JP4303681B2 - 柔軟で弾性のある二峰性アイオノマーのカバーを有するゴルフボール - Google Patents
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Description
本出願は2002年9月27日出願の米国仮特許出願第60/414,231号に関する特典を請求する。
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、約80,000から約500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、EがE/X/Yコポリマーの重量を基準にして約2〜約30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの約17〜約4重量%の量で存在し、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、約2,000〜約30,000の重量平均分子量を有し、かつかつ(b)の重量を基準にして約3〜約20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、コポリマーが塑性物中に(a)+(b)の総重量を基準にして約5から約30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
(1)この熱可塑性組成物は、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンを有する少なくとも1種類の中和剤によって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)この組成物は、約50以下のショアD硬度および約20kpsi以下の曲げ弾性率を有する。
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、約80,000から約500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、EがE/X/Yコポリマーの重量を基準にして約30〜約81重量%の量で存在し、XがE/X/Yコポリマーの約2〜約30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの約17〜約40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、約2,000〜約30,000の重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして約3〜約20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、該コポリマーが組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして約5から約30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
を含み、
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンによって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)前記組成物が、約50以下のショアD硬度および約20kpsi以下の曲げ弾性率を有する。
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、約80,000から約500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、EがE/X/Yコポリマーの重量を基準にして約30〜約81重量%の量で存在し、XがE/X/Yコポリマーの約2〜約30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの約17〜約40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、約2,000から約30,000までの重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして約3〜約20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、該コポリマーが組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして約5から約30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
を含み、
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンによって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)前記組成物が、約60以下のショアD硬度および約40kpsi以下の曲げ弾性率を有する。
本発明で有用な高ターポリマーは、Mwが約80,000〜約500,000の好ましくは「直接」酸のコポリマー(グラフトコポリマーとは全く異なる)である。好ましくはこれらは多分散性(Mw/Mn)が約1〜約15である。
本発明に有用な低コポリマーは、Mwが約2,000〜約30,000の好ましくは「直接」酸のコポリマーである。好ましくはこれらは多分散性(Mw/Mn)が約1〜約10である。好ましくはこれらは、アルファオレフィン、好ましくはエチレンと、C3〜8α、βエチレン不飽和性カルボン酸、好ましくはアクリル酸および/またはメタクリル酸の共重合によって得られる。好ましくはこれらのコポリマー中の酸部分は、そのポリマーの約3〜約20(好ましくは約3〜約15、最も好ましくは約5〜約10)重量%の範囲で存在する。
別々に作る場合、その高ターポリマーと低コポリマーのアイオノマーは当業界で公知の方法により作ることができる。例えば米国特許公報(特許文献5)には、本発明の実施において使用するのに適したアイオノマーの製造方法が記載されている。中和の程度および酸の含量は、その得られた高ターポリマーのアイオノマーおよび低コポリマーのアイオノマーが溶融加工可能な状態のままであり、かつ指定の性能基準を満たすように選択すべきである。
上記に示したとおり上記柔軟で弾性のある二峰性組成物はまた、重量平均分子量が約80,000〜約500,000の追加の非アイオノマーの熱可塑性コポリマーおよび/または二元重合アイオノマーの熱可塑性コポリマーとブレンドすることもできる。この追加の熱可塑性ポリマー成分は、コポリエーテルエステル、コポリエーテルアミド、弾性ポリオレフィン、スチレンジエンブロックコポリマー、熱可塑性ポリウレタン、および当業界でよく知られているこれら部類のポリマーの中から選択することができる。
この主題発明の任意選択の充填剤成分は、柔軟で弾性のある二峰性アイオノマーまたはそれらと他の材料のブレンドにもっと密度を与えるように選ばれる。ゴルフボールにとって好ましい密度には、充填されていないポリマーの密度で始まり1.8g/ccまでの範囲にある密度が含まれる。一般にこの充填剤は、約4g/ccを超える、好ましくは5g/ccを超える密度を有する無機質であり、組成物の全重量を基準にして0〜約60重量%の間の量で存在する。有用な充填剤の例には、酸化亜鉛、硫酸バリウム、ケイ酸鉛および炭化タングステン、酸化スズ、ならびにそれらの他のよく知られた対応する塩および酸化物が挙げられる。これらの充填材料は、アイオノマーが完全に中和されているとは言えない場合、上記ポリマー成分と非反応性またはほとんど非反応性であることが好ましい。アイオノマーが完全に中和されている場合は、反応性充填剤を使用することができる。特にそのアイオノマーが完全に中和されていない場合には、ジンク・コーポレーション・オブ・アメリカ(Zinc Corporation of America)から入手できる酸化亜鉛等級XX503Rのような、遊離酸と反応して架橋およびMIの降下を引き起こすことのまったくない酸化亜鉛の品位が好ましい。
他の任意選択の添加剤には、白色顔料または充填剤として用いられる二酸化チタン、他の顔料、蛍光増白剤、界面活性剤、加工助剤などが挙げられる。
(ゴルフボールにおける柔軟で弾性のある二峰性アイオノマー組成物の使用)
本明細書中で用いられる用語「ツーピースボール」は、コアおよびカバーを備えたゴルフボールを意味する。これらのツーピースボールは、まず熱硬化性または熱可塑性組成物からコアを成形し、引込み式のピンを用いてこれらの予備成形コアを射出成形キャビティ中に位置決めし、次いでカバー材料をコアの周りに射出成形することによって製造する。別法ではコアを覆ってカバー材料を圧縮成形することによってカバーを作り出すこともできる。本明細書中に記述した柔軟で弾性のある二峰性アイオノマーをこのようなゴルフボールのカバーとして用いて本発明のゴルフボールを調製することができる。
本明細書中で用いられる用語「スリーピースボール」は、センター、そのセンターの周りに巻き付けられた従来のエラストマーの巻き糸、およびカバーを備えたゴルフボールを意味する。スリーピースゴルフボールは、例えば米国特許公報(特許文献51)に記載の公知の技術により製造される。本明細書中に記述した柔軟で弾性のある二峰性アイオノマーをこのようなゴルフボールのカバーとして用いて本発明のゴルフボールを調製することができる。
本明細書中で用いられる用語「多層ボール」は、コア、カバー、およびこのコアとカバーの間の1または複数層のマントルを備えたゴルフボールを意味する。これらの多層ボールは、まずコアを成形または作製し、このコアを覆って1または複数層のマントルを一般には圧縮成形または射出成形し、次いでこのマントルを覆ってカバーを圧縮成形または射出成形することによって製造される。本明細書中に記述した柔軟で弾性のある二峰性アイオノマーをこのようなゴルフボールのカバーとして用いて本発明のゴルフボールを調製することができる。
本明細書中で用いる用語「ワンピースボール」は、ある熱可塑性組成物からまとめて成形される、すなわちエラストマーの巻き糸、コア、またはマントルのない、かつ「カバー」が等質の固体球状体であるゴルフボールを意味する。このワンピース成形ボールは、従来のディンプルパターンを有し、ウレタンラッカーを塗布しても、外見のために塗装してもよいが、そのような被覆剤および/または塗料はボールの性能の特徴には影響を及ぼさない。これらのワンピースボールは、直接射出成形技術により、または圧縮成形技術により製造される。本発明のゴルフボールを調製するには一般にこれらのボールに使用される他の材料と組み合わせて本明細書中に記述した柔軟で弾性のある二峰性アイオノマーをこのようなボールに使用する。
標準的なブレンド技術を用いてE/6.2AA/28nBA(200MI)高ターポリマー90重量部と、E5AA(AC(?)540)低コポリマー10重量部のマスターブレンドを調製した。
メルトインデックス(MI)は、ASTM D−1238、条件Eに従って2160gの錘を用いて190℃で測定し、MIの値は単位g/10分で記録された。
以下に、本発明の好ましい態様を示す。
[1] カバーを有するゴルフボールであって、前記カバーが5中約3.0以下の耐擦り傷性を有し、かつ前記カバーが熱可塑性組成物を含み、前記熱可塑性組成物が、
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、約80,000から約500,000までの重量平均分子量(Mw)を有する、少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yは炭素原子が1〜8個のアルキル基を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、XがE/X/Yコポリマーの約2〜約30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの約17〜約40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、約2,000〜約30,000の重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして約3〜約20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、該コポリマーが組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして約5から約30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
を含み、および
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属のイオン性化合物によって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)前記組成物が、約50以下のショアD硬度および約20kpsi以下の曲げ弾性率を有することを特徴とするゴルフボール。
[2] 前記カバーは、非アイオノマーの熱可塑性コポリマーおよび二元重合アイオノマーの熱可塑性コポリマーからなる群の中のコポリマーから選択される少なくとも1種類の追加成分をさらに含み、前記コポリマーは、約80,000から約500,000までのMwを有することを特徴とする[1]に記載のゴルフボール。
[3] 前記熱可塑性組成物は、約10から約45までのショアD硬度を有することを特徴とする[2]に記載のゴルフボール。
[4] 前記組成物は、約15から約40までのショアD硬度を有することを特徴とする[3]に記載のゴルフボール。
[5] 前記組成物の酸部分の少なくとも30%が中和されることを特徴とする[2]に記載のゴルフボール。
[6] 前記組成物の酸部分の少なくとも45%が中和されることを特徴とする[5]に記載のゴルフボール。
[7] 前記中和剤が、亜鉛、マグネシウム、およびリチウムからなる群から選択される陽イオンを有することを特徴とする[2]に記載のゴルフボール。
[8] 前記中和剤が、亜鉛陽イオンを有することを特徴とする[6]に記載のゴルフボール。
[9] 前記組成物が、約3から約8までの曲げ弾性率を有することを特徴とする[2]に記載のゴルフボール。
[10] 前記耐擦り傷性が2.5以下であることを特徴とする[2]に記載のゴルフボール。
[11]前記耐擦り傷性が2.0以下であることを特徴とする[10]に記載のゴルフボール。
[12] ゴルフボールコアを覆ってカバーを形成する工程を含み、前記カバーが5中約2.0以下の耐擦り傷性を有し、かつ熱可塑性組成物を含むか、または該熱可塑性組成物から本質的に構成され、前記熱可塑性組成物が、
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、約80,000から約500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、EがE/X/Yコポリマーの重量を基準にして約30〜約81重量%の量で存在し、XがE/X/Yコポリマーの約2〜約30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの約17〜約40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、約2,000〜約30,000の重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして約3〜約20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、該コポリマーが組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして約5から約30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
を含み、
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンによって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)前記組成物が、約10から約45までのショアD硬度および約20kpsi以下の曲げ弾性率を有することを特徴とする耐擦り傷性カバーを有するゴルフボールの製造方法。
[13] 5中約2.0以下の耐擦り傷性を有し、かつ熱可塑性組成物を含むワンピースゴルフボールであって、前記熱可塑性組成物が、
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、約80,000から約500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、EがE/X/Yコポリマーの重量を基準にして約30〜約81重量%の量で存在し、XがE/X/Yコポリマーの約2〜約30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの約17〜約40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、約2,000から約30,000までの重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして約3〜約20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、該コポリマーが組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして約5から約30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
を含み、
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンによって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)前記組成物が、約60以下のショアD硬度および約40kpsi以下の曲げ弾性率を有することを特徴とするワンピースゴルフボール。
[14] 前記熱可塑性組成物が約10から約55までのショアD硬度を有することを特徴とする[13]に記載のゴルフボール。
[15] 前記組成物の酸部分の少なくとも30%が中和されることを特徴とする[14]に記載のゴルフボール。
[16] 前記組成物の酸部分の少なくとも45%が中和されることを特徴とする[15]に記載のゴルフボール。
[17] 中和剤が亜鉛、マグネシウム、およびリチウムからなる群から選択される陽イオンを有することを特徴とする[16]に記載のゴルフボール。
[18] 前記中和剤が亜鉛陽イオンを有することを特徴とする[17]に記載のゴルフボール。
[19] 前記ゴルフボールの質量をゴルファー管理機関によって設定された制限に適合するレベルに調整するために十分な充填剤が加えられることを特徴とする[13]に記載のゴルフボール。
[20] 前記ゴルフボールの質量を約45gに調整するために十分な充填剤が加えられることを特徴とする[19]に記載のゴルフボール。
[21] 熱可塑性組成物をゴルフボールの形状に成形する工程を含み、該熱可塑性組成物が、
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、約80,000から約500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、XがE/X/Yコポリマーの約2〜約30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの約17〜約40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、約2,000から約30,000までの重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして約3〜約20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、前記組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして約5から約30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
を含み、
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンによって少なくとも部分的中和され、(2)前記組成物が、約60以下のショアD硬度および約40kpsi以下の曲げ弾性率を有し、かつ(3)前記組成物が約0から約82重量%までの充填剤を含むことを特徴とする[19]に記載のゴルフボールの製造方法。
[22] 前記ゴルフボールの質量をゴルファー管理機関によって設定された制限に適合するレベルに調整するために十分な充填剤が加えられることを特徴とする[21]に記載の方法。
Claims (5)
- カバーを有するゴルフボールであって、前記カバーが、本明細書表5に記載の評価基準に基づいて、5中3.0以下の耐擦り傷性を有し、かつ前記カバーが熱可塑性組成物を含み、前記熱可塑性組成物が、
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、80,000から500,000までの重量平均分子量(Mw)を有する、少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yは炭素原子が1〜8個のアルキル基を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、XがE/X/Yコポリマーの2〜30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの17〜40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、2,000〜30,000の重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして3〜20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、該コポリマーが組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして5から30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
から成り、および
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属のイオン性化合物によって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)前記組成物が、50以下のショアD硬度および138MPa以下の曲げ弾性率を有することを特徴とするゴルフボール。 - ゴルフボールコアを覆ってカバーを形成する工程を含み、前記カバーが、本明細書表5に記載の評価基準に基づいて、5中2.0以下の耐擦り傷性を有し、かつ熱可塑性組成物を含むか、または該熱可塑性組成物から本質的に構成され、前記熱可塑性組成物が、
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、80,000から500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、EがE/X/Yコポリマーの重量を基準にして30〜81重量%の量で存在し、XがE/X/Yコポリマーの2〜30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの17〜40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、2,000〜30,000の重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして3〜20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、該コポリマーが組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして5から30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
から成り、
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンによって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)前記組成物が、10から45までのショアD硬度および138MPa以下の曲げ弾性率を有することを特徴とする耐擦り傷性カバーを有するゴルフボールの製造方法。 - 本明細書表5に記載の評価基準に基づいて、5中2.0以下の耐擦り傷性を有し、かつ熱可塑性組成物を含むワンピースゴルフボールであって、前記熱可塑性組成物が、
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、80,000から500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、EがE/X/Yコポリマーの重量を基準にして30〜81重量%の量で存在し、XがE/X/Yコポリマーの2〜30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの17〜40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、および
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、2,000から30,000までの重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして3〜20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、該コポリマーが組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして5から30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
から成り、
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンによって少なくとも部分的に中和され、かつ(2)前記組成物が、60以下のショアD硬度および276MPa以下の曲げ弾性率を有することを特徴とするワンピースゴルフボール。 - 前記ゴルフボールの質量をゴルファー管理機関によって設定された制限に適合するレベルに調整するために十分な充填剤が加えられることを特徴とする請求項3に記載のゴルフボール。
- 熱可塑性組成物をゴルフボールの形状に成形する工程を含み、該熱可塑性組成物が、
(a)コモノマーE、X、およびYの共重合によって得られ、80,000から500,000までの重量平均分子量を有する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマーであって、Eはエチレンであり、XはC3〜C8のα、βエチレン不飽和性カルボン酸であり、Yはアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルの柔軟化コモノマーであり、XがE/X/Yコポリマーの2〜30重量%の量で存在し、YがE/X/Yコポリマーの17〜40重量%の量で存在する少なくとも1種類のE/X/Yコポリマー、
(b)1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマーであって、2,000から30,000までの重量平均分子量を有し、かつ(b)の重量を基準にして3〜20重量%で存在するアクリル酸および/またはメタクリル酸を有し、前記組成物中に(a)+(b)の総重量を基準にして5から30重量%までの量で存在する1種または複数種のE/アクリル酸コポリマーおよび/またはE/メタクリル酸コポリマー、
から成り、
(1)前記熱可塑性組成物が、1種または複数種のアルカリ金属、遷移金属、またはアルカリ土類金属の金属陽イオンによって少なくとも部分的中和され、(2)前記組成物が、60以下のショアD硬度および276MPa以下の曲げ弾性率を有し、かつ(3)前記組成物が0から82重量%までの充填剤を含むことを特徴とする請求項4に記載のゴルフボールの製造方法。
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