JP4295158B2 - 自走式スクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、砕石、木材チップ、土砂等といったリサイクル原料や、これらから生産されたリサイクル品等を粒度に応じて選別する自走式スクリーンに関する。
近年、例えば土質改良機械やクラッシャ、シュレッダ等、建設発生土や岩石、或いは廃タイヤ等に代表される様々なリサイクル原料からリサイクル品を生産するリサイクル品生産機の需要が各地で高まっている。これらリサイクル品生産機の作業を補助する機械の1つに、例えばリサイクル品生産機に供給するリサイクル原料やリサイクル品生産機から排出されたリサイクル品等を被選別物とし、この被選別物を篩装置(スクリーン)で粒度に応じて選別し、篩装置を通過した選別物を排出コンベアによって搬送し排出する自走式スクリーンがある(例えば、特許文献1,2等参照)。
特開2002−4333号公報 特開2000−229266号公報
ここで、自走式スクリーンから排出される選別物は、所定の場所に集積されるか、若しくは後段に配置され得る様々なリサイクル品生産機に投入されることになるので、選別物の排出性や他の機械への投入性を確保する上では、上記排出コンベアの排出高さはなるべく高い方が好ましい。
特許文献1の自走式スクリーンにおいては、自力走行を可能とするために、走行体上部に設けた本体フレームの長手方向一方側に篩装置を、本体フレームの長手方向他方側に動力装置を配置してある。しかしこのような構成にあって、排出コンベアが篩装置の下方位置から動力装置の下側を通して本体フレームの長手方向他方側外方に延設されているため、上方に位置する動力装置の存在が排出コンベアの排出高さを制約する一因となる。それに対し、特許文献2の記載技術においては、動力装置を排出コンベアの下方に配設しているので、それだけ排出高さを稼ぐ上で有利な構成となっている。
しかしながら、排出コンベアの傾斜角度は、搬送する選別物が滑り落ちない範囲内の値でなければならないため、通常であれば、搬送する選別物とコンベアベルトとの摩擦力等に制約を受けて自ずとある程度限られた角度(例えば20°程度)に定まってしまう。そのため、排出コンベアを動力装置の上方を通して設ける場合、排出コンベアの配設位置が上方に平行移動する形となり、重心位置が上昇する結果、機体の安定性が悪くなる恐れがある。特許文献2の記載技術のように、機体の大きさに対して大型の走行体を採用すれば安定性の問題は解消され得るが、機体の全高が増してしまい、機体のサイズによっては公道での輸送制限高さをクリアする上で極めて不利となる。
本発明は、上記の事柄に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトかつ低重心で輸送性に優れ、それでいて十分な排出高さを確保することができる自走式スクリーンを提供することにある。
上記目的を達成するための、の発明は、走行手段と、この走行手段上に設けられ、長手方向両端部分が前記走行手段に対して前後に張り出すように形成した本体フレームと、この本体フレームの長手方向一方側の上部に設けた篩装置と、前記本体フレームの長手方向他方側の上部に設けた動力装置と、記篩装置の下方位置から前記動力装置の上方を通して、前記本体フレームの長手方向他方側外方に向かって上り傾斜となるように配設した排出コンベアとを備え、前記本体フレームの長手方向一方側に、前記選別装置により選別される選別粒度以上の選別物を搬送し機外に排出するサイドコンベアを備え、前記排出コンベアは、前記本体フレームの幅方向の中心から一方側にずらした位置に配設されており、前記サイドコンベアは、前記排出コンベアをずらして創出した前記本体フレームの幅方向他方側のスペースに収容可能であり、前記サイドコンベアは、前記本体フレームの長手方向一方側に取り付けた上流部と、この上流部に対して回動可能に連結した下流部とからなり、前記下流部を前記上流部に対し回動させて直線状にし、さらにこの直線状になったサイドコンベアの前記上流部部分を前記本体フレームに対し回動させて水平にすることにより、稼動状態に展開可能であることを特徴とする。
の発明は、第の発明において、前記篩装置の前記本体フレームの長手方向他方側の上方位置に、選別物を受け入れて前記篩装置に供給する供給手段を設けたことを特徴とする。
の発明は、第1又はの発明において、前記篩装置の前記本体フレームの長手方向他方側でかつ前記排出コンベアの上方位置に、前記排出コンベア上の選別物から磁性異物を除去する磁選機を設けたことを特徴とする。
の発明は、第1乃至第の発明のいずれかにおいて、前記排出コンベア上の位置に、前記排出コンベア上の選別物を解砕する解砕装置を設けたことを特徴とする。
の発明は、第1乃至第の発明のいずれかにおいて、前記排出コンベアに、前記排出コンベア上の選別物の搬送量を検出する検出手段を設けたことを特徴とする。
の発明は、第1乃至第の発明のいずれかにおいて、前記篩装置の傾斜角度を調整する篩角度調整手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、排出コンベアを動力装置の上方を通して配置したことにより、選別物の排出高さを十分高くすることができる。このとき、本体フレームの長手方向ほぼ中央位置の下部に設けた走行手段の長手方向寸法を、本体フレームの長手方向寸法に対して小さく形成しているので、本体フレームの長手方向両端部は走行体に対して前後に張り出す形となる。そして、走行手段に対して前方に張り出した本体フレームの長手方向他方側に動力装置を設けたことにより、動力装置と排出コンベアとの間に空間が創出されるので、この空間の高さ分だけ排出コンベアを下方にずらし機体の重心を低下させることができる。これにより、公道での輸送制限高さをクリアし優れた輸送性を確保する上でも有利となり、かつ排出高さを向上させながらも十分な安定性を確保することができる。それに対し、走行手段に対して後方に張り出した本体フレームの長手方向一方側に篩装置を設けたことにより、機体全体の重量を十分にバランスさせることができるので、走行手段をサイズダウンすることができ、これによっても、機体重心を低下させることができ、かつコンパクト化することができる。
以下、本発明の自走式スクリーンの一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の自走式スクリーンの一実施形態の全体構造を表す右側側面図、図2は上面図、図3は左側側面図、図4は後側正面図、図5は前側正面図である。
なお、以下の説明において、図1中の左・右を、それぞれ本自走式スクリーンにおける後・前又は長手方向の一方側・他方側とし、図2中の下・上を、それぞれ右・左又は幅方向の一方側・他方側とする。
図1乃至図5において、1は走行体で、この走行体1は、トラックフレーム2と、このトラックフレーム2の一方端に設けた従動輪3と、トラックフレーム2の他方端に設けた駆動輪4と、この駆動輪4に直結した駆動装置5と、従動輪3及び駆動輪4に掛け回した履帯6とで構成されている。この走行体1は、本体フレーム7(後述)の長手方向ほぼ中央位置の下部に設けられ、その長手方向(走行方向)寸法は、本体フレーム7の長手方向寸法に対して小さく(例えば本体フレーム7の長手方向寸法の2/3程度に)形成されている。
本体フレーム7は、トラックフレーム2の上部に前方端が走行体1の前方に張り出すように配設されたメインフレーム8と、このメインフレーム8上に後端部が走行体1の後方に張り出すように配設された取付フレーム9とで構成されている。取付フレーム9は、メインフレーム8上に固定された下フレーム10と、この下フレーム10上に立設した支持ポスト11と、支持ポスト11上に略水平に設けた上フレーム12とで構成されている。また、本体フレーム7の長手方向一方側の上部には篩装置15が、長手方向他方側の上部には動力装置16が、それぞれ設けられている。
上記篩装置15は、投入される被選別物を粒度に応じて選別するもので、内部に所定の目の大きさの格子17を備えており、取付フレーム9の上フレーム12上に支持部材18及びばね19を介して振動可能に支持され、その長手方向中心位置はほぼ走行体1の後端の上方に位置している。20はこの篩装置15を加振する駆動装置であり、この駆動装置20によって篩装置15を振動させることにより、投入された被選別物のうち、格子17の目の大きさよりも大きな選別物が除去され、小さな選別物が下方へ導かれるようになっている。
21はホッパで、このホッパ21は、篩装置15の格子17を通過した所定粒度以下の選別物を、下方の排出コンベア30(詳細は後述)上に導く役割を果たす。そのため、このホッパ21は、篩装置15と排出コンベア30との間に位置するように取付フレーム9に支持されており、篩装置15を通過した選別物を確実に受け入れて排出コンベア30上に導くように、上方に向かって拡開する概略枠型に形成されている。
上記動力装置16は、本体フレーム7の長手方向他方側端部に支持部材22を介して支持されている。繁雑防止のため特に図示していないが、この動力装置16には、本自走式スクリーンの駆動源であるエンジンや、このエンジンにより駆動される少なくとも1つの油圧ポンプ、この油圧ポンプから各駆動装置に供給される圧油を制御する複数のコントロールバルブ等が内蔵されている。また、動力装置16における本体フレーム7の長手方向一方側上部は、排出コンベア30から退避するように円弧状に形成されており、そして、この円弧状に形成した部分、すなわち円弧面23が排出コンベア30に近接するように配設されている。言い換えれば、排出コンベア30は、この動力装置16の円弧面23に近接するように配設されている。
25はこの動力装置16における本体フレーム7の幅方向他方側の区画に設けた運転席で、この運転席25には、図2、図3、図5等に示すように、走行操作を行うための走行操作レバー26が設けられている。27は排出コンベア30やサイドコンベア60(詳細は後述)の操作を行う操作レバー、28はその他の駆動装置類(後述)を操作したり各種運転設定を行ったりするための操作盤で、これら操作レバー27、操作盤28は、それぞれ本自走式スクリーンにおける本体フレーム7の幅方向他方側であって運転席25の前方側の位置に設けられており、操作者が運転席25に上がらずに地上から操作できるように配慮されている。
上記排出コンベア30は、篩装置15の下方位置、すなわちホッパ21の下方位置から、動力装置16の上方を通して本体フレーム7の長手方向他方側外方に向かって上り傾斜となるように設けられている。この排出コンベア30の搬送方向中間部は、支持部材31を介し、動力装置16における本体フレーム7の長手方向他方側に突出した突出部32に支持されている。また、それよりも搬送方向上流側部分は、支持部材33を介し、本体フレーム7の長手方向ほぼ中央部上に支持されている。
35は排出コンベア30のコンベアフレームで、このコンベアフレーム35の前後両端には、それぞれ駆動輪36、従動輪37が回転自在に設けられている。38はこれら駆動輪36及び従動輪37に掛け回したコンベアベルト、39は駆動輪36に連結した駆動装置39で、この駆動装置39によって駆動輪36を回転させることにより、駆動輪36及び従動輪37間でコンベアベルト38が循環駆動する。40は循環駆動するコンベアベルト38の搬送面(上側の面)を支持する支持ローラである。なお、特に説明しないが、この排出コンベア30の従動輪37側には、公知のベルト張り調整機構が設けられている。
図6は、排出コンベア30の詳細構造を表す拡大側面図で、図中、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
この図6に示すように、コンベアフレーム35は、搬送方向における上流部45のフレームをなす上流側フレーム46と、搬送方向における下流部47のフレームをなす下流側フレーム48とで構成されている。上流側フレーム46は、前述した支持部材31等によって動力装置16の突出部32に支持されるとともに、支持部材33(図1参照)によって本体フレーム7に支持されている。また、上流側フレーム46及び下流側フレーム48における互いの対向端部の下部側には、ピン49を介して連結されたブラケット50,51がそれぞれ取り付けられている。さらに、下流側フレーム48の下部側には、支持部材52が固定されており、この支持部材52と上記動力装置16の突出部32には、油圧シリンダ53の両端が回動可能に連結されている。これにより、油圧シリンダ53の伸縮に伴って下流部47が上流部45に対して上下方向に回動する。
このとき、上流側フレーム46及び下流側フレーム48の側部には、それぞれブラケット54,55が取り付けられている。ブラケット54には、ピン49を中心とする円弧上に所定の間隔で複数のピン穴56が穿設されている。この構成によって、下流側フレーム48の回動角度に対応するピン穴56に対し、ブラケット55をピン57で固定することにより、下流側フレーム48が上流側フレーム46に対して強固に固定される。
図1乃至図5に戻り、59はサイドコンベア60を積載するためのベースフレームである。このベースフレーム59は、本体フレーム7の長手方向にスライド可能なように、取付フレーム9(下フレーム10)との対向端部が、長手方向一方側から取付フレーム9(下フレーム10)に間挿されている。61はこのベースフレーム59をスライドさせる油圧シリンダで、この油圧シリンダ61の両端は、下フレーム10及びベースフレーム59の下部側にそれぞれ設けたブラケットに対し回動可能に連結されている。また、ベースフレーム59の上部には、回転軸62を支点に旋回可能な旋回フレーム63が設けられている。
上記サイドコンベア60は、篩装置15に投入された被選別物のうち、篩装置15の格子17上を移動して機体の後方側に落下する所定粒度以上の選別物を機体の側方に搬送し排出するもので、その基端部は、本体フレーム7の長手方向一方側、厳密には旋回フレーム63に取り付けられている。このサイドコンベア60は、旋回フレーム63に対してその幅方向一方側(図1では下側)の端部を支点に垂直方向に回動可能に支持された基端側の上流部65と、この上流部65に対し回動可能に連結された下流部66とからなる。このとき、上記排出コンベア30は、図2、図4、図5等に示すように、走行体1の幅方向中心から本体フレーム7の幅方向一方側にずらした位置に配設されており、例えば走行時や輸送時等には、サイドコンベア60は、こうして排出コンベア30をずらして創出した本体フレーム7の幅方向他方側の機体側部のスペースに、折り畳んで収容可能な構成となっている。図1乃至図5には、サイドコンベア30を収容した状態を図示してある。
67はサイドコンベア60のベースで、このベース67は、例えば図1等に示すように、旋回フレーム63に対してピン68により連結されている。69はベース67をピン68を支点に回動させる油圧シリンダで、この油圧シリンダ69の両端は、ベース67と旋回フレーム63に対し回動可能に連結されている。また、ベース67には、サイドコンベア上流部65のフレームをなす上流側フレーム70が、例えば図2等に示すように、ベース67に対してピン71を介して回動可能に連結されている。
72は下流部66のフレームをなす下流側フレームである。図2等に示すように、上流側フレーム70と下流側フレーム72とは、それぞれに取り付けたブラケット73,74がピン75を介して連結されることにより、互いに回動可能に連結されている。76は下流側フレーム72を上流側フレーム70に対して回動させる油圧シリンダで、この油圧シリンダ76の両端は、ベース67及び下流側フレーム72に対し回動可能に連結されている。
80は下流側フレーム72の下流端に設けた駆動輪、81は上流側フレーム70の上流端に設けた従動輪、82はこれら駆動輪80及び従動輪81に掛け回したコンベアベルトである。83は駆動輪80に連結した駆動装置で、サイドコンベア60を後述のように展開した後、駆動装置83によって駆動輪80を回転させることにより、駆動輪80及び従動輪81間でコンベアベルト82が循環駆動するようになっている。なお、84は循環駆動するコンベアベルト82の搬送面を支持する複数の支持ローラ、85はサイドコンベア60を稼動状態としたときに、下流側フレーム72を地面より支える脚である。また、特に図示していないが、サイドコンベア60の従動輪81側には、公知のベルト張り調整機構が設けられている。
図7は、サイドコンベア60の展開手順を表した説明図である。
図7(a)の収容状態からサイドコンベア60を展開する際には、まず、油圧シリンダ76を伸長し、図7(b)に示すように、サイドコンベア60の下流部66が上流部65に対してほぼ直線状になるように、下流部66を回動させる。次いで、油圧シリンダ69を縮め、図7(c)に示すように、サイドコンベア60を幅方向一方側を支点にして回動させ水平状態とする。この状態としたら、油圧シリンダ76をさらに伸長させ、図7(d)に示すように、下流側に向かって上り傾斜となるようにサイドコンベア60をベース67に対して回動させ、稼動状態に転回する。そして、脚85を引き出して、図7(d)の状態でサイドコンベア60が安定に固定されるように下流部66を地面より支持する。
このようにしてサイドコンベア60を展開した状態の本実施形態の自走式スクリーンの右側側面図、後側正面図を、それぞれ図1、図4に対応させて図8、図9に示した。なお、サイドコンベア60を収容する場合は、図7に示した手順と逆の手順を行う。
また、前述したように、サイドコンベア60は、旋回フレーム63により支持されている。旋回フレーム63は、ベースフレーム59に対して旋回可能であるので、旋回フレーム63を旋回させることにより、サイドコンベア60が旋回可能な構成になっている。
図10は、サイドコンベア60の旋回手順を表した説明図である。
図10(a)は、先の図7(c)と同じ状態を表している。サイドコンベア60を旋回させる場合には、まず、油圧シリンダ61を伸長し、図10(b)に示すように、ベースフレーム59を取付フレーム9に対して突出する方向にスライドさせ、サイドコンベア60を旋回させるためのスペースを確保する。ベースフレーム59を突出させたら、操作者は、サイドコンベア60を押して、回転軸62(図1等参照)を中心に旋回フレーム63(図1等参照)を回転させ、図10(c)のように、図10(a)とは逆方向を向くように、サイドコンベア60を旋回させる。このとき、回転軸62を回転駆動させる旋回装置を別途設け、人手によらず油圧駆動又は電動で旋回させるようにしても良い。ここまでの手順が終了したら、油圧シリンダ61を縮めてベースフレーム59を取付フレーム9側にスライドさせ、図10(d)に示したように、サイドコンベア60を稼動位置にスライドさせる。この状態でサイドコンベア60を稼動させる場合、図7(d)で説明した手順を続けて行う。再び、図10(a)の状態にサイドコンベア60を戻す場合は、上記と逆の手順を行う。
次に、上記構成の本実施形態の自走式スクリーンの動作及び作用を説明する。
まず、図7(a)乃至図7(d)で説明したようにサイドコンベア60を展開し、図8及び図9に示した状態とした後、例えば、油圧ショベル等により篩装置15に被選別物を投入すると、この篩装置15の格子17を通過した所定粒度以下の選別物が下方のホッパ21へと導入される。ホッパ21に受け入れられた選別物は、排出コンベア30上に導かれ、この排出コンベア30によって搬送され機外(例えば図8中の右側)に排出される。一方、篩装置15の格子17を通過しない所定粒度以上の選別物は、格子17上を移動してサイドコンベア60上に落下する。そして、サイドコンベア60上に落下した選別物は、このサイドコンベア60によって搬送され、機体の側方(この場合、図9中の左側)に排出される。
本実施形態によれば、排出コンベア30を動力装置16の上方を通して配置したことにより、従来のように動力装置12の下方を通した場合に比して、選別物の排出高さを十分高くすることができる。
このとき、本体フレーム7の長手方向ほぼ中央位置の下部に設けた走行体1の長手方向寸法を、本体フレーム7の長手方向寸法に対して小さく形成しているので、本体フレーム7の長手方向両端部は走行体1に対して前後に張り出す形となる。そして、本体フレーム7の長手方向両端部分を走行体1に対して前後に張り出し、この張り出した両端部分に篩装置15、動力装置16が搭載されているため、篩装置15及び動力装置16間のスペースを十分に確保することができる。すなわち、一般に排出コンベア30の傾斜角度は一定の範囲に限定されるが、動力装置16が本体フレーム7の前方の張り出し部分(長手方向他方側)に搭載されているため、排出コンベア30と動力装置16との間に空間を創出することができるので、この空間の高さ分だけ排出コンベア30の配置を下方にずらすことができ、単に動力装置16の上方を通して排出コンベア30を配設する場合に比べ、機体の重心及び高さを低下させることができる。これにより、公道での輸送制限高さをクリアし優れた輸送性を確保する上でも有利となり、しかも排出高さを向上させながらも十分な安定性を確保することができる。
一方、動力装置16の配置を前方にずらした分、篩装置15を本体フレーム7の後方の張り出し部分(長手方向一方側)に搭載したことにより、機体全体の重量をバランスさせることができ、しかも篩装置15の配置高さも低くなるので、被選別物の投入性も向上する。また、機体全体の重量を十分にバランスさせることができるので、小型の走行体でも十分な安定性を確保することができる。したがって、走行体1をサイズダウンすることができ、これによっても、機体重心を低下させることができ、なおかつ製作コストを削減することが可能となる。
また、排出コンベア30の下流部47は、上流部45に対して俯仰動するので、図1に示した状態から図8に示した状態まで段階的に排出高さを変化させることができ、作業に応じた排出高さを設定することができる。また、このように排出コンベア30の下流部47を俯仰動するように構成したので、図11に示したように、より容量の小さなトレーラ等で本自走式スクリーンを輸送する際にも、排出コンベア30の下流部47をほぼ水平位置に折り曲げることによって、公道における輸送高さ制限Hを満足することができ優れた輸送性が確保される。
また、排出コンベア30を動力装置16の上方を通したことにより、排出コンベア30の周囲空間が十分に確保されるので、排出コンベア30のメンテナンスを容易に行うことができ、何等かの異物が排出コンベア30に詰まった場合でも、異物の除去等も極めて容易にできる。
サイドコンベア60を設けたことにより、複数の粒度の選別物を排出コンベア30とともに搬送し、集積する又は他の機器に供給することができる。また、サイドコンベア60は、折り畳んで機体の側部に収容可能であるため、トレーラ等で輸送する際の輸送制限を満足することができる。さらに、通常、サイドコンベアはオプションとして装備されるものであり、稼動現場にて組み立て、取り付けの作業を伴うのが一般的であったが、本実施形態においては、各油圧シリンダを伸縮操作するのみで、煩わしい組み立てや取り付けの作業を要さず容易に展開、収容が可能であるため、サイドコンベア60を標準装備とし即作業に移行することができるので、作業効率を向上させることができ工期短縮にも寄与する。しかも、このサイドコンベア60を旋回させることができるので、作業に応じて搬送物の排出位置を変更することができ、稼動現場でのレイアウト性も良い。
また、サイドコンベア60を支持するベースフレーム59をスライド可能に構成したことにより、篩装置15の周囲(後方)に作業空間を創出することができるので、篩装置15のメンテナンス性を向上させることができる。また、動力装置の下方を通して排出コンベアを配設する場合に比して排出コンベアの配置を高くすることができるので、排出コンベア30の上流側の下部のメンテナンスをする上でも作業を行い易い。
また、走行体1を備え、自力走行可能な構成であるので、現場内で十分な機動性を発揮し、トレーラの荷台等にも自力で乗り降りすることができるので、搬入搬出時にクレーン等の吊り重機が不要である点も大きなメリットである。
図12は、本発明の自走式スクリーンの他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。この図において、先の各図と同様の部分には先の各図と同符号を付し説明を省略する。
本実施形態は、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態に、選別物を受け入れて篩装置15に供給する供給装置90を設けた実施形態である。
図12において、供給装置90は、選別物を受け入れて篩装置15に導くシュート91と、このシュート91の傾斜角を調整する傾斜角調整手段92とを備えている。
シュート91は、上方に向かって拡開した有底の受け皿状の部材で、後方(図12中の左側)が開放されており、篩装置15に対し本体フレーム7の長手方向他方側でかつ排出コンベア30の上方位置に設けられている。シュート91の後端部は、例えば取付フレーム9上に組み上げた支持部材93に対しピン94を介して連結されており、ピン94を支点に上下方向に回動可能な構成となっている。
一方、傾斜角調整手段92は、上下方向に所定間隔で設けられた複数のピン穴95を有する連結バー96を備えている。この連結バー96は、シュート91の前端下部にピン97を介して連結され、ピン97を支点に前後方向に回動可能となっている。つまり、この傾斜角調整手段97は、シュート91を傾動させて角度を段階的に調整し、その状態で支持部材93の前端に設けたブラケット98に位置が対応するピン穴95にピン99を差し込むことにより、シュート91を支持部材93に対して固定するようになっている。
本実施形態においては、例えば油圧ショベル等といった投入重機で上記供給装置90に被選別物を投入すると、投入された被選別物がシュート91に案内されて篩装置15に導入される。この際のシュート91の傾斜角は、被選別物がシュート91を円滑に滑動するように、被選別物に応じて、具体的には被選別物とシュート91との間の摩擦力等に応じて適宜調整する。
その他の構成及び動作については、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様である。
本実施形態によっても、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様の効果を得ることは言うまでもないが、被選別物を一旦供給装置90に受け入れてから篩装置15に導入することにより、篩装置15に被選別物を直接投入する場合に比し、篩装置15の格子17のダメージを軽減することができ、格子17を長寿命化することができる。
図13は、本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。この図において、先の各図と同様の部分には先の各図と同符号を付し説明を省略する。
本実施形態は、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態に、排出コンベア30上の選別物から磁性異物を除去する磁選機100を設けた実施形態である。
図13において、磁選機100は、例えば取付フレーム9上に組み上げた支持アーム101に対して支持部材102を介して吊り下げ支持され、篩装置15の本体フレーム7の長手方向他方側でかつ排出コンベア30の上方位置に配置されている。また、その構成は、駆動輪(図示せず)と、従動輪(図示せず)と、これら駆動輪及び従動輪の間に、排出コンベア30のコンベアベルト38の上方にコンベアベルト38とほぼ直交するように巻き回された磁選機ベルト103と、この磁選機ベルト103の内側に設けた磁力発生手段(図示せず)と、駆動輪に連結した駆動装置104とからなる。
上記構成により、磁選機100は、駆動装置104によって駆動輪を回転駆動させ磁力発生手段まわりに磁選機ベルト103を循環駆動させることにより、磁力発生手段からの磁力を磁選機ベルト103越しに作用させて磁性異物を磁選機ベルト103に吸着させた後、磁選機ベルト103によってコンベアベルト103とほぼ直交方向に運搬して機体の側方に落下させるようになっている。
その他の構成及び動作については、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様である。
本実施形態によっても、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様の効果を得ることは言うまでもないが、排出コンベア30上の選別物から磁性異物を除去することができるので、選別物の品質向上を図ることができる。
図14は、本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。この図において、先の各図と同様の部分には先の各図と同符号を付し説明を省略する。
本実施形態は、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態に、排出コンベア30上の選別物を解砕する解砕装置110を設けた実施形態である。
図14において、解砕装置110は、篩装置15の本体フレーム7の長手方向他方側でかつ排出コンベア30上の位置に設けられている。なお、本実施形態において、排出コンベア30の搬送方向にタンデムに2つの解砕装置110を並べてあるが、1つ省略して解砕装置110を1つとしても良いし、3つ以上をタンデムに並べても構わない。
解砕装置110の構成について説明すると、この解砕装置110は、本体をなすブラケット111と、このブラケット111内に回転自在に支持された解砕ロータ112と、この解砕ロータ112を回転駆動させる駆動装置113とを備えている。ブラケット111は、排出コンベア30の上流側フレーム46上にボルト等で締結されている。解砕ロータ112は、回転方向(図中の反時計回り)と反対方向でかつ本体フレーム7の幅方向に先端が曲成された複数のカッタを回転軸に取り付けて構成され、その回転軌跡が排出コンベア30のコンベアベルト38に近接するように配置されている。解砕ロータ112の回転軸と駆動装置113の出力軸とはベルト等によって連結されている。
上記構成により、解砕装置110は、駆動装置113によって解砕ロータ112を回転させると、搬送コンベア30上を搬送される選別物に対し解砕ロータ112によって後方側からすくい上げるようにして打撃を与え、選別物を解砕し細粒化するようになっている。
その他の構成及び動作については、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様である。
本実施形態によっても、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様の効果を得ることは言うまでもないが、排出コンベア30上の選別物を細粒化することができるので、選別物の品質向上を図ることができるとともに、排出する選別物を所望の粒度に細粒化することで品質の幅を広げることもできる。
図15は、本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。この図において、先の各図と同様の部分には先の各図と同符号を付し説明を省略する。
図15に示したように、本実施形態は、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態において、排出コンベア30に、排出コンベア30上の選別物の搬送量を検出する検出手段120を設けた実施形態である。この検出手段120は、例えば公知の構成のコンベアスケール等を用いれば足り、検出した単位時間当たりの搬送重量にコンベアベルト38の搬送速度を乗算することにより選別物の排出重量を算出することができる。勿論、例えば超音波や光等によってコンベアベルト38上の選別物の高さを検出する高さセンサを検出手段120として採用し、その検出結果にコンベアベルト38の幅、若しくはホッパ21の切出し口の幅等を乗算し、さらにコンベアベルト38の搬送速度を乗算することにより選別物の排出体積を算出することができる。
その他の構成及び動作については、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様である。
本実施形態によっても、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様の効果を得ることは言うまでもないが、排出コンベア30による選別物の搬送量を測定することができるので、リサイクル品を被選別物とした場合、排出した選別物の量を把握することができるので、即販売することができる。また、排出した選別物の量が把握できるため、例えばリサイクル原料又は途中生成物等を被選別物とした場合には、後段の工程におけるリサイクル品の品質向上にも寄与する。
図16は、本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。この図において、先の各図と同様の部分には先の各図と同符号を付し説明を省略する。
図16に示したように、本実施形態は、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態において、篩装置15の傾斜角度を調整する篩角度調整手段130を設けた実施形態である。
図17は、本実施形態における篩装置15周辺の詳細構造を表した右側側面図で、先の各図と同様の部分には先の各図と同符号が付してある。
図17に示すように、篩装置15の後端部を支持する上記支持部材18は、取付フレーム9上のブラケット131に対しピン132を介して連結されており、これによりピン133を支点に、言い換えれば格子17の目よりも大きな選別物を排出する側(サイドコンベア60側)を支点に篩装置15が上下方向に回動可能な構成となっている。
一方、上記篩角度調整手段130は、上下方向に所定間隔で設けられた複数のピン穴134を有する連結バー135を備えている。この連結バー135は、篩装置15の後端部を支持する上記支持部材18の代わりに設けられたもので、篩装置15の前端側を弾性支持するばね19の支持ブラケット136に対しピン137を介して連結され、ピン137を支点に前後方向に回動可能となっている。つまり、この篩角度調整手段130は、篩装置15を傾動させて角度を段階的に調整し、その状態で取付フレーム9上のブラケット138に対し位置が対応するピン穴134にピン139を差し込むことにより、篩装置15を取付フレーム9に対して固定するようになっている。
その他の構成及び動作については、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様である。
本実施形態によっても、前述した本発明の自走式スクリーンの一実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、本実施形態においては、例えば粒度や粘度、粒子形状等といった被選別物の状態に応じて、被選別物が篩装置15の格子17上を円滑に移動するように、篩装置15の傾斜角を適宜調整することができるので、投入する被選別物の種類の幅をより広げることができる。
以上、図12乃至図17で説明した各実施形態のように、各種のオプション設備を搭載することで、本発明の自走式スクリーンはより多目的な多種多様の作業に対応することができ、その経済効果も大きい。また、例えばリサイクル品生産機や各実施形態で説明した各種自走式スクリーン等といった他の機械との組み合わせの幅も広がり、システム構築の自由度を拡大することができる。
なお、以上においては、いわゆる振動篩である篩装置15を設けた例を説明したが、これに限定されない。例えば、篩装置15として、固定式の篩や、いわゆるロータリスクリーン、ロールスクリーン等、篩装置には様々なタイプのものがあり、こうした振動篩以外の篩装置を篩装置15として用いても構わない。また、履帯6を有する走行体1を備えた場合を例にとって説明したが、これにも限られず、例えばホイール式等の走行体1で走行手段を構成しても良い。これらの場合も同様の効果を得ることができる。
本発明の自走式スクリーンの一実施形態の全体構造を表す右側側面図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態の全体構造を表す上面図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態の全体構造を表す左側側面図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態の全体構造を表す後側正面図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態の全体構造を表す前側正面図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態に備えられた排出コンベアの詳細構造を表す拡大側面図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態に備えられたサイドコンベアの展開手順を表した説明図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態においてサイドコンベアを展開した状態の右側側面図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態においてサイドコンベアを展開した状態の後側正面図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施形態に備えられたサイドコンベアの旋回手順を表した説明図である。 本発明の自走式スクリーンの一実施の形態をトレーラに積載した状態を表す側面図である。 本発明の自走式スクリーンの他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。 本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。 本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。 本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。 本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態の全体構造を表す右側側面図である。 本発明の自走式スクリーンのさらに他の実施形態に備えられた篩装置周辺の詳細構造を表した右側側面図である。
符号の説明
1 走行体(走行手段)
7 本体フレーム
15 篩装置
16 動力装置
30 排出コンベア
60 サイドコンベア
65 上流部
66 下流部
90 供給装置(供給手段)
100 磁選機
110 解砕装置
120 検出手段
130 篩角度調整手段

Claims (6)

  1. 走行手段と、
    この走行手段上に設けられ、長手方向両端部分が前記走行手段に対して前後に張り出すように形成した本体フレームと、
    この本体フレームの長手方向一方側の上部に設けた篩装置と、
    前記本体フレームの長手方向他方側の上部に設けた動力装置と、
    記篩装置の下方位置から前記動力装置の上方を通して、前記本体フレームの長手方向他方側外方に向かって上り傾斜となるように配設した排出コンベアとを備え、
    前記本体フレームの長手方向一方側に、前記選別装置により選別される選別粒度以上の選別物を搬送し機外に排出するサイドコンベアを備え、前記排出コンベアは、前記本体フレームの幅方向の中心から一方側にずらした位置に配設されており、前記サイドコンベアは、前記排出コンベアをずらして創出した前記本体フレームの幅方向他方側のスペースに収容可能であり、
    前記サイドコンベアは、前記本体フレームの長手方向一方側に取り付けた上流部と、この上流部に対して回動可能に連結した下流部とからなり、前記下流部を前記上流部に対し回動させて直線状にし、さらにこの直線状になったサイドコンベアの前記上流部部分を前記本体フレームに対し回動させて水平にすることにより、稼動状態に展開可能であることを特徴とする自走式スクリーン。
  2. 前記篩装置の前記本体フレームの長手方向他方側の上方位置に、選別物を受け入れて前記篩装置に供給する供給手段を設けたことを特徴とする請求項に記載の自走式スクリーン。
  3. 前記篩装置の前記本体フレームの長手方向他方側でかつ前記排出コンベアの上方位置に、前記排出コンベア上の選別物から磁性異物を除去する磁選機を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自走式スクリーン。
  4. 前記排出コンベア上の位置に、前記排出コンベア上の選別物を解砕する解砕装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の自走式スクリーン。
  5. 前記排出コンベアに、前記排出コンベア上の選別物の搬送量を検出する検出手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の自走式スクリーン。
  6. 前記篩装置の傾斜角度を調整する篩角度調整手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の自走式スクリーン。
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