JP4291473B2 - 掻き出し装置及びこれを備えた分包機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、分包機のターンテーブル上に分布された散薬を定量分割して包装装置側へ掻き出す掻き出し装置、及びこれを備えた分包機に関する。
【0002】
【従来の技術】
散薬を少量ずつ定量分割して包装する分包機として、外周部に環状溝を有し回転するターンテーブルと、この環状溝上の散薬をホッパに向けて掻き出す掻き出し装置とを備えた回転型分包機が知られている。
【0003】
こうした分包機の一例を、図6及び図7に示す。
図6は、散薬を分包機のターンテーブル上に分布させている状態を、図7は、散薬を掻き出し分包している状態をそれぞれ示している。
この分包機は、ターンテーブル101と、ターンテーブル101上に散薬を落下させ供給する散薬供給装置102と、掻き出された散薬を受けるホッパ104と、ホッパからの散薬を個々に包装する包装装置105からなる分包機本体Aに、ターンテーブル101上の散薬を掻き出す掻き出し装置103を設けることにより構成されている。
【0004】
ターンテーブル101は、上面に断面円弧状の環状溝111を有し、分包機本体Aの水平面上で図示しない駆動装置により回転させられるものである。このターンテーブル101は、環状溝111に散薬供給装置102から散薬が投下された際には、この散薬を環状溝111内に周方向均一に分布させるために、一定の高速度で回転する。散薬が周方向均一に分布され掻き出し装置103により掻き出される際には、定量の散薬が掻き出し装置103に送られるために、間欠回転する。
【0005】
散薬供給装置102は、回転するターンテーブル101の環状溝111に対して散薬を落下させるもので、分包機本体Aに固定され環状溝111の上部に配置されている。散薬供給装置102に投入された散薬は、連続的に微量ずつ環状溝111上に投下される。
【0006】
掻き出し装置103は、ロータアーム121と、ロータ122を備えている。
ロータアーム121は、ターンテーブル101の径の内外方向に延在し、一端部側において、ターンテーブル101の接線方向に沿う方向の第一の軸線aを持つロータアーム支持軸123によって、分包機本体A上に上下方向回動自在に支持されている。これにより、ロータアーム121の他端部側は、環状溝111に対して接近・離間自在となっている。また、ロータアーム121の他端部側には、第一の軸線aと平行な第二の軸線bを持つロータ支持部124が設けられており、ロータ122が回動自在に支持されている。
ロータ122は、軸芯125と、掻き出し爪126と、回転板127、128からなり、これらは全て一体となって回転する。
掻き出し爪126は、第二の軸線bの内外方向に延在するように、軸芯125上に設けられている。掻き出し装置103が環状溝111に対して接近(下方向へ回動)した際に、爪先端部126aが環状溝111上に当接するようになっており、掻き出し面126bで散薬を一定量ずつ掻き出すようになっている。
回転板127、128は、環状溝111上の散薬を一定量ずつ掻き出せるように、掻き出し爪126の左右両端部を覆うように各々が設けられている。これら回転板127、128の周縁部の曲率は、環状溝111の曲率と対応するようになっている。
【0007】
ホッパ104は、ターンテーブル101の外側であって、掻き出し装置103により掻き出された散薬を受ける位置において、下側に向けて開口している漏斗状の部材である。ここで受けた散薬は、包装装置105に送られる。
【0008】
包装装置105は、ホッパ104の直下部に設けられており、未封の分包紙115を送り出す紙送り機116と、袋綴じ機117からなる。ホッパ104からの散薬を、未封の分包紙115上で受け、この散薬が載せられた分包紙115を袋綴じ機117で溶着、分包させるようになっている。
【0009】
この分包機は、次のように動作する。
先ず、図8に示すように、ターンテーブル101を一定の高速度で回転させながら、散薬供給装置102からターンテーブル101上の環状溝111上に散薬を投入し、環状溝11上に散薬を周方向に均一分布させておく。このとき、掻き出し装置103は、ロータ122を環状溝111に対して離間(上方向へ回動)させておき、ターンテーブル101と当接しないようにしておく。
環状溝111上に散薬が周方向均一に分布されたら、図9に示すように、掻き出し装置103を下方向に回動させて、ロータ122の回転板127a、127bを環状溝111と当接させ、ターンテーブル111を間欠運転させるとともにロータ122を内周側から外周側へ間欠回転することにより、散薬の掻き出しを行う。
掻き出された散薬は、ホッパ4に掻き落とされ、未封の分包紙115上に投下され、この散薬が載せられた分包紙115は袋綴じ機117に送られ、ここで溶着されて個々に分包され、分包散薬118が製造される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうした従来の分包機においては、掻き出し装置103が、回転板127、128によって所定間隔に分割した範囲内の散薬を掻き出し爪126によってすくい取り掻き出すように動作することで、散薬を定量分割し分包するようになっている。
【0011】
回転板128を図4に、回転板127、128を備えた掻き出し装置を図5に各々示す。
これら回転板127、128は、高い強度を確保するため、また静電気等により散薬が付着するのを防ぐために、主たる部分は金属により構成されている。しかし、全体を金属により構成すると、分包作業時にターンテーブル101と金属部分が直接当接して、環状溝111を傷付けてしまうこととなる。また、環状溝111と回転板127、128とが直接当接しないようこれらの間に微少な間隙を保持することは、技術的に非常に困難である。そのため、回転板127、128の各々の主要部分を構成する金属板127a、128aの周縁部近傍に、シリコンゴム等からなる樹脂をライニングして樹脂部127a、128bを形成し、こうした樹脂部127a、128aを環状溝111と弾性的に当接させることで、環状溝111に傷を付けないようにしていた。
このように、金属板127a、128aに樹脂部127b、128bをライニングにより取り付けた場合には、樹脂部127b、128bの接着強度を高めるために広い接着面積を確保しなければならない。そのため、樹脂部127b、128bは必然的に大型化して板厚方向に突出し、回転板127、128全体が厚くなってしまい、散薬の分割精度に悪影響を与えていた。例えば、金属板127aの板厚が0.8mmであっても樹脂部127bをライニングすれば最大の板厚は3mm近くになり、また、金属板128aの板厚が0.6mmであっても、樹脂部128bをライニングすれば最大の板厚は2mm近くになってしまう。
また、樹脂部127b、128bには静電気等の影響で散薬が付着し易く、このように樹脂部127b、128bが大きくなれば、必然的に散薬との接触部分が多くなり、回転板127、128に多量の散薬が付着することで分割精度に悪影響を与えていた。
【0012】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、回転板の板厚を薄くするとともに、散薬樹脂部との接触部分を少なくして回転板への散薬の付着を抑制し、散薬の分割精度を向上させるとともにメンテナンスを容易化した掻き出し装置及びこれを備えた分包機を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、分包機のターンテーブル上に分布された散薬を、前記ターンテーブルの接線方向に沿う方向の軸線回りに回転可能とされた一対の回転板によって所定間隔に分割し、この範囲内の散薬を、前記一対の回転板間に設けられて一体に回転する掻き出し爪によってすくい取り掻き出す掻き出し装置において、前記一対の回転板のうち少なくとも一方を、一対をなす金属製の板体で樹脂製の板体を挟持して構成していることを特徴とする。
【0014】
このような構成としたことで、樹脂部を金属板に強固に固定させることができる。すなわち、樹脂部をライニングした回転板がターンテーブルと当接すると、その反力は樹脂部を金属板から回転中心方向に剥離させようとする力となり、経時的使用あるいは不慮の事故により樹脂部が金属板から剥離する恐れがある。しかし、一対の金属製の板体によって樹脂製の板体を挟持するようにすれば、金属製の板体と樹脂製の板体との接着強度を高いものとできるので、樹脂部がターンテーブルと当接しても、その反力で剥離する恐れをほぼ無くすことができる。また、樹脂製の部分を大型化させることがないので、回転板全体の板厚を薄くすることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の掻き出し装置であって、前記樹脂製の板体は、その全域にわたって均一な板厚を有しており、前記金属製の板体の周縁部から突出する突出部を有していることを特徴とする。
【0016】
このような構成としたことで、回転板の板厚よりも薄い突出部のみが散薬と接触する樹脂部分となるので、散薬と接触する樹脂部の表面積を最小限に抑えることができ、回転板に付着する散薬の量を抑制することができる。
【0017】
請求項3記載の発明は、分包機であって、請求項1又は2記載の掻き出し装置を備えていることを特徴とする。
【0018】
このような構成としたことで、散薬の分割精度を向上させ、また、回転板に散薬が付着しにくい分包機を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る掻き出し装置及びこれを備えた分包機の実施形態を、図1乃至図3に基づいて説明する。
なお、本実施形態においては、掻き出し装置以外の分包機の構成要素については、従来例において示した分包機と同一であるので、これら構成要素には同一の符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0020】
掻き出し装置Bは、ロータアーム1と、ロータアーム1の先端部に回動可能に支持されたロータ10によって構成されている。この掻き出し装置Bは、ロータアーム1の基端部側で分包機本体A上に上下方向回動可能に支持され(図示略)、図示しない駆動源によって回動される。
【0021】
ロータ10は、図3に示すように、フランジハブ2と、円板(回転板)3と、分割ブレード4と、仕切板(回転板)5と、止め具6から構成されている。これらは、軸線O回りを一体となって回転する。
【0022】
フランジハブ2は、ロータアーム1に回動可能に支持されており、フランジ部21、胴部22及びネジ部23が一体となって形成されている。このフランジハブ2は、ロータアーム1側で図示しない駆動源と連結されており、この駆動源によって軸線O回りを回転するようになっている。
フランジ部21は、円板3が取り付けられるもので、円板3の係合孔34と係合する突起部24が形成されている。胴部22は、フランジ部21から軸線O方向に突出するもので、分割ブレード4が取り付けられるものである。この胴部22の先端部には、分割ブレード4の係合孔44及び仕切板5の係合孔54の各々と係合する突起部25が形成されている。また、胴部22の先端部には、軸線O方向に突出するネジ部23が形成されている。このネジ部23は、止め具6に形成された雌ねじ部61と螺合するものである。
【0023】
円板3は、金属板31a、31bによって樹脂板32を挟持して構成されており、中央部にはフランジハブ2の胴部22が挿通されるよう挿通孔33が形成されている。また、フランジハブ2のフランジ部21に取り付けられた際に、フランジハブ2に対して相対回転不能なように、突起部24と係合する係合孔34が形成されている。
金属板31aと金属板31bは、大きさ、形状とも互いにほぼ同一の円板形状をなしている。樹脂板32は、シリコンゴム等の弾性体から構成され、その全域にわたって均一な板厚を有しているもので、金属板31a、31bと同様の円板形状をなしているが、大きさは若干大きくなっている。すなわち、金属板31a、31bによって挟持された際に、金属板31a、31bの周縁部から突出する突出部32aが形成されるようになっている。この突出部32aは、散薬分包時にターンテーブル101の環状溝111と弾性的に当接するもので、ロータ10が回転することにより環状溝111に対して摺動するものである。また、突出部32aの突出長は、円板3への散薬の付着を最小限に抑制しつつ環状溝111を傷付けないような長さに設定されていなくてはならず、0.5mm〜1mm程度が好ましい。
【0024】
この円板3は、散薬の分割精度を向上させるために、出来る限りその板厚を薄くすることが望ましい。しかし、散薬分包時にターンテーブル101を間欠運転して掻き出し装置Bの位置まで散薬が送られてくると、この散薬をせき止めなくてはならず、このときの散薬による圧力は板厚方向にかかる。そのため、こうした圧力に耐えうるだけの板厚を有する範囲内で薄くする必要がある、そのためには、円板3の板厚は概ね1.5mm程度が好ましく、金属板31a、31bの各々の板厚は0.4mm程度で、樹脂板32の板厚は0.7mm程度であることが好ましい。
【0025】
分割ブレード4は、円筒形状をなす軸芯部41と、軸芯部41の外側に突設された掻き出し爪42を備えている。
軸芯部41は、胴部22を覆うようにしてフランジハブ2に取り付けられるものである。この軸芯部41のフランジハブ2と反対側の端部には、フランジハブ2のネジ部23が挿通される挿通孔43及び突起部25が挿通される係合孔44が各々形成されている。軸芯部41が胴部22に取り付けられた際に、突起部25と挿通孔44とが係合することにより、分割ブレード4はフランジハブ2に対して相対回転不能とされる。
掻き出し爪42は、軸芯部41と共に回転し、散薬を掻き出すものである。この掻き出し爪42は、その大部分が金属製であるが、先端部、すなわち環状溝111と当接する部分は、環状溝111を傷付けないために樹脂製となっている。
【0026】
仕切板5は、図2に示すように、金属板51a、51bによって樹脂板52を挟持して構成されている。この仕切板5は、円板3と同様の構成であるが、ターンテーブル101が間欠運転した際に散薬を分割ブレード4の下部に受け入れるために、掻き出し爪42の近傍部分のみを覆うような鍵爪状の形状をなしている。
金属板51aと金属板51bは、大きさ、形状とも互いにほぼ同一の形状をなしている。樹脂板52は、シリコンゴム等の弾性体から構成され、その全域にわたって均一な板厚を有しているもので、金属板51a、51bと同様の円板形状をなしているが、大きさは若干大きくなっている。すなわち、金属板51a、51bによって挟持された際に、金属板51a、51bの周縁部から突出する突出部52aが形成されるようになっている。この突出部52aは、散薬分包時にターンテーブル の環状溝111と弾性的に当接するもので、ロータ10が回転することにより環状溝111と摺動するものである。また、突出部52aの突出長は、仕切板5への散薬の付着を最小限に抑制しつつ環状溝111を傷付けないような長さに設定されていなくてはならず、0.5mm〜1mm程度が好ましい。
【0027】
この仕切板5は、散薬の分割精度を向上させるために、出来る限りその板厚を薄くすることが望ましく、また、円板3のように散薬をせき止めるものではないので、円板3に比べてその板厚を薄くすることができる。そのため、仕切板5の板厚は1mm程度が好ましく、金属板51a、51bの各々の板厚は0.3mm程度で樹脂板52の板厚は0.4mm程度であることが好ましい。
【0028】
止め具6は、図1に示すように、その中央部に雌ねじ部61を有しており、この雌ねじ部61とフランジハブ21のネジ部23を螺合させ締結することで、フランジハブ2、円板3、分割ブレード4及び仕切板5を一体とするものである。
【0029】
この掻き出し装置Bが、図6及び図7に示す分包機本体Aに備えられ、散薬の掻き出し動作を行う際には、円板3の突出部32a及び仕切板5の突出部52aが環状溝111と弾性的に当接し、ロータ10が回転すると突出部32a及び突出部52aが摺動して散薬の掻き出しを行う。ターンテーブル101を、仕切板5側から円板3側に向けて、所定角度ずつ間欠運転すると、ロータ10の下側に送られてきた環状溝111上の散薬は、円板3で堰き止められることにより、ロータ10下側の散薬は常時一定量とされる。ロータ10を内周側から外周側へ、すなわち図1中R方向に一回転分間欠回転することにより、散薬の掻き出しを行う。掻き出された散薬は、ホッパ4に掻き落とされ、未封の分包紙115上に投下され、この散薬が載せられた分包紙115は袋綴じ機117に送られ、ここで溶着されて個々に分包され、分包散薬118が製造される。
このように、ターンテーブル101の間欠運転と、ロータ10の間欠運転を繰り返すことにより、環状溝111上の散薬を順次定量分割し分包していく。
【0030】
本実施形態に係る掻き出し装置Bにおいては、金属板31a、31bによって樹脂板32を挟持して円板3を構成し、また、金属板51a、51bによって樹脂板52を挟持して仕切板5を構成するようにしているので、樹脂部を金属板に強固に固定することができる。そのため、経時的使用あるいは不慮の事故により樹脂部が金属板から剥離する恐れをほぼ無くすことができ、分包機の信頼性を高めることができる。
また、ロータ10の円板3及び仕切板5の板厚を薄くすることができる。すなわち、金属板31a、31bや、金属板51a、51bの各々の板厚を、各々従来の金属板127aや128aの板厚の半分とすれば、回転板の板厚方向の強度は従来と同様に確保しながら、樹脂部の板厚方向への突出部分はなくなり、円板3及び仕切板5の全体の板厚は薄くなる。そのため、散薬の分割精度が向上し、より正確に分量され分包された散薬を得ることができる。
更に、樹脂板32及び樹脂板52の板厚を、その全域にわたって均一としており、各々金属板31a、31b及び金属板51a、51bの周縁部から突出する突出部32a、52aを有するようにしている。そのため、円板3及び仕切板5の板厚よりも薄い突出部32a、52aのみが散薬と接触する樹脂部分となり、散薬と接触する樹脂部の表面積を最小限に抑えることができ、円板3及び仕切板5に付着する散薬の量を抑制することができる。これにより、散薬の分割精度が更に向上すると共に、掻き出し装置Bに付着した散薬を除去する清掃作業の頻度を少なくでき、メンテナンスの容易化が図れる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る掻き出し装置及びこれを備えた分包機においては上記の如く構成しているので、回転板の板厚を薄くするとともに、散薬樹脂部との接触部分を少なくして回転板への散薬の付着を抑制し、散薬の分割精度を向上させるとともにメンテナンスを容易化した掻き出し装置及びこれを備えた分包機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る掻き出し装置の一実施形態を示す図であって、ロータの部分の分解斜視図である。
【図2】 図1における仕切板を示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)におけるI−I線断面矢視図である。
【図3】 図1に示した掻き出し装置のロータ部分を示す部分断面側面図である。
【図4】 従来の仕切板の一例を示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)におけるII−II線断面矢視図である。
【図5】 従来の掻き出し装置のロータ部分の一例を示す部分断面側面図である。
【図6】 一般的な分包機の構成を説明するための側断面図であって、散薬を分包機のターンテーブル上に分布させている状態を示す図である。
【図7】 一般的な分包機の構成を説明するための側断面図であって、散薬を分包している状態を示す図である。
【符号の説明】
B 掻き出し装置
O 軸線
3 円板(回転板)
31a、31b 金属板(金属製の板体)
32 樹脂板(樹脂製の板体)
32a 突出部
42 掻き出し爪
5 仕切板(回転板)
51a、51b 金属板(金属製の板体)
52 樹脂板(樹脂製の板体)
52a 突出部
101 ターンテーブル
Claims (3)
- 分包機のターンテーブル上に分布された散薬を、前記ターンテーブルの接線方向に沿う方向の軸線回りに回転可能とされた一対の回転板によって所定間隔に分割し、この範囲内の散薬を、前記一対の回転板間に設けられて一体に回転する掻き出し爪によってすくい取り掻き出す掻き出し装置において、
前記一対の回転板のうち少なくとも一方を、一対をなす金属製の板体で樹脂製の板体を挟持して構成していることを特徴とする掻き出し装置。 - 前記樹脂製の板体は、その全域にわたって均一な板厚を有しており、前記金属製の板体の周縁部から突出する突出部を有していることを特徴とする請求項1記載の掻き出し装置。
- 請求項1又は2記載の掻き出し装置を備えていることを特徴とする分包機。
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