JP2005087865A - 自走式ふるい機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ふるい機の方向変更可能とし、本体に対し3方向のいずれから被ふるい物を投入でき、また、ふるいの側面に振動装置を装着して被ふるい物の投入を容易にした自走式ふるい機を提供する。
【解決手段】 自走式ふるい機は、走行体を有する自走式車両に装着され、岩石等の被ふるい物を篩って分別して排出する。この自走式ふるい機は、走行体に取着された車体フレームに対して着脱自在で方向変更可能とし、被ふるい物を平面視で3方向のいずれから投入可能なふるいユニットを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自走式ふるい機に係わり、特に、無限軌道式走行体を有する自走式車両に装着され、岩石等の被ふるい物を篩って分別し排出するふるい機に関する。
従来、無限軌道式走行体を有する自走式車両に装着され、岩石等の被ふるい物を篩って分別し排出するふるい機としては、特許文献1に礫選別装置が提案されている。
同文献1によれば、礫選別装置は、固定枠の前部に土砂を導入するホッパを取り付け、このホッパに導入された土砂を礫が通過できない金網スクリーン、格子等の選別体(可動ふるい)でふるって選別した後、固定枠の後部に取り付けられた礫移送用ベルトコンベアから選別された土砂を排出している。この選別体は礫の進行の下側で、かつ、進行方向に対して直交した軸に回転体を取着し、回転体をモータにより回転させることにより振動している。
この礫選別装置は、油圧ショベルの走行体を構成する一方のサイドフレームに着脱自在に付設されている。
特公平6−33614号公報
しかしながら、特許文献1では、選別体に対してホッパの位置と礫移送用ベルトコンベアとが同一方向、例えば前後方向に固設されているため、ホッパへの礫の投入方向が限定され、礫の投入が困難になる場合が生ずる。また、選別体を通過できない礫はホッパの下側の前方側に落下するため、狭い作業現場では前方側に通過できない礫の排出場所を確保できなくなり、礫の選別作業ができないという問題がある。
また、特許文献1の構造では、選別体に振動を与える回転体が礫の進行の下側で、かつ、その回転軸が進行方向に直交して配設されているため選別体の上下方向が高くなっている。このため、礫選別装置が車体の上に配設されている通常の礫選別装置に特許文献1の構造を用いると、ホッパの位置が高くなることによりバケットの排土位置も高くなり、礫の投入が困難になり作業効率が悪くなってしまう。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、被ふるい物の投入方向を変更可能とし、本体に対し3方向のいずれからでも被ふるい物を投入でき、また、ふるいの側面に振動装置を装着して被ふるい物の投入を容易にした自走式振動ふるい機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明は、自走式ふるい機において、
走行体に取着された車体フレームに対して着脱自在で方向変更を可能とし、被ふるい物を平面視で3方向のいずれからでも投入可能なふるいユニットを備えていることを特徴としている。
また、第1の発明を主体とする第2発明は、軸に固定した偏芯重りを回転させることによってふるい機に振動を与える起振機を備えていることを特徴としている。
また、第2の発明を主体とする第3発明は、平面視で被ふるい物の進行方向に対してほぼ平行で、かつ、側面視でふるい面に対し被ふるい物が進行する方向に漸次拡大する傾きを有している回転軸を備えているふるい機に振動を与える起振機であることを特徴している。
また、第1の発明、第2の発明、および第3の発明を主体とする第4発明は、ふるい機を通過しない被ふるい物を平面視で3方向のいずれからでも排出可能なふるいユニットを備えていることを特徴としている。
また、第1の発明、第2の発明、第3の発明、および第4の発明を主体とする第5の発明は、ふるいユニットが少なくともふるい機と、該ふるい機を取着する取付フレームと、ふるい機と取付フレームとの間に緩衝体を備えていることを特徴としている。
また、第1の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明、および第5の発明を主体とする第6の発明は、ふるいユニットが車体フレームに対して着脱自在で方向変更を可能にするために、ふるいユニットの取付フレームか、あるいは車体フレームにピンを設けると共に、それに対応する他のフレームにピン孔を備えていることを特徴としている。
また、第1の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明、第5の発明、および第6の発明を主体とする第7の発明は、ふるいユニットを3方向に方向変更可能にするため3点吊り以上のフックを備えていることを特徴としている。
また、第1の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明、第5の発明、第6の発明、および第7の発明を主体とする第8の発明は、ふるいユニットを傾斜させる機構を備えていることを特徴としている。
また、第1の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明、第5の発明、第6の発明、第7の発明、および第8の発明を主体とする第9の発明は、ふるいユニットを傾斜させる機構として、油圧シリンダまたは空圧シリンダを備えていることを特徴としている。
また、第1の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明、第5の発明、第6の発明、第7の発明、第8の発明、および第9の発明を主体とする第10の発明は、起振機の起振状態、ならびにふるいユニットの傾斜角度を適宜制御できるコントローラを有し、最適なふるい効果を得られる機能を備えていることを特徴としている。
また、第1の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明、第5の発明、第6の発明、第7の発明、第8の発明、第9の発明、および第10の発明を主体とする第11の発明は、篩われた物体を搬送するベルトコンベアを備えていることを特徴としている。
また、第1の発明、第2の発明、第3の発明、第4の発明、第5の発明、第6の発明、第7の発明、第8の発明、第9の発明、第10の発明、および第11の発明を主体とする第12の発明は、平面視での位置関係において、ふるいと搬送用ベルトコンベアとの間に動力源を配置したことを特徴としている。
第1発明によると、ふるいユニットが着脱自在で方向変更可能にしているため、積み込みがふるい機の車体を中心として3方向のいずれかより可能になり、狭い作業現場においても自走式振動ふるい機の設置場所の制約を少なくできる。この積み込みは、積込機により、自走式振動ふるい機の後方から可能になり、積込作業が容易になり、作業効率が向上する。
第1の発明を主体とする第2発明は、軸に固定した偏芯重りを回転させることによってふるい機に振動を与える起振機を備えていることを特徴としている。また、第2発明によると、軸に固定した偏芯重りを回転させることによってふるい機に振動を与える起振機を備えることにより被ふるい物が振動で長く篩われるため、被ふるい物を確実に、効率良く分別することができる。
また、第3発明によると、起振機の加振力Fによる小さな水平分力Fxがふるい面を通過できない被ふるい物を外部に向けてゆっくり進めるとともに、大きな垂直分力Fyによりふるい面を上下方向に振動しているので、被ふるい物が強い振動で長く篩われるため、被ふるい物を確実に、効率良く分別することができる。
また、第4発明によると、ふるい機を通過しない被ふるい物が平面視で3方向から排出可能にしているため、積み込みと同じ積込機、例えば、油圧ショベルにより同方向から被ふるい物の除去が行え、ふるい機を通過しない被ふるい物の除去がより容易になり作業効率が向上する。
また、第5発明によると、ふるい機と取付フレームとの間に緩衝体を備えているで起振機の振動が車体フレームに伝わり難くなる。このためオペレータの振動による作業の不効率、および疲れ等が少なくなる。
また、第6発明によると、ふるいユニットは、取付フレームと車体フレームとの間に配設されたピンをピン孔に挿入することで積込方向が変更されるため、簡単な構成で、かつ、容易に積込方向を変更することができる。
また、第7発明によると、ふるいユニットが3点吊り以上のフックにより方向変更を行えるため、バランスを崩すことなく、安定して積込方向を変更することができる。
また、第8発明によると、ふるい機にはふるいユニットを傾斜させる機構を備えているので、ふるいユニットを3つの方向にその位置を変更させても、ふるいユニットをその排出方向に容易に傾斜させることができる。
また、第9発明によると、ふるい機にはふるいユニットを傾斜させる機構として、油圧シリンダまたは空圧シリンダを備えるようにしたので、ふるいユニットを3つの方向にその位置を変更させても、ふるいユニットを簡単な構成でその排出方向に容易にしかも確実に傾斜させることができる。
また、第10発明によると、ふるい機には起振機の起振状態、ならびにふるいユニットの傾斜角度を適宜制御できるコントローラを備えるようにしたので、いつも最適なふるい効果を得ることができる。
また、第11発明によると、ふるい機には篩われた物体を搬送するベルトコンベアを備えているので、篩われた物体の搬送を効率的に、かつ確実に行うことができる。
また、第12発明によると、ふるい機は平面視での位置関係において、ふるいと搬送用ベルトコンベアとの間に動力源を配置してあるので、動力源の保守点検を容易に行うことができ、被ふるい物の投入、排出を容易にすることができる。また、石等の衝突によるエンジン等の破損を防ぐことができる。
図1は自走式振動ふるい機の側面外観図、図2はその平面図、図3はその一部の正面図、図4はふるいユニットの側面断面図、図5はふるいユニットの正面図で図6のW−W矢視図、図6は起振機の配置を示す平面図である。
図1から図3において、自走式振動ふるい機1は、走行体3、車体フレーム5、ベルトコンベア7、動力源9、ふるいユニット11等により形成されている。走行体3は無限軌道履帯により自走式振動ふるい機1を走行自在としている。車体フレーム5は走行体3に取着されるとともに、車体フレーム5には詳細は後述するふるいユニット11が着脱自在に取着されている。
ベルトコンベア7は、車体フレーム5の左右一対の走行体の間で、かつ、一部がふるいユニット11の下方に配設されるとともに、他部が車体フレーム5の一方より外部、例えば、自走式振動ふるい機1の前方に向けて設けられている。このベルトコンベア7は走行体3に取着されており、被ふるい物13の篩われた物体13cを搬送し、ベルトコンベア7の先端より外部のトラック等に積載している。被ふるい物13は、例えば、砕石、解体コンクリート、表土等である。
動力源9は、エンジン、油圧ポンプ、油圧モータ等(図示していない)により構成されており、これらにより、走行体3、ベルトコンベア7、およびふるいユニット11等を駆動している。動力源9は、側面視、および平面視において、ふるい機15と搬送用のベルトコンベア7との間に配置されおり、車両の左右方向に比較的長い幅を有する天板が長方形のボックス状のカバー9a中に収められている。ふるい機15の前方には前方傾斜部21aが、また、左右の側方には側方傾斜部21b、側方傾斜部21b、が設けられており、これらにより、ふるいユニットが3つの方向に変わったとしても、ふるい機15に被ふるい物を投入する際、石、ブロック等の被ふるい物を受け、被ふるい物をふるい部23に案内するようにされているので、上記の動力源9をその中に収めているボックス状のカバー9aの天板には、石、ブロック等が落下し難くなっており、ボックス状のカバー9aの中の動力源9の石等の衝突による破損を防ぐようにしている。また、動力源9は、側面視、および平面視において、ふるい機15と搬送用のベルトコンベア7との間の高さ、位置に配置されているボックス状のカバー9aの中に収められているので比較的アクセスが簡単になり、保守点検がしやすい。また、前記するように、動力源9は車両の前側であまり高くない中間的な高さの位置に配置されるボックス状のカバー9aの中に収められているので、例えば、油圧ショベルの作業機を使用して被ふるい物の投入する場合、後側から、あるいは左右の側面から容易にこれを行うことができる。
ふるいユニット11は、ふるい機15と、ふるい機15を車体フレーム5に着脱自在にする取付フレーム17と、ふるい機15と取付フレーム17との間に挿入されてふるい機15の振動を吸収する緩衝体19により形成されている。
図4、図5において、ふるい機15は、ふるいフレーム21と、ふるい部23と、複数の起振機25a、25b(以下では、区別しない場合には起振機25で記す)により形成されており、緩衝体19と取付フレーム17を介して車体フレーム5に取着されている。このふるい機15は、被ふるい物13を積込機等より受けるとともに篩って適宜の大きさに分別している。
ふるいフレーム21は、図2、図4、図5に示すように、被ふるい物13を受ける前方傾斜部21aと側方傾斜部21b、前記の傾斜部21a、21bに繋がるコ字形状の箱部21cを構成する側壁板27により形成されている。箱部21c(側壁板27)の内部にはふるい部23が、また、外部には起振機25および緩衝体13の一端が取着されている。
ふるいフレーム21は起振機25により振動するとともに、その側壁部27がふるい部23を通過しない被ふるい物13をふるい機15の外部に導くとともに、篩われた被ふるい物13をベルトコンベア7の上に落下させている。
ふるい部23は、グリズリ31とスクリーン33により形成されており、グリズリ31が上部側に配設され、投入された被ふるい物13を受けている。このグリズリ31は、被ふるい物13の内、例えば礫等の大石13aを選別してふるい機15の外部に排出している。
スクリーン33は、グリズリ31の下方に配設され、グリズリ31を通過した被ふるい物13の内、例えば中石13bを選別してふるい機15の外部に排出している。スクリーン33を通過した被ふるい物13、例えば細石13cは、ベルトコンベア7の上に落下した後、ベルトコンベア7によりふるい機15の外部に搬送され、その先端よりトラック等に積載される。
図4、図5、図6において、取付フレーム17は四角枠により形成され、左右の取付フレーム17aには緩衝体19の一端が取着されている。取付フレーム17は四隅にピン孔35があけられており、ピン孔35に挿入されたピン37を介して車体フレーム5に取着されている。
車体フレーム5の上部は台座5aにより形成されており、この台座5aには取付フレーム17のピン孔35に対向する位置にピン37が設けられている。車体フレーム5と取け付フレーム17とは、取け付フレーム17のピン孔35をピン37に挿入することにより着脱自在に連結されている。即ち、ふるいユニット11は、取け付フレーム17のピン孔35がピン37に挿入されることにより、車体フレーム5の台座5a上に設置することができるとともに、ふるいユニット11を旋回して挿入するピン孔35を変更することによりふるいユニット11の方向を容易に変更できる。
この車体フレーム5と取け付フレーム17とは、連結後にボルト等により係止すると良い。
4隅のピン37とピン孔35の位置は、平面視で車体フレーム5に対して取付フレーム17を旋回しても挿入されるように円周上に等間隔の位置、即ち、取付フレーム17の旋回中心Opから等距離で、かつ、等角度Θeの位置に配設されている。
これにより、自走式振動ふるい機1のふるいユニット11が車体フレーム5に対して平面視で旋回でき、かつ、旋回することによりふるいユニット11には被ふるい物13をベルトコンベア7が配設されている方向を除いた他の3方向のいずれにおいてもグリズリ31の長手方向、即ち、前方傾斜部21aの反対側から投入することができる。
例えば、一つ目の方向としては、図2に示すように、被ふるい物13がベルトコンベア7の長手方向(前後方向)で、かつ、ベルトコンベア7の反対側の矢印A(後方向)から投入できる。二つ目の方向としては、図7に示すように、被ふるい物13がベルトコンベア7の長手方向に対して矢印Bに示す左側(図示の下側で車体の左方向)の角度90度の方向から投入できる。
三つ目の方向としては、図8に示すように、被ふるい物13がベルトコンベア7の長手方向に対して矢印Cに示す右側(図示の上側で車体の右方向)の角度90度の方向から投入できる。
また、自走式振動ふるい機1のふるい機15は、前記と同様に車体フレーム5に対して平面視でふるいユニット11を旋回することにより、ふるい機15を通過できない被ふるい物13を3方向のいずれからでもふるい機15の外部に排出することができる。
例えば、3方向の外部への排出は、図2、図7および図8に示す投入方向と同一の箇所で、D方向、E方向、F方向に排出することができる。これにより、ふるい機15の外部に排出された被ふるい物13は、積み込みを行う積込機で除去することができる。
図1、図2、図5において、ふるい機15のふるいフレーム21には、ふるいユニット11を吊り下げる吊フック39が取着されている。この吊フック39は、例えば、ふるいフレーム21を構成する前方傾斜部21aの中央部、および、ふるいフレーム21を構成する左右一対の側方傾斜部21bの後方端部に、それぞれ取着されている。これにより、ふるいユニット11は3個の吊フック39を用いて3点吊りができる。
また、他の方法として、ふるいユニット11は、前方傾斜部21aの両端部と側方傾斜部21bの後方端部の両端部とに合計4個の吊フック39を取着し、この吊フック39により4点吊りで吊り下げることもできる。
または、吊フック39は、ふるいフレーム21に換わって取付フレーム17に取着しても良い。
図1、図5において、緩衝体19は、ばね等により形成されており、その一端がふるいフレーム21に、他端が取付フレーム17に取着されている。緩衝体19は、起振機25により生じた振動が取付フレーム17を介して車体フレーム5に伝達しないように吸収している。
また、ふるい機15には起振機25が付設されており、起振機25は油圧モータ41により駆動されてふるい機15に振動を与えている。
図5、図6、図9において、起振機25は、ふるいフレーム21の側壁板27に取着されているブラケット43に回転軸45が回転自在に支持されるとともに、この回転軸45に偏芯重り47が取着されており、回転して偏芯重り47により振動を起こしている。
起振機25は、側壁板27の側面の対向位置に一対の起振機25a、25bが取着されるとともに、その偏芯重り47が対向して配設されており、一対の起振機25a、25bが同期して回転することにより、詳細は後述する加振力Fを生じている。起振機25は、例えば、側面の対向位置に一対の起振機25a、25bが、前後方向の2箇所(合計4個)に配設されている。
この起振機25は、回転軸45が、平面視で図6に示すように側壁板27に平行Paに取着されているとともに、側面視で図9に示すようにグリズリ31の長手方向の上面およびスクリーン33のふるい面Spに対して所定角度Θpだけ傾斜して取着されている。以下では、グリズリ31の長手方向の上面およびスクリーン33のふるい面Spとは平行に配設されているものとしてスクリーン33のふるい面Spを用いて説明する。
即ち、回転軸45はグリズリ31の長手方向の中心線CL(図5に示す)に平行Pa(図6を参照)に取着されているとともに、図9に示すように回転軸45はふるい面Spの上を篩われない被ふるい物13(例えば、中石13b)が進行する方向(矢印Yに示す)に対して順次拡大する鋭角Θpに設定されている。以下の図10、図11では、図9と同様ふるい面Spと回転軸45とのなす角度Θpは、篩われない被ふるい物13が進む方向に従って順次拡大する鋭角Θpに設定されている。
また、図9において、スクリーン33のふるい面Spは、側面視で地面に対して平行に配設されている。これにより、起振機25a、25bが同期して回転することにより、起振機25は回転軸45に直交する斜め上下方向の加振力Fを生じている。
この斜め上下方向の加振力Fは、水平分力Fxによりふるい面Spに水平方向の振動を与えて篩われない被ふるい物13をふるい機15の外部に向けて進め、また、垂直分力Fyによりふるい面Spに上下方向の振動を与えて被ふるい物13を篩っている。
また、起振機25が側壁板27に平行Paで、かつ、ふるい面Spが地面に対して平行に配設されているため、ふるい機15の高さを低くできる。
または、図6に示すように、回転軸45が、平面視で側壁板27に平行に取着されているとともに、ふるい面Spが側面視で、図10に示すように地面に対して進行方向に上昇する角度Θuで、または、図11に示すように地面に対して進行方向に下降する角度Θdで配設されるようにしてもふるい機としての機能を発揮することができる。起振機の加振力Fにより被ふるい物13にも小さな水平分力Fxと大きな垂直分力Fyが生じる。これによって、スクリーン等の目を通過できなかった被ふるい物13はFXの分力の方向に排出されてゆく。
または、回転軸45が、図12に示すように平面視で側壁板27に所定角度Θwだけ若干傾斜して取着されているとともに、ふるい面Spが側面視で、図9に示すように地面に対して平行に、または、図10に示すように地面に対して進行方向に上昇する角度Θuで、または、図11に示すように地面に対して進行方向に下降する角度Θdで配設しても良い。
上記構成において、次に作動について説明する。自走式振動ふるい機1のふるい機15には、岩石等を混入した被ふるい物13が油圧ショベル、ホィールローダ等の積込機により投入される。
このとき、通常の広い作業現場で、かつ、ふるい機15が図1に示す方向に配設された自走式振動ふるい機1の場合に、積込機はベルトコンベア7の反対側となる車両後方から主に投入するとともに、篩われない被ふるい物13a、13bが自走式振動ふるい機1の後方に排出される。
しかしながら、作業現場が狭いと、ベルトコンベア7からトラック等への積込方向あるいは搬出方向が限定されることが生ずる。即ち、作業現場が狭いとベルトコンベア7の反対側の車両後方より投入できない場合、あるいは、篩われない被ふるい物13a、13bが自走式振動ふるい機1の後方に排出できない場合が存在する。
この場合には、積み込み作業および排出した被ふるい物13a、13bを搬出する作業が困難となり、作業能率が低下する。
このとき、自走式振動ふるい機1のふるい機15は積込方向を作業現場に合わせて、図7あるいは図8に示すいずれかの方向に変更する。例えば、自走式振動ふるい機1の左側の作業空間が広い場合には、図7を示すように、ベルトコンベア7の左側より投入するようにふるい機15を変更する。
このために、クレーン等の吊機により、ふるい機15のふるいフレーム21に取着された吊りフック39にワイヤロープ等を掛けてふるいユニット11を吊り揚げて90度だけ時計方向に旋回させる。
ふるいユニット11は、取付フレーム17と共に旋回中心Opを支点として90度だけ時計方向に旋回させ、取付フレーム17のピン孔35と車体フレーム5のピン37との位置が合ったときに、ふるいユニット11を吊り降ろしてピン37を取付フレーム17のピン孔35に挿入する。
ふるいユニット11が、車体フレーム5に装着されたら取付けフレーム17を車体フレーム5の台座5aにボルト、ナット、係止具等により係止する。
次に、起振機25を作動させて被ふるい物13をふるい機15に投入すると、この被ふるい物13は、先ず堅牢なグリズリ31で受けられ、次にグリズリ31を通過した被ふるい物13がスクリーン33で受けられる。
この被ふるい物13は、被ふるい物13が進む方向に従って順次拡大する鋭角Θpに設定された起振機25により、地面にほぼ水平のグリズリ31およびスクリーン33のふるい面Spの上で水平分力Fxによる水平方向の振動を受けて排出方向に進むとともに、垂直分力Fyによりふるい面Spを上下方向の振動を受けて、被ふるい物13は持上げられたり、篩われたりする。
グリズリ31を通過しない礫等の大石13aが分別されて積込方向、即ち、図7に示す矢印E方向に排出される。グリズリ31を通過した被ふるい物13がスクリーン33で再度分別され、例えば中石を選別されて大石と同じ矢印Eの方向に排出される。スクリーン33を通過した被ふるい物13、例えば細石は、ベルトコンベア7の上に落下し、ベルトコンベア7により外部に搬送され、トラック等に積み込まれる。
自走式振動ふるい機1のふるい機15の外部に排出された大石、中石等は同じ所に配置されている油圧ショベル等の積込機により取出されて、クラッシャ等の粉砕機に容易に投入することができる。
上記において、車体フレーム5と取付フレーム17との連結は、取付フレーム17にピン孔35を、また、車体フレーム5にピン37を設けた例になっているが、反対に取付フレーム17にピン37を、また、車体フレーム5にピン孔35をあけても良い。
また、図6においては、起振機25は、前後2箇所において左右の一対の起振機25a、25bが偏芯重り47を対向して配設しているが、偏芯重り47を1個の大きな起振機25に纏めて、この纏めた起振機25をそれぞれ左右の側壁板27に配設しても良い。
そしてまた、図13において、ふるい機15の側面壁27、27に一対の対向する起振機(25a、25c)、あるいは起振機(25b、25d)が配置されている。このような場合において、一対の対向する起振機、即ち、25aと25cを同期させ、また一方、他の一対の対向する起振機、即ち、25bと25dを同期させればよい。ふるい機15の側面壁27、27にこのような一対の対向する起振機(25a、25c)、あるいは(25b、25d)を配置し、該一対の対向する起振機の回転周期をそれぞれ調整することにより、ふるい機15に種々の加振力Fを付与することができる。
さらにまた、起振機25は油圧モータを用いて駆動したが、この起振機25を同期電動機により駆動するようにしても良い。
次に図14、図15を用いてふるいフレーム21がふるいフレーム21の前方傾斜部21a側を高くし、ふるいの下流側を低くする傾斜用油圧シリンダ51または空圧シリンダ51について述べる。図14、図15に示すように、ふるいフレーム21と取付フレーム17との間に油圧シリンダ51または空圧シリンダ51と,ヒンジ機構52とを設ける。油圧シリンダ51または空圧シリンダ51はふるい機15の前方傾斜部21a側の下部の取付フレーム17の左右に設け、また、ヒンジ部52はふるい部23の下流の下部の取付フレーム17の左右に設ける。油圧シリンダまたは空圧シリンダ51の一端のシリンダ部51aは取付フレーム17に揺動可能に固定されており、そして伸縮するピストンロッド51bはふるいフレーム21に固定されている。また、ヒンジ部52は取付フレーム17の左右端部の上面に設けられており、このヒンジ部52のピン穴53、および取付フレーム17の左右に設けピン穴にピンを挿入することによりふるいフレーム21を揺動可能に固定する。
油圧シリンダまたは空圧シリンダ51に油圧、空圧を導入することによりピストンロッド51bは伸長する。このことにより図14の点線で示すようにふるいフレーム21が傾斜する。起振機25の起振状態、ならびにふるいユニット11の傾斜角度を適宜組合わせることにより、例えば、起振機25の起振状態を変更しなくても、ふるいユニット11の傾斜角度を小さくすれば被ふるい物の進行は遅くなり、十分にふるえる。
図15は吊フック39を使用してふるいユニット11を持ち上げ、車体フレーム5の台座5aに対してふるいユニット11を3つの方向に位置を変更することができる。ふるいユニット11を持ち上げるときには、図15に示すように、油圧シリンダ51または空圧シリンダ51は縮めておく。
なお、油圧シリンダまたは空圧シリンダ51の設置にあっては強度上からは、ふるいユニット11の底部に底部フレームを設けてこれと油圧シリンダ51または空圧シリンダ51とを連結してもよい。
本発明に係る自走式振動ふるい機の側面外観図である。 本発明に係る自走式振動ふるい機の平面図で、ふるい機への被ふるい物を後方方向より投入する平面図である。 本発明に係る自走式振動ふるい機の一部正面図である。 本発明に係るふるいユニットの側面断面図である。 本発明に係るふるいユニットの正面図で、図6のW−W矢視図である。 本発明に係る起振機の配置を示す平面図で、起振機の回転軸が側面壁に対して平行している場合の平面図である。 本発明に係るふるい機への被ふるい物を左側方向より投入する平面図である。 本発明に係るふるい機への被ふるい物を右側方向より投入する平面図である。 スクリーンが水平の場合で、かつ、スクリーンに対する起振機の配置を示す側面図である。 スクリーンが非ふるい物の進行に対して上向きの場合で、かつ、スクリーンに対する起振機の配置を示す側面図である。 スクリーンが非ふるい物の進行に対して下向きの場合で、かつ、スクリーンに対する起振機の配置を示す側面図である。 起振機の回転軸が側面壁に対して傾斜している場合の平面図である。 一対の対向する起振機がふるい機の側面壁に配置されている場合の正面図である。 本発明の他の形態、ふるいフレームと取り付けフレームとの間に傾斜用シリンダを設けシリンダの伸長によりふるいユニットを傾斜させるところを示す側面断面図である。 ふるいフレームと取り付けフレームとの間に傾斜用シリンダを設けたふるいユニットにおいて、シリンダを縮めてふるいユニットを持ち上げ機により持ち上げたところを示す図面である。
符号の説明
1…自走式ふるい機
3…走行体
5…車体フレーム
5a…台座
7…ベルトコンベア
9…動力源
9a…ボックス状のカバー
11…ふるいユニット
13…被ふるい物
15…ふるい機
17…取付フレーム
19…緩衝体
21…ふるいフレーム
21a…前方傾斜部
21b…側方傾斜部
23…ふるい部
25…起振機
27…側壁板
31…グリズリ
33…スクリーン
35…ピン孔
37…ピン
39…吊フック
41…油圧モータ
45…回転軸
47…偏芯重り
51…油圧シリンダまたは空圧シリンダ
52…ヒンジ部
53…ピン穴

Claims (12)

  1. 自走式ふるい機において、
    走行体に取着された車体フレームに対して着脱自在で方向変更を可能とし、被ふるい物を平面視で3方向のいずれからでも投入可能なふるいユニットを備えていることを特徴とする自走式ふるい機。
  2. 軸に固定した偏芯重りを回転させることによってふるい機に振動を与える起振機を備えていることを特徴とする請求項1記載の自走式ふるい機。
  3. 平面視で被ふるい物の進行方向に対してほぼ平行で、かつ、側面視でふるい面に対し被ふるい物が進行する方向に漸次拡大する傾きを有している回転軸を備えているふるい機に振動を与える起振機であることを特徴とする請求項2記載の自走式ふるい機。
  4. ふるい機を通過しない被ふるい物を平面視で3方向のいずれからでも排出可能なふるいユニットを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3までの3つの請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
  5. ふるいユニットが少なくともふるい機と、該ふるい機を取着する取付フレームと、ふるい機と取付フレームとの間に緩衝体を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4までの4つの請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
  6. ふるいユニットが車体フレームに対して着脱自在で方向変更を可能にするために、ふるいユニットの取付フレームか、あるいは車体フレームにピンを設けると共に、それに対応する他のフレームにピン孔を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5までの5つの請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
  7. ふるいユニットを3方向に方向変更が可能にするため3点吊り以上のフックを備えていることを特徴とする請求項1から請求項6までの6つの請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
  8. ふるいユニットを傾斜させる機構を備えていることを特徴とする請求項1から請求項7までの7つの請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
  9. ふるいユニットを傾斜させる機構として、油圧シリンダまたは空圧シリンダを備えていることを特徴とする請求項1から請求項8までの8つの請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
  10. 起振機の起振状態、ならびにふるいユニットの傾斜角度を適宜制御できるコントローラを有し、最適なふるい効果を得られる機能を備えていることを特徴とする請求項1から請求項9までの9つの請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
  11. 篩われた物体を搬送するベルトコンベアを備えていることを特徴とする請求項1から請求項10までの10の請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
  12. 平面視での位置関係において、ふるいと搬送用ベルトコンベアとの間に動力源を配置したことを特徴とする請求項1から請求項11までの11の請求項のうちのいずれか1項記載の自走式ふるい機。
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