JP5460363B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP5460363B2
JP5460363B2 JP2010023485A JP2010023485A JP5460363B2 JP 5460363 B2 JP5460363 B2 JP 5460363B2 JP 2010023485 A JP2010023485 A JP 2010023485A JP 2010023485 A JP2010023485 A JP 2010023485A JP 5460363 B2 JP5460363 B2 JP 5460363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
outer peripheral
inner peripheral
circumferential direction
circumferential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010023485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011166855A (ja
Inventor
史生 福野
弘平 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2010023485A priority Critical patent/JP5460363B2/ja
Priority to US13/012,076 priority patent/US8310116B2/en
Priority to DE102011000309.6A priority patent/DE102011000309B8/de
Priority to CN201110036282.7A priority patent/CN102170213B/zh
Priority to KR1020110010369A priority patent/KR101362361B1/ko
Priority to GB1101901.5A priority patent/GB2477641B/en
Publication of JP2011166855A publication Critical patent/JP2011166855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5460363B2 publication Critical patent/JP5460363B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ブラシレスモータに関する。
特許文献1には、ステータの周方向に沿って環状に形成された防振部材を備えたブラシレスモータが開示されている。このブラシレスモータにおいて、防振部材には、センターピースに形成された外周凸部と係止された内周凹部と、ステータに形成された第一内周凸部、第二内周凸部とそれぞれ係止された第一外周凹部、第二外周凹部とが形成されている。
特開2008−259407号公報(図8参照)
しかしながら、上記特許文献1に記載のブラシレスモータにおいて、防振部材には、隣り合う一対の内周凹部の間に第一外周凹部、第二外周凹部がそれぞれ形成されている。従って、この防振部材においては、内周凹部と第一外周凹部又は第二外周凹部との間に形成された緩衝部の体積が不足する虞がある。よって、防振性能を向上させるためには、改善の余地がある。
また、このようなステータとセンターピースとの間に防振部材を備え、センターピースに対してステータを弾性支持させる構造を有するブラシレスモータにおいては、センターピースに対するステータのバランスが保たれることが望まれる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、防振性能を向上させることができるブラシレスモータを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、センターピースに対してステータのバランスを保つことができるブラシレスモータを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のブラシレスモータは、回転軸部材と、前記回転軸部材に支持されたロータと、前記回転軸部材を支持する円筒支持部と、それぞれ前記円筒支持部から径方向外側に突出する複数の外周凸部と、を有するセンターピースと、前記円筒支持部の径方向外側に環状に構成され、それぞれ内周部から径方向内側に突出すると共に隣り合う一対の前記外周凸部の中央部に形成された複数の内周凸部を有するステータと、それぞれ前記ステータと前記円筒支持部との径方向間で且つ隣り合う一対の前記外周凸部の間に配置されると共に、弾性体により構成され、且つ、前記ステータの内周部と対向する円弧状の外周部と、前記外周部の周方向両側に形成され少なくとも一部が前記外周凸部と前記ステータの周方向に係止された一対の周方向端部と、前記外周部に形成され前記内周凸部と前記ステータの周方向に係止された外周凹部と、を有する複数の防振部材と、を備えている。
このブラシレスモータによれば、ステータとセンターピースとの間には、複数の防振部材が配置されている。そして、各防振部材に形成された外周凹部は、ステータに形成された内周凸部とステータの周方向に係止され、また、この各防振部材に形成された周方向端部の少なくとも一部は、センターピースに形成された外周凸部とステータの周方向に係止されている。従って、ステータに振動が生じた場合でも、この振動が防振部材によって吸収されるので、この振動がセンターピースに伝達されることを抑制することができる。
ここで、ステータの内周凸部は、隣り合う一対の外周凸部の中央部に形成されており、この内周凸部と係止された防振部材の外周凹部は、この防振部材の外周部における周方向の中央部に形成されている。従って、この防振部材においては、外周凹部と周方向端部との間に形成された緩衝部の体積を従来に比して増加させることができるので、防振性能を向上させることができる。
請求項2に記載のブラシレスモータは、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記外周凸部が、前記ステータの径方向に互いにずれて形成された主係止部及び副係止部を有し、前記周方向端部が、前記主係止部と前記ステータの周方向に係止された主被係止部と、前記副係止部と前記ステータの周方向に離間して形成され、前記ステータから前記防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値以上である状態では、前記副係止部と前記ステータの周方向に係止される副被係止部とを有する構成とされている。
このブラシレスモータによれば、ステータから防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値未満である状態(低負荷状態)では、外周凸部の副係止部と防振部材の副被係止部とがステータの周方向に互いに離間され、外周凸部の主係止部と防振部材の主被係止部とがステータの周方向に係止される。従って、この状態では、防振部材のバネ定数が低くなるので、防振部材によって低周波の振動が吸収される。
一方、ステータから防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値以上である状態(高負荷状態)では、外周凸部の主係止部と防振部材の主被係止部とがステータの周方向に係止されることに加えて、外周凸部の副係止部と防振部材の副被係止部とがステータの周方向に係止される。従って、この状態では、防振部材のバネ定数が高くなるので、防振部材によって高周波の振動が吸収される。
このように、ステータから防振部材に対して作用する荷重に応じて、防振部材のバネ定数を変化させることで、より広い回転数領域に亘って振動を効果的に吸収することができる。
請求項3に記載のブラシレスモータは、請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記ステータが、前記複数の内周凸部としての複数の第一内周凸部と、それぞれ内周部から径方向内側に突出すると共に、隣り合う前記第一内周凸部と前記外周凸部との間に前記ステータの周方向に沿って延在された複数の第二内周凸部と、を有し、前記防振部材が、前記外周凹部としての第一外周凹部と、前記外周部に形成され前記第二内周凸部の延在方向に亘って前記第二内周凸部と前記ステータの軸方向に係止された第二外周凹部とを有する構成とされている。
このブラシレスモータによれば、ステータに形成された第二内周凸部は、ステータの周方向に沿って延在されており、防振部材に形成された第二外周凹部は、第二内周凸部の延在方向に亘って第二内周凸部とステータの軸方向に係止されている。従って、ステータと防振部材との係止面(受け面)が拡大されているので、センターピースに対するステータの位置精度と保持強度を向上させることができる。これにより、センターピースに対してステータのバランスを保つことができる。
請求項4に記載のブラシレスモータは、請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、前記第一内周凸部に、前記ステータの径方向内側に突出する突起部が形成され、前記第一外周凹部に、前記突起部と前記ステータの軸方向に係止された溝部が形成された構成とされている。
このブラシレスモータによれば、第一内周凸部及び第一外周凹部には、ステータの軸方向に係止された突起部と溝部がそれぞれ形成されており、ステータと防振部材との係止面(受け面)がさらに拡大されている。従って、センターピースに対するステータの位置精度と保持強度をより一層向上させることができる。
請求項5に記載のブラシレスモータは、請求項3又は請求項4に記載のブラシレスモータにおいて、前記防振部材が、前記ステータの周方向における前記外周凸部と前記第二内周凸部との間に介在されたストッパ部を有する構成とされている。
このブラシレスモータによれば、ステータの周方向における外周凸部と第二内周凸部との間には、ストッパ部が介在されているので、外周凸部と第二内周凸部との干渉による騒音発生を抑制することができる。
請求項6に記載のブラシレスモータは、請求項5に記載のブラシレスモータにおいて、前記外周凸部が、前記第二内周凸部に対する前記ステータの径方向内側に形成された主係止部と、前記主係止部に対する前記ステータの径方向外側に形成され前記第二内周凸部と前記ステータの周方向に対向された副係止部と、を有し、前記周方向端部が、前記主係止部と前記ステータの周方向に係止された主被係止部と、前記副係止部と前記ステータの周方向に離間して形成され、前記ステータから前記防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値以上である状態では、前記副係止部と前記ステータの周方向に係止される副被係止部と、を有し、前記ストッパ部が、前記ステータの周方向における前記副係止部と前記第二内周凸部との間に介在された構成とされている。
このブラシレスモータによれば、ステータから防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値未満である状態(低負荷状態)では、外周凸部の副係止部と防振部材の副被係止部とがステータの周方向に互いに離間され、外周凸部の主係止部と防振部材の主被係止部とがステータの周方向に係止される。従って、この状態では、防振部材のバネ定数が低くなるので、防振部材によって低周波の振動が吸収される。
一方、ステータから防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値以上である状態(高負荷状態)では、外周凸部の主係止部と防振部材の主被係止部とがステータの周方向に係止されることに加えて、外周凸部の副係止部と防振部材の副被係止部とがステータの周方向に係止される。従って、この状態では、防振部材のバネ定数が高くなるので、防振部材によって高周波の振動が吸収される。
このように、ステータから防振部材に対して作用する荷重に応じて、防振部材のバネ定数を変化させることで、より広い回転数領域に亘って振動を効果的に吸収することができる。
しかも、上述のように、ステータから防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値以上となり、副係止部と副被係止部とが係止されている状態では、この副係止部と第二内周凸部との間に介在されたストッパ部によっても振動を吸収することができる。従って、高負荷状態における防振性能をより一層向上させることができる。
請求項7に記載のブラシレスモータは、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータが、前記ステータに対する径方向外側に配置されると共に前記回転軸部材の周方向に沿って設けられたロータマグネットを有し、前記円筒支持部が、前記回転軸部材を回転可能に支持する軸受を収容する軸受収容部を有し、前記ロータマグネットの内周部と前記ステータの外周部との間隔をS1、前記外周凸部と前記ステータの内周部との間隔をS2、前記軸受収容部と前記内周凸部との間隔をS3とした場合に、S1>S2、又は、S1>S3を満足する構成とされている。
このブラシレスモータによれば、ロータの回転時にロータマグネットの内周部とステータの外周部が振動等によって接触しようとしても、間隔S1よりも間隔S2又は間隔S3の方が狭く設定されているので、ロータマグネットの内周部とステータの外周部とが接触するよりも先に、外周凸部とステータの内周部とが当接されるか、又は、軸受収容部と内周凸部とが当接される。これにより、これらがストッパとしての機能を果たすので、ロータマグネットの内周部とステータの外周部とが接触することを抑制することができる。
請求項8に記載のブラシレスモータは、請求項7に記載のブラシレスモータにおいて、前記間隔S1、前記間隔S2、及び、前記間隔S3が、S1>S2、且つ、S1>S3を満足する構成とされている。
このブラシレスモータによれば、ロータマグネットの内周部とステータの外周部とが接触するよりも先に、外周凸部とステータの内周部との当接状態、及び、軸受収容部と内周凸部との当接状態を得ることができる。これにより、ロータマグネットの内周部とステータの外周部とが接触することをより効果的に抑制することができる。
請求項9に記載のブラシレスモータは、請求項8に記載のブラシレスモータにおいて、前記間隔S2及び前記間隔S3が、S2=S3を満足する構成とされている。
このブラシレスモータによれば、ロータマグネットの内周部とステータの外周部とが接触するよりも先に、外周凸部とステータの内周部との当接状態、及び、軸受収容部とステータの内周部との当接状態を同時に得ることができる。これにより、ロータマグネットの内周部とステータの外周部とが接触することをさらに効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの側面断面図である。 図1に示されるステータコア、複数の防振部材、センターピースの要部拡大平面図である。 図1に示されるステータコア及びセンターピースの要部拡大斜視図であって、複数の防振部材の図示を省略した図である。 図1に示される防振部材の平面図である。 図1に示される防振部材の側面図である。 図1に示される防振部材をステータコア及びセンターピースに組み付けた状態を示す要部拡大平面図である。 図6の要部拡大平面断面図である。 図6の要部拡大平面図である。 図8に示されるステータコア、センターピース、防振部材の組付状態を示す要部拡大側面図である。 図1に示されるブラシレスモータの要部拡大図である。 図8に示される主係止部、副係止部、主被係止部、副被係止部の変形例を示す要部拡大平面図である。
以下、図面に基づき、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示されるブラシレスモータ10は、例えば、乗用自動車等の車両に搭載されたブロワモータ等のファンモータとして好適に用いられるものであり、モータハウジング12と、エンドハウジング14と、モータ本体16とを主要な構成として備えている。
モータハウジング12とエンドハウジング14とは、一体に組み付けられており、その内部には、モータ本体16が収容されている。モータ本体16は、ステータ18と、ロータ20と、回転軸部材22と、センターピース24と、複数の防振部材26とを有して構成されている。
ステータ18は、ステータコア28と、複数のステータコイル30を有して構成されている。ステータコア28は、放射状に形成された複数のティース部28Aを有しており、複数のステータコイル30は、複数のティース部28Aにそれぞれ巻装されている。なお、ステータコア28は、図1において詳しく図示されていないが、積層コアと、この積層コアの表面に装着されたインシュレータとを有する構成とされている。
ロータ20は、ロータハウジング32と、ロータマグネット34とを有して構成されている。ロータハウジング32は、有底筒状に形成されており、このロータハウジング32の底部32Aの中央部には、筒状の嵌合部32Bが形成されている。この嵌合部32Bには、回転軸部材22の長手方向中央部が嵌合されており、これにより、ロータ20は、回転軸部材22と一体に回転されるようになっている。
また、ロータマグネット34は、回転軸部材22の周方向に沿って設けられると共にロータハウジング32の外筒部32Cの内周面に固着されており、上述のステータコア28(ティース部28A)に対する径方向内側に対向して配置されている。そして、このブラシレスモータ10では、ステータ18に回転磁界が発生すると、ステータ18とロータマグネット34との間に作用する吸引力及び反発力によってロータ20が回転される構成とされている。
センターピース24は、センターピース本体36と、キャップ38とを有して構成されている。センターピース本体36は、エンドハウジング14に一体的に組み付けられており、その中央部には、ステータ18の軸方向に延びる円筒部40が形成されている。この円筒部40には、その中心部に軸方向に沿って貫通する圧入孔42が形成されている。一方、キャップ38には、筒状の挿入部44が形成されており、この挿入部44が圧入孔42に圧入されることにより、キャップ38は、円筒部40に一体的に組み付けられている。なお、このキャップ38及び円筒部40は、本発明における円筒支持部を構成している。
また、挿入部44には、軸方向に貫通する貫通孔46が形成されており、この貫通孔46には、回転軸部材22が挿通されている。さらに、キャップ38及び円筒部40には、軸受収容部48,49がそれぞれ形成されており、この軸受収容部48,49には、軸受50,51がそれぞれ収容されている。そして、回転軸部材22は、この軸受50,51によって回転可能に支持されている。また、回転軸部材22の先端側は、モータハウジング12の底部32Aに形成された開口32Dを通じて外部に突出されており、図示しない外部駆動機構等と接続されるようになっている。
各防振部材26は、センターピース24に対してステータ18を弾性支持するためのものであり、例えばゴム等の弾性体により構成されている。この防振部材26と、ステータコア28と、円筒部40との組付構造については、次の通りとされている。
すなわち、図2,図3に示されるように、円筒部40の外周部40Aには、それぞれ径方向外側に突出する複数の外周凸部52が形成されている。
一方、ステータコア28の中心部には、円筒部40の径方向外側に環状に構成されたコア本体部54が形成されており、このコア本体部54の内周部54Aには、それぞれ径方向内側に突出する複数の第一内周凸部56が形成されている。この複数の第一内周凸部56と、上述の複数の外周凸部52とは、ステータ18の周方向に等間隔に設けられており、各第一内周凸部56は、隣り合う一対の外周凸部52の中央部に形成されている。
また、各第一内周凸部56には、ステータ18の径方向内側に突出する突起部58が形成されている。さらに、コア本体部54の内周部54Aには、それぞれ径方向内側に突出する複数の第二内周凸部60が形成されている。この第二内周凸部60は、隣り合う第一内周凸部56と外周凸部52との間にステータ18の周方向に沿って延在する突条に形成されている。
この第二内周凸部60及び上述の突起部58は、第一内周凸部56よりもステータコア28の軸方向に薄い構成とされており、コア本体部54におけるステータコア28の軸方向の中央部に形成されている。
各防振部材26は、図2に示されるように、コア本体部54と円筒部40との径方向間で、且つ、隣り合う一対の外周凸部52の間に配置されている。各防振部材26には、コア本体部54の内周部54Aと対向する円弧状の外周部26Aが形成されており、外周部26Aの周方向両側には、周方向端部62が形成されている(図4,図5も参照)。
また、図6,図7に示されるように、外周部26Aの周方向の中央部には、第一外周凹部64が形成されており、この第一外周凹部64には、溝部66が形成されている。さらに、この第一外周凹部64に対する両側には、長溝状の第二外周凹部68がそれぞれ形成されている。
そして、図6,図7に示されるように、防振部材26がコア本体部54と円筒部40との径方向間で、且つ、隣り合う一対の外周凸部52の間に配置された状態では、第一外周凹部64は、第一内周凸部56とステータ18の周方向に係止され、第二外周凹部68は、第二内周凸部60の延在方向に亘って第二内周凸部60とステータ18の軸方向に係止され、溝部66は、突起部58とステータ18の軸方向に係止されている。
また、図7,図8に示されるように、上述の外周凸部52における周方向端部62と対向する側壁部には、主係止部52A及び副係止部52Bが形成されている。主係止部52Aは、第二内周凸部60に対するステータ18の径方向内側に形成されており、副係止部52Bは、主係止部52Aに対するステータ18の径方向外側に形成され、第二内周凸部60とステータ18の周方向に対向されている。
一方、上述の各周方向端部62には、主被係止部62A及び副被係止部62Bが形成されている。主被係止部62Aは、防振部材26の内周部26B側に形成されており、副被係止部62Bは、主被係止部62Aに対して防振部材26の外周部26A側に形成されている。また、この副被係止部62Bは、主被係止部62Aに対して外周部26Aの周方向内側にオフセットされている。
そして、防振部材26がコア本体部54と円筒部40との径方向間で、且つ、隣り合う一対の外周凸部52の間に配置された状態では、主被係止部62Aは、主係止部52Aとステータ18の周方向に係止され、副被係止部62Bは、副係止部52Bとステータ18の周方向に離間されている。
また、この防振部材26では、ステータ18から防振部材26に対して作用する荷重が予め想定された値以上である状態では、防振部材26が弾性変形されて、副被係止部62Bが副係止部52Bとステータ18の周方向に係止されるように、その弾性率や副被係止部62Bと副係止部52Bとの間の隙間等が適切に設定されている。なお、上述の予め想定された値とは、ブラシレスモータ10の設計時に適宜設定されるものである。
さらに、この防振部材26には、図7,図8に示されるように、ステータ18の周方向における副係止部52Bと第二内周凸部60との間にストッパ部70が形成されている(図9も参照)。
なお、このブラシレスモータ10では、図10に示されるように、ロータマグネット34の内周部34Aとステータコア28(ティース部28A)の外周部28Bとの間隔をS1、外周凸部52とステータコア28の内周部28Cとの間隔をS2、軸受収容部48と第一内周凸部56との間隔をそれぞれS3とした場合に、S1>S2、又は、S1>S3を満足する構成とされている。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
このブラシレスモータ10によれば、図2に示されるように、ステータ18とセンターピース24との間には、複数の防振部材26が配置されている。そして、各防振部材26に形成された第一外周凹部64は、ステータ18に形成された第一内周凸部56とステータ18の周方向に係止され、また、この各防振部材26に形成された周方向端部62は、センターピース24に形成された外周凸部52とステータ18の周方向に係止されている。従って、ステータ18に振動が生じた場合でも、この振動が防振部材26によって吸収されるので、この振動がセンターピース24に伝達されることを抑制することができる。
ここで、第一内周凸部56は、隣り合う一対の外周凸部52の中央部に形成され、この第一内周凸部56と係止された第一外周凹部64は、防振部材26の外周部26Aにおける周方向の中央部に形成されている。従って、図4〜図7に示されるように、この防振部材26においては、第一外周凹部64と周方向端部62との間に形成された緩衝部72の体積を従来に比して増加させることができるので、防振性能を向上させることができる。
また、このブラシレスモータ10によれば、ステータ18から防振部材26に対して作用する荷重が予め想定された値未満である状態(低負荷状態)では、副係止部52Bと副被係止部62Bとがステータ18の周方向に互いに離間され、主係止部52Aと主被係止部62Aとがステータ18の周方向に係止される。従って、この状態では、防振部材26のバネ定数が低くなるので、防振部材26によって低周波の振動が吸収される。
一方、ステータ18から防振部材26に対して作用する荷重が予め想定された値以上である状態(高負荷状態)では、主係止部52Aと主被係止部62Aとがステータ18の周方向に係止されることに加えて、副係止部52Bと副被係止部62Bとがステータ18の周方向に係止される。従って、この状態では、防振部材26のバネ定数が高くなるので、防振部材26によって高周波の振動が吸収される。
このように、ステータ18から防振部材26に対して作用する荷重に応じて、防振部材26のバネ定数を変化させることで、より広い回転数領域に亘って振動を効果的に吸収することができる。
しかも、このブラシレスモータ10によれば、ステータ18に形成された第二内周凸部60は、ステータ18の周方向に沿って延在されており、防振部材26に形成された第二外周凹部68は、第二内周凸部60の延在方向に亘って第二内周凸部60とステータ18の軸方向に係止されている。従って、ステータ18と防振部材26との係止面(受け面)が拡大されているので、センターピース24に対するステータ18の位置精度と保持強度を向上させることができる。これにより、センターピース24に対してステータ18のバランスを保つことができる。
特に、第一内周凸部56及び第一外周凹部64には、ステータ18の軸方向に係止された突起部58と溝部66がそれぞれ形成されており、ステータ18と防振部材26との係止面(受け面)がさらに拡大されている。従って、センターピース24に対するステータ18の位置精度と保持強度をより一層向上させることができる。
また、このブラシレスモータ10によれば、ステータ18の周方向における副係止部52Bと第二内周凸部60との間には、ストッパ部70が介在されているので、副係止部52B(外周凸部52)と第二内周凸部60との干渉による騒音発生を抑制することができる。
しかも、上述のように、ステータ18から防振部材26に対して作用する荷重が予め想定された値以上となり、副係止部52Bと副被係止部62Bとが係止されている状態では、この副係止部52Bと第二内周凸部60との間に介在されたストッパ部70によっても振動を吸収することができる。従って、高負荷状態における防振性能をより一層向上させることができる。
また、図10に示されるように、このブラシレスモータ10によれば、ロータ20の回転時にロータマグネット34の内周部34Aとステータコア28の外周部28Bが振動等によって接触しようとしても、間隔S1よりも間隔S2又は間隔S3の方が狭く設定されているので、ロータマグネット34の内周部34Aとステータコア28の外周部28Bとが接触するよりも先に、外周凸部52とステータコア28の内周部28Cとが当接されるか、又は、軸受収容部48と第一内周凸部56とが当接される。これにより、これらがストッパとしての機能を果たすので、ロータマグネット34の内周部34Aとステータコア28の外周部28Bとが接触することを抑制することができる。
なお、この場合に、間隔S1、間隔S2、及び、間隔S3が、S1>S2、且つ、S1>S3を満足する構成とされていると、ロータマグネット34の内周部34Aとステータコア28の外周部28Bとが接触するよりも先に、外周凸部52とステータコア28の内周部28Cとの当接状態、及び、軸受収容部48と第一内周凸部56との当接状態を得ることができる。これにより、ロータマグネット34の内周部34Aとステータコア28の外周部28Bとが接触することをより効果的に抑制することができる。
特に、間隔S2及び間隔S3が、S2=S3を満足する構成とされていると、ロータマグネット34の内周部34Aとステータコア28の外周部28Bとが接触するよりも先に、外周凸部52とステータコア28の内周部28Cとの当接状態、及び、軸受収容部48と第一内周凸部56との当接状態を同時に得ることができる。これにより、ロータマグネット34の内周部34Aとステータコア28の外周部28Bとが接触することをさらに効果的に抑制することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、主被係止部62Aと副被係止部62Bとは、段差を有して形成されていたが、主被係止部62Aと副被係止部62Bとは、互いに連続する平面状に形成されると共に、ステータ18の径方向外側に向かうに従って周方向端部62から離れるように、ステータ18の径方向に対して傾斜する傾斜面によって形成されていても良い。
また、上記実施形態では、主係止部52Aと副係止部52Bとが互いに連続する平面状に形成され、副被係止部62Bが副係止部52Bと離間されるように主被係止部62Aと副被係止部62Bとが段差を有して形成されていたが、次のように形成されていても良い。
すなわち、図11に示されるように、主被係止部62Aと副被係止部62Bとが互いに連続する平面状に形成され、副係止部52Bが副被係止部62Bと離間されるように主係止部52Aと副係止部52Bとが段差を有して形成されていても良い。
また、特に図示しないが、副係止部52Bが副被係止部62Bと離間されるように、主係止部52Aと副係止部52B、及び、主係止部52Aと副係止部52Bは、いずれも段差を有して形成されていても良い。
なお、例えば、防振部材26のバネ定数を変化させる必要が無い場合には、周方向端部62は、その全体が外周凸部52とステータ18の周方向に係止されていても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能である。
10・・・ブラシレスモータ、12・・・モータハウジング、14・・・エンドハウジング、16・・・モータ本体、18・・・ステータ、20・・・ロータ、22・・・回転軸部材、24・・・センターピース、26・・・防振部材、26A・・・外周部、26B・・・内周部、28・・・ステータコア、28A・・・ティース部、30・・・ステータコイル、32・・・ロータハウジング、34・・・ロータマグネット、36・・・センターピース本体、38・・・キャップ(円筒支持部の一部)、40・・・円筒部(円筒支持部の一部)、40A・・・外周部、42・・・圧入孔、44・・・挿入部、46・・・貫通孔、48,49・・・軸受収容部、50,51・・・軸受、52・・・外周凸部、52A・・・主係止部、52B・・・副係止部、54・・・コア本体部、54A・・・内周部、56・・・第一内周凸部(内周凸部)、58・・・突起部、60・・・第二内周凸部、62・・・周方向端部、62A・・・主被係止部、62B・・・副被係止部、64・・・第一外周凹部(外周凹部)、66・・・溝部、68・・・第二外周凹部、70・・・ストッパ部、72・・・緩衝部

Claims (9)

  1. 回転軸部材と、
    前記回転軸部材に支持されたロータと、
    前記回転軸部材を支持する円筒支持部と、それぞれ前記円筒支持部から径方向外側に突出する複数の外周凸部と、を有するセンターピースと、
    前記円筒支持部の径方向外側に環状に構成され、それぞれ内周部から径方向内側に突出すると共に隣り合う一対の前記外周凸部の中央部に形成された複数の内周凸部を有するステータと、
    それぞれ前記ステータと前記円筒支持部との径方向間で且つ隣り合う一対の前記外周凸部の間に配置されると共に、弾性体により構成され、且つ、前記ステータの内周部と対向する円弧状の外周部と、前記外周部の周方向両側に形成され少なくとも一部が前記外周凸部と前記ステータの周方向に係止された一対の周方向端部と、前記外周部に形成され前記内周凸部と前記ステータの周方向に係止された外周凹部と、を有する複数の防振部材と、
    を備えた
    ブラシレスモータ。
  2. 前記外周凸部は、前記ステータの径方向に互いにずれて形成された主係止部及び副係止部を有し、
    前記周方向端部は、
    前記主係止部と前記ステータの周方向に係止された主被係止部と、
    前記副係止部と前記ステータの周方向に離間して形成され、前記ステータから前記防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値以上である状態では、前記副係止部と前記ステータの周方向に係止される副被係止部と、
    を有している、
    請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 前記ステータは、
    前記複数の内周凸部としての複数の第一内周凸部と、
    それぞれ内周部から径方向内側に突出すると共に、隣り合う前記第一内周凸部と前記外周凸部との間に前記ステータの周方向に沿って延在された複数の第二内周凸部と、
    を有し、
    前記防振部材は、
    前記外周凹部としての第一外周凹部と、
    前記外周部に形成され前記第二内周凸部の延在方向に亘って前記第二内周凸部と前記ステータの軸方向に係止された第二外周凹部と、
    を有している、
    請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。
  4. 前記第一内周凸部には、前記ステータの径方向内側に突出する突起部が形成され、
    前記第一外周凹部には、前記突起部と前記ステータの軸方向に係止された溝部が形成されている、
    請求項3に記載のブラシレスモータ。
  5. 前記防振部材は、前記ステータの周方向における前記外周凸部と前記第二内周凸部との間に介在されたストッパ部を有している、
    請求項3又は請求項4に記載のブラシレスモータ。
  6. 前記外周凸部は、
    前記第二内周凸部に対する前記ステータの径方向内側に形成された主係止部と、
    前記主係止部に対する前記ステータの径方向外側に形成され前記第二内周凸部と前記ステータの周方向に対向された副係止部と、
    を有し、
    前記周方向端部は、
    前記主係止部と前記ステータの周方向に係止された主被係止部と、
    前記副係止部と前記ステータの周方向に離間して形成され、前記ステータから前記防振部材に対して作用する荷重が予め想定された値以上である状態では、前記副係止部と前記ステータの周方向に係止される副被係止部と、
    を有し、
    前記ストッパ部は、前記ステータの周方向における前記副係止部と前記第二内周凸部との間に介在されている、
    請求項5に記載のブラシレスモータ。
  7. 前記ロータは、前記ステータに対する径方向外側に配置されると共に前記回転軸部材の周方向に沿って設けられたロータマグネットを有し、
    前記円筒支持部は、前記回転軸部材を回転可能に支持する軸受を収容する軸受収容部を有し、
    前記ロータマグネットの内周部と前記ステータの外周部との間隔をS1、前記外周凸部と前記ステータの内周部との間隔をS2、前記軸受収容部と前記内周凸部との間隔をS3とした場合に、S1>S2、又は、S1>S3を満足する、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のブラシレスモータ。
  8. 前記間隔S1、前記間隔S2、及び、前記間隔S3は、S1>S2、且つ、S1>S3を満足する、
    請求項7に記載のブラシレスモータ。
  9. 前記間隔S2及び前記間隔S3は、S2=S3を満足する、
    請求項8に記載のブラシレスモータ。
JP2010023485A 2010-02-04 2010-02-04 ブラシレスモータ Active JP5460363B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010023485A JP5460363B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 ブラシレスモータ
US13/012,076 US8310116B2 (en) 2010-02-04 2011-01-24 Brushless motor and manufacturing method thereof
DE102011000309.6A DE102011000309B8 (de) 2010-02-04 2011-01-25 Bürstenloser Motor und Verfahren zur Herstellung desselben
CN201110036282.7A CN102170213B (zh) 2010-02-04 2011-02-01 无刷电动机及其制造方法
KR1020110010369A KR101362361B1 (ko) 2010-02-04 2011-02-02 브러시리스 모터 및 그 제조방법
GB1101901.5A GB2477641B (en) 2010-02-04 2011-02-04 Brushless motor and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010023485A JP5460363B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011166855A JP2011166855A (ja) 2011-08-25
JP5460363B2 true JP5460363B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=44596874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010023485A Active JP5460363B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5460363B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013187349A1 (ja) 2012-06-13 2013-12-19 旭化成イーマテリアルズ株式会社 機能転写体、機能層の転写方法、梱包物及び機能転写フィルムロール

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451056U (ja) * 1990-09-03 1992-04-30
JP2910222B2 (ja) * 1990-10-31 1999-06-23 ダイキン工業株式会社 電動機
JPH09131019A (ja) * 1995-11-01 1997-05-16 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 減速機構付モータ
JP3706009B2 (ja) * 1999-09-01 2005-10-12 アスモ株式会社 ブラシレスモータ
CN2852504Y (zh) * 2005-11-15 2006-12-27 中山大洋电机股份有限公司 外转子电机中定子与机座的防振装置
JP2007209163A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Nok Corp 永久磁石回転子の防振構造
JP5081005B2 (ja) * 2007-03-09 2012-11-21 アスモ株式会社 ブラシレスモータ及びその製造方法
JP4871216B2 (ja) * 2007-05-31 2012-02-08 アスモ株式会社 ブラシレスモータ
JP5466962B2 (ja) * 2010-02-04 2014-04-09 アスモ株式会社 ブラシレスモータ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011166855A (ja) 2011-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5081005B2 (ja) ブラシレスモータ及びその製造方法
US6107706A (en) Arrangement for the vibration-isolating suspension of an electric motor
JP4871216B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2007189812A (ja) インナロータ型ブラシレスモータ
JP2010263689A (ja) 電動モータ、および減速機付モータ
KR101362361B1 (ko) 브러시리스 모터 및 그 제조방법
JP2014171365A (ja) ステータ、電動モータ、及び減速機付モータ
JP5741960B2 (ja) 回転子およびそれを用いた回転電機
JP5460363B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2009118702A (ja) 回転電機
WO2018128165A1 (ja) ロータおよび電動モータ
US8836189B2 (en) Spindle motor having lubricant filled bearing clearance
JP2018133948A (ja) モータ
JP2010071458A (ja) 回転電機の軸受構造及び回転電機
JP4358722B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2014007802A (ja) モータ
JPH0847203A (ja) 電動機の回転子
US20220247245A1 (en) Ec motor, fan with ec motor, and household appliance
WO2022107714A1 (ja) モータ
JP5581623B2 (ja) モータ及びその製造方法並びに送風ファン
JP6113526B2 (ja) 電動モータ、および減速機付モータ
JP7334450B2 (ja) 回転子ならびに回転子を備えた電動機
JP2023177657A (ja) ブラシレスモータ
JP2008092674A (ja) 電動モータ
JP6677102B2 (ja) モータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5460363

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250