JPH0639298Y2 - 粉体定量供給装置 - Google Patents

粉体定量供給装置

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JPH0639298Y2
JPH0639298Y2 JP4579589U JP4579589U JPH0639298Y2 JP H0639298 Y2 JPH0639298 Y2 JP H0639298Y2 JP 4579589 U JP4579589 U JP 4579589U JP 4579589 U JP4579589 U JP 4579589U JP H0639298 Y2 JPH0639298 Y2 JP H0639298Y2
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JP
Japan
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powder
annular groove
supply device
stirring blade
quantitative supply
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JP4579589U
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JPH02135821U (ja
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良一 森田
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Kamacho Scale Co Ltd
Original Assignee
Kamacho Scale Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、付着性やブリッジ性、或いは凝固性などのた
めに定量供給が難しい性状の粉体を対象とした粉体定量
供給装置に関する。より詳しくは、一軸型といわれる粉
体定量供給装置に関する。
〔従来の技術〕
従来技術の粉体定量供給装置は、基盤に回転自在に枢支
させた回転軸に対して、粉体を受け入れる円環状溝を上
面の外周に形成した回転円盤を取付け、この回転円盤の
上面側に、前記円環状溝に粉体を供給する撹拌羽根を装
着するとともに、基盤上で回転円盤と撹拌羽根の外周に
粉体の収容筒を設け、収容筒の周方向一部分を切り欠い
て粉体取出口を形成し、切欠部から前記円環状溝の内縁
に沿った仕切り壁を連設して前記粉体取出口を収容筒の
内部空間と区画し、前記粉体取出口に、その粉体取出口
を通過する円環状溝内の粉体を掻き出すスクレーパを設
けて構成していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
円環状溝を有する回転円盤と、円環状溝に粉体を供給す
る撹拌羽根とを個別の回転軸に装着した二軸型の粉体定
量供給装置(例えば、実公昭36-9578号公報・及び実公
昭36-9580号公報参照)に対して、回転円盤と撹拌羽根
を同一回転軸に装着したこの種の粉体定量供給装置は一
軸型といわれる。一軸型は構成が簡単である反面、粉体
取出口との干渉を避けるために撹拌羽根の回転半径を小
さくする必要があり、円環状溝の上部にまで撹拌羽根を
設けることができない構成上の制約がある。そのため
に、円環状溝に粉体を供給する外周方向への拡散ベクト
ル力が小さく、粉体の排出精度を決定する溝部への充填
にばらつきがあり、二軸型に比べて排出精度が劣る問題
があった。
本考案は、従来技術が有する以上の問題点を解消しよう
とするものであり、構成の簡単な一軸型でありながら排
出精度の優れた粉体定量供給装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、半径方向外方
側ほど回転方向の下手側に位置するように後退角を付け
て放射状に形成した固定すり切り板を、前記回転円盤と
撹拌羽根との間で、かつ、前記回転軸と円環状溝の上部
との間にわたって設けたものである。
前記固定すり切り板に、回転軸側で片持ち支持して円環
状溝の上部に延出した粉体の押さえ板を設け、この押さ
え板に、前記撹拌羽根の下面と接当して押さえ板を振動
させるカム状突起を形成することもできる。
また、前記仕切り壁と収容筒の内壁間に、円環状溝内縁
の接線方向に沿った滞留防止用の案内壁を設けてもよ
い。
〔作用〕
回転円盤上の粉体は、回転円盤と撹拌羽根の回転で収容
筒内を移動する。この粉体移動に対して後退角を有する
固定すり切り板の側縁に粉体が接当し、外周方向への移
動力を与えて回転円盤外周の円環状溝にまで案内し、円
環状溝に粉体を供給するように働く。
押さえ板を有するものは、撹拌羽根との接当で振動し、
回転円盤の外周に至った粉体を円環状溝に積極的に充填
するように働く。滞留防止用の案内壁は、収容筒内の取
出口部分で粉体の移動を円環状溝の接線方向に案内す
る。
〔考案の効果〕
したがって、本考案の粉体定量供給装置は構成の簡単な
一軸型でありながら、定量供給が難しい性状の粉体を回
転円盤の円環状溝に一定圧で確実に充填でき、従来に比
べて粉体の排出精度を向上できる効果がある。
押さえ板を有するものは排出精度を更に向上でき、滞留
防止用の案内壁を設けたものは収容筒内での粉体移動が
円滑で、収容筒内での粉体の凝固を防止できる効果があ
る。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
第3図は一軸型の粉体定量供給装置の全体を示してい
る。この装置は、モータ(M)にギア(G1),(G2),
(G3)連動して定速で回転する回転軸(1)を備えた基
盤(2)上に、下部原料収容筒(3)と上部原料収容筒
(4)を載置固定している。基盤(2)上で下部原料収
容筒(3)内の前記回転軸(1)に、粉体を受け入れる
円環状溝(5a)を上面の外周に形成した回転円盤(5)
と、前記円環状溝(5a)に粉体を供給する下部原料撹拌
羽根(6)を上下に装着している。また、上部原料収容
筒(4)内の前記回転軸(1)の上下に上部原料撹拌羽
根(7),(7)を装着している。上部原料収容筒
(4)の底部には下部原料収容筒(3)に通じる原料供
給筒(8)を突設し、下部原料収容筒(3)はその周方
向一部分を切り欠いて粉体原料の取出口(9)を形成し
ている。上下位置を調節できるスクレーパ(10)を取出
口(9)に設け、取出口(9)を通過する前記円環状溝
(5a)内に挿入して定量の粉体を掻き出して被供給部に
排出するように全体を構成している。
回転円盤(5)はその表面に外周に向かう多数の細溝
(5b)を形成している。第1図に示すように、この回転
円盤(5)の上面には、粉体原料を円環状溝(5a)へ供
給するための固定すり切り板(11)を設けている。固定
すり切り板(11)は、回転軸(1)側の内周リング(11
a)、回転円盤(5)の外周で前記基盤(2)と下部原
料収容筒(3)との間に挟持される外周リング(11
b)、これら内外のリング(11a),(11b)間にわたっ
て設けるとともに後退角を付けて放射状に形成した偏平
リブ(11c)、及び内周リング(11a)で片持ち支持して
円環状溝(5a)の上部に延出した粉体の押さえ板(11
d)を備えている。前記偏平リブ(11c)は、回転円盤
(5)と下部撹拌羽根(6)の回転で反時計方向に移動
する粉体原料を、後退角を有する側縁に当接させて外周
方向への滑り移動力(F)を与え、粉体を円環状溝(5
a)にまで案内して溝内に供給するとともに、前記細溝
(5b)に入り込んだ原料を円環状溝(5a)側に掃き出
す。前記押さえ板(11d)は下部撹拌羽根(6)と接当
して移動させるカム状突起(12)を設けて構成してい
る。円環状溝(5a)の上部に位置する偏平リブ(11c)
部分と押さえ板(11d)部分は、円環状溝(5a)内へ粉
体原料を充填するために回転円盤(5)の回転方向に対
して迎え角(θ)を付けている。
粉体原料の取出口(9)は、前記下部原料収容筒(3)
の周壁の切欠部から円環状溝(5a)の内縁に沿って仕切
り壁(13)を連設し、仕切り壁(13)によって収容筒
(3)の内部空間と区画して構成している。仕切り壁
(13)と下部原料収容筒(3)の内壁間には、円環状溝
(5a)内縁の接線方向に沿って滞留防止用の案内壁(1
4)を設け、粉体の移動を円滑にしている。
以上のように構成した定量供給装置に粉体原料を投入す
ると、上部原料収容筒(4)の粉体は原料供給筒(8)
を通じて下部原料収容筒(3)内に至り、回転円盤
(5)上に乗り移って一部は自然落下により円環状溝
(5a)に供給されるとともに、先に説明した固定すり切
り板(11)の作用によって一定圧で円環状溝(5a)に充
填される。円環状溝(5a)に充填された粉体原料は取出
口(9)に設けたスクレーパ(10)で掻き出されて定量
供給される。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は固定すり切り板と回転円盤を示す横断平面図、
第2図は粉体定量供給装置の全体構成を示す縦断側面
図、第3図は第1図のIII−III線断面図である。 (1)……回転軸、(2)……基盤、(3)……収容
筒、(5)……回転円盤、(5a)……円環状溝、(6)
……撹拌羽根、(9)……取出口、(10)……スクレー
パ、(11)……固定すり切り板、(11d)……押さえ
板、(12)……カム状突起、(13)……仕切り壁、(1
4)……案内壁。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基盤(2)に回転自在に枢支させた回転軸
    (1)に対して、粉体を受け入れる円環状溝(5a)を上
    面の外周に形成した回転円盤(5)を取付け、この回転
    円盤(5)の上面側に、前記円環状溝(5a)に粉体を供
    給する撹拌羽根(6)を装着するとともに、基盤(2)
    上で回転円盤(5)と撹拌羽根(6)の外周に粉体の収
    容筒(3)を設け、収容筒(3)の周方向一部分を切り
    欠いて粉体取出口(9)を形成し、切欠部から前記円環
    状溝(5a)の内縁に沿った仕切り壁(13)を連設して前
    記粉体取出口(9)を収容筒(3)の内部空間と区画
    し、前記粉体取出口(9)に、その粉体取出口(9)を
    通過する円環状溝(5a)内の粉体を掻き出すスクレーパ
    (10)を設けて構成した粉体定量供給装置において、半
    径方向外方側ほど回転方向の下手側に位置するように後
    退角を付けて放射状に形成した固定すり切り板(11)
    を、前記回転円盤(5)と撹拌羽根(6)との間で、か
    つ、前記回転軸(1)と円環状溝(5a)の上部との間に
    わたって設けたことを特徴とする粉体定量供給装置。
  2. 【請求項2】前記固定すり切り板(11)に、回転軸
    (1)側で片持ち支持して円環状溝(5a)の上部に延出
    した粉体の押さえ板(11d)を設け、この押さえ板(11
    d)に、前記撹拌羽根(6)の下面と接当して押さえ板
    (11d)を振動させるカム状突起(12)を形成した請求
    項1記載の粉体定量供給装置。
  3. 【請求項3】前記仕切り壁(13)と収容筒(3)の内壁
    間に、円環状溝(5a)内縁の接線方向に沿った滞留防止
    用の案内壁(14)を設けた請求項1又2記載の粉体定量
    供給装置。
JP4579589U 1989-04-18 1989-04-18 粉体定量供給装置 Expired - Lifetime JPH0639298Y2 (ja)

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JPH02135821U JPH02135821U (ja) 1990-11-13
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