JP2018108766A - 船外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの配置に起因して前後方向の大きさが大きくなるのを抑制することが可能な船外機を提供する。【解決手段】この船外機100は、ピストン12が往復移動されるシリンダ11と、推進力方向と略直交する略水平方向に延びるように配置されているクランクシャフト14とを含むエンジン1と、クランクシャフト14に対して、シリンダ11の延びる方向と交差する方向で、かつ、下方向に配置され、クランクシャフト14の延びる方向と略平行な方向に延びるように配置されたバランスシャフト15と、バランスシャフト15に設けられた第1ギア16と、第1ギア16の駆動が減速して伝達される第2ギア21と、第2ギア21に接続され、上下方向に延びるように配置されたドライブシャフト2と、ドライブシャフト2の駆動が伝達されて回転するプロペラ5とを備える。【選択図】図2

Description

この発明は、船外機に関し、特に、エンジンを備える船外機に関する。
従来、エンジンを備える船外機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、推進力方向と平行な前後方向に延びるように配置されたクランクシャフトを含むエンジンと、クランクシャフトの駆動をプロペラに伝達するための複数のトランスミッションとを備える船外機が開示されている。
特許第5850461号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の船外機では、クランクシャフトが推進力方向と平行な前後方向に延びるように配置されているため、エンジンのシリンダが前後方向に並んで配置されている。その結果、前後方向にエンジンが大きくなるので、船外機の前後方向の大きさが大きくなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、エンジンの配置に起因して前後方向の大きさが大きくなるのを抑制することが可能な船外機を提供することである。
この発明の一の局面による船外機は、ピストンが往復移動されるシリンダと、ピストンの往復移動が回転運動として伝達されるとともに推進力方向と略直交する略水平方向に延びるように配置されているクランクシャフトとを含むエンジンと、クランクシャフトに対して、シリンダの延びる方向と交差する方向で、かつ、下方向に配置され、クランクシャフトの延びる方向と略平行な方向に延びるように配置され、クランクシャフトの駆動が伝達されるバランスシャフトと、バランスシャフトに設けられた第1ギアと、第1ギアの駆動が減速して伝達される第2ギアと、第2ギアに接続され、上下方向に延びるように配置されたドライブシャフトと、ドライブシャフトの駆動が伝達されて回転するプロペラとを備える。
この一の局面による船外機では、上記のように、クランクシャフトを推進力方向と略直交する略水平方向に延びるように配置することによって、複数のシリンダを前後方向と略直交する左右方向に並んで配列することができる。これにより、エンジンの配置に起因して船外機の前後方向の大きさが大きくなるのを抑制することができる。クランクシャフトの回転軸線を左右方向に延びるように配置することができるので、クランクシャフトの回転軸線を上下方向に延びるように配置する場合と比べて、上下方向を回動軸線とする転舵方向の振動を抑制することができる。シリンダを略水平方向に並んで配列することができるので、クランクシャフトの回転軸線を上下方向に延びるように配置して、シリンダを上下方向に並んで配列する場合と比べて、重心を低くすることができる。これにより、船外機を取り付ける船体を安定させることができるとともに、船外機の操作性を向上させることができる。クランクシャフトの回転軸線を左右方向に延びるように配置することができるので、ジャイロ効果(回転する物体の姿勢を安定させる効果)により、船外機を取り付ける船体の横揺れを抑制することができる。これにより、船体の姿勢を安定させることができる。バランスシャフトに配置された第1ギア、および、第1ギアの駆動が減速して伝達される第2ギアを設ける。これにより、エンジンの回転数が減速されてプロペラに伝達されるので、キャビテーションを発生させないプロペラの上限回転数に対するエンジン回転数を大きくすることができる。その結果、エンジンをより高速で駆動させることができる。これにより、エンジンの出力を回転数で稼ぐことができるので、エンジンを小型化することができる。エンジンの回転数を減速してプロペラに伝達することにより、アイドリング時のエンジン回転数(アイドル回転数)を大きくすることができるので、エンジンがアイドル回転数の場合の船速を小さくすることができるとともに、エンジンがアイドル回転数の場合の発電量が小さくなるのを抑制することができる。この効果は、超低速によりトローリング航行しつつ、魚群探知機などの電子機器を使用する場合などに有効である。クランクシャフトに対して、シリンダの延びる方向と交差する方向で、かつ、下方向にバランスシャフトを配置することにより、シリンダの延びる方向にバランスシャフトの配置スペースを設ける必要がないので、シリンダの延びる前後方向において船外機が大きくなるのをより抑制することができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、第1ギアの回転数に対して、第2ギアの回転数が、1/2倍以上1/1.5倍以下に減速されるように構成されている。このように構成すれば、減速させない場合に比べて、エンジンを高速で回転させることができるので、効果的にエンジンの小型化を図ることができるとともに、アイドル回転数を効果的に高めることができる。
この場合、好ましくは、ドライブシャフトの駆動を、減速してプロペラに伝達する第3ギアをさらに備え、第3ギアは、入力回転数に対する出力回転数の割合である減速比が、第1ギアおよび第2ギアの減速比よりも小さくなるように構成されている。このように構成すれば、エンジンの回転数を第3ギアによりさらに減速してプロペラに伝達することができる。
上記第3ギアをさらに備える構成において、好ましくは、第3ギアは、ドライブシャフトの回転数に対して、プロペラの回転数を1/2.5倍以上1/2倍以下に減速するように構成されている。このように構成すれば、ドライブシャフトの回転数をトルクを大きくした状態でプロペラに伝達することができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、第1ギアは、バランスシャフトに一体的に設けられている。このように構成すれば、バランスシャフトから直接減速させることができるので、別途ギアなどの伝達機構を設ける場合に比べて、部品点数を減少させることができるとともに、配置スペースを設ける必要がない分、小型化を図ることができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、第1ギアおよび第2ギアは、それぞれ、傘歯歯車を含む。このように構成すれば、水平方向の軸線回りの回転を効率よく上下方向の軸線回りの回転に変換しつつ減速させることができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、シリンダは、2気筒以下設けられている。このように構成すれば、クランクシャフトの延びる左右方向の船外機の大きさが大きくなるのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、シリンダは、単気筒設けられている。このように構成すれば、クランクシャフトの延びる左右方向の船外機の大きさを効果的に小さくすることができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、エンジンは、70馬力以下の出力を有する。このように構成すれば、70馬力以下の出力の船外機において、船外機の前後方向の大きさの小型化を図ることができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、エンジンのアクセル開度を調整するスロットルグリップを含み、推進力方向を転舵させるティラーハンドルをさらに備える。このように構成すれば、操作者が手動により転舵操作する船外機の前後方向の大きさを小さくすることができるので、前後方向の重心をスロットルグリップに近づけることができる。これにより、転舵方向の回転モーメントを小さくすることができるので、操作者が小さな力で容易に転舵操作を行うことができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、船体に取り付けるためのブラケットをさらに備え、第1ギアおよび第2ギアは、ブラケットの上端よりも上方に配置されている。このように構成すれば、第1ギアおよび第2ギアによる減速機構を船外機の上方に配置することができるので、ドライブシャフトを含む下方の部品を従来の船外機の部品と共通化することができる。
この場合、好ましくは、ブラケットに接続され、上下に離間して設けられた複数の支持部材をさらに備え、上方の支持部材は、バランスシャフトの近傍に配置されている。このように構成すれば、バランスシャフトによりエンジンの振動を抑制することができるので、バランスシャフトの近傍に配置された上方の支持部材に振動が伝達されるのを効果的に抑制することができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、クランクシャフトの回転軸線は、バランスシャフトの回転軸線よりも前方に配置されている。このように構成すれば、バランスシャフトの位置を前方に突出させることがないので、船外機の前後方向の大きさが大きくなるのを容易に抑制することができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、クランクシャフトは、シリンダよりも前方に配置されている。このように構成すれば、船外機の前方側に位置するクランクシャフトに対してシリンダの位置を前方に突出させることがないので、船外機の前後方向の大きさが大きくなるのを容易に抑制することができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、シリンダは、水平方向に対して、30度以内の角度方向に延びるように配置されている。このように構成すれば、シリンダが上下方向に立ちすぎて配置されるのを抑制することができるので、エンジンの重心が高くなるのを抑制することができるとともに、船外機が上下方向に大きくなるのを抑制することができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、シリンダに接続され、上方に延びる吸気配管および下方に延びる排気配管をさらに備える。このように構成すれば、エンジンの上方から効率よく吸気させて、下方に効率よく排気させることができるので、吸気および排気の流れる抵抗を小さくして、エンジンを効率よく駆動させることができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、クランクシャフトに接続され、プロペラの推進方向と略直交する略水平方向の軸線を中心に回転するフライホイールをさらに備える。このように構成すれば、質量が大きいフライホイールの位置を高くする必要がないので、船外機の重心を効果的に下げることができる。
上記一の局面による船外機において、好ましくは、エンジンは、7000回転/分以上の回転駆動が可能に構成されている。このように構成すれば、船外機のエンジンを高回転で駆動させることができる。
本発明によれば、上記のように、エンジンの配置に起因して船外機の前後方向の大きさが大きくなるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態による船外機および船体を示した側面図である。 本発明の一実施形態による船外機の概略を示した側面図である。 本発明の一実施形態による船外機のエンジンを示した正面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(船外機の構成)
図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態による船外機100の構成について説明する。なお、図中、FWDは、船外機100が設けられた船体200の前進方向(前方)を示しており、BWDは、船体200の後進方向(後方)を示している。
本実施形態による船外機100は、図1に示すように、船体200の後部に取り付けられている。船外機100は、エンジン1と、ドライブシャフト2と、ギア部3と、プロペラシャフト4と、プロペラ5と、ブラケット6と、ティラーハンドル7とを備えている。船外機100は、ブラケット6により上下方向の軸および水平方向の軸を中心にそれぞれ回動可能に船体200に取り付けられている。なお、ギア部3は、特許請求の範囲の「第3ギア」の一例である。
エンジン1は、図2および図3に示すように、シリンダ11と、ピストン12と、コネクティングロッド13と、クランクシャフト14と、バランスシャフト15と、第1ギア16と、フライホイール17とを備えている。エンジン1のシリンダ11には、吸気配管111および排気配管112が接続されている。ドライブシャフト2には、第2ギア21が設けられている。ブラケット6は、クランプブラケット61と、スイベルブラケット62とを含んでいる。ブラケット6には、支持部材63aおよび63bが接続されている。
エンジン1は、図1および図2に示すように、船外機100の上方に設けられており、ガソリンや軽油などの爆発燃焼により駆動される内燃機関により構成されている。エンジン1は、たとえば、70馬力以下の出力を有している。エンジン1は、4ストロークのエンジンにより構成されている。エンジン1は、7000回転/分以上の回転駆動が可能に構成されている。つまり、エンジン1は、高速回転可能である。シリンダ11は、2気筒以下設けられている。具体的には、シリンダ11は、単気筒設けられている。シリンダ11には、燃料と空気とが混合されて導入され、燃料を点火または自然発火により燃焼させて、シリンダ11内のピストン12を往復移動させる。シリンダ11は、水平方向に対して30度以内の角度θ方向に延びるように配置されている。
吸気配管111は、シリンダ11に接続されている。吸気配管111は、シリンダ11から上方に延びるように配置されている。吸気配管111は、上方から空気を吸入して、シリンダ11に供給するように構成されている。排気配管112は、シリンダ11に接続されている。排気配管112は、シリンダ11から下方に延びるように配置されている。排気配管112は、シリンダ11から排出される燃焼後の排気を排出するように構成されている。排気配管112を通る排気は、エンジン1を冷却した水とともに、船外機100の外に排出される。
コネクティングロッド13の一方端には、ピストン12が接続されている。コネクティングロッド13の他方端には、クランクシャフト14が接続されている。これにより、クランクシャフト14に、ピストン12の往復移動が回転運動として伝達される。
ここで、本実施形態では、クランクシャフト14は、推進力方向(プロペラシャフト4の延びる方向)と略直交する略水平方向に延びるように配置されている。つまり、クランクシャフト14は、船外機100の左右方向に延びるように配置されている。クランクシャフト14は、図2および図3に示すように、回転軸線A1を中心に回転駆動する。図2に示すように、クランクシャフト14の回転軸線A1は、シリンダ11よりも前方に配置されている。
図3に示すように、クランクシャフト14には、ギア141が取り付けられている。クランクシャフト14には、フライホイール17が取り付けられている。ギア141は、バランスシャフト15に取り付けられたギア151と噛合している。ギア141および151は、互いに歯数が等しく、略等速で噛み合っている。つまり、クランクシャフト14の回転数と、バランスシャフト15の回転数は、略等しい。
バランスシャフト15は、クランクシャフト14の駆動が伝達されて回転駆動する。具体的には、バランスシャフト15は、図2および図3に示すように、回転軸線A2を中心に回転駆動する。バランスシャフト15は、クランクシャフト14の振動を低減するために設けられている。バランスシャフト15は、偏心シャフトを含んでいる。
バランスシャフト15は、図3に示すように、クランクシャフト14の延びる方向と略平行な方向に延びるように配置されている。つまり、バランスシャフト15の回転軸線A2と、クランクシャフト14の回転軸線A1とは略平行に配置されている。バランスシャフト15は、図2に示すように、クランクシャフト14に対して、シリンダ11の延びる方向と交差する方向で、かつ、下方向(Z2方向)に配置されている。
クランクシャフト14の回転軸線A1は、バランスシャフト15の回転軸線A2よりも前方に配置されている。クランクシャフト14の回転軸線A1は、バランスシャフト15の回転軸線A2よりも上方に配置されている。
ここで、本実施形態では、第1ギア16は、図2に示すように、バランスシャフト15に設けられている。具体的には、第1ギア16は、バランスシャフト15に一体的に設けられている。第1ギア16は、バランスシャフト15の延びる方向において、バランスシャフト15の略中央に配置されている。第1ギア16は、傘歯歯車を含んでいる。第1ギア16は、バランスシャフト15と同様の回転軸線A2を中心に回転される。第1ギア16は、第2ギア21と噛合している。第1ギア16の駆動は、減速して第2ギア21に伝達される。第1ギア16は、第2ギア21の歯数の1/2倍以上1/1.5倍以下の歯数を有している。つまり、第1ギア16の回転数に対して、第2ギア21の回転数が、1/2倍以上1/1.5倍以下に減速されるように構成されている。
フライホイール17は、クランクシャフト14に接続されている。フライホイール17は、クランクシャフト14の回転を安定させるために設けられている。フライホイール17は、発電機のローターが一体的に設けられている。フライホイール17には、永久磁石が配置されている。フライホイール17の半径方向の内方には、コイルを含む発電機のステータが配置されており、フライホイール17の回転により発電されるように構成されている。フライホイール17は、プロペラ5の推進方向と略直交する略水平方向の軸線を中心に回転する。具体的には、フライホイール17は、クランクシャフト14と同様の回転軸線A1を中心に回転される。
図1および図2に示すように、ドライブシャフト2は、上下方向(Z方向)に延びるように配置されている。ドライブシャフト2は、第2ギア21に接続されて、エンジン1の駆動が伝達される。ドライブシャフト2は、図3に示すように、上下方向に延びる回転軸線A3を中心に回転される。ドライブシャフト2は、バランスシャフト15の下方(Z2方向)に配置されている。ドライブシャフト2は、バランスシャフト15の延びる方向において、バランスシャフト15の略中央に配置されている。
第2ギア21は、傘歯歯車を含んでいる。第2ギア21は、ドライブシャフト2と同様の回転軸線A3を中心に回転される。
図2に示すように、ギア部3は、船外機100の下方に配置されている。ギア部3は、ドライブシャフト2の回転駆動を減速して、プロペラシャフト4(プロペラ5)に伝達する。つまり、ギア部3は、上下方向に延びる回転軸線回りに回転するドライブシャフト2の駆動力を、前後方向に延びる回転軸線回りに回転するプロペラシャフト4に伝達する。
具体的には、ギア部3は、ピニオンギアと、前進用ベベルギアと、後進用ベベルギアと、ドッグクラッチとを含んでいる。ピニオンギアは、ドライブシャフト2の下端に取り付けられている。前進用ベベルギアおよび後進用ベベルギアは、ピニオンギアを挟み込むように、プロペラシャフト4に設けられている。ピニオンギアは、前進用ベベルギアおよび後進用ベベルギアと噛み合っている。ギア部3は、プロペラシャフト4と一体的に回転するドッグクラッチが前進用ベベルギアまたは後進用ベベルギアのいずれかと噛み合うように切り替えることにより、シフト位置(プロペラシャフト4の回転方向(前進方向および後進方向))を切り替える。ギア部3は、ドッククラッチが前進用ベベルギアおよび後進用ベベルギアのいずれとも噛み合わないように切り替えることにより、シフト位置をニュートラルとする。
ギア部3は、入力回転数に対する出力回転数の割合である減速比が、第1ギア16および第2ギア21の減速比よりも小さくなるように構成されている。具体的には、ギア部3は、ドライブシャフト2の回転数に対して、プロペラ5の回転数を1/2.5倍以上1/2倍以下に減速するように構成されている。
プロペラ5(スクリュー)は、プロペラシャフト4に接続されている。つまり、プロペラ5は、ドライブシャフト2の駆動が伝達されて回転する。プロペラ5は、前後方向に延びる回転軸線回りに回転駆動される。プロペラ5は、水中で回転することにより、軸方向に推力を発生させる。プロペラ5は、回転方向に応じて、船体200を、前進または後進させる。
図1および図2に示すように、ブラケット6は、船外機100を船体200に取り付けるために設けられている。ブラケット6のクランプブラケット61は、船体200の船尾に固定されている。クランプブラケット61は、ボルトおよびナットにより船体200に締結されて固定されている。スイベルブラケット62は、水平方向(左右方向)の軸線回りに回動可能、かつ、上下方向の軸線回りに回動可能に、クランプブラケット61に支持されている。図2に示すように、第1ギア16および第2ギア21は、ブラケット6の上端よりも上方に配置されている。
支持部材63aおよび63bは、ブラケット6に接続されている。具体的には、支持部材63aおよび63bは、スイベルブラケット62に接続されている。支持部材63aおよび63bは、上下に離間して設けられている。支持部材63aは、上方に配置され、支持部材63bは、下方に配置されている。上方に配置された支持部材63aは、バランスシャフト15の近傍に配置されている。支持部材63aは、一対設けられている。一対の支持部材63aは、左右方向に配列されている。支持部材63bは、一対設けられている。一対の支持部材63bは、左右方向に配列されている。
上方の支持部材63aは、船外機100の推進力および転舵力を伝達するように構成されている。下方の支持部材63bは、船外機100の推進力および転舵力を伝達するとともに、防振の機能を有するように構成されている。たとえば、上方の支持部材63aは、リンク機構により構成されている。下方の支持部材63bは、弾性部材を有し、防振しつつ力を伝達可能に構成されている。上方の支持部材63aは、クランクシャフト14の回転軸線と平行な軸線回りのモーメントが0または小さくなるように、クランクシャフト14およびバランスシャフト15に対する相対位置が調整されて配置されている。
図2に示すように、ティラーハンドル7は、推進力方向を転舵させるように構成されている。具体的には、ティラーハンドル7は、前後方向に延びるように配置されている。そして、ティラーハンドル7を操作者が把持して、左右方向に回動させることにより、船外機100が転舵される(上下方向の回動軸線を中心に回動される)。
スロットルグリップ71は、ティラーハンドル7の先端に設けられている。スロットルグリップ71は、エンジン1のアクセル開度を調整するために設けられている。具体的には、スロットルグリップ71は、ティラーハンドル7の延びる方向の回動軸線を中心に回動可能に構成されている。そして、スロットルグリップ71を操作者が把持して回動させることにより、アクセル開度を調整するための操作を受け付ける。受け付けたアクセル開度の操作は、電子制御を介してエンジン1のスロットルに伝えられる。
(本実施形態の効果)
上記実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、クランクシャフト14を推進力方向と略直交する略水平方向に延びるように配置することによって、複数のシリンダ11を前後方向に並んで配列する場合と比べて、エンジン1の配置に起因して船外機100の前後方向の大きさが大きくなるのを抑制することができる。クランクシャフト14の回転軸線を左右方向に延びるように配置することができるので、クランクシャフト14の回転軸線を上下方向(Z方向)に延びるように配置する場合と比べて、上下方向を回動軸線とする転舵方向の振動を抑制することができる。クランクシャフト14の回転軸線を上下方向に延びるように配置してシリンダ11を上下方向に並んで配列する場合と比べて、重心を低くすることができる。これにより、船外機100を取り付ける船体200を安定させることができるとともに、船外機100の操作性を向上させることができる。クランクシャフト14の回転軸線を左右方向に延びるように配置することができるので、ジャイロ効果(回転する物体の姿勢を安定させる効果)により、船外機100を取り付ける船体200の横揺れを抑制することができる。これにより、船体200の姿勢を安定させることができる。バランスシャフト15に配置された第1ギア16、および、第1ギア16の駆動が減速して伝達される第2ギア21を設ける。これにより、エンジン1の回転数が減速されてプロペラ5に伝達されるので、キャビテーションを発生させないプロペラ5の上限回転数に対するエンジン回転数を大きくすることができる。その結果、エンジン1をより高速で駆動させることができる。これにより、エンジン1の出力を回転数で稼ぐことができるので、エンジン1を小型化することができる。エンジン1の回転数を減速してプロペラ5に伝達することにより、アイドリング時のエンジン1の回転数(アイドル回転数)を大きくすることができるので、エンジン1がアイドル回転数の場合の船速を小さくすることができるとともに、エンジン1がアイドル回転数の場合の発電量が小さくなるのを抑制することができる。この効果は、超低速によりトローリング航行しつつ、魚群探知機などの電子機器を使用する場合などに有効である。クランクシャフト14に対して、シリンダ11の延びる方向と交差する方向で、かつ、下方向にバランスシャフト15を配置することにより、シリンダ11の延びる方向にバランスシャフト15の配置スペースを設ける必要がないので、シリンダ11の延びる前後方向において船外機100が大きくなるのをより抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、第1ギア16の回転数に対して、第2ギア21の回転数が、1/2倍以上1/1.5倍以下に減速されるように構成する。これにより、減速させない場合に比べて、エンジン1を高速で回転させることができるので、効果的にエンジン1の小型化を図ることができるとともに、アイドル回転数を効果的に高めることができる。
本実施形態では、上記のように、ドライブシャフト2の駆動を、減速してプロペラ5に伝達するギア部3を設け、ギア部3を、入力回転数に対する出力回転数の割合である減速比が、第1ギア16および第2ギア21の減速比よりも小さくなるように構成する。これにより、エンジン1の回転数をギア部3によりさらに減速してプロペラ5に伝達することができる。
本実施形態では、上記のように、ギア部3を、ドライブシャフト2の回転数に対して、プロペラ5の回転数を1/2.5倍以上1/2倍以下に減速するように構成する。これにより、ドライブシャフト2の回転数をトルクを大きくした状態でプロペラ5に伝達することができる。
本実施形態では、上記のように、第1ギア16を、バランスシャフト15に一体的に設ける。これにより、バランスシャフト15から直接減速させることができるので、別途ギアなどの伝達機構を設ける場合に比べて、部品点数を減少させることができるとともに、配置スペースを設ける必要がない分、小型化を図ることができる。
本実施形態では、上記のように、第1ギア16および第2ギア21は、それぞれ、傘歯歯車を含む。これにより、水平方向の軸線回りの回転を効率よく上下方向の軸線回りに回転に変換しつつ減速させることができる。
本実施形態では、上記のように、シリンダ11を、2気筒以下設ける。これにより、クランクシャフト14の延びる左右方向の船外機100の大きさが大きくなるのを抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、シリンダ11を、単気筒設ける。これにより、クランクシャフト14の延びる左右方向の船外機100の大きさを効果的に小さくすることができる。
本実施形態では、上記のように、エンジン1は、70馬力以下の出力を有する。これにより、70馬力以下の出力の船外機100において、船外機100の前後方向の大きさの小型化を図ることができる。
本実施形態では、上記のように、エンジン1のアクセル開度を調整するスロットルグリップ71を含み、推進力方向を転舵させるティラーハンドル7を設ける。これにより、操作者が手動により転舵操作する船外機100の前後方向の大きさを小さくすることができるので、前後方向の重心をスロットルグリップ71に近づけることができる。これにより、転舵方向の回転モーメントを小さくすることができるので、操作者が小さな力で容易に転舵操作を行うことができる。
本実施形態では、上記のように、船体200に取り付けるためのブラケット6を設け、第1ギア16および第2ギア21は、ブラケット6の上端よりも上方に配置されている。これにより、第1ギア16および第2ギア21による減速機構を船外機100の上方に配置することができるので、ドライブシャフト2を含む下方の部品を従来の船外機の部品と共通化することができる。
本実施形態では、上記のように、ブラケット6に接続され、上下に離間して設けられた複数の支持部材63aおよび63bを設け、上方の支持部材63aを、バランスシャフト15の近傍に配置する。これにより、バランスシャフト15によりエンジン1の振動を抑制することができるので、バランスシャフト15の近傍に配置された上方の支持部材63aに振動が伝達されるのを効果的に抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、クランクシャフト14の回転軸線を、バランスシャフト15の回転軸線よりも前方に配置する。これにより、バランスシャフト15の位置を前方に突出させることがないので、船外機100の前後方向の大きさが大きくなるのを容易に抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、クランクシャフト14を、シリンダ11よりも前方に配置する。これにより、船外機100の前方側に位置するクランクシャフト14に対してシリンダ11の位置を前方に突出させることがないので、船外機100の前後方向の大きさが大きくなるのを容易に抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、シリンダ11を、水平方向に対して、30度以内の角度方向に延びるように配置する。これにより、シリンダ11が上下方向に立ちすぎて配置されるのを抑制することができるので、エンジン1の重心が高くなるのを抑制することができるとともに、船外機100が上下方向に大きくなるのを抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、シリンダ11に接続され、上方に延びる吸気配管111および下方に延びる排気配管112を設ける。これにより、エンジン1の上方から効率よく吸気させて、下方に効率よく排気させることができるので、吸気および排気の流れる抵抗を小さくして、エンジン1を効率よく駆動させることができる。
本実施形態では、上記のように、クランクシャフト14に接続され、プロペラ5の推進方向と略直交する略水平方向の軸線を中心に回転するフライホイール17を設ける。これにより、質量が大きいフライホイール17の位置を高くする必要がないので、船外機100の重心を効果的に下げることができる。
本実施形態では、上記のように、エンジン1を、7000回転/分以上の回転駆動が可能に構成する。これにより、船外機100のエンジン1を高回転で駆動させることができる。
(変形例)
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、船体に船外機が1機設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、船体に船外機が複数設けられていてもよい。
上記実施形態では、エンジンにシリンダが単気筒設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、エンジンにシリンダが2気筒設けられていてもよい。この場合、2気筒のシリンダは、クランクシャフトが延びる方向に並んで配置される。さらに、エンジンにシリンダが3気筒以上設けられていてもよい。
上記実施形態では、ティラーハンドルを設け、ティラーハンドルの操作により船外機が転舵される構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、転舵装置を設けて、転舵装置の駆動により船外機を転舵させてもよい。
上記実施形態では、スロットルグリップを設け、スロットルグリップの操作によりエンジンのアクセル開度を調整する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、リモートコントローラを設け、船外機と離れた位置からアクセル開度を調整する操作を行えるようにしてもよい。
上記実施形態では、クランプブラケットは、ボルトおよびナットにより船体に締結されて固定されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、クランプブラケットは、バイスなどにより船体の船尾を挟み込むことにより固定されていてもよい。
上記実施形態では、船外機は、船体の後方に取り付けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、船外機は、船体の側方または前方に設けられていてもよい。
1 エンジン
2 ドライブシャフト
3 ギア部(第3ギア)
5 プロペラ
6 ブラケット
7 ティラーハンドル
11 シリンダ
12 ピストン
14 クランクシャフト
15 バランスシャフト
16 第1ギア
17 フライホイール
21 第2ギア
63a、63b 支持部材
71 スロットルグリップ
100 船外機
111 吸気配管
112 排気配管
200 船体

Claims (18)

  1. ピストンが往復移動されるシリンダと、前記ピストンの往復移動が回転運動として伝達されるとともに推進力方向と略直交する略水平方向に延びるように配置されているクランクシャフトとを含むエンジンと、
    前記クランクシャフトに対して、前記シリンダの延びる方向と交差する方向で、かつ、下方向に配置され、前記クランクシャフトの延びる方向と略平行な方向に延びるように配置され、前記クランクシャフトの駆動が伝達されるバランスシャフトと、
    前記バランスシャフトに設けられた第1ギアと、
    前記第1ギアの駆動が減速して伝達される第2ギアと、
    前記第2ギアに接続され、上下方向に延びるように配置されたドライブシャフトと、
    前記ドライブシャフトの駆動が伝達されて回転するプロペラとを備える、船外機。
  2. 前記第1ギアの回転数に対して、前記第2ギアの回転数が、1/2倍以上1/1.5倍以下に減速されるように構成されている、請求項1に記載の船外機。
  3. 前記ドライブシャフトの駆動を、減速して前記プロペラに伝達する第3ギアをさらに備え、
    前記第3ギアは、入力回転数に対する出力回転数の割合である減速比が、前記第1ギアおよび前記第2ギアの減速比よりも小さくなるように構成されている、請求項2に記載の船外機。
  4. 前記第3ギアは、前記ドライブシャフトの回転数に対して、前記プロペラの回転数を1/2.5倍以上1/2倍以下に減速するように構成されている、請求項3に記載の船外機。
  5. 前記第1ギアは、前記バランスシャフトに一体的に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の船外機。
  6. 前記第1ギアおよび前記第2ギアは、それぞれ、傘歯歯車を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の船外機。
  7. 前記シリンダは、2気筒以下設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の船外機。
  8. 前記シリンダは、単気筒設けられている、請求項7に記載の船外機。
  9. 前記エンジンは、70馬力以下の出力を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の船外機。
  10. 前記エンジンのアクセル開度を調整するスロットルグリップを含み、推進力方向を転舵させるティラーハンドルをさらに備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の船外機。
  11. 船体に取り付けるためのブラケットをさらに備え、
    前記第1ギアおよび前記第2ギアは、前記ブラケットの上端よりも上方に配置されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の船外機。
  12. 前記ブラケットに接続され、上下に離間して設けられた複数の支持部材をさらに備え、
    上方の前記支持部材は、前記バランスシャフトの近傍に配置されている、請求項11に記載の船外機。
  13. 前記クランクシャフトの回転軸線は、前記バランスシャフトの回転軸線よりも前方に配置されている、請求項1〜12のいずれか1項に記載の船外機。
  14. 前記クランクシャフトは、前記シリンダよりも前方に配置されている、請求項1〜13のいずれか1項に記載の船外機。
  15. 前記シリンダは、水平方向に対して、30度以内の角度方向に延びるように配置されている、請求項1〜14のいずれか1項に記載の船外機。
  16. 前記シリンダに接続され、上方に延びる吸気配管および下方に延びる排気配管をさらに備える、請求項1〜15のいずれか1項に記載の船外機。
  17. 前記クランクシャフトに接続され、前記プロペラの推進方向と略直交する略水平方向の軸線を中心に回転するフライホイールをさらに備える、請求項1〜16のいずれか1項に記載の船外機。
  18. 前記エンジンは、7000回転/分以上の回転駆動が可能に構成されている、請求項1〜17のいずれか1項に記載の船外機。
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