JP2002288911A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2002288911A
JP2002288911A JP2001088270A JP2001088270A JP2002288911A JP 2002288911 A JP2002288911 A JP 2002288911A JP 2001088270 A JP2001088270 A JP 2001088270A JP 2001088270 A JP2001088270 A JP 2001088270A JP 2002288911 A JP2002288911 A JP 2002288911A
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JP
Japan
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gear
range
disk
pickup
disc
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JP2001088270A
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English (en)
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Atsuomi Ono
敦臣 大野
Takahiro Asano
貴弘 浅野
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスク搬送機構やディスク再生部の光ピック
アップ送り機構を1つのモータで駆動するディスクプレ
ーヤであって、その駆動の切換機構を含む駆動機構が少
ない部品点数で省スペースに実現され、駆動切換動作が
安定したディスクプレーヤを提供する。 【解決手段】太陽歯車5の同軸に外周の一部に歯部とア
ーム部を有するキャリア歯車23及びサブキャリア歯車
25を組み込んだ。キャリア歯車23には遊星歯車21
が搭載され、遊星歯車21が内歯列22に噛合するとき
キャリア歯車23は回転する。キャリア歯車23が歯車
A24に噛合するときは、同じく歯車A24に噛合して
いるサブキャリア歯車25も回転する。キャリア歯車2
3を回転させるこことにより、ロードギアA6とウォー
ム歯車B7との噛合・乖離を行ってローラ13への動力
の接続・切断を行い、また、ピックアップを送り駆動し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はディスクプレーヤ
に係わり、特に、ディスク搬送機構と、ディスククラン
プ機構と、ディスク再生部の光ピックアップ送り機構
と、フローティング・ロック切換え機構とを1つのモー
タで駆動するディスクプレーヤの駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ターンテーブルを回転駆動するデ
ィスクモータの他に、ローディングモータと、光ピック
アップ送りモータとを備えたディスクプレーヤがあっ
た。ここで、ローディングモータは、ディスク送りロー
ラとディスククランプ機構とディスク再生部のフローテ
ィング・ロック切換え機構とを駆動するものであり、光
ピックアップ送りモータは光ピックアップをターンテー
ブルにクランプされたディスクの半径方向に送るもので
ある。かかる従来のディスクプレーヤでは、2個のモー
タを必要として製造コストが高くなり、装置全体が大型
かつ重量となるという問題があったため、ディスク搬送
機構と、ディスククランプ機構と、ディスク再生部の光
ピックアップ送り機構と、フローティング・ロック切換
え機構とを1つのモータで駆動するディスクプレーヤが
提案された(特開平10−3722)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記複数の機
構を1つのモータで駆動する従来のディスクプレーヤに
おいては、動力伝達の切換えのためにラック歯車(スラ
イダ)・遊星歯車(差動歯車)・振り子歯車等の歯車の
飛び込みによる駆動切換機構が多数必要であった。その
ため、駆動を切り換えるための部品点数が多く、機構の
動作範囲を含めて部品を配置するためにスペースをとら
れるという問題があった。また、構造が複雑で動作が不
安定であるためディスク搬送中に光ピックアップが送り
駆動されるなどの誤動作が懸念された。
【0004】本発明は以上の従来技術における問題に鑑
みてなされたものであって、ディスク搬送機構と、ディ
スククランプ機構と、ディスク再生部の光ピックアップ
送り機構と、フローティング・ロック切換え機構とを1
つのモータで駆動するディスクプレーヤであって、その
駆動の切換機構を含む駆動機構が少ない部品点数で省ス
ペースに実現され、駆動切換動作が安定したディスクプ
レーヤを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1、図4に示すよ
うに、光ピックアップ42送り機構と、ディスク搬送機
構(11,12,13,14等)と前記光ピックアップ
42送り機構及び前記ディスク搬送機構を駆動するモー
タ2とを備えたディスクプレーヤにおいて、(1)前記
モータ2により駆動される回転角度範囲が限定されたキ
ャリア歯車23を備え、図8に示すように、前記回転角
度範囲Aが第1の範囲と第2の範囲とに分割され、
(2)前記キャリア歯車23は、前記第1の範囲内で回
転することにより前記光ピックアップ42送り機構を駆
動し、前記第1の範囲から前記第2の範囲に至る方向に
前記第2の範囲内で回転することにより前記ディスク搬
送機構へ動力を接続し、その逆方向に前記第2の範囲内
で回転することにより前記ディスク搬送機構への動力を
切断するディスクプレーヤである。
【0006】したがって請求項1記載の発明によれば、
モータにより駆動される回転角度範囲が限定されたキャ
リア歯車を備え、その回転角度範囲内で、光ピックアッ
プ送り機構の駆動と、前記ディスク搬送機構への動力の
接続・切断の切換とを行うので、駆動機構を少ない部品
点数で、かつ、キャリア歯車を中心とした効率のよい配
置で省スペースに構成できる。また、キャリア歯車の回
転角度によって、光ピックアップ送り機構の駆動とディ
スク搬送機構への動力の接続・切断の切換との2つの動
作モードが明確に区切られるので、ディスク搬送中に光
ピックアップが送り駆動されるなどの誤動作はない。デ
ィスク排出時はキャリア歯車を第1の範囲→第2の範囲
の一定方向に回転させ、ディスク挿入時はその逆にキャ
リア歯車を回転させればよいので、キャリア歯車の一連
の回転動作により駆動切換が円滑に行われ、駆動機構の
動作が安定する。
【0007】請求項2記載の発明は、例えば図1、図
4、図5に示すように、光ピックアップ42送り機構
と、搬送ローラ13を含むディスク搬送機構と、前記光
ピックアップ送り機構及び前記ディスク搬送機構を駆動
するモータ2とを備えたディスクプレーヤにおいて、
(1)ディスククランパ35の圧着・乖離操作、前記搬
送ローラ13のディスクへの圧接・乖離操作及び前記デ
ィスク再生部のフローティング・ロックの切換操作をそ
のスライド動作により行うスライダ44と、前記モータ
2により駆動される回転角度範囲が限定されたキャリア
歯車23とを備え、図8に示すように、前記回転角度範
囲Aが第1の範囲と第2の範囲と前記第1、第2の範囲
間の第3の範囲とに分割され、(2)前記キャリア歯車
23は、前記第1の範囲内で回転することにより前記光
ピックアップ送り機構を駆動し、前記第1の範囲から前
記第3の範囲を介して前記第2の範囲に至る方向に前記
第3の範囲内で回転することにより前記ディスク搬送機
構へ動力を接続し、前記第2の範囲から前記第3の範囲
を介して前記第1の範囲に至る方向に前記第3の範囲内
で回転することにより前記ディスク搬送機構への動力を
切断し、前記第1の範囲から前記第3の範囲を介して前
記第2の範囲に至る方向に前記第2の範囲内で回転する
ことにより前記スライダ44をスライドさせてディスク
クランパ35の乖離操作、前記搬送ローラ13のディス
クへの圧接操作及び前記ディスク再生部のロック状態へ
の切換操作を行わせるディスクプレーヤである。
【0008】したがって請求項2記載の発明によれば、
モータにより駆動される回転角度範囲が限定されたキャ
リア歯車を備え、その回転角度範囲内で、光ピックアッ
プ送り機構の駆動と、前記ディスク搬送機構への動力の
接続・切断の切換と、スライダの操作を行うので、駆動
機構を少ない部品点数で、かつ、キャリア歯車を中心と
した効率のよい配置で省スペースに構成できる。また、
キャリア歯車の回転角度によって、光ピックアップ送り
機構の駆動と、ディスク搬送機構への動力の接続・切断
の切換と、スライダの操作との3つの動作モードが明確
に区切られるので、ディスク搬送中に光ピックアップが
送り駆動されるなどの誤動作はない。ディスク排出時は
キャリア歯車を第1の範囲→第3の範囲→第2の範囲の
順で一定方向に連続して回転させることにより、ディス
ク搬送機構への動力が接続され、ディスククランパがデ
ィスクから乖離し、搬送ローラがディスクへ圧接し、前
記ディスク再生部がロック状態になり、一連のディスク
排出時の動作が円滑に行われる。ディスク挿入時は、デ
ィスク搬送に連動してスライドを戻し、キャリア歯車を
第2の範囲→第3の範囲→第1の範囲の順で回転させる
ことにより、ディスククランパがディスクに圧着してデ
ィスクがクランプされ、搬送ローラがディスクから乖離
し、ディスク再生部がフローティング状態になり、ディ
スク搬送機構への動力が切断され、ピックアップ送り機
構が駆動され、一連のディスク挿入時の動作が円滑に行
われる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態につ
き図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態
であって本発明を限定するものではない。以下に参照す
る複数の図面において同一部品、同一部分には同一符号
を付す。 〔第1の実施の形態〕まず、本発明の第1の実施の形態
につき、構成部品及びその組立構造を中心に説明する。
【0010】(1.1ローラ駆動系)図1、図2を参照
する。図1は本発明の第1の実施の形態のディスクプレ
ーヤの駆動機構要部を示す平面図(a)及び断面図
(b)である。図2は、本発明の第1の実施の形態のデ
ィスクプレーヤにおける部品の平面図(a1)(b1)
(c1)及び断面図(a2)(b2)(c2)である。
【0011】フローティングシャーシ1は、ピックアッ
プユニット(図示せず)、ターンテーブル(図示せず)
等で構成されるディスク再生部を支持するものであっ
て、再生中は図示していないばね及びダンパーにより固
定シャーシに対して空間的に移動可能な浮動状態に支持
される。また図1に示すようにフローティングシャーシ
1上には、モータ2、ウォーム歯車A3、斜歯歯車A
4、太陽歯車5、ロード歯車A6、ウォーム歯車B7、
歯車B8、斜歯歯車B9、ロード歯車B10、ローラ歯
車11、ローラシャフト12、ローラ13、ローラレバ
ー14、遊星歯車21、内歯列22、キャリア歯車2
3、歯車A24、サブキャリア歯車25が組み込まれて
いる。
【0012】モータ2はフローティングシャーシ1上に
固定され、その回転軸にはウォーム歯車A3が固着され
ている。
【0013】斜歯歯車A4はウォーム歯車A3及び太陽
歯車5に噛合する歯車である。太陽歯車5は、図2(c
1)(c2)に示すように大径歯車5aと小径歯車5b
とを有し、大径歯車5aをウォーム歯車A3に噛合させ
ている。
【0014】ロード歯車A6はサブキャリア歯車25の
アーム部25bに回転自在に支持されている。ロード歯
車A6はサブキャリア歯車25の自転に伴って公転し、
その公転位置によってウォーム歯車B7と噛合したり、
乖離(噛合離脱)したりする。図1に示す状態において
はロード歯車A6はウォーム歯車B7と噛合している。
【0015】歯車B8はフローティングシャーシ1に回
転自在に支持された軸に固着され、ウォーム歯車B7と
噛合している。斜歯歯車B9は、歯車B8と同一軸に固
着され、歯車B8と一体的に回転する。斜歯歯車B9の
軸にはリンク部材58の一端が回転自在に取り付けられ
ており、ロード歯車B10は、このリンク部材58の他
端に回転自在に支持され、斜歯歯車B9及びローラ歯車
11に噛合している。ローラ歯車11はローラ13が周
設されたローラシャフト12の一端に固着されている。
ローラシャフト12はローラレバー14に回転自在に支
持される。ローラレバー14は軸15を介して回動自在
にフローティングシャーシ1に支持されている。ローラ
レバー14が軸15を中心に回動することによりローラ
13が公転(昇降)する。
【0016】図1に示すようにロード歯車A6とウォー
ム歯車B7とが噛合している場合に、モータ2が回転す
れば、モータ2の動力がウォーム歯車A3、斜歯歯車A
4、太陽歯車5、ロード歯車A6、ウォーム歯車B7、
歯車B8、斜歯歯車B9、ロード歯車B10、ローラ歯
車11を介してローラシャフト12に伝わり、ローラ1
3は回転する。
【0017】一方、内歯列22はフローティングシャー
シ1に形成された固定された複数の歯からなり、12分
の7周程度の長さに弧状内向きに連続する内歯の列であ
る。
【0018】キャリア歯車23、サブキャリア歯車25
は、太陽歯車5と同一軸で回転自在にフローティングシ
ャーシ1に支持されている。図2(a1)(a2)に示
すようにキャリア歯車23は、外周の3分の1程度の範
囲に連続して形成された歯部23aと、半径方向に突出
するアーム部23bと、軸方向に突出する凸部23cと
を有し、その偏心位置に遊星歯車21を搭載している。
歯部23aは、キャリア歯車23の回転角度により歯車
A24と噛合したり、乖離したりする。図1に示す状態
においては歯部23aは歯車A24と乖離している。遊
星歯車21は、キャリア歯車23の偏心位置に回転自在
に取り付けられ、図1に示すように太陽歯車5の小径歯
車5cに噛合している。また遊星歯車21は、キャリア
歯車23の自転に伴って公転し、その公転位置によって
内歯列22と噛合したり、乖離したりする。図1に示す
状態においては遊星歯車21は内歯列22と乖離してい
る。遊星歯車21が内歯列22に噛合すれば、モータ2
の動力がキャリア歯車23まで伝わり、モータ2の回転
によりキャリア歯車23を回転させることができる。
【0019】図2(b1)(b2)に示すようにサブキ
ャリア歯車25は、外周の8分の3程度の範囲に連続し
て形成された歯部25aと、半径方向に突出するアーム
部25bと、そのアーム部25b先端位置で軸方向に突
出する凸部25cと、アーム部25bの側部で軸方向に
突出する凸部25dとを有する。アーム部25bにはロ
ード歯車6が回転自在に支持されている。図1に示すよ
うにサブキャリア歯車25は太陽歯車5に形成された小
径歯車5bの外側に嵌合し、太陽歯車5と同一軸で回転
自在に支持されている。サブキャリア歯車25の歯部2
5aと歯車A24とは噛合している。
【0020】遊星歯車21が内歯列22に噛合する場
合、モータ2の動力によりキャリア歯車23が駆動され
る。さらに、キャリア歯車23の歯部23aが歯車A2
4に噛合するとき、キャリア歯車23の回転は歯車A2
4を介してサブキャリア歯車25に伝わり、キャリア歯
車23とサブキャリア歯車25とは一体的に回転する。
【0021】(1.2ピックアップ・クランパ・シャー
シロック駆動系)次ぎに図3、図4及び図5を参照して
説明する。図3は本発明の第1の実施の形態におけるデ
ィスク挿入時の駆動切換の契機となる動作を説明するた
めのディスクプレーヤ要部平面図(a1)(b1)及び
一部断面を含む要部側面図(a2)(b2)である。図
4は本発明の第1の実施の形態におけるローラ駆動から
ピックアップ駆動への切換動作を説明するためのディス
クプレーヤ要部平面図である。図5は固定シャーシに支
持される本発明の第1の実施の形態のディスクプレーヤ
の平面図(a)、並びにロックスライダのスライド動作
を説明するための本発明の第1の実施の形態のディスク
プレーヤの右側面図(b1)(b2)及び左側面図(c
1)(c2)である。
【0022】図5に示すようにフローティングシャーシ
1はダンパ61,62,63,64及びサスペンション
バネ65,66,67,68を介して固定シャーシ50
に浮動状態で支持される。
【0023】固定シャーシ50の左右側部内面には、フ
ローティングシャーシ1を左右方向について固定するた
めの4つの固定盤51a,52a,53a,54aが形
成されている。各固定盤51a,52a,53a,54
a端面にはフローティングシャーシ1を上下方向につい
て固定するための固定ピン51b,52b,53b,5
4bが突設されている。
【0024】フローティングシャーシ1の右側面にはロ
ックスライダR44が前後方向にスライド動作可能に取
り付けられている。フローティングシャーシ1の左側面
にはロックスライダL45が前後方向にスライド動作可
能に取り付けられている。ロックスライダR44にはカ
ム孔44a,44b,44c及び、位置規制溝44d,
44eが設けられている。ロックスライダL45にはカ
ム孔45a及び、位置規制溝45b,45cが設けられ
ている。
【0025】クランパアーム31は演奏時のディスク格
納範囲上に被さるように配置され、軸31aを介して回
転自在にフローティングシャーシ1に支持される。クラ
ンパアーム31の先端にはクランパホルダ34を介して
クランパ35が支持されている。クランパアーム31は
図示しない圧着バネによりターンテーブル37側へ付勢
されている。ターンテーブル37はスピンドルモータ3
6の回転軸に固着されている。
【0026】クランパアーム31には支持板55を介し
てピン56が取り付けられている。ピン56はロックス
ライダR44に設けられたカム孔44aに挿入される。
これによりロックスライダR44のスライド動作に伴っ
てクランパアーム31が開閉動作することとなる。
【0027】トリガアーム32はクランパアーム31上
に軸32dを介して回転自在に取り付けられている。ま
たトリガアーム32は、端部に3つの凸部を32a,3
2b,32cを有する。
【0028】図3及び図4に示すように、トリガスライ
ダ33は凸部33a,33bを有し、ロックスライダR
44に取り付けられる。図4に示すように、トリガスラ
イダ33に設けられたピン71がロックスライダR44
に設けられた溝72に嵌合する。これによりトリガスラ
イダ33はロックスライダR44に対して前後方向にス
ライド動作可能に保持される。またトリガスライダ33
とロックスライダR44はバネ46を介して接続されて
いる。そのため、ロックスライダR44及びトリガスラ
イダ33は互いに相手の動きに追随する。
【0029】図4を参照する。主軸41はフローティン
グシャーシ1に固定されている。ピックアップ42は移
動可能に主軸41に保持される。ピックアップ42の基
端部には主軸41と同一方向に長尺なピックアップホル
ダ43の一端が固着されている。ピックアップ42とピ
ックアップホルダ43とは一体となってディスク半径方
向に移動可能である。ピックアップホルダ43の他端は
L字状に曲がっており主軸41と垂直方向に溝43aが
切られている。この溝43aはピックアップの送り動作
時にサブキャリア歯車25の凸部25cが挿入される溝
である。
【0030】ここで再び図1を参照する。図1(a)に
示すように斜歯歯車9の軸とロード歯車10の軸とはリ
ンク部材58によって連結されている。リンク部材58
の中央にはピン57が突設されている。図5(b1)
(b2)に示すようにピン57はロックスライダR44
に設けられたカム孔44cに挿入されている。これによ
り、ロックスライダR44のスライド動作に伴いピン5
8はカム孔44cに案内されて上下動する。それととも
にロード歯車10がリンク部材57に支持されつつ斜歯
歯車9の軸を中心に公転する。この公転動作によりロー
ド歯車10とローラ歯車11との噛合・乖離が円滑に行
われる。
【0031】一方、図1(b)に示すようにローラレバ
ー14右端のローラ歯車11外方端部にはバネ取付部1
4aが形成されている。図1(a)に示すように、ロー
ラレバー14左端の後方端部にはバネ取付部14bが形
成されている。図5(a)(b1)(b2)に示すよう
にカム孔44bを挿通したバネ取付部14aにバネ60
の一端が取り付けられる。バネ60の他端はフローティ
ングシャーシ1に固定されている。これにより、ロック
スライダR44のスライド動作に伴いローラレバー14
が軸15を中心に回転し、ローラ13が昇降する。カム
孔44bは、バネ取付部14aに対して余裕のある大き
さに穿設されている。そのため、バネ60の弾力により
ローラ13にディスクが接触したときの衝撃を緩和した
り、ディスクに押圧力を与え、ローラ13によってディ
スクをより確実に捕らえることができる。また図5
(a)(c1)(c2)に示すようにバネ59の一端が
カム孔45aを挿通したバネ取付部14bに取り付けら
れる。バネ59の他端はロックスライダL45に取り付
けられる。これにより、ローラレバー14の回動に伴い
ロックスライダL45がスライド動作する。
【0032】(2.動作の説明)次ぎに、ディスク挿入
・演奏・排出の一連の流れに沿って、本実施形態のディ
スクプレーヤの動作につき説明する。 (2.1動作の概説)詳細な説明に先立ってディスク挿
入・演奏・排出の一連の流れについて概説する。 (2.1.1ディスク挿入動作)ディスク挿入待ち受け
状態においては、フローティングシャーシ1はディスク
挿入口70に対して所定位置に固定されている。これに
よりディスク挿入位置のずれによるディスク挿入ミス、
挿入感の悪化などの不具合の発生が防がれる。ディスク
を挿入すると、ローラ13が回転してディスクをターン
テーブル37上に搬送し、次ぎの(1)(2)(3)
(4)(5)の動作がほぼ同時に行われる。 (1)クランパアーム31を閉じ、クランパ35をター
ンテーブル上に搬送されたディスクに圧着させる。 (2)ローラ13をディスクから乖離させる。 (3)フローティングシャーシ1の固定(ロック)を解
除してフローティングシャーシ1を浮動(フローティン
グ)状態にする。これにより振動等による演奏不具合の
発生が防がれる。 (4)ローラ13への動力を切断する。 (5)ピックアップ42へ動力を接続する。
【0033】(2.1.2ディスク排出動作)演奏中、
モータ2の回転によりピックアップ送りが制御される。
ユーザーが操作することなどによりディスク排出信号が
入力されると、ピックアップを所定の待機位置に戻し、
次ぎの(6)(7)(8)(9)(10)の動作がほぼ
同時に行われる。 (6)ピックアップ42への動力を切断する。 (7)ローラ13へ動力を接続する。 (8)フローティングシャーシ1を挿入口70に対して
所定位置に固定する。これによりディスク排出位置のず
れによるディスク排出ミス、排出感の悪化などの不具合
の発生が防がれる。 (9)ローラ13をディスクに圧接する。 (10)クランパアーム31を開け、クランパ35をタ
ーンテーブル上のディスクから乖離させる。 その後、ローラ13によりディスクが排出方向へ搬送さ
れる。フローティングシャーシ1は固定支持状態に保た
れ、上述したディスク挿入待ち受け状態に至る。
【0034】以上の(1)から(10)の動作を図8を
参照してキャリア歯車23の回転との関係において説明
する。図8に示すようにキャリア歯車23はモータ2に
より駆動されて回転角度範囲A内を回転する。回転角度
範囲Aは範囲A1、範囲A2、範囲A3に分けられる。
なお、ここではアーム部23b上の特定の1点(P1〜
P4)を基準にする。上記(1)(2)(3)の動作
は、ロックスライダR44が前へスライドすることによ
り行われる、それとほぼ同時に、キャリア歯車23はP
1からP2の状態まで回転する。さらに、キャリア歯車
23はP2からP3の状態まで回転する間に上記(4)
の「ローラ13への動力の切断」を行う。またキャリア
歯車23は、時計回りに回転するときP3で上記(5)
の「ピックアップ42へ動力の接続」を行う。キャリア
歯車23は、範囲A1内を回転することにより光ピック
アップ送り機構を駆動する。一方キャリア歯車23は、
反時計回りに回転するときP3で上記(6)の「ピック
アップ42へ動力の切断」を行う。またキャリア歯車2
3はP3からP2の状態まで回転する間に上記(7)の
「ローラ13への動力の接続」を行う。さらに、キャリ
ア歯車23はP2からP1の状態まで回転する間にロッ
クスライダR44を後へスライドさせる。ロックスライ
ダR44が後へスライドすることにより上記(8)
(9)(10)の動作が行われる。
【0035】(2,2動作の詳説) (2.2.1ディスク挿入動作)次ぎに、図1、図3か
ら図5を参照してディスク挿入動作につき説明する。
【0036】図5(a)(b1)(c1)に示すよう
に、ディスク挿入待ち受け状態においては、フローティ
ングシャーシ1はロックスライダR44、ロックスライ
ダL45等の働きにより、ディスク挿入口70に対して
所定位置に固定されている。ディスク挿入口70のある
側を前方とすると、ロックスライダR44及びロックス
ライダL45は後方にスライドしており、ロックスライ
ダR44に設けられた位置規制溝44d,44eに固定
ピン51b,52bが嵌合し、ロックスライダL45に
設けられた位置規制溝45b,45cに固定ピン53
b,54bが嵌合している。これによりフローティング
シャーシ1が上下方向(ターンテーブル37に垂直な方
向)について固定されている。
【0037】また、固定ピン51b,52b,53b,
54bの周囲において固定盤51a,52a,53a,
54aの端面がロックスライダR44、ロックスライダ
L45の側面に当接している。対向する固定盤51aと
53a又は52aと54aとが相対する左右両側面に設
置されたロックスライダ44,45に当接することによ
り、フローティングシャーシ1は固定盤51a,52
a,53a,54aに挟持された状態で左右方向につい
て固定される。なお、以上の固定支持状態においてはフ
ローティングシャーシ1を前後方向について固定してお
らず、したがって、振動等によりフローティングシャー
シ1が前後方向に移動する場合があり得るが、位置規制
溝44d,44e,45b,45cの長さをフローティ
ングシャーシ1の前後方向の可動長さより長く設定して
いるので、固定支持状態が解かれることはない。
【0038】ディスク挿入口70からディスクがある程
度進入すると、図示しない検出手段はそれを検知し、モ
ータ2を制御してローラ13を巻き込み方向に回転さ
せ、ディスクをターンテーブル37上へと搬送する。デ
ィスク搬送動作期間の終盤においては、図3(a1)
(a2)に示すように12cmディスク30aにあって
はトリガアーム32の凸部32bに接触して押し進み、
軸32dを中心として(図3(a1)における)時計回
りにトリガアーム32を回転させる。また、図3(b
1)(b2)に示すように8cmディスク30bにあっ
ては、トリガアーム32の凸部32aに接触して押し進
み、軸32dを中心として(図3(b1)における)時
計回りにトリガアーム32を回転させる。
【0039】このように軸32dを中心に(図3(a
1)又は(b1)における)時計回りにトリガアーム3
2が回転すると、その凸部32cがトリガスライダ33
の凸部33aに係合してトリガスライダ33を前方向に
スライドさせる。図4に示すように、トリガスライダ3
3が前方向にスライドすると、トリガスライダ33に設
けられた凸部33bがキャリア歯車23に設けられた凸
部23cに当接してこれを押しキャリア歯車23を時計
回りに回転させる(図4(a)→(b))。それととも
に、ロックスライダR44がバネ46を介してトリガス
ライダ33に引っ張られて、トリガスライダ33に追随
して前方向にスライドする(図4(b)→(c))。
【0040】キャリア歯車23が回転することにより、
キャリア歯車23に取り付けられている遊星歯車21が
内歯列22に噛合し、それ以降、キャリア歯車25はモ
ータ2の動力を受けて回転する(図4(b))。
【0041】一方、ロックスライダR44が前方向にス
ライドすることにより、上記(1)(2)(3)の動作
が行われる。すなわち、クランパアーム31に支持板5
5を介して固定されたピン56が、図5(b2)に示す
ようにカム孔44aに案内されて移動する。これによ
り、クランパアーム31が閉じ、クランパ37がターン
テーブル37上のディスクに圧着する。また図5(b
2)に示すように、ローラレバー14に設けられたバネ
取付部14aがカム孔44bに案内されて移動し、ロー
ラレバー14が回転してローラ13がディスクから乖離
する。また同時に、ピン57がカム孔44cに案内され
て移動し、これによりロード歯車B10がローラ歯車1
1の逆側にわずかに公転移動する。これらの動作の結
果、ローラ歯車11とロード歯車B10とは乖離する。
また、ローラレバー14が回転した結果、図5(c
2)に示すようにロックスライダL45が前方向にスラ
イドする。
【0042】ロックスライダR44が前方向にスライド
したことにより、図5(b2)に示すように、固定ピン
51b,52bが位置規制溝44d,44eから外れ、
固定ピン51b,52b及び固定盤51a,52aとロ
ックスライダR44とが乖離する。ロックスライダL4
5が前方向にスライドしたことにより、図5(c2)に
示すように、固定ピン53b,54bが位置規制溝45
b,45cから外れ、固定ピン53b,54b及び固定
盤53a,54aとロックスライダL45とが乖離す
る。固定ピン51b,52b,53b,54b及び固定
盤51a,52a,53a,54aからロックスライダ
R44及びロックスライダL45が乖離したことによ
り、フローティングシャーシ1のそれらの部材による位
置規制は解除されフローティングシャーシ1が浮動(フ
ローティング)状態になる。
【0043】一方、図4(c)に示すように、さらに回
転するキャリア歯車23は、そのアーム部23bをサブ
キャリア歯車25の凸部25dに接触させてサブキャリ
ア歯車25を時計回りに回転させる。また、キャリア歯
車23の歯部23aが歯車Aに噛合し、サブキャリア歯
車25は歯車Aを介して動力を受けキャリア歯車23と
同期して一体的に回転する。サブキャリア歯車25が時
計回り方向に回転することにより、そのアーム部25b
が時計回り方向に回動する。アーム部25bが時計回り
方向に回動することにより、ロード歯車A6がウォーム
歯車B7から離脱する。これによりローラシャフト12
への動力の伝達が断たれる。また、アーム部25bが時
計回り方向に回動することにより、アーム部25bの先
端に設けられた凸部25cがピックアップホルダ43に
設けられた溝43aに遊嵌する。これによりピックアッ
プ42へモータ2の動力が繋がれる。
【0044】ピックアップ42へモータ2の動力が繋が
れたので、モータ2の回転を操作してピックアップ42
の送りを制御することができる。
【0045】(2.2.2ディスク排出動作)次ぎに、
図6を加えて参照してディスク挿入動作につき説明す
る。図6は、本発明の第1の実施の形態のディスクプレ
ーヤにおけるディスク排出動作を説明するための要部平
面図である。
【0046】ユーザーが操作することなどによりディス
ク排出信号が入力されると、図示しない制御部は、モー
タ2の回転を制御してキャリア歯車23及びサブキャリ
ア歯車25を反時計回方向に回転させる。これによりピ
ックアップ43が所定の位置に戻り、凸部25cが溝4
3aから離脱する。また、ロード歯車A6がウォーム歯
車B7に噛合し、モータ2からローラシャフト12へ動
力が繋がれる。歯部23aは歯車A24から離脱するた
め、サブキャリア歯車25の回転は止まる。キャリア歯
車23がさらに反時計回方向に回転することにより、図
6(a)→(b)→(c)→(d)の順で参照すればわ
かるように、アーム部23bがロックスライダR44に
設けられた凸部44fに接触して押し、ロックスライダ
R44を後方向へスライドさせる。図6(d)に示す状
態にまで動作すると、遊星歯車21が既に内歯列22か
ら離脱しており、キャリア歯車23は回転を停止する。
【0047】ロックスライダR44が後方向へスライド
したことにより、上述のディスク挿入時の動作とは反対
の動作が行われる。すなわち、フローティングシャーシ
1が所定位置に固定され、ローラ13がディスクに圧接
し、クランパ35がターンテーブル上のディスクから乖
離する。ディスクはモータ2により動力を得て回転する
ローラ13に接し、クランプが解除されたたため、ディ
スク挿入口70の方へ搬送される。フローティングシャ
ーシ1は固定支持状態に保たれ、ディスク挿入待ち受け
状態となる。
【0048】〔第2の実施の形態〕次ぎに、本発明の第
2の実施の形態につき図7を参照して説明する。図7は
本発明の第2の実施の形態のディスクプレーヤの要部平
面図である。
【0049】本実施形態のディスクプレーヤは上記第1
の実施の形態のディスクプレーヤとほぼ同一の構成を有
し、以下の点で異なる。上記第1の実施の形態ではピッ
クアップ42を動かすために端部に溝43aを設けたピ
ックアップホルダ43を用いたが、本実施形態では、ピ
ックアップホルダ43に代え、ラックが切られたピック
アップラック71を用いる。なお、本実施形態では、上
記第1の実施の形態における凸部25c及び歯車A24
は不要である。
【0050】図7に示すように、ピックアップ42の基
端部には主軸41と同一方向に長尺なピックアップラッ
ク71の一端が固定されている。ピックアップ42とピ
ックアップラック71とは一体となってディスク半径方
向に移動可能である。また図7に示すようにフローティ
ングシャーシ1には、ピックアップラック71に噛合す
るピックアップ歯車B73と、これに噛合するピックア
ップ歯車A72とが組み込まれている。キャリア歯車2
3の回転角度によって、ピックアップ歯車A72とキャ
リア歯車23の歯部23aとが噛合する。
【0051】キャリア歯車23とピックアップラック7
1との間にはロックアーム74が組み込まれている。ロ
ックアーム74は、フローティングシャーシ1に支点7
4cにおいて回動自在に取り付けられ、図示しないバネ
によって時計回りに付勢されている。ロックアーム74
の先端はT字状に形成されてヘッドが設けられている。
図7(c)に示すように、ピックアップラック71の側
部には凹部71aが設けられ、ヘッド前端74aと凹部
71aとは互いに対向して配置される。キャリア歯車2
3外周の半周強程度の範囲にはリブ23dが周設され、
ヘッド後端74bはリブ23dの軌道範囲に配置され
る。キャリア歯車23が回転してリブ23dがヘッド後
端74bに接触すると、ヘッド後端74bが押されてロ
ックアーム74が反時計方向に回動し、ヘッド前端74
aが凹部71a内に差し込まれ、図7(a)に示す状態
となる。この状態においては、ピックアップラック71
はロックアーム74に係止され、ピックアップ42は固
定される。
【0052】次ぎにディスク挿入動作に沿って説明す
る。図7(a)に示すようにディスク挿入待ち受け状態
においては、ロックスライダR44が後方向に位置し、
ロックアーム74はリブ23dに押されて、ヘッド前端
74aを凹部71aに差し込みピックアップ42をロッ
クしている。上記第1の実施の形態と同様に、トリガア
ーム32の凸部32cに押されて、トリガスライダ33
が前方向にスライドすると、トリガスライダ33がキャ
リア歯車23を押しキャリア歯車23を時計回りに回転
させる(図7(a)→(b))。
【0053】キャリア歯車23が回転することにより、
キャリア歯車23に取り付けられている遊星歯車21が
内歯列22に噛合し、それ以降、キャリア歯車25はモ
ータ2の動力を受けて回転する(図7(b))。さらに
キャリア歯車23が回転することにより、リブ23dに
よるロックアームの74の規制が終了してロックアーム
74は時計方向に回動し、凹部71aからヘッド前端7
4aが離脱して、ピックアップ41のロックが解除され
る。さらにキャリア歯車23が回転することにより、歯
部23aがピックアップ歯車A72に噛合する(図7
(c))。これにより、ピックアップ歯車A72、ピッ
クアップ歯車B73、ピックアップラック71等を介し
てモータ2の動力がピックアップ42へ繋がれたので、
モータ2の回転を操作してピックアップ42の送りを制
御することができる。
【0054】ディスク排出時は、上記第1の実施の形態
と同様にモータ2の回転を制御してキャリア歯車23及
びサブキャリア歯車25を反時計回方向に回転させれ
ば、ピックアップ42が所定の位置に戻り、ロックアー
ム74によりロックされ、動力がピックアップ駆動から
ローラ駆動へ切り換わる。
【0055】
【発明の効果】上述のように本願発明によれば、キャリ
ア歯車の一連の回転動作により駆動切換が円滑に行わ
れ、駆動機構の動作が安定し、駆動機構が少ない部品点
数で省スペースに実現されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のディスクプレーヤ
の駆動機構要部を示す平面図(a)及び断面図(b)で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態のディスクプレーヤ
における部品の平面図(a1)(b1)(c1)及び断
面図(a2)(b2)(c2)である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるディスク挿
入時の駆動切換の契機となる動作を説明するためのディ
スクプレーヤ要部平面図(a1)(b1)及び一部断面
を含む要部側面図(a2)(b2)である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるローラ駆動
からピックアップ駆動への切換動作を説明するためのデ
ィスクプレーヤ要部平面図である。
【図5】固定シャーシに支持される本発明の第1の実施
の形態のディスクプレーヤの平面図(a)、並びにロッ
クスライダのスライド動作を説明するための本発明の第
1の実施の形態のディスクプレーヤの右側面図(b1)
(b2)及び左側面図(c1)(c2)である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のディスクプレーヤ
におけるディスク排出動作を説明するための要部平面図
である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のディスクプレーヤ
の要部平面図である。
【図8】本発明における各動作とキャリア歯車の回転と
の関係を説明する概念図である。
【符号の説明】
1…フローティングシャーシ 2…モータ 3…ウォーム歯車A 4…斜歯歯車A 5…太陽歯車 5a…大径歯車 5b…小径歯車 6…ロード歯車A 7…ウォーム歯車B 8…歯車B 9…斜歯歯車B 10…ロード歯車B 11…ローラ歯車 12…ローラシャフト 13…ローラ 14…ローラレバー 15…軸 16…二枚入れ防止爪 21…遊星歯車22… 22…内歯列 23…キャリア歯車 23a…歯部 23b…アーム部 23c…凸部 23d…リブ 24…歯車A 25…サブキャリア歯車 25a…歯部 25b…アーム部 25c…凸部 25d…凸部 30a…12cmディスク 30b…8cmディスク 31…クランパアーム 32…トリガアーム 33…トリガスライダ 34…クランパホルダ 35…クランパ 36…スピンドルモータ 37…ターンテーブル 41…主軸 42…ピックアップ 43…ピックアップホルダ 44…ロックスライダR 45…ロックスライダL 46…バネ 50…固定シャーシ 51a,52a,53a,54a…固定ピン 51b,52b,53b,54b…固定盤 55…支持板 56…ピン 57…ピン 58…リンク部材 59,60…バネ 61,62,63,64…ダンパ 65,66,67,68…サスペンションバネ 70…ディスク挿入口 71…ピックアップラック 72…ピックアップ歯車A 73…ピックアップ歯車B 74…ロックアーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップ送り機構と、ディスク搬
    送機構と、前記光ピックアップ送り機構及び前記ディス
    ク搬送機構を駆動するモータとを備えたディスクプレー
    ヤにおいて、(1)前記モータにより駆動される回転角
    度範囲が限定されたキャリア歯車を備え、前記回転角度
    範囲が第1の範囲と第2の範囲とに分割され、(2)前
    記キャリア歯車は、前記第1の範囲内で回転することに
    より前記光ピックアップ送り機構を駆動し、前記第1の
    範囲から前記第2の範囲に至る方向に前記第2の範囲内
    で回転することにより前記ディスク搬送機構へ動力を接
    続し、その逆方向に前記第2の範囲内で回転することに
    より前記ディスク搬送機構への動力を切断するディスク
    プレーヤ。
  2. 【請求項2】 光ピックアップ送り機構と、搬送ローラ
    を含むディスク搬送機構と、前記光ピックアップ送り機
    構及び前記ディスク搬送機構を駆動するモータとを備え
    たディスクプレーヤにおいて、(1)ディスククランパ
    の圧着・乖離操作、前記搬送ローラのディスクへの圧接
    ・乖離操作及び前記ディスク再生部のフローティング・
    ロックの切換操作をそのスライド動作により行うスライ
    ダと、前記モータにより駆動される回転角度範囲が限定
    されたキャリア歯車とを備え、前記回転角度範囲が第1
    の範囲と第2の範囲と前記第1、第2の範囲間の第3の
    範囲とに分割され、(2)前記キャリア歯車は、前記第
    1の範囲内で回転することにより前記光ピックアップ送
    り機構を駆動し、前記第1の範囲から前記第3の範囲を
    介して前記第2の範囲に至る方向に前記第3の範囲内で
    回転することにより前記ディスク搬送機構へ動力を接続
    し、前記第2の範囲から前記第3の範囲を介して前記第
    1の範囲に至る方向に前記第3の範囲内で回転すること
    により前記ディスク搬送機構への動力を切断し、前記第
    1の範囲から前記第3の範囲を介して前記第2の範囲に
    至る方向に前記第2の範囲内で回転することにより前記
    スライダをスライドさせてディスククランパの乖離操
    作、前記搬送ローラのディスクへの圧接操作及び前記デ
    ィスク再生部のロック状態への切換操作を行わせるディ
    スクプレーヤ。
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