JP4305242B2 - 収納システム - Google Patents

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本発明は、オフィス等において好適に使用される収納システムに関するものである。
従来より、引き戸を備えた収納家具として、例えば特許文献1〜3に示されるものが知られている。特許文献1のものは、筐体の上框及び下框に掘り込みによりレールを設け、このレールに引き戸を引き違い可能に配置したものである。特許文献2のものは、筐体の上框及び下框から前方へ突出した位置にレール構造体を取り付け、このレール構造体に引き戸を引き違い可能に配置したものである。特許文献3のものは、筐体の框の前方に一部にレール構造を有した枠体を取り付け、この枠体に引き戸を引き違い可能に配置したものである。
特開2000−262334公報 特開2001−227249号公報 実用新案登録第2570229号
ところで、近時における家具開発の一つの動向として、システム化の流れがある。これは、個々の収納家具の外形寸法をモジュール化し、同種又は異種の収納家具を様々に組み合わせることによって、目的・用途に応じ特定の機能が集合したシステム家具を構築できるようにしたものである。
例えば、上記特許文献のような従来の収納家具でも、外形寸法さえ揃えれば、上下左右に組み合わせることによって収納機能の集合したバリエーションのシステムを構成することは可能である。
しかしながら、かかる特許文献の構造は、何れも引き戸が各筐体の外形範囲内で作動するのみであるから、単にこのような収納家具を上下左右に増連したとしても、個々の収納家具単位で収納空間が引き戸によって開閉されるに過ぎず、これのみによって各収納家具が有する機能の総和以上の新たな機能が生じるわけではない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、収納機能を有する筐体を組み合わせることによって新たな機能を付与することができるようにした新規有用な収納システムを提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の収納システムは、前面に収納空間を開口させてなる筐体を上下及び/又は左右に増連し、これら筐体の前方へ突出した位置に、複数の筐体に跨った状態でシステム引き戸を移動可能に取り付けてなることを前提とする。
各筐体の前方へ突出した位置にシステム引き戸を配置するようにすれば、筐体の框等によってシステム引き戸の配置が限定されるようなことがなくなるので、複数の筐体が集合することによって拡張された収納空間のどの部位をどのような範囲に亘ってシステム引き戸により閉止するかは、基本的に自由となる。このため、多様なバリエーションの下に収納機能を追求することが可能となる。
具体的な実施の一態様としては、各筐体が、単位引き戸の上部及び下部を支持する支持機構を備え、筐体を上下に増連した状態で、システム引き戸の上部を上側の筐体の対応する支持機構に支持させ、下部を下側の筐体の対応する支持機構に支持させるようにしたことを特徴としている
この場合、システム引き戸の上部と下部の間に中間部を設定し、この中間部を上側の筐体又は下側の筐体の対応する支持機構に支持させることも好適となる。
或いは、具体的な実施の他の態様として、各筐体が、単位引き戸の上部及び下部を支持する支持機構を備え、筐体を左右に増連した状態で、単位引き戸又はシステム引き戸の上部及び下部をそれぞれ筐体間の境界を越えて移動し得るように左右の筐体の対応する支持機構に支持させるようにしたものが挙げられる。
引き戸の上部に対する支持機構の具体的な実施の態様としては、筐体の外部から視認し得ない位置にレールを形成して移動体を配置し、その移動体から筐体の前方に引き戸の上部を支持する支持要素を持ち出したものが挙げられる。
また、引き戸の下部を支持する支持機構の具体的な実施の態様としては、筐体の外部から視認し得ない位置に後向面を形成する一方、引き戸の下部に前記後向面に臨む部位まで延出する延出部を設け、この延出部に、前記後向面に係り合うガイド部材を取り付けているものが挙げられる。
筐体を上下左右に増連しても単位引き戸を移動可能に配設する機能を担保するためには、単位引き戸の外形寸法が、筐体の幅寸法内及び高さ寸法内に収まる値に設定されていることが有効となる。
この収納システムを、個々の収納家具と同様の見栄えや使い勝手とするためには、各筐体に、縦仕切り及び/又は横仕切りを備え、これらの仕切りの前面が筐体の前面と略面一となるように設定して、増連した際の各筐体の頂壁、底壁或いは側壁の一部が、システムの外郭を新たな筐体とみたときの当該筐体と前面を略面一とする縦仕切り或いは横仕切りを構成するようにしておくことが好適である。
本発明は、以上のような構成であるから、収納機能を有する筐体を上下、左右に増連し、個々の筐体を越えてシステム引き戸を取り付けることができるので、増連のさせ方やシステム引き戸の大きさ、配設位置を適宜選択することによって、個々の収納機能にない新たな収納機能をシステム全体に有効に追求することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示す収納システムは、通常は単位引き戸2を取り付けて図2に示す単体の収納家具を構成する筐体1の上に、単位引き戸2を一部取り除いた状態で他の略同様の構造からなる収納家具を構成する筐体10を増連し、これら両筐体1、10にまたがるようにシステム引き戸20を取り付けたものである。
以下、先ず単体の収納家具の構造について説明する。筐体1は、図2に示すように、頂壁11、底壁12、左右の側壁13及び背壁14を相互に接続し前面に開口15を設けたもので、頂壁11の前縁を下方に折り返して上框1aを構成し、底壁12の前縁を下方に折り返して下框1bを構成している。頂壁11の下面には、図3に示すように上框1aと平行に延びる補強桟16が位置しており、収納空間を区画する縦仕切り17はこの補強桟16に後述する態様によって接続されている。図1又は図2に示す下框1bの後下方には幅木12aが位置しており、下框1bは床から嵩上げした状態に配置されている。
縦仕切り17の前面17xと筐体1の前面1xは、図2〜図4に示すように面一に設定され、オープン収納家具として使用する際の外観が確保されている。縦仕切り17は、頂壁11の下面から底壁12の上面に亘って配置され、側壁13との間、或いは他の側壁13との間に棚板18を配設することが可能な収納空間Sを形成している。具体的には、縦仕切り17は前端側を角パイプ状に折り曲げることによって拡幅部17aを形成したもので、この拡幅部17aの後向面17yに棚爪を係合させるフック孔を形成している。棚板18は、このフック孔と、背壁14の補強部14aの対応位置に設けたフック孔との間に棚爪を介して架設される。背壁14の補強部14aは、板金素材を塑性変形加工することによって面板部に一体成形されたものである。
そして、この収納家具は、縦仕切り17を越えて単位引き戸2を幅方向へ移動させるための上下の支持機構Y1、Y2を筐体1の一部に備えている。
上部支持機構Y1は、図3、図5及び図6等に示すように、筐体1を構成する上框1aに外部から視認し得ない状態で形成したレール111と、このレール111と平行をなすように縦仕切り17と上框1aの間に形成したスリット112とを具備し、レール111からスリット112までの間を空間的に連通させて、基端をレール111に支持させた支持要素3の先端を筐体1の前方に持ち出したものである。
レール111は、前記上框1aの構造を利用したチャネル状のもので、当該チャネルのうち内側の起立壁111aを外側の起立壁111bよりも低く形成して、当該内側の起立壁111aと頂壁11の間に支持要素3を持ち出すための隙間dを形成している。
一方、支持要素3は、ブラケット31の内側の立片31aに移動体であるローラ32を水平軸33回りに2個取り付けたもので、ローラ32を前記レール111に配置した状態で、水平片31bを介して連設した外側の立片31cを前記隙間dから筐体1の前方に持ち出している。そして、図7に示すように、その外側の立片31cと単位引き戸2との間に形成される係止部4によって、単位引き戸2をブラケット31に懸吊支持するようにしている。係止部4は、外側の立片31cに形成したダルマ状孔41と、単位引き戸2の裏面の対応箇所に若干の余裕を残して捩じ込んだねじ42とを具備するもので、ねじ42をダルマ状孔41に挿通して重力により降下させることで、ねじ42の首部をダルマ状孔41の大径部から小径部に移行させて係止するものである。
なお、レール111の内側の起立壁111aと頂壁11との隙間dはローラ32を挿脱させるほど大きくはない。そこで、当該レール111にローラ32を挿脱させるために、当該レール111の内側の起立壁111aの上縁付近に図6に示すような挿脱部111axを図外の部位を含めて2箇所に凹設している。この挿脱部111axのピッチは前記ローラ32のピッチと異ならせてある。挿脱部111axは1箇所のみであってもよい。
スリット112は、縦仕切り17の前方に切欠17bを設けることによって当該切欠17bと上框1aの間に形成したもので、切欠17bの奥方において、縦仕切り17の上端を上框1a付近の強度部、すなわち前記補強桟16に溶接等の継手zを介して接続している。このスリット112の上下開口幅はブラケット31の水平片31bの肉厚寸法よりも若干大きく設定され、このスリット112を当該水平片31bが通過することによって、支持要素3は縦仕切り17によって区画された左側の収納空間Sの前方位置と右側の収納空間Sの前方位置との間で移動可能とされる。
単位引き戸2は、正面視において筐体1の幅寸法内及び高さ寸法内に収まる外形寸法のもの、より具体的には、縦仕切り17同士あるいは縦仕切り17と側壁13とによって3つに区画された各収納空間Sを閉止する幅寸法に設定されているもので、幅方向に沿って各収納空間Sを選択的に閉止する位置に移動可能とされる。単位引き戸2の外形が筐体1とこのような関係にあることにより、この収納家具を上下左右に増連しても各収納家具の単位引き戸2を支障なく作動させることが可能である。
さらに、下部支持機構Y2は、筐体1を構成する下框1bに、図5及び図8に示すように外部から視認し得ない状態で後向面12bを形成しており、対する単位引き戸2の下端側に、その裏面から前記後向面12bに臨む部位に延出する延出部21をブラケット210を利用して配置するようにしている。この延出部21には鉛直軸回りに回転可能なガイド部材たるフォロア22が付帯している。具体的には、単位引き戸2をレール111に懸吊支持させた後、ブラケット210を引き戸2の横から差し込んで裏面にビスを用いて取り付けることによって、フォロア22を前記後向面12bと幅木12aの前面との間に配置し、これにより当該フォロア22を後向面12bや幅木12aに添接させて単位引き戸2をガイドするようにしている。図において符号5で示すものは樹脂製の戸当たり部材である。
すなわち、本実施形態の収納家具は、幅方向に分割され縦仕切り17を介して隣接する隣の収納空間Sに縦仕切り17を越えて単位引き戸2を移動させることができ、再び元の収納空間Sの前面に引き戻すことも可能なものである。また、必要に応じ再度単位引き戸2を筐体1から撤去すれば、オープン収納家具として利用することも可能である。
以上は、上側の収納家具についても同様である。
そして、本実施形態は、このような収納家具の筐体1、10を上下に増連し、これら筐体の前方へ突出した位置に、上下の筐体1、10に跨った状態でシステム引き戸20を移動可能に取り付けている。
すなわち、筐体1、10は、上述したように単位引き戸2の上部及び下部を支持する上下の支持機構Y1、Y2を備えているため、筐体1を上下に増連した状態で、システム引き戸20の上部を上側の筐体10の上部支持機構Y1に支持させ、下部を下側の筐体1の下部支持機構Y2に支持させることが可能となっている。
システム引き戸20には、支持要素3を構成するブラケット31に係り合わせるための図7に示したと同様のねじ42が上部近傍の背面に突設してあり、また、後向面12bに添接させるためのフォロア22が下部近傍の背面にブラケットを介して取り付けてある。
このシステム引き戸20の幅寸法は単位引き戸2の幅寸法に等しくなるように設定され、上下寸法は上下の筐体1の上下寸法を加算した値よりも若干小さい値となるように設定されている。これによりシステム引き戸20は、上下の筐体10、1に跨って配置され、下側に配置される筐体1の収納空間Sと、上側に配置される筐体10の収納空間Sとを同時に開閉する機能を新たに備える。
また、図9は、上記の筐体1を左右に増連し、これら筐体1の前方へ突出した位置に、左右の筐体1、1に跨った状態でシステム引き戸200を移動可能に取り付けて収納システムを構成した例である。
すなわち、筐体1は、上述したように単位引き戸2の上部及び下部を支持する上下の支持機構Y1、Y2を備えているため、筐体1を左右に増連した状態で、システム引き戸200の上部及び下部をそれぞれ筐体1、1間の境界Pを越えて移動し得るように左右の筐体1、1の対応する支持機構Y1、Y2に支持させることが可能となっている。
具体的には、筐体1を左右に増連した状態で支持機構Y1のレール111が筐体1、1間の境界Pを越えて連続するように、レール111は各筐体1の側壁13の端面に合致する位置にまで延びている。そして、上框1aと側壁13の間には、前記スリット112と同様のスリット112xが開口している。また、筐体1を左右に増連した状態で各々の後向面12bが側壁13を越えて連続するように、後向面12bは各筐体1の側壁13の端面に合致する位置にまで延びている。
図示のシステム引き戸200は、例えば単位引き戸2と同一の高さ寸法、単位引き戸2の2枚分の幅寸法となるように設定されている。但し、幅寸法等はこれに限るものではない。
これら図1或いは図9のシステム例より明らかなように、本実施形態の収納システムは、前面に収納空間Sを開口させてなる筐体1,10等を上下及び/又は左右に増連し、これら筐体1の前方へ突出した位置に、複数の筐体1、10等に跨った状態でシステム引き戸29を移動可能に取り付けたものである。
すなわち、各筐体1、10の前方へ突出した位置にシステム引き戸20、200を配置するようにすれば、筐体1の框1a、1bによってシステム引き戸20、200の配置が限定されるようなことはない。このため、筐体1、10が上下左右に複数集合することによって拡張された収納空間Sのどの部位をどのような範囲に亘ってシステム引き戸20、200で閉止するかは基本的に利用者の自由に委ねられる。よって、多様なバリエーションの下にこの収納システムを有効に活用することが可能となる。
具体的な構造として、各筐体1、10等が、単位引き戸2の上部及び下部を支持する支持機構Y1、Y2を備えているため、筐体1、10等を図1のように上下に増連した状態で、システム引き戸20の上部を上側の筐体10の対応する上部支持機構Y1に支持させ、下部を下側の筐体1の対応する下部支持機構Y2に支持させる態様は勿論のこと、積み重ねた状態であっても図示のように下側の筐体1に単位引き戸2をそのまま取り付けて使用する等の態様も可能となり、別途新たな支持構造を持ち込むことなく引き戸2、20の選択的な利用を図ることが可能になる。
また、筐体1が、単位引き戸2の上部及び下部を支持する支持機構Y1、Y2を備え、筐体1を図9に示すように左右に増連した状態で、単位引き戸2やシステム引き戸200の上部及び下部をそれぞれ筐体1、1間の境界を越えて移動させることができるため、別途新たな支持構造を持ち込むことなく引き戸2、200の選択的な利用、幅広い作動範囲に亘る活用を有効に図ることが可能になる。
特に、上部支持機構Y1の具体的な構造が、筐体1、10等の上框1aを利用して外部から視認し得ない位置にレール111を形成して移動体たるローラ32を配置し、そのローラ32から筐体1、10等の前方に引き戸2等の上部を支持する支持要素31を持ち出しているので、引き戸2、20、200等が存在しない部位における筐体1、10等の見栄えや、引き戸2、20、200等を撤去してオープン収納家具として使用する際の見栄えも有効に確保することができる。
また、下部支持機構Y2の具体的な構造が、筐体1等の外部から視認し得ない位置に後向面12bを形成する一方、引き戸2、20、200等の下部に前記後向面12bに臨む部位まで延出する延出部21を設け、この延出部21に、前記後向面12bに係り合うガイド部材たるフォロア22を取り付けているので、上記上部支持機構Y1と同様の外観向上効果が奏される。
以上において、上下左右に増連しても単位引き戸2を移動可能に配設する機能は、単位引き戸2の外形寸法が筐体1、10の幅寸法内及び高さ寸法内に収まる値に設定されていることで実効が担保されているものである。
さらに、各筐体1、10は縦仕切り17を備え、この縦仕切り17の前面は筐体1、10の前面と略面一となるように設定されているが、増連した際の各筐体1、10の頂壁11、底壁12或いは側壁13の一部は、システムの外郭を新たな筐体とみたときの当該筐体と前面を略面一とする縦仕切りを構成するものである。このため、この収納システムと個々の収納家具との間で見栄えや使い勝手の統一感を図ることができる。このような効果は、筐体1、10等に図10に示すような横仕切りがある場合にも同様である。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、上記図10に示すように、筐体100の上框1aと下框1bの間に固定棚等のような横仕切り19が存在するような場合には、この横仕切り19に上部支持機構Y1や下部支持機構Y2を仕込むことも有効である。これによれば、より多彩なバリエーションでシステム引き戸2X等の取り付けができるようになる。
また、図11に示すように、システム引き戸2Yの上部と下部の間に中間部を設定し、この中間部を対応位置にある上部支持機構Y1に支持させることも好適である。システム引き戸2Yが大型になると中間部がバタつくおそれがあるが、このような中間支持構造を採用すれば、システム引き戸2Yの安定した作動を確保することができる。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る収納システムを示す全体斜視図。 同実施形態に対応した単位収納家具を示す全体斜視図。 図2の要部拡大斜視図。 同実施形態の模式的な平断面図。 同実施形態の模式的な縦断面図。 同実施形態を図3とは異なる方向から見た要部拡大斜視図。 同実施形態を構成する引き戸の背面上部構成を示す斜視図。 同実施形態を構成する引き戸の背面下部構成を示す斜視図。 収納システムの変形例を示す図。 同実施形態に係る収納システムの他の構成例を示す図。 同実施形態に係る収納システムの他の構造を示す図。
符号の説明
1、10、100…筐体
2…単位引き戸
3…支持要素
12b…後向面
20、200、2X、2Y…システム引き戸
21…延出部
22…ガイド部材(フォロア)
32…移動体(ローラ)
111…レール
Y1…上部支持機構
Y2…下部支持機構

Claims (7)

  1. 前面に収納空間を開口させてなる筐体を上下及び/又は左右に増連し、これら筐体の前方へ突出した位置に、複数の筐体に跨った状態でシステム引き戸を移動可能に取り付けてなるものであって、
    各筐体が、単位引き戸の上部及び下部を支持する支持機構を備えたものであり、筐体を上下に増連した状態で、システム引き戸の上部を上側の筐体の対応する支持機構に支持させ、下部を下側の筐体の対応する支持機構に支持させていることを特徴とする収納システム。
  2. システム引き戸の上部と下部の間に中間部を設定し、この中間部を上側の筐体又は下側の筐体の対応する支持機構に支持させている請求項1記載の収納システム。
  3. 各筐体が、単位引き戸の上部及び下部を支持する支持機構を備えたものであり、筐体を左右に増連した状態で、単位引き戸又はシステム引き戸の上部及び下部をそれぞれ筐体間の境界を越えて移動し得るように左右の筐体の対応する支持機構に支持させている請求項1又は2記載の収納システム。
  4. 引き戸の上部に対する支持機構が、筐体の外部から視認し得ない位置にレールを形成して移動体を配置し、その移動体から筐体の前方に引き戸の上部を支持する支持要素を持ち出したものである請求項1〜3の何れかに記載の収納システム。
  5. 引き戸の下部を支持する支持機構が、筐体の外部から視認し得ない位置に後向面を形成する一方、引き戸の下部に前記後向面に臨む部位まで延出する延出部を設け、この延出部に、前記後向面に係り合うガイド部材を取り付けたものである請求項1〜3の何れかに記載の収納システム。
  6. 単位引き戸の外形寸法が、筐体の幅寸法内及び高さ寸法内に収まる値に設定されている請求項1〜5の何れかに記載の収納システム。
  7. 各筐体は、縦仕切り及び/又は横仕切りを備え、これらの仕切りの前面が筐体の前面と略面一となるように設定されたものであり、増連した際の各筐体の頂壁、底壁或いは側壁の一部が、システムの外郭を新たな筐体とみたときの当該筐体と前面を略面一とする縦仕切り或いは横仕切りを構成するものである請求項1〜6の何れかに記載の収納システム。
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