JP2018136087A - モータ押さえ機構、空気調和機 - Google Patents

モータ押さえ機構、空気調和機 Download PDF

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Abstract

【課題】モータで発生する振動を十分に低減する。【解決手段】本発明の一態様に係るモータ押さえ機構は、モータ固定部材(21)が、モータ固定位置と、モータ離脱可能位置とに移動可能であり、モータ固定部材(21)とモータ(12)本体との間に形成される隙間が、当該モータ固定部材(21)の位置が上記モータ固定位置から上記モータ離脱可能位置まで移動する間、0.1mm〜0.7mmの範囲で維持されている。【選択図】図2

Description

本発明は、モータを押さえるモータ押さえ機構に関する。
一般的なエアコンにおいて、送風ファンのファンモータは、メンテナンスを考慮して、室内機の筐体側のモータ受け部に着脱自在に収容されている。このように、ファンモータがモータ受け部に収容された状態では、ファンモータの駆動時に発生する振動が筐体側に伝達され、室内機から不快な音を発生させる。
そこで、特許文献1には、ファンモータをモータ受け部とモータカバーとで囲まれたモータ収容部に防振ゴム等の防振材を介して着脱自在に取り付けた空気調和機が開示されている。
特開2012−172852号公報(2012年9月10日公開)
しかしながら、上述のような従来技術においては、ファンモータの駆動時に発生する振動を低減する余地があった。
本発明の一態様は、モータで発生する振動を十分に低減することのできるモータ押さえ機構を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るモータ押さえ機構は、機器に装着されたモータを押さえるモータ押さえ機構であって、上記モータが上記機器に装着された状態でモータを固定するモータ固定部材を備え、上記モータ固定部材は、上記モータの上記機器への固定を維持した状態にするためのモータ固定位置と、上記モータの上記機器からの離脱を可能な状態にするためのモータ離脱可能位置とに移動可能であり、上記モータ固定部材と上記モータ本体との間に形成される隙間は、当該モータ固定部材の位置が上記モータ固定位置から上記モータ離脱可能位置までの間、0.1mm〜0.7mmの範囲で維持されていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、モータの振動の発生を十分に低減することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るエアコンのクロスフローファンを露出させた状態を示す概略斜視図である。 図1に示すA部分の拡大図である。 図2に示すモータ押さえ機構の概略構成を示す斜視図である。 図3に示すモータ押さえ機構のガイド部の概略構成を示す斜視図である。 図1に示すエアコンにおいて、モータ押さえ機構のモータ固定部材がモータ離脱可能位置に移動した状態を示す概略斜視図である。 図5に示すB部分の拡大図である。 図2に示すモータ押さえ機構における、モータ固定部材とモータ本体との隙間、モータ固定部材とキャビネットとの隙間について説明する図である。 本発明の実施形態2に係るモータ押さえ機構の概略斜視図である。 図8のCC線矢視断面図である。 図8に示すモータ押さえ機構のガイド部がゴム部を上から押さえ込む状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態3に係るモータ押さえ機構のガイド部の概略斜視図である。 図11に示すモータ固定部材をモータ押さえ機構に適応した例を示す概略斜視図である。 図12のDD線矢視断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、本実施形態では、機器としてエアコンの室内機を例に説明する。
(エアコンの概要)
図1は、エアコンの室内機(機器)1の前面パネルを取り外し、クロスフローファン11とその駆動用のモータ12を露出した状態であって、モータ押さえ機構20によってモータ12がキャビネット(筐体)13の所定の位置で固定された状態を示す概略斜視図である。
モータ12は、ファンモータからなり、図1に示すように、室内機1の背面を構成しているキャビネット13に着脱可能に搭載され、当該キャビネット13に搭載されたクロスフローファン11を駆動する。
モータ12は、キャビネット13に着脱可能に搭載されているため、室内機1のメンテナンス時にはキャビネット13から取り外すことができるようになっている。このように、モータ12の取り外しを容易にするために、当該モータ12とキャビネット13との間には適当な隙間を形成する必要がある。特に、モータ12の駆動軸14(図2)に直交し、クロスフローファン11側とは反対側の面12aと、この面12aに対向するキャビネット13の端部の面13aとの間には適当な隙間を形成する必要がある。
しかしながら、上記の隙間が形成されることにより、モータ12は、クロスフローファン11の駆動時に自身の回転による振動でキャビネット13の所定の位置からずれる虞がある。このような場合、クロスフローファン11の回転が適切に行われないだけでなく、キャビネット13全体が振動し、騒音が発生する虞がある。
このようなモータ12の駆動時の振動を抑えるために、本実施形態では、室内機のキャビネット13に、モータ押さえ機構20を搭載している。
(モータ押さえ機構)
図2は、図1に示すモータ付近の要部を拡大した図である。
モータ押さえ機構20は、図2に示すように、キャビネット13に搭載されたモータ12を固定するモータ固定部材21を備えている。
モータ固定部材21は、上述した隙間、すなわち、モータ12の駆動軸14に直交し、クロスフローファン11側とは反対側の面12aと、この面12aに対向するキャビネット13の端部の面13aとの間に生じる隙間に入り込むようにしてモータ12をキャビネット13の所定の位置に固定するようになっている。
図3は、モータ固定部材21によるモータ12を固定している状態を示す図である。
モータ固定部材21は、図3に示すように、モータ12の駆動軸14の形成面とは反対側の面13aの保護用のゴム部15の表面15aを押さえることにより、当該モータ12をキャビネット13の所定の位置に固定するようになっている。
図4の(a)〜(c)は、モータ固定部材21の概略構成を示す図である。
モータ固定部材21は、図4に示すように、一端部に回転軸22、他端部に把持部23、中央部にモータ12を押さえるためのガイド部24が形成された構造となっている。
回転軸22は、キャビネット13に固定する共に、ガイド部24がモータ固定位置とモータ離脱可能位置とに移動するように、モータ固定部材21を回転させる回転軸となる。
把持部23は、ユーザがモータ固定部材21を回転させる際の把手となる。つまり、ユーザは、把持部23を把持することにより、回転軸22を中心として、モータ固定部材21を回転させる。把持部23は、断面略U字状の可撓性を有する板状部材からなり、ユーザが把持部23を把持すると、把持力に応じて内側に撓み、把持力が無くなると元の状態に戻るようになっている。
ガイド部24は、モータ12のゴム部15の表面15aに接触する接触面24aを有している。接触面24aは、モータ固定部材21がモータ固定位置に移動したときに、ゴム部15の表面15aに接触するように形成されている。
モータ固定部材21は、さらに、ガイド部24がモータ12のゴム部15の表面15aに接触するモータ固定位置まで回転したとき、当該モータ固定位置に固定するための固定用ツメ25がキャビネット13側に突出するように形成されている。この固定用ツメ25は、キャビネット13の図示しない係合部に係合することで、モータ固定部材21をモータ固定位置で固定し、当該モータ固定部材21が回転しないようにする。
なお、固定用ツメ25は、把持部23の外側面に形成されている。この把持部23は、上述したように、ユーザによって把持されると内側に撓むため、固定用ツメ25も内側に移動する。従って、モータ固定部材21がモータ固定位置で固定されている状態、すなわち固定用ツメ25がキャビネット13の係合部に係合した状態で、ユーザによって把持部23が把持されると、当該把持部23が内側に撓み、固定用ツメ25とキャビネット13の係合部への係合が解除される。その後、ユーザが把持部23を把持しながらモータ固定部材21を回転させることで、モータ固定位置からモータ離脱可能位置まで、ガイド部24を移動させる。
図5は、モータ押さえ機構20のモータ固定部材21がモータ離脱可能位置に移動した状態を示す概略斜視図である。図6は、図5の要部を拡大した図である。
モータ押さえ機構20は、上述のように、ユーザによってモータ固定部材21を回転させることで、図1および図2に示す、モータ固定部材21がモータ12を固定するためのモータ固定位置から、図5および図6に示す、モータ固定部材21がモータ12が離脱可能なモータ離脱可能位置に移動させる機能を実現している。
(モータ固定部材21の詳細)
図7の(a)(b)は、モータ固定部材21とモータ12本体との隙間、モータ固定部材21とキャビネット13との隙間について説明する図である。
図7に示すように、モータ固定部材21とモータ12本体との間に形成される隙間Xは、図7に示すように、0.1mm〜0.7mmの範囲に設定されている。この隙間Xは、モータ固定部材21がモータ固定位置(図7の(a))からモータ離脱可能位置(図7の(b))まで回転する間、維持される。ここで、モータ固定部材21とモータ12本体との隙間Xとは、例えばモータ固定部材21のガイド部24においてモータ12に対向する面24bと、モータ12のゴム部15が形成された面12aとの間に形成される隙間をいう。要するに、モータ固定部材21がモータ12に対向する面と、当該モータ12がモータ固定部材21と対向する面との間に形成される隙間が、0.1mm〜0.7mmの範囲に設定されていればよい。
このように、モータ固定部材21とモータ12本体との間に形成される隙間Xが、当該モータ固定部材21の位置がモータ固定位置からモータ離脱可能位置までの間、0.1mm〜0.7mmの範囲で維持されていることで、モータ固定部材21は安定してモータ固定位置とモータ離脱可能位置に移動することができる。つまり、モータ固定部材21は、モータ12本体側に近づくように傾いたり、遠ざかるように傾いたりすることなく、モータ固定位置とモータ離脱可能位置を移動することができる。
上記の隙間Xが0.1mmよりも小さい場合には、モータ固定部材21とモータ12本体とが接触する虞がある。また、上記の隙間Xが0.7よりも大きい場合、モータ固定部材21が移動中に傾く虞がある。
これにより、モータ固定部材21が傾いてモータ固定位置とモータ離脱可能位置を移動することに起因する種々の問題、例えばモータ固定部材21がモータ12本体側に傾くことにより、当該モータ固定部材21がモータ固定位置に移動する際に、モータ12本体に必要以上な力で接触して、当該モータ12を保護するためにモータ12本体に設けられたゴム部15を挟み込んでしまい、モータ12を固定するための適切な位置に移動できないという問題、すなわちモータ固定部材21によってモータ12をキャビネット13の所定位置に適切に固定できないという問題は生じない。つまり、モータ固定部材21によってモータ12を室内機1内のキャビネット13の所定位置に確実に固定することができる。
また、モータ固定部材21がモータ固定位置に移動したときに、当該モータ固定部材21とキャビネット13との間に形成される隙間Yは、0.1mm〜0.5mmの範囲に設定されている。ここで、モータ固定部材21とキャビネット13の間に形成される隙間Yとは、例えばモータ固定部材21のガイド部24のキャビネット13と対向する面24cと、キャビネット13のモータ固定部材21のガイド部24に対向する面13aとの間に形成される隙間をいう。要するに、モータ固定部材21がキャビネット13に対向する面と、当該キャビネット13がモータ固定部材21と対向する面との間に形成される隙間Yが、0.1mm〜0.5mmの範囲に設定されていればよい。
上記の隙間Yが0.1mmよりも小さい場合、モータ固定部材21がキャビネット13に接触する虞があり、上記の隙間Yが0.5よりも大きい場合、モータ固定部材21が移動中に傾く虞がある。
このように、モータ固定部材21がモータ固定位置に移動したときに、当該モータ固定部材21と、モータ12のキャビネット13の装着側とは反対側の当該キャビネット13との間に形成される隙間Yは、0.1mm〜0.5mmの範囲であることで、モータ固定時には、モータ固定部材21とモータ12本体との間に形成される隙間Xも、0.1mm〜0.7mmの範囲と狭くなる。このように、モータ固定時に、モータ固定部材21の両サイドに形成される隙間X・Yを意図的に狭めているため、モータ固定部材21が両サイドに傾くことなく真っ直ぐに固定することが可能となる。
このように、モータ固定時に、モータ固定部材21の両サイドに狭い隙間が形成されているため、モータ12の振動がモータ固定部材21を介してキャビネット13に伝わりにくくなる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図8は、本実施形態に係るモータ押さえ機構20によってモータ12を固定したときの状態を示す図である。
図9は、図8のCC線矢視断面を示す図である。
前記実施形態1では、モータ固定時に、モータ固定部材21のガイド部24がモータ12のゴム部15の表面15aに接触する例について説明したが、本実施形態では、モータ固定部材21に、モータ12のゴム部15の表面15aを押さえ込むゴム押さえ部26がガイド部24の接触面24aに形成されている例について説明する。
モータ12のゴム部15は、厚みが2mm程度と薄く、図8に示すように、裏面15bがモータ12の面12aの形状に合わせて密着することで、表面15aが2段形状(第1表面15a1,第2表面15a2)となっている。従って、ゴム押さえ部26は、図9に示すように、ゴム部15の段差に合わせた形状に形成され、当該ゴム部26を表面15a側から確実に抑え込む構造となっている。例えばゴム押さえ部26は、モータ固定位置において、図10に示すように、ゴム部15の表面15aの1段目の第1表面15a1、2段目の第2表面面15a2を同時に上から押さえ込む形状となっている。
なお、図9において、ゴム押さえ部26がゴム部15の表面15aに接触しているときの、当該ゴム押さえ部26とゴム部15の表面15aの第1表面15a1と第2表面15a2bとの間の段差部とゴム押さえ部26の隙間Zは、0.1mm〜0.5mmの範囲に設定される。
上記の隙間Zが0.1mmよりも小さい場合、ゴム押さえ部26がゴム部15に接触し、当該ゴム部15がめくれる虞があり、上記の隙間Zが0.5よりも大きい場合、ゴム押さえ部26がゴム部15から離れて、モータ固定部材21が移動中に傾く虞がある。
このように、モータ固定部材21に、モータ固定位置に移動したときに、モータ12本体のゴム部15の表面15aを押さえこむゴム押さえ部26が設けられていることで、ゴム部15がモータ12本体からめくれて離脱するのを防止することができる。
以下の実施形態3では、ゴム部15がモータ12本体から離脱するのをより確実に防止するための構成について説明する。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図11の(a)〜(c)は、本実施形態に係るモータ固定部材31の概略を示す図である。
図12は、図11に示すモータ固定部材31をモータ12のモータ押さえ機構30に適応した例を示す図である。
図13は、図12のDD線矢視断面を示す図である。
モータ固定部材31は、図11に示すように、ガイド部34の内面の接触面34aに、リブ(突起部)36が3つ形成されている。なお、モータ固定部材31において、回転軸32,把持部33,ガイド部34、接触面34a,固定用ツメ35は、前記実施形態1,2のモータ固定部材21の回転軸22,把持部23,ガイド部24、接触面24a,固定用ツメ25に対応し、同等の機能を有している。このため、これらの部についての詳細な説明は省略する。
このように、ガイド部34の接触面34aに3つのリブ36が形成されていることで、図12に示すように、モータ固定部材31がモータ固定位置にあるとき、図13に示すように、当該接触面34aに形成された3つのリブ36によってゴム部15の表面15aが押さえられる。これにより、ガイド部34によりゴム部15の表面15aの押さえ込み時、リブ36とリブ36との間にゴム部15の表面15aの一部が入り込むので、モータ固定部材31とゴム部15の表面15aとの固定を安定させることができる。つまり、モータ固定時に、モータ固定部材31のぶれが少なく、この結果、当該モータ固定部材31によるモータ12のキャビネット13への固定をより確実に行うことできる。
また、接触面34aが円弧状としたとき、3つのリブ36は、当該円弧の中心から各リブ36に伸びる直線を45°間隔にして当該接触面34aに形成するのが好ましい。但し、上記の角度45°に限定されるものではない。リブの数が4つであれば角度30°、リブの数が7つであれば、角度15°であってもよいし、そのほかの角度であってもよい。
なお、リブ36の数は、上記の例のように3つに限定されるものではなく、2つ以上であればよく、好まし数は3〜5個であるが、5個よりも多くてもよい。また、リブ36の形状についても特に限定するものではない。
〔変形例〕
前記実施形態3において、固定用のリブ36は、モータ固定部材31の接触面34a側に設けられているが、ゴム部15の表面15aに設けてもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るモータ押さえ機構は、機器(室内機1)に装着されたモータ12を押さえるモータ押さえ機構20であって、上記モータ12が上記機器(室内機1)に装着された状態でモータ12を固定するモータ固定部材21を備え、上記モータ固定部材21は、上記モータ12の上記機器(室内機1)への固定を維持した状態にするためのモータ固定位置と、上記モータ12の上記機器(室内機1)からの離脱を可能な状態にするためのモータ離脱可能位置とに移動可能であり、上記モータ固定部材21と上記モータ12本体との間に形成される隙間は、当該モータ固定部材21の位置が上記モータ固定位置から上記モータ離脱可能位置までの間、0.1mm〜0.7mmの範囲で維持されていることを特徴としている。
上記構成によれば、上記モータ固定部材と上記モータ本体との間に形成される隙間が、当該モータ固定部材の位置が上記モータ固定位置から上記モータ離脱可能位置までの間、0.1mm〜0.7mmの範囲で維持されていることで、モータ固定部材は安定して上記モータ固定位置とモータ離脱可能位置に移動することができる。つまり、モータ固定部材は、モータ本体側に近づくように傾いたり、遠ざかるように傾いたりすることなく、モータ固定位置とモータ離脱可能位置を移動することができる。
これにより、モータ固定部材が傾いてモータ固定位置とモータ離脱可能位置を移動することに起因する種々の問題、例えばモータ固定部材がモータ本体側に傾くことにより、当該モータ固定部材がモータ固定位置に移動する際に、モータ本体に接触して、当該モータの振動を防止するたにモータ本体に設けられたゴム部を挟み込んでしまい、モータを固定するための適切な位置に移動できないという問題、すなわちモータ固定部材によってモータを機器の所定位置に固定できないという問題は生じない。つまり、モータ固定部材によってモータを機器の所定位置に確実に固定することができる。
従って、モータを機器の所定位置に確実に固定されることで、モータ本体のゴム部を適切な位置で押さえこむことになるので、モータで発生する振動を十分に低減できるという効果を奏する。
本発明の態様2に係るモータ押さえ機構は、上記態様1において、上記モータ固定部材21が上記モータ固定位置に移動したときに、当該モータ固定部材21と上記モータ12本体との隙間とは反対側の、当該モータ固定部材21と上記機器(室内機1)の筐体(キャビネット13)との間に形成される隙間は、0.1mm〜0.5mmの範囲であることが好ましい。
上記構成によれば、モータ固定部材がモータ固定位置に移動したときに、当該モータ固定部材と、モータの機器の装着側とは反対側の当該機器の筐体との間に形成される隙間は、0.1mm〜0.5mmの範囲であることで、モータ固定時には、モータ固定部材と上記モータ本体との間に形成される隙間も、0.1mm〜0.7mmの範囲と狭くなる。このように、モータ固定時に、モータ固定部材の両サイドに形成される隙間を意図的に狭めているため、モータ固定部材が両サイドに傾くことなく真っ直ぐに固定することが可能となる。
このように、モータ固定時に、モータ固定部材の両サイドに狭い隙間が形成されていることで、モータで発生する振動を十分に低減できるので、当該モータで発生する振動はモータ固定部材を介して機器の筐体に伝わりにくくなる。
本発明の態様3に係るモータ押さえ機構は、上記態様1または2において、上記モータは、モータ12本体の一部がゴムで覆われたゴム部15を有し、上記モータ固定部材21は、上記モータ固定位置に移動したときに、上記ゴム部15の表面15aを押さえこむゴム押さえ部26が設けられていてもよい。
上記構成によれば、モータ固定部材に、モータ固定位置に移動したときに、モータ本体の位置のゴム部の表面を押さえこむゴム押さえ部が設けられていること、ゴム部がモータ本体からめくれて離脱するのを防止することができる。
本発明の態様4に係るモータ押さえ機構は、上記態様3において、上記ゴム押さえ部26は、上記ゴム部15の表面15aを押さえる側に、少なくとも2つの突起部(リブ36)が形成されていてもよい。
上記構成によれば、上記ゴム押さえ部に、上記ゴム部の表面を押さえる側に、少なくとも2つの突起部が形成されていることで、当該ゴム押さえ部がゴム部の表面を押さえるとき、突起部によってゴム部の表面が押さえられる。これにより、ゴム押さえ部によりゴム部の表面の押さえ込み時、突起部と突起部との間にゴムが入り込むので、モータ固定部材とゴム部の表面とを面で固定させる場合よりも、モータ固定部材とゴム部の表面との固定を安定させることができる。つまり、モータ固定時に、モータ固定部材のぶれが少なく、この結果、当該モータ固定部材によるモータの機器への固定をより確実に行うことできるという効果を奏する。
本発明の態様5に係るモータ押さえ機構は、上記態様3または4において、上記ゴム部15は、上記ゴム押さえ部26によって押さえられる面に、少なくとも2つの突起部が形成されていてもよい。
上記構成によれば、本発明の態様3または4と同様の効果を奏する。
本発明の態様6に係る空気調和機は、送風ファンとファンモータとを備え、上記ファンモータを押さえる上記態様1〜5の何れか1態様に記載のモータ押さえ機能を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、本発明の態様1〜5と同様の効果を奏する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 室内機(機器)
11 クロスフローファン
12 モータ
13 キャビネット
14 駆動軸
15 ゴム部
15a 表面
15a1 第1表面
15a2 第2表面
15b 裏面
20 モータ押さえ機構
21 モータ固定部材
22 回転軸
23 把持部
24 ガイド部
24a 接触面
25 固定用ツメ
26 ゴム部
30 モータ押さえ機構
31 モータ固定部材
32 回転軸
33 把持部
34 ガイド部
34a 接触面
35 固定用ツメ
36 リブ(突起部)

Claims (6)

  1. 機器に装着されたモータを押さえるモータ押さえ機構であって、
    上記モータが上記機器に装着された状態でモータを固定するモータ固定部材を備え、
    上記モータ固定部材は、上記モータの上記機器への固定を維持した状態にするためのモータ固定位置と、上記モータの上記機器からの離脱を可能な状態にするためのモータ離脱可能位置とに移動可能であり、
    上記モータ固定部材と上記モータ本体との間に形成される隙間は、当該モータ固定部材の位置が上記モータ固定位置から上記モータ離脱可能位置まで移動する間、0.1mm〜0.7mmの範囲で維持されていることを特徴とするモータ押さえ機構。
  2. 上記モータ固定部材が上記モータ固定位置に移動したときに、当該モータ固定部材と上記モータ本体との隙間とは反対側の、当該モータ固定部材と上記機器の筐体との間に形成される隙間は、0.1mm〜0.5mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載のモータ押さえ機構。
  3. 上記モータは、モータ本体の一部がゴムで覆われたゴム部を有し、
    上記モータ固定部材は、上記モータ固定位置に移動したときに、上記ゴム部の表面を押さえこむゴム押さえ部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ押さえ機構。
  4. 上記ゴム押さえ部は、上記ゴム部の表面を押さえる側に、少なくとも2つの突起部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のモータ押さえ機構。
  5. 上記ゴム部は、上記ゴム押さえ部によって押さえられる面に、少なくとも2つの突起部が形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のモータ押さえ機構。
  6. 上記モータが装着される機器は、空気調和機であり、
    請求項1〜5の何れか1項に記載のモータ押さえ機構を備えたことを特徴とする空気調和機。
JP2017031399A 2017-02-22 2017-02-22 モータ押さえ機構、空気調和機 Pending JP2018136087A (ja)

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