JP4285294B2 - 収納家具 - Google Patents

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本発明は、オフィス等において好適に使用される収納家具に関するものである。
従来より、前面に開口する筐体の内部を縦仕切りによって区画した収納家具として、例えば特許文献1〜3に示されるものが知られている。特許文献1のものは、筐体の上框及び下框に掘り込みによりレールを設け、このレールに引き戸を引き違い可能に配置したものである。特許文献2のものは、筐体の上框及び下框から前方へ突出した位置にレール構造体を取り付け、このレール構造体に引き戸を引き違い可能に配置したものである。特許文献3のものは、筐体の框の前方に一部にレール構造を有した枠体を取り付け、この枠体に引き戸を引き違い可能に配置したものである。
特開2000−262334公報 特開2001−227249号公報 実用新案登録第2570229号
しかしながら、特許文献1のものは、筐体の内部にレールを形成して引き戸を取り付けるようにしているので、オープン収納家具として利用する場合には縦仕切りが筐体の前面よりも後方へ退避した部位に位置することとなり、格調が損なわれるという欠点がある。逆に、筐体の前面と縦仕切りの前面を略面一にしてオープン収納家具としての格調を確保すると、引き戸が縦仕切りを越えて移動し得ないものになってしまう。
一方、特許文献2、3のものは、筐体にレール構造体や枠体を取り付け、このレール構造体や枠体に引き戸を配置しているので、筐体の前面と縦仕切りの前面を略面一にしてオープン収納家具としての格調を確保しても、縦仕切りを越えて引き戸を移動させることは可能である。しかしながら、このようにすると、強度部材である筐体の前面に更に強度部材であるレール構造体や枠体を取り付けなければならないため、強度部材が多重になって、収納家具が重厚で無駄の多いものになる。その上、再びレール構造体や枠体を取り外してオープン収納家具として使用しようとすると、ねじ孔等が露出して外観を毀損する恐れが高い。
さらに、何れのものも、レールが外部から視認される点でも見栄えが悪く、引き違い構造がそれを助長しているとともに、引き違いの前方に位置する引き戸と縦仕切りとの間には隙間が生じるため、防犯の観点からも望ましいものとは言えない。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、オープン収納家具としての格調を損なうことなく、引き戸を簡単な構造により無理なく取り付けることを可能にする新規有用な収納家具を提供しようとするものである。
本発明は、上記の目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の収納家具は、前面に開口する筐体の内部を縦仕切りによって区画してなる収納家具において、前記筐体の前面と前記縦仕切りの前面とを略面一に設定するとともに、筐体の幅寸法内及び高さ寸法内において当該筐体から前方へ突出した位置に、筐体の一部に移動可能に係り合わせて引き戸を配置してなることを特徴とする。
このように構成すれば、筐体の前面と縦仕切りの前面とが略面一に設定してあるので、オープン収納家具として使用しても見栄えを損なうことがない。しかも、筐体から前方へ突出した位置に引き戸を配置しているので、縦仕切りを越えて引き戸を移動させることができる。さらに、引き戸を筐体の一部に移動可能に係り合わせるようにしているので、別途にレール構造体や枠体を取り付ける必要がなく、強度部材が多重構造になることを回避することができる。その上、筐体の幅寸法内及び高さ寸法内に引き戸を配置しているので、上下左右に増連しても不都合なく引き戸を使用することが可能である。
外観を損なわずに引き戸を移動可能に支持するためには、前記筐体の頂壁の前縁を下方に折り返して上框を構成し、かつこの上框の構造を利用してレールを外部から視認し得ない状態で頂壁の下面に形成して移動体を配置するとともに、その移動体から支持要素を持ち出して前記引き戸を懸吊支持し、前記引き戸の上端面を前記頂壁の上面と略面一に位置づけておくことが好ましい。
具体的な実施の態様としては、レールが、筐体を構成する頂壁の前縁下面に設けられたチャネル状のものであり、当該チャネルのうち内側の起立壁と頂壁の間に、支持要素を持ち出す隙間を形成しているものが挙げられる。
作業の平易化に資するためには、レールは、支持要素に移動体を取り付けた状態で当該移動体を挿脱可能なものであり、支持要素の持ち出し端側に引き戸を重力により係止させる係止部を形成していることが望ましい。
支持要素の不慮の脱落を防止するためには、支持要素に移動体を複数個取り付け、レールに前記移動体を挿脱させる挿脱部をピッチを異ならせて複数箇所に或いは1箇所にのみ形成しておくことが好ましい。
外観を整えて目的とする機能を実現するためには、縦仕切りと上框の間に、支持要素を通過させるスリットを形成していることが有効となる。
スリットを設けても強度低下を招かないようにするためには、縦仕切りの前方に切欠を設け、この切欠と上框の間に前記スリットを形成するとともに、切欠の奥方において縦仕切りの上端を上框付近の強度部に接続していることが望ましい。
上記の構造に基づき、縦仕切りによって形成される収納空間を閉止する位置で当該縦仕切りを利用して引き戸をロックするロック機構を設けることも有効である。
引き戸の取付状態をより良好なものにするためには、筐体を構成する下框に、外部から視認し得ない状態で後向面を形成する一方、引き戸の下端側に前記後向面に臨む部位に延出する延出部を設け、この延出部に、前記後向面に係り合うガイド部材を取り付けていることが有効である。
本発明は、以上のような構成であるから、オープン収納家具としての格調を損なうことなく、引き戸を簡単な構造により無理なく適切に取り付けることができ、これにより重厚化を招くことなく引き戸式収納家具を構成することができる。また、引き戸を撤去すれば、再びオープン収納家具に簡単に戻すことができ、その際にねじ孔等が露出する不都合を回避して良好な外観を確保することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示す本実施形態の収納家具は、オープン収納家具としても引き戸式収納家具としても利用可能なスチール製のもので、筐体1を主体として構成され、その前面に適宜引き戸2を取り付けることができるようにしている。
筐体1は、頂壁11、底壁12、左右の側壁13及び背壁14を相互に接続し前面に開口15を設けたもので、頂壁11の前縁を下方に折り返して上框1aを構成し、底壁12の前縁を下方に折り返して下框1bを構成している。頂壁11の下面には、図2に示すように上框1aと平行に延びる補強桟16が位置しており、内部を区画する縦仕切り17はこの補強桟16に後述する態様によって接続されている。図1に示す下框1bの後下方には幅木12aが位置しており、下框1bは床から嵩上げした状態に配置されている。
縦仕切り17の前面17xと筐体1の前面1xは、図1〜図3に示すように面一に設定され、オープン収納家具として使用する際の外観が確保されている。縦仕切り17は、頂壁11の下面から底壁12の上面に亘って配置され、側壁13との間、或いは他の側壁13との間に棚板18を配設することが可能な収納空間Sを形成している。具体的には、縦仕切り17は前端側を角パイプ状に折り曲げることによって拡幅部17aを形成したもので、この拡幅部17aの後向面17yに棚爪を係合させるフック孔を形成している。棚板18は、このフック孔と、背壁14の補強部14aの対応位置に設けられたフック孔との間に棚爪を介して架設される。背壁14の補強部14aは、板金素材を塑性変形加工することによって面板部に一体成形されたものである。
このような構成において、本実施形態は、縦仕切り17を越えて引き戸2を幅方向へ移動させるための支持構造Xを筐体1の一部に備えている。この支持構造Xは、図2、図4及び図5等に示すように、筐体1を構成する上框1aに外部から視認し得ない状態で形成したレール111と、このレール111と平行をなすように縦仕切り17と上框1aの間に形成したスリット112とを具備し、レール111からスリット112までの間を空間的に連通させている。
レール111は、前記上框1aの構造を利用したチャネル状のもので、当該チャネルのうち内側の起立壁111aを外側の起立壁111bよりも低く形成して、当該内側の起立壁111aと頂壁11の間に支持要素3を持ち出すための隙間dを形成している。
一方、支持要素3は、ブラケット31の内側の立片31aに移動体であるローラ32を水平軸33回りに2個取り付けたもので、ローラ32を前記レール111に配置した状態で、水平片31bを介して連設した外側の立片31cを前記隙間dから筐体1の前方に持ち出すようにしてある。そして、図6に示すように、その外側の立片31cと引き戸2との間に形成される係止部4によって、引き戸2をブラケット31に懸吊支持するようにしている。係止部4は、外側の立片31cに形成したダルマ状孔41と、引き戸2の裏面の対応箇所に若干の余裕を残して捩じ込んだねじ42とを具備するもので、ねじ42をダルマ状孔41に挿通して重力により降下させることで、ねじ42の首部をダルマ状孔41の大径部から小径部に移行させて係止するものである。
なお、レール111の内側の起立壁111aと頂壁11との隙間dはローラ32を挿脱させるほど大きくはない。そこで、当該レール111にローラ32を挿脱させるために、当該レール111の内側の起立壁111aの上縁付近に図5に示すような挿脱部111axを図外の部位を含めて2箇所に凹設している。この挿脱部111axのピッチは前記ローラ32のピッチと異ならせてある。挿脱部111axは1箇所のみであってもよい。
スリット112は、縦仕切り17の前方に切欠17bを設けることによって当該切欠17bと上框1aの間に形成したもので、切欠17bの奥方において、縦仕切り17の上端を上框1a付近の強度部、すなわち前記補強桟16に溶接等の継手zを介して接続している。このスリット112の上下開口幅はブラケット31の水平片31bの肉厚寸法よりも若干大きく設定され、このスリット112を当該水平片31bが通過することによって、支持要素3は縦仕切り17によって区画された左側の収納空間Sの前方位置と右側の収納空間Sの前方位置との間で移動可能とされる。
引き戸2は、正面視において筐体1の幅寸法内及び高さ寸法内に収まる外形寸法のもの、より具体的には、縦仕切り17同士あるいは縦仕切り17と側壁13とによって3つに区画された各収納空間Sを閉止する幅寸法に設定されているもので、幅方向に沿って各収納空間Sを選択的に閉止する位置に移動可能とされる。引き戸2の外形が筐体1とこのような関係にあることにより、この収納家具を上下左右に増連しても各収納家具の引き戸2を支障なく作動させることが可能である。
さらに、この収納家具は、筐体1を構成する下框1bに、図4に示すように外部から視認し得ない状態で後向面12bを形成しており、対する引き戸2の下端側に、図4及び図7に示すようにその裏面から前記後向面12bに臨む部位に延出する延出部21をブラケット210を利用して配置するようにしている。この延出部21には鉛直軸回りに回転可能なガイド部材たるフォロア22が付帯している。具体的には、引き戸2をレール111に懸吊支持させた後、ブラケット210を引き戸2の横から差し込んで裏面にビスを用いて取り付けることによって、フォロア22を前記後向面12bと幅木12aの前面との間に配置し、これにより当該フォロア22を後向面12bや幅木12aに添接させて引き戸2をガイドするようにしている。図において符号5で示すものは樹脂製の戸当たり部材である。
本実施形態は、上記の構成によって引き戸2を、幅方向に分割され縦仕切り17を介して隣接する隣の収納空間Sに縦仕切り17を越えて移動させることができ、再び元の収納空間Sの前面に引き戻すことも可能になる。また、必要であれば再度引き戸2を筐体1から撤去することによって、オープン収納家具として利用することも可能となる。
そして、上述したとおり本実施形態の収納家具は、筐体1の前面と縦仕切り17の前面とが略面一に設定してあるので、縦仕切り17の前面が凹んでいる構造に比してオープン収納家具として使用する際の見栄えを損なうことがない。しかも、筐体1から前方へ突出した位置に引き戸2を配置しているので、縦仕切り17を越えて引き戸2を移動させる動作を有効に実現することができる。さらに、引き戸2を筐体1の一部に移動可能に係り合わせるようにしているので、別途にレール構造体や枠体を取り付ける必要がなく、強度部材が多重構造になることによる重厚化を有効に回避することができる。その上、筐体1の幅寸法内及び高さ寸法内に引き戸2を配置しているので、上下左右に増連しても引き戸を不都合なく使用することが可能となる。
しかも、筐体1を構成する上框1aに、外部から視認し得ない状態でレール111を形成してローラ32を配置するとともに、そのローラ32から支持要素3を持ち出して引き戸2を懸吊支持しているので、開口15のうち引き戸2が存しない部分の外観を向上させることができ、引き戸2を撤去しても、外観にねじ孔等が露出する不都合も実質的に解消することが可能となる。
具体的には、レール111を、筐体1を構成する頂壁11の前縁下面に設けられたチャネル状のものとし、当該チャネルのうち内側の起立壁111aと頂壁11の間に、支持要素3を持ち出す隙間を形成しているので、レール111の強度確保のための立ち上がり構造が同時に外部からの隠蔽構造としても機能するという相乗効果をもたらすものである。
特に、レール111を、支持要素3にローラ32を取り付けた状態で当該ローラ32を挿脱可能なものとしており、支持要素3の持ち出し端側に引き戸2を重力により係止させる係止部4を形成しているので、支持要素3をローラ32を介してレール111に取り付け、しかる後、支持要素3のブラケット31に引き戸2を係止するという手順を踏むことができ、作業の平易化に資することが可能になる。分解時も同様、先に引き戸2をブラケット31から外し、しかる後、ブラケット31をローラ32ともどもレール111から撤去するという手順が可能になり、作業の平易化に資するものとなる。
また、支持要素3のブラケット31にローラ32を2個取り付け、レール111に前記ローラ32を挿脱させる挿脱部111axをピッチを異ならせて2箇所に設けているので、2個のローラ32が同時に挿脱部111axから抜脱して支持要素3がレール111から不慮に外れる恐れを回避して、作動の的確性を確保することができる。挿脱部111axが1箇所にのみ形成されている場合にも同様である。
また、スリット112を、縦仕切り17と上框1aの間に形成しているので、支持要素3が縦仕切り17を越えるために必要な構造を目立たないようにして実現することができる。具体的には、縦仕切り17の前方に切欠17bを設け、この切欠17bと上框1aの間に前記スリット112を形成するとともに、切欠17bの奥方において縦仕切り17の上端を上框1a付近の強度部である補強桟16に接続しているため、スリット112を形成しても縦仕切り17を補強桟16に的確に支持させた状態を維持することができ、棚荷重等に対する強度低下を有効に回避することができる。
さらに、筐体1を構成する下框1bに、外部から視認し得ない状態で後向面12bを形成する一方、引き戸2の下端側に前記後向面12bに臨む部位に延出する延出部21を設け、この延出部21に、前記後向面12bに添接するフォロア22を取り付けているので、フォロア22が引き戸2の移動を円滑にガイドするとともに、引き戸2の上部を懸吊支持した状態で引き戸2の下部が厚み方向にバタつくことを有効に防止することができる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。例えば、図8に示すように上下左右に筐体1を増連した状態で、一部の筐体1のみに引き戸2を取り付けることもできるので、収納システム全体を多彩なバリエーションの下に種々利用することが可能となる。
その際、筐体1の前面に引き戸2が位置していることから、側壁13に上記縦仕切り17と同様のスリット112xを設ければ、横方向に増連させた隣の筐体1にまで引き戸2をスライド移動させる態様も可能となる。
また、収納家具の中間に固定棚等の横仕切り19を設け、この横仕切り19に上框におけると同様のレール構造を構成して、横仕切り19と縦仕切り17が交差する部位があればその間にスリット112yを形成して引き戸2が通過できるようにしてもよい。このようにすると、1つの筐体1の中にあって横仕切り19の下方の収納空間Sのみを閉止する位置に引き戸2を部分的に設ける態様も可能になる。或いは、筐体1や引き戸2が大型である場合は、図9に示すように上框1aのレール111から懸吊した引き戸2の中間部を横仕切り19のレール111xに支持させることで、引き戸2の厚み方向のバタつきを抑止する態様としても利用可能である。
さらに、図10に示すように、縦仕切り17によって形成される収納空間Sを閉止する位置で当該縦仕切り17を利用して引き戸2をロックするロック機構5を設けるようにしてもよい。引き違いだと前方に位置する引き戸と縦仕切りとの間に隙間が生じるが、本実施形態の引き戸2は縦仕切り17との間に大きな隙間が生じることはない。このため、引き戸2の背面側から僅かにロック部材51を突没させれば縦仕切り17に有効に係り合わせることができ、機構的にコンパクトな構成ながらロックが可能になるとともに、隙間を排除することにより防犯の効果も高めることができる。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る収納家具を示す全体斜視図。 図1の要部拡大斜視図。 同実施形態の模式的な平断面図。 同実施形態の模式的な縦断面図。 同実施形態を図2とは異なる方向から見た要部拡大斜視図。 同実施形態を構成する引き戸の背面上部構成を示す斜視図。 同実施形態を構成する引き戸の背面下部構成を示す斜視図。 同実施形態に係る収納家具の他の利用の態様を示す図。 同実施形態に係る収納家具の他の利用の態様を示す図。 同実施形態に係る収納家具の他の利用の態様を示す図。
符号の説明
1…筐体
1a…上框
1b…下框
2…引き戸
3…支持要素
4…係止部
5…ロック機構
11…頂壁
15…開口
17…縦仕切り
17b…切欠
22…ガイド部材(フォロア)
32…移動体(ローラ)
111…レール
111a…内側の起立壁
111ax…挿脱部
112…スリット

Claims (11)

  1. 前面に開口する筐体の内部を縦仕切りによって区画してなる収納家具において、
    前記筐体の前面と前記縦仕切りの前面とを略面一に設定するとともに、筐体の幅寸法内及び高さ寸法内において当該筐体から前方へ突出した位置に、筐体の一部に移動可能に係り合わせて引き戸を配置してなり、
    前記筐体の頂壁の前縁を下方に折り返して上框を構成し、かつこの上框の構造を利用してレールを外部から視認し得ない状態で頂壁の下面に形成しており、
    前記レールに移動体を配置するとともに、その移動体から支持要素を持ち出して前記引き戸の上部を懸吊支持し、
    前記引き戸の上端面を前記頂壁の上面と略面一に位置づけていることを特徴とする収納家具。
  2. 前記レールは前記筐体を構成する頂壁の前縁下面に設けられたチャネル状のものであり、当該チャネルのうち内側の起立壁と頂壁の間に、前記支持要素を持ち出す隙間を形成している請求項1記載の収納家具。
  3. 縦仕切りと上框の間に、支持要素を通過させるスリットを形成している請求項1または2記載の収納家具。
  4. 前面に開口する筐体の内部を縦仕切りによって区画してなる収納家具において、
    前記筐体の前面と前記縦仕切りの前面とを略面一に設定するとともに、筐体の幅寸法内及び高さ寸法内において当該筐体から前方へ突出した位置に、筐体の一部に移動可能に係り合わせて引き戸を配置してなり、
    筐体を構成する上框に、外部から視認し得ない状態でレールを形成して移動体を配置するとともに、その移動体から支持要素を持ち出して引き戸を懸吊支持しており、
    レールは、支持要素に移動体を取り付けた状態で当該移動体を挿脱可能なものであり、支持要素の持ち出し端側に引き戸を重力により係止させる係止部を形成している収納家具。
  5. 支持要素に移動体を複数個取り付け、レールに前記移動体を挿脱させる挿脱部をピッチを異ならせて複数箇所に或いは1箇所にのみ形成している請求項4記載の収納家具。
  6. 縦仕切りの前方に切欠を設け、この切欠と上框の間に前記スリットを形成するとともに、切欠の奥方において縦仕切りの上端を上框付近の強度部に接続している請求項4または5記載の収納家具。
  7. 縦仕切りによって形成される収納空間を閉止する位置で当該縦仕切りを利用して引き戸をロックするロック機構を設けている請求項1、2、3、4、5または6記載の収納家具。
  8. 筐体を構成する下框に、外部から視認し得ない状態で後向面を形成する一方、引き戸の下端側に前記後向面に臨む部位に延出する延出部を設け、この延出部に、前記後向面に係り合うガイド部材を取り付けている請求項1、2、3、4、5、6または7記載の収納家具。
  9. 前記縦仕切りを越えて前記引き戸を移動可能に支持するための支持構造を前記筐体の一部に備えている請求項1、2、3、4、5、6、7または8収納家具。
  10. 前記支持構造が、前記筐体を構成する上框付近の強度部に外部から視認し得ない状態で形成した前記レールと、このレールと平行をなすように前記縦仕切りと上框の間に形成したスリットとを具備し、レールからスリットまでの間が空間的に連通させてある請求項記載の収納家具。
  11. 前記縦仕切りの前方に切欠を設け、この切欠と前記上框の間に前記スリットを形成するとともに、切欠の奥方において縦仕切りの上端を上框付近に接続している請求項10記載の収納家具。
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