JP2011074886A - ファンモータ支持部材と空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファンモータの騒音・振動を抑えるファンモータ支持部材を提供する。
【解決手段】ファンモータ1の円周部7に形成された複数のファンモータ突出部8に連結される防振部材A4と、前記ファンモータ1の軸心方向に設けられた円筒状の軸心方向突出部6に連結される防振部材B5と、前記防振部材A4を保持するファンケース突出部11と前記防振部材B5を保持する円筒部9を有し前記ファンモータ1を収容するファンケース2と、前記ファンケース2と対向する方向から前記ファンケース2に収容された前記ファンモータ1を覆うファンカバー3からなり、前記防振部材B5を円錐状でかつ筒状に形成したもので、防振部材B5の誤挿入を防止し、ファンモータ1の振動による騒音を低減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】ファンモータ1の円周部7に形成された複数のファンモータ突出部8に連結される防振部材A4と、前記ファンモータ1の軸心方向に設けられた円筒状の軸心方向突出部6に連結される防振部材B5と、前記防振部材A4を保持するファンケース突出部11と前記防振部材B5を保持する円筒部9を有し前記ファンモータ1を収容するファンケース2と、前記ファンケース2と対向する方向から前記ファンケース2に収容された前記ファンモータ1を覆うファンカバー3からなり、前記防振部材B5を円錐状でかつ筒状に形成したもので、防振部材B5の誤挿入を防止し、ファンモータ1の振動による騒音を低減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ファンモータを支持するファンモータ支持部材と、それを用いた空気調和機に関する。
両側に回転軸を軸支する軸受部を有するファンモータを支持する従来のファンモータ支持部材として、大径部と小径部とからなる段付円筒状のキャップと、環状の防振部材と、両側に防振部材を保持する保持部を備え前記ファンモータを収容するファンケーシングとからなり、前記キャップの大径部側をファンモータの軸受部に被着する一方、小径部の外周に環状の防振部材を装着し、さらにこの防振部材をファンケーシングの保持部で保持するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来のファンモータ支持部材の構成では、ファンモータの両側の軸受部に被着される防振部材の寸法バラツキが大きいため、ファンモータを収容するファンケーシングに挿入し難く、ファンモータが傾いて取付けられ、ファンモータの軸心が所定位置からズレやすくなり、騒音・振動の増大を招くといった課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決し、防振部材の挿入性を改善し、ファンモータの騒音・振動をより抑えることができるファンモータ支持部材と、騒音、振動の少ない空気調和機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明のファンモータ支持部材は、ファンモータの円周部に形成された複数のファンモータ突出部に連結される防振部材Aと、前記ファンモータの軸心方向に設けられた円筒状の軸心方向突出部に連結される防振部材Bと、前記防振部材A、Bを保持する保持部を有し前記ファンモータを収容するファンケースと、前記ファンケースと対向する方向から前記ファンケースに収容された前記ファンモータを覆うファンカバーからなり、前記防振部材Bを円錐状でかつ筒状に形成したもので、防振部材Bの誤挿入を防止し、ファンモータの振動による騒音を低減することができる。
また、本発明の空気調和機は、ファンモータと、請求項1〜4のいずれか1項に記載されたファンモータ支持部材を備え、前記ファンモータを、前記ファンモータ支持部材で支持したもので、振動や騒音の小さい空気調和機を提供することができる。
本発明のファンモータ支持部材は、軸受部に装着される防振部材を円錐状でかつ筒状に形成することにより、ファンモータの挿入性を改善し、ファンモータの軸心が所定位置からズレることを防止することにより、ファンモータの振動により発生する騒音を抑制することができる。
第1の発明は、ファンモータの円周部に形成された複数のファンモータ突出部に連結される防振部材Aと、前記ファンモータの軸心方向に設けられた円筒状の軸心方向突出部に連結される防振部材Bと、前記防振部材A、Bを保持する保持部を有し前記ファンモータを収容するファンケースと、前記ファンケースと対向する方向から前記ファンケースに収容された前記ファンモータを覆うファンカバーからなり、前記防振部材Bを円錐状でかつ筒状に形成したもので、防振部材Bの誤挿入を防止し、ファンモータの振動による騒音を低減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の防振部材Bの外周に複数の防振突起を形成し、その防振突起を軸心方向突出部の内壁に当接させたもので、防振部材Bと軸心方向突出部の内壁との接触面積が小さくなり、しかもファンモータからの振動が複数の防振突起により吸収されるため、ファンケースへの振動の伝達を、より効果的に抑制することができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の防振部材Bの軸心方向突出部の否挿入側内側に円周状のリング突起を形成したもので、組立作業で発生する防振部材Bの誤挿入を確実に防止することができる。
第4の発明は、特に、第2又は第3の発明の防振突起又は/及びリング突起を、防振部材Bに一体に形成したもので、防振突起やリング突起を同時に形成することができるので、製造コストを低減させることができる。
第5の発明にかかる空気調和機は、ファンモータと、請求項1〜4のいずれか1項に記載のファンモータ支持部材を備え、前記ファンモータを、前記ファンモータ支持部材で支持したもので、振動や騒音の小さい空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるファンモータ支持部材とそれにより支持されたファンモータの断面図、図2は、同ファンモータ支持部材の防振部材Aの断面図、図3は、同ファンモータ支持部材の防振部材Bの正面図と断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1におけるファンモータ支持部材とそれにより支持されたファンモータの断面図、図2は、同ファンモータ支持部材の防振部材Aの断面図、図3は、同ファンモータ支持部材の防振部材Bの正面図と断面図である。
図1において、本実施の形態におけるファンモータ支持部材は、ファンケース2と、ファンカバー3と、ファンモータ1の円周部の径方向外側に所定ピッチで突出して配設されたファンモータ突出部8に連結される防振部材A4と、ファンモータ1の軸心方向に突出して設けられた円筒状の軸心方向突出部6に連結される防振部材B5とから成る。
防振部材A4、防振部材B5のそれぞれは、ファンモータ1の振動を吸収可能な材質で形成されている。ここで、振動を吸収可能な材質としては、例えば、ゴムや樹脂等が挙げ
られる。また、材質としてゴムが採用された場合、ゴムは、ファンモータ1に合わせて変形可能な硬度を有する。ゴムの硬度としては、例えば約35度が挙げられる。
られる。また、材質としてゴムが採用された場合、ゴムは、ファンモータ1に合わせて変形可能な硬度を有する。ゴムの硬度としては、例えば約35度が挙げられる。
ファンケース2は、中央部に円筒部9を、円周部にファンケース突出部11をそれぞれ備えている。
円筒部9には、軸心方向突出部6に連結された防振部材B5が差込まれる。ファンケース突出部11には、ファンモータ突出部8に連結された防振部材A4が差込まれる。すなわち、ファンケース2の円筒部9は、防振部材B5を保持する保持部、ファンケース突出部11は、防振部材A4を保持する保持部として機能している。
このように、ファンモータ1は、防振部材A4と防振部材B5の複数の防振部材を介してファンケース2により保持されるようになっている。
ファンケースカバー3は、ファンケース2と対向する方向から、ファンケース2に収容されたファンモータ1を覆い、ファンモータ1と防振部材A4と防振部材B5を保持し、ファンケース2からファンモータ1が脱落するのを防止する構成としている。
図2に示すように、防振部材A4は、ファンモータ1の円周部7と略一致した円弧状の形状に形成されている。防振部材A4は、空洞部10を有し、空洞部10は、ファンモータ1の円周部7の径方向外側に所定ピッチで突出して配設されたファンモータ突出部8に嵌め込むことにより、ファンモータ1と防振部材A4を連結するようになっている。
図3に示すように、防振部材B5は、円筒部9の内面と防振部材B5との接触面積を小さくし、摩擦抵抗を低減させるため、ファンケース2の円筒部9内部の先端に向かって順次縮径する円錐状の筒形状を有している。防振部材B5は、軸心方向突出部6に嵌め込むことにより、軸心方向突出部6と防振部材B5は連結される。このように、防振部材B5を円錐状の筒形状にすることにより、挿入性の改善が図られ、ファンモータ1の軸心が所定位置からズレることを防止し、ファンモータ1の振動により発生する騒音を確実に抑制できる。
図4は、防振部材B5の他の例を示す正面図と断面図で、図4に示すように、防振部材B5の外周部に複数の防振突起12を形成し、円筒部9の内面にその防振突起12の先端を当接させるようにすれば、円筒部9の内面と防振部材B5との接触面積を小さくし、摩擦抵抗を低減させることが可能となる。また、ファンモータ1からの振動は、複数の防振突起12により吸収されるため、その振動をファンケース2に伝達するのを、より効果的に抑制することができる。
図5は、防振部材B5の他の例を示す正面図と断面図で、図5に示すように、軸心方向突出部6に否挿入側の防振部材B5の内側に、円周状のリング突起12を形成し、そのリング突起12の内径寸法を、軸心方向突出部6の外形寸法より小さくするようにすれば、組立作業で発生する防振部材B5の誤挿入を防止することができる。
また、防振部材B5に設ける防振突起12やリング突起13は、例えばゴム等の同じ材質で形成される。これにより、防振突起12やリング突起13を同時に形成することができ、製造コストを低減させることができる。
以上のように、本発明に係るファンモータ支持部材は、例えば空気調和機の室内ファンモータなどのように、振動が生じるファンモータにおいて、ファンモータの振動を抑え異
音の発生を抑制することができるもので、空気調和機に限らず、ファンモータを有する各種機器に適用できる。
音の発生を抑制することができるもので、空気調和機に限らず、ファンモータを有する各種機器に適用できる。
1 ファンモータ
2 ファンケース
3 ファンカバー
4 防振部材A
5 防振部材B
6 軸心方向突出部
7 円周部
8 ファンモータ突出部
9 円筒部(保持部)
10 空洞部
11 ファンケース突出部(保持部)
12 防振突起
13 防振リング
2 ファンケース
3 ファンカバー
4 防振部材A
5 防振部材B
6 軸心方向突出部
7 円周部
8 ファンモータ突出部
9 円筒部(保持部)
10 空洞部
11 ファンケース突出部(保持部)
12 防振突起
13 防振リング
Claims (5)
- ファンモータの円周部に形成された複数のファンモータ突出部に連結される防振部材Aと、前記ファンモータの軸心方向に設けられた円筒状の軸心方向突出部に連結される防振部材Bと、前記防振部材A、Bを保持する保持部を有し前記ファンモータを収容するファンケースと、前記ファンケースと対向する方向から前記ファンケースに収容された前記ファンモータを覆うファンカバーからなり、前記防振部材Bを円錐状でかつ筒状に形成したファンモータ支持部材。
- 防振部材Bの外周に複数の防振突起を形成し、その防振突起を軸心方向突出部の内壁に当接させた請求項1に記載のファンモータ支持部材。
- 防振部材Bの軸心方向突出部の否挿入側内側に円周状のリング突起を形成した請求項1又は2に記載のファンモータ支持部材。
- 防振突起又は/及びリング突起を、防振部材Bに一体に形成した請求項2又は3に記載のファンモータ支持部材。
- ファンモータと、請求項1〜4のいずれか1項に記載のファンモータ支持部材を備え、前記ファンモータを、前記ファンモータ支持部材で支持した空気調和機。
支持部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009229444A JP2011074886A (ja) | 2009-10-01 | 2009-10-01 | ファンモータ支持部材と空気調和機 |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011074886A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102954568A (zh) * | 2011-08-18 | 2013-03-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 电机固定结构及具有该电机固定结构的空调器 |
JP2018136087A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | シャープ株式会社 | モータ押さえ機構、空気調和機 |
JPWO2020255381A1 (ja) * | 2019-06-21 | 2020-12-24 | ||
JP2021055963A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
DE112021008557T5 (de) | 2021-12-28 | 2024-10-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Wärmetauscher-Einheit und Klimaanlage |
-
2009
- 2009-10-01 JP JP2009229444A patent/JP2011074886A/ja active Pending
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CN102954568B (zh) * | 2011-08-18 | 2015-12-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 电机固定结构及具有该电机固定结构的空调器 |
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JP7265628B2 (ja) | 2019-06-21 | 2023-04-26 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機の室内機 |
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JP7048900B2 (ja) | 2019-09-30 | 2022-04-06 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
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