図6に示すように大径
ディスク29の中心がターンテーブル6の中心に対して僅
かに奥側に送り込まれて、大径ディスク29の外周が当接
片22に当接すると大径ディスク29の搬送が停止され、大
径ディスク29の第一のセンタリングが行われる。
ョンバネ17のバネ力で初期位置に復帰する方向に回動付
勢されている。しかし、係止レバー18のピンaがU字溝14
b内に入り込んでいるのでディスクセンサ14、15の復帰
は阻止されている。この結果、薄板14c、15cはカム13a
に乗り上げた状態に保たれ、ストッパ部21の先端はディ
スク搬送経路から離脱する位置に留められている。一
方、トリガレバー20は、ディスクセンサ14、15の大きな
回動に伴って移動板19がディスク29の挿入方向に移動す
ることで当接ピン20aが大径ディスク29に対応した奥側
の位置に移動している。
外周に押されて回動し、クランパ駆動機構を起動させ
て、クランパ7をターンテーブル6に接近させる。このと
きクランパ7のテーパ面24がディスク29の中心孔の縁に
当接して、大径ディスク29の外周を当接片22から引き戻
して大径ディスク29の中心をターンテーブル6の中心に
一致させて大径ディスク29の第二のセンタリングが完了
する。
13aを支持板12に設けたが、カム13aをディスクセンサ
14、15側に設けても良い。また、ストッパ部21をディス
クセンサ14、15の薄板14c、15cの先端に設けたが、図
8に示すようにディスクセンサ30を回動自在に支持する
軸31に、ディスクセンサ30を支持板32に向けて押圧する
圧縮コイルバネ33を取付けてもよい。この場合、薄板30
cがカム13aに乗り上げたとき、ディスクセンサ30全体
がカム13aにより支持板32から押し上げられる。また、
両ディスクセンサ14、15、連結板16、トーションバネ1
7、トリガレバー20、カム13aを、支持板12に代えてサ
ブシャーシ5側に設けても良い。
は、小径ディスク28の第一のセンタリングを行うストッ
パ部21をディスクセンサ14、15に設け、大径ディスク29
の挿入によりディスクセンサ14、15が回動するとき、該
ディスクセンサ14、15に係合してストッパ部21をディス
ク搬送通路外に移動させる案内部13aを設けた。この結
果、ディスクセンサ14、15自体に小径ディスクストッパ
21を設けるだけで大・小径ディスクのセンタリングが行
えるのでディスクのセンタリング装置の簡素化が図れ
た。
面図。
Claims (4)
- 【請求項1】回動自在な一対のディスクセンサ(14)
(15)の各一端間をディスクの外周で押し広げながら挿
入口より挿入された小径ディスク(28)を、小径ディス
クストッパ(21)に当接させ、ターンテーブル(6)とク
ランパ(7)とで該ディスクを位置合わせしながら挟持
し、大径ディスク(29)が挿入されたときは前記小径ディ
スクストッパを大径ディスクの挿入通路から退避させて
該大径ディスクを大径ディスクストッパ(22)に当接さ
せ、ターンテーブルとクランパとで該ディスクを位置合
わせしながら挟持するディスクのセンタリング装置にお
いて、 各ディスクセンサの回動通路上に案内部(13a)を設ける
と共に、前記小径ディスクストッパ(21)を各ディスクセ
ンサの他端部に設け、大径ディスクの挿入によりディス
クセンサが大きく回動しながら案内部に摺接して各小径
ディスクストッパを大径ディスクの挿入通路から退避さ
せることを特徴とするディスクのセンタリング装置。 - 【請求項2】前記ディスクセンサは案内部に摺接したと
き弾性変形して各小径ディスクストッパを大径ディスク
の挿入通路から退避させることを特徴とする請求項1に
記載のディスクのセンタリング装置。 - 【請求項3】前記ディスクセンサを、ディスクの通路を
規制するディスクガイド部材(12)に回動自在に装着する
と共に、該ディスクガイド部材の一部に前記案内部を形
成したことを特徴とする請求項1に記載のディスクのセ
ンタリング装置。 - 【請求項4】前記ディスクセンサを回動軸方向に移動自
在とし、かつ、ばね部材(33)により初期位置に保持し、
ディスクセンサが案内部に摺接したときばね部材に抗し
て回動軸方向に移動して各小径ディスクストッパを大径
ディスクの挿入通路から退避させることを特徴とする請
求項1に記載のディスクのセンタリング装置。
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