JP3506972B2 - 食品材送り装置 - Google Patents
食品材送り装置Info
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Description
おける重合ノズル部分へ内包材,外皮材等の食品材を送
り出す食品材送り装置に係り、さらに詳細には、ホッパ
ー内に設けられたスクリューによってホッパー内の食品
材をベーンポンプへ送給し、このベーンポンプによって
食品材を次工程へ送り出すとき、食品材の送出量の変化
(変動)を少なくすることのできる食品材送り装置に関
する。
平5−236863号公報に記載のごとき食品材送り装
置がある。
に、架台101に設けた天板103の下部に吐出口10
5を備えたベーンポンプ107を装着し、このベーンポ
ンプ107はギアボックス109を介することによって
駆動モータ111によって回転されるように構成してあ
る。そして、上記ベーンポンプ107の上側には、下部
に円筒形状の基台113を備えたホッパー115が着脱
可能に設けられている。
5内の食品材を下方向へ移送するためのスクリュー11
7が内装してあり、このスクリュー117の下部に備え
た回転リング119の外周面にはリングギア121が設
けてある。そして、このリングギア121は前記ギアボ
ックス109内のギアと噛合してある。
すると、ベーンポンプ107が駆動されると共にスクリ
ュー117が回転されて、ホッパー115内の食品材が
ベーンポンプ107の吐出口105から次工程へ送出さ
れるものである。
においては、ホッパー115からベーンポンプ107へ
食品材を送給する送給口122は、図5に示すように、
ベーンポンプ107におけるベーン123の回転領域の
外側に位置し、かつ各ベーン123の間の搬送セル12
5が上記送給口122と対応する領域が少ないので、各
搬送セル125内に食品材を短時間で充分に充満するこ
とができず、各搬送セル125へ送給充填されて吐出口
105から送出される食品材の量に変動(変化)を生じ
易いという問題がある。
品材を充填すべく、スクリュー117によって食品材に
大きな圧力を付加しようとすると、大きな駆動力を必要
とすると共に、食品材によっては損傷を生じ易いという
問題が生じる。
来の問題点に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発
明は、スクリューを回転自在に内装したホッパーの下部
に、上記ホッパーから送給された食品材を次工程へ送る
ためのベーンポンプを備えた食品材送り装置において、
前記ホッパーから前記ベーンポンプへの食品材の送給口
を、前記ベーンポンプにおいてベーンによって区画され
た複数の搬送セルの回転領域の上側に、複数の搬送セル
に対応するように大きく設け、かつ前記送給口に対応し
た複数の搬送セルの体積を等しく構成してなるものであ
る。
食品材送り装置において、スクリューを回転するための
回転軸とベーンポンプの回転軸とを同一軸芯上に設け、
上記両回転軸を一体的に回転するように連結して設ける
と共に、送給口領域を、搬送セルの回転領域の上側に配
置した構成である。
記載の食品材送り装置において、スクリューの回転中心
部に、食品材との摩擦を増大するための固定軸を設けた
構成である。
食品材送り装置を、内包材を外皮材でもって包皮する形
式の包あん機に適用した場合について説明するが、包あ
ん機に限るものではない。
ての外皮材3を重合ノズル5へ送給する外皮材送り装置
7と、食品材としての内包材9を上記重合ノズル5へ送
給する内包材送り装置11とを備えている。
11から連続して送給される食品材としての内包材9を
外皮材3によって包皮した構成の連続した棒状食品13
として下方向へ吐出するもので、この重合ノズル5の下
方位置には、前記棒状食品13を包皮切断する包皮切断
装置15が設けられている。そして、上記包皮切断装置
15の下側には、包皮切断された食製品17を次工程へ
搬送するための搬出コンベア19が設けられている。
搬送コンベア19は、公知の一般的な構成で良いので、
重合ノズル5,包皮切断装置15及び搬送コンベア19
のより詳細な説明は省略する。
送り装置7及び内包材送り装置11に適用し得るもの
で、本実施の形態においては、上記外皮材送り装置7の
構成と内包材送り装置11の構成は機能的に同一であ
る。したがって、以後の説明においては、外皮材送り装
置7及び内包材送り装置11を共に食品材送り装置と呼
称し、同一機能を奏する構成部分には同一符号を付する
こととして重複した説明は省略する。
自在に内装したホッパー23の下部に、上記ホッパー2
3から送給された食品材を次工程としての前記重合ノズ
ル5へ送るためのベーンポンプ25を備えた構成であ
る。
ける架台27上に装着してある。より詳細には、上記ベ
ーンポンプ25は、前記架台27上に装着したケーシン
グ29を備えている。このケーシング29は、前記重合
ノズル5に接続した吐出口31を備えた概略円筒形状を
なしており、このケーシング29内には、回転軸33が
回転自在に内装されている。
29に形成したカムリング35(図2参照)の軸芯と一
致して配置してある。この回転軸33の下側には、前記
架台27に垂直にかつ回転自在に設けられた回転駆動軸
37と連結自在の連結軸部33Aが設けてあり、この連
結軸部33Aの上部には、前記スクリュー21の下端部
に一体的に取付けた回転軸39に下側から嵌入自在かつ
上記回転軸39に形成した逆L字形状の係止溝39Aに
係合自在の係止ピン41を上端部に水平に突出して備え
た回転伝達軸43が同軸芯に一体に設けてある。
に備えた円筒形状のロータ45(図2参照)との間に形
成された環状溝47内には前記カムリング35と対応し
た固定カム49が配置してある。この固定カム49の上
部には、前記吐出口31側において前記ロータ45の上
面に接触しかつケーシング29上に突出した適宜広さの
フランジ部49Fが形成してあり、このフランジ部49
Fにおいてピン,止めねじ等の固定具51によって前記
ケーシング29に固定してある。
間隔に複数のスリット53が形成してあり、各スリット
53には、前記カムリング35に外端部が摺動自在に内
接し、かつ内端部が前記固定カム49の外周面に摺動自
在に外接したベーン55が放射方向(径方向)へ移動自
在に係合されている。
45の外周面の間であって、かつ各ベーン55によって
区画された複数の領域59A〜59Fは、前記ホッパー
23からスクリュー21によってベーンポンプ25へ送
給された食品材を前記吐出口31へ移送する搬送セルを
構成するものであって、前記ホッパー23からベーンポ
ンプ25へ食品材を送給する送給口57は、上記搬送セ
ルへ食品材を直接送給充填し得るように、上記搬送セル
の回転領域の上側に、複数の搬送セル59A〜59Dに
対応するように大きく設けられている。
は、前記搬送セルが回転する円形状の回転領域のうち、
前記固定カム49及びそのフランジ部49Fによって閉
じられた領域以外の円弧状の部分が相当するものであっ
て、この送給口57(図2に斜線で示した部分)に対応
した複数の搬送セル59A〜59Dのうち搬送セル59
B,59C,59Dの体積は等しく構成してある。な
お、各ベーン55によって区画された搬送セル59A〜
59Dの領域はホッパー23から送給される食品材を搬
送セル内に充填する充填領域であり、搬送セル59Eの
領域は搬送セル内の食品材を一定量にすり切る定量化領
域である。そして、搬送セル59Fの領域は前記吐出口
31へ食品材を送出する吐出領域である。
部に、截頭円錘形を逆にした形状の円錘形部63を備え
た形状であって、前記スクリュー21は、上記円錘形部
63及び円筒形状部61の内周面に接触して回転するこ
とにより、ホッパー23内の食品材を下方向へ送るよう
に構成してある。さらに上記スクリュー21の軸芯部分
には、包あん機1の固定部に固定したブラケット65か
ら垂下して下端部を前記回転軸39に相対的に回転自在
に嵌合した固定軸67が設けられている。この固定軸6
7は、スクリュー21の回転時に食品材がスクリュー2
1と一体的になって共回りすることを防止すべく、上記
食品材との間の摩擦を増大するためのものである。
内に食品材を投入した状態において駆動モータによって
回転駆動軸37を回転すると、ベーンポンプ25におけ
る回転軸33が回転されると共に、回転伝達軸43を介
してスクリュー21の回転軸39が回転され、スクリュ
ー21がホッパー23内において回転される。
ー23内の食品材が次第に下方向へ移動され、円筒形状
部61内において加圧されることになる。このようにス
クリュー21によって食品材を下方向へ送るとき、ホッ
パー23の内面と食品材との間及び固定軸67と食品材
との間の摩擦によって、食品材がスクリュー21と一体
となって回転することが防止されるので、食品材の下方
向への移送を効率良く行うことができるものである。
へ送給された食品材は、ベーンポンプ25における各ベ
ーン55間の搬送セル59A〜59Dに送給充填される
ことになる。この際、ベーンポンプ25におけるロータ
45の回転により、搬送セルは図2において反時計回り
方向へ移動され、領域59A〜50Dの長い範囲に亘っ
て食品材の送給充填を受けるので、前記スクリュー21
による食品材の加圧が弱い場合であっても各搬送セル内
へ食品材を充満することができる。
59Eへ移動するときに、各搬送セル内の余分な食品材
は固定カム49のフランジ部49Fによってすり切ら
れ、領域59Eの搬送セル内の食品材は常に一定量とな
る。そして、搬送セルが領域59Fへ移動することによ
って食品材は吐出口31から次工程としての前記重合ノ
ズル5へ吐出されることになる。
品材の加圧が小さい場合であっても、ベーンポンプ25
における各ベーン55間の搬送する搬送セル内へ食品材
を不足なく充填することができ、加圧を大きくすること
に起因する食品材の損傷を防止できると共に搬送セル内
の食品材を一定量とすることができ、計量精度を向上し
て一定量の食品材を連続的に次工程へ吐出移送すること
ができるものである。
必要がある場合には、前記ケーシング29や固定カム4
9等の適宜位置に適数のエアー抜き孔Hを設ければ良い
ものであり、このようにエアー抜き孔Hを設けることに
より、各搬送セル内への食品材の送給充填をより確実,
正確に行うことができるものである。しかし、計量精度
を問題としない場合には、上記エアー抜き孔Hは必ずし
も設ける必要はないものである。
を示すもので、この実施の形態においては、固定軸67
を省略してスクリュー21の回転軸39を、ベーンポン
プ25における回転伝達軸43に対して上方向へ取り外
し自在に設けたものであり、その他の構成は前述した実
施の形態と同一である。
は、前述した実施の形態とほぼ同一の効果を奏し得ると
共に、ホッパー23内の食品材が少なくなったときにス
クリュー21を取り外して、ヘラ等によって食品材をベ
ーンポンプ25内へ押し込むことを容易に実施でき、食
品材の残量をより少なくできるものである。
に、本発明によれば、ホッパーからベーンポンプへ送給
する食品材の加圧が小さい場合であっても、ベーンポン
プにおける各ベーン間の搬送セル内へ食品材を充分に送
給充填することができ、前述したごとき従来の問題を解
消し得るものである。
用した包あん機の概略的な断面説明図である。
説明図である。
ある。
分の平断面説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 スクリューを回転自在に内装したホッパ
ーの下部に、上記ホッパーから送給された食品材を次工
程へ送るためのベーンポンプを備えた食品材送り装置に
おいて、前記ホッパーから前記ベーンポンプへの食品材
の送給口を、前記ベーンポンプにおいてベーンによって
区画された複数の搬送セルの回転領域の上側に、複数の
搬送セルに対応するように大きく設け、かつ前記送給口
に対応した複数の搬送セルの体積を等しく構成してなる
ことを特徴とする食品材送り装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の食品材送り装置におい
て、スクリューを回転するための回転軸とベーンポンプ
の回転軸とを同一軸芯上に設け、上記両回転軸を一体的
に回転するように連結して設けると共に、送給口領域
を、搬送セルの回転領域の上側に配置した構成であるこ
とを特徴とする食品材送り装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の食品材送り装置
において、スクリューの回転中心部に、食品材との摩擦
を増大するための固定軸を設けたことを特徴とする食品
材送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29997699A JP3506972B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 食品材送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29997699A JP3506972B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 食品材送り装置 |
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---|---|
JP2001120246A JP2001120246A (ja) | 2001-05-08 |
JP3506972B2 true JP3506972B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=17879257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP3432498B2 (ja) * | 2001-02-20 | 2003-08-04 | レオン自動機株式会社 | 包あん機 |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP29997699A patent/JP3506972B2/ja not_active Expired - Fee Related
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