JP4300116B2 - 容器とコンテナとの間を接続するためのデバイスおよびこのデバイスを備えるすぐに使用可能なアセンブリ - Google Patents

Description

本発明は、密封された容器とコンテナとの間を接続するためのデバイスに関する。本発明はまた、特に、密封された容器と、上記型の接続デバイスとを備えるすぐに使用可能なアセンブリに関する。

医薬の包装分野において、比較的あまり強固でない材料（例えば、エラストマで作製される）によって閉じられた容器中に薬学的調製物の成分（例えば、その有効成分）を保存することが知られている。液体は、ストッパの貫通後にこの容器に導入され得、容器において含まれる成分を懸濁物に溶解または配置する。これは、液体形態または患者に投与されるのに容易な形態で、薬学的調製物（特に、医薬またはワクチン）を入出することが目的である。

ＷＯ−Ａ−９７／１０１５６は、容器の首を覆うように適合され、そして内側穴を形成するフランジまたはスリーブにおいて伸びる土台を備え、他方、プランジャがこの穴においてスライドするように装着される、接続デバイスを開示する。このプランジャには針が備えられ、この針は、いわゆる移動位置においてその容器のストッパを横切るように提供される。このデバイスはまた、プランジャがストッパの方向に押される前に雰囲気に関して、その土台およびプランジャを隔離させるキャップを備える。

この接続デバイスを操作した後、特に、液体の注入および／またはデバイスが含む調製物の一部が取り除かれた後、この公知のデバイスのキャップは、その上の位置に戻され得る。その結果、その接続デバイスがすでに作動されており、そして雰囲気に接触されていることは、すぐには明らかではない。このことは、特に、時に顕著にストレスのある条件で作業しなければならない医療従事者による誤操作を招き得る。

本発明のより特定された目的は、これらの欠点を、新規接続デバイスを提供することによって克服することである。このデバイスは、雰囲気に関してプランジャおよび土台を十分に隔離することを可能にし、そして、そのような隔離が破壊されたという事実をすぐに検出する。このことによって、すでに作動されているすぐに使用可能なアセンブリと、まだ作動していないすぐに使用可能なアセンブリを識別することがより容易になる。

この趣旨のもと、本発明は、密封された容器とコンテナとの間の接続のためのデバイスに関する。この密封された容器は、首を備え、この首の開口部は、ストッパによって閉じられ、他方、この接続デバイスは、以下を備える：
土台であって、該土台は、該容器に装着されるように適合され、該土台は内側穴を形成するスリーブを備え、該首において閉じられるように適合される、土台；
プランジャであって、該プランジャは、該ストッパから解放された第一の位置と、該プランジャによって移動または形成される中空針が該ストッパを横切るいわゆる第二の移動位置との間において、該穴へとスライドするように適合される、プランジャ；
該首においてスナップオンの構成で、該土台を固定するための、環状スカート；
雰囲気から該スリーブおよび／または該プランジャを隔離するように適合され、そしてそのコンテナの接続を可能にするために取り除かれるべきキャップであって、他方、キャップには、少なくとも１つの突起が備えられ、該突起は、該スカートの内容物に係合するように適合され、該突起は、該首および該キャップの中心軸に関して、該軸と開口部の端との間の最小距離よりも長い距離にわたって半径方向に伸びることにより、該スカートの該内容物にアクセスを与え、他方該突起は、該キャップの主要部に連結される。

このデバイスは、キャップの突起が、キャップの周囲において延びる波形方向のフランジであることを特徴とし、ここで半径は、スカートの開口部の端の内側半径よりも長く、そのスカートは、実質的に環状であり、そしてまた、スカートが弾性的に変形可能であり、その端の本質的に半径方向の変形のおかげでその内容物に関して突起が通り抜けることに適合され、その結果、デバイスが最初に使用される前に該キャップが該デバイスから取り除かれる場合に、該主要部と一体化したままであることを特徴とする。

本発明によって、キャップは、スカートに保持されたままであり、そのスカートの内部では、その突起によってキャップがロックされ、その突起はアバットメントに来るようになり、開口部の端に対してブロックされる。この第一の位置において、この接続デバイスはまだ使用されていない。この接続デバイスを使用するために、このキャップは、カバーから分離されねばならない。このことは、スカートの内容物から突起を通すことを包含する。この操作は、不可逆的であり、その結果、そのような通り抜けが行われたときにすぐにユーザーが知ることになる。

本発明の有利な、しかし強要されない局面によれば、このデバイスは、以下の特徴のうちの１または複数を取り込む。

キャップの突起の外形およびスカートの開口部の端の外形は、上記開口部を通じ、そしてプランジャのスライド軸に平行な方向で、スカートの内容物に関する突起の通過を可能にし、他方、これらの外形は、上記開口部を通った、上記内容物におけるキャップの導入に抵抗する。換言すれば、突起および端の外形は、スカートの内用量からそのキャップが通り抜けることを可能にするが、スカートにおけるキャップへの後の導入をさせないようにする。このことにより、デバイスの作動の後、すなわち、その解放された位置から移動位置へのこのプランジャの移動の後の、土台におけるキャップおよびプランジャの周りへの新たな位置づけを回避する。

フランジは、外側の半径表面を備えるように提供され得る。この表面は、そのキャップの底の方向において短縮されそして収束されているが、他方、そのスカートの開口部の端は、首の上でそのデバイスを固定するための手段の反対側では短縮されそして収束されている。本発明のこの局面によって、このフランジおよび端は、２つの短縮された表面を形成し、この表面は、互いに対して表面アバットメントに接触されることを可能にし、このことによって、突起が、開口部の端に対して隣接する場合に、効率のよい力の伝達が可能になり、この力によって、スカートに部分的に係合された位置においてキャップを保持することが可能となる。上記力の伝達はまた、キャップが通過する間に、フランジによって伝達される力の効果のもとで、開口部の端の半径方向の拡張を考慮することが可能になる。

エラストマから作製されるＯリングが提供され、上記突起がスカートの内容物に係合される場合に、キャップと土台との間に挿入される。このエラストマのＯリングは、土台に関してキャップの密封を確実にする。このことは、接続デバイスを約２０分の間、約１２０℃の温度でオートクレーブで最終滅菌にかける場合を包含する。この場合、Ｏリングは、注入可能なエラストマ（例えば、Ｓａｎｔｏｐｒｅｎｅ（登録商標））から有利に作製され、このような材料は、最終の滅菌処理の後の、その弾性特性の本質を保存する。そのようなことは、土台またはキャップを作製するために従来使用されているプラスチック材料(例えば、ポリプロピレンまたはポリエチレン）ではありえないが、他方、スチレンの基づく化合物は、使用される滅菌温度で融解するようである。

キャップは、スリーブの外側表面に形成された少なくとも１つの突起と協働して、プランジャのスライドの軸に沿ってキャップを位置づけするように適合されるタッピングを備える。このようなタッピングおよび突起は、ユーザーによってキャップにもたらされ、開口部の端に伝達される力を顕著に増大させ、他方、この端の半径方向の拡大に十分な力を用いることを可能にする。この突起およびタッピングはまた、そのような密封が提供される場合、注入可能なエラストマＯリングの圧縮力（ｅｆｆｏｒｔ）を用いることを可能にする。

キャップおよびスカートは、プラスチック材料の１ピースで作製され、破壊可能なブリッジがこのキャップとこのスカートとの間を連結するために提供される。このキャップとこのスカートとを１ピースで作製するという事実によって、アセンブリの始まりにおける相対位置を保障し、そしてデバイスのアセンブリを容易にする。

本発明はまた、製品（特に、薬学的調製物）を備える密封された容器を備えるすぐに使用可能なアセンブリに関する。この容器には、首が提供され、首の開口部は、ストッパによって閉じられ、上記接続デバイスには、この容器が装着される。このような容器は、医薬またはワクチンの成分（特に、その有効成分）を無菌のまま保つことが可能であり、他方、ユーザーがそのようなアセンブリがすでに作動されたかどうかをすぐに知ることができる。

本発明は、その趣旨に従った接続デバイスの２つの実施形態の以下の説明を読めば、より容易に理解され、そして他の利点もより明確になる。以下の実施形態は、非限定的な例として提供され、添付の図面が参酌される。

本発明に従うデバイス１は、二重機能を有する。一方では、このデバイスは、製品（示さず）を含む容器２（例えば、以前に閉じられているかまたは共栓されたガラスビン）の改ざん防止を行う。この製品は、医薬またはワクチンの有効成分を含む粉末であり得る。他方、デバイス１は、容器２の内部と、他のコンテナ（例えば、容器２に含まれる製品を溶液または懸濁液にすることが意図される液体を含むシリンジ３）の内部との間の強固な接続を確実にするかまたは保障する。シリンジの代わりに、コンテナは、供給バッグまたは別のガラスビンによって形成され得る。

ビン２は、首４を備え、その首の開口部４ａは、相対的に剛性でない材料（例えば、エラストマ、好ましくはゴム）から作製されるストッパ５によって気密に閉鎖される。本発明の異なる実施形態によれば（示さず）、カプセルが、ストッパ５および首４の外側環状部分４ｂの周りに配置され得る。

デバイス１は、ポリエチレンおよび／またはポリプロピレンの注入により作製される土台１０を備え、この土台は、円柱部分１１を備え、この円柱部分は、部材２、４および５の対称軸Ｘ−Ｘ’において中心付けられるように提供される。部分１１は、複数の弾性タブ１２へと伸び、この各々のタブは、注ぎ口１３が備えられ、そして、首４の外側表面と協働するように適合され、その土台１０が、首に弾性的に係合される。

ストッパ５の上方表面において表面を貫通するように意図される低い端１１ａとは反対側に、部分１１が、保存のための内側穴Ａを形成するスリーブ１５との連結のため、および主に中空針から構成されるプランジャ１６の配置のための環状バンド１４中に伸びる。スリーブ１５の内側半径方向の表面１７は、環状土台とともに円柱状であり、そして軸Ｘ−Ｘ’に中心を置き、この軸は、従って、穴Ａの中心軸である。

スリーブ１５はまた、４つの「耳」１８_１、１８_２、１８_３および１８_４を備える。このことにより、シリンジ３と連結されるナット６と協働することを可能にする。「ルアーロック」型の接続ピース３ａが、図５に示されるように、シリンジに提供され、そしてスリーブ１５において導入されることが意図される。

スリーブ１５のより低い端１５ａは、ストッパ５において表面を貫通することが意図される。

中空針１６は、中心チャネル１９を形成し、そして３つの弾性さねによってスリーブ１５に連結される。このさねのうち２つは、図２において１６ａとして示される。ここで、部材１１〜１９は、ＷＯ−Ａ−０１／３２５２４の技術的教示に従って単一のピースを形成する。

他の形態のプランジャが本発明において企図され得、特に、ＷＯ−Ａ−９７／１０１５６、ＷＯ−Ａ−９８／１３００６、ＷＯ−Ａ−００／１６７３０またはＷＯ−Ａ＝９９／４７１５９において開示される。

スカートまたはリング２０は、土台１０の周りに装着され、そして２つの内側ビーズ２１および２２を備える。これらのビーズは、土台１０の外側の半径方向の溝１０ａに選択的に係合されることが意図される。図２の位置から図３〜６の位置へのリング２０の通過によって、ＷＯ−Ａ−９７／１０１５６の技術的教示に従って、首４の周りの位置において、タブ１２を固定することが可能になる。

スカート２０は、ビーズ２１の反対側に提供され、ここで、開口部Ｏの端を形成する内側の半径方向のフランジ２３が、スカートが土台１０の周りに配置される場合にスカート２０の内容物Ｖへのアクセスを提供する。フランジ２３の内側の半径方向面２３ａは、短縮され、軸Ｘ−Ｘ’に中心付けされ、そしてビーズ２１の反対側に収束する。

キャップ３０は、スリーブ１５の周りに提供され、そして本質的に、図２の構成における内容物Ｖに位置し、他方、これは、本質的に、リング２０が図３〜５の位置にある場合に、この内容物の外側に配置される。

このキャップ３０は、軸Ｘ−Ｘ’に関して実質的に対称的なカバーの形態で主要部分３１ａを備え、そして手における握りを容易にする外側リブ３１ｂが提供される。このキャップはまた、底３１ｃを備える。キャップ３０は、開口部Ｏ’を規定し、開口部を通って、スリーブ１５がこのキャップに導入され得る。内側のスレッド３２は、キャップ３０の内側でタッピングを形成する。

キャップとともに１ピースである外側フランジ３３は、開口部Ｏ’に隣接する。フランジ３３は、半径方向の表面３３ａを備え、この表面は、キャップ３０の対称軸において中心が置かれ、このことによって、軸Ｘ−Ｘ’と併合し、そして底３１ｃの方向に収束する。

表面３３ａの最大半径Ｒ_３３は、表面２３ａの最小半径Ｒ_２３よりも長い。

このようにして、スカート２０が図３の位置にあるとき、フランジ２３が、スカート２０の内容物Ｖに関して、フランジ３３の貫通に抵抗する。

より詳細には、表面２３ａおよび表面３３ａのそれぞれの先端角α_２３およびα_３３は、実質的に同じであり、その結果、表面２３ａおよび３３ａの表面アバットメントが図３の構成において得られ得る。

上記を考慮すると、フランジ２３は、図３の構成における位置においてキャップ３０を保持することに寄与する。

キャップ３０はまた、バンド１４において表面的に貫通するように提供され、このことによって、キャップ３０と土台１０との間の強固な接続を形成し、そしてスリーブ１５およびプランジャ１６が雰囲気に関して隔離することを可能にする。スレッド３２は、耳１８および１８’と協働し得、その結果、図３における回転矢印Ｒによって表される回旋力のおかげで、歯３４が、バンド１４に強固に係合される。

キャップ３０が取り除かれるとき、キャップは、図３および４における矢印Ｒ’によって表される回転力をその上で発揮するに十分であり、この力は、図４において矢印Ｆ_１によって表されるように、土台１０の部分１１の反対側にキャップ３０を配置する効果を有する。フランジ３３が、主要部分３１ａと強固しまったままであるので、内容物Ｖから通り抜けなければならず、このことによって、フランジ２３（より一般的にはスカート２０）の半径方向の拡大のおかげで、開口部Ｏのレベルでキャップ３０のフランジ３３の通過を可能にする。このような拡大は、図４におけるＦ_２によって表される。

スレッドならびに耳１８および１８’の協働によって、回転力Ｒ’が、半径方向にフランジ２３を拡大するように顕著に増加する。

キャップ３０が取り除かれるとき、シリンジ３のナット６は、スリーブ１５において回旋され得る。このことにより、ビン２の内容物に向けたプランジャ針１６の移動を誘導する。そのような移動によって、針が、ストッパ５を通過し、容器２に液体を注ぎ込むことを可能にする。この液体の流れは、図５におけるＥによって表される。

図６に示されるように、部材１０および２０におけるキャップ３０を置き換えようとする場合、フランジは、開口部Ｏを通ってキャップ３０を導入することに抵抗し、キャップ３０は、その場合、フランジ２３の上方表面２３ｂに静止する。デバイス１の全長は、この場合、図３の構成における同じデバイスの全長とは異なる。

換言すれば、半径Ｒ_２３およびＲ_３３のそれぞれの値は、内容物Ｖにおけるキャップの開口部Ｏを通る導入とは適合しない。

図７〜９に示される本発明の第二の実施形態において、第一の実施形態のものと類似する部材は、１００を増加させた同じ参照番号を有する。この実施形態のデバイス１０１は、土台１１０を備え、この土台１１０には、タブ１１２が提供され、そしてこのタブ１１２は、ビン１０２の首１０４において締めるための注ぎ口１１３を有する。土台１１０は、スリーブ１１５を形成する。このスリーブは、プランジャ針１１６のスライドのための穴Ａを規定する。実際には、土台１１０は、第一の実施形態の土台１０と同一である。

スカート１２０は、タブ１１２を首１０４の周りでロックするために提供され、他方キャップ１３０が、雰囲気から土台を隔離するために提供される。１３１ａ、１３１ｂおよび１３１ｃは、それぞれ、主要部、握るためのリブおよびキャップ１３０の底を示す。

部材１２０および１３０は、１ピースで作製され、そしてキャップ１３０の外側リブ１３６の水準で、破断可能なブリッジ１３６によって結合され、スカート１２０は、図７の構成から図８の構成へと、これらのブリッジ１３６の破壊によって移すことができる。

以前と同様に、スカート１２０には、フランジ１２３が提供され、このフランジは、開口部Ｏを規定する。この開口部Ｏは、スカート１２０の内容物Ｖへのアクセスを提供し、そのＲ_１２３は、半径を示し、１２３_ａは、内側の半径方向の面を示す。

フランジ１３３は、キャップ１３０の開口部Ｏ’の付近に提供され、そして１３３ａは、その外側の半径方向の面を示し、そしてＲ_１３３は、その最大半径を示す。

以前と同様に、半径Ｒ_１３３は、半径Ｒ_１２３より大きく、このことによって、図９の構成からキャップ１３０の開口部Ｏを通った内容物Ｖへの再導入が防止される。

Ｓａｎｔｏｐｒｅｎｅ（登録商標）から作製されるＯリング１４０は、キャップ１３０と土台１１０との間に挿入される。実際には、このＯリングは、キャップ１３０の溝１３７において駆動され、そしてこのキャップの開口部Ｏ’の付近にある。

このＳａｎｔｏｐｒｅｎｅ Ｏリングによって、第一の実施形態の歯３４のような歯の使用とは独立して、キャップ１３０の内容物を、雰囲気から効率よく隔離することが可能になる。このＯリングは、ビン２において含まれる製品ごとに特に適合され、ワクチンであり、またはオートクレーブにおいて最終的に１２０℃で約２０分の間滅菌されねばならない液体形態の分子を含む。ポリエチレンまたはポリプロピレンで作製された片(例えば、キャップまたは土台）は、最終滅菌の工程によってわずかに変形することが示される。実際、そのような滅菌の間に必要な温度の上昇によって、物質の内部張力の弛緩が誘導され第一の実施形態の歯３４のような突起のレベルで生成される圧力が減少する。従って、これらの歯の効率は、保障され得ない。

さらに、スチレンの基づく化合物を片１１０および１３０の作製に使用することは不可能である。なぜなら、そのような化合物は、上記のように、滅菌皇帝の間に分解するからである。

従って、エラストマＯリングは、密封機能を実行し、他方、上記のような条件下での滅菌工程に適合する。Ｓａｎｔｏｐｒｅｎｅのような注入可能なエラストマの使用が特に有利である。なぜなら、この物質は、問題の温度で安定であり、そして価格が満足いくものであるからである。

本発明の有利な局面に従って（示さず）、本発明に従うデバイスのプランジャは、容器の内容物からまたはそれに向けて液体の流れを制御するための弁を備え得る。

本発明の別の局面に従って（示さず）、キャップのフランジ３３または１３３は、開口部Ｏ’の周りの一部のみにわたって延びる１または複数の突起によって置き換えられ得る。同様にフランジ２３または１２３は、開口部Ｏの周りの１または複数の部分において中断され得る。

示した２つの実施形態の特徴は、当然、互いに組み合わせられ得る。

図１は、本発明に従うすぐに使用できるアセンブリおよびこのアセンブリと協働するように提供されるシリンジの展開側面図である。 図２は、このアセンブリの容器にこのデバイスを配置した場合の図１のアセンブリの接続デバイスを通る軸断面である。 図３は、このデバイスが図１のアセンブリの保存の構成をとる場合の図２に類似する断面図である。 図４は、接続デバイスからキャップを取り出す場合の図２に類似する断面図である。 図５は、このデバイスが、容器に向けてシリンジから液体を移動させるかまたはその逆のために使用される場合の、図２に類似する断面図である。 図６は、定位置においてキャップを置き換えることを試みることを示す図２に類似する断面図である。 図７は、本発明の実施形態の第二の形態に従うデバイスについての、図２に類似する断面図である。 図８は、図７のデバイスについての図３に類似する断面図である。 図９は、図７および８のデバイスについての図６に類似する断面図である。

Claims (20)

1. 密封された容器と、コンテナとの間を接続するためのデバイスであって、該密封された容器は、首（４；１０４）を備え、該首の開口部は、ストッパによって閉じられており、該接続のためのデバイスが、以下：
   土台（１０；１１０）であって、該土台は、該容器に装着されるように適合され、該土台は内側穴を形成するスリーブを備える土台であって、該土台は、該首（４；１０４）において閉じられるように適合されている、土台；
   プランジャ（１６；１１６）であって、該プランジャは、該ストッパから解放された第一の位置と、中空針が該ストッパを横切る第二の位置との間において、該穴においてスライドするように適合されている、プランジャ；
   スナップオンの構成で該首（４；１０４）に該土台（１０；１１０）を固定するための、環状スカート（２０；１２０）；および
   雰囲気から該スリーブを隔離するように適合されている取り外し可能なキャップ（３０；１３０）であって、該キャップ（３０；１３０）は、一旦取り除かれると元の位置に再挿入できない、キャップ、
   を備える、デバイス。
2. 前記プランジャ（１６；１１６）と前記土台（１０；１１０）とが、１ピースに形成されており、該プランジャの前記第一の位置と第二の位置との間での動きに伴って前記穴の中心軸に対して平行な方向に変形されるように適合されている少なくとも１つの柔軟なさねによって接続されていることをさらに特徴とする、請求項１に記載のデバイス。
3. 前記環状スカート（２０；１２０）が、前記分離した取り外し可能なキャップ（３０；１３０）を保持するために、フランジ（２３；１２３）に適合されている、請求項１に記載のデバイス。
4. 前記キャップ（３０；１３０）が、取り外されると前記コンテナの接続を可能にするように適合されており、該キャップ（３０；１３０）が、前記スカート（２０；１２０）の内部に係合するように適合された少なくとも一つの突起を備える、請求項１に記載のデバイス。
5. 前記キャップ（３０；１３０）が、取り外されると前記コンテナの接続を可能にするように適合されており、該キャップ（３０；１３０）が、前記スカート（２０；１２０）の内部に係合するように適合された少なくとも一つの突起を備え、該突起が、前記首（４；１０４）および該キャップ（３０；１３０）の中心軸に対して、該軸と開口部の端との間の最小距離（Ｒ _２３ ：Ｒ _１２３ ）よりも長い距離（Ｒ _３３ ：Ｒ _１３３ ）にわたって半径方向に伸び、該スカート（２０；１２０）の該内部（Ｖ）にアクセスを与える、請求項１に記載のデバイス。
6. 前記キャップ（３０；１３０）が、取り外されると前記コンテナの接続を可能にするように適合されており、該キャップ（３０；１３０）が、前記スカート（２０；１２０）の内部に係合するように適合された少なくとも一つの突起を備え、該突起が、前記首（４；１０４）および該キャップ（３０；１３０）の中心軸に対して、該軸と開口部の端（２３；１２３）との間の最小距離よりも長い距離にわたって半径方向に伸び、該スカート（２０；１２０）の該内部にアクセスを与え、該突起が、該キャップの主要部に連結され、ここで、該突起は、フランジ（３３；１３３）であり、該フランジの半径（Ｒ _３３ ：Ｒ _１３３ ）は、該端の内側半径（Ｒ _２３ ：Ｒ _１２３ ）よりも長く、該端は、実質的に環状であり、該スカート（２０；１２０）は、弾力的に変形可能であって、該端の半径方向への変形後に該内部（Ｖ）から該突起が抜き取られるように適合しており、その結果、該キャップ（３０；１３０）が該デバイスから取り除かれる場合に、該突起が該キャップ（３０；１３０）の該主要部と一体化したままである、請求項１に記載のデバイス。
7. 前記突起の外形および前記端の外形は、前記開口部を通じた前記プランジャのスライド軸に平行な方向での前記内部に対する該突起の抜き取りを可能にし、他方、該外形が、前記開口部を通じた該内部への前記キャップ（３０；１３０）の導入に抵抗する、請求項６に記載のデバイス。
8. 前記フランジが、外側の半径方向の表面を有し、該表面は、前記キャップ（３０；１３０）の底に向けて短縮され、そして収束しており、他方、前記端は、前記首（４；１０４）において前記デバイスを留めるために反対側に向けて短縮され、そして収束されている、請求項６に記載のデバイス。
9. エラストマから作製されたＯリングをさらに備え、該Ｏリングが、前記突起が前記内部に係合される場合に、前記キャップ（３０；１３０）と前記土台（１０；１１０）との間に挿入される、請求項５に記載のデバイス。
10. エラストマから作製されたＯリングをさらに備え、該Ｏリングが、前記突起が前記内部に係合される場合に、前記キャップ（３０；１３０）と前記土台（１０；１１０）との間に挿入され、該Ｏリングが、注入可能なエラストマから作製されている、請求項５に記載のデバイス。
11. 前記キャップ（３０；１３０）が、前記スリーブの外側表面に形成された少なくとも１つの突起と協働して、前記プランジャのスライド軸に沿って該キャップ（３０；１３０）を位置づけするように適合されるタッピングを備える、請求項１に記載のデバイス。
12. 前記キャップ（３０；１３０）および前記スカート（２０；１２０）が、プラスチック材料の１ピースで作製されており、破壊可能なブリッジが該キャップ（３０；１３０）と該スカート（２０；１２０）とを連結するために提供される、請求項１に記載のデバイス。
13. すぐに使用可能なアセンブリであって、以下：
    製品を備える、密封された容器であって、該容器は、ストッパによって閉じられる首（４；１０４）を備える、容器；
    該容器に装着された接続デバイス；
    を備え、該接続デバイスは、以下：
    土台（１０；１１０）であって、該土台は、該容器に装着され、該土台は内側穴を形成するスリーブを備え、該首（４；１０４）において閉じられるように適合される、土台；
    プランジャ（１６；１１６）であって、該プランジャは、該ストッパから解放された第一の位置と、中空針が該ストッパを横切る第二の位置との間において、該穴においてスライドするように適合されている、プランジャ；
    該首（４；１０４）においてスナップオンの構成で該土台（１０；１１０）を固定するための、環状スカート（２０；１２０）；および
    雰囲気から該スリーブを隔離するように適合されている取り外し可能なキャップ（３０；１３０）であって、該キャップ（３０；１３０）は、一旦取り除かれると元の位置に再挿入できない、キャップ、
    を備える、アセンブリ。
14. 前記プランジャ（１６；１１６）と前記土台（１０；１１０）とが、１ピースに形成されており、該プランジャの前記第一の位置と第二の位置との間での動きに伴って前記穴の中心軸に対して平行な方向に変形されるように適合されている少なくとも１つの柔軟なさねによって接続されていることをさらに特徴とする、請求項１３に記載のすぐに使用可能なアセンブリ。
15. 前記環状スカート（２０；１２０）が、前記分離した取り外し可能なキャップ（３０；１３０）を保持するために、フランジに適合されている、請求項１３に記載のすぐに使用可能なアセンブリ。
16. 前記キャップ（３０；１３０）が、取り外されると前記コンテナの接続を可能にするように適合されており、該キャップ（３０；１３０）が、前記スカート（２０；１２０）の内部に係合するように適合された少なくとも一つの突起を備える、請求項１３に記載のすぐに使用可能なアセンブリ。
17. 前記キャップ（３０；１３０）が、取り外されると前記コンテナの接続を可能にするように適合されており、該キャップ（３０；１３０）が、前記スカート（２０；１２０）の内部に係合するように適合された少なくとも一つの突起を備え、該突起が、前記首（４；１０４）および該キャップ（３０；１３０）の中心軸に対して、該軸と開口部の端（２３；１２３）との間の最小距離（Ｒ _２３ ：Ｒ _１２３ ）よりも長い距離（Ｒ _３３ ：Ｒ _１３３ ）にわたって半径方向に伸び、該スカート（２０；１２０）の該内部にアクセスを与える、請求項１３に記載のすぐに使用可能なアセンブリ。
18. 前記キャップ（３０；１３０）が、取り外されると前記コンテナの接続を可能にするように適合されており、該キャップ（３０；１３０）が、前記スカート（２０；１２０）の内部に係合するように適合された少なくとも一つの突起を備え、該突起が、前記首（４；１０４）および該キャップ（３０；１３０）の中心軸に対して、該軸と開口部の端との間の最小距離（Ｒ _２３ ：Ｒ _１２３ ）よりも長い距離（Ｒ _３３ ：Ｒ _１３３ ）にわたって半径方向に伸び、該スカート（２０；１２０）の該内部にアクセスを与え、該突起が、該キャップの主要部に連結され、ここで、該突起は、フランジであり、該フランジ（３３；１３３）の半径（Ｒ _３３ ：Ｒ _１３３ ）は、該端の内側半径（Ｒ _２３ ：Ｒ _１２３ ）よりも長く、該端は、実質的に環状であり、該スカート（２０；１２０）は、弾力的に変形可能であって、該端の半径方向への変形後に該内部から該突起が抜き取られるように適合しており、その結果、該キャップ（３０；１３０）が該デバイスから取り除かれる場合に、該突起が該キャップ（３０；１３０）の該主要部と一体化したままである、請求項１３に記載のすぐに使用可能なアセンブリ。
19. 前記キャップ（３０；１３０）が、前記スリーブの外側表面に形成された少なくとも１つの突起と協働して、前記プランジャのスライド軸に沿って該キャップ（３０；１３０）を位置づけするように適合されるタッピングを備える、請求項１３に記載のすぐに使用可能なアセンブリ。
20. 前記キャップ（３０；１３０）および前記スカート（２０；１２０）が、プラスチック材料の１ピースで作製されており、破壊可能なブリッジが該キャップ（３０；１３０）と該スカート（２０；１２０）とを連結するために提供される、請求項１３に記載のすぐに使用可能なアセンブリ。

Images