JP4297996B2 - 操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両搭載機器などに適用され、操作ツマミに一定限度以上の押圧力ないし衝撃力が加わった場合に、構成部品の破損を最小限度に抑え、容易に再生できる操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図15は従来の操作装置を備えたオーディオなどの車載用機器を示す正面図、図16は従来の操作装置を示す図15のH−H断面図であり、図15および図16において、9はオーディオなどの車載用機器の各種操作ボタン、10は表示部、11は音量などの制御を行う可変抵抗器、12は回動することによって可変抵抗器11を動作させる操作用シャフト、12aは操作用シャフト12に形成されたネジ部、13は可変抵抗器11を搭載する基板、14は操作用シャフト12を挿通する挿通孔14aを有したシャーシ、15は操作用シャフト12のネジ部12aにねじ込まれるナットである。
16は可変抵抗器11の前方に配置されシャーシ14に固定されたフロントパネルであり、操作用シャフト12を挿通する挿通孔16aを有している。17は操作用シャフト12の先端部と嵌合する嵌合孔17aを有した円筒状の操作ツマミであり、例えば、合成樹脂などで一体成形されている。
【0003】
また、従来の他の操作装置として、本願出願人が実開平4−67301号公報に開示したものがある。上述した図16を適用して説明すると、かかる技術手段は、シャーシ14の挿通孔14a付近にスリットを設けることで当該部分の強度を、当該シャーシ14の他の部分の強度よりも低下させることにより、操作ツマミ17が衝撃力を受けた場合に当該挿通孔14a付近の変形・破損を起こりやすくすることで、当該衝撃力を吸収できるように構成したものである。
【0004】
さらに従来の他の操作装置として、特開昭58−164441号公報に開示されたものがある。上述した図16を適用して説明すると、かかる技術手段は、フロントパネル16の挿通孔16aから突出する操作用シャフト12の先端に操作ツマミ17が設けられ、当該フロントパネル16の挿通孔16aの周囲に操作ツマミ17の通る幅で薄肉部を設けて、操作ツマミ17が衝撃を受けた場合に当該薄肉部の変形・破損を起こりやすくすることで、当該衝撃力を吸収できるように構成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の操作装置は以上のように構成されているので、操作ツマミ17が一定限度以上の衝撃力を受けると、操作用シャフト12が曲がってしまったり、高価なフロントパネル16やシャーシ14が破損してしまい、これらを修理・交換しなければならず、再生するのに多大なコストがかかってしまうなどの課題があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、操作ツマミに一定限度以上の押圧力ないし衝撃力が加わった場合に、構成部品の破損を最小限度に抑え、容易に再生できる操作装置を得ることを目的とする。
【0007】
また、この発明は、操作ツマミに一定限度以上の押圧力ないし衝撃力が加わった場合に、構成部品の破損を有効に防止できる操作装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る操作装置は、操作用シャフトを有した操作部品と、前記操作部品の前方に配置され前記操作用シャフトを挿通する挿通孔を有したフロントパネルと、前記操作用シャフトの先端部と嵌合する嵌合孔を有した操作ツマミとを備えた操作装置において、前記フロントパネルの挿通孔の周辺部には、操作ツマミがほぼ没入可能な凹部と、前記操作ツマミの嵌合孔内には、前記操作用シャフトの先端部と当接することによって当該先端部の進入を規制する軸対称で同じ突出高さで対向して配置されたリブ構造とを備え、前記操作用シャフトの先端部から受ける一定限度以上の押圧力が加わった場合に、前記リブ構造が変形もしくは破断して前記操作ツマミが前記凹部に没入するように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による操作装置を示す断面図、図2は嵌合孔方向から見た操作ツマミを示す正面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5はリブが破損して操作ツマミが凹部に進入した状態を示す断面図である。
図1において、1はオーディオなどの車載用機器において音量などの制御を行う可変抵抗器(操作部品)、2は回動することによって可変抵抗器1を動作させる操作用シャフト、2aは操作用シャフト2に形成されたネジ部、3は可変抵抗器1を搭載する基板、4は操作用シャフト2を挿通する挿通孔4aを有したシャーシ、5は操作用シャフト2のネジ部2aにねじ込まれるナットである。
【0012】
6は可変抵抗器1の前方に配置されシャーシ4に固定されたフロントパネルであり、操作用シャフト2を挿通する挿通孔6aと、後述する操作ツマミ7に一定限度以上の押圧力ないし衝撃力が加わった場合に当該操作ツマミ7が操作用シャフト2に沿って可変抵抗器1方向に所定量進入可能な凹部6bとを備えている。この凹部6bの深さは、例えば、当該操作ツマミ7がほぼ没入する程度に形成してある。
【0013】
7は図1〜図4に示すように、操作シャフト2の先端部と嵌合する嵌合孔7aを有した円筒状の操作ツマミであり、例えば、合成樹脂などで一体成形されている。
7bは操作用シャフト2の先端部と当接することによって操作用シャフト2の先端部の進入を規制するとともに、操作用シャフト2の先端部から受ける所定の押圧力によって変形もしくは破断するように嵌合孔7a内に対向して突設された1対のリブ(押圧力吸収部)である。すなわち、リブ7bを嵌合孔7a内に対向して突設することで、当該部分の嵌合孔7aの内径を小さくし、操作用シャフト2の先端部の進入を規制するものである。
また、このリブ7bは、操作ツマミ7を操作する際に加えられる通常の押圧力や衝撃力などによっては変形したり破断したりせず、自動車の衝突などによって搭乗者が操作ツマミ7に衝突した場合に当該衝撃力を吸収することで変形もしくは破断する程度の強度を有している。このリブ7bの強度は、操作ツマミ7の素材自体が持つ強度を勘案し、リブ7bの突出高さや長さ、形状を適宜加減することによって決定されている。
【0014】
また、図1において、L1は通常の使用状態における操作ツマミ7のフロントパネル6からの突出量であり、操作ツマミ7の開口側端部が凹部6b内に挿入されている。
また、図5において、L2は衝撃力などによってリブ7bが破損して操作ツマミ7が凹部6bに進入した場合における操作ツマミ7のフロントパネル6からの突出量であり、L2<L1の関係を有している。8はリブ7bの変形もしくは破断によって嵌合孔7aに形成された変形破断部8である。
【0015】
次に動作について説明する。
操作ツマミ7の通常の使用状態では、リブ7bは、図1に示すように、変形したり破断したりはしない。したがって、操作ツマミ7は凹部6bに進入せず、フロントパネル6からの突出量はL1のままとなっている。
しかし、操作ツマミ7に想定限度以上の衝撃力が加わった場合、すなわち、例えば、自動車の衝突などによって搭乗者が操作ツマミ7に衝突した場合には、図5に示すように、操作ツマミ7は、リブ7bの変形もしくは破断によって当該衝撃力を吸収しながら凹部6bに進入する。
したがって、操作ツマミ7のフロントパネル6からの突出量は、L1からL2へと小さくなるため、搭乗者の怪我防止に寄与できる。
また、リブ7bが当該衝撃力を吸収するため、操作用シャフト2が曲がって破損するのを防止できる。
さらに、当該衝撃力が、操作ツマミ7が凹部6bに没入しない程度のものであれば、操作ツマミ7が凹部6bの底部に達することはないので、これがフロントパネル6やシャーシ4を押圧して破損することもない。
また、操作ツマミ7が凹部6bに没入することで、操作用シャフト2の先端部が嵌合孔7aの底部を突き破って搭乗者に怪我を負わせるような事態を回避し得る。
【0016】
以上のように、この実施の形態1によれば、搭乗者の怪我防止に寄与し得るとともに、破損するのは操作ツマミ7のリブ7bのみであって、操作用シャフト2やフロントパネル6、シャーシ4などの破損を有効に防止できるので、操作ツマミ7のみを修理・交換すればよく、保守性を向上させることができる効果が得られる。
また、フロントパネル6に凹部6bを設けたことによって、搭乗者によって操作ツマミ7が衝撃力を受けると、凹部6bに案内されながら凹部6b内を直進することとなり、進入が円滑かつ迅速に行われるので、搭乗者が操作ツマミ7から受ける反力も軽減され、怪我防止に寄与し得る効果も得られる。
【0017】
なお、上記実施の形態1においては、凹部6bを設けるものとして説明したが、これに限られず、凹部6bを設けなくてもよい。この場合、操作ツマミ7のリブ7bの強度を適宜調節して設けておくことで、ある程度の衝撃力は有効に吸収し得るので、操作用シャフト2やフロントパネル6、シャーシ4などの破損を防止することができる。
【0018】
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2による操作装置の操作ツマミを示す正面図、図7は図6のC−C断面図である。
図6および図7において、7cは操作用シャフト2の先端部と当接することによって操作用シャフト2の先端部の進入を規制するとともに、操作用シャフト2の先端部から受ける所定の押圧力によって変形もしくは破断するように嵌合孔7a内に対向して突設された2対のリブ(押圧力吸収部)であり、上記実施の形態1において示したリブ7bをさらに1対増やして構成したものである。
その他の構成および動作は上記実施の形態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0019】
以上のように、この実施の形態2によれば、搭乗者の怪我防止に寄与し得るとともに、破損するのは操作ツマミ7のリブ7cのみであって、操作用シャフト2やフロントパネル6、シャーシ4などの破損を有効に防止できるので、操作ツマミ7のみを修理・交換すればよく、保守性を向上させることができる効果が得られる。
【0020】
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3による操作装置の操作ツマミを示す正面図、図9は図8のD−D断面図、図10は図8のE−E断面図である。
図8〜図10において、7dは操作用シャフト2の先端部と当接することによって操作用シャフト2の先端部の進入を規制するとともに、操作用シャフト2の先端部から受ける所定の押圧力によって変形もしくは破断するように嵌合孔7a内に対向して突設された1対のリブ(押圧力吸収部)であり、上記実施の形態1の図2において示したリブ7bよりも幅を大きくし、耐衝撃性をやや強化したものである。
その他の構成および動作は上記実施の形態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0021】
以上のように、この実施の形態3によれば、搭乗者の怪我防止に寄与し得るとともに、破損するのは操作ツマミ7のリブ7dのみであって、操作用シャフト2やフロントパネル6、シャーシ4などの破損を有効に防止できるので、操作ツマミ7のみを修理・交換すればよく、保守性を向上させることができる効果が得られる。
また、上記実施の形態1の場合よりも、耐衝撃性をやや強化することができる効果が得られる。
【0022】
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4による操作装置の操作ツマミを示す正面図、図12は図11のF−F断面図である。
図11および図12において、7eは操作用シャフト2の先端部と当接することによって操作用シャフト2の先端部の進入を規制するとともに、操作用シャフト2の先端部から受ける所定の押圧力によって変形もしくは破断するように嵌合孔7a内に対向して突設された2対のリブ(押圧力吸収部)であり、上記実施の形態3において示したリブ7dをさらに1対増やして、耐衝撃性をさらに強化したものである。
その他の構成および動作は上記実施の形態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0023】
以上のように、この実施の形態4によれば、搭乗者の怪我防止に寄与し得るとともに、破損するのは操作ツマミ7のリブ7eのみであって、操作用シャフト2やフロントパネル6、シャーシ4などの破損を有効に防止できるので、操作ツマミ7のみを修理・交換すればよく、保守性を向上させることができる効果が得られる。
また、上記実施の形態3の場合よりも、耐衝撃性をさらに強化することができる効果が得られる。
【0024】
参考例1.
図13はこの発明の参考例1による操作装置の操作ツマミを示す正面図、図14は図13のG−G断面図である。図13および図14において、7fは操作用シャフト2の先端部と当接することによって操作用シャフト2の先端部の進入を規制するとともに、操作用シャフト2の先端部から受ける所定の押圧力によって変形もしくは破断するように嵌合孔7aの底部に立設された円錐台状のリブ(押圧力吸収部)である。その他の構成および動作は上記実施の形態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0025】
以上のように、この参考例1によれば、搭乗者の怪我防止に寄与し得るとともに、破損するのは操作ツマミ7のリブ7fのみであって、操作用シャフト2やフロントパネル6、シャーシ4などの破損を有効に防止できるので、操作ツマミ7のみを修理・交換すればよく、保守性を向上させることができる効果が得られる。
【0026】
参考例2.
本参考例2は、上記実施の形態1から参考例1において、操作ツマミ7を復元性のあるゴム系の素材にて形成したものである。すなわち、上記実施の形態1から参考例1におけるリブ7b〜7fが復元性を有するようになるため、操作用シャフト2の先端部と当接することによって操作用シャフト2の先端部の進入を規制するとともに、操作用シャフト2の先端部から受ける所定の押圧力によっては弾性変形するのみで破断はしないこととなる。また、操作ツマミ7の位置も同時に復元される。
【0027】
以上のように、この参考例2によれば、上記実施の形態1から参考例1と同様の効果が得られるほか、操作ツマミ7の全体およびリブ7b〜7fは一時的に弾性変形するが即座に復元するので破損しない。したがって、操作ツマミ7を修理・交換する必要がなく、保守性をさらに向上させることができる効果が得られる。また、操作ツマミ7の位置も同時に復元することができる効果がある。
【0028】
なお、上記実施の形態1から参考例2においては、操作部品として回動自在な操作用シャフト2を備えた可変抵抗器1を例に説明したが、これに限られず、スライド自在な操作用シャフトを備えた可変抵抗器やその他の電子部品であっても本発明を適用できる。この場合、操作用シャフトの動作範囲に応じて挿通孔4a,6aや凹部6bの形状などを適宜変更すれば、上述した効果と同様の効果を得られることが期待できる。
【0029】
また、上記実施の形態1から実施の形態6においては、押圧力吸収部としてリブ7b〜7fを設けるものとして説明したが、操作用シャフト2の先端部と当接することによって当該先端部の進入を規制するとともに、当該先端部から受ける所定の押圧力によって変形もしくは破断するものであれば、これらの形状や個数などに限られない。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、操作用シャフトを有した操作部品と、前記操作部品の前方に配置され前記操作用シャフトを挿通する挿通孔を有したフロントパネルと、前記操作用シャフトの先端部と嵌合する嵌合孔を有した操作ツマミとを備えた操作装置において、前記フロントパネルの挿通孔の周辺部には、操作ツマミがほぼ没入可能な凹部と、前記操作ツマミの嵌合孔内には、前記操作用シャフトの先端部と当接することによって当該先端部の進入を規制する軸対称で同じ突出高さで対向して配置されたリブ構造とを備え、前記操作用シャフトの先端部から受ける一定限度以上の押圧力が加わった場合に、前記リブ構造が変形もしくは破断して前記操作ツマミが前記凹部に没入するように構成したので、搭乗者の怪我防止に寄与し得るとともに、破損するのは操作ツマミの押圧力吸収部のみであるから、操作用シャフトやフロントパネルなどの破損を有効に防止できる。
したがって、操作ツマミのみを修理・交換すればよく、再生が容易であり、保守性を向上させることができる効果がある。
また、この発明によれば、フロントパネルの挿通孔の周辺部には、操作ツマミがほぼ没入可能な凹部を備えて構成したので、搭乗者によって操作ツマミが衝撃力を受けると、凹部に案内されながら当該凹部内を直進することとなり、没入が円滑かつ迅速に行われる。したがって、搭乗者が操作ツマミから受ける反力も軽減され、怪我防止に寄与し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による操作装置を示す断面図である。
【図2】 嵌合孔方向から見た操作ツマミを示す正面図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 図2のB−B断面図である。
【図5】 リブが破損して操作ツマミが凹部に進入した状態を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による操作装置の操作ツマミを示す正面図である。
【図7】 図6のC−C断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による操作装置の操作ツマミを示す正面図である。
【図9】 図8のD−D断面図である。
【図10】 図8のE−E断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による操作装置の操作ツマミを示す正面図である。
【図12】 図11のF−F断面図である。
【図13】 この発明の参考例1による操作装置の操作ツマミを示す正面図である。
【図14】 図13のG−G断面図である。
【図15】 従来の操作装置を備えたオーディオなどの車載用機器を示す正面図である。
【図16】 従来の操作装置を示す図15のH−H断面図である。
Claims (1)
- 操作用シャフトを有した操作部品と、前記操作部品の前方に配置され前記操作用シャフトを挿通する挿通孔を有したフロントパネルと、前記操作用シャフトの先端部と嵌合する嵌合孔を有した操作ツマミとを備えた操作装置において、
前記フロントパネルの挿通孔の周辺部には、操作ツマミがほぼ没入可能な凹部と、
前記操作ツマミの嵌合孔内には、前記操作用シャフトの先端部と当接することによって当該先端部の進入を規制する軸対称で同じ突出高さで対向して配置されたリブ構造とを備え、
前記操作用シャフトの先端部から受ける一定限度以上の押圧力が加わった場合に、前記リブ構造が変形もしくは破断して前記操作ツマミが前記凹部に没入するように構成したことを特徴とする操作装置。
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