JP4897352B2 - スクリーン - Google Patents

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本発明は、例えば土砂、砕石、木材チップ等の選別対象物を、粒の大きさ(粒度)に応じて選別するのに好適に用いられるスクリーンに関する。
一般に、建設工事、土木工事等の作業現場では、土砂、砕石等を含んだ大量の掘削残土が発生する。そして、発生した掘削残土を埋戻し材、基礎地盤材として再利用するため、この掘削残土に生石灰、セメント等の土質改良材を混合して改良土を生成する土質改良機が知られている。
この場合、土質改良機によって掘削残土と土質改良材とを混合する前作業として、掘削残土に含まれる砕石、土砂等の大きさ(粒度)を選別する必要がある。そして、これら砕石、土砂等の選別対象物を篩いにかけることにより、一定の粒度よりも大きいものと一定の粒度以下のものとに選別するスクリーンが好適に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−296893号公報
この従来技術によるスクリーンは、クローラ式の走行体に設けられた支持構造体をなすフレームと、該フレームに設けられ選別物を外部に排出する排出コンベヤと、該排出コンベヤの上側に位置してフレームに傾斜角度が調整可能に設けられ選別対象物を篩いにかけて選別する篩装置と、排出コンベヤと篩装置との間に設けられ篩装置から落下した選別物を排出コンベヤへと案内するシュートとを備えて構成されている。そして、このスクリーンは、例えばトレーラ等に積載されて作業現場まで輸送され、この作業現場で土砂等の選別対象物を選別する作業を行うものである。
ここで、上述のスクリーンを用いて土砂等の選別作業を行うときには、油圧ショベル等を用いて土砂(選別対象物)を篩装置に投入し、この篩装置を振動させる。これにより、一定の粒度よりも大きい土砂と一定の粒度以下の土砂とが選別され、一定の粒度以下の土砂(選別物)のみが篩装置から排出コンベヤに向けて落下する。そして、篩装置から落下した選別物は、排出コンベヤと篩装置との間に設けられたシュートによって排出コンベヤ上へと案内された後、該排出コンベヤによって所望の排出場所へと搬送される。
また、この従来技術によるスクリーンは、篩装置の長さ方向の一端側をピンを中心としてフレームに回動可能に取付け、篩装置の長さ方向の他端側のフレームに対する取付高さを変化させることにより、篩装置の水平方向に対する傾斜角度を調整することができる構成となっている。そして、例えば篩装置に投入される選別対象物の粒度や粘度に応じて篩装置の傾斜角度を適宜に調整することにより、選別作業を効率良く行うことができる構成となっている。
ところで、スクリーンをトレーラ等に積載して輸送する場合には、篩装置の他端側のフレームに対する取付け高さを低くし、篩装置の傾斜角度を地面に対してほぼ水平となるように調整することにより、篩装置の高さ寸法を可及的に小さく抑えることが望ましい。
しかし、従来技術によるスクリーンは、通常、排出コンベヤの幅寸法が篩装置の幅寸法よりも小さいため、排出コンベヤを幅方向から挟むシュートを設け、篩装置から落下した選別物をシュートによって排出コンベヤへと案内する必要がある。このため、従来技術によるシュートは、通常、排出コンベヤから篩装置に向けて徐々に広幅となるように斜め上向きに傾斜し、その上端部間の幅寸法は篩装置の幅寸法よりも大きく形成されている。
従って、例えば篩装置の他端側のフレームに対する取付け高さが低すぎると、篩装置の下端側とシュートの上端部とが干渉してしまうため、篩装置の他端側の取付け高さを低くするには限度がある。このように、従来技術によるスクリーンでは、篩装置の傾斜角度を地面に対してほぼ水平となるように調整することが難しく、輸送時における篩装置の高さ寸法を小さく抑えることが困難であるという問題がある。
また、従来技術によるシュートは、通常、排出コンベヤから篩装置に向けて延びる広幅な金属板によって構成されている。このため、例えば粘度の高い土砂等を篩装置で選別する場合には、篩装置から落下した土砂がシュートの表面に付着し易く、当該土砂を排出コンベヤへと円滑に導くことができなくなるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、輸送時における高さ寸法を小さくすることができ、かつ、篩装置によって選別された選別物をシュートに付着させることなく排出コンベヤへと円滑に導くことができるようにしたスクリーンを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、支持構造体をなすフレームと、該フレームに設けられ選別物を外部に排出する排出コンベヤと、該排出コンベヤの上側に位置して前記フレームに傾斜角度が調整可能に設けられ選別対象物を篩いにかけて選別する篩装置と、前記排出コンベヤと前記篩装置との間に設けられ前記篩装置から落下した選別物を前記排出コンベヤへと案内するシュートとを備えてなるスクリーンに適用される。
そして、請求項1の発明の特徴は、前記シュートは、下端側が前記排出コンベヤの側板に取付けられ上端側が自由端となって上方に延びた固定側シュートと、上端側が前記篩装置に取付けられ下端側が自由端となって前記固定側シュートの上端部よりも下側まで延びた可動側シュートとにより構成し、前記固定側シュートの上端部は、その幅寸法(A)が前記篩装置の幅寸法(C)よりも小さく形成され、前記可動側シュートの下端部は、その幅寸法(D)が前記固定側シュートの上端部の幅寸法(A)よりも小さく形成され当該固定側シュートの内側に収まる構成としたことにある。
請求項の発明は、前記固定側シュートは、前記排出コンベヤから前記篩装置に向けて斜め上向きに傾斜して延びる金属板により構成し、前記可動側シュートは、上端側が前記篩装置に固定され下端側が前記固定側シュートと重なり合う可撓性板により構成したことにある。
請求項の発明は、前記固定側シュートは、前記排出コンベヤから前記篩装置に向けて斜め上向きに傾斜して延びる金属板により構成し、前記可動側シュートは、上端側が前記篩装置に回動可能に取付けられ下端側が前記固定側シュートと重なり合う金属板により構成したことにある。
請求項1の発明によれば、排出コンベヤ側に設けた固定側シュートと篩装置側に設けた可動側シュートとは、上,下方向で互いに重なり合っているので、例えば篩装置の傾斜角度を地面に対してほぼ水平となるように調整することにより、篩装置の下端側が排出コンベヤに接近したとしても、可動側シュートと固定側シュートとが干渉するのを防止することができる。従って、篩装置の傾斜角度を地面に対してほぼ水平となるように調整することにより、輸送時における篩装置の高さ寸法を可及的に小さく抑えることができ、例えばスクリーンをトレーラ等に積載、運搬するときに機械全体の高さを低減するために機器を取外すといった煩雑な作業を不要にでき、作業性を高めることができる。
また、篩装置側に可動側シュートを設けた分、排出コンベヤ側に設けた固定側シュートの幅寸法を小さくすることができるので、篩装置から落下した選別物が固定側シュートに付着するのを抑え、選別物を円滑に排出コンベヤへと導くことができる。
しかも、可動側シュートには篩装置の篩い動作による振動が伝わるので、可動側シュートに選別物が付着したとしても、この選別物を振動によって可動側シュートから離脱させることができ、篩装置によって選別された選別物を確実に排出コンベヤへと導くことができる。
さらに、固定側シュートの上端側(自由端)を篩装置の幅寸法よりも小さく形成することにより、篩装置の傾斜角度を地面に対してほぼ水平となるように調整したときに、固定側シュートの上端側と篩装置の下端側とをオーバラップさせることができる。これにより、篩装置と排出コンベヤとの間隔を小さくすることができ、輸送時における篩装置の高さ寸法を一層小さく抑えることができる。また、可動側シュートの下端側を固定側シュートの内側に収めることにより、篩装置から落下した選別物を可動側シュートから固定側シュートへと円滑に受け渡すことができ、この選別物を確実に排出コンベヤへと案内することができる。
請求項の発明によれば、例えば輸送時に篩装置の傾斜角度を調整して排出コンベヤ側に接近させることにより、固定側シュートの上端側と可動側シュートの下端側とが当接したとしても、可撓性板からなる可動側シュートが変形することにより、篩装置と排出コンベヤとの間隔を小さくすることができ、輸送時における篩装置の高さ寸法を小さく抑えることができる。
一方、選別作業を行うために篩装置と排出コンベヤとの間隔を広げたときには、可撓性板からなる可動側シュートの下端側は、自重によって排出コンベヤ側へと延び、固定側シュートの上端側と上,下方向で重なり合う。これにより、篩装置から落下した選別物を、可動側シュートと固定側シュートとによって確実に排出コンベヤへと案内することができる。
請求項の発明によれば、例えば輸送時に篩装置の傾斜角度を調整して排出コンベヤ側に接近させることにより、固定側シュートの上端側と可動側シュートの下端側とが当接したとしても、可動側シュートの上端側は篩装置に回動可能に取付けられているので、可動側シュートの下端側が上向きに回動することにより、篩装置と排出コンベヤとの間隔を小さくすることができ、輸送時における篩装置の高さ寸法を小さく抑えることができる。
一方、選別作業を行うために篩装置と排出コンベヤとの間隔を広げたときには、可動側シュートの下端側が自重によって下向に回動し、固定側シュートの上端側と上,下方向で重なり合う。これにより、篩装置から落下した選別物を、可動側シュートと固定側シュートとによって確実に排出コンベヤへと案内することができる。
以下、本発明に係るスクリーンの実施の形態を、自走式スクリーンを例に挙げ、図1ないし図13を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1ないし図11は本発明の第1の実施の形態を示している。ここで、図中、1は自走式スクリーンを示し、この自走式スクリーン1は、例えば土木作業によって発生した掘削残土に含まれる砕石、土砂等の選別対象物を篩いにかけることにより、これら土砂等を一定の粒度よりも大きいものと一定の粒度以下のものとに選別するものである。そして、自走式スクリーン1は、後述の走行体2、フレーム7、サイドコンベヤ13、排出コンベヤ14、篩装置25、シュート31等により構成されている。
2は自走可能なクローラ式の走行体で、該走行体2は、左,右両側にサイドフレーム3Aが設けられた脚部3と、各サイドフレーム3Aの長さ方向一端側に設けられた駆動輪4と、各サイドフレーム3Aの長さ方向他端側に設けられた遊動輪5と、これら駆動輪4と遊動輪5とに巻回して設けられた左,右の履帯6とにより大略構成されている。そして、走行体2は、後述する走行レバー装置11の操作に応じて作業現場を自走するものである。また、走行体2を構成する脚部3上には、後述のフレーム7が配設されている。
7は走行体2の脚部3上に配設されたフレームで、該フレーム7は、例えば角パイプ、I形鋼、H形鋼等の鉄鋼材料を用いて前,後方向に延びる枠状に形成され、強固な支持構造体をなしている。ここで、フレーム7は、脚部3上に固定され前,後方向に延びたベースフレーム8と、該ベースフレーム8上に固定され前,後方向に延びた支持フレーム9とにより大略構成されている。そして、ベースフレーム8上には後述のパワーユニット10、走行レバー装置11等が設けられ、支持フレーム9は後述の篩装置25、サイドコンベヤ13、排出コンベヤ14等を支持する構成となっている。
10はベースフレーム8の長さ方向一端側に配設されたパワーユニットで、該パワーユニット10は、例えばエンジン、該エンジンにより駆動される油圧ポンプ、該油圧ポンプから各種油圧アクチュエータへの圧油の給排を制御する制御弁(いずれも図示せず)等により構成されている。
11はパワーユニット10と共にベースフレーム8上に配設された走行レバー装置で、該走行レバー装置11は、図2に示すように、パワーユニット10に隣接して配置され、オペレータの操作に応じて自走式スクリーン1の走行動作を制御するものである。また、走行レバー装置11の近傍部位には操作盤12が配置され、該操作盤12を操作することにより、後述のサイドコンベヤ13、排出コンベヤ14、篩装置25等の作動を制御することができる構成となっている。
13は支持フレーム9の長さ方向他端側に設けられたサイドコンベヤで、該サイドコンベヤ13は、後述する篩装置25によって選別された夾雑物を外部に排出するものである。ここで、図1ないし図4に示すように、サイドコンベヤ13は、支持フレーム9に支持された基端側コンベヤフレーム13Aと、該基端側コンベヤフレーム13Aに折畳み可能に連結された先端側コンベヤフレーム13Bと、これら各コンベヤフレーム13A,13Bに沿って周回するベルト13Cとにより大略構成されている。
そして、サイドコンベヤ13は、図1及び図2に示す如く支持フレーム9の長さ方向他端側から左,右方向に延びた作業姿勢と、図3及び図4に示す如く長さ方向の途中部位から折畳まれた輸送姿勢とに選択的に切換えることができる構成となっている。
即ち、サイドコンベヤ13は、図1及び図2に示す作業姿勢となったときには、基端側コンベヤフレーム13Aと先端側コンベヤフレーム13Bとが直線的に連結され、支持フレーム9の長さ方向他端側から左,右方向に延びる構成となっている。そして、作業姿勢となったサイドコンベヤ13は、後述する篩装置25の網部材27上を転がり落ちてくる夾雑物をベルト13Cによって受取り、該ベルト13Cを周回させることにより夾雑物を外部の排出場所まで搬送して排出するものである。
一方、サイドコンベヤ13は、図3及び図4に示す輸送姿勢となったときには、ベルト13Cが地面に対してほぼ垂直となるように、基端側コンベヤフレーム13Aと先端側コンベヤフレーム13Bとを地面に対して回動させた状態で、基端側コンベヤフレーム13Aと先端側コンベヤフレーム13Bとが折り畳まれる。これにより、先端側コンベヤフレーム13Bを、支持フレーム9に沿って前,後方向に延びた状態で、篩装置25の側方にコンパクトに収容することができる。このように、サイドコンベヤ13を輸送姿勢とすることにより、トレーラ等に自走式スクリーン1を積載して輸送するときの作業性を高めることができる構成となっている。
14は支持フレーム9に設けられた排出コンベヤで、該排出コンベヤ14は、後述の篩装置25によって選別された選別物を外部に排出するものである。そして、排出コンベヤ14は、図1ないし図4等に示すように、支持フレーム9に取付けられ篩装置25の下側から斜め上向きに傾斜しつつ前,後方向に延びる基端側コンベヤフレーム15と、該基端側コンベヤフレーム15の先端側に上,下方向に回動可能に連結された先端側コンベヤフレーム16と、基端側コンベヤフレーム15の長さ方向他端側に回転可能に設けられた基端側ローラ17と、先端側コンベヤフレーム16の長さ方向一端側に回転可能に設けられた先端側ローラ18と、基端側ローラ17と先端側ローラ18との間に設けられた複数の中間ローラ19と、各中間ローラ19に案内されつつ基端側ローラ17と先端側ローラ18との間を周回するベルト20とにより大略構成されている。
ここで、図6及び図7等に示すように、基端側コンベヤフレーム15は、ベルト20を挟んで対面する断面L字状の左,右の側板15A,15Aを有し、これら各側板15Aの上面側には、ベルト20に向けて斜め下向きに傾斜する傾斜面15Bがそれぞれ設けられている。そして、基端側コンベヤフレーム15の各傾斜面15Bには、後述の固定側シュート32が設けられる構成となっている。
そして、排出コンベヤ14は、図1及び図2に示す如く、基端側コンベヤフレーム15と先端側コンベヤフレーム16とが篩装置25の下側から直線的に斜め上向きに延びる作業姿勢と、図3及び図4に示す如く、先端側コンベヤフレーム16が基端側コンベヤフレーム15の先端から水平方向に延びる輸送姿勢とに選択的に切換えることができる構成となっている。
ここで、排出コンベヤ14は、図1及び図2に示す作業姿勢となったときには、篩装置25から落下してくる選別物をベルト20によって受取り、該ベルト20を周回させることにより選別物を外部の排出場所まで搬送して排出する構成となっている。一方、排出コンベヤ14は、図3及び図4に示す輸送姿勢となったときには、先端側コンベヤフレーム16が基端側コンベヤフレーム15の先端から水平方向に屈曲することにより、排出コンベヤ14の地上高さを可及的に低くすることができる構成となっている。
21は支持フレーム9上に設けられた架台で、該架台21は、後述の篩装置25を地面に対して角度調整可能に支持するものである。ここで、架台21は、図5及び図9等に示すように、支持フレーム9上に位置して前,後方向に延びる下枠部21Aと、該下枠部21A上に立設された前,後の支持ポスト21B,21Bと、該各支持ポスト21Bの上端部に固着され前,後方向に延びる上枠部21Cとにより構成されている。
そして、下枠部21Aの長さ方向他端側は、支持フレーム9の上面側に支点ピン22を用いて上,下方向に回動可能に取付けられ、下枠部21Aの長さ方向一端側と支持フレーム9との間には、後述の角度調整機構23が設けられている。
23は架台21を構成する下枠部21Aの長さ方向一端側と支持フレーム9との間に設けられた角度調整機構で、該角度調整機構23は、支持フレーム9に対する架台21の長さ方向一端側の取付け高さを段階的に調整することにより、支点ピン22を中心として架台21の傾斜角度を調整するものである。
ここで、角度調整機構23は、支持フレーム9の上面側から上方に延びるフレーム側ブラケット23Aと、該フレーム側ブラケット23Aに上,下に離間して穿設された複数のピン挿通孔23B,23B,…と、架台21を構成する下枠部21Aの下面側に設けられた架台側ブラケット23Cと、各ピン挿通孔23Bのうちいずれか一つと架台側ブラケット23Cとに挿通されるピン23Dとにより構成されている。
そして、各ピン挿通孔23Bのうちいずれか一つと架台側ブラケット23Cとにピン23Dを選択的に挿通することにより、架台21の長さ方向の他端側を支点ピン22を中心として上,下方向に回動させ、架台21を、図1及び図5に示す如く地面に対して傾斜した傾斜位置と、図3及び図9に示す如く地面に対してほぼ水平となった水平位置との間で傾斜させることができる構成となっている。
24は角度調整機構23の近傍に位置して支持フレーム9と架台21との間に設けられた昇降シリンダで、該昇降シリンダ24は、支持フレーム9の長さ方向一端側と架台21(上枠部21C)の長さ方向一端側との間に設けられている。従って、角度調整機構23のピン23Dを取外した状態で昇降シリンダ24を伸縮させることにより、架台21の長さ方向一端側は支点ピン22を中心として上,下に回動(昇降)し、角度調整機構23の各ピン挿通孔23Bのうちいずれか一つと架台側ブラケット23Cとにピン23Dを挿通するときの位置合わせを容易に行うことができる構成となっている。
25は排出コンベヤ14の上側に位置して支持フレームに傾斜角度が調整可能に設けられた篩装置で、該篩装置25は、例えば砕石、土砂、木材チップ等の選別対象物を篩いにかけ、当該選別対象物を、例えば一定の粒度よりも大きなもの(夾雑物)と一定の粒度以下のもの(選別物)とに選別するものである。
ここで、篩装置25は、図5ないし図8等に示すように、左,右の側板26A,26A及び各側板26A間を連結する複数の梁部材26B,26B,…等により前,後方向に延びる箱状に形成された枠体26と、該枠体26の各側板26A間に挟持され前,後方向に延びた格子状の網部材27と、枠体26の側板26Aに取付けられ枠体26及び網部材27に振動を与える振動体28とにより大略構成されている。そして、枠体26は、架台21を構成する下枠部21Aの長さ方向両端側に、前,後のラバースプリング29,29を介して弾性的に支持されている。なお、枠体26を弾性的に支持する部材としては、ラバースプリング29に代えてコイルばねを用いてもよい。
このように、篩装置25は架台21を介して支持フレーム9に支持されており、篩装置25は、角度調整機構23によって架台21の長さ方向一端側の高さを調整することにより、支点ピン22を中心として、図1及び図5に示す如く地面に対して傾斜した傾斜位置と、図3及び図9に示す如く地面に対してほぼ水平となった水平位置との間で傾斜角度が調整できる構成となっている。
そして、篩装置25は、図1及び図5に示す傾斜位置となった状態で、振動体28を作動させて枠体26と網部材27とを振動させることにより、網部材27上に投入された土砂等の選別対象物を篩いにかけ、この選別対象物を、網部材27の格子を通過できない粒度の大きなもの(夾雑物)と、網部材27の格子を通過できる粒度の小さなもの(選別物)とに選別し、夾雑物はサイドコンベヤ13側へと送り出し、選別物は排出コンベヤ14へと落下させるものである。
30は篩装置25の上側に設けられたホッパで、該ホッパ30は、土砂等の選別対象物を篩装置25の網部材27上に案内するものである。ここで、ホッパ30は、架台21を構成する上枠部21Cに取付けられ、篩装置25から上方に向けて漏斗状に拡開している。これにより、例えば油圧ショベル等を用いて篩装置25の上方から投下された土砂等の選別対象物は、ホッパ30によって網部材27上に案内される構成となっている。
31は排出コンベヤ14と篩装置25との間に設けられたシュートで、該シュート31は、篩装置25から落下した選別物を排出コンベヤ14へと案内するものである。そして、シュート31は、図5ないし図11に示すように、後述する固定側シュート32と、可動側シュート34とにより構成されている。
32,32は排出コンベヤ14を構成する基端側コンベヤフレーム15の各側板15Aに設けられた左,右の固定側シュートで、該各固定側シュート32は、図7等に示すように、例えば鋼板材等の金属板を用いて形成され、略V型の断面形状をもって前,後方向に延びている。そして、各固定側シュート32の下端側は、基端側コンベヤフレーム15を構成する側板15Aの傾斜面15Bに溶接等の手段を用いて固着され、各固定側シュート32の上端側は、篩装置25に向けて徐々に広幅となるように傾斜して延びている。
ここで、図7及び図11に示すように、左,右の固定側シュート32の上端部間の幅寸法Aは、排出コンベヤ14のベルト20の幅寸法Bよりも大きく、篩装置25の幅寸法(枠体26の各側板26A間の幅寸法)Cよりも小さく設定されている(C>A>B)。これにより、図9ないし図11に示すように、篩装置25が水平位置に移動することにより、篩装置25と排出コンベヤ14の基端側コンベヤフレーム15とが接近したとしても、篩装置25を構成する枠体26の各側板26Aの下端部と、各固定側シュート32の上端部とを、上,下方向でオーバラップさせることができ、両者の干渉を防止できる構成となっている。
33,33は各固定側シュート32の下側に位置して基端側コンベヤフレーム15の各側板15Aに設けられた左,右のスカートカバーで、これら各スカートカバー33は、例えばゴム材料、樹脂材料、皮革材料、織布材料等の可撓性材料を用いて前,後方向に延びる平板状に形成され、各側板15Aの傾斜面15Bに固着されている。そして、各スカートカバー33は、傾斜面15Bの下端部から排出コンベヤ14のベルト20に向けて斜め下向に延び、傾斜面15Bの下端部とベルト20との間に形成された隙間を塞ぐことにより、当該隙間を通じて選別物がベルト20から脱落するのを防止する構成となっている。
34,34は篩装置25を構成する枠体26の各側板26Aにボルト等(図示せず)を用いて着脱可能に設けられた左,右の可動側シュートで、該各可動側シュート34は、例えばゴム材料、樹脂材料、皮革材料、織布材料等の可撓性材料を用いて前,後方向に延びる平板状の可撓性板として形成されている。そして、各可動側シュート34の上端側は、枠体26を構成する各側板26Aの下端部に固着され、各可動側シュート34の下端側は自由端となり、その自重により固定側シュート32に向けて徐々に狭幅となるように傾斜して延びている。
そして、図7に示すように、各可動側シュート34の下端部間の幅寸法Dは、各固定側シュート32の上端部間の幅寸法Aよりも小さく形成されている(A>D)。従って、各可動側シュート34の下端側は、自由端となって各固定側シュート32の上端側と上,下方向で重なり合い、当該固定側シュート32の内側に収容される構成となっている。
これにより、篩装置25の網部材27を通過した選別物を、各可動側シュート34から各固定側シュート32へと円滑に受け渡すことができ、この選別物を排出コンベヤ14のベルト20へと確実に案内することができる構成となっている。しかも、篩装置25に取付けられた可動側シュート34には、振動体28による振動が常時伝わるので、可動側シュート34に選別物が付着したとしても、この選別物を振動によって離脱させ、確実に排出コンベヤ14のベルト20へと導くことができる構成となっている。
一方、図9ないし図11に示すように、篩装置25が水平位置に移動することにより、篩装置25と排出コンベヤ14の基端側コンベヤフレーム15とが接近したときには、固定側シュート32の上端部が可動側シュート34に当接するが、可撓性板からなる可動側シュート34は容易に変形することができる(図11参照)。これにより、篩装置25と排出コンベヤ14の基端側コンベヤフレーム15との間隔を可及的に小さくすることができ、図3に示すように、自走式スクリーン1を輸送するため篩装置25を水平位置としたときに、篩装置25の上側に設けられたホッパ30の上端部の地上高さHを低くすることができる構成となっている。
本実施の形態による自走式スクリーン1は上述の如き構成を有するもので、この自走式スクリーン1を用いて土砂等の選別対象物を選別する場合には、まず、作業者が走行レバー装置11を操作することにより、自走式スクリーン1を所望の作業場所まで自走させて停止する。
次に、図1及び図2に示すように、サイドコンベヤ13を左,右方向に延びる作業姿勢に移行させると共に、排出コンベヤ14を篩装置25の下側から直線的に斜め上向きに延びる作業姿勢に移行させる。また、篩装置25を、角度調整機構23によって架台21の長さ方向一端側の高さを調整することにより、支点ピン22を中心として図1及び図5に示す如く地面に対して傾斜した傾斜位置へと移動させる。
この状態で、篩装置25の振動体28を作動させると共に、サイドコンベヤ13及び排出コンベヤ14を作動させた状態で、油圧ショベル(図示せず)を用いて土砂をホッパ30内に投入する。これにより、篩装置25は、ホッパ30によって網部材27上に導かれた土砂を篩いにかけ、この土砂を、網部材27の格子を通過できない粒度の大きなもの(夾雑物)と、網部材27の格子を通過できる粒度の小さなもの(選別物)とに選別する。
そして、篩装置25の網部材27を通過できない夾雑物は、傾斜した網部材27上を転がり落ちてサイドコンベヤ13側へと送り出される。そして、サイドコンベヤ13は、篩装置25の網部材27から転がり落ちてきた夾雑物をベルト13Cによって受取り、このベルト13Cを周回させることにより、夾雑物を先端側コンベヤフレーム13Bの先端から外部に排出する。
一方、篩装置25の網部材27を通過した選別物は、篩装置25の枠体26に取付けられた各可動側シュート34と、排出コンベヤ14の基端側コンベヤフレーム15に取付けられた各固定側シュート32とに案内され、排出コンベヤ14のベルト20上に落下する。
この場合、図7に示すように、各可動側シュート34の下端部間の幅寸法Dは、各固定側シュート32の上端部間の幅寸法Aよりも小さく形成され、各可動側シュート34の下端側は、各固定側シュート32の上端側と上,下方向でオーバラップしつつ該固定側シュート32の内側に収められている。これにより、篩装置25の網部材27を通過した選別物を、各可動側シュート34から各固定側シュート32へと円滑に受渡すことができ、この選別物を排出コンベヤ14のベルト20へと確実に案内することができる。
しかも、篩装置25に可動側シュート34を設けた分、排出コンベヤ14に設けた各固定側シュート32の幅寸法を小さくすることができるので、篩装置25から落下した選別物が固定側シュート32に付着するのを抑えることができる。さらに、篩装置25に取付けられた可動側シュート34には、振動体28による振動が常時伝わるので、可動側シュート34に選別物が付着したとしても、この選別物を振動によって離脱させることができる。この結果、篩装置25によって選別された選別物を確実に排出コンベヤ14のベルト20へと導くことができる。
そして、排出コンベヤ14は、篩装置25の網部材27を通過して落下してきた選別物をベルト20によって受取り、このベルト20を周回させることにより、選別物を先端側コンベヤフレーム16の先端から外部に排出する。
次に、上述した選別作業が終了し、自走式スクリーン1をトレーラ等に積載して輸送する場合には、図3及び図4に示すように、サイドコンベヤ13を、基端側コンベヤフレーム13Aと先端側コンベヤフレーム13Bとを折り畳んだ輸送姿勢に移行させて篩装置25の側方に収容すると共に、排出コンベヤ14を、基端側コンベヤフレーム15の先端から先端側コンベヤフレーム16を水平方向に延ばした輸送姿勢に移行させる。
また、篩装置25を、角度調整機構23によって架台21の長さ方向一端側の高さを調整することにより、支点ピン22を中心として図3及び図9に示す如く地面に対してほぼ水平となった水平位置へと移動させる。この場合、篩装置25が傾斜位置から水平位置へと移動すると、図10及び図11に示すように、篩装置25と排出コンベヤ14の基端側コンベヤフレーム15とが接近する。
これに対し、本実施の形態では、篩装置25に取付けた各可動側シュート34と排出コンベヤ14の基端側コンベヤフレーム15に取付けた各固定側シュート32とが上,下方向でオーバラップし、かつ、各固定側シュート32の上端部間の幅寸法Aが、篩装置25を構成する枠体26の各側板26A間の幅寸法Cよりも小さく形成されている。これにより、可動側シュート34と固定側シュート32とが干渉することがなく、かつ、篩装置25を構成する枠体26の下端側と固定側シュート32とが干渉することもない。また、固定側シュート32の上端部が可動側シュート34に当接したとしても、可撓性板からなる可動側シュート34は容易に変形することができる。
この結果、篩装置25と排出コンベヤ14の基端側コンベヤフレーム15との間隔を可及的に小さくすることができ、図3に示すように、自走式スクリーン1を輸送するため篩装置25を水平位置としたときに、篩装置25の上側に設けられたホッパ30の上端部の地上高さHを低くすることができる。この結果、自走式スクリーン1をトレーラ等に積載、運搬するときに機械全体の高さを低減するためにホッパ30等の機器を取外すといった煩雑な作業を不要にできる。これにより、自走式スクリーン1をトレーラ等に積載、運搬するときの作業性を高めることができる。
かくして、本実施の形態によれば、篩装置25と排出コンベヤ14との間に設けられるシュート31を、排出コンベヤ14に設けた固定側シュート32と篩装置25に設けた可動側シュート34とにより構成し、これら固定側シュート32と可動側シュート34とを上,下方向で重なり合わせる構成としている。
これにより、篩装置25の傾斜角度を地面に対してほぼ水平となるように調整することにより、篩装置25の下端側が排出コンベヤ14に接近したとしても、固定側シュート32と可動側シュート34とが干渉するのを防止することができる。従って、図3に示すように、篩装置25を水平位置に移動させることにより、輸送時における篩装置25の高さ寸法を可及的に小さく抑えることができ、自走式スクリーン1をトレーラ等に積載、運搬するときに機械全体の高さを低減するために機器を取外すといった煩雑な作業を不要にでき、作業性を高めることができる。
また、篩装置25に可動側シュート34を設けた分、排出コンベヤ14に設けた固定側シュート32の幅寸法を小さくすることができ、篩装置25から落下した選別物が固定側シュート32に付着するのを抑え、選別物を円滑に排出コンベヤ14へと導くことができる。
しかも、可動側シュート34には篩装置25の篩い動作による振動が伝わるので、可動側シュート34に選別物が付着したとしても、この選別物を振動によって可動側シュート34から離脱させることができ、篩装置25によって選別された選別物を確実に排出コンベヤ14へと導くことができる。
次に、図12及び図13は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、可動側シュートを、上端側が篩装置に回動可能に取付けられ下端側が自由端となった金属板により構成したことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、41は排出コンベヤ14と篩装置25との間に設けられた本実施の形態によるシュートで、該シュート41は、第1の実施の形態によるシュート31に代えて本実施の形態に用いたものである。ここで、シュート41は、固定側シュート32と、後述の可動側シュート42とにより構成されるものの、可動側シュート42の構成が第1の実施の形態によるものとは異なっている。
42,42は篩装置25を構成する枠体26の各側板26Aに設けられた左,右の可動側シュートで、該各可動側シュート42は、例えば鋼板材等の金属板を用いて前,後方向(排出コンベヤ14の長さ方向)に延びる平板状に形成されている。ここで、可動側シュート42の上端側は、側板26Aの下端部にボルト等を用いて取付けられたヒンジ部材43に固着されている。そして、可動側シュート42の下端側は、ヒンジ部材43を中心として上,下方向に回動可能な自由端となり、固定側シュート32に向けて徐々に狭幅となるように傾斜して延びている。
この場合、各可動側シュート42の下端部間の幅寸法Eは、各固定側シュート32の上端部間の幅寸法Aよりも小さく形成されている(A>E)。従って、各可動側シュート42の下端側は、各固定側シュート32の上端側と上,下方向で重なり合う構成となっている。
本実施の形態によるシュート41は上述の如き可動側シュート42を有するもので、図12に示すように、篩装置25を傾斜位置として土砂等の選別作業を行うときには、各可動側シュート42の下端側が、各固定側シュート32の上端側と上,下方向でオーバラップするので、篩装置25の網部材27を通過した選別物を各可動側シュート42から各固定側シュート32へと円滑に受渡すことができ、この選別物を排出コンベヤ14のベルト20へと確実に案内することができる。
この場合、各可動側シュート42の下端側は、自重によってヒンジ部材43を中心として回動することにより、各固定側シュート32の内側面に当接する。このため、各可動側シュート42と各固定側シュート32との間に隙間が生じることがなく、選別物がシュート41の外部に飛出すのを確実に防止することができる。
一方、輸送時において篩装置25を図12に示す傾斜位置から図13に示す水平位置に移動させたときには、各固定側シュート32の上端部が各可動側シュート42に当接したとしても、可動側シュート42は、ヒンジ部材43を中心として上向きに回動変位することができる。
この結果、篩装置25と排出コンベヤ14の基端側コンベヤフレーム15との間隔を可及的に小さくすることができ、図3に示すように、自走式スクリーン1を輸送するため篩装置25を水平位置としたときに、篩装置25の上側に設けられたホッパ30の上端部の地上高さHを低くすることができる。この結果、自走式スクリーン1をトレーラ等に積載、運搬するときに機械全体の高さを低減するためにホッパ30等の機器を取外すといった煩雑な作業を不要にできる。これにより、自走式スクリーン1をトレーラ等に積載、運搬するときの作業性を高めることができる。
なお、上述した各実施の形態では、走行体2を備えた自走式スクリーン1を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば走行体2を持たない定置式のスクリーンにも適用することができる。この場合には、走行体2に代えて地面上に強固な枠体からなる基台を設置し、この基台上にフレーム7を取付けることにより定置式スクリーンを構成することができる。
また、上述した実施の形態では、排出コンベヤ14を、篩装置25の下側から斜め上向きに延びるように構成している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば篩装置25の下側から水平方向に延びる排出コンベヤを用いてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、篩装置25によって選別された夾雑物を所望の排出場所に排出するためのサイドコンベヤ13を備えた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばサイドコンベヤ13を持たず、選別された夾雑物を篩装置25から地面へと直接的に排出する構成としてもよい。
本発明の第1の実施の形態による自走式スクリーンを作業姿勢とした状態で示す正面図である。 自走式スクリーンを作業姿勢とした状態で示す平面図である。 自走式スクリーンを輸送姿勢とした状態で示す正面図である。 自走式スクリーンを輸送姿勢とした状態で示す平面図である。 図1中の支持フレーム、篩装置、排出コンベヤ等を示す拡大正面図である。 図5中の篩装置、排出コンベヤ、固定側シュート、可動側シュート等を示す斜視図である。 篩装置、排出コンベヤ、固定側シュート、可動側シュート等を図6中の矢示VII−VII方向からみた断面図である。 篩装置、排出コンベヤ、固定側シュート、可動側シュート等を図6中の矢示VIII−VIII方向からみた断面図である。 図3中の支持フレーム、篩装置、排出コンベヤ等を示す拡大正面図である。 図9中の篩装置、排出コンベヤ、固定側シュート、可動側シュート等を示す斜視図である。 篩装置、排出コンベヤ、固定側シュート、可動側シュート等を図10中の矢示XI−XI方向からみた断面図である。 第2の実施の形態による固定側シュート、可動側シュート等を示す図7と同様な断面図である。 第2の実施の形態による固定側シュート、可動側シュート等を示す図11と同様な断面図である。
符号の説明
1 自走式スクリーン
7 フレーム
8 ベースフレーム
9 支持フレーム
13 サイドコンベヤ
14 排出コンベヤ
15 基端側コンベヤフレーム
16 先端側コンベヤフレーム
20 ベルト
21 架台
22 支点ピン
23 角度調整機構
25 篩装置
26 枠体
27 網部材
30 ホッパ
31,41 シュート
32 固定側シュート
34,42 可動側シュート

Claims (3)

  1. 支持構造体をなすフレームと、該フレームに設けられ選別物を外部に排出する排出コンベヤと、該排出コンベヤの上側に位置して前記フレームに傾斜角度が調整可能に設けられ選別対象物を篩いにかけて選別する篩装置と、前記排出コンベヤと前記篩装置との間に設けられ前記篩装置から落下した選別物を前記排出コンベヤへと案内するシュートとを備えてなるスクリーンにおいて、
    前記シュートは、下端側が前記排出コンベヤの側板に取付けられ上端側が自由端となって上方に延びた固定側シュートと、
    上端側が前記篩装置に取付けられ下端側が自由端となって前記固定側シュートの上端部よりも下側まで延びた可動側シュートとにより構成し
    前記固定側シュートの上端部は、その幅寸法(A)が前記篩装置の幅寸法(C)よりも小さく形成され、
    前記可動側シュートの下端部は、その幅寸法(D)が前記固定側シュートの上端部の幅寸法(A)よりも小さく形成され当該固定側シュートの内側に収まる構成としたことを特徴とするスクリーン。
  2. 前記固定側シュートは、前記排出コンベヤから前記篩装置に向けて斜め上向きに傾斜して延びる金属板により構成し、
    前記可動側シュートは、上端側が前記篩装置に固定され下端側が前記固定側シュートと重なり合う可撓性板により構成してなる請求項1に記載のスクリーン。
  3. 前記固定側シュートは、前記排出コンベヤから前記篩装置に向けて斜め上向きに傾斜して延びる金属板により構成し、
    前記可動側シュートは、上端側が前記篩装置に回動可能に取付けられ下端側が前記固定側シュートと重なり合う金属板により構成してなる請求項1に記載のスクリーン。
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