JP4313335B2 - スペーサ、及びスペーサ装置 - Google Patents

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本発明は、建物の壁面における長尺状の配線・配管材保護カバーの配線位置に突出部、段差部等が存在する場合に、建物の壁面と前記保護カバーとの間に介装されて、建物の壁面に保護カバーを嵩上げした状態で、確実かつ安定して固定させるためのスペーサ、及びスペーサ装置に関するものである。
上記用途に使用されるスペーサとしては、特許文献1に開示のものが知られている。このスペーサにおいては、図13に示されるように、自身で下孔と雌ねじを形成しながら螺合される「タッピンねじ」と称されるビスの螺入時に発生するカス(樹脂粉)が壁面WとスペーサS’との間に入り込んでスペーサS’が壁面Wから浮き上がったり、或いは複数枚のスペーサS’を重ね合わせて使用した場合に、スペーサS’どうしの間にカスが入り込んで隙間が発生することにより、一方のスペーサが部分的にわん曲されたり、更にはスペーサS’と配線・配管材保護カバーC(以下、単に「保護カバー」と略す場合がある)のベース体との間にカスが入り込んだりして、保護カバーCを壁面Wに安定した状態で確実に固定できないことがあった。なお、図13において2点鎖線は、スペーサS’及び保護カバーCが真っ直ぐな状態を示す。
また、壁面に存在している突起物の高さ、或いは段差の寸法によっては、複数枚のスペーサを重ね合わせることにより、前記高さ又は段差寸法に対応させる必要がある。この場合において、建物の壁面に対する複数枚のスペーサの固定と、予め建物の壁面に固定されたスペーサに対する保護カバー及び/又は別のスペーサの固定とを分けて行うことがあり、建物壁面に対する複数枚のスペーサの固定に使用しているビスの頭部が、保護カバーのベース体又は別のスペーサと干渉してしまうこともあった。
特開平11−325382号公報
本発明は、上記スペーサにおいて、ビスの螺入時に発生するカスがスペーサと壁面との間、又はスペーサどうしの間に入り込んで、スペーサが壁面又は別のスペーサの載置面から浮き上がるのを防止することにより、建物壁面に対して保護カバーを嵩上げした状態で、確実かつ安定して固定可能にすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、建物の壁面と、該壁面に沿って配設される配線・配管材保護カバーとの間に介装されるスペーサであって、前記保護カバーのベース体又は別のスペーサが載置される載置面と、前記壁面又は別のスペーサの載置面に当接させるために、前記載置面の裏側に立設されて一対一組となった1ないし複数組の立脚部と、ビスの螺入によりスペーサ全体を前記壁面に固定する固定部とを備え、前記固定部は、前記載置面よりも低い凹部に形成されていて、前記固定部の裏面側は、ビスの螺入時に発生するカスを収容可能とすべく、前記壁面又は別のスペーサと当接しないように凹状のカス収容空間が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、スペーサの載置面よりも低い凹部に形成された固定部の裏面側には、建物の壁面又は別のスペーサと当接しない凹状のカス収容空間が形成されていて、前記固定部にビスを螺入する際に発生するカス(樹脂粉)は、前記カス収容空間に収容されるため、前記壁面と、該壁面に直接に当接するスペーサとの間、又は相互に重ね合わせられたスペーサの間に前記カスが侵入しなくなる。このため、壁面のスペーサの間、又は相互に重ね合わせられたスペーサの間に隙間が発生しなくなって、ビスによって前記保護カバーをスペーサを介して建物の壁面にしっかりと固定できる。
また、請求項1のスペーサの固定部を形成している凹部、及び前記固定部の裏面側に形成されているカス収容空間は、いずれもスペーサの巾方向の中央部に形成されている。また、請求項1のスペーサは、必要なスペーサ厚を確保するために複数枚重ねて使用される場合があり、この場合には、下方に配置されたスペーサの凹部は、上方に配置されたスペーサのカス収容空間とほぼ合体されて、前記カス収容空間の実質的な収容容積が大きくなって、カスの収容量が増す利点がある。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記当接面は、前記載置面の裏面側に一対一組となった1ないし複数組の立脚部の先端面で構成されることを特徴としている。
請求項2の発明によれは、請求項1の発明の作用効果に加えて、建物の壁面又は重ね合わせられた別のスペーサには、載置面の裏側に立設されて一対一組となった1ないし複数組の立脚部のみが部分的に当接して、載置面の裏面が平面状となって当接する構成ではないので、建物の壁面に突起類が存在していても、前記壁面にスペーサを安定して密着させられる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記凹部の巾は、ビスの頭部を収容可能な巾に形成されていることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の発明の作用効果に加えて、スペーサの載置面よりも低い凹部に、ビスの頭部の少なくとも一部を収容できるため、建物の壁面に固定されたスペーサに対して保護カバーを固定する場合には、ビスの頭部と建物の壁面との間でスペーサが挟持して固定された状態で、前記挟持厚は、スペーサの厚さよりも小さくなる。このため、建物の壁面に対するスペーサの固定状態が良好になると共に、使用されるビスの長さも短くて済む。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記凹部は、ビスの頭部の少なくとも高さ分は載置面よりも低く形成されてビス頭部収容空間を構成していることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかの発明の作用効果に加えて、重ね合わせられた複数枚のスペーサを介して建物の壁面に保護カバーを固定する場合において、前記複数枚のスペーサのいずれの部分においても、ビスの頭部全体を載置面よりも低いビス頭部収容空間に収容可能である。従って、複数枚のスペーサを重ね合わせて使用する場合において、ビスの頭部と干渉することなく、複数類のスペーサを相互に密着させられる。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、ビスを使用してスペーサを壁面に固定する際に、固定部の撓みを防止するための一対の補強脚部が、前記固定部の裏面側における一対の立脚部の間に形成されていることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、請求項1ないし4のいずれかの発明の作用効果に加えて、ビスの頭部と建物の壁面との間でスペーサが挟持して固定される構成では、スペーサの載置面よりも低い位置に形成された固定部が前記挟持力によって撓む恐れがあるが、前記固定部の裏面側における前記一対の立脚部の間に形成された一対の補強脚部によって、前記撓みが防止される。このため、ビスによって建物の壁面にスペーサを固定する際の固定力が大きくなる。
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、ビスを使用してスペーサを壁面に固定する際に、固定部の撓みを防止するための一対の補強脚部が、前記固定部の裏面側における一対の立脚部の間に形成され、前記一対の補強脚部の間隔は、ビスの頭部よりも広く形成されて、2枚のスペーサを重ね合わせるか、又は前記ベース体とスペーサとを重ね合わせた際に、一方のスペーサの一対の補強脚部の間のカス収容空間と、他方のスペーサの凹部内の空間との合体により、又はベース体の底板部の裏面側に形成されたカス収容空間と、スペーサの凹部内の空間との合体により、少なくともビスの頭部を収容可能な高さのビス頭部収容空間が形成されていることを特徴としている。
請求項6の発明によれば、請求項1の発明の作用効果に加えて、2枚のスペーサを重ね合わせたり、ベース体にスペーサを重ね合わせたりして使用する際に、2つの部材の対向部に形成された各凹部の合体により、ビスの頭部が収容可能な構成であるため、建物の壁面に対する複数枚のスペーサの固定と、建物の壁面に固定されたスペーサに対する保護カバーの固定とを分けて行う場合において、複数枚のスペーサが相互に密着した状態で、前者の複数枚のスペーサの固定作業を支障なく行える。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかの発明において、前記載置面から突設されたずれ止め部と、別のスペーサの前記ずれ止め部が嵌着される嵌着部が、前記載置面の裏面側に形成され、2枚のスペーサの一方のずれ止め部が他方の嵌着部に嵌着可能なように、一対一組の立脚部の間隔、一対の補強脚部の間隔、及び隣接する立脚部と補強脚部の間隔がそれぞれ定められていることを特徴としている。
請求項7の発明によれば、請求項1ないし6のいずれかの発明の作用効果に加えて、2枚のスペーサの一方のずれ止め部が他方の嵌着部に嵌着可能な構成になっているので、2枚のスペーサを巾方向にずれることなく互いに重ね合わせた状態で一体化される。このため、複数枚のスペーサを重ね合わせて使用する場合において、各スペーサがばらけなくなって、壁面に対するスペーサの固定作業を含めて、複数枚のスペーサの取り扱いが容易となる。
また、請求項8の発明は、請求項1に記載の複数のスペーサの重ね合わせから成るスペーサ装置であって、相重なり合う2枚のスペーサは、前記カス収容空間と前記凹部内の空間との合体により、少なくともビスの頭部を収容可能な高さを有するビス頭部収容空間が形成されていることを特徴としている。
請求項8の発明によれば、2枚のスペーサを重ね合わせて使用する際に、一方のスペーサのカス収容空間と他方のスペーサの凹部内の空間との合体により、ビスの頭部が収容可能な構成であるため、建物の壁面に対する複数枚のスペーサの固定と、建物の壁面に固定された複数枚のスペーサに対する保護カバーの固定とを分けて行う場合において、複数枚のスペーサが相互に密着した状態で、前者の複数枚のスペーサの固定作業を支障なく行える。
また、請求項9の発明は、請求項1に記載のスペーサと、該スペーサを介して建物の壁面に固定される保護カバーを構成するベース体との組み合わせから成るスペーサ装置であって、前記ベース体の底面の固定板部の裏面には、ビスの螺入時に発生するカスを収容可能なカス収容空間が形成され、前記カス収容空間は、前記スペーサの載置面に突設された一対のずれ止め部が嵌着可能な巾を有し、前記ベース体の裏面のカス収容空間に前記スペーサの一対のずれ止め部を嵌着させて一体化させた状態で、ベース体のカス収容空間とスペーサの凹部内の空間との合体により、少なくともビスの頭部を収容可能な高さを有するビス頭部収容空間が形成されていることを特徴としている。
請求項9の発明によれば、建物の壁面に対するスペーサの固定と、建物の壁面に固定されたスペーサに対する保護カバーの固定とを分けて行う場合において、スペーサと保護カバーのベース体とが相互に密着した状態で、先に壁面に固定されたスペーサに対して前記ベース体が巾方向にずれることなく、前記ベース体を建物の壁面に固定できる。
本発明に係るスペーサによれば、ビスの螺入時において発生したカスは、スペーサの固定部の裏面側に設けられたカス収容空間に収容されるため、建物壁面とスペーサとの間、又はスペーサどうしの間に前記カスが侵入して、スペーサが壁面から浮き上がったり、或いは複数枚重ね合わせられたスペーサが別のスペーサに対してわん曲されたりしなくなって、建物壁面に1ないし複数枚のスペーサを介して保護カバーを嵩上げした状態で、安定してしっかりと固定できる。
また、2枚のスペーサを重ね合わせたり、ベース体にスペーサを重ね合わせたりして使用する際に、2つの部材の対向部に形成された各凹部の合体により、ビスの頭部が収容可能な構成であるため、建物の壁面に対する複数枚のスペーサの固定と、建物の壁面に固定されたスペーサに対する保護カバーの固定とを分けて行う場合において、複数枚のスペーサが相互に密着した状態で、前者の複数枚のスペーサの固定作業を支障なく行える。
以下、複数の最良の実施形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
図1は、第1実施例の二種類のスペーサS1 ,S2 の使用により、建物の壁面Wに上下方向に配設された電線保護モールMとの干渉を回避して、保護カバーCで保護された流体管Pを前記壁面Wに水平に配管した状態の斜視図であり、図2は、同様の状態における縦断面図であり、図3は、図2のX1 −X1 線拡大断面図であり、図4は、図2のX2 −X2 線拡大断面図であり、図5は、二種類のスペーサS1 ,S2 と、保護カバーCを構成するベース体40及びカバー体50との分解斜視図であり、図6は、二種類のスペーサS1 ,S2 と保護カバーCのベース体40との分離状態の横断面図である。
図5及び図6に示される二種類のスペーサS1 ,S2 は、いずれも樹脂の押出成形により形成された長尺状であって、各厚さ(T1 ,T2 )を除いて形状的に同一であるので、厚さT1 の厚い側の一方のスペーサS1 を主体に説明し、他方のスペーサS2 は同S1 との対比においてのみ説明する。スペーサS1 の上面は、保護カバーCのベース体40又はスペーサS2 等の別のスペーサが載置される載置面11となっていて、該載置面11の裏面側の巾方向の両端部に一対の第1立脚部12が形成され、更に一対の第1立脚部12の内側には、所定間隔をおいて一対の第2立脚部13が形成されている。スペーサS1 の巾方向の中央部には、前記載置面11よりも低くて、ビスB1 ,B2 の頭部1が全て収容可能な巾と深さを有する凹部14が形成され、該凹部14はビス頭部収容空間15となっている。凹部14の底部は、ビスB1 の螺入によりスペーサS1 の全体を建物の壁面Wや別のスペーサに固定するための固定部16となっている。固定部16の内面(上面)の巾方向の中央部には、ビスB1 の軸部2の先端3があてがわれるようにガイドするためのガイド凹溝17が長手方向に沿って形成されている。
ここで、スペーサS2 の凹部14’の深さは、ビスB1 ,B2 の頭部1の厚さよりも小さいが、図3に示されるように、保護カバーCのベース体40の底板部41の裏側に形成されたカス収容空間45と合体することにより、或いは図7に示されるように、自身の載置面11に載置される別のスペーサS2 のカス収容空間19と合体することにより、ビスB1 ,B2 の頭部1を収容可能な寸法関係になっている。
固定部16の裏面の巾方向の両端部には、ビスB1 を使用してスペーサS1 を建物の壁面W又は別のスペーサに固定する際に、前記固定部16の撓みを防止するための一対の補強脚部18が形成されている。この結果、一対の補強脚部18の間には、固定部16に対するビスB1 の螺入時に形成されるカスRを収容可能なカス収容空間19が形成されている。二種類のスペーサS1 ,S2 において、載置面11には、巾方向に所定間隔をおいて一対のずれ止め突条21が長手方向に形成され、一対のずれ止め突条21は、他方のスペーサS2 (S1 )の一対の第2立脚部13の内側の各嵌着部22、又は保護カバーCを構成するベース体40の底板部41の裏面に形成された一対の嵌着溝43に嵌着されて、スペーサS1 ,S2 どうし、又はスペーサS1 (S2 )と保護カバーCのベース体40とが、巾方向にずれない構成となっている。従って、スペーサS1 ,S2 に関しては、一対の第1立脚部12の内巾(L1 )は、一対のずれ止め突条21の外巾(L2 )よりも僅かに広くなるような寸法関係になっている。なお、第1及び第2の各立脚部12,13及び一対の補強脚部18の先端の各当接面は、スペーサS1 の載置面11から当距離の部分に配置され、建物の壁面W、又は別のスペーサの載置面11に安定して当接可能となっている。
次に、図3ないし図6を参照して、流体管Pを収容して保護する保護カバーCについて簡単に説明する。保護カバーCは、直線長尺状であって、本発明に係るスペーサS1 ,S2 を介して、又は直接に建物の壁面Wに固定されるベース体40と、該ベース体40に流体管Pが収容された状態で覆蓋されるカバー体50とで構成される。ベース体40及びカバー体50は、いずれも樹脂の押出成形品である。ベース体40は、巾方向の中央部が両端部よりも高く形成されて巾方向に沿って段差状となった底板部41と、該底板部41の内面側に対向した状態で一体に設けられた一対の保持壁部42とで構成される。保持壁部42の上端部(自由端部)は内側に向けて緩やかにわん曲されている。底板部41の裏面には、前記スペーサS1 ,S2 のずれ止め突条21が嵌着される一対の嵌着溝43が形成され、該一対の嵌着溝43の内側には、前記嵌着溝43を構成する内側突条44を介して前記嵌着溝43とほぼ同一深さのカス収容空間45が形成されている。また、一対の保持壁部42の基端部と底板部41の巾方向の両端部との間には、カバー体50の嵌合凸部53が嵌合される嵌合凹部46が側方に開口して形成されている。なお、底板部41の内面の巾方向の中央部には、ビスB2 の先端をガイドするためのガイド凹溝47が形成されている。
一方、カバー体50は、前記ベース体40の各保持壁部42の先端との間に所定の隙間を有して配置される天板部51と、ベース体40の各保持壁部42との間に所定の隙間を有して配置されて、前記天板部51の両側に対向して一体に設けられた一対の側板部52とを備え、前記天板部51と対向する側が開口している。各側板部52の内側であって、しかも開口側の端部には、中空状をした一対の嵌合凸部53が巾方向に対向して長手方向に沿って連続して形成されている。カバー体50の内面における天板部51から各側板部52の基端部に至る部分には、所定厚の断熱材54が貼り付けられている。
次に、図1及び図2に示されるように、建物の壁面Wに電線5を収容した電線保護モールMが垂直方向に沿って貼り付けられていて、前記モールMを跨いだ状態で流体管Pを壁面Wに沿って水平に配置して、保護カバーC内に収容して保護するには、以下のようにして行う。なお、モールMは、壁面Wに両面テープ(図示せず)を介して固定されるベース体6と、該ベース体6に電線5を収容した状態で該ベース体6に嵌着されるカバー体7とからなる。モールMの高さ(H1)〔図2参照〕は、スペーサS1 の厚さT1 よりも大きくして、各スペーサS1 ,S2 の各厚さの和(T1 +T2 )よりは小さいので、スペーサS1 と同S2 を重ね合わせて使用することにより、モールMとの干渉を避けて保護カバーCを水平に配置できる。
まず、厚さの異なる各スペーサS1 ,S2 を1枚ずつ選択して、スペーサS1 の載置面11の上に別のスペーサS2 を載置して、上側のスペーサS2 の一対のずれ止め突条21の内側の各嵌着部22に、下側のスペーサS1 に形成された一対のずれ止め突条21を嵌着させて、2枚のスペーサS1 ,S2 を重ね合わせる。壁面Wに垂直に取付けられているモールMの両側の流体管Pの配管位置には、罫書き線(図示せず)が罫書かれていて、該罫書き線に沿って一体に重ね合わせられた2枚のスペーサS1 ,S2 を配置する。この状態で、図3に示されるように、上方のスペーサS2 のガイド凹溝17にビスB1 の先端部を当てがった状態で、該ビスB1 をドライバーにより回転させると、前記ビスB1 は、スペーサS2 の固定部16及びスペーサS1 の固定部16に順次螺入された後に、壁面Wに螺入される。ビスB1 は、タッピンねじで構成されているため、その螺入時には自ら下孔と雌ねじを形成しながら螺入されるため、上方のスペーサS2 の固定部16に対する螺入時に発生するカス(樹脂粉)Rは、上方のスペーサS2 の裏面のカス収容空間14と下方のスペーサS1 の上面の凹部14との合体空間に収容され、下方のスペーサS1 の固定部16に対する螺入時に発生するカスRは、前記固定部16の裏面側に開口して形成されたカス収容空間19と壁面Wとの密閉空間に収容される。このため、ビスB1 の螺入時において発生するカスが各スペーサS1 ,S2 の間、或いは下方のスペーサS1 と壁面Wとの間に入り込まなくなって、スペーサS1 が壁面Wから、或いはスペーサS2 がスペーサS1 の載置面11から、それぞれ浮き上がるのを確実に防止した状態で、重ね合わせられた2枚のスペーサS1 ,S2 は、壁面の所定位置に水平に固定される。また、上下の各スペーサS1 ,S2 は、スペーサS1 の各ずれ止め突条21がスペーサS2 の各嵌着部22に嵌着されていて、相互に巾方向にずれない組付け構造になっているため、前記ビスB1 の螺入時においては、上下の各スペーサS1 ,S2 は、巾方向に対しては一体構造と同様であるので、一方のスペーサS1 が他方のスペーサS2 に対して巾方向にずれなくなって、ビスB1 の前記螺入作業を安定して行える。
なお、スペーサS1 ,S2 の各固定部16は、全体厚さT1 ,T2 に比較して著しく薄くなっているので、ビスB1 の螺入時には、ねじ下孔を予め明けることなく、ビスB1 の螺入時に下孔と雌ねじとが同時に形成可能である。このため、前記カスRの発生量が多くなるが、前記凹部14及びカス収容空間19は長手方向に連続して形成されているため、前記凹部14及びカス収容空間19、特に横断面積の小さなカス収容空間19に収容されようとするカスRの量が多い場合には、前記カスRは横方向に押し出されて収容されるので、カスRの発生量が多くなっても、スペーサS1 ,S2 の間、或いはスペーサS1 と壁面Wとの間にカスRが入り込む(詰まる)ことはない。
次に、図4に示されるように、上方のスペーサS2 の各ずれ止め突条21を、保護カバーCを構成するベース体40の裏面に形成された各嵌着溝43に嵌着させた状態で、上方のスペーサS2 の載置面11に保護カバーCのベース体40を載置させるため、保護カバーCは、壁面Wに予め固定されている2枚のスペーサS1 ,S2 に対して巾方向にずれなくなる。なお、スペーサS2 とベース体40の嵌着の面のみからは、ベース体40の内側突条44はなくてもよい。そして、ビスB1 を使用して行う壁面Wに対する2枚のスペーサS1 ,S2 の固定作業と全く同様にして、ビスB1 に比較して短い別のビスB2 を使用し、ベース体40の底板部41と上方のスペーサS2 の固定部16とを一体に連結することにより、ビスB1 を介して壁面Wに固定されているスペーサS2 に対してビスB2 を介してベース体40を固定する。これにより、保護カバーCのベース体40は、壁面Wに垂直方向に取付けられたモールMを跨いだ状態で、各スペーサS1 ,S2 を介して壁面Wに水平方向に沿って固定される。ビスB2 をベース体40の底板部41及びスペーサS2 の固定部16にそれぞれ螺入する際に発生するカスRは、スペーサS2 の凹部14’とベース体40の裏面のカス収容空間45との合体空間、及びスペーサS1 の凹部14とスペーサS2 の裏面のカス収容空間14との合体空間にそれぞれ収容される。また、スペーサS1 ,S2 の各カス収容空間19の巾方向の両側には、それぞれ補強脚部18が形成されているので、固定部16にビスB1 ,B2 を押し付けて螺入させる際に、前記固定部16が下方に撓まなくなって、前記螺入作業を安定して確実に行える。更に、図3に示されるように、スペーサS2 の凹部14’の深さは、ビスB2 の頭部1の厚さよりも小さいが、スペーサS2 の凹部14’は、その載置面11に載置固定されたベース体40のカス収容空間45と合体し、ビスB2 の頭部1は、前記合体空間内に収容される。
次に、ベース体40に流体管Pを収容した後に、前記ベース体40の嵌合凹部46にカバー体50の嵌合凸部53を嵌合させることにより、ベース体40に対してカバー体50を覆蓋させる。これにより、保護カバーCの内部に流体管Pが収容保護されて、壁面Wに垂直方向に取付けられているモールMを跨いだ状態で、水平方向に配管された流体管Pが、スペーサS1 ,S2 により壁面Wに対して嵩上げされた状態の保護カバーC内に収容保護される。
また、図7は、1枚のスペーサS1 と2枚のスペーサS2 とを重ね合わせたものを使用して流体管Pを配管した状態の横断面図である。下方のスペーサS1 と上方のスペーサS2 とは、上記と同様に重ね合わせられて、ビスB1 によって壁面Wに固定される。その後に、別のスペーサS2 の載置面11に保護カバーCのベース体40が巾方向にずれ止めされた状態で載置されたものは、壁面Wに固定された上方のスペーサS2 の載置面11に巾方向にずれ止めされた状態で載置して、ビスB3 を介して壁面Wに固定されている前記スペーサS2 に固定される。この実施例の特徴は、ビスB1 により壁面Wに固定されている上方のスペーサS2 の凹部14’と、このスペーサS2 の上方に載置された別のスペーサS2 のカス収容空間19との合体により形成される空間に、ビスB1 の頭部1が収容される構成である。このように、最終的に2枚以上連続して重ね合わせられるスペーサS2 はどの位置で固定しても、固定に使用しているビスの頭部1は、相上下する2枚のスペーサS2 のうち下方のスペーサS2 の凹部14’と、上方のスペーサS2 のカス収容空間19との合体により形成される空間に収容される関係にある。
図8は、第2実施例のスペーサS12の使用により、保護カバーC内に収容保護された流体管Pを壁面Wの段差部60に水平に配管した状態の一部を破断した平面図であり、図9は、図8のY−Y線断面図であり、図10は、スペーサS12の断面図である。図10において、スペーサS12は、第1実施例のスペーサ2 と同一の厚さT2 を有していて、上面の載置面31の巾方向の中央部には、ビスB4 の頭部1の高さよりも小さな深さを有する凹部32が形成されて、該凹部32の両側には、ベース体40の一対の内側突条44の内側にそれぞれ嵌着される一対のずれ止め突条33が長手方向に形成されている。載置面31には、前記凹部32の深さだけ低くなった位置に固定部34が形成され、該固定部34の裏面にはカス収容空間35が形成されている。前記載置面31の巾方向の両端部には、それぞれ凹部36が形成されて、スペーサS12の巾方向の両端部には、一対の巾広の当接部37が形成されている。前記カス収容空間35の両側には、それぞれ補強脚部38が形成され、該補強脚部38の外側面と前記当接部37の内側面との間は、別のスペーサのずれ止め突条33が嵌着される嵌着溝39となっている。なお、図8において、30は、固定部34の上面に形成されたガイド凹溝を示す。
スペーサS12は、前記スペーサS2 に対して、ビスB4 の頭部1の高さよりも浅い凹部32、固定部34の裏面に形成されたカス収容空間35、該カス収容空間35の両側に形成された一対の補強脚部38を備えている構成は共通しているが、一対のずれ止め突条33の巾方向に沿った形成位置、裏面側に別のスペーサの一対のずれ止め突条33と嵌着される一対の嵌着溝39が形成されている構成、各立脚部12,13に替えて巾広の当接部37が設けられている構成等において相違している。スペーサS12の厚さはT1 であるが、前記スペーサS1 ,S2 の組み合わせと同様に、スペーサS12は、厚さを除いて形状が同一の厚さT1 を有する別のスペーサ(図示せず)と組み合わせて使用される。
そして、図8に示されるように、壁面Wに段差H2 の段差部60が存在する場合には、前記段差H2 の等しい厚さT2 を有するスペーサS12を、壁面Wにおける段差H2 だけ低い部分W1 に配置させて、壁面Wにおける保護カバーCの配設位置のみを同一平面状にして、壁面Wにおける段差H2 だけ低い部分W1 では、スペーサS12により嵩上げした状態で保護カバーCのベース体40を壁面Wに固定する。
そして、保護カバーCを構成するベース体40の一対の内側突条44の内側にスペーサS12のずれ止め突条33をそれぞれ嵌着させて、ベース体40とスペーサS12とが巾方向にずれない状態にして、壁面Wの段差H2 だけ低い部分W1 にのみ前記スペーサS12を配置して、ベース体40の底板部41とスペーサS12の固定部34にビスB4 を順次螺入させた後に、該ビスB4 を壁面Wに螺入させると、壁面Wの段差H2 だけ低い部分W1 にスペーサS12を介してベース体40が固定される。ベース体40の底板部41とスペーサS12の固定部34にビスB4 を順次螺入させる際に発生するカスRは、それぞれスペーサS12の上面の凹部32とベース体40の裏面のカス収容空間45との合体空間、及びスペーサS12裏面のカス収容空間35と壁面W1 との密閉空間にそれぞれ収容されるため、スペーサS12の載置面31とベース体40の底板部41との間、或いはスペーサS12の底面と壁面W1 との間にカスRが侵入しなくなって、スペーサS12又はダクト本体が部分的に浮き上がらなくなる作用は、上記実施例1のスペーサS1 ,S2 の場合と全く同様である。なお、壁面Wの残りの部分〔段差H2 を介して高い部分〕には、ベース体40の底板部41が直接に当接してビス(図示せず)を介して固定される。
図11は、第3実施例のスペーサS22の断面図である。第3実施例のスペーサS22は、第1実施例のスペーサS2 に対して、一対の補強脚部18の外側に一対の立脚部71が形成され、該一対の立脚部71の外側に一対の嵌着溝72が形成れ、該一対の嵌着溝72の外側に一対の当接部73が形成され、更に、巾方向の中央の凹部14’を除いて平面状となっている載置面11における巾方向に沿って前記一対の嵌着溝72に対応する位置に、別のスペーサの嵌着溝72に嵌着される一対のずれ止め突条74が形成されている点が異なる。壁面W又は別のスペーサの載置面に対しては一対の補強脚部18,一対の立脚部71,一対の当接部73が当接する。
図12は、第4実施例のスペーサS32の断面図である。第3実施例のスペーサS32は、第1実施例のスペーサS2 の凹部14’,カス収容空間19,ガイド凹溝17を備えていて、上面の全面が載置面81となっていると共に、下面の巾方向の中央に形成されたカス収容空間35の両側に巾広の一対の当接部82が形成された構成である。
また、実施例1,2のいずれのスペーサS1 ,S2 ,S12においても、保護カバーCの長手方向の全長に亘ってスペーサS1 ,S2 ,S12を配置する必要は必ずしもなく、長さの短いスペーサを断続的に配置して、保護カバーCを壁面W(W1 )から必要高さだけ嵩上げしてもよい。なお、建物の壁面に設けられる突出部の他の例としては、柱が挙げられる。
更に、上記各実施例では、スペーサ及びベース体が長尺状の場合について説明したが、建物のコーナー部、入隅部、出隅部等においては、長尺状のスペーサ及びベース体と接続される短尺状のスペーサ及びベース体が使用され、このような短尺状のスペーサ及びベース体に対しても本発明を適用できる。
第1実施例の二種類のスペーサS1 ,S2 の使用により、建物の壁面Wに上下方向に配設された電線保護モールMとの干渉を回避して、保護カバーCで保護された流体管Pを前記壁面Wに水平に配管した状態の斜視図である。 同様の状態における縦断面図である。 図2のX1 −X1 線拡大断面図である。 図2のX2 −X2 線拡大断面図である。 二種類のスペーサS1 ,S2 と、保護カバーCを構成するベース体40及びカバー体50との分解斜視図である。 二種類のスペーサS1 ,S2 と保護カバーCのベース体40との分離状態の横断面図である。 1枚のスペーサS1 と2枚のスペーサS2 とを重ね合わせたものを使用して流体管Pを配管した状態の横断面図である。 第2実施例のスペーサS12の使用により、保護カバーC内に収容保護された流体管Pを壁面Wの段差部60に水平に配管した状態の一部を破断した平面図である。 図8のY−Y線断面図である。 スペーサS12の断面図である。 スペーサS22の断面図である。 スペーサS32の断面図である。 建物の壁面WとスペーサS’との間にカスRが詰まって、スペーサS’及び保護カバーCが部分的にわん曲された状態の平面図である。
符号の説明
1 〜B4 :ビス
C:配線・配管材保護カバー
1 :電線管保護モールの高さ
2 :壁面の段差
R:カス
1 ,S2 ,S12,S22,S32:スペーサ
W:建物の壁面
1 :建物の段差分だけ低い壁面
11,31,81:載置面
12:第1立脚部(立脚部)
13:第2立脚部(立脚部)
14,14’,32:凹部
15:ビス頭部収容空間
16,34:固定部
18,38:補強脚部
19,35:カス収容空間
21,33,74:ずれ止め突条
22:嵌着部
37,73,82:当接部
39,72:嵌着溝(嵌着部)
60:段差部
71:立脚部

Claims (9)

  1. 建物の壁面と、該壁面に沿って配設される長尺状の配線・配管材保護カバーとの間に介装されるスペーサであって、
    前記保護カバーのベース体又は別のスペーサが載置される載置面と、
    前記壁面又は別のスペーサの載置面に当接させるために、前記載置面の裏面側に形成された当接面と、
    ビスの螺入によりスペーサ全体を前記壁面に固定する固定部とを備え、
    前記固定部は、前記載置面よりも低い凹部に形成されていて、前記固定部の裏面側は、ビスの螺入時に発生するカスを収容可能とすべく、前記壁面又は別のスペーサと当接しないように凹状のカス収容空間が形成されていることを特徴とするスペーサ。
  2. 前記当接面は、前記載置面の裏面側に一対一組となった1ないし複数組の立脚部の先端面で構成されることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ。
  3. 前記凹部の巾は、ビスの頭部を収容可能な巾に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスペーサ。
  4. 前記凹部は、ビスの頭部の少なくとも高さ分は前記載置面よりも低く形成されてビス頭部収容空間を構成していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のスペーサ。
  5. ビスを使用してスペーサを壁面に固定する際に、固定部の撓みを防止するための一対の補強脚部が、前記固定部の裏面側における一対の立脚部の間に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスペーサ。
  6. ビスを使用してスペーサを壁面に固定する際に、固定部の撓みを防止するための一対の補強脚部が、前記固定部の裏面側における一対の立脚部の間に形成され、
    前記一対の補強脚部の間隔は、ビスの頭部よりも広く形成されて、2枚のスペーサを重ね合わせるか、又は前記ベース体とスペーサとを重ね合わせた際に、一方のスペーサの一対の補強脚部の間のカス収容空間と、他方のスペーサの凹部内の空間との合体により、又はベース体の底板部の裏面側に形成されたカス収容空間と、スペーサの凹部内の空間との合体により、少なくともビスの頭部を収容可能な高さのビス頭部収容空間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ。
  7. 前記載置面から突設されたずれ止め部と、別のスペーサの前記ずれ止め部が嵌着される嵌着部が、前記載置面の裏面側に形成され、
    2枚のスペーサの一方のずれ止め部が他方の嵌着部に嵌着可能なように、一対一組の立脚部の間隔、一対の補強脚部の間隔、及び隣接する立脚部と補強脚部の間隔がそれぞれ定められていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のスペーサ。
  8. 請求項1に記載の複数のスペーサの重ね合わせから成るスペーサ装置であって、
    相重なり合う2枚のスペーサは、前記カス収容空間と前記凹部内の空間との合体により、少なくともビスの頭部を収容可能な高さを有するビス頭部収容空間が形成されていることを特徴とするスペーサ装置。
  9. 請求項1に記載のスペーサと、該スペーサを介して建物の壁面に固定される保護カバーを構成するベース体との組み合わせから成るスペーサ装置であって、
    前記ベース体の底面の固定板部の裏面には、ビスの螺入時に発生するカスを収容可能なカス収容空間が形成され、前記カス収容空間は、前記スペーサの載置面に突設された一対のずれ止め部が嵌着可能な巾を有し、
    前記ベース体の裏面のカス収容空間に前記スペーサの一対のずれ止め部を嵌着させて一体化させた状態で、ベース体のカス収容空間とスペーサの凹部内の空間との合体により、少なくともビスの頭部を収容可能な高さを有するビス頭部収容空間が形成されていることを特徴とするスペーサ装置。
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