JP4309319B2 - 船外機 - Google Patents

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Description

この発明は、船外機に関し、より詳しくは、エンジンの運転に伴って生じる振動と騒音を低減するようにした船外機に関する。
従来、エンジンをプロペラの駆動源として搭載した船外機が広く知られている。この種の船外機にあっては、クランクシャフトを鉛直方向と平行に配置したエンジンを、船外機のフレーム上に直接搭載していた。また、エンジンの運転に伴って生じる振動と騒音を低減するため、船外機の懸架系(船外機を船体に固定するための機構)と船外機本体の間にゴムなどの弾性体を介挿するのが一般的であった(例えば特許文献1参照)。
特開平5−278684号公報(段落0009,0015,0016、図1など)
しかしながら、上記した従来技術にあっては、船外機の懸架系と船外機本体の間に弾性体を介挿していることから、弾性体の硬度を低く(柔らかく)設定し過ぎると船外機の操舵性能が低下する、具体的には、応答性の低下やふらつきが発生するという不具合があった。そのため、前記弾性体の硬度設定には制約が生じ(具体的には、操舵性能を低下させないようにある程度の硬度を確保する必要があり)、船外機の振動を必ずしも十分に低減できると限らなかった。
また、従来技術にあっては、船外機のフレーム上にエンジンが直接搭載されていたため、エンジンの振動が船外機のフレームに伝達されてかかるフレームが共振し、船外機の振動と騒音が増幅してしまうという不具合があった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、エンジンの運転に伴って生じる振動と騒音を操舵性能の低下を招くことなく低減するようにした船外機を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、船外機のエンジンマウントにクランクシャフトが鉛直方向と平行に配置されたエンジンをプロペラの駆動源として搭載した船外機において、前記エンジンと前記エンジンマウントの間に弾性体を介挿し、さらに前記エンジンの出力によって鉛直軸回りに回転させられるバーチカルシャフトと、前記バーチカルシャフトの回転を前記プロペラに伝達すると共に、前記エンジンマウントから少なくともなるフレームに固定される回転伝達機構とを備えると共に、前記エンジンのクランクシャフトと前記バーチカルシャフトを第1の弾性カップリングで接続し、前記バーチカルシャフトと前記回転伝達機構を第2の弾性カップリングで接続し、さらに前記エンジンに冷却水を圧送すると共に、前記回転伝達機構に取り付けられるウォーターポンプを備えると共に、前記エンジンの冷却水通路と前記ウォーターポンプの吐出路を弾性材からなるチューブで連結し、さらに前記エンジンの排ガスが通過する排気管を備えると共に、前記排気管を弾性材からなるグロメットを介して前記フレームに保持し、よって前記エンジンが前記フレームに接続される箇所に前記弾性体、第1、第2の弾性カップリング、チューブおよびグロメットからなる弾性部材を介挿するように構成した。
請求項1に係る船外機にあっては、エンジンと船外機のエンジンマウントの間に弾性体を介挿するように構成したので、エンジンの振動が船外機のエンジンマウントに伝達されるのを抑制することができ、よってエンジンの運転に伴って生じる船外機の振動と騒音を低減することができる。また、弾性体の配置位置が船外機の懸架系でないことから、弾性体の硬度が操舵性能に影響を及ぼすことはない。従って、弾性体の硬度設定に制約が生じず、よって船外機の振動と騒音を効果的に低減することができる。
らに、エンジンの出力によって鉛直軸回りに回転させられるバーチカルシャフトと、前記バーチカルシャフトの回転をプロペラに伝達すると共に、前記エンジンマウントから少なくともなるフレームに固定される回転伝達機構とを備えると共に、前記エンジンのクランクシャフトと前記バーチカルシャフトを第1の弾性カップリングで接続し、前記バーチカルシャフトと前記回転伝達機構を第2の弾性カップリングで接続するように構成したので、上記した効果に加え、エンジンの振動が動力伝達系を介して船外機のフレームに伝達されるのを抑制することができ、よって船外機の振動と騒音をより一層効果的に低減することができる。
らに、エンジンに冷却水を圧送すると共に、前記回転伝達機構に取り付けられるウォーターポンプを備えると共に、前記エンジンの冷却水通路と前記ウォーターポンプの吐出路を弾性材からなるチューブで連結するように構成したので、上記した効果に加え、エンジンの振動がエンジン冷却系を介して船外機のフレームに伝達されるのを抑制することができ、よって船外機の振動と騒音をより一層効果的に低減することができる。
らに、エンジンの排ガスが通過する排気管を備えると共に、前記排気管を弾性材からなるグロメットを介して船外機のフレームに保持するように構成したので、上記した効果に加え、エンジンの振動が排気系を介して船外機のフレームに伝達されるのを抑制することができ、よって船外機の振動と騒音をより一層効果的に低減することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る船外機を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る船外機の断面図である。
図で符号10は、第1実施例に係る船外機を示す。船外機10は、懸架系(後述)を介して船体(船舶)12の後部に装着される。船外機10は、マウントケース14を備え、マウントケース14の上部にはエンジン16が搭載される。エンジン16は、クランクシャフト16Sが鉛直方向と平行になるようにマウントケース14上に配置され、エンジンカバー18で覆われる。尚、エンジン16は、排気量2000cc程度の火花点火式のガソリンエンジンである。
また、マウントケース14の下部には、エクステンションケース20が図示しないボルトによって固定される。さらに、エクステンションケース20の下部には、図示しないボルトによってギヤケース22が固定される。船外機10のフレームは、マウントケース14と、エクステンションケース20と、ギヤケース22とから構成され、それらは全て金属材、具体的には、アルミニウム材から製作される。
エンジン16のクランクシャフト16Sは、鉛直方向と平行に配置されたバーチカルシャフト24の上端に接続される。一方、バーチカルシャフト24の下端には、回転伝達機構30が接続される。回転伝達機構30は、ギヤケース22に支持される。
回転伝達機構30は、鉛直方向と平行に配置されたドライブシャフト32と、水平方向と平行に配置されたプロペラシャフト34と、ドライブシャフト32とプロペラシャフト34を接続するギヤ機構36とからなる。このうち、ドライブシャフト32の上端がバーチカルシャフト24の下端に接続される。また、プロペラシャフト34には、プロペラ40が取り付けられる。
バーチカルシャフト24は、エンジン16の出力によって鉛直軸回りに回転させられる。バーチカルシャフト24の回転はドライブシャフト32を介してギヤ機構36に伝達され、そこで水平軸回りの回転に変換された後、プロペラシャフト34を介してプロペラ40に伝達される。
ギヤ機構36について具体的に説明すると、ギヤ機構36は、ドライブシャフト32の下端に設けられたピニオンギヤ36aと、ピニオンギヤ36aと噛合して相反する方向に回転する前進ベベルギヤ36bおよび後進ベベルギヤ36cとから構成される。
前進ベベルギヤ36bと後進ベベルギヤ36cの間には、クラッチ42が配置される。クラッチ42は、プロペラ40の回転軸たるプロペラシャフト34に取り付けられる。また、クラッチ42は、シフトロッド44を操作してシフトスライダ46を変位させることにより、前進ベベルギヤ36bと後進ベベルギヤ36cのいずれかに係合自在とされる。
従って、シフトロッド44を操作してクラッチ42を前進ベベルギヤ36bと後進ベベルギヤ36cのいずれかに係合させることにより、ドライブシャフト32の回転が水平軸回りの回転に変換されてプロペラシャフト34に伝達される。これにより、プロペラ40は水平軸回りに回転して推進力を発生し、船体12を前進あるいは後進させる。このように、船外機10は、エンジン16をプロペラ40の駆動源として搭載している。
また、船外機10は、船体12の後部に固定されたスターンブラケット50と、スターンブラケット50に取り付けられたスイベルケース52と、スイベルケース52に収容されたスイベルシャフト54とを備える。船外機の懸架系は、これらスターンブラケット50と、スイベルケース52と、スイベルシャフト54とから構成される。
スイベルシャフト54は、スイベルケース52の内部に回動自在に収容され、その上端がマウントケース14に固定されると共に、下端がエクステンションケース20に固定される。また、スイベルケース52は、チルティングシャフト56を介してスターンブラケット50に回動自在に取り付けられる。これにより、船外機10は、船体12に対し、スイベルシャフト54を回転軸として左右に操舵自在とされると共に、チルティングシャフト56を回転軸としてチルトアップ・ダウンおよびトリムアップ・ダウン自在とされる。
また、エンジン16の下部にはオイルパン60が一体的に取り付けられる。オイルパン60の内部にはストレーナ62と油路64が配置される。オイルパン60の内部に貯留された潤滑油は、かかるストレーナ62と油路64を介してエンジン16の内部を循環させられる。
また、エンジン16は、吸気管(図示せず)と排気管66が一体的に取り付けられる。図示の如く、排気管66の下端は、エクステンションケース20に形成された孔20aに挿通される。
吸気管から導入された空気は、スロットルボディ67の内部に配置されたスロットルバルブ68で調量されつつインテークマニホルド(図示せず)に流入し、インテークバルブ付近でインジェクタ(いずれも図示せず)から噴射された燃料と混合して混合気を形成する。
混合気は、エンジン16の各気筒の燃焼室69に流入し、点火・燃焼させられる。混合気の燃焼によって生じた排出ガスは、エキゾーストバルブ、エキゾーストマニホルド(いずれも図示せず)および排気管66を通過した後、エクステンションケース20の内部に排出される。エクステンションケース20の内部に排出された排出ガスは、さらにギヤケース22を通過して船外機10の外部へと排出される。
ここで、この発明の特徴について説明すると、エンジン16とマウントケース14の間には、防振ラバー(弾性体)70が介挿される。
図2は、図1のII−II線断面図である。
図2に示すように、防振ラバー70はエンジン16の四隅に1個ずつ、計4個配置される。防振ラバー70は、クロロプレンゴムからなり、その硬度(弾性)はエンジン16の振動がマウントケース14に伝達されるのを抑制できる値(例えばHS60°程度)に設定される。
図1の説明を続けると、エンジンのクランクシャフト16Sとバーチカルシャフト24の上端は、第1のラバーカップリング(第1の弾性カップリング(軸継手))72で接続される。また、バーチカルシャフト24の下端と回転伝達機構30(具体的にはドライブシャフト32の上端)は、第2のラバーカップリング(第2の弾性カップリング(軸継手))74で接続される。
第1のラバーカップリング72と第2のラバーカップリング74も防振ラバー70と同様にクロロプレンゴムからなり、その硬度(弾性)はエンジン16の振動がバーチカルシャフト24と回転伝達機構30を介してギヤケース22に伝達されるのを抑制できる値(例えばHS60°程度)に設定される。
さらに、前記した排気管66の下端は、弾性材からなる(具体的にはゴム製の)グロメット76を介してエクステンションケース20に保持される。グロメット76は、図示の如く略円錐状に形成され、その上端が排気管66の下端付近に取り付けられると共に、下端がエクステンションケース20に取り付けられる。尚、グロメット76もクロロプレンゴムからなり、その硬度(弾性)はエンジン16の振動が排気管66を介してエクステンションケース20に伝達されるのを抑制できる値(例えばHS60°程度)に設定される。
また、船外機10は、エンジン16に冷却水を圧送するウォーターポンプ80を備える。ウォーターポンプ80とエンジン16(具体的には、エンジン16の冷却水通路(図示せず))は、弾性材からなるチューブ82によって連結される。ウォーターポンプ80は、ドライブシャフト32に取り付けられたインペラなどから構成され、船外機10の外方に存在する海水や湖水を汲み上げてエンジン16に圧送する。尚、チューブ82もクロロプレンゴムからなり、その硬度(弾性)はエンジン16の振動がウォーターポンプ80と回転伝達機構30(具体的にはドライブシャフト32)を介してギヤケース22に伝達されるのを抑制できる値(例えばHS70°程度)に設定される。
上記のように、この発明に係る船外機10にあっては、エンジン16が直接的あるいは間接的に船外機10のフレーム(マウントケース14、エクステンションケース20およびギヤケース22)に接続される箇所に、弾性体(防振ラバー70、第1および第2のラバーカップリング72,74、グロメット76、チューブ82)を介挿するようにした。換言すれば、船外機10のフレームに伝達されるエンジン16の振動を、弾性体で減衰させるようにした。尚、エンジン16には吸気管やオイルパン60も一体的に取り付けられているが、それらは船外機10のフレームとの接続箇所を有しない。
このように、この発明の第1実施例に係る船外機10にあっては、エンジン16と船外機のフレームたるマウントケース14の間に防振ラバー70を介挿したので、エンジン16の振動が船外機10のフレームに伝達されるのを抑制することができ、よってエンジン16の運転に伴って生じる船外機の振動と騒音を低減することができる。また、防振ラバー70の配置位置が船外機10の懸架系でないことから、防振ラバー70の硬度が船外機10の操舵性能に影響を及ぼすことはない。従って、防振ラバー70の硬度設定に制約が生じず、よって船外機10の振動と騒音を効果的に低減することができる。
また、エンジンのクランクシャフト16Sとバーチカルシャフト24の上端を第1のラバーカップリング72で接続すると共に、バーチカルシャフト24の下端と回転伝達機構30(具体的にはドライブシャフト32の上端)を第2のラバーカップリング74で接続したので、エンジン16の振動が動力伝達系を介して船外機10のフレームに伝達されるのを抑制することができ、よって船外機10の振動と騒音をより一層効果的に低減することができる。
また、エンジン16に冷却水を圧送するウォーターポンプ80を備えると共に、エンジン16とウォーターポンプ80をゴム製のチューブ82で連結したので、エンジン16の振動がエンジン冷却系を介して船外機10のフレームに伝達されるのを抑制することができ、よって船外機10の振動と騒音をより一層効果的に低減することができる。
さらに、エンジン16の排気管66を、ゴム製のグロメット76を介して船外機のフレームたるエクステンションケース20に保持したので、エンジン16の振動が排気系を介して船外機10のフレームに伝達されるのを抑制することができ、よって船外機10の振動と騒音をより一層効果的に低減することができる。
以上の如く、この発明の第1実施例にあっては、船外機(10)のエンジンマウント(マウントケース14)にクランクシャフト(16S)が鉛直方向と平行に配置されたエンジン(16)をプロペラ(40)の駆動源として搭載した船外機(10)において、前記エンジン(16)と前記エンジンマウントの間に弾性体(防振ラバー70)を介挿し、さらに前記エンジン(16)の出力によって鉛直軸回りに回転させられるバーチカルシャフト(24)と、前記バーチカルシャフト(24)の回転を前記プロペラ(40)に伝達すると共に、前記エンジンマウントから少なくともなるフレーム(マウントケース14、エクステンションケース20、ギヤケース22)に固定される回転伝達機構(30)とを備えると共に、前記エンジン(16)のクランクシャフト(16S)と前記バーチカルシャフト(24)を第1の弾性カップリング(第1のラバーカップリング72)で接続し、前記バーチカルシャフト(24)と前記回転伝達機構(30)を第2の弾性カップリング(第2のラバーカップリング74)で接続し、さらに前記エンジン(16)に冷却水を圧送すると共に、前記回転伝達機構に取り付けられるウォーターポンプ(80)を備えると共に、前記エンジン(16)の冷却水通路と前記ウォーターポンプ(80)の吐出路を弾性材からなるチューブ(82)で連結し、さらに前記エンジン(16)の排ガスが通過する排気管(66)を備えると共に、前記排気管(66)を弾性材からなるグロメット(76)を介して前記フレーム(具体的にはエクステンションケース20)に保持し、よって前記エンジンが前記フレームに接続される箇所に前記弾性体、第1、第2の弾性カップリング、チューブおよびグロメットからなる弾性部材を介挿するように構成した。
尚、上記において、防振ラバー70やゴム製のグロメット76に代え、スプリングなどの他の弾性体を使用しても良い。また、チェーブ82をゴム製としたが、フレキシブルなチューブ(例えば蛇腹管など)であれば、他の素材を用いても良い。同様に、第1および第2のラバーグロメット72,74についても、動力伝達と振動の減衰機能を備えているものであれば、他の部材に置き換えることが可能である。
この発明の第1実施例に係る船外機の断面図である。 図1のII−II線断面図である。
符号の説明
10 船外機
14 マウントケース(船外機のフレーム)
16 エンジン
16S クランクシャフト
20 エクステンションケース(船外機のフレーム)
22 ギヤケース(船外機のフレーム)
24 バーチカルシャフト
30 回転伝達機構
32 ドライブシャフト
40 プロペラ
66 排気管
70 防振ラバー(弾性体)
72 第1のラバーカップリング(第1の弾性カップリング)
74 第2のラバーカップリング(第2の弾性カップリング)
76 グロメット
80 ウォーターポンプ
82 チューブ

Claims (1)

  1. 船外機のエンジンマウントにクランクシャフトが鉛直方向と平行に配置されたエンジンをプロペラの駆動源として搭載した船外機において、前記エンジンと前記エンジンマウントの間に弾性体を介挿し、さらに前記エンジンの出力によって鉛直軸回りに回転させられるバーチカルシャフトと、前記バーチカルシャフトの回転を前記プロペラに伝達すると共に、前記エンジンマウントから少なくともなるフレームに固定される回転伝達機構とを備えると共に、前記エンジンのクランクシャフトと前記バーチカルシャフトを第1の弾性カップリングで接続し、前記バーチカルシャフトと前記回転伝達機構を第2の弾性カップリングで接続し、さらに前記エンジンに冷却水を圧送すると共に、前記回転伝達機構に取り付けられるウォーターポンプを備えると共に、前記エンジンの冷却水通路と前記ウォーターポンプの吐出路を弾性材からなるチューブで連結し、さらに前記エンジンの排ガスが通過する排気管を備えると共に、前記排気管を弾性材からなるグロメットを介して前記フレームに保持し、よって前記エンジンが前記フレームに接続される箇所に前記弾性体、第1、第2の弾性カップリング、チューブおよびグロメットからなる弾性部材を介挿したことを特徴とする船外機。
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