JP4296948B2 - 画像形成支援装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成支援装置に係り、例えばカラー複写機、ファクシミリ、またはプリンタ等、記録媒体上に画像を形成する所謂印刷機能を有する画像形成装置へデータを出力する画像形成支援装置に関する。
従来の印刷(例えばオフセット印刷)では、写植等の紙焼き(印画紙)、版下、網ネガ、網ポジ、PS版(刷版)等の中間成果物を生成し、これら中間成果物を元に印刷や製本等を行っていた。近年、DTP(DeskTop Publishing/Prepress)の普及によって、DTPデータから直接印刷する「ダイレクト印刷」または「オンデマンド印刷」が知られている。DTPでは、ページレイアウトをコンピュータ上で処理して得た印刷データを印画紙や製版フィルム等に形成し、これに基づいて刷版を作成して印刷する処理が普及している。また、中間成果物を生成せずに電子データにより直接刷版を形成するCTP(Computer To Plate)も注目されている。このような印刷処理に用いることが可能なものとして、プリンタ装置や複写装置等の印刷機能を備えた画像形成装置が知られている。近年の画像形成装置は、画質向上が高まると共にカラー化され、例えば、電子写真プロセス(ゼログラフィ)を用いたカラープリンタ装置は、高品質かつ高速な画像形成が可能である。この画像形成装置では、印刷データを受け取り刷版等を生成せずに印刷物を出力することができる。
図7は、従来の画像形成システムの構成図である。図7(A)に全体構成図を示すように、画像形成システムは、画像形成装置11と、画像形成装置11に印刷データを渡し印刷指示をするDFE(Digital Front End Processor)装置とから構成されている。また、図7(B)にはデータの流れを示した。
DFE装置は、描画機能とプリンタコントローラ(印刷制御装置)機能とを備えており、例えばページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述された印刷データをクライアント端末から順次受け取り、この印刷データをラスターイメージに変換(RIP処理:Raster Image Process)し、さらにRIP処理済みのイメージデータ及び印刷枚数や用紙サイズ等の印刷制御情報(ジョブチケット)を画像形成装置11に送り、画像形成装置11のプリントエンジンや用紙搬送系を制御して、画像形成装置11に印刷処理を実行させる。すなわち、画像形成装置11の印刷動作は、DFE装置によるプリンタコントローラによって制御される。印刷データは、カラー印刷用の基本色の、イエロ(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の3色と、ブラック(K)とを合わせた4色(YMCK)分が画像形成装置11に送られる。
画像形成装置11は、電子写真プロセスを利用して画像を印刷用紙に記録するもので、IOT(Image Output Terminal)モジュール12、IOTモジュール12に連結されたフィードモジュール(FM:Feeder Module:給紙モジュール)5、出力モジュール17、タッチパネル等を含んで各種データの入力支援をするためのユーザインターフェース装置18、を備えている。IOTモジュール12は、YMCK分のトナーカートリッジ24が搭載されたトナー供給部22と、IOTコア部20とを有する。IOTコア部20は、光走査装置や感光体ドラム等を有するプリントエンジン(印字ユニット)30を色毎でかつベルト回転方向に一列に配置した所謂タンデム構成になっており、プリントエンジン30を制御する電気回路等を収容する電気系制御収納部39を備えている。IOTコア部20では、感光体ドラム上のトナー像を中間転写ベルト43に転写(1次転写)した後、トナー像を印刷用紙に転写(2次転写)することにより、YMCKの各色トナー像が中間転写ベルト43に多重転写される。中間転写ベルト43上に転写された画像(トナー像)は、所定のタイミングでフィードモジュール15から搬送されてきた印刷用紙上に転写され、定着器(Fuser)70によりトナー像が用紙上に溶融定着される。その後、排紙処理装置72を経由して機外へ排出される。また、両面印刷時には、片面に印刷済みの用紙が排紙トレイ(スタッカ)74に一時的に保持され、排紙トレイ74から引き出され、反転搬送路49を介して反転されて再度IOTコア部20に渡される。そして、印刷された用紙に対して製本等の後処理を行う。
一方、CTPでは、DFE装置によって、上述したようなRIP処理を行う。この時、CTPでは、刷版として1m程度の大判サイズのものを一般的に使用するので、面付けを行って複数イメージを面付けしたイメージデータを生成する。そして、生成したイメージデータにより刷版を形成して印刷を行い、その後印刷物の裁断や製本等の後処理を行うようになっている。
ところで、近年では、米国のメディカルジャーナル誌などで特定の薬の広告は心臓病学の専門医に送るといったようなセレクティブ印刷が増えてきている。このようなセレクティブ印刷は、製本時に学会論文は各自同じ内容を用いて、個人個人に関心のある広告だけを差し込むといったものである。例えば、セレクティブ印刷の他の例としては、生徒の学力に応じた塾のテキストや弱視者用教科書として文字を拡大したページを個別に作成するようなものもある。
上述したCTPや画像形成装置11等で、このようなセレクティブ印刷を行うためには、追加されるページの綴じ代位置や製本方法を追加先のものに変える必要がある。
綴じ代を簡単に変える技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1に記載の技術では、指定された印刷用紙サイズを取得すると共に指定された綴じ代の値を取得し、取得された印刷用紙細部と綴じ代の値を元に印刷用紙サイズと印刷範囲の縦横の長さが同比率となるように計算して印刷用紙上での印刷範囲を決定する。そして、取得された綴じ代の値と、決定された印刷範囲から、文書の印刷開始位置を決定する。これによって、印刷用紙上での文書の印刷は、綴じ代部分の余白を考慮した位置から開始されることになるため、ユーザは綴じ代と印刷用紙サイズを指定するだけで、2つ折りにして綴じる際などの綴じ代を設定することができる。
特開平7−40623号公報(第1頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、印刷する際に設定した綴じ代値に対して、追加する枚数や製本が個々で異なるセレクティブ印刷の場合には、書き出し位置を動的に変更することができない。例えば、上述のCTPを利用した印刷を行う場合には、綴じ代の変更を行う場合には、RIP処理を再度行う必要があるため、書き出し位置を動的に変更することができない、という問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、CTPやオンデマンド印刷を問わずに、追加するページの綴じ代位置や製本方法などを自動的に変更することができる、画像形成支援装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、印刷ジョブを処理して各ページのイメージデータを生成し出力するフロントエンドプロセッサから出力される前記イメージデータを出力側の画像形成装置に応じて処理して転送する画像形成支援装置であって、前記フロントエンドプロセッサにて生成されたイメージデータを受け取り保持する画像記憶部と、前記フロントエンドプロセッサから、前記画像記憶部に保持されたイメージデータについての差し込みページの有無を示す情報及び画像形成後に行う製本方法を示す情報を含む印刷制御情報が記述されたジョブチケットを取得する第1取得手段と、前記第1取得手段によって取得されたジョブチケットを参照して、前記画像記憶部に保持されたイメージデータに対する差し込みページがあるか否かを判定し、差し込みページがあると判定した場合に、該差し込みページのイメージデータ、及び差し込む位置の情報を取得する第2取得手段と前記第2取得手段によって取得された差し込む位置の情報に基づいて、前記第2取得手段によって取得された差し込みページのイメージデータと、前記画像記憶部に保持されたイメージデータとをマージするマージ手段と、前記第1取得手段によって取得されたジョブチケットに記述された前記製本方法に応じて、前記マージ手段によってマージされたイメージデータに対して画像処理を行う画像処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、画像記憶部には、フロントエンドプロセッサにて生成されたイメージデータが保持される。例えば、CTPで用いる刷版用に面付けされたイメージデータが保持される。
また、第1取得手段では、ジョブチケットが取得される。更に、第2取得手段では、第1取得手段によって取得されたジョブチケットを参照して、画像記憶部に保持されたイメージデータに対する差し込みページがあるか否かを判定し、差し込みページがあると判定した場合には、該差し込みページのイメージデータ、及び差し込む位置の情報を取得する。例えば、ジョブチケットにセレクティブ印刷等の指示がある場合には、差し込みページがあるものとして判定される
そして、マージ手段では、第2取得手段によって取得された差し込む位置の情報に基づいて、第2取得手段によって取得された差し込みページのイメージデータと、画像記憶部に保持されたイメージデータとがマージされる。画像処理手段では、第1取得手段によって取得されたジョブチケットに記述された製本方法に応じて、マージ手段によってマージされたイメージデータに対して画像処理が行われる。例えば、請求項2に記載の発明のように、画像処理手段では、前記ジョブチケットに記述された製本方法が袋とじ又は中とじである場合には、各ページの画像をセンタリングする画像処理を行い、前記ジョブチケットに記述された製本方法が平とじである場合には、各ページの画像を各ページの綴じられる側と反対側にシフトする画像処理が行われる
また、画像処理手段は、請求項に記載の発明のように、袋とじ、中とじ、平とじ等の製本方法に応じて、両面印刷又は片面印刷を設定するようにしてもよい。具体的には、袋とじの場合には、片面印刷を設定し、中とじ及び平とじの場合には両面印刷を設定する。すなわち、このように製本方法に応じて自動的に表裏印刷の設定を行うことによって、画像形成装置で該設定に応じた画像形成を行うことが可能となる。
さらに、本発明の画像形成支援装置は、請求項に記載の発明のように、刷版を用いて画像形成を行う画像形成装置に出力する場合に、すなわちCTP印刷を行う場合には、前記マージ手段によってマージされたイメージデータを面付けし直したイメージデータを生成する生成手段を更に備えるようにしてもよい。これによって、再度RIP処理を行うことなくセレクティブ印刷等の差し込みページがある印刷を行うことが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、CTPやオンデマンド印刷を問わずに、追加するページの画像置などを自動的に変更することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
〔画像形成システム〕
図1は、本実施の形態に係る画像形成システムの全体概略構成を示す図である。画像形成システムは、汎用の通信プロトコルによる高速LAN(Local Area Network)を備えており、高速LANには例えばページ記述言語(PDL)で記述された電子データ(印刷データ)を入力するためのクライアント端末400、402が接続されている。クライアント端末400、402は、異なるオペレーティングシステム(OS)下で各種アプリケーションプログラムを実行可能なコンピュータである。この高速LANには、原稿の画像を読み取りその画像データを出力するスキャナ装置410も接続されている。また、高速LANには、DFE装置500、503、504、506、508、詳細を後述する本発明の画像形成支援装置としてのBEP(Back End Processor:バックエンドプロセッサ)装置600、603、604、電子データで直接刷版を作成するCTP装置702が接続されている。
CTP装置702で作成された刷版を用いてプレス装置710において印刷がなされる。また、このCTP装置702に並列的に(高速LANに)BEP装置600が接続される。このBEP装置600には画像形成装置11と同様の高速プリンタ746が接続される。
また、高速LANに接続されたBEP装置604の出力側には、出力機730、同様の構成の高速プリンター740、742、CTP装置700が接続されている。出力機730、高速プリンター740、742からはプリント出力がなされ、CTP装置700では刷版が作成される。また、DFE装置503は、BEP装置603を介して同様の構成のプリンタプルーファ720、722に接続されている。プリンタプルーファ720、722は印刷のための出力確認用のものであり、画像形成装置一例として機能する場合がある。
また、DFE装置504は高速プリンター744に接続され、DFE装置504と高速プリンター744とはオンデマンド印刷処理を担当する部門を担っている。DFE装置506は出力機732に接続され、DFE装置508は大型出力機750に接続されている。DFE装置506と出力機732からなる構成及びDFE装置508と大型出力機750からなる構成は、従来の画像形成装置の構成と同様である。
本実施の形態の画像形成システムでは、CTPと、POD(プリントオンデマンド)の機能を有する装置を同一のシステム内に混在可能な構成である。これは、本実施の形態にかかるBEP装置が、クライアントからの印刷データがラスタデータに変換(RIP処理)された後のデータを、各種処理する機能を備えているためである。
〔構成例〕
上記構成による画像形成システムにおいて、本発明の実施形態について説明を簡単にするために、刷版を作成して印刷する構成と、刷版作成なしに印刷する構成との代表例を、一実施形態として説明する。すなわち、クライアント端末400、DFE装置500、CTP装置700、及びプレス装置710の装置を利用して画像を形成する場合の構成A、クライアント端末400、DFE装置500、BEP装置600、及び高速プリンタ746(画像形成装置11)の装置を利用して画像を形成する場合の構成B、について説明する。
なお、DFE装置500は、クライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備えるが、本実施の形態では、画像形成装置11に依存した印刷制御機能を果たすプリンタコントローラ機能を要求しない。すなわち、DFE装置500は、主にRIP処理の機能のみを有する構成でよい。
図2は、本発明に係る画像形成システムの一実施形態を示す図である。すなわち、クライアント端末400で印刷指示した画像をDFE装置500でRIPして、CTP装置702で刷版を作成した後にプレス装置710で印刷する構成Aと、RIPされた画像をBEP装置600を介して高速プリンタ746(画像形成装置11)で印刷する構成Bとを本発明に係る画像形成システムの一実施形態として説明する。図2(A)は本実施形態で構成Aと構成Bからなるシステム構成の概略を示し、図2(B)は、構成Bによる接続例を示している。
〔構成A〕
構成Aは、刷版を作成するCTP装置702と、このCTP装置702に印刷データを出力し刷版作成の指示をするDFE装置500と、CTP装置702で作成された刷版を用いて印刷するプレス装置710と、からシステムを構成する。
この構成Aは、従来の印刷処理と同様のため、詳細な説明を省略するが、DFE装置500は、フロントエンドプロセッサ(FEP:Front End Processor)部や、フロントエンジンによるROP(Raster OPeration)処理によりクライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備える。そして、DFE装置500では、刷版を作成するために、主にRIP処理のみを実行する。このRIP処理されたラスタ画像(圧縮)のラスタデータにより、CTP装置702で刷版が作成される。このCTP装置702で作成された刷版を用いてプレス装置710で印刷媒体に画像がプレスされ、印刷がなされる。
なお、上記構成Aでは、高速LANに、CTP装置702を接続し、DFE装置500からの印刷データで刷版を作成する場合を説明したが、CTP装置702をBEP装置600を介して接続してもよい(図1のBEP装置604と、CTP装置700の構成)。この場合には、以下の構成Bで説明するように、DFE装置500からの印刷データによりBEP装置600において画像形成装置11などの下流側装置に依存する処理を行ってデータ出力する。この下流側装置として、CTP装置700を採用したときに、BEP装置600は、そのCTP装置700に依存する処理を行ってデータ出力する。
〔構成B〕
次に、構成Bは、画像形成装置11と、この画像形成装置11に印刷データを渡し印刷指示をするDFE装置500と、画像形成装置11とDFE装置500との間に設けられるBEP装置600からシステムを構成する。
画像形成装置11は、IOTモジュール(IOT本体)12と、フィード(給紙)モジュール(FM:Feeder Module)15と、出力モジュール17と、パソコン(PC)等のユーザインターフェース装置18とを備える。なお、フィードモジュール15は、多段構成としてもよい。また、必要に応じて、各モジュール間を連結する連結モジュールを設けてもよい。また、出力モジュール17の後段に、フィニッシャ(Finisher:後処理装置)モジュールを接続してもよい。フィニッシャモジュールとしては、例えば、用紙をスタック処理し、1個所以上を綴じるステープラを備えたもの、またはパンチ孔を穿設するパンチング機構を備えたもの等がある。
DFE装置500は、クライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備えて、主にRIP処理をする。このデータは、BEP装置600により処理されて画像形成装置11へ出力される。
BEP装置600は、画像形成装置11に依存した処理の制御機能を有するが、この制御機能は、ユーザインターフェース装置18により指示してもよく、予め定めておいてもよい。ユーザインターフェース装置18により指示する場合、ユーザインターフェース装置18は、キーボード等の入力デバイスやユーザに画像を提示しつつ指示入力を受け付けるGUI(Graphic User Interface)機能を有し、画像形成装置11に依存した処理を指示するように構成すればよい。
BEP装置600は、DFE装置に保持しておいたRIP処理済みのデータを利用することで、効率的な高速出力を可能としている。すなわち、BEP装置600は、DFE装置500から受け取った印刷制御情報に基づいてコマンドコード(Command Code)を生成し、画像形成装置11内の各部の処理タイミングをエンジン特性に応じて制御する。また、BEP装置600は、IOTモジュール12やフィードモジュール15または出力モジュール17等のエンジン特性に適合するようにスプール(Spool)処理を完結させてからIOTモジュール12に画像データを渡す。
例えば、DFE装置500からBEP装置600には、RIP処理が施されたラスタベース画像を含むデータが送られる。このデータとしては、TIFF(Tagged Image File Format)フォーマット等の圧縮されたラスタベースの画像ファイルデータの他、印刷部数、両面/片面、カラー/白黒、合成印刷、ソートの有無、ステープラの有無等印刷制御情報等が含まれる。また、TIFFフォーマットのラスターベースの画像ファイルデータ以外の印刷制御情報は、例えば、XML等の記法をベースとしたJDF(Job Definition Format)に記述され、ジョブチケットとしてDFE装置500からBEP装置600へ送られる。なお、JDFは、各工程(例えば、製版工程、印刷工程、折り・裁ち工程など)に送られ各工程で使用され、JDFに記述される内容としては、各工程におけるジョブに必要な内容が記述される。例えば、印刷物仕様(構成、紙質、サイズ、部数等)、製版工程の使用設備、製版工程納期、印刷工程の使用印刷機、使用インク、折り・裁ちの使用設備、納期、配送先や納期、製版工程の面付け仕様、製版工程のRIP処理手順、製版工程の出力機設定、印刷工程の印刷機設定、折り・裁ちの折り機設定、裁断機手順、綴じ手順等の内容が記述されている。
なお、回転(Rotation)、1枚の用紙内へのページ割付(N−UP)、リピート処理、用紙サイズ合わせ、デバイス差を補正するCMS(Color Management System : カラー管理システム)、解像度変換、コントラスト調整、圧縮率指定(低/中/高)等のRIP処理と関わりのある処理は、DFE装置500にて処理し、その制御コマンドをBEP装置600へは通知しない(非通知)。
また、コレーション(帳合い)、両面印刷、スタンプ・パンチ・ステープラ等のフィニッシャ装置または用紙トレーと関わりのある位置合わせ処理、排出面(上下)合わせ、グレーバランスや色ズレ補正等のキャリブレーション処理、スクリーン指定処理等、画像形成装置11の処理特性と関わりの強いもの(IOT依存の処理)に関しては、その制御コマンドをDFE装置500がスルーすることで、BEP装置600にて処理する。
このように、本実施形態のDFE装置側は1つのジョブ(JOB)をエンジン特性に依存せずRIP処理した順にBEP装置側へ一方的に転送し、BEP装置側で印刷用にページ再配置をする。
図3は、DFE装置500と画像形成装置11との間にBEP装置600を介在させたときのデータの流れに着目した概念ブロック図である。
DFE装置500は、クライアント端末400からPDLで記述された印刷データ(以下PDLデータという)を受け取り、そのPDLデータを一旦順次格納するデータ格納部502と、データ格納部502からPDLデータを読み出して解釈しページ単位のイメージデータ(ラスタデータ)を生成(ラスタライズ)するRIP処理部510と、このRIP処理部510にて生成されたイメージデータを所定のフォーマットにしたがって圧縮する圧縮処理部530とを備える。この圧縮処理部530の後段には、インターフェース部542が設けられている。RIP処理部510では、PDLデータを展開してイメージデータを生成するため、RIP処理部510には、PDL解釈部およびイメージャとして機能するデコンポーザ、所謂RIPエンジンが組み込まれている。圧縮処理部530は、RIP510からのイメージデータを圧縮し、圧縮済のイメージデータをBEP装置600へ即時に転送する。
一方、BEP装置600は、DFE装置500にて印刷ジョブやプリントエンジン30の処理特性に無関係に処理された(例えばプリントエンジン30の処理速度に非同期で処理された)圧縮済のイメージデータを受け取り保持する画像記憶部602と、画像記憶部602から圧縮済のイメージデータを読み出して、DFE装置500側の圧縮済のイメージデータを読み出して、DFE装置500側の圧縮処理部530の圧縮処理に対応する伸張処理をし、この伸張処理済のイメージデータをIOTコア部20側に送出する伸張処理部610を備える。この伸張処理部610は、画像記憶部602から読み出し伸張処理したイメージデータに対して、画像回転や用紙上の画像位置の調整、または拡大もしくは縮小、或いは電子裁断等の画像処理機能を備えている。画像記憶部602の前段には、データ受信部601が設けられ、伸張処理部610の後段には、出力側のインターフェース部650が設けられている。
また、BEP装置600は、IOTコア部20の処理性能に依存してBEP装置600の各部やIOTコア部20を制御するプリンタコントローラとして機能する印刷制御部620を備える。印刷制御部620は、DFE装置500からのジョブチケットを解釈(デコード)、またはGUI部80を介したユーザ指示を受けて、プリントエンジン30や定着器70またはフィニッシャの処理特性に応じて出力形態(ページ内の画像位置、またはページ排出順や向き等)を特定する出力形態特定部622と、特定した出力形態で印刷物が出力されるように、プリントエンジン30や定着器70またはフィニッシャ等の各部を制御する制御部624とを備える。出力形態特定部622は、クライアントが希望する出力形態に関する情報を受け付ける。詳細には出力形態特定部622は、ジョブチケットに記述された情報やTIFFフォーマットの画像ファイルデータに含まれる印刷制御情報を取得することによって出力形態に関する情報を受け付ける。
従って、DFE装置500では、RIP処理部510にてページ記述言語からラスタライズされた(描画展開された)イメージデータは、BEP装置600側へページ順に転送される。BEP装置600は、DFE装置500から転送されたイメージデータを、一旦バッファとして機能する画像記憶部602に蓄積する。伸張処理部610は、画像記憶部602から圧縮済のイメージデータを読み出して伸張処理するとともに、クライアント端末やDFE装置500から指定された印刷ジョブに従ってページデータを組み立てたり(ページデータの再配置や電子裁断等)、指示されたプリントエンジンへの転送準備をしたりする。そして、BEP装置600では、プリントエンジン30の処理速度に同期して制御コマンドをやり取りしながら、エンジン生産性を最大限生かす速度でページデータを所定の順にIOTコア部20に送出する。
このように、DFE装置500側は1つのジョブ(JOB)をエンジン特性に依存せずRIP処理した順にBEP装置600側へ一方的に転送すればよい。そして、BEP装置600が、印刷用にページ再配置をする等印刷ジョブやプリントエンジン30に依存した処理を担当する。
本構成では、RIP処理に関わる処理はDFE装置で行うが、RIP処理のやり直しが必要な際には、DFE装置500へ再RIP処理を要求することなく(DFE装置500とは独立に)、画像記憶部602に保持しておいたデータを再利用する。これにより、DFE装置500にての再RIP処理が不要となる。また、プリントエンジン等出力側の処理特性に適応する性能を持ちプリントエンジン30等と接続されたBEP装置600にて、出力側の処理特性に依存する処理をすることができる。
例えば、クライアントが希望する出力形態にて出力する場合において、出力側の処理特性に依存する処理を必要とする一例で、RIP処理と関わりのある再処理としては、1枚の用紙内へのページ割付(N−UP)、リピート処理、用紙サイズ合わせ、デバイス差を補正するCMS(Colour Management System:カラー管理システム)、解像度変換、コントラスト調整、圧縮率指定(低/中/高)等がある。
また、出力側である画像形成装置11(例えばプリントエンジン)の処理特性に依存した処理(出力側の処理特性と関わりの強い依存処理)が必要となる場合の一例としては、画像回転(Rotation)、コレーション(Collation:帳合い)、両面印刷、スタンプ・パンチ・ステープラ等のフィニッシャ装置または用紙トレーと関わりのある位置合わせ処理(shift:画像シフト)、排出面(上下)合わせ、グレーバランスや色ズレ補正等のキャリブレーション処理、スクリーン指定処理等がある。
なお、上述のようにして、画像形成システムの構成A或いは構成Bによって印刷された印刷物は、図示しない裁断装置、折り機、製本装置などによって後処理が行われるようになっている。
裁断装置はCTPで印刷された印刷物をJDFの指示等に応じて各ページ毎に裁断し、折り機はJDF等の指示に応じて、構成Aや構成Bで印刷することによって得られる印刷物を2つ折り等に折り、製本装置は、中とじ、平とじ、袋とじ、無線とじ等を行って製本を行うようになっている。例えば、これらの後処理装置(折り機や製本装置)によって、印刷物を2つ折り等にした後に製本する、といったことができる。
ところで、BEP装置600は、上記では画像形成装置11にイメージデータを出力する場合を例に挙げて説明したが、図1のBEP装置604のようにBEP装置で処理したイメージデータをCTP装置700で印刷することも可能である。例えば、差し込み印刷等の追加ページがある場合には、BEP装置604でページ追加を行うことが可能とされている。例えば、CTP用に面付けされたイメージデータに対して追加ページがある場合には、再度面付けを行ってCTP装置700へ出力することも可能とされている。
すなわち、本実施の形態に係わる画像形成システムでは、BEP装置604で追加ページのイメージデータを挿入することで、セレクティブ印刷等のような差し込み印刷を行うことが可能とされている。また、差し込み印刷等のように追加ページがある場合には、BEP装置604では、追加ページについて他のページと同様に、後処理を行うために、後処理(綴じ代や製本方法)に応じた処理が行われるようになっている。
ここで、BEP装置604の詳細な構成について説明する。図4はBEP装置604の詳細な構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、BEP装置604は、所謂デュアルCPUと呼ばれる2つのCPU40A、40Bを備えたコンピュータで構成されている。2つのCPU40A、40Bは、ホストブリッジ(Host Bridge)42に接続されている。ホストブリッジ42には、PCI(Peripheral Components Interconnect)バス44と、メモリ(Memory)46が接続されており、ホストブリッジ42によってCPU40A、40BとPCI44間のデータ制御が行われる。
また、ホストブリッジと同様に、情報流通を制御するサウスブリッジ(South Bridge)48がホストブリッジ42に接続されており、サウスブリッジ48には、周辺機器を接続するデータ伝送路としてのUSB(Universal Serial Bus)50、周辺機器を制御するプログラム群からなるBIOS(Basic Input/Output System)52、及びプログラム用ハードディスクを接続するためのATA IDE Port54が接続されている。
ホストブリッジ42はPCIバス44を集積する集積装置としてのPCIハブ(PCI 64 Hub)56に接続されている。すなわち、PCIハブ56には、PCIバス44が複数接続され、複数の機器がPCIバス44に接続可能とされている。
PCIバス44には、周辺機器を接続するためのSCSI(Small Computer System Interface)58を介して、イメージデータを保存するための2つのハードディスク60A、60Bが接続されており、2つのハードディスクを交互に使用することで見かけ上倍速のイメージデータの読み書きが可能とされている。すなわち、複数のハードディスクをまとめて管理するRaid(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)とされている。
また、PCIバス44には、スキャンインタフェースボード(Scan I/F Board)62を介してスキャナ(Scanner)410が接続されていると共に、イーサネット(R)(Ethernet(R))64を介してDFE装置(RIP)500が接続されている。すなわち、イーサネット(R)64が上述のインタフェース部542(図3参照)に相当する。
さらに、PCIバス44には、上述したインタフェース部650(図3参照)に相当するビデオインタフェース(Video I/F)10が接続されている。ビデオインタフェース(Video I/F)10は、イメージデータを画像形成装置11やCTP装置700に出力するためのインタフェースである。なお、図4では、ビデオインタフェース10として1つ示すが、CTP装置700用のビデオインタフェースと、画像形成装置11用のビデオインタフェースのように、出力する機器に応じたビデオインタフェースを備えるようにしてもよい。
すなわち、本実施の形態に係わるBEP装置604は、CPU40A、40Bの制御によってハードディスク60A、60Bに記憶されたイメージデータをメモリ46に展開して種々の処理を行った後に、ビデオインタフェース10を介して出力するようになっている。
続いて、差し込み印刷を行う際にBEP装置604で行われる後処理に応じた処理について説明する。図5は、BEP装置604で行われる後処理に応じた処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ100では、イメージデータをDFE装置500から取得すると共に、当該イメージデータに関する製本内容等を記述したJDFが取得される。すなわち、取得されたイメージデータ及びJDFがハードディスク60A、60Bに記憶される。
ステップ102では、取得したJDFを参照して、差し込みページがあるか否か判定される。該判定が肯定された場合には、ステップ104へ移行して、差し込みページに関連する情報が検索され、ステップ106へ移行する。例えば、BEP装置604やサーバ(図示省略)等から差し込みページのイメージデータや差し込む位置(ページ等)の情報を検索して取得する。一方、ステップ102の判定が否定された場合には、そのままステップ126へ移行する
ステップ106では、イメージデータがマージされる。すなわち、差し込みページがある場合には、差し込みページとその他のページとを所定のルールに従って1つに統合される。
続いて、ステップ108では、JDFを参照して袋とじ又は中とじ製本か否か判定される。該判定が肯定された場合には、ステップ110へ移行して、中とじか否か判定され、該判定が肯定された場合には、ステップ112へ移行して、各ページが両面印刷に設定されてステップ116移行する。
ステップ110の判定が否定された場合には、ステップ114へ移行して、各ページが片面印刷に設定されてステップ116へ移行する。
ステップ116では、画像がセンタリングされ、ステップ126へ移行する。すなわち、袋とじ又は中綴じの場合には、見開き2ページを1つのイメージとして印刷するので、綴じ位置が中央になるため、画像をセンタリングする。
一方、ステップ108の判定が否定された場合には、ステップ118へ移行して、JDFを参照して平とじか否か判定される。該判定が肯定された場合には、ステップ120へ移行して、各ページが両面印刷に設定されて、ステップ122へ移行する。
ステップ122では、各ページの画像が片側にシフトされ、ステップ126へ移行する。すなわち、平綴じの場合には、片側が綴じられるので、綴じられる方とは反対側に画像がシフトされる。例えば、右側が綴じられる場合には左側に画像をシフトし、左側が綴じられる場合には右側に画像をシフトする。なお、シフト量は予め定められた値でもよいし、シフト量がJDFに記述されている場合にはJDFに記述されたシフト量を用いる。
また、ステップ118の判定が否定された場合には、ステップ124へ移行して、その他の製本処理が行われる。すなわち、上述した以外の製本に適した処理が行われる。ここで、ステップ124の処理は、製本の種類が上述した袋とじ、中とじ、平とじ以外にない場合には省略してもよい。なお、ステップ108〜124の処理は本発明の画像処理手段に相当する。
ステップ126では、JDFを参照してCTP印刷か否か判定される。該判定が肯定された場合には、ステップ128へ移行して、全ページについてCTP用に再度面付けが行われ、ステップ130へ移行して、再度面付けされたイメージデータがCTP装置700に出力されて、一連の処理を終了する。ここで、ステップ128で再度面付けを行う際に、差し込みページがない場合、すなわち、ステップ102の判定が否定された場合には、BEP装置604に入力されたイメージデータがそのままステップ130へ移行してイメージデータがCTP装置700に出力される。なお、ステップ128は本発明の生成手段に相当する。
一方、ステップ126の判定が否定された場合、すなわち、画像形成装置11等で画像形成を行う場合には、ステップ132へ移行して、各ページ(袋とじや中とじの場合には見開き2ページを1ページとする)毎に電子裁断が行われて、ステップ134へ移行する。
ステップ134では、画像形成装置11を起動して画像形成装置のシーケンスに応じてイメージデータが出力されて、一連の処理を終了する。すなわち、プリントシーケンスに応じて電子裁断された各ページのイメージデータを並べ替えてプリントエンジン30に出力する。これによって、出力側の処理特性に応じた処理を行った後にイメージデータを転送することができる。
このように、上記の処理によれば、袋とじの場合には片面印刷設定にされて、図6(A)に示すように2つ折りされた2ページが1ページとして印刷されるので画像がセンタリングされ、中とじの場合には両面印刷設定にされて、図6(B)に示すように見開き2ページが1ページとして印刷されるので画像がセンタリングされ、平とじの場合には両面印刷設定にされて、図6(C)に示すように画像が綴じ位置とは反対側にシフトされる。従って、セレクティブ印刷等の差し込みページがある場合でも、綴じ代位置や製本方法に応じて画像処理を行うことで自動的に追加するイメージデータを追加先の綴じ代や製本方法に変更することができる。そして、CTP装置700に出力するときには、差し込みページを追加すべく再面付けが行われてイメージデータを生成して出力するので、再度RIP処理を行うことなくCTP装置700による印刷を行うことができる。
また、本実施の形態のBEP装置604を用いることで、セレクティブ印刷と通常の印刷を行う場合に、通常はCTP装置700による印刷を行い、セレクティブ印刷を行う場合には画像形成装置11による印刷を行う、といったように、CTPとオンデマンド印刷を使い分けることも可能となる。
なお、上記の実施の形態では、追加するイメージデータを綴じ代位置や製本方法に応じて画像処理を行うことで自動的に追加するイメージデータを追加先の綴じ代や製本方法に変更するようにしたが、これに加えて出力側の画像形成装置11やCTP装置700に応じて色変換や補正等を画像処理としてBEP装置604で更に行うようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係わる画像形成システムの全体構成を示す概略図である。 画像形成システムの一実施形態を示す図である。 DFE装置及びBEP装置の一実施形態を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わるBEP装置の詳細な構成を示すブロック図である。 BEP装置で行われる後処理に応じた処理の流れを示すフローチャートである。 袋とじ、中とじ、及び平とじを示す模式図である。 従来の画像形成システムの概略を示す図である。
符号の説明
11 画像形成装置
40A、40B CPU
60A、60B ハードディスク
500 DFE装置
604 BEP装置
700 CTP装置

Claims (4)

  1. 印刷ジョブを処理して各ページのイメージデータを生成し出力するフロントエンドプロセッサから出力される前記イメージデータを出力側の画像形成装置に応じて処理して転送する画像形成支援装置であって、
    前記フロントエンドプロセッサにて生成されたイメージデータを受け取り保持する画像記憶部と、
    前記フロントエンドプロセッサから、前記画像記憶部に保持されたイメージデータについての差し込みページの有無を示す情報及び画像形成後に行う製本方法を示す情報を含む印刷制御情報が記述されたジョブチケットを取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段によって取得されたジョブチケットを参照して、前記画像記憶部に保持されたイメージデータに対する差し込みページがあるか否かを判定し、差し込みページがあると判定した場合に、該差し込みページのイメージデータ、及び差し込む位置の情報を取得する第2取得手段と
    前記第2取得手段によって取得された差し込む位置の情報に基づいて、前記第2取得手段によって取得された差し込みページのイメージデータと、前記画像記憶部に保持されたイメージデータとをマージするマージ手段と、
    前記第1取得手段によって取得されたジョブチケットに記述された前記製本方法に応じて、前記マージ手段によってマージされたイメージデータに対して画像処理を行う画像処理手段と、
    を備えた画像形成支援装置。
  2. 前記画像処理手段は、前記ジョブチケットに記述された製本方法が袋とじ又は中とじである場合には、各ページの画像をセンタリングする画像処理を行い、前記ジョブチケットに記述された製本方法が平とじである場合には、各ページの画像を各ページの綴じられる側と反対側にシフトする画像処理を行う請求項1に記載の画像形成支援装置。
  3. 前記画像処理手段は、前記マージ手段によってマージされたイメージデータに対して、前記ジョブチケットに記述された製本方法が中とじ又は平とじである場合には、両面印刷を設定し、前記ジョブチケットに記述された製本方法が袋とじである場合には、片面印刷を設定する請求項1又は請求項2に記載の画像形成支援装置。
  4. 刷版を用いて画像形成を行う画像形成装置に出力する場合に、前記マージ手段によってマージされたイメージデータを面付けし直したイメージデータを生成する生成手段を更に備えた請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成支援装置。
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