JP4416642B2 - 船外機 - Google Patents

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この発明は、モーターボート、ヨットや漁船などの小型船舶に装着されている船外機に関する。
船外機には、プロペラを回転するエンジンを搭載し、このエンジンの動力を伝達するドライブシャフトが軸受支持されるロワーケースと、ドライブシャフト貫通孔を有するアッパーケーシングを構成部材として有し、ドライブシャフトがエンジンにスプライン結合するものがある(特開平10−114298号)。
このような船外機では、不整燃焼によるエンジンのトルク変動が発生する。一方、プロペラは回転の慣性力により一定に回転しつづけようとするため、ドライブシャフト側のギヤと、プロペラ側のドッグクラッチとの間で異音(歯打ち音)が発生する。その解決策として、特公平4−18598号に示される技術などがある。
特開平10−114298号公報(第1頁〜第7頁、図1〜図5) 特公平4−18598号公報(第1頁〜第8頁、図1〜図13)
ところで、船外機のドライブシャフトはロワーケース側に軸受支持されているため船外機を組み立てる際は、エギゾーストガイドにアッパケースを取付け、予めドライブシャフトを組み込んだロワーケースを接合する。そこで、ドライブシャフトはアッパケースを貫通しエンジンまで届く長さのため、ロワーケース取り付けは少し離れたところからドライブシャフトをアッパケースに差し込むという煩わしい作業となる。
また、アッパケースのドライブシャフトが貫通する縦孔には、ドライブシャフトの中途部を支持するブッシュが設けられることが一般的であり、プロペラ回転平滑化装置(以下ダンパ)の設置場所によっては取付がさらに煩わしいものになる虞がある。
請求項1に記載の発明は、ドライブシャフトが軸受支持されるロワーケースと、ドライブシャフト貫通孔を有するアッパケースを構成部材として有し、前記ドライブシャフト貫通孔の中途部に前記ドライブシャフトを支持するブッシュが設けられ、前記ドライブシャフトがエンジンにスプライン結合する船外機において、
前記ドライブシャフトの中途部に、前記エンジンのトルク変動による異音の発生を低減させるダンパ構造を設け、
前記ダンパ構造は、前記ロワーケースと前記アッパケースの合面と、前記ブッシュとの間に設けられ、
前記ドライブシャフトは、ダンパ構造部分において分割可能であることを特徴とする船外機である。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、ドライブシャフトが軸受支持されるロワーケースと、ドライブシャフト貫通孔を有するアッパケースを構成部材として有し、前記ドライブシャフト貫通孔の中途部に前記ドライブシャフトを支持するブッシュが設けられ、前記ドライブシャフトがエンジンにスプライン結合する船外機において、
前記ドライブシャフトの中途部に、前記エンジンのトルク変動による異音の発生を低減させるダンパ構造を設け、
前記ダンパ構造は、前記ロワーケースと前記アッパケースの合面と、前記ブッシュとの間に設けられることを特徴とする船外機である。
請求項2に記載の発明は、前記アッパケースの前記ブッシュよりも上位置に、前記ドライブシャフト貫通孔と連通する水取り孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の船外機である。
請求項に記載の発明は、前記ダンパ構造を、前記ドライブシャフトにより作動するウォーターポンプの上方に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船外機である。
請求項に記載の発明は、前記ダンパ構造は、前記アッパケースに設けられ、推進ユニットをステアリングシャフト側に支持させるマウント部の位置よりも下方に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の船外機である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明によれば、ドライブシャフトの中途部に、エンジンのトルク変動による異音の発生を低減させるダンパ構造を設けている。ドライブシャフトはダンパ構造の部分だけ直径が大きくなるが、ダンパ構造は、ロワーケースとアッパーケースの合面と、ブッシュとの間に設けられている。すなわち、ブッシュよりも下にダンパ構造が配設されるので、ブッシュよりも直径の大きいダンパ構造を設けても、従来通りドライブシャフトを差し込んでロワーケースを取り付けるだけで済み、エンジンのトルク変動による異音の発生を低減させると同時に、組み立て作業が煩わしくならない。また、ドライブシャフトがダンパ構造部分において分割可能であり、組み立ての際まず片方のドライブシャフトをアッパケースに差し込み、その後ロワーケースと一体となっているもう片方のドライブシャフトを取り付けられるので、長いドライブシャフトを差し込む煩わしさが少なくなり組み立てが容易になる。
請求項2に記載の発明によれば、アッパケースのブッシュよりも上位置に、ドライブシャフト貫通孔と連通する水取り孔を設けたことで、外部から水が水取り孔を介してドライブシャフト貫通孔に入りブッシュやダンパ構造の冷却ができる。
請求項3に記載の発明によれば、ドライブシャフトがダンパ構造部分において分割可能であり、組み立ての際まず片方のドライブシャフトをアッパケースに差し込み、その後ロワーケースと一体となっているもう片方のドライブシャフトを取り付けられるので、長いドライブシャフトを差し込む煩わしさが少なくなり組み立てが容易になる。
請求項に記載の発明によれば、ダンパ構造をドライブシャフトにより作動するウォーターポンプの上方に配置したことで、ウォーターポンプ上方の空間を有効に利用でき、従来の冷却水通路構造を大幅に変更せずともダンパ構造を設置できる。
請求項に記載の発明によれば、ダンパ構造は、アッパケースに設けられ、推進ユニットをステアリングシャフト側に支持させるマウント部の位置よりも下方に配置したことで、ダンパ構造によって占有容積が増加しても、従来のステアリングシャフトを用いることができる。
以下、この発明の船外機の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
図1は船体に搭載した船外機の側面図である。この実施の形態の船外機1はクランプブラケット2によって船体100の船尾板100aに取り付けられている。クランプブラケット2には、上下のマウント部3a,3bによって推進ユニット4を弾性支持するスイベルブラケット5がチルト軸6によって上下に回動自在に枢着されている。
推進ユニット4はカウリング7とアッパケース8及びロワーケース9とで構成されるハウジングを有している。カウリング7は、トップカウル700とボトムカウル701とで形成される。上のマウント部3aはエキゾーストガイド11を支持し、下のマウント部3bはアッパケース8を支持し、推進ユニット4をステアリングシャフト側に支持する。
カウリング7内には4サイクルのエンジン10が収納されている。アッパケース8は、エキゾーストガイド11の下部に取り付けられている。エンジン10は、エキゾーストガイド11によって支持されている。
エンジン10にはクランク軸12が縦方向に配されており、クランク軸12には、アッパケース8内を縦方向に縦断するドライブシャフト13の上端が連結されている。ドライブシャフト13の下端はロワーケース9内に収納された前後進切換機構14に連結されており、前後進切換機構14からはプロペラシャフト15が水平方向に延び、このプロペラシャフト15のロワーケース9を外へ突出する後端部にはプロペラ16が取り付けられている。
次に、この発明に係る船外機の構成を図2乃至図5に基づいて説明する。図2は船外機の縦断面図、図3は船外機の要部の拡大図、図4はダンパ構造の斜視図、図5はダンパ構造の分解斜視図である。
この実施の形態の推進ユニット4は、アッパケース8とロワーケース9は、合面8a,9a同士を接合して組み付けられ、エンジン10のクランク軸12にはドライブシャフト13が連結されている。ドライブシャフト13はアッパケース8の内部を上下方向に貫通し、その下端はロワーケース9の下部に達して軸受39a,39b、39cに支持されている。このドライブシャフト13の下端部には駆動傘歯車20が固定されている。この駆動傘歯車20には、前側および後側に各々受動傘歯車21,22が噛み合っている。この受動傘歯車21,22はプロペラシャフト15に回転可能に取り付けられている。このプロペラシャフト15はロワーケース9に回転可能に取り付けられているとともに、その後端部にプロペラ16が取り付けられている。
また、前側の受動傘歯車21と、後側の受動傘歯車2との間にはドッグクラッチ28が設けられており、ドッグクラッチ28が前側の受動傘歯車21と係合すると、ドライブシャフト13からの回転力が駆動傘歯車20および前側の受動傘歯車21を介してプロペラシャフト15に伝達されて、プロペラ16が回転し、船外機が装着されている船舶が前進する。
一方、ドッグクラッチ28が後側の受動傘歯車22と係合すると、ドライブシャフト13からの回転力が駆動傘歯車20および後側の受動傘歯車22を介してプロペラシャフト15に伝達されて、プロペラ16が回転し、船舶が後進する。このドッグクラッチ28の操作は、プロペラシャフト15の前側に配置されているシフトカム31および、シフトカム31の上方に連結されているシフトロッド32を介して行われる。
シフトロッド32は、上部ロッド32aと下部ロッド32bからなる。この上部ロッド32aの下端部32a1と下部ロッド32bの上端部32b1は連結筒32cにスプライン嵌合して連結され、アッパケース8とロワーケース9の合面8a,9aの位置で分割可能になっている。
また、アッパケース8内には、速度検出チューブ66が配置されている。この速度検出チューブ66の上部は、水圧から速度を検出する速度検出装置(図示せず)に接続され、速度検出チューブ66の下部は、アッパケース8に着脱可能に取り付けられた接続管67に接続されている。
ロワーケース9には、上下方向に速度検出水路68が形成され、この速度検出水路68は水平方向に形成した水導入水路69に連通している。この水導入水路69は、ロワーケース9の前側に開口し、航走時に水が水導入水路69から侵入し、速度検出水路68、速度検出チューブ66を介して速度検出装置にかかる水圧で速度を検出するようになっている。
また、ドライブシャフト13の途中には、容積変化型のポンプであるウォーターポンプ34が設けられており、ウォーターポンプ34はロワーケース9に形成されている吸い込み口36から吸込通路37を介して水を吸い込み、この水をウォーターポンプ34の吐出口34aに接続されている水供給管38を介してエンジン10の冷却水路に吐出している。
アッパケース8の前部には、ドライブシャフト13が配置されるドライブシャフト室52が配置されている。さらに、ドライブシャフト室52の下方には、ドライブシャフト室52と連通しているウォーターポンプ室44が配置されている。ドライブシャフト室52には、前述のドライブシャフト13が配置されている。ウォーターポンプ室44には、前述のウォーターポンプ34が配置されている。
アッパケース8の上部でドライブシャフト室52の後方には、オイルパン46と排気管53が配置されている。さらに、オイルパン46の下方には、マフラー45が配置されている。
エンジン10の排気ガスは、排気管53を通ってマフラー45に流入し、ロワーケース9内の排気ガス通路54、およびプロペラ16の排気通路55を通って、船外機1の外に排出されている。
この実施の形態の船外機1は、ドライブシャフト13が軸受支持されるロワーケース9と、ドライブシャフト貫通孔60を有するアッパケース8を構成部材として有している。このドライブシャフト貫通孔60は、ウォーターポンプ室44とドライブシャフト室52とによって構成されている。
ドライブシャフト貫通孔60の中途部には、ドライブシャフト13を支持するブッシュ61が設けられ、このドライブシャフト13の上部がエンジン10のクランク軸12の下部にスプライン結合され、クランク軸12とドライブシャフト13は一体に回転する。
ドライブシャフト13の中途部に、エンジン10のトルク変動による異音の発生を低減させるダンパ構造70が設けられている。このドライブシャフト13は、上部ドライブシャフト13aと、下部ドライブシャフト13bと、ダンパ構造70とからなり、ダンパ構造部分において分割可能である。ダンパ構造70は、上部カップリング71、下部カップリング72、ブッシュ73、圧縮コイルバネ74、ねじりバネ75からなる。
上部カップリング71は下部に突起部71a及び嵌合穴71bを有し、上部にスプライン穴71cを有する。下部カップリング72は中央部に嵌合軸72aを有し、嵌合部72aの基部にフランジ部72bを有し、さらにフランジ部72bには突起部72cが形成されている。
上部カップリング71の嵌合穴71bに、下部カップリング72の嵌合軸72aが挿入され、嵌合穴71bの底部と嵌合軸72aの先端部との間には圧縮コイルバネ74が挿入されている。また、嵌合穴71bの開口端内周面71b1と嵌合軸72aの基部外周面72a1との間には、ブッシュ73が設けられている。ねじりバネ75は下部カップリング72のフランジ部72bに形成された取付溝72dに装着されている。このねじりバネ75の一端部75aは下部カップリング72の突起部72cに形成された係止部72c1に係止され、他端部75bは上部カップリング71の突起部71aに形成された係止部71a1に係止される。
上部カップリング71のスプライン穴71cに、上部ドライブシャフト13aのスプライン部13a1がスプライン嵌合される。また、下部カップリング72のスプライン穴72eに、下部ドライブシャフト13bのスプライン部13b1がスプライン嵌合される。上部カップリング71と下部カップリング72は回動可能に嵌合されている。
圧縮コイルバネ74は上部カップリング71と下部カップリング72を常に離間する方向に付勢し、上部カップリング71と上部ドライブシャフト13aのスプライン嵌合を確実にし、また下部カップリング72と下部ドライブシャフト13bのスプライン嵌合を確実にしている。ブッシュ73は上部カップリング71と下部カップリング72とを密着させ、上部カップリング71と下部カップリング72との間でガタつき異音が発生しないようにしている。
ねじりバネ75は上部カップリング71の突起部71aと下部カップリング72の突起部72cのそれぞれの当接面を離間させるように付勢し、上部カップリング71と下部カップリング72との間の動力伝達がねじりバネ75を介して行われる。
エンジン10の出力は、上部ドライブシャフト13aから上部カップリング71、ブッシュ73、ねじりバネ75、下部カップリング72を介して下部ドライブシャフト13bに伝達され、さらに前後進切換機構14からプロペラシャフト15へ伝達される。そこで、このエンジン10の低回転時に、エンジン10の不整燃焼等によって生ずるエンジン10の回転変動はねじりバネ75の弾性的なねじり変形によって確実に吸収される。エンジン10の出力トルクが低回転域を経て次第に増大すると、ねじりバネ75が前述より大きくねじり変形し、上部カップリング71の突起部71aが下部カップリング72の突起部72cに当接し、相互に係合可能となる。これにより、エンジン10の高回転時における高い出力トルクは上部カップリング71、ブッシュ73、下部カップリング72を介して下部ドライブシャフト13bに伝達される。
従って、エンジン10の低回転時に回転変動が生じたとしても、その回転変動をねじりバネ75の弾性的なねじり変形によって確実に吸収し、プロペラ16の回転を平滑化することが可能となる。これにより、プロペラ16の回転変動に伴う推進力の変動による推進ユニット4および船体の振動、騒音の発生を防止することが可能となる。
この実施の形態では、アッパケース8のブッシュ61よりも上位置に、ドライブシャフト貫通孔60と連通する水取り孔80が設けられ、外部から水が水取り孔80を介してドライブシャフト貫通孔60に入りブッシュ61を冷却する。さらに、水がブッシュ61とアッパケース8との間に形成された水落とし通路81から下降してダンパ構造70を冷却する。
また、ダンパ構造70は、ロワーケース9とアッパケース8の合面9a,8aと、ブッシュ61との間に設けられている。すなわち、ブッシュ61よりも下にダンパ構造70が配設されるので、ブッシュ61よりも直径の大きいダンパ構造を設けても、従来通りドライブシャフト13を差し込んでロワーケース9を取り付けるだけで済み、エンジン10のトルク変動による異音に発生を低減させると同時に、組み立て作業が煩わしくない。
また、ドライブシャフト13は、ダンパ構造部分において分割可能である。したがって、ドライブシャフト13の組み付けの際、ドライブシャフト13を分割し、まず片方のドライブシャフトである上部ドライブシャフト13aをアッパケース8に差し込み、その後ロワーケース9と一体となっているもう片方のドライブシャフトである下部ドライブシャフト13bをダンパ構造70を介して取り付ける。このようにして、ダンパ構造70を設けたドライブシャフト13を分割して組み付けることで、長いドライブシャフト13を差し込む煩わしさが少なくなり組み立てが容易になる。
また、ダンパ構造70を、ドライブシャフト13により作動するウォーターポンプ34の上方に配置したことで、ウォーターポンプ34上方の空間を有効に利用でき、従来の冷却水通路構造を大幅に変更せずともダンパ構造70を設置できる。
また、ダンパ構造70を、アッパケース8に設けられる推進ユニット4をステアリングシャフト側に支持させる下のマウント部3bの位置よりも下方に配置しており、ダンパ構造70によって占有容積が増加しても、従来のステアリングシャフトなどの支持部材を用いることができる。
この発明は、ドライブシャフトの中途部に、エンジンのトルク変動による異音の発生を低減させるダンパ構造を設けており、ドライブシャフトはダンパ構造の部分だけ直径が大きくなるが、ダンパ構造は、ロワーケースとアッパケースの合面と、ブッシュとの間に設けられ、ブッシュよりも下にダンパ構造が配設されるので従来通りドライブシャフトを差し込んでロワーケースを取付けるだけで済み、エンジンのトルク変動による異音の発生を低減させると同時に、組み立て作業が煩わしくならない。
船体に搭載した船外機の側面図である。 船外機の縦断面図である。 船外機の要部の拡大図である。 ダンパ構造の斜視図である。 ダンパ構造の分解斜視図ある。
符号の説明
1 船外機
7 カウリング
8 アッパケース
9 ロワーケース
10 エンジン
13 ドライブシャフト
60 ドライブシャフト貫通孔
61 ブッシュ
70 ダンパ構造

Claims (4)

  1. ドライブシャフトが軸受支持されるロワーケースと、ドライブシャフト貫通孔を有するアッパケースを構成部材として有し、前記ドライブシャフト貫通孔の中途部に前記ドライブシャフトを支持するブッシュが設けられ、前記ドライブシャフトがエンジンにスプライン結合する船外機において、
    前記ドライブシャフトの中途部に、前記エンジンのトルク変動による異音の発生を低減させるダンパ構造を設け、
    前記ダンパ構造は、前記ロワーケースと前記アッパケースの合面と、前記ブッシュとの間に設けられ、
    前記ドライブシャフトは、ダンパ構造部分において分割可能であることを特徴とする船外機。
  2. 前記アッパケースの前記ブッシュよりも上位置に、前記ドライブシャフト貫通孔と連通する水取り孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の船外機。
  3. 前記ダンパ構造を、前記ドライブシャフトにより作動するウォーターポンプの上方に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船外機。
  4. 前記ダンパ構造は、前記アッパケースに設けられ、推進ユニットをステアリングシャフト側に支持させるマウント部の位置よりも下方に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の船外機。
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