JP2000315443A - 面押し釦装置と車載用電子機器 - Google Patents
面押し釦装置と車載用電子機器Info
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- JP2000315443A JP2000315443A JP12260899A JP12260899A JP2000315443A JP 2000315443 A JP2000315443 A JP 2000315443A JP 12260899 A JP12260899 A JP 12260899A JP 12260899 A JP12260899 A JP 12260899A JP 2000315443 A JP2000315443 A JP 2000315443A
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Abstract
および異音の発生を防止する。 【解決手段】 面押し釦1の釦操作部2から横方向にヒ
ンジ部4を延設し、その先端部の固定部5をパネル11
のヒンジ固定部13に固定したので、部品点数の増加な
しに、面押し釦1のがたつきや異音の発生を防止でき
る。また、釦操作部2の下部にストッパー6を設けたの
で、釦操作部2の過度な押圧によるヒンジ部4の破壊を
防止できる。さらに、ヒンジ部4の長さを釦操作部2の
直径よりも長くしたので、従来と同様な操作感覚を得る
ことができる。
Description
れを使用した車載用の音響機器や音響映像機器等の車載
用電子機器に関する。
成を示している。図3において、1は面押し釦であり、
周囲にリム2aおよびフランジ2bを有する断面ハット
状の円形の釦操作部2と、釦操作部2の下面に突設され
たボス3を有する。11は車載用電子機器のパネルであ
り、面押し釦1の釦操作部2を案内するガイド穴12を
有する。21は基板であり、所定の配線パターンと必要
な部品が実装されており、面押し釦1のボス3に対向す
る位置に押し釦スイッチ22が固定されている。面押し
釦1の釦操作部2を押下することにより、そのボス3が
押し釦スイッチ22を押圧して動作させる。
来の面押し釦装置では、押し釦スイッチ22としてショ
ートストロークのタクトスイッチを使用する場合、スイ
ッチが不用意に動作しないように、押し釦スイッチ22
と面押し釦1のボス3との間にクリアランスを設けると
ともに、面押し釦1の動作時の引っかかりを防止するた
めに、面押し釦1のリム2aおよびフランジ2bとパネ
ル11のガイド穴12との間にもクリアランスが設けら
れている。このため、面押し釦1にがたつきが発生し、
車両走行中の振動により異音が発生するという問題があ
った。従来は、このがたつきおよび異音を、パネル11
に固定された光誘導板31と面押し釦1のリム2aとの
間にスポンジまたはゴム製のパッド32を介装して防止
していたが、部品点数が増加するという問題があった。
るものであり、部品点数の増加なしに、面押し釦のがた
つきおよび異音の発生を防止することのできる面押し釦
装置およびそれを利用した車載用電子機器を提供するこ
とを目的とする。
成するために、面押し釦の釦操作部から横方向に比較的
長いヒンジ部を延設して、その先端部をパネルに固定す
ることにより、部品点数の増加なしに、面押し釦のがた
つきおよび異音の発生を防止するようにしたものであ
る。
は、釦操作部から下方に向けて突設したボスを有する面
押し釦と、前記釦操作部を案内するガイド穴を有するパ
ネルと、前記ボスに対向して押し釦スイッチを配置した
基板とを備え、前記釦操作部から横方向に延設され、前
記釦操作部の横方向の長さよりも長いヒンジ部と、前記
ヒンジ部の先端部に設けられた固定部とを有し、前記固
定部を前記パネルに固定したことを特徴とする面押し釦
装置であり、従来と同様な操作感覚が得られるととも
に、部品点数の増加なしに、がたつきおよび異音の発生
を防止できるという作用を有する。
操作部の下方に、前記釦操作部の押下量を規制するスト
ッパーを設けたことを特徴とする請求項1記載の面押し
釦装置であり、釦操作部の過度な押圧によるヒンジ部の
破壊を防止できるという作用を有する。
1または2記載の面押し釦装置を備えた車載用電子機器
であり、従来と同様な操作感覚が得られるとともに、部
品点数の増加なしに、がたつきおよび異音の発生を防止
できるという作用を有する。
て説明する。 (実施の形態)図1は本発明の実施の形態における面押
し釦装置の構成を示す分解斜視図、図2(a)は面押し
釦装置における面押し釦の正面図、図2(b)は面押し
釦装置の組立断面図であり、図3に示した従来例と同一
の部分には同一の符号を付してある。これらの図におい
て、1は面押し釦であり、周囲にリム2aおよびフラン
ジ2bを有する断面ハット状の円形の釦操作部2と、釦
操作部2の下面に突設されたボス3と、釦操作部2のフ
ランジ2bに連続して横方向すなわち半径方向に延設さ
れたヒンジ部4と、このヒンジ部4の先端部に直角方向
に曲げて幅広に形成された固定部5と、釦操作部2のリ
ム2aに連続して下方に向けて形成された2本のピン状
のストッパー6とを有する。ヒンジ部4は、強度かつ弾
性を持たせるためにその基端部に二股状の脚部4a、4
bを有する。ヒンジ部4の基端部から先端部までの長さ
は、少なくとも釦操作部2の直径よりも大きいが、上限
はヒンジ部4の収容スペースによって決まる。固定部5
は、その内側面に係止突起5aを有する。また、ストッ
パー6は、ボス3とヒンジ固定部5の間に位置するよう
に形成されている。11は車載用電子機器のパネルであ
り、面押し釦1の釦操作部2を案内するガイド穴12
と、面押し釦1の固定部5を差し込んで固定するための
ヒンジ固定部13を有し、このヒンジ固定部13には、
面押し釦1の固定部5の係止突起5aが係合する係止穴
13aが形成されている。21は基板であり、所定の配
線パターンと必要な部品が実装されており、面押し釦1
のボス3に対向する位置に押し釦スイッチ22が固定さ
れている。
ンジ部4が固定部5から撓んで、ボス3が押し釦スイッ
チ22を押圧して動作させる。ボス3が押し釦スイッチ
22を押し切ったと同時位に、ストッパー6の先端部が
基板21に当たるようにストッパー6の長さが設定され
ている。ストッパー6が基板21に当たることにより、
釦操作部2を過度に押圧することによるヒンジ部4の破
損を防止することができる。また、ヒンジ部4の長さは
十分に長く、かつヒンジ部4の基端部が二股状に分岐さ
れて変形可能であるため、また釦操作部2がパネル11
のガイド穴12に案内されているため、釦操作部2はほ
ぼ垂直に下方に向けて移動し、従来と同様な操作感覚が
得られる。釦操作部2に対する押圧を解除すると、面押
し釦1はヒンジ部4の弾性により元の位置に戻る。この
ヒンジ部4の弾性は、面押し釦1を構成する合成樹脂の
物性による。
し釦1の釦操作部2から横方向にヒンジ部4を延設し、
その先端部の固定部5をパネル11のヒンジ固定部13
に固定したので、部品点数の増加なしに、面押し釦1の
がたつきや異音の発生を防止することができる。また、
釦操作部2の下部にストッパー6を設けたので、釦操作
部2の過度な押圧によるヒンジ部4の破壊を防止するこ
とができる。さらに、ヒンジ部4の長さを釦操作部2の
直径よりも長くしたので、従来と同様な操作感覚を得る
ことができる。
円形としたが、矩形であっても、他の形状であってもよ
い。また、光誘導板を設けて釦操作部2を照明すること
も可能である。さらに、ストッパー6を別の位置に設け
たり、他の構造に変更してもよい。
ように、面押し釦の釦操作部から横方向に比較的長いヒ
ンジ部を延設して、その先端部をパネルに固定したの
で、部品点数の増加なしに、面押し釦のがたつきや異音
の発生を防止することができる。
成を示す分解斜視図
置の面押し釦の正面図 (b)本発明の実施の形態における面押し釦装置の組立
断面図
の正面図 (b)従来例における面押し釦装置の組立断面図
Claims (3)
- 【請求項1】 釦操作部から下方に向けて突設したボス
を有する面押し釦と、前記釦操作部を案内するガイド穴
を有するパネルと、前記ボスに対向して押し釦スイッチ
を配置した基板とを備え、前記釦操作部から横方向に延
設され、前記釦操作部の横方向の長さよりも長いヒンジ
部と、前記ヒンジ部の先端部に設けられた固定部とを有
し、前記固定部を前記パネルに固定したことを特徴とす
る面押し釦装置。 - 【請求項2】 前記釦操作部の下方に、前記釦操作部の
押下量を規制するストッパーを設けたことを特徴とする
請求項1記載の面押し釦装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の面押し釦装置を
備えた車載用電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12260899A JP2000315443A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 面押し釦装置と車載用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12260899A JP2000315443A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 面押し釦装置と車載用電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000315443A true JP2000315443A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14840164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12260899A Pending JP2000315443A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 面押し釦装置と車載用電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000315443A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003203538A (ja) * | 2002-01-09 | 2003-07-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 操作入力装置 |
JP2004288438A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Aiphone Co Ltd | インターホン用押しボタン回転防止構造 |
JP2006185776A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Brother Ind Ltd | 押しボタンスイッチ |
JP2018044974A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | キヤノン株式会社 | 電子機器 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12260899A patent/JP2000315443A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003203538A (ja) * | 2002-01-09 | 2003-07-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 操作入力装置 |
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JP4682618B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2011-05-11 | ブラザー工業株式会社 | 押しボタンスイッチ |
JP2018044974A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | キヤノン株式会社 | 電子機器 |
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