JP4325699B2 - 操作つまみ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車載ナビゲーション装置などの車載機器に取付けられる操作つまみに関する。
近年、車両衝突時における乗員の安全を確保することを目的として、例えば車載ナビゲーション装置や車載オーディオ装置などの車載機器及び車室内のインスツルメントパネルに組込まれている各種計器においても、操作つまみが乗員に危害を及ぼさないように規格が定められている。例えば欧州のECE No.21という法規では、外部からエンコーダ側に向かう方向(落ち込み方向)に操作つまみに対して378[N]以上の荷重が加わったときに、突出量が一定量以内となるように操作つまみを落ち込ませるように定められている。
このような操作つまみを落ち込ませるクラッシャブル構造の一例としては、エンコーダの回動軸から外周側に向かって複数のクラッシャブル連結部が設けられ、外部から落ち込み方向に荷重が加わったときに、それら複数のクラッシャブル連結部が破壊されることより、操作つまみを落ち込ませる構成がある(例えば特許文献1参照)。また、クラッシャブル構造の他の例としては、操作つまみの貫通軸穴部にストッパとして機能する衝撃吸収突起が設けられ、外部から落ち込み方向に荷重が加わったときに、その衝撃吸収突起が破壊されて分離されることより、操作つまみを落ち込ませる構成もある(例えば特許文献2参照)。
特開2004−338427号公報 特開2001−266704号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている構成では、エンコーダの回動軸から外周側に向かって設けられている複数のクラッシャブル連結部が破壊される構成であるので、操作つまみが大型化した場合、荷重が加わる方向によってはクラッシャブル連結部が均等に破壊されない可能性があり、クラッシャブル連結部が均等に破壊されないと、破壊されなかったクラッシャブル連結部が残ってしまい、操作つまみが落ち込まなかったり傾いて落ち込んでしまったりするという問題があった。
また、特許文献2に記載されている構成では、衝撃吸収突起が破壊されて分離される構成であるので、分離された衝撃吸収突起を収容するためのスペースを落ち込み方向に確保する必要があると共に、分離された衝撃吸収突起が引掛かる可能性があり、分離された衝撃吸収突起が引掛かってしまうと、この場合も、操作つまみが落ち込まなかったり傾いて落ち込んでしまったりするという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型化した場合であっても、外部から落ち込み方向に所定値以上の荷重が加わったときに操作つまみを適切に落ち込みませることができ、しかも、ストッパとして機能する部材を収容するための落ち込み方向のスペースを不要とすることができる操作つまみを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、操作部材が連結部材に取付けられると共に、支持部材の嵌合部が連結部材の嵌合筒部に嵌合されて操作部材と連結部材とが一体的に支持部材に取付けられている状態で、外部から支持部材側に向かう方向(落ち込み方向)に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の内周側に設けられているストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて収容部に収容され、操作部材の凹部が支持部材の操作部材側を収容するように嵌合筒部が嵌合部の外周に沿って軸方向に移動し、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動する。
すなわち、このものによれば、回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも大きい支持部材に取付けられた状態で、外部から落ち込み方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の外周側ではなく内周側に設けられているストッパ部が屈曲されることにより、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動するように構成したので、操作つまみが大型化した場合であっても、クラッシャブル連結部が破壊されずに残ってしまう可能性がある従来のものとは異なって、操作つまみを適切に落ち込みませることができる。
しかも、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が嵌合筒部の嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に設けられている収容部に収容される(退避する)ように構成したので、分離された衝撃吸収突起を収容するためのスペースを落ち込み方向に確保する従来のものとは異なって、そのような落ち込み方向のスペースを不要とすることができる。さらに、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が分離されることなく残れば、ストッパ部及び嵌合筒部の内周側壁面をガイドとして機能させることができ、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、操作つまみを確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。
また、複数のストッパ部が周方向に均等配置されるように構成したので、外部から操作部材に対して加えられた荷重をストッパ部を介して均等に支持部材に伝達させることができる。さらに、嵌合筒部にあって嵌合部が嵌合される側に軸方向に開口する複数のスリットが形成され、スリットが形成されている部位から軸方向に延長した部位に複数のストッパ部が設けられるように構成したので、嵌合筒部にあってスリットが形成されている部位同士を結ぶ方向と対角する方向(対角方向)では外部から操作部材に対して加えられた荷重が外側に向かう方向への応力として作用し、一方、嵌合筒部にあってスリットが形成されている部位同士を結ぶ方向では当該荷重が相対的に内側に向かう方向への応力として作用することになり、外部から操作部材に対して加えられた荷重をストッパ部を介して効率良く(無駄なく)支持部材に伝達させることができる。
請求項2に記載した発明によれば、操作部材が連結部材に取付けられると共に、装着部材が支持部材の嵌合部に装着され且つ連結部材の嵌合筒部に嵌合されて操作部材と連結部材とが一体的に支持部材に取付けられている状態で、外部から支持部材側に向かう方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて収容部に収容され、凹部が支持部材の操作部材側を収容するように嵌合筒部が装着部材の外周に沿って軸方向に移動し、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動する。
すなわち、このものによれば、回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも小さい支持部材に装着部材を介して取付けられた状態で、外部から落ち込み方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の外周側ではなく内周側に設けられているストッパ部が屈曲されることにより、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動するように構成したので、上記した請求項1に記載したものと同様にして、操作つまみが大型化した場合であっても、操作つまみを適切に落ち込みませることができる。
しかも、この場合も、径方向から軸方向に屈曲された収容部が嵌合筒部の嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に設けられている収容部に収容される(退避する)ように構成したので、分離された衝撃吸収突起を収容するための落ち込み方向のスペースを不要とすることができる。さらに、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が分離されることなく残れば、ストッパ部及び嵌合筒部の内周側壁面をガイドとして機能させることができ、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、操作つまみを確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。
また、複数のストッパ部が周方向に均等配置されるように構成したので、外部から操作部材に対して加えられた荷重をストッパ部を介して均等に支持部材に伝達させることができる。さらに、嵌合筒部にあって装着部材が嵌合される側に軸方向に開口する複数のスリットが形成され、スリットが形成されている部位から軸方向に延長した部位に複数のストッパ部が設けられるように構成したので、嵌合筒部にあってスリットが形成されている部位同士を結ぶ方向と対角する方向(対角方向)では外部から操作部材に対して加えられた荷重が外側に向かう方向への応力として作用し、一方、嵌合筒部にあってスリットが形成されている部位同士を結ぶ方向では当該荷重が相対的に内側に向かう方向への応力として作用することになり、外部から操作部材に対して加えられた荷重をストッパ部を介して効率良く(無駄なく)支持部材に伝達させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、操作部材が連結部材に取付けられると共に、支持部材の嵌合部が連結部材の嵌合筒部に嵌合されて操作部材と連結部材とが一体的に支持部材に取付けられている状態で、外部から支持部材側に向かう方向(落ち込み方向)に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の内周側に設けられているストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて収容部に収容され、操作部材の凹部が支持部材の操作部材側を収容するように嵌合筒部が嵌合部の外周に沿って軸方向に移動し、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動する。
すなわち、このものによれば、回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも大きい支持部材に取付けられた状態で、外部から落ち込み方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の外周側ではなく内周側に設けられているストッパ部が屈曲されることにより、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動するように構成したので、操作つまみが大型化した場合であっても、クラッシャブル連結部が破壊されずに残ってしまう可能性がある従来のものとは異なって、操作つまみを適切に落ち込みませることができる。
しかも、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が嵌合筒部の嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に設けられている収容部に収容される(退避する)ように構成したので、分離された衝撃吸収突起を収容するためのスペースを落ち込み方向に確保する従来のものとは異なって、そのような落ち込み方向のスペースを不要とすることができる。さらに、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が分離されることなく残れば、ストッパ部及び嵌合筒部の内周側壁面をガイドとして機能させることができ、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、操作つまみを確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。
請求項4に記載した発明によれば、操作部材が連結部材に取付けられると共に、装着部材が支持部材の嵌合部に装着され且つ連結部材の嵌合筒部に嵌合されて操作部材と連結部材とが一体的に支持部材に取付けられている状態で、外部から支持部材側に向かう方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて収容部に収容され、凹部が支持部材の操作部材側を収容するように嵌合筒部が装着部材の外周に沿って軸方向に移動し、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動する。
すなわち、このものによれば、回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも小さい支持部材に装着部材を介して取付けられた状態で、外部から落ち込み方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の外周側ではなく内周側に設けられているストッパ部が屈曲されることにより、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動するように構成したので、上記した請求項1に記載したものと同様にして、操作つまみが大型化した場合であっても、操作つまみを適切に落ち込みませることができる。
しかも、この場合も、径方向から軸方向に屈曲された収容部が嵌合筒部の嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に設けられている収容部に収容される(退避する)ように構成したので、分離された衝撃吸収突起を収容するための落ち込み方向のスペースを不要とすることができる。さらに、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が分離されることなく残れば、ストッパ部及び嵌合筒部の内周側壁面をガイドとして機能させることができ、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、操作つまみを確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。
請求項5に記載した発明によれば、操作部材が連結部材に取付けられると共に、支持部材の嵌合部が連結部材の嵌合筒部に嵌合されて操作部材と連結部材とが一体的に支持部材に取付けられている状態で、外部から支持部材側に向かう方向(落ち込み方向)に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の内周側に設けられているストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて収容部に収容され、操作部材の凹部が支持部材の操作部材側を収容するように嵌合筒部が嵌合部の外周に沿って軸方向に移動し、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動する。
すなわち、このものによれば、回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも大きい支持部材に取付けられた状態で、外部から落ち込み方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の外周側ではなく内周側に設けられているストッパ部が屈曲されることにより、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動するように構成したので、操作つまみが大型化した場合であっても、クラッシャブル連結部が破壊されずに残ってしまう可能性がある従来のものとは異なって、操作つまみを適切に落ち込みませることができる。
しかも、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が嵌合筒部の嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に設けられている収容部に収容される(退避する)ように構成したので、分離された衝撃吸収突起を収容するためのスペースを落ち込み方向に確保する従来のものとは異なって、そのような落ち込み方向のスペースを不要とすることができる。さらに、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が分離されることなく残れば、ストッパ部及び嵌合筒部の内周側壁面をガイドとして機能させることができ、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、操作つまみを確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。
請求項6に記載した発明によれば、操作部材が連結部材に取付けられると共に、装着部材が支持部材の嵌合部に装着され且つ連結部材の嵌合筒部に嵌合されて操作部材と連結部材とが一体的に支持部材に取付けられている状態で、外部から支持部材側に向かう方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて収容部に収容され、凹部が支持部材の操作部材側を収容するように嵌合筒部が装着部材の外周に沿って軸方向に移動し、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動する。
すなわち、このものによれば、回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも小さい支持部材に装着部材を介して取付けられた状態で、外部から落ち込み方向に操作部材に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部の外周側ではなく内周側に設けられているストッパ部が屈曲されることにより、操作部材と連結部材とが一体的に支持部材側に向かう方向に移動するように構成したので、上記した請求項1に記載したものと同様にして、操作つまみが大型化した場合であっても、操作つまみを適切に落ち込みませることができる。
しかも、この場合も、径方向から軸方向に屈曲された収容部が嵌合筒部の嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に設けられている収容部に収容される(退避する)ように構成したので、分離された衝撃吸収突起を収容するための落ち込み方向のスペースを不要とすることができる。さらに、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部が分離されることなく残れば、ストッパ部及び嵌合筒部の内周側壁面をガイドとして機能させることができ、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、操作つまみを確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。
請求項7に記載した発明によれば、連結部材が、嵌合筒部の外周側に設けられ嵌合筒部の強度を確保する補強部を有するように構成したので、操作つまみが落ち込む途中で嵌合筒部が破壊されたり変形したりしてしまうことを回避することができると共に、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、補強部が存在することによっても、操作つまみを確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を車載ナビゲーション装置の操作つまみに適用した第1の実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。図2は、操作つまみを構成する構成部品を分解して示している。操作つまみ1は、操作部材2と連結部材3とを備えて構成されている。操作部材2は、樹脂を材料とし、キャップ形状に構成されている。操作部材2には後述するエンコーダ4(本発明でいう支持部材)側(図2では右側)に開口する凹部5が形成されていると共に当該エンコーダ4の軸方向(図2ではエンコーダ4の回動軸を「A」にて示す)に延びる複数本(例えば8本)のボス6が周方向に沿って均等配置されて形成されている。
連結部材3は、樹脂(後述するストッパ部が屈曲し易いように高靭性を有する例えばPC樹脂)を材料とし、円板形状をなす当て面部7と円筒形状をなす嵌合筒部8とが組み合わされた形状に構成されている。当て面部7には上記した操作部材2に形成されている複数本のボス6の各々が挿通される複数個(例えば8個)の挿通穴9が形成されている。嵌合筒部8の外周側には上記した当て面部7に跨って当該嵌合筒部8の強度を確保する複数個(例えば8個)のリブ10(本発明でいう補強部)が周方向に沿って均等配置されて形成されている。この場合、リブ10は、当て面部7に形成されている挿通穴9同士の中間に位置するように形成されている。
嵌合筒部8の内周側にあって軸方向の途中部位には回動軸に向かう径方向に突出する2個の(1対の)ストッパ部11a,11bが周方向に均等配置されている(180度の間隔を存して配置されている)。ストッパ部11a,11bが形成されている部位から当て面部7にかけての部位は外側に向かって膨らんでおり、その膨らみで発生したスペースは、ストッパ部11a,11bが径方向から軸方向に屈曲されたときに当該屈曲されたストッパ部11a,11bが収容される(退避する)収容部12a,12bとされている。また、嵌合筒部8には2個の(1対の)スリット13a,13bが形成されており、上記したストッパ部11a,11bは、スリット13a,13bが形成されている部位から軸方向に延長した部位に形成されている。
エンコーダ4は、回動軸を回動中心として回動する嵌合部14と、嵌合部14を回動可能に支持する軸受け部15とが組み合わされて構成されている。嵌合部14の外周全体には歯形が形成されており、軸受け部15の一端側は例えばプリント基板16(図1参照)に固着されている。スプリング17は、金属を材料とし、非連続部分を有して連結部材3の嵌合筒部8の外径と同等の内径となるように円環状に構成されている。スプリング17は、連結部材3が樹脂を材料としているという事情に鑑み、樹脂が熱収縮あるいは熱膨張することにより発生し得る連結部材3の嵌合筒部8とエンコーダ4の嵌合部14との間の嵌合の緩み(いわゆる空回り)を防止することを目的として配置される。
このように構成されてなる各構成部品は、操作部材2のボス6が連結部材3の挿通穴9に挿通された後にボス6の先端部(当て面部7から突出した部分)が加熱され、ボス6が当て面部7に溶着されて接合されることにより、操作部材2が連結部材3に取付けられて操作つまみ1が構成される。そして、スプリング17が連結部材3の嵌合筒部8の外周に配置され、エンコーダ4の嵌合部14が連結部材3の嵌合筒部8に嵌合されることにより、操作つまみ1が(操作部材2と連結部材3とが一体的に)エンコーダ4に取付けられる。
尚、エンコーダ4の嵌合部14の外周に形成されている歯形の山が押し潰される格好で連結部材3の嵌合筒部8に嵌合されることにより、エンコーダ4の嵌合部14が連結部材3に対して強固に接合され、操作つまみ1が回動することに追従してエンコーダ4の嵌合部14が回動する構成が実現される。また、エンコーダ4の嵌合部14が連結部材3の嵌合筒部8に正常に嵌合された状態では、嵌合部14の端面14aはストッパ部11a,11bに当接する。
また、エンコーダ4の嵌合部14の外径(図3にて「r1」にて示す)は、エンコーダ4の軸受け部15の外径(図3にて「r2」にて示す)よりも大きく形成されており、操作つまみ1が落ち込むときに嵌合筒部8の先端側がエンコーダ4の軸受け部15に接触しない(嵌合筒部8の移動を妨げない)ようになっている。また、操作部材2の凹部5の内径(図3にて「R」にて示す)は、エンコーダ4の嵌合部14の外径よりも十分に大きく形成されており、操作つまみ1が落ち込むときに操作部材2の凹部5がエンコーダ4の嵌合部14を収容するようになっている。
上記した構成において、外部からエンコーダ4側に向かう方向(落ち込み方向)(図1では矢印「P」方向)に操作つまみ1に対して所定値以上の荷重が加わると、操作部材2と連結部材3とが一体的に落ち込み方向に移動しようとする応力が作用し、その反作用として径方向に突出しているストッパ部11a,11bに対してエンコーダ4の嵌合部14の端面14aから圧力が作用する。そして、操作つまみ1に対して加わった荷重が所定値以上となり、ストッパ部11a,11bに対してエンコーダ4の嵌合部14の端面14aから作用した圧力が所定値以上となると、径方向に突出しているストッパ部11a,11bは軸方向に屈曲されて収容部12a,12bに収容される(図1では矢印「S1」,「s2」参照)。
したがって、連結部材3の嵌合筒部8がエンコーダ4の嵌合部14の外周に沿って移動し、操作部材2と連結部材3とが一体的にエンコーダ4側に移動し、その結果、図1(b)に示すように、最終的に嵌合筒部8の先端部8aがエンコーダ4の軸受け部15の当接面15aに当接するまで操作つまみ1が落ち込む。このとき、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部11a,11bが分離されることなく残ることにより、ストッパ部11a,11b及び嵌合筒部8の内周側壁面がガイドとして機能し、落ち込み方向にガタが発生することなく、操作つまみ1が真っ直ぐに落ち込む。さらに、嵌合筒部8の外周側にリブ10が周方向に沿って均等配置されて形成されているので、操作つまみ1が落ち込む途中で嵌合筒部8が破壊されたり変形したりすることはなく、落ち込み方向にガタが発生することなく、リブ10が存在すすることによっても、操作つまみ1が真っ直ぐに落ち込む。
このような操作つまみ1を落ち込ませるクラッシャブル構造の強度は、ストッパ部11a,11bの厚さ(落ち込み方向の寸法)、幅(周方向の寸法)、長さ(径方向の寸法)及び個数を変更することにより任意に決定することができる。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部14の外径が軸受け部15の外径よりも大きいエンコーダ4に取付けられた状態で、外部から落ち込み方向に操作つまみ1に対して所定値以上の荷重が加わると、嵌合筒部8の内周側に設けられているストッパ部11a,11bが屈曲されることにより、操作部材2と連結部材3とが一体的にエンコーダ4側に向かう方向に移動するように構成したので、操作つまみ1が大型化した場合であっても、操作つまみを適切に落ち込みませることができる。
しかも、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部11a,11bが嵌合筒部8の嵌合部14の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に設けられている収容部12a,12bに収容される(退避する)ように構成したので、分離された衝撃吸収突起を収容するための落ち込み方向のスペースを不要とすることができる。さらに、径方向から軸方向に屈曲されたストッパ部12a,12bが分離されることなく残るように構成したので、ストッパ部12a,12b及び嵌合筒部8の内周側壁面をガイドとして機能させることができ、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、操作つまみ1を確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。
また、嵌合筒部8の外周側に嵌合筒部8の強度を確保するリブ10を形成したので、操作つまみ1が落ち込む途中で嵌合筒部8が破壊されたり変形したりしてしまうことを回避することができると共に、落ち込み方向にガタが発生してしまうことを回避することができ、リブ10が存在することによっても、操作つまみ1を確実に真っ直ぐに落ち込みませることができる。また、ストッパ部11a,11bを周方向に均等配置したので、外部から操作部材2に対して加えられた荷重をストッパ部11a,11bを介して均等にエンコーダ4に伝達させることができる。
さらに、ストッパ部11a,11bをスリット13a,13bが形成されている部位から軸方向に延長した部位に設けたので、嵌合筒部8にあってスリット13a,13bが形成されている部位同士を結ぶ方向と対角する方向(対角方向)では外部から落ち込み方向に加わった荷重が外側に向かう方向への応力として作用し、一方、嵌合筒部8にあってスリット13a,13bが形成されている部位同士を結ぶ方向では当該荷重が相対的に内側に向かう方向への応力として作用することになり、外部から操作部材2に対して加えられた荷重をストッパ部11a,11bを介して効率良く(無駄なく)エンコーダ4に伝達させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図4及び図5を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。上記した第1の実施形態は、嵌合部14の外径が軸受け部15の外径よりも大きく構成されているエンコーダ4に取付けられる場合を説明したものであるが、この第2の実施形態は、嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも小さく構成されているエンコーダに取付けられる場合を説明するものである。
この第2の実施形態では、操作つまみ1は、上記した第1の実施形態で説明した操作部材2と連結部材3に加えて、装着部材21を備えて構成されている。装着部材21は、凹状に形成されている嵌合穴部21aを有し、その嵌合穴部21aにエンコーダ22の嵌合部23が嵌合されることにより、エンコーダ22の嵌合部23に装着される。この場合、エンコーダ22の嵌合部23の外径(図5にて「r11」にて示す)は、エンコーダ22の軸受け部24の外径(図5にて「r12」にて示す)よりも小さく形成されているが、エンコーダ22の嵌合部23に装着される装着部材21の外径(図5にて「r13」にて示す)は、エンコーダ22の軸受け部24の外径よりも大きく形成されている(図4ではエンコーダ22の回動軸を「B」にて示す)。
この場合、エンコーダ22の嵌合部23が装着部材21の嵌合穴部21aに嵌合され、装着部材21が連結部材3の嵌合筒部8に嵌合されることにより、操作つまみ1がエンコーダ22に取付けられる。すなわち、外見上は、上記した第1の実施形態で説明した操作つまみ1がエンコーダ4に取付けられた態様と同一となる。尚、エンコーダ22の嵌合部23の外周に形成されている歯形の山が押し潰される格好で装着部材21の嵌合穴部21aに嵌合され且つ装着部材21の外周に形成されている歯形の山が押し潰される格好で連結部材3の嵌合筒部8に嵌合されることにより、エンコーダ22の嵌合部23が装着部材21を介して連結部材3に対して強固に接合され、操作つまみ1が回動することに追従してエンコーダ22の嵌合部23が回動する構成が実現される。また、エンコーダ22の嵌合部23が装着部材21を介して連結部材3の嵌合筒部8に正常に嵌合された状態では、装着部材21の端面21bはストッパ部11a,11bに当接する。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、嵌合部23の外径が軸受け部24の外径よりも小さく構成されているエンコーダ22に対しても、操作つまみ1が装着部材21を介してエンコーダ22に取付けられることにより、上記した第1の実施形態に記載したものと同様の作用効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
車載ナビゲーション装置の操作つまみに適用する構成に限らず、車載オーディオ装置などの車載機器や車室内のインスツルメントパネルに組み込まれている各種計器の操作つまみに適用する構成であっても良い。
エンコーダの嵌合部の材質が金属であっても良い。
エンコーダの嵌合部や装着部材にあって軸方向に直交する方向の断面形状は、第1の実施形態では連結部材に対するエンコーダの嵌合部の接合強度、第2の実施形態では装着部材に対するエンコーダの嵌合部の接合強度及び連結部材に対する装着部材の接合強度を十分に確保し得ればDカット形状であっても良い。
連結部材の嵌合筒部の内周側に設けられるストッパ部の個数は、1個であっても良いし、3個以上であっても良い。3個以上のストッパ部が設けられる場合には、それら3個以上のストッパ部が周方向に均等配置される構成が望ましい。
連結部材の嵌合筒部の外周側に設けられるリブの個数は、操作部材と連結部材とが一体的にエンコーダ側に向かう方向に移動するときにガタの発生を回避する強度を確保し得れば、7個以下であっても良いし、9個以上であっても良い。その場合、それら複数のリブが周方向に均等配置される構成が望ましい。
本発明の第1の実施形態を示すもので、発明の要部を示す断面図 操作つまみの構成部品が分解されている状態を示す分解斜視図 操作つまみがエンコーダに取付けられている状態を示す縦断斜視図 本発明の第2の実施形態を示すもので、操作つまみの構成部品が分解されている状態を示す分解斜視図 操作つまみが装着部材を介してエンコーダに取付けられている状態を示す縦断斜視図
符号の説明
図面中、1は操作つまみ、2は操作部材、3は連結部材、4はエンコーダ(支持部材)、5は凹部、8は嵌合筒部、10はリブ(補強部)、11a,11bはストッパ部、12a,12bは収容部、13a,13bはスリット、14は嵌合部、14aは端面、15は軸受け部、21は装着部材、21bは端面、22はエンコーダ、23は嵌合部、24は軸受け部である。

Claims (7)

  1. 回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも大きい支持部材に取付けられる操作つまみであって、
    凹部を有する操作部材と、
    前記嵌合部が嵌合される嵌合筒部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ回動軸に向かう径方向に突出すると共に前記嵌合部が前記嵌合筒部に嵌合されている状態で前記支持部材の前記操作部材側の端面に当接するストッパ部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されたときに当該屈曲されたストッパ部を前記嵌合筒部の前記嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に収容する収容部を有する連結部材とを備え、
    前記操作部材が前記連結部材に取付けられると共に前記嵌合部が前記嵌合筒部に嵌合されて前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材に取付けられている状態で、外部から前記支持部材側に向かう方向に前記操作部材に対して所定値以上の荷重が加わったときに、前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて前記収容部に収容され、前記凹部が前記支持部材の前記操作部材側を収容するように前記嵌合筒部が前記嵌合部の外周に沿って軸方向に移動し、前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材側に向かう方向に移動するように構成され
    前記ストッパ部は、複数が周方向に均等配置され、
    前記嵌合筒部にあって前記嵌合部が嵌合される側に軸方向に開口する複数のスリットが形成され、前記複数のストッパ部は、前記スリットが形成されている部位から軸方向に延長した部位に設けられていることを特徴とする操作つまみ。
  2. 回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも小さい支持部材に取付けられる操作つまみであって、
    前記嵌合部に装着され外径が前記軸受け部の外径よりも大きい装着部材と、
    凹部を有する操作部材と、
    前記装着部材が嵌合される嵌合筒部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ回動軸に向かう径方向に突出すると共に前記装着部材が前記嵌合部に装着され且つ前記嵌合筒部に嵌合されている状態で前記支持部材または前記装着部材の前記操作部材側の端面に当接するストッパ部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されたときに当該屈曲されたストッパ部を前記嵌合筒部の前記装着部材の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に収容する収容部を有する連結部材とを備え、
    前記操作部材が前記連結部材に取付けられると共に前記装着部材が前記嵌合部に装着され且つ前記嵌合筒部に嵌合されて前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材に取付けられている状態で、外部から前記支持部材側に向かう方向に前記操作部材に対して所定値以上の荷重が加わったときに、前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて前記収容部に収容され、前記凹部が前記支持部材の前記操作部材側を収容するように前記嵌合筒部が前記装着部材の外周に沿って軸方向に移動し、前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材側に向かう方向に移動するように構成され
    前記ストッパ部は、複数が周方向に均等配置され、
    前記嵌合筒部にあって前記装着部材が嵌合される側に軸方向に開口する複数のスリットが形成され、前記複数のストッパ部は、前記スリットが形成されている部位から軸方向に延長した部位に設けられていることを特徴とする操作つまみ。
  3. 回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも大きい支持部材に取付けられる操作つまみであって、
    凹部を有する操作部材と、
    前記嵌合部が嵌合される嵌合筒部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ回動軸に向かう径方向に突出すると共に前記嵌合部が前記嵌合筒部に嵌合されている状態で前記支持部材の前記操作部材側の端面に当接するストッパ部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されたときに当該屈曲されたストッパ部を前記嵌合筒部の前記嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に収容する収容部を有する連結部材とを備え、
    前記操作部材が前記連結部材に取付けられると共に前記嵌合部が前記嵌合筒部に嵌合されて前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材に取付けられている状態で、外部から前記支持部材側に向かう方向に前記操作部材に対して所定値以上の荷重が加わったときに、前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて前記収容部に収容され、前記凹部が前記支持部材の前記操作部材側を収容するように前記嵌合筒部が前記嵌合部の外周に沿って軸方向に移動し、前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材側に向かう方向に移動するように構成されていることを特徴とする操作つまみ。
  4. 回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも小さい支持部材に取付けられる操作つまみであって、
    前記嵌合部に装着され外径が前記軸受け部の外径よりも大きい装着部材と、
    凹部を有する操作部材と、
    前記装着部材が嵌合される嵌合筒部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ回動軸に向かう径方向に突出すると共に前記装着部材が前記嵌合部に装着され且つ前記嵌合筒部に嵌合されている状態で前記支持部材または前記装着部材の前記操作部材側の端面に当接するストッパ部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されたときに当該屈曲されたストッパ部を前記嵌合筒部の前記装着部材の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に収容する収容部を有する連結部材とを備え、
    前記操作部材が前記連結部材に取付けられると共に前記装着部材が前記嵌合部に装着され且つ前記嵌合筒部に嵌合されて前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材に取付けられている状態で、外部から前記支持部材側に向かう方向に前記操作部材に対して所定値以上の荷重が加わったときに、前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて前記収容部に収容され、前記凹部が前記支持部材の前記操作部材側を収容するように前記嵌合筒部が前記装着部材の外周に沿って軸方向に移動し、前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材側に向かう方向に移動するように構成されていることを特徴とする操作つまみ。
  5. 回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも大きい支持部材に取付けられる操作つまみであって、
    凹部を有する操作部材と、
    前記嵌合部が嵌合される嵌合筒部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ回動軸に向かう径方向に突出すると共に前記嵌合部が前記嵌合筒部に嵌合されている状態で前記支持部材の前記操作部材側の端面に当接するストッパ部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されたときに当該屈曲されたストッパ部を前記嵌合筒部の前記嵌合部の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に収容する収容部を有する連結部材とを備え、
    前記操作部材が前記連結部材に取付けられると共に前記嵌合部が前記嵌合筒部に嵌合されて前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材に取付けられている状態で、外部から前記支持部材側に向かう方向に前記操作部材に対して所定値以上の荷重が加わったときに、前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて前記収容部に収容され、前記凹部が前記支持部材の前記操作部材側を収容するように前記嵌合筒部が前記嵌合部の外周に沿って軸方向に移動し、前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材側に向かう方向に移動するように構成され、
    前記嵌合筒部にあって前記嵌合部が嵌合される側に軸方向に開口するスリットが形成され、前記ストッパ部は、前記スリットが形成されている部位から軸方向に延長した部位に設けられていることを特徴とする操作つまみ。
  6. 回動軸を回動中心として回動可能な嵌合部の外径が軸受け部の外径よりも小さい支持部材に取付けられる操作つまみであって、
    前記嵌合部に装着され外径が前記軸受け部の外径よりも大きい装着部材と、
    凹部を有する操作部材と、
    前記装着部材が嵌合される嵌合筒部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ回動軸に向かう径方向に突出すると共に前記装着部材が前記嵌合部に装着され且つ前記嵌合筒部に嵌合されている状態で前記支持部材または前記装着部材の前記操作部材側の端面に当接するストッパ部、前記嵌合筒部の内周側に設けられ前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されたときに当該屈曲されたストッパ部を前記嵌合筒部の前記装着部材の外周に沿う軸方向への移動を妨げない位置に収容する収容部を有する連結部材とを備え、
    前記操作部材が前記連結部材に取付けられると共に前記装着部材が前記嵌合部に装着され且つ前記嵌合筒部に嵌合されて前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材に取付けられている状態で、外部から前記支持部材側に向かう方向に前記操作部材に対して所定値以上の荷重が加わったときに、前記ストッパ部が径方向から軸方向に屈曲されて前記収容部に収容され、前記凹部が前記支持部材の前記操作部材側を収容するように前記嵌合筒部が前記装着部材の外周に沿って軸方向に移動し、前記操作部材と前記連結部材とが一体的に前記支持部材側に向かう方向に移動するように構成され、
    前記嵌合筒部にあって前記装着部材が嵌合される側に軸方向に開口するスリットが形成され、前記ストッパ部は、前記スリットが形成されている部位から軸方向に延長した部位に設けられていることを特徴とする操作つまみ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載した操作つまみにおいて、
    前記連結部材は、前記嵌合筒部の外周側に設けられ前記嵌合筒部の強度を確保する補強部を有することを特徴とする操作つまみ。
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