JP2010261543A - 振動を伴う機器の支持構造 - Google Patents

振動を伴う機器の支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010261543A
JP2010261543A JP2009114099A JP2009114099A JP2010261543A JP 2010261543 A JP2010261543 A JP 2010261543A JP 2009114099 A JP2009114099 A JP 2009114099A JP 2009114099 A JP2009114099 A JP 2009114099A JP 2010261543 A JP2010261543 A JP 2010261543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
pair
convex portions
columnar
convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009114099A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Shingin
康裕 新銀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2009114099A priority Critical patent/JP2010261543A/ja
Publication of JP2010261543A publication Critical patent/JP2010261543A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制することが可能で、かつ、振動を確実に吸収することが可能な振動を伴う機器の支持構造を提供する。
【解決手段】このファン装置20(振動を伴う機器)の支持構造は、ファン装置20に設けられた固定孔21aに挿入され、軸方向(C方向)に間隔L1を隔てて配置されるとともに外周面から突出するように設けられた弾性変形可能な一対の凸部12を一体的に含むボス部11を備える。そして、ファン装置20の固定孔21aにボス部11が挿入された状態で、弾性変形可能な一対の凸部13間にフレーム21を挟み込んで保持することにより、ファン装置20の振動を吸収するように構成されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、振動を伴う機器の支持構造に関する。
従来、振動を伴う機器の支持構造などが知られている(たとえば、特許文献1〜4参照)。
上記特許文献1には、外部筐体にシャーシを固定する際の支持用ダンパを備えた支持装置が開示されている。この支持装置では、シャーシの取付穴が、外部筐体に設けられた円筒状のボスに対して、ボスの外周面にボスと同軸状に嵌め込まれた弾性材からなる支持用ダンパを介して取り付けられるように構成されている。これにより、シャーシ側の振動が、支持用ダンパによって吸収されるように構成されている。また、上記特許文献1の第6図には、筐体の内側にシャーシを支持するための取付構造が開示されている。このシャーシの取付構造では、シャーシの固定孔を貫通するボルトが、筐体の内壁に凸状に設けられたボス部にネジ留めされるとともに、シャーシが筐体の内壁と所定の間隔を隔てて保持されるように構成されている。すなわち、シャーシと筐体の内壁との間の領域に、ボルトと同軸状に挿入されるとともに一方端部(首部)がシャーシの固定孔に挿入された弾性材からなるダンパが設けられている。この際、ダンパには、シャーシを厚み方向に挟み込む一方端部(首部)の片側の根元から筐体の内壁に向かって湾曲しながら延びる脚部が形成されており、ボルトの締め込み動作に伴ってこの脚部が撓むように構成されている。これにより、筐体の内壁と所定の間隔を隔てて保持されたシャーシ側の振動が、ダンパによって吸収されるように構成されている。
また、上記特許文献2には、空気調和機の筐体にファンモータを固定する際の空気調和機のモータ取付構造が開示されている。この空気調和機のモータ取付構造では、ファンモータのケーシング部分(取付脚)が、筐体の天井面に設けられた円筒状の取付ボスに対して、取付ボスの外周面に取付ボスと同軸状に嵌め込まれた防振ゴムを介して取り付けられるように構成されている。これにより、筐体の天井面に取り付けられたファンモータの発する振動は、防振ゴムによって吸収されるように構成されている。
また、上記特許文献3には、送風路ダクトの端部に取り付けられるファン装置が開示されている。このファン装置では、ケーシング部分(取付脚)が、送風路ダクトの端部に設けられた円筒状の取付ボスに対して、取付ボスの外周面に取付ボスと同軸状に嵌め込まれたゴム製のブッシュ(防振ゴム)を介して取り付けられるように構成されている。これにより、送風路ダクトの端部に取り付けられたファン装置の発する振動は、ブッシュによって吸収されるように構成されている。
また、上記特許文献4には、プリント板支持枠にフライバックトランス(昇圧トランス)を固定する際の取付構造が開示されている。このフライバックトランスの取付構造では、フライバックトランスを構成する固定部材(取り付け脚部)が、プリント板支持枠に設けられた円筒状の取付ボスに対して直に取り付けられてネジ留めされるように構成されている。
特開平11−270625号公報 特開2002−106875号公報 特開2000−27799号公報 実開昭57−193210号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の支持装置では、外部筐体に設けられたボスに、別途支持用ダンパを嵌めこんだ状態でシャーシを取り付けることによりシャーシ側の振動を吸収するため、振動吸収用の支持用ダンパを別途設ける必要がある分、シャーシを外部筐体に取り付ける構造における部品点数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献1の第6図に記載されたシャーシの取付構造では、シャーシの固定孔に別部材として挿入された振動吸収用のダンパが、筐体の内壁に凸状に設けられたボス部に対してボルト締めされた構成を有するため、振動吸収用のダンパを必要とする分、シャーシの取付構造における部品点数が増加するという問題点がある。また、シャーシの振動を吸収するダンパの脚部が、シャーシを厚み方向に挟み込む一方端部(首部)の片側の根元から筐体の内壁に向かってしか設けられていないため、ダンパは、シャーシの振動力のうちシャーシが筐体の内壁に近づく方向の振動力を吸収可能である一方、シャーシが筐体の内壁から遠ざかる方向の振動力を吸収しづらいと考えられる。したがって、シャーシ側の振動を確実に吸収できないという問題点がある。
また、上記特許文献2に記載の空気調和機のモータ取付構造では、筐体の天井面に設けられた取付ボスに、別途防振ゴムを嵌めこんだ状態でファンモータのケーシング部分を取り付けることによりファンモータの発する振動を吸収するため、振動吸収用の防振ゴムを別途設ける必要がある分、モータを筐体に取り付ける構造における部品点数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献3に記載のファン装置では、送風路ダクトの端部に設けられた取付ボスに、別途ブッシュ(防振ゴム)を嵌めこんだ状態でファン装置のケーシング部分を取り付けることによりファン装置の発する振動を吸収するため、振動吸収用のブッシュを別途設ける必要がある分、ファン装置を送風路ダクトに取り付ける構造における部品点数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献4に記載のフライバックトランスの取付構造では、フライバックトランスの固定部材(取り付け脚部)が、プリント板支持枠側の取付ボスに対して直に取り付けられてネジ留めされているため、このフライバックトランスを備えた機器本体が、定常または非定常な機械的振動を受けた場合、フライバックトランスは振動の影響を直接受ける場合があると考えられる。また、このフライバックトランスの取付構造を、フライバックトランス以外の振動を伴う機器などに対する取付構造に適用した場合、機器側の振動が固定部材(取り付け脚部)および取付ボスを介してプリント板支持枠側に直接伝わると考えられる。したがって、上記特許文献4に記載のフライバックトランスの取付構造では、振動の発生源が機器本体の内部であるか外部であるかに関わらず振動を吸収できないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品点数の増加を抑制することが可能で、かつ、振動を確実に吸収することが可能な振動を伴う機器の支持構造を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による振動を伴う機器の支持構造は、振動を伴う機器に設けられた開口部に挿入され、軸方向に所定の間隔を隔てて配置されるとともに外周面から突出するように設けられた弾性変形可能な一対の凸部を一体的に含む柱状部を備え、振動を伴う機器の開口部に柱状部が挿入された状態で、弾性変形可能な一対の凸部間に機器を挟み込んで保持することにより、振動を伴う機器の振動を吸収するように構成されている。
この発明の一の局面による振動を伴う機器の支持構造では、上記のように、振動を伴う機器に設けられた開口部に挿入され、軸方向に所定の間隔を隔てて配置される弾性変形可能な一対の凸部を一体的に含む柱状部を備えるとともに、振動を伴う機器の開口部に柱状部が挿入された状態で、弾性変形可能な一対の凸部間に機器を挟み込んで保持することにより、振動を伴う機器の振動を吸収するように構成することによって、柱状部は、機器の開口部を介して機器を支持するのと同時に、柱状部に一体的に設けられた一対の凸部を利用して機器の振動を吸収するので、機器の支持と振動吸収との両方の機能を柱状部に担わせることができる。これにより、たとえば、機器を支持するために支持部材を設けるとともに、機器の振動を吸収する目的で支持部材とは別に振動吸収部材(防振ゴムなど)を設ける場合と異なり、柱状部が機器の支持部材と振動吸収部材との両方の役割を担う分、振動を伴う機器の支持構造における部品点数の増加を抑制することができる。また、弾性変形可能な一対の凸部間に機器を挟み込んで保持することにより、振動を伴う機器の振動を吸収するように構成することによって、振動を伴う機器は、柱状部の一対の凸部によって機器の両側(たとえば柱状部の軸方向に沿った機器の上面および下面の両面側)から挟み込まれた状態で振動吸収可能に支持されるので、機器の振動力がいずれの方向に作用しても、一対の凸部の双方がこの振動力を吸収することができる。この結果、機器の振動を確実に吸収することができる。
上記一の局面による振動を伴う機器の支持構造において、好ましくは、柱状部は、筒状に形成されることにより、柱状部の内周面に沿ってネジ部材を挿入しながら締め込むことが可能に構成されており、柱状部は、ネジ部材が締め込まれて一対の凸部が互いに対向する側と反対側の端部がネジ部材とともに固定されることにより、柱状部の一対の凸部間に形成される領域が振動を伴う機器の振動を吸収するように構成されている。このように構成すれば、ネジ部材により固定される柱状部の端部に対して、機器を挟み込む柱状部の一対の凸部間の領域を相対的に変位させやすくすることができるので、一対の凸部間の領域を利用して機器の振動を容易に吸収することができる。
この場合、好ましくは、一対の凸部は、機器の開口部に柱状部が挿入された状態で、ネジ部材が柱状部の内周面に沿って締め込まれる際に弾性変形可能な一対の凸部の各々を撓ませることにより、一対の凸部間に機器を挟み込んで保持するように構成されている。このように構成すれば、ネジ部材の締め込み力が凸部の撓み変形に伴う弾性力に置き換えられて凸部に保存されるので、特に機器の振動が柱状部の軸方向に沿った方向に生じた場合においても、機器の振動を効果的に吸収することができる。
上記柱状部が筒状に形成される構成において、好ましくは、一対の凸部間に形成される領域の柱状部の内径は、ネジ部材のネジ部の外径よりも大きく形成されており、一対の凸部間に機器を挟み込んで保持する状態で、一対の凸部間に形成される領域の柱状部が、一対の凸部間に形成される領域の柱状部の内周面とネジ部材のネジ部との間に設けられた隙間を縮める方向に移動することにより、振動を伴う機器の柱状部の軸方向と交差する方向の振動を吸収するように構成されている。このように構成すれば、凸部間の柱状部の内周面とネジ部材のネジ部との間に生じる隙間を利用して、機器の振動が柱状部の軸方向と交差する方向に発生した場合であっても、機器の振動を効果的に吸収することができる。
上記柱状部が筒状に形成される構成において、好ましくは、筒状に形成された柱状部の一対の凸部の肉厚は、一対の凸部以外の柱状部の肉厚よりも小さく形成されている。このように構成すれば、一対の凸部の部分で柱状部の撓み変形をより容易に起こさせることができるので、一対の凸部の部分が撓みやすくなる分、柱状部に機器の振動を適切に吸収させることができる。
上記一の局面による振動を伴う機器の支持構造において、好ましくは、柱状部は、一対の凸部間の距離が、一対の凸部によって挟み込まれる部分の機器の厚み以下であるように構成されている。このように構成すれば、機器を一対の凸部間に挟み込んだ際、機器は確実に一対の凸部の部分と接触するので、機器を確実に一対の凸部間において支持することができる。
上記一の局面による振動を伴う機器の支持構造において、好ましくは、一対の凸部は、柱状部の外周面に沿って周状に形成されている。このように構成すれば、凸部が平面的に見て等方性を有した状態で機器を挟み込むことができるので、柱状部の延びる方向に対して垂直な平面内のあらゆる方向に発生する機器の振動を確実に吸収することができる。
上記一の局面による振動を伴う機器の支持構造において、好ましくは、凸部の表面は、柱状部の延びる軸方向に沿って円弧状に形成されている。このように構成すれば、柱状部の外側面から突出する凸部の表面が柱状部の挿入方向に沿って円弧状に形成されているので、柱状部を機器の開口部に挿入する際、凸部を容易に挿入して機器の開口部に嵌め込むことができる。
上記一の局面による振動を伴う機器の支持構造において、好ましくは、一対の凸部を含む柱状部は、弾性変形可能な樹脂により形成されている。このように構成すれば、樹脂成形により、一対の凸部を一体的に含む柱状部を容易に形成することができる。
上記一の局面による振動を伴う機器の支持構造において、好ましくは、一対の凸部を含む柱状部は、振動を伴う機器が取り付けられる筐体に一体的に設けられたボス部である。このように構成すれば、筐体側に一体的に設けられたボス部(柱状部)によって振動を伴う機器が支持されるので、部品点数を増加させることなく、振動を伴う機器を筐体側に容易に取り付けることができる。
本発明の一実施形態によるファン装置の取付構造を示した分解斜視図である。 図1に示した一実施形態によるファン装置の取付構造に使用されるボス部の構造を示した断面図である。 図1に示した一実施形態によるファン装置の取付構造に使用されるボス部にファン装置を取り付けた状態を示した断面図である。 図1に示した一実施形態によるファン装置の取付構造に使用されるボス部にネジ部材を用いてファン装置を固定した状態を示した断面図である。 図1に示した一実施形態によるファン装置の取付構造よってファン装置の上下方向の振動が吸収される様子を示した断面図である。 図1に示した一実施形態によるファン装置の取付構造よってファン装置の水平方向の振動が吸収される様子を示した断面図である。 図1に示した一実施形態によるファン装置の取付構造よってファン装置の上下方向および水平方向の両方の振動が吸収される様子を示した断面図である。 本発明の第1変形例によるファン装置の取付構造に使用されるボス部の構造を示した断面図である。 本発明の第2変形例によるファン装置の取付構造を示した断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態によるファン装置20の支持構造について説明する。なお、本実施形態では、振動を伴う機器の一例であるファン装置20を機械装置の筐体10に取り付ける際のファン装置20の支持構造に本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態によるファン装置20の支持構造では、図1に示すように、機械装置を構成するポリプロピレンなどからなる樹脂製の筐体10の所定の位置に、2つのネジ部材30を用いてファン装置20が取り付けられるように構成されている。また、ファン装置20と対向する部分の筐体10の側面10aには、外部の空気を筐体10の内部に吸入するための通気孔10bが設けられている。
ここで、本実施形態では、筐体10には、側面10aに対して垂直な方向(C方向)に所定の距離だけ延びる2つのボス部11が筐体10と一体的に形成されている。また、ボス部11は、軸方向(C方向)にボス穴12が設けられた中空の円筒状を有するように形成されている。これにより、ファン装置20のフレーム21に設けられた一様な内径を有する固定孔21a(本実施形態では2箇所を使用する)に、対応する筐体10側の2つのボス部11が各々挿入された状態で、ネジ部材30をボス穴12に挿入して締め込むことにより、ファン装置20(フレーム21)が、筐体10の側面10aとC方向に一定の間隔を隔てて配置されるように構成されている。なお、ボス部11は、本発明の「柱状部」の一例であり、固定孔21aは、本発明の「開口部」の一例である。
また、図1および図2に示すように、ボス部11には、軸方向(C方向)に間隔L1(図2参照)を隔てて配置されるとともにボス部11の外周面から突出する一対の凸部13が一体的に形成されている。また、図2に示すように、一対の凸部13は、ボス部11の延びる軸方向(C方向)に沿って、表面13a(外周面)が円弧を描くような形状を有するように形成されているとともに、ボス部11の外周面に沿って周状に形成されている。すなわち、各々のボス部11は、凸部13の外径d1が凸部13以外のボス部11の外径d2よりも大きく(d1>d2)形成されている。これにより、図3に示すように、フレーム21の固定孔21aにボス部11を一方側(C2側)から挿入してC1方向にスライドさせた場合、一対の凸部13の間の領域11aの位置で、フレーム21が保持されるように構成されている。なお、図2には、ボス部11にネジ部材30が締め込まれる前のボス部11の自然な形状を示している。
また、この状態で、ネジ部材30をボス穴12に挿入してC2方向に締め込むことにより、図4に示すように、一対の凸部13が軸方向(C方向)に撓みながらフレーム21の上面21bおよび下面21cを挟み込むように構成されている。この際、凸部13は、自然状態における外径d1(図3参照)の状態から外径をd4の大きさ(図4参照)に変化させる(d1<d4)ことにより、凸部13の表面13aを、フレーム21の固定孔21aと上面21bとが接する円環状のエッジ部21d、および、固定孔21aと下面21cとが接する円環状のエッジ部21eの各々に接触(当接)させてフレーム21を上下から挟み込むことが可能に構成されている。
なお、図2に示すように、ボス部11は、凸部13の肉厚t1が、凸部13以外のボス部11の肉厚t2よりも薄く(t1<t2)形成されている。これにより、図4に示すように、ネジ部材30のC2方向への締め込みとともに、凸部13をC2方向に容易に撓ませながらフレーム21の上面21bおよび下面21cを挟み込むことが可能に構成されている。
また、本実施形態では、ボス部11は、フレーム21が一対の凸部13間の領域11aに配置された状態(図3参照)において、領域11aの軸方向の長さ(距離L1)(図2参照)が、フレーム21のC方向の厚みt3(図3におけるフレーム21の上面21bから下面21cまでの距離)以下となるように(L1≦t3)形成されている。すなわち、図4に示すように、ネジ部材30がC2方向に締め込まれた状態では、撓み変形した一対の凸部13の各々の表面13aが、フレーム21の上面21b(エッジ部21d)および下面21c(エッジ部21e)にそれぞれ確実に接触してフレーム21を挟み込むことが可能に構成されている。
また、この際、ボス部11と筐体10との接続部分(ボス部11の付け根部分11c)におけるボス穴12の内周面に、ネジ部材30のC2側の先端部30aがネジ溝を切りながら食い込むように構成されるとともに、ネジ部材30のC1側の頭部30bの下面がボス部11のC1側の端部11bに所定の付勢力を有した状態でC2方向に当接するように構成されている。これにより、ボス部11は、軸方向のC1側の端部11bと、C2側の付け根部分11cとの2箇所でネジ部材30により支持されることにより、端部11bおよび付け根部分11cの位置において筐体10に対する相対的な位置変化が起きないように構成されている。
本実施形態では、ボス部11が上述のように構成されることにより、図5に示すように、フレーム21は、弾性変形(撓み変形)可能な一対の凸部13間に挟み込まれて保持されるので、ファン装置20は、ボス部11に保持された状態が保たれつつ、ボス部11の軸方向(C方向)に所定の範囲内(凸部13の撓み変形による変位量の範囲)で移動可能となるように構成されている。すなわち、ボス部11は、ファン装置20が作動する際に生じる縦方向(C1およびC2方向)の振動を、一対の凸部13を弾性変形させながら吸収するように構成されている。なお、図5では、ファン装置20の振動力がC2方向に働いた際にC2側の凸部13が軸方向に縮んで振動力を吸収している状態を示しているが、ファン装置20の振動力がC1方向に働いた際は、C1側の凸部13が軸方向に縮んで振動力を吸収するように構成されている。
また、本実施形態では、図4に示すように、ボス部11は、一対の凸部13間の領域11aにおける内径d3(図3参照)が、ネジ部材30のネジ部30cの外径D1よりも大きく(d3>D1)形成されている。すなわち、ネジ部材30がC2方向に締め込まれた状態では、ネジ部材30のネジ部30cと、ボス部11の領域11aにおける内周面との間に距離L2を有する隙間ができるように構成されている。
これにより、図6に示すように、ファン装置20は、ボス部11に保持された状態が保たれつつ、ボス部11の軸方向と直交する方向(A方向)に隙間を縮めながら所定の範囲内(ボス部11の内径d3(図3参照)とネジ部30cの外径D1との差に相当する距離の範囲(図4に示した距離L2の約2倍の長さの範囲))で移動可能となるように構成されている。すなわち、ボス部11は、ファン装置20が作動する際に生じる横方向(A1およびA2方向)の振動を、一対の凸部13の撓み変形および領域11aの微小なスライド動作を利用して吸収するように構成されている。なお、図6では、ファン装置20の振動力がA1方向に働いた際にボス部11の領域11aがA1側へスライドしている状態を示しているが、ファン装置20の振動力がA2方向に働いた際は、領域11aがA2側へスライドして振動力を吸収するように構成されている。また、図1に示すように、ファン装置20は、A方向のみならずB方向に振動した場合であっても、一対の凸部13の撓み変形および領域11aの微小なスライド動作を利用して、これらの方向(A方向およびB方向)の振動を吸収するように構成されている。
また、ファン装置20に縦方向(C方向)および横方向(A(B)方向)の両方の振動が生じた場合、ボス部11は、ファン装置20の縦方向および横方向の振動を共に吸収することが可能に構成されている。すなわち、図7に示すように、ボス部11は、一対の凸部13を縦方向および横方向に撓み変形させながら凸部13および領域11aを微小にスライドさせてファン装置20の振動を吸収するように構成されている。なお、この状態でも、ボス部11は、軸方向のC1側の端部11bと、C2側の付け根部分11cとの2箇所でネジ部材30により支持されることにより、端部11bおよび付け根部分11cの位置において筐体10に対する相対的な位置変化が起きないように構成されている。
本実施形態では、上記のように、ファン装置20に設けられた固定孔21aに挿入され、軸方向(C方向)に間隔L1を隔てて配置される弾性変形可能な一対の凸部13を一体的に含むボス部11を備えるとともに、ファン装置20の固定孔21aにボス部11が挿入された状態で、一対の凸部13間にフレーム21を挟み込んで保持することにより、ファン装置20の振動を吸収するように構成することによって、ボス部11は、フレーム21の固定孔21aを介してファン装置20を支持するのと同時に、ボス部11に一体的に設けられた一対の凸部13を利用してファン装置20の振動を吸収するので、ファン装置20の支持と振動吸収との両方の機能をボス部11に担わせることができる。これにより、たとえば、ファン装置20(フレーム21)を支持するために支持部材を設けるとともに、ファン装置20(フレーム21)の振動を吸収する目的で支持部材とは別に防振ゴムなどの振動吸収部材を設ける場合と異なり、ボス部11がファン装置20の支持部材と振動吸収部材との両方の役割を担う分、ファン装置20の支持構造における部品点数の増加を抑制することができる。
また、上記のように、弾性変形可能な一対の凸部13間にフレーム21を挟み込んで保持することにより、ファン装置20の振動を吸収することによって、ファン装置20は、ボス部11の一対の凸部13によってフレーム21の上面21bおよび下面21cの両面から挟み込まれた状態で振動吸収可能に支持されるので、ファン装置20の振動力がC1およびC2方向のいずれの方向に作用しても、一対の凸部13の双方がこの振動力を吸収することができる。この結果、ファン装置20の振動を確実に吸収することができる。
また、本実施形態では、ボス部11が中空の筒状に形成されることにより、ボス部11の内周面に沿ってネジ部材30を挿入しながらC2方向に締め込むことが可能に構成されるとともに、ボス部11を、ネジ部材30が締め込まれて一対の凸部13が互いに対向する側と反対側の端部(C1側の端部11bおよびC2側の付け根部分11c)がネジ部材30とともに固定されることにより、ボス部11の一対の凸部13の間に形成される領域11aがファン装置20の振動を吸収するように構成することによって、ネジ部材30により固定されるボス部11の端部(端部11bおよび付け根部分11c)に対して、フレーム21を挟み込むボス部11の一対の凸部13間の領域11aを相対的に変位させやすくすることができるので、一対の凸部13間の領域11aを利用してファン装置20の振動を容易に吸収することができる。
また、本実施形態では、一対の凸部13を、フレーム21の固定孔21aにボス部11が挿入された状態で、ネジ部材30がボス部11の内周面に沿ってC2方向に締め込まれる際に弾性変形可能な一対の凸部13の各々を撓ませることにより、一対の凸部13間にフレーム21を挟み込んで保持するように構成することによって、ネジ部材30のC2方向の締め込み力が、凸部13の撓み変形に伴う弾性力に置き換えられて凸部13に保存されるので、特にファン装置20(フレーム21)の振動がボス部11の軸方向(C方向)に沿った方向に生じた場合においても、ファン装置20の振動を効果的に吸収することができる。
また、本実施形態では、一対の凸部13間に形成される領域11aのボス部11の内径d3を、ネジ部材30のネジ部30cの外径D1よりも大きく(d3>D1)形成するとともに、一対の凸部13間にフレーム21を挟み込んで保持する状態で、一対の凸部13間に形成される領域11aのボス部11が、一対の凸部13間に形成される領域11aのボス部11の内周面とネジ部材30のネジ部30cとの間に設けられた隙間を縮める方向に移動することにより、ファン装置20のボス部11の軸方向と交差する方向(A(B)方向)の振動を吸収することによって、凸部13間のボス部11の内周面とネジ部材30のネジ部30cとの間に生じる隙間を利用して、ファン装置20の振動がボス部11の軸方向と交差する方向(A(B)方向)に発生した場合であっても、ファン装置20の振動を効果的に吸収することができる。
また、本実施形態では、筒状に形成されたボス部11の一対の凸部13の肉厚t1を、一対の凸部13以外のボス部11の肉厚t2よりも薄く(t1<t2)形成することによって、一対の凸部13の部分でボス部11の撓み変形をより容易に起こさせることができるので、一対の凸部13の部分が撓みやすくなる分、ボス部11にファン装置20の振動を適切に吸収させることができる。
また、本実施形態では、ボス部11の一対の凸部13間の距離L1を、一対の凸部13によって挟み込まれる部分のフレーム21の厚みt3以下(L1≦t3)となるように構成することによって、フレーム21を一対の凸部13間に挟み込んだ際、フレーム21のエッジ部21dおよびエッジ部21eは、確実に一対の凸部13の表面13aと接触するので、フレーム21を確実に一対の凸部13間において支持することができる。
また、本実施形態では、一対の凸部13を、ボス部11の外周面に沿って周状に形成することによって、凸部13が平面的に見て等方性を有した状態でフレーム21を挟み込むことができるので、ボス部11の延びる方向(C方向)に対して垂直な平面内のあらゆる方向に発生するフレーム21の振動を確実に吸収することができる。
また、本実施形態では、凸部13の表面13aを、ボス部11の延びる軸方向(C方向)に沿って円弧状に形成することによって、ボス部11の外側面から突出する凸部13の表面13aがボス部11の挿入方向に沿って円弧状に形成されているので、ボス部11をフレーム21の固定孔21aに挿入する際、凸部13を容易に挿入してフレーム21の固定孔21aに嵌め込むことができる。
また、本実施形態では、一対の凸部13を含むボス部11を、弾性変形可能なポリプロピレン樹脂により形成することによって、樹脂成形により、一対の凸部13を一体的に含むボス部11を容易に形成することができる。また、ボス部11の材質が樹脂製であることを利用して、ファン装置20の振動をボス部11に効果的に吸収させることができる。
また、本実施形態では、一対の凸部13を含むボス部11が、ファン装置20が取り付けられる筐体10に一体的に設けられていることによって、筐体10側に一体的に設けられたボス部11によってファン装置20が支持されるので、部品点数を増加させることなく、ファン装置20を筐体10側に容易に取り付けることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、振動を伴う機器の支持構造の一例として、ファン装置20の支持構造に本発明を適用した例について示したが、本発明はこれに限らず、振動を伴う機器であれば、ファン装置以外の、たとえば、回転するモータが設けられたDVD再生装置内のDVDローダ機構部の支持構造や、HDDディスク装置などの支持構造に本発明を適用してもよいし、回転するモータの有無に関わらず、振動を伴う環境下で使用される機器の支持構造に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、ボス部11の一対の凸部13の表面13aを、ボス部11の延びる軸方向(C方向)に沿って円弧状に形成した例を示したが、本発明はこれに限らず、図8の第1変形例に示すボス部51のように、一対の凸部53の表面53aが、ボス部51の延びる軸方向に沿って2つの斜面部53bと1つの平坦部53cとからなる台形状に形成されていてもよい。この第1変形例のように構成しても、ボス部51の外周面から突出する凸部53の表面53aがボス部51の挿入方向に沿ってテーパ状に膨らんでいるので、ボス部51をフレーム21(図1参照)の固定孔21a(図1参照)に挿入する際、凸部53(斜面部53bの部分)を容易に挿入して、フレーム21の固定孔21aに嵌め込むことができる。
また、上記実施形態では、ネジ部30cが軸方向のほぼ全領域に形成されたいわゆる全ネジ状態のネジ部材30を用いてボス穴12にC2方向に締め込んだ例について示したが、本発明はこれに限らず、図9の第2変形例に示すように、軸方向の先端部60aに対応した領域にのみネジ部60cが形成されたネジ部材60を用いて、ボス穴12に締め込むように構成してもよい。この第2変形例のように構成しても、ネジ部材60は先端部60aの部分がボス部11の付け根部分11cの内周面に食い込むので、ボス部11は、軸方向のC1側の端部11bと、C2側の付け根部分11cとの2箇所でネジ部材60により支持されることにより、端部11bおよび付け根部分11cの位置において筐体10に対する相対的な位置変化が起きないように構成することができる。また、ネジ部材60のネジ部が形成されていないストレート部60bと、ボス部11の領域11aにおける内周面との間に生じる隙間(図9における距離L3)を、上記実施形態における隙間の大きさ(図4における距離L2)よりも大きくする(L3>L2)ことができるので、ネジ部材60のストレート部60bとボス部11の内周面との隙間が増える分、ファン装置20の横方向(A(B)方向)の振動をより広範囲に吸収させることができる。
また、上記実施形態では、1つのファン装置20を筐体10に設けられた2つのボス部11を使用して固定した例について示したが、本発明はこれに限らず、1つのファン装置20を3つ以上のボス部を使用して筐体10側に固定してもよい。
また、上記実施形態では、ネジ部材30をボス穴12に締め込むことによって、凸部13を撓ませてフレーム21を挟み込むように構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、たとえば図2に示したボス部11が自然な状態において凸部13の部分でフレーム21を挟み込むように構成してもよい。また、この場合、一対の凸部間にフレーム21が挟み込まれてフレームの振動が吸収されればよいので、凸部を含めたボス部が中空の円筒状に形成されていてもよいし、中空の円筒状ではない円柱状の状態であってもよい。
また、上記実施形態では、ネジ部材30がボス穴12に回転しながら締め込まれるのを利用して、一対の凸部13を軸方向に撓ませながらフレーム21を弾性変形可能に挟み込んだ例について示したが、本発明はこれに限らず、ボス穴12にピン部材などを押し込みながら一対の凸部13を軸方向に撓ませてフレーム21を保持するように構成してもよい。この場合、ボス部11およびピン部材の少なくとも一方に、ピン部材の抜けを抑制するための抜止構造を設けるように構成すればよい。
また、上記実施形態では、ボス部11における凸部13の肉厚t1を凸部13以外のボス部11の肉厚t2よりも薄く形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、凸部13の肉厚と凸部13以外のボス部11の肉厚とが略同じ厚みであるようにボス部を形成してもよい。
また、上記実施形態では、フレーム21の一様な内径を有する固定孔21aにボス部11を挿入した状態で、一対の凸部13がフレーム21の上面21b(エッジ部21d)および下面21c(エッジ部21e)を挟み込んで保持するように構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、内周面に段付き加工(ざぐり加工)が施された固定孔を有するフレームにボス部を挿入してフレーム(ファン装置)を支持するようにしてもよい。この場合、一対の凸部は、固定孔の内部の段が付けられた面(ざぐり面)を上下方向から挟み込むように構成されていればよく、一対の凸部が「ざぐり面」を支持することにより、ボス部はフレーム(ファン装置)の振動を吸収することが可能である。
また、上記実施形態では、一対の凸部13を含むボス部11が筐体10の側面10aに一体的に設けられている例について示したが、本発明はこれに限らず、ボス部を筐体とは別部材として設けるとともに、このボス部を、所定の方法で筐体に固定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ボス部11をポリプロピレン樹脂により形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、凸部13を弾性変形可能に形成することが可能であるならば、ポリプロピレン樹脂以外の、たとえばポリエチレン樹脂などを用いてボス部を形成してもよい。
10 筐体
11、51 ボス部(柱状部)
11a 領域
13、53 凸部
20 ファン装置(振動を伴う機器)
21a 固定孔(開口部)
30、60 ネジ部材
30a、60a 先端部(一対の凸部が互いに対向する側と反対側の端部)
30b 頭部(一対の凸部が互いに対向する側と反対側の端部)

Claims (10)

  1. 振動を伴う機器に設けられた開口部に挿入され、軸方向に所定の間隔を隔てて配置されるとともに外周面から突出するように設けられた弾性変形可能な一対の凸部を一体的に含む柱状部を備え、
    前記振動を伴う機器の開口部に前記柱状部が挿入された状態で、前記弾性変形可能な一対の凸部間に前記機器を挟み込んで保持することにより、前記振動を伴う機器の振動を吸収するように構成されている、振動を伴う機器の支持構造。
  2. 前記柱状部は、筒状に形成されることにより、前記柱状部の内周面に沿ってネジ部材を挿入しながら締め込むことが可能に構成されており、
    前記柱状部は、前記ネジ部材が締め込まれて前記一対の凸部が互いに対向する側と反対側の端部が前記ネジ部材とともに固定されることにより、前記柱状部の前記一対の凸部間に形成される領域が前記振動を伴う機器の振動を吸収するように構成されている、請求項1に記載の振動を伴う機器の支持構造。
  3. 前記一対の凸部は、前記機器の開口部に前記柱状部が挿入された状態で、前記ネジ部材が前記柱状部の内周面に沿って締め込まれる際に前記弾性変形可能な一対の凸部の各々を撓ませることにより、前記一対の凸部間に前記機器を挟み込んで保持するように構成されている、請求項2に記載の振動を伴う機器の支持構造。
  4. 前記一対の凸部間に形成される領域の前記柱状部の内径は、前記ネジ部材のネジ部の外径よりも大きく形成されており、
    前記一対の凸部間に前記機器を挟み込んで保持する状態で、前記一対の凸部間に形成される領域の柱状部が、前記一対の凸部間に形成される領域の柱状部の内周面と前記ネジ部材のネジ部との間に設けられた隙間を縮める方向に移動することにより、前記振動を伴う機器の前記柱状部の軸方向と交差する方向の振動を吸収するように構成されている、請求項2または3に記載の振動を伴う機器の支持構造。
  5. 筒状に形成された前記柱状部の前記一対の凸部の肉厚は、前記一対の凸部以外の前記柱状部の肉厚よりも小さく形成されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の振動を伴う機器の支持構造。
  6. 前記柱状部は、前記一対の凸部間の距離が、前記一対の凸部によって挟み込まれる部分の前記機器の厚み以下であるように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の振動を伴う機器の支持構造。
  7. 前記一対の凸部は、前記柱状部の外周面に沿って周状に形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動を伴う機器の支持構造。
  8. 前記凸部の表面は、前記柱状部の延びる軸方向に沿って円弧状に形成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の振動を伴う機器の支持構造。
  9. 前記一対の凸部を含む前記柱状部は、弾性変形可能な樹脂により形成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の振動を伴う機器の支持構造。
  10. 前記一対の凸部を含む柱状部は、前記振動を伴う機器が取り付けられる筐体に一体的に設けられたボス部である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の振動を伴う機器の支持構造。
JP2009114099A 2009-05-11 2009-05-11 振動を伴う機器の支持構造 Pending JP2010261543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114099A JP2010261543A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 振動を伴う機器の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114099A JP2010261543A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 振動を伴う機器の支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010261543A true JP2010261543A (ja) 2010-11-18

Family

ID=43359792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009114099A Pending JP2010261543A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 振動を伴う機器の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010261543A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102904128A (zh) * 2011-07-26 2013-01-30 富泰华工业(深圳)有限公司 连接组件及带有该连接组件的电子装置
JP2019073987A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 富士ゼロックス株式会社 送風装置および画像形成装置
EP4257833A1 (en) * 2022-04-04 2023-10-11 Aptiv Technologies Limited Multifunctional plastic snapping mounting system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102904128A (zh) * 2011-07-26 2013-01-30 富泰华工业(深圳)有限公司 连接组件及带有该连接组件的电子装置
JP2019073987A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 富士ゼロックス株式会社 送風装置および画像形成装置
US11174876B2 (en) 2017-10-12 2021-11-16 Fujifilm Business Innovation Corp. Blower
JP7230325B2 (ja) 2017-10-12 2023-03-01 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置
EP4257833A1 (en) * 2022-04-04 2023-10-11 Aptiv Technologies Limited Multifunctional plastic snapping mounting system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090060682A1 (en) Screw assembly with vibration-absorbing member
US20100039766A1 (en) Shockproofing module and assembly of the shockproofing module and an electronic device carrier case
KR20140071432A (ko) 방진 클램프
WO2019088109A1 (ja) 固定構造
JP2010261543A (ja) 振動を伴う機器の支持構造
JP2015014216A (ja) ファンモータの振動抑制機構を備えたファンカバー、およびモータ駆動装置
JP5653284B2 (ja) 防振プロテクター
JP2013026028A (ja) ダイヤル型スイッチ装置
JP5052429B2 (ja) 振動吸収構造及びこれを備える表示装置
US20100180285A1 (en) Shaft supporting structure and optical disc apparatus including the same
JP2014070717A (ja) 取付構造及び表示装置
JP6565959B2 (ja) 電子機器用支持脚及び電子機器
JP2008082239A (ja) 圧縮機の支持装置
JP2011241973A (ja) 緩衝具、光源装置及び表示装置
JP2011074886A (ja) ファンモータ支持部材と空気調和機
KR101818344B1 (ko) 차량의 트랜스미션 케이블을 위한 그로멧 어셈블리
WO2011145349A1 (ja) 記憶装置取り付けブラケット
JP2007298154A (ja) 防振架台ならびに該防振架台に用いられる防振具
JP2010173400A (ja) ワイヤハーネス用のクランプおよびワイヤハーネスの車両配索構造
KR101845413B1 (ko) 차량용 동흡진기의 구조
JP2010283254A (ja) ファンユニットの保持部材
JP2004031501A (ja) 電子機器の取付け構造
JP2009281513A (ja) 緩衝構造及びこれを備える表示装置
JP2007162792A (ja) フレキシブルフライホィール装置
JP2015040591A (ja) 防振装置