JP2004111054A - 電子機器の操作部品の取り付け構造 - Google Patents

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JP2004111054A JP2002267725A JP2002267725A JP2004111054A JP 2004111054 A JP2004111054 A JP 2004111054A JP 2002267725 A JP2002267725 A JP 2002267725A JP 2002267725 A JP2002267725 A JP 2002267725A JP 2004111054 A JP2004111054 A JP 2004111054A
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Masaru Hoshikawa
星川  賢
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Kenwood KK
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Abstract

【課題】部品点数や組み立て工数が少なく、車両の衝突時に乗員が車載用機器から突出したつまみに衝突するときに受ける衝撃力を小さくできる電子機器の操作部品の取り付け構造を提供する。
【解決手段】電子回路を構成する基板2に操作部品4を取り付け基板2をパネル3に取り付けると共に操作部品4の操作軸をパネル3の穴に挿通し、パネル3を基板2の背面を覆うシャーシ1に取り付け、シャーシ1の操作部品4と基板2を介して対向する部分の周囲にスリット1a、1aを設けた。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は電子機器の操作部品の取り付け構造に係わり、特に、車載用電子機器に好適な操作部品の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車載用音響機器のボリューム、エンコーダ等の回転操作部品の取り付け構造の例を図5および図6に示す。図に示す2はマイコンや他の電気部品が実装される基板でありエンコーダ4が半田付されている。基板2はエンコーダ4の回転操作軸をパネル3の穴に挿通させて、パネル3に締着される。
【0003】
パネル3の穴から突出したエンコーダ4、4の回転操作軸につまみ5、5が嵌着される。このようにして基板2が締着されたパネル3はシャーシ8に締着される。図6(a)にこれら部材が組み立てられた状態の位置関係を示す。
【0004】
この車載用音響機器が装着された車両が衝突事故を起こすと、乗員がつまみ5に激突することがある。その場合には図6(b)に示すようにつまみ5にfで示す方向に力が加わり、エンコーダ4の装着された基板2がシャーシ8に押しつけられて停止する。その場合シャーシ8の剛性が大きいため、乗員が受ける衝撃が大きく怪我をする恐れがある。
【0005】
車両の衝突時に乗員が車載用機器から突出したつまみに衝突するときに受ける衝撃力を小さくするための車載用機器のボリューム取付機構が実開平4−67301号公報に提案されている。
【0006】
このボリューム取付機構ではボリュームの回転操作軸の軸受をシャーシにナットで締着している。そして、シャーシの回転操作軸を締着する穴の周囲にスリットを設け剛性を小さくしている。そして、衝突時にシャーシの回転操作軸が締着された部分が変形することにより乗員が受ける衝撃が小さくなる。
【0007】
特開平11−189072号公報に提案された操作装置では、操作部品の操作用シャフトの軸受を強固なシャーシに締着し、操作用シャフトに嵌着するつまみの嵌合穴に先端部が操作用シャフトに当接するリブを設け、衝突時に前記リブが変形することにより、つまみから乗員が受ける衝撃を小さくしている。
【0008】
【特許文献1】
実開平4−67301号公報(第4頁、第2図)
【0009】
【特許文献2】
特開平11−189072号公報(第3頁、図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記した実開平4−67301号公報および特開平11−189072号公報に提案された回転操作部品の取付構造では、回転操作部品をシャーシに締着し、さらに、基板に半田付けしなければならず、ナット等の取付用部品を必要とし、さらに、組み立ての工数が大きくなるという問題があった。
【0011】
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、部品点数や組み立て工数が少なく、車両の衝突時に乗員が車載用機器から突出したつまみに衝突するときに受ける衝撃力を小さくできる電子機器の操作部品の取り付け構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の電子機器の操作部品の取り付け構造は、電子回路を構成する基板に操作部品を取り付け前記基板をパネルに取り付けると共に前記操作部品の操作軸を前記パネルの穴に挿通し、前記パネルを前記基板の背面を覆うシャーシに取り付け、前記シャーシの前記操作部品と前記基板を介して対向する部分の周囲にスリットを設けたものである。
【0013】
また、この発明の電子機器の操作部品の取り付け構造は、電子回路を構成する基板に操作部品を取り付け前記基板をパネルに取り付けると共に前記操作部品の操作軸を前記パネルの穴に挿通し、前記パネルを前記基板の背面を覆うシャーシに取り付け、前記シャーシの前記操作部品と前記基板を介して対向する部分に多数の小孔を設けたものである。
【0014】
さらに、この発明の電子機器の操作部品の取り付け構造は、電子回路を構成する基板に操作部品を取り付け前記基板をパネルに取り付けると共に前記操作部品の操作軸を前記パネルの穴に挿通し、前記パネルを前記基板の背面を覆うシャーシに取り付け、前記シャーシの前記操作部品と前記基板を介して対向する部分に穴を設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
この発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施例である車載用機器のエンコーダの取り付け構造を示す分解斜視図、図2は同取り付け構造の作用を示す断面図、図3は同取り付け構造の作用を示す分解斜視図である。図1において、2はマイコンや他の電気部品が実装される基板でありエンコーダ4が半田付されている。基板2はエンコーダ4の回転操作軸をパネル3の穴に挿通させて、パネル3に締着される。
【0016】
パネル3の穴から突出したエンコーダ4、4の回転操作軸につまみ5、5が嵌着される。このようにして基板2が締着されたパネル3はシャーシ1に締着される。シャーシ1のエンコーダ4、4と対向する部分の周囲にスリット1a、1aが形成されている。
【0017】
図2(a)にこれら部材が組み立てられた状態の位置関係を示す。この車載用音響機器が装着された車両が衝突事故を起こすと、乗員がつまみ5に激突することがある。その場合には図2(b)に示すようにつまみ5にfで示す方向に力が加わり、エンコーダ4が基板2と共にシャーシ1に押しつけられ、シャーシ1のスリット1aで囲まれた部分が変形し、エンコーダ4がシャーシ1内に入り込む。このように、つまみ5に乗員が衝突した衝撃力は基板2およびシャーシ1の変形で吸収され、乗員が受ける衝撃が小さくなる。
【0018】
図3に衝突時のシャーシ1の変形状態を詳しく示している。シャーシ1はスリット1aの部分が裂けるように変形している。この実施例が示すように、エンコーダ4は基板2に半田付けするだけで取り付けることができ、部品点数や組み立て工数が少なくなる。この実施例ではシャーシ1が基板2およびエンコーダ4の背面を覆っているので基板より発生するノイズが吸収される。
【0019】
図4(a)はこの発明の第2の実施例のエンコーダの取り付け構造のシャーシを示す斜視図である。この例では第1の実施例のシャーシ1の代わりに、多数の小孔6aが設けられたシャーシ6が用いられる。
【0020】
他の構成は第1の実施例と同様であり、小孔6aがエンコーダと対向する位置に配置される。車両が衝突した時にシャーシ6の小孔6aの部分が変形し、エンコーダ4がシャーシ6内に入り込む。
【0021】
このように、つまみ5に乗員が衝突した衝撃力は基板2およびシャーシ6の変形で吸収され、乗員が受ける衝撃が小さくなる。この実施例においてもシャーシ1が基板2およびエンコーダ4の背面を覆っているので基板より発生するノイズが吸収される。
【0022】
図4(b)はこの発明の第3の実施例のエンコーダの取り付け構造のシャーシを示す斜視図である。この例では第1の実施例のシャーシ1の代わりに、穴7a、7aが設けられたシャーシ7が用いられる。他の構成は第1の実施例と同様であり、穴7a、7aがエンコーダと対向する位置に配置される。車両が衝突した時にエンコーダが穴7a、7aからシャーシ7内に入り込む。このように、つまみ5に乗員が衝突したとき、エンコーダがシャーシ7内に入り込むため、乗員が受ける衝撃が小さくなる。
【0023】
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、エンコーダの代わりに可変抵抗器の取り付けにこの発明を適用することもできる。
【0024】
【発明の効果】
この発明の電子機器の操作部品の取り付け構造によれば、操作部品は基板に取り付けるだけで実装でき、部品点数や組み立て工数が少なくなる。しかも、操作つまみに人が衝突したときに基板が変形して操作部品がシャーシの内に入り込むため、基板やシャーシにより衝撃が吸収されて安全である。
【0025】
また、基板の背面にシャーシが配置されるため、基板で発生するノイズが製品内部に入るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるエンコーダの取り付け構造を示す分解斜視図である。
【図2】同取り付け構造の作用を示す断面図である。
【図3】同取り付け構造の作用を示す分解斜視図である。
【図4】図4(a)はこの発明の第2の実施例のエンコーダの取り付け構造の部分を示す斜視図、図4(b)はこの発明の第3の実施例のエンコーダの取り付け構造の部分を示す斜視図である。
【図5】従来のエンコーダの取り付け構造の例を示す分解斜視図である。
【図6】同取り付け構造の作用を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ、1a スリット
2 基板
3 パネル
4 エンコーダ
5 つまみ
6 シャーシ、6a 小孔
7 シャーシ、7a 穴
8 シャーシ

Claims (3)

  1. 電子回路を構成する基板に操作部品を取り付け前記基板をパネルに取り付けると共に前記操作部品の操作軸を前記パネルの穴に挿通し、前記パネルを前記基板の背面を覆うシャーシに取り付け、前記シャーシの前記操作部品と前記基板を介して対向する部分の周囲にスリットを設けたことを特徴とする電子機器の操作部品の取り付け構造。
  2. 電子回路を構成する基板に操作部品を取り付け前記基板をパネルに取り付けると共に前記操作部品の操作軸を前記パネルの穴に挿通し、前記パネルを前記基板の背面を覆うシャーシに取り付け、前記シャーシの前記操作部品と前記基板を介して対向する部分に多数の小孔を設けたことを特徴とする電子機器の操作部品の取り付け構造。
  3. 電子回路を構成する基板に操作部品を取り付け前記基板をパネルに取り付けると共に前記操作部品の操作軸を前記パネルの穴に挿通し、前記パネルを前記基板の背面を覆うシャーシに取り付け、前記シャーシの前記操作部品と前記基板を介して対向する部分に穴を設けたことを特徴とする電子機器の操作部品の取り付け構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1661771A1 (en) * 2004-11-29 2006-05-31 Alps Electric Co., Ltd. Operation panel unit

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