JP4964684B2 - 断熱材配置具、及び配管材保護カバー - Google Patents

断熱材配置具、及び配管材保護カバー Download PDF

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本発明は、配管材保護カバーにおける壁面に固定される側の断熱性を確保する断熱材を配置するための断熱材配置具、及び固定される側の断熱性を高めた配管材保護カバーに関するものである。
給水管・給湯管等の配管材を壁面に沿って設置する際に、当該配管材を断熱性を高めて収容するための配管材保護カバーの一つとして、特許文献1に開示のものが知られている。この保護カバーは、配管材を収容する空間に、断面視で2分割された断面リング状の断熱材が配置されたものであって、配管材の全周が断熱材で覆われるため、断熱性が高められる利点はあるが、断熱材の全てが配管材の収容空間に配置されているため、収容空間を狭めてしまい、保護カバーの大きさを一定にすれば、収容可能な配管材の大きさが制限されると共に、一定以上の配管材を収容可能にすると、保護カバーそのものが大きくなってしまう問題がある。
また、保護カバーの収容空間に収容される配管材が直接に断熱材に接触する構成であるため、配管材により断熱材が押圧されて過度に潰される(圧縮される)ことにより、断熱性が損なわれるという問題もあった。
実開平3−102696号公報
本発明は、配管材保護カバーの収容空間を狭めることなく、断熱性を高めることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、配管材保護カバーと当該保護カバーが固定される壁面との間に介在される長尺状の断熱材配置具であって、厚さ方向に沿って対向する各外面は、それぞれ前記保護カバーが載置される載置面、及び前記壁面に当接される当接面となっていて、厚さ方向の中間部に長尺シート状の断熱材が、前記保護カバー内に長手方向に連続して形成された配管材収容空間に対応して、前記保護カバーの固定状態で壁面に沿うように、前記配管材収容空間の長手方向に連続して平面配置され、前記断熱材の幅方向の少なくとも一端部が収容される断熱材収容部を備え、保護カバーの嵩上げ用に使用されるスペーサを兼用していることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、配管材保護カバーと、当該保護カバーが固定される壁面との間に、厚さ方向の中間部に長尺シート状の断熱材が収容配置された同じく長尺状の断熱材配置具を介在させて、保護カバー内に配管材を収容して配管できるので、保護カバーにおける配管材を収容する収容空間の大きさをそのまま確保して、即ち収容空間を狭めることなく、保護カバーのうち最も熱伝達が行われ易い部分である保護カバーと壁面との間を断熱させることが可能となる。このため、保護カバーにより収容可能な配管材の大きさの制約を全く受けることなく、即ち、設定された大きさの配管材を収容保護するという保護カバーの本来の機能を全く損なうことなく、保護カバーと、当該保護カバーが固定される壁面との間の断熱性を保護カバーの全長に亘って高めることができる。また、長尺シート状の断熱材が保護カバーの配管材収容空間の長手方向に連続して平面配置されていて、配管材の平面視において、配管材の収容空間と、断熱材配置具に平面配置状態で収容された断熱材とが対応して重なり合う関係になっている。このため、保護カバーの収容空間に収容された配管材の断熱効果が高められる。
また、長尺シート状の前記断熱材の幅方向の少なくとも一端部が収容される断熱材収容部を備えていて、断熱材配置具に設けられた断熱材収容部に断熱材の幅方向の少なくとも一端部が収容されているため、断熱材配置具に対して断熱材が抜け出ることなく収容できる。また、厚さ方向の中間部に断熱材が収容配置された断熱材配置具はスペーサを兼用しているので、配管材を収容した保護カバーを嵩上げできて、壁面に設けられた干渉物との干渉を回避して、壁面に保護カバーを固定できる。
また、請求項の発明は、配管材保護カバーと当該保護カバーが固定される壁面との間に介在される断熱材配置具であって、厚さ方向に沿って対向する各外面は、それぞれ前記保護カバーが載置される載置面、及び前記壁面に当接される当接面となっていて、シート状の断熱材の幅方向の両端部を収容可能な断熱材収容部を備え、当該断熱材の幅方向の両端部が前記断熱材収容部に収容された状態で、厚さ方向の中間部に前記断熱材が、前記保護カバー内に形成された配管材収容空間に対応して、前記保護カバーの固定状態で壁面に沿うように平面配置されていることを特徴としている。
請求項の発明によれば、配管材の平面視において、配管材の収容空間と、断熱材配置具に平面配置状態で収容された断熱材とが対応して重なり合う関係になっている。このため、保護カバーの収容空間に収容された配管材の断熱効果が高められるのに加えて、断熱材配置具は、シート状の断熱材の幅方向の両端部を収容可能な断熱材収容部を備えているため、当該断熱材配置具の断熱材収容部に収容されたシート状の断熱材は、容易には抜け出ない。
また、請求項の発明は、内部に配管材収容空間が形成され、外面の特定の側部に当該特定の側部を壁面に当接させて固定するための固定部が形成された配管材保護カバーであって、前記外面の特定の側部には、壁面に当接する当接脚部が形成され、当該当接脚部により前記外面と壁面との間に、幅方向の両端部に溝部が形成されて、壁側に開口する断熱材収容空間が形成され、当該各溝部に断熱材の両端部が挿入された状態で、当該断熱材収容空間に当該断熱材が収容配置されていることを特徴としている。
請求項の発明によれば、保護カバーの固定部に形成された当接脚部により、保護カバーの外面と壁面との間に形成された断熱材収容空間に断熱材が収容配置された構成であるため、保護カバーの配管材収容空間を全く狭めることなく、保護カバーに収容された配管材と壁面との間の断熱性を高めることができる。また、保護カバーの断熱材収容空間の幅方向の両端部に形成された溝部には、断熱材の両端部が挿入されるので、当該断熱材収容空間に収容された断熱材は、接着剤を用いなくても、容易には抜け出ない。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記当接脚部は、前記壁面に配管材保護カバーが固定された際に断熱材が潰されて機能を損なうことのない高さに定められていることを特徴としている。
請求項の発明によれば、固定部に設けられた当接脚部を壁面に当接させて、保護カバーを壁面に固定した場合において、前記固定部に設けた断熱材収容部に収容された断熱材が潰されて(圧縮されて)も、前記当接脚部の高さは、当該断熱材の機能が損なわれないような高さに定められているので、断熱材は、本来の機能をそのまま発揮できる。
本発明に係る断熱材配置具によれば、配管材保護カバーと、当該保護カバーが固定される壁面との間に、厚さ方向の中間部に断熱材が収容配置された断熱材配置具を介在させて配管可能となるので、保護カバーにおける配管材を収容する収容空間の大きさをそのまま確保して、即ち収容空間を狭めることなく、保護カバーのうち最も熱伝達が行われ易い部分である保護カバーと壁面との間を断熱させることが可能となる。このため、設定された大きさの配管材を収容保護するという保護カバーの本来の機能を全く損なうことなく、保護カバーと、当該保護カバーが固定される壁面との間の断熱性を高めることができる。
本発明に係る配管材保護カバーは、固定部に形成された当接脚部により、保護カバーの外面と壁面との間に形成された断熱材収容部に断熱材が収容配置された構成であるため、保護カバーの配管材収容空間を全く狭めることなく、保護カバーに収容された配管材と壁面との間の断熱性を高めることができる。また、保護カバーの断熱材収容空間の幅方向の両端部に形成された溝部に、断熱材の幅方向の両端部が挿入されるので、当該断熱材収容空間に収容された断熱材は、接着剤を用いなくても、容易には抜け出ない。
以下、最良の実施形態を挙げて本発明について更に詳細に説明する。
最初に、図1ないし図4を参照にして、請求項1の発明の実施例について説明する。図1は、本発明に係る断熱材配置具A1 の使用状態の断面図であり、図2は、本発明に係る断熱材配置具A1 と配管材保護カバーK0 を構成する基台V0 及び蓋体L0 とを分離させた状態の断面図であり、図3は、断熱材配置具A1 の斜視図であり、図4(イ),(ロ)は、それぞれ断熱材配置具A1,A2 の断面図である。断熱材配置具A1 は、配管材保護カバーK0 を壁面Wに対して嵩上げするスペーサとしての機能を備えた長尺状の部材であって、断面視において左右対称線C1 に対して対称な形状であり、本体板部11の幅方向の両端部には、それぞれ側板部12が当該本体板部11と直交し、しかも対向して一体に形成され、当該本体板部11の幅方向の両端の部分には、当該本体板部11と所定間隔をおき、しかも本体板部11と平行となって左右一対の保護カバー載置板部13がそれぞれ配置されて、前記各側板部12の幅方向の端部に一体に形成され、前記本体板部11における保護カバー載置板部13が配置されている側の反対の面には、左右一対の一組となっていて、壁面Wに当接する四組の当接脚部14a,14b,14c,14dが前記本体板部11の幅方向に沿って所定間隔をおいて突設された構成である。
また、左右一対の各保護カバー載置板部13と本体板部11とで形成される空間部は、厚板状の断熱材D1 の幅方向の両端部を挿入して収容するための断熱材収容部15となっていて、左右一対の各保護カバー載置板部13の幅方向の内端部は、本体板部11と反対の側に僅かに屈曲されて前記載置板部13に対して立ち上がった立上り部16となっていて、各立上り部16の間の開口は、断熱材挿入口17となっている。前記各立上り部16の先端の断熱材挿入口17に臨む側には、保護カバーK0 の基台V0 の固定部41に形成された被係止突起43と係止する断面略円形の係止突起18が形成されている。一対の係止突起18の内側の間隔E1 は、保護カバーK0 の基台V0 の固定部41に形成された左右一対の被係止突起43と係止可能なように、前記一対の被係止突起43の外側の間隔E2 よりも僅かに小さくなっている。本実施例の断熱材配置具A1 では、本体板部11と左右一対の保護カバー載置板部13とは、連結強度を高めるために側板部12の僅かに内側において連結板部19で互いに連結されている。
また、四組の当接脚部14a,14b,14c,14dのうち最も外側の当接脚部14dの先端部には、壁面Wに密着する密着片部14d1 が内方に向けて本体板部11と平行に形成されている。最も外側の当接脚部14dは、側板部12の下半部を構成している(を兼用している)。外側から起算して2番目に配置された一対の当接脚部14cの先端部には、後述のスペーサSの係止突起33と係止可能な被係止突起21がそれぞれ形成されている。左右一対の被係止突起21の外側の間隔E2 は、保護カバーK0 の基台V0 に形成された左右一対の被係止突起43の外側の間隔E2 と同一である。また、本体板部11の上面には、断熱材配置具A1 を壁面Wに固定するビスB1 の位置を定めるための第1位置決め凹条22aが幅方向の中央(左右対称線C1 上)に形成されていると共に、保護カバーK0 の基台V0 と一体にして当該断熱材配置具A1 を壁面Wに固定するビスB2 の位置を定めるための第2位置決め凹条22bが前記凹条22aの両側に形成されている。断熱材配置具A1 の幅Fは、保護カバーK0 の蓋体L0 の幅Fと同一であり、断熱材配置具A1 の高さは(H1)である。
断熱材配置具A1 は、保護カバーK0 を嵩上げするためのスペーサとしての機能も有していて、保護カバー載置板部13の表面は保護カバーK0 の固定部41を載置するための載置面23となっていると共に、各当接脚部14a〜14dの先端面は、壁面W又は別のスペーサSに当接する当接面24となっている。
また、図1及び図2に示されるスペーサSは、前記断熱材配置具A1 と異なって専ら嵩上げのために使用される部材であって、前記断熱材配置具A1 或いは保護カバーK0 の基台V0 に係止連結されて使用される。スペーサSは、前記断熱材配置具A1 において断熱材収容部15を欠落されて、高さ(H2)が前記断熱材配置具A1 の高さ(H1)よりも遥かに低く形成された形状であって、断面視において左右対称線C2 に対して対称になっている。本体板部31の上面の前記断熱材配置具A1 の一対の立上り部16と同一位置に一対の立上り部32が形成されて、各立上り部32の上端部の内側にそれぞれ係止突起33が形成されている。左右一対の係止突起33の内側の間隔は(E1)である。一方、本体板部31の裏面には、断熱材配置具A1 の当接脚部14a〜14dと同様にして、一対一組となった四組の当接脚部34a〜34dが形成されている。外側から起算して2番目の左右一対の当接脚部34cには、前記断熱材配置具A1 の被係止突起21と同様の被係止突起35が形成されている。
次に、図1及び図2を参照して、保護カバーK0 について簡単に説明する。保護カバーK0 は、前記断熱材配置具A1 及び/又は前記スペーサSを介して、或いは直接に壁面Wに固定される基台V0 と、当該基台V0 に覆蓋される蓋体L0 とで構成される。基台V0 は、断面視において左右対称線C3 に対して対称であって、固定部41に立ち上がった形態で形成された二つの配管材保持部42を備えている。固定部41は、断面視で凹凸状に形成されて、前記断熱材配置具A1 の左右一対の係止突起18に係止可能な一対の被係止突起43が形成されている。配管材保持部42は、内側に配置される折返し構造の保持片44と外側の保持片45とで構成されて、各保持片44,45の間が保持空間46となっており、左右の各保持片44,45が外方に撓んで前記保持空間46に、配管材である給水管P1 及び給湯管P2 が収容されて左右の各保持片44,45で保持される。各保持部42において、外側の保持片45の下端部の外側には、蓋体L0 の被嵌合部53と嵌合可能な凹状の嵌合部47が形成されている。
一方、蓋体L0 は、両側板部51が天板部52で連結された構成であって、各側板部51の先端部の内側には、基台V0 の嵌合部47と嵌合可能な被嵌合部53が形成されていて、各側板部51と天板部52の連続した内周面には、断熱材D0 が前記内周面に沿うように配置されて、当該断熱材D0 の幅方向の両端部は、前記被嵌合部53を形成する部材と側板部51との間に形成された隙間54に挿入されている。
基台V0 の各保持空間46にそれぞれ給水管P1 及び給湯管P2 が収容保持された状態で、基台V0 に対して蓋体L0 を押し込むと、蓋体L0 の各側板部51が外方に撓まされた後に、基台V0 の嵌合部47に対して蓋体L0 の被嵌合部53が嵌合されると、外方に撓んでいた蓋体L0 の各側板部51は原形状に復元して、基台V0 に対して蓋体L0 が外れることなく覆蓋される(図1参照)。
そして、断熱材配置具A1 及びスペーサSを使用して、壁面Wに対して高さ(H1 +H2 )だけ嵩上げした状態で保護カバーK0 を固定するには、以下のようにして行う。図5は、断熱材配置具A1 とスペーサSとを組み付けて壁面Wに固定した状態の断面図である。まず、図5に示されるように、断熱材配置具A1 をスペーサSに対して強く押し付けると、断熱材配置具A1 の当接脚部14cが僅かに内方に撓んで、断熱材配置具A1 の被係止突起21とスペーサSの係止突起33とが係止されて、互いに連結される。断熱材配置具A1 とスペーサSとを上記のようにして連結した状態では、分離方向に対しては僅かに隙間を有している。また、図5に示されるように、断熱材配置具A1 を構成する一対一組となった四組の各当接脚部14a〜14dのうち、被係止突起21が形成された当接脚部14cのみは、スペーサSの本体板部31に当接せず、残りの全ての当接脚部14a,14b,14dは、スペーサSの本体板部31に当接している。また、スペーサSに関しては、中央部と両側端部の各当接脚部34a,34dのみが壁面Wに当接して、残りの各当接脚部34b,34cは、壁面Wに当接せずに当該壁面Wとの間に僅かの隙間を有している。
そして、図5に示されるように、断熱材配置具A1 の本体板部11の幅方向の中央部に形成された第1位置決め凹条22aの部分に長手方向に所定間隔をおいて複数本のビスB1 を螺入することにより、断熱材配置具A1 とスペーサSとを一体化すると共に、一体化された断熱材配置具A1 及びスペーサSを壁面Wに固定する。次に、断熱材D1 を幅方向にわん曲させて、その両端部を断熱材配置具A1 の断熱材収容部15にそれぞれ挿入して収容させると、当該断熱材D1 は、容易に抜け出ない状態で、断熱材配置具A1 の本体板部11の上面に平面配置される。断熱材配置具A1 の内部に平面配置された断熱材D1 は、図1に示されるように、基台V0 に対して蓋体L0 を覆蓋させた保護カバーK0 の配管材収容空間50の平面視においてほぼ全ての部分に対応している(配管材収容空間50の幅方向の全部分において断熱材D1 が存在している)。当該断熱材D1 及び前記断熱材D0 は、いずれも軽量な樹脂発砲体で形成されていて、僅かに圧縮変形される。
次に、複数本のビスB1 を介して壁面Wに固定された断熱材配置具A1 に対して保護カバーK0 の基台V0 を押し付けて、断熱材配置具A1 の係止突起18に対して基台V0 の被係止突起43を係止させると、壁面Wに固定された断熱材配置具A1 に対して基台V0 が連結される。この状態で、基台V0 の固定部41における各保持空間46の直下の部分にビスB2 を壁面Wの部分まで螺入すると、当該ビスB2 は、断熱材配置具A1 及びスペーサSの各本体板部11,31を貫通し、壁面Wとの間に断熱材配置具A1 及びスペーサSを介在させて、高さ(H1 +H2 )だけ嵩上げされた状態で、ビスB2 を介して基台V0 が壁面Wに固定される。この状態において、基台V0 の各保持空間46に給水管P1 及び給湯管P2 をそれぞれ収容保持させ、その後に基台V0 に対して蓋体L0 を覆蓋させる。
保護カバーK0 、断熱材配置具A1 及びスペーサSの各幅(F)は同一であるため、壁面Wに対して高さ(H1 +H2 )だけ嵩上げされて固定された保護カバーK0 は、断熱材配置具A1 及びスペーサSを認識させず、全体が一つの保護カバーK0 のように認識されるため、保護カバーK0 の固定状態の外観が良好となる(美観が保持される)。また、図1に示されるように、基台V0 に蓋体L0 を覆蓋させて内部に形成された配管材収容空間50は、その全周が断熱材配置具A1 に収容された断熱材D1 及び保護カバーK0 の蓋体L0 の内周面に配置された断熱材D0 により覆われるため、前記配管材収容空間50を全く狭めることなく、前記配管材収容空間50内の各保持空間46に保持された給水管P1 及び給湯管P2 の断熱性が高められる。
断熱材配置具A1 及びスペーサSの使用により、保護カバーK0 は、壁面Wに対して高さ(H1 +H2 )だけ嵩上げされるため、壁面Wに保護カバーK0 を直接に設置(固定)した場合には、壁面W上に存在する干渉物と干渉する場合に、当該干渉を回避できる。壁面W上に存在する干渉物との干渉を回避するには、干渉物の高さに対応する「嵩上げ高さ」が必要となるため、断熱材配置具A1 及びスペーサSの枚数を適宜選択して、上記したように重ね合わせて連結して使用する。
また、図4(ロ)に示される断熱材配置具A2 は、前記断熱材配置具A1 において連結板部19を欠落させて、断熱材収容部15’の幅を広くして(断熱材D1'の幅方向の端部の挿入可能寸法を大きくして)、設置可能な断熱材D1'の幅を広くしたものである。これにより、保護カバーK0 の固定部41の側の断熱性が一層に高められる。
また、上記した各断熱材配置具A1,A2 は、いずれも断熱材D1 の全体が断熱材配置具A1,A2 の厚さ方向に沿って厚さ内に収まっている構成であるが、断熱材が圧縮変形されても本来の断熱機能が阻害されない範囲において、当該断熱材の厚さ方向に沿った一部が断熱材配置具の厚さ方向の一方に突出した(はみ出した)構成であってもよい。断熱材配置具に対して断熱材が壁面の側に突出している場合には、使用時においては、断熱材の突出部は壁面又は互いに重ね合わせられる別のスペーサに密着して圧縮され、断熱材配置具に対して断熱材が保護カバーの側に突出している場合には、断熱材の突出部は当該保護カバーに密着して圧縮される。
次に、図6ないし図9を参照して、本発明に係る配管材保護カバーK1 〜K3 について説明する。図6(イ),(ロ)は、それぞれ基台V1 及び使用状態の保護カバーK1 の断面図である。保護カバーK1 は、基台V1 と当該基台V1 に覆蓋される蓋体L1 とから成る。基台V1 は、対向配置された一対の保持片61が固定部62に起立状態で一体に形成されて、一対の保持片61の基端部が凹状に形成された嵌合部63となった構成である。前記固定部62は、幅方向の両端部の当接部62aと、当該当接部62aに対して嵩上げして形成された幅方向の中央部の非当接部62bとで構成されて、非当接部62bの両側に、壁面Wに当接する左右一対の当接脚部68が立設され、非当接部62bの下面62b1 と、前記一対の当接脚部68の内側面68aとで形成される下面に開口した溝状の部分は、断熱材D11を収容可能な断熱材収容溝64となっている。左右一対の各保持片61は、一対の当接脚部68の先端部に連続して形成されている。断熱材収容溝64には、厚シート状の断熱材D11が厚さ方向に沿って圧縮されることなく、しかも固定部62の当接部62aの下面の当接面と同一面上に配置された状態で収容されて、前記下面62b1 及び各内側面62a1 に貼り付けられている。
一方、蓋体L1 は、対向配置された一対の側板部65が屈曲形成された天板部66で連結されて、各側板部65の下端部の内側に被嵌合部67が対向して形成されて、一対の側板部65及び天板部66の内側面には断熱材D12が貼り付けられて、幅方向の両端部は、前記被嵌合部67と側板部65とで形成される溝状部69に挿入されている。
そして、基台V1 の一対の保持片61の間の保持空間60に給湯管P2 を配置して保持させた後に、基台V1 に対して蓋体L1 を押し込むと、基台V1 の各嵌合部63に蓋体L1 の被嵌合部67が嵌合されて、基台V1 に対して蓋体L1 が覆蓋される。この状態では、保護カバーK1 内に収容された給湯管P2 における壁面Wの側を除く全ての部分は、蓋体L1 の内側面に貼り付けられた断熱材D12で覆われると共に、給湯管P2 における壁面Wの側は、基台V1 の固定部62の収容溝64に収容された断熱材D11で覆われる。このため、給湯管P2 は、その全周が断熱材D11及び同D12で覆われて、断熱性が高められる。特に、熱伝達が大きな壁面Wとの間には、保護カバーK1 の断熱材収容空間を全く狭めることなく、基台V1 に形成した収容溝64に収容された断熱材D11が配置されているため、断熱性が大幅に高められる。
次に、図7及び図8を参照して、別の保護カバーK2 ,K3 について、前記保護カバーK1 の異なる部分についてのみ説明する。各保護カバーK2 ,K3 は、基台V2 ,V3 の固定部71,82に対する断熱材D21,D31の収容形態が異なるのみであるので、保護カバーK1 と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。図7(イ),(ロ)に示される保護カバーK2 では、基台V2 に形成される断熱材収容溝74の幅方向の両端部にアンダーカット溝部74aが形成されて、断熱材D21の幅方向の両端部は、前記各アンダーカット溝部74aに挿入されるため、接着剤等を使用しなくても断熱材収容溝74に断熱材D21を抜け出ることなく収容できると共に、固定部62の上面に傾斜面部62cが形成されて、当接脚部68の部分に前記各アンダーカット溝部74aが形成されていて、前記断熱材収容溝64に比較して前記アンダーカット溝部74aの分だけ収容溝74の幅が広くなって、断熱材D21の幅も広くなるため、断熱性が高められる利点がある。なお、断熱材D21は、固定部62の当接部62aの下面の当接面よりも僅かに収容溝74内に入り込んでいて、全く圧縮されていない。
図8に示される保護カバーK3 は、基台V3 の固定部82に収容する断熱材D31の幅を広くして、断熱性を高めたものである。即ち、基台V3 の固定部82の板厚は、前記基台V1 の固定部62の板厚よりも厚く形成してあって、固定部82の当接面側に形成する断熱材収容溝84の幅を広くしてある。このため、前記断熱材D11よりも幅の広い断熱材D31の収容が可能となって、断熱材D31の幅が広くなる分だけ断熱性も高められる。なお、図8において、82aは、固定部82の幅方向の両端に形成された当接脚部を示す。なお、図6(イ),図7(イ)及び図8(イ)の2点鎖線の円は、一対の保持片61で保持される給湯管P2 の外形であって、給湯管P2 は、一対の保持片61が殆ど撓まずに保持されることを示す。
また、図9に示される基台V3 の断熱材収容溝84には、当該収容溝84の深さ(J)〔固定部82の当接脚部82aの高さに相当する〕よりも厚さ(T)の大きい断熱材D41が収容されているため、当該断熱材D41の厚さ方向の一部は、固定部82の下面の当接面82bよりも僅かに突出している。このため、ビスB3 を使用して基台V3 の固定部82を壁面Wに固定する際に、前記断熱材D41は、前記突出分だけ圧縮される(潰れさる)。断熱材D41の圧縮量〔T−J〕は、断熱材としての機能が損なわれない範囲にする必要があり、過度に圧縮させると断熱性が損なわれる。
上記した各保護カバーK1 〜K3 は、いずれも基台V1 〜V3 の固定部62,82における壁面Wに設置する側に形成した断熱材収容溝64,74,84に断熱材D11, D21, D31, D41が収容されて、各断熱材D11, D21, D31, D41と、蓋体L1 の内側面に貼り付けられた断熱材D12とにより給湯管P2 の全周が覆われるので、各保護カバーK1 〜K3 の断熱材収容空間を全く狭めることなく、給湯管P2 の断熱性、特に熱伝達の大きな壁面Wとの間における断熱性を高めることが可能となる。
本発明に係る断熱材配置具A1 の使用状態の断面図である。 本発明に係る断熱材配置具A1 と配管材保護カバーK0 を構成する基台V0 及び蓋体L0 とを分離させた状態の断面図である。 断熱材配置具A1 の斜視図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ断熱材配置具A1,A2 の断面図である。 断熱材配置具A1 とスペーサSとを組み付けて壁面Wに固定した状態の断面図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ基台V1 及び使用状態の保護カバーK1 の断面図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ基台V2 及び使用状態の保護カバーK2 の断面図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ基台V3 及び使用状態の保護カバーK3 の断面図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ基台V3 及びその固定状態の断面図である。
1,A2 :断熱材配置具
1,D11, D21, D31, D41:断熱材
0,K1 〜K3 :配管材保護カバー
2 :給湯管(配管材)
15,15’:断熱材収容部(断熱材収容空間)
23:載置面
24:当接面
50:保護カバーの配管材収容空間
62a:基台の当接部
64,74,84:断熱材収容溝(断熱材収容空間)
68,82a:当接脚部

Claims (4)

  1. 配管材保護カバーと当該保護カバーが固定される壁面との間に介在される長尺状の断熱材配置具であって、
    厚さ方向に沿って対向する各外面は、それぞれ前記保護カバーが載置される載置面、及び前記壁面に当接される当接面となっていて、
    厚さ方向の中間部に長尺シート状の断熱材が、前記保護カバー内に長手方向に連続して形成された配管材収容空間に対応して、前記保護カバーの固定状態で壁面に沿うように、前記配管材収容空間の長手方向に連続して平面配置され、
    前記断熱材の幅方向の少なくとも一端部が収容される断熱材収容部を備え、保護カバーの嵩上げ用に使用されるスペーサを兼用していることを特徴とする断熱材配置具。
  2. 配管材保護カバーと当該保護カバーが固定される壁面との間に介在される断熱材配置具であって、
    厚さ方向に沿って対向する各外面は、それぞれ前記保護カバーが載置される載置面、及び前記壁面に当接される当接面となっていて、
    シート状の断熱材の幅方向の両端部を収容可能な断熱材収容部を備え、当該断熱材の幅方向の両端部が前記断熱材収容部に収容された状態で、厚さ方向の中間部に前記断熱材が、前記保護カバー内に形成された配管材収容空間に対応して、前記保護カバーの固定状態で壁面に沿うように平面配置されていることを特徴とする断熱材配置具。
  3. 内部に配管材収容空間が形成され、外面の特定の側部に当該特定の側部を壁面に当接させて固定するための固定部が形成された配管材保護カバーであって、
    前記外面の特定の側部には、壁面に当接する当接脚部が形成され、当該当接脚部により前記外面と壁面との間に、幅方向の両端部に溝部が形成されて、壁側に開口する断熱材収容空間が形成され、当該各溝部に断熱材の両端部が挿入された状態で、当該断熱材収容空間に当該断熱材が収容配置されていることを特徴とする配管材保護カバー。
  4. 前記当接脚部は、前記壁面に配管材保護カバーが固定された際に断熱材が潰されて機能を損なうことのない高さに定められていることを特徴とする請求項に記載の配管材保護カバー。
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