JP5407507B2 - 散薬掻出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、分配皿の環状溝内に供給された散薬を一定量ずつ掻き出すための散薬掻出装置に関し、さらに詳しくは、掻出板をワンタッチで取り付け、取り外しすることができる散薬掻出装置に関する。
従来、散薬掻出装置として、例えば、分配皿の上面外周部に形成した断面円弧状の環状溝に収容した散薬を、前記環状溝に沿って回転板を相対的に移動させて掻き寄せると共に、該回転板から突出するボス部に取り付けた掻出板によって1包分だけ掻き出す散薬掻出装置を備えた構成のものが公知である(例えば、特許文献1及び2参照)。
しかしながら、前記散薬掻出装置では、回転板や掻出板に散薬が付着することが避けられず、付着した散薬を除去するために新たに清掃装置を設ける必要がある。また、この清掃装置によっても、ボス部に付着した散薬を完全に除去するのは困難であるため、定期的に散薬掻出装置を分解して清掃しなければならない。
そこで、掻出板を回転板に一体に設けることでボス部を無くし、散薬の付着を防止するようにした散薬掻出装置が実用化されている(特許文献3)。
このように、散薬掻出装置では、散薬が付着しにくくすることが重要である一方、清掃等のために回転板を簡単に着脱できることの必要である。従来の散薬掻出装置は、回転板がねじ止めされているため、回転板を着脱する際に、専用の工具を使用してねじを取り外し、また締め付けるといった煩雑で時間のかかる作業となっていた。
特公平7―10684号公報 特許第3098742号公報 特許第4249126号公報
そこで、本発明は、ねじ等がなく、工具を使用せずに簡単、迅速に回転板を着脱することができ、しかも散薬の付着を防止することのできる散薬掻出装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、
分配皿の上面外周部の環状溝に収容された散薬を掻き出す散薬掻出装置であって、
アームの先端に回転駆動可能に設けられた取付基台と、
該取付基台に取り付けられて前記取付基台と一体に回転可能に設けられ、外周縁が前記分配皿の環状溝の内面に沿った円形の回転板と、
該回転板に設けられ、前記分配皿の環状溝に収容された散薬を掻き出す掻出板と、
からなる散薬掻出装置において、
前記取付基台に、取付面と、突出部と、前記取付面にほぼ平行に移動可能で一方向に付勢された少なくとも1つの装着ピンを設け、
前記回転板に、前記突出部が嵌合する取付孔と、前記装着ピンが嵌合する位置決め孔を設け、
前記装着ピンに、前記位置決め孔の一方の縁が接触する斜面と、前記位置決め孔の一方の縁が係合する凹部とを設けたものである。
上記手段によれば、回転板の取付孔と位置決め孔をそれぞれ取付基台の突出部と装着ピンに合わせて回転板を取付基台に押し付けると、回転板の取付孔が取付基台の突出部と係合し、回転板の位置決め孔の縁が装着ピンの斜面を摺動して凹部に係合することで、回転板が取付基台に取り付けられる。この取付状態から、装着ピンを付勢力に抗して移動させると、回転板の位置決め孔の縁と装着ピンの凹部との係合が解除され、回転板を取付基台から取り外すことができる。
前記装着ピンの凹部を形成する側面は、凹部の開口に向かって広がるテーパ面で形成され、前記テーパ面に前記回転板の位置決め孔の縁が当接するようにすることが好ましい。これにより、装着ピンの凹部と回転板の位置決め孔の縁との隙間が少なくなり、この隙間に散薬が堆積するのを防止することができる。
前記装着ピンは、円錐形状であることが好ましく、これにより装着ピンに散薬が付着しにくくすることができる。
前記装着ピンは、前記円錐の裾野部の一部が切除された平面部を有し、該平面部が前記位置決め孔の長手方向の縁と面接触することが好ましい。このようにすることで、装着ピンのずれを防止できるととともに、装着ピンの切除部と回転板の位置決め孔の縁との間に散薬が堆積するのを防止することができる。
前記突出部は、取付面から垂直に立ち上がる垂直面を有する基部を有し、該基部の高さは前記掻出板の取付孔の縁の厚さよりも高いことが好ましい。これにより、回転板の取付孔と取付基台の突出部との間の係合を容易にすることができる。また、基部の高さが掻出板の取付孔の縁の厚さよりも低いと、凹部が形成され、この凹部に散薬が溜まる。
前記取付基台の取付面に垂直方向から見た前記突出部の形状は、前記突出部の中心と前記装着ピンの中心を結ぶ直線の延長線に対して非対称な形状であることが好ましい。例えば、前記突出部は、奇数の正多角形であることが好ましく、これにより取付基台に対する回転板の周方向の取り付け位置が定まり、意図しない方向に回転板が取り付けられるのを防止することができる。
前記装着ピンは、前記突出部を挟んだ両側に設けられた2つの装着ピンからなり、半径方向外側に向かって付勢されていることが好ましい。
あるいは、前記装着ピンは、前記突出部から偏心した位置に設けられた2つの装着ピンからなり、半径方向外側に向かって付勢されていてもよい。
このようにすることで、2つの装着ピンに親指と人差し指を掛けて互いに接近する方向に寄せるだけで、回転板を取り外すことができる。
前記装着ピンは、前記突出部の片側に設けられた1つの装着ピンからなり、半径方向外側に向かって付勢されていてもよい。このようにすると、装着ピンと突出部に親指と人差し指を掛けて互いに接近する方向に寄せるだけで、回転板を取り外すことができる。
この場合、前記突出部の前記装着ピンと対向する側と反対側に、前記取付孔の縁が接触する斜面と、前記取付孔の縁が係合する凹部とを設けることで、回転板を安定して取り付けることができる。
前記装着ピンは、前記突出部の片側に設けられた1つの装着ピンからなり、半径方向内側に向かって付勢されていてもよい。このようにすると、装着ピンと回転板の縁に親指と人差し指を掛けて互いに接近する方向に寄せるだけで、回転板を取り外すことができる。
この場合、前記突出部の前記装着ピンと対向する側と反対側に、前記取付孔の縁が接触する斜面と、前記取付孔の縁が係合する凹部とを設けることで、回転板を安定して取り付けることができる。
本発明によれば、回転板の取付孔と位置決め孔をそれぞれ取付基台の突出部と装着ピンに合わせて回転板を取付基台に押し付けるだけで取り付けることができ、また装着ピンを付勢力に抗して移動させるだけで取り外すことができるので、ねじや工具を使用せずに簡単、迅速に回転板を着脱することができ、部品の紛失の虞もない。
また、回転板には突出部と装着ピンが突出しているが、これらは比較的小さいので、散薬の付着を防止することができる。
散薬包装装置の概略図。 散薬掻出装置の斜視図。 図2の散薬掻出装置の回転板を取り外した状態を示す斜視図。 取付基台の表面図(a)と、装着ピン及びその取付部の拡大図(b)。 取付基台の裏面図(a)と、装着ピン及びその取付部の拡大図(b)。 取付基台の部分破断拡大側面図。 回転板の表面図(a)と、そのI−I線断面図(b)。 回転板を取付基台に取り付ける状況を順に示す側面図。 散薬掻出装置の変形例を示す斜視図。 散薬掻出装置の他の変形例を示す斜視図。 散薬掻出装置のさらに他の変形例を示す斜視図。 回転板を取付基台にツータッチで着脱可能な散薬掻出装置の斜視図。 回転板を取付基台にツータッチで着脱可能な他の散薬掻出装置の斜視図。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る散薬掻出装置3を備えた散薬包装装置を示す。この散薬包装装置は、散薬供給装置1から分配皿2に散薬を供給し、この散薬を散薬掻出装置3にて1包分ずつ掻き出した後、包装装置4により包装するようにしたものである。分配皿2は、上面外周部に断面円弧状の環状溝5が形成され、図示しないモータの駆動により一方向に回転する。
散薬掻出装置3は、図3に示すように、アーム6、取付基台7、回転板8とからなっている。
アーム6は、一端が回動自在に装置本体に取り付けられ、他端が分配皿2の上方に位置している。アーム6は図示しない駆動手段により、掻出動作時には降下し、それ以外の時は上昇するようになっている。
取付基台7は、ステンレス鋼製の円板からなり、アーム6の先端に図示しない駆動手段により回転駆動可能に取り付けられている。取付基台7の回転軸xは、分配皿2の環状溝5の接線に平行に配置されている。取付基台7の表面の中心には、表面から垂直に突出する3つの垂直面からなる三角形の基部9と、頭部が裁断された三角錐部10とからなる突出部11が取り付けられている。基部9の高さは、後述する回転板8の厚さよりも高くなっている。三角錐部10の大きさは、例えば底面の1辺が12mm、高さが4mm、角度が20°で、散薬が付着しにくい角度になっている。突出部11は、三角形に限らず、五角形など奇数の正多角形であればよい。こうすることで、取付基台7に取り付ける回転板8の周方向の位置、すなわち後述する掻出板30の位置が定まる。
取付基台7の表面の突出部11の両側の対称位置には、装着ピン12が取り付けられている。装着ピン12は、大略、頭部が裁断された円錐部13と、該円錐部13の底面から突出する軸部14と、該軸部14の先端に設けられたスライダ部15とからなっている。円錐部13は、指が掛けられる程度の大きさであれば良く、具体的には例えば底面の直径が8mm、高さが6mm、斜面13aの傾斜角度が70°で散薬が付着しにくい角度になっている。円錐部13の裾野部の180°離れた2箇所は切除されて平面部16が形成されている。また、平面部16から90°離れた半径方向外側の位置には、アンダーカットとなる凹部17が形成されている。凹部17の側面は該凹部17の開口に向かって広がるようにテーパ面18となっている。軸部14は、前記円錐部13の底面より小さい円形の断面を有する。スライダ部15は、矩形板状に形成され、一端にはばね19が嵌入する凹部20が形成されている。
取付基台7の裏面には、前記装着ピン12の軸部14がスライド可能に嵌入するU字形の切欠き21と、該切欠き21の外側に前記装着ピン12のスライダ部15がスライド可能に嵌入するスライダ収容溝22と、該スライダ収容溝22に連続し前記ばね19が収容されるばね収容溝23とが形成されている。そして、ばね収容溝23にばね19を収容し、前記切欠き21の開口側から前記装着ピン12の軸部14を差し込み、スライダ部15をスライダ収容溝22に収容し、ばね収容溝23とスライダ収容溝22を覆うように止め板24をねじで取り付ける。これにより、スライダ部15は取受基台7の半径方向外側に向かって付勢される。止め板24は、取付基台7の切欠き21とスライダ収容溝22を覆う矩形平板状の基部25と、該基部25の一端から90°屈曲し、取付基台7の切欠き21とスライダ収容溝22の開口部分を覆う屈曲部26とからなっている。止め板24の基部25は、取付基台7への取り付け前は、図6に示すように、屈曲部26の屈曲方向と反対方向が山となるように若干屈曲している。このため、取付基台7にねじ止めする際に、弾性的に変形しながら取り付けられるため、屈曲部26とその近傍の基部25が取付基台7に密着するので、ばね19の付勢力により変形しにくくなっており、屈曲部26と取付基台7の縁部との間に散薬が進入するような隙間が生じることはない。
回転板8は、分配皿2の環状溝5の円弧と同じ曲率半径を有するステンレス鋼製の円板からなり、外周部には全周に亘ってシリコン等の弾性縁部27が一体化されている。回転板8の中央部には取付基台7の突出部11が係合する三角形の取付孔28が形成され、該取付孔28を挟んで両側には長孔からなる位置決め孔29が形成されている。回転板8の表面には、掻出板30が一体に設けられている。掻出板30は、ステンレス等の板状体を折り曲げて掻出部31と仕切部32を形成したものである。掻出部31の先端にはシリコン等の弾性片33が一体化されている。仕切部32の外縁の一部は分配皿2の環状溝5に沿う円弧状に形成されている。
前記構成からなる散薬掻出装置3の着脱動作について説明する。
まず、回転板8を取付基台7に取り付けるには、図8(a)に示すように、回転板8の取付孔28と位置決め孔29をそれぞれ取付基台7の突出部11と装着ピン12に一致させて回転板8を取付基台7に向かって押し付ける。すると、図8(b)に示すように、回転板8の位置決孔29の縁が装着ピン12の斜面13aに当接して、装着ピン12をばね19の付勢力に抗して中心方向に移動させながら、装着ピン12の斜面13aを滑り、図8(c)に示すように凹部17に嵌入する。これと同時に、回転板8の取付孔28が取付基台7の突出部11に係合する。
回転板8の取り付け状態において、回転板8の位置決め孔29の縁は、装着ピン12の凹部17のテーパ面18に当接して停止している。したがって、回転板8と装着ピン12の凹部17との隙間が狭く、ここに散薬が進入することを防止することができる。
また、取付基台7の突出部11の基部9の高さは、回転板8の厚さよりも高いので、回転板8は確実に取付基台7の突出部11に係合する。
清掃等のために、回転板8を取り外すには、2つの装着ピン12に親指と人差し指を掛けて互いに接近する方向に装着ピン12を移動させるだけでよい。これにより、装着ピン12の凹部17が回転板8の位置決め孔29の縁から外れ、回転板8が取付基台7から外れる。
このように、回転板8はワンタッチで取付基台7に取り付けることができ、ワンタッチで取付基台7から取り外すことができるので、専用工具を必要としないし、ねじなどが作業中に紛失したりすることもない。
続いて、前記構成からなる散薬包装装置の動作について説明する。
まず、分配皿2の環状溝5に散薬を均等に供給した状態で、アーム6を下降させて回転板8を環状溝5に圧接させることにより環状溝5内の散薬を分離する。回転板8の外周縁にはシリコンからなる弾性縁部29が一体化されているため、分配皿2に傷を付けることなく環状溝5内の散薬を適切に分離することができる。
続いて、分配皿2を所定角度回転させた後、図示しない駆動装置により回転板8を回転させる。これにより、回転板8によって掻き寄せられた散薬は、掻出板30の掻出部31によって1包分だけ分離され、掻出部31によって分配皿2から掻き出されて包装装置4にて包装される。
回転板8には、掻出板30と、散薬が付着しにくい形状の突出部11と、装着ピン12が突出しているだけであり、前記掻出動作によって散薬が付着する部位が存在しない。したがって、従来必要とされていたクリーナー装置等は不要である。
前記実施形態では、装着ピン12を突出部11の両側に設けたが、これに限定されるものではなく、図9〜11に示すように取り受けることもできおる。
すなわち、図9に示すように、突出部11の片側に1つの装着ピン12を取り付け、図6と同様に、半径方向外側にばねで付勢し、突出部11の基部9の3つの辺のうち、装着ピン12と反対側の辺に、回転板8の取付孔28の縁が係合する凹部11aを設ける。この場合、回転板8の取り外しは、突出部11と装着ピン12に親指と人差し指を掛けて、装着ピン12を突出部11に接近する方向に移動させるとよい。
また、図10に示すように、突出部11の片側に取り付けた1つの装着ピン12を図6とは反対方向すなわち半径方向内側に付勢し、突出部11の基部9の3つの辺のうち、装着ピン12と対向する辺に、回転板8の取付孔28の縁が係合する凹部11aを設けることもできる。この場合、回転板8の取り外しは、装着ピン12と回転板8の縁(P点で示す)に親指と人差し指を掛けて、装着ピン12を回転板8の縁に接近する方向に移動させるとよい。
さらに、図11に示すように、2つの装着ピン12を突出部11から偏心した位置で互いに対向するように取り付けてもよい。この場合の回転板8の着脱動作は前記実施形態と同様である。
次に、ツータッチで回転板8を取付基台7に対して着脱することができる散薬掻出装置について説明する。
図12(a)は、取付基台7の取付面の中心に回転板8の厚さと同じ高さ寸法の長方形の突出部34を設け、該突出部34に長方形の摘み部35を所定角度だけ回動可能に取り付ける一方、回転板8には摘み部35が貫通し、突出部34に合致する取付孔36を設けたものである。この回転板8を取付基台7に取り付けるには、図12(b)に示すように、取付孔36に摘み部35を通し、中心穴36を突出部34に係合した後、図12(c)に示すように、摘み部35を回動させる。これにより、摘み部35の両端部に内蔵したばねで付勢されたボールが回転板8の位置決め穴37に係合して、回転板8が固定される。回転板8を取り外すには、逆の動作を行えばよい。
図13(a)は、取付基台7の取付面の中心に回転板8の厚さと同じ高さ寸法の正方形の突出部38を設け、該突出部38に正方形の摘み部39を所定角度だけ回動可能に取り付ける一方、回転板8には摘み部39が貫通する正方形の取付孔40を設けたものである。この回転板8を取付基台7に取り付けるには、図13(b)に示すように、取付孔40に摘み部39を通し、取付孔40を突出部38に係合した後、図13(c)に示すように、摘み部39を内蔵したばねに抗して引っ張りながら回動させる。これにより、摘み部39に内蔵したばねで付勢されて、摘み部39の角部が回転板8の取付孔40の縁に圧接して、回転板8が固定される。回転板8を取り外すには、逆の動作を行えばよい。
2 分配皿
3 散薬掻出装置
5 環状溝
6 アーム
7 取付基台
8 回転板
9 基部
11 突出部
12 装着ピン
13a 斜面
17 凹部
18 テーパ面
28 取付孔
29 位置決め孔
30 掻出板

Claims (14)

  1. 分配皿の上面外周部に形成した環状溝に収容された散薬を一定量ずつ掻き出す散薬掻出装置であって、
    アームの先端に回転駆動可能に設けられた取付基台と、
    該取付基台に取り付けられて前記取付基台と一体に回転可能に設けられ、外周縁が前記分配皿の環状溝の内面に沿った円形の回転板と、
    該回転板に設けられ、前記分配皿の環状溝に収容された散薬を掻き出す掻出板と、
    からなる散薬掻出装置において、
    前記取付基台に、取付面と、突出部と、前記取付面にほぼ平行に移動可能で一方向に付勢された少なくとも1つの装着ピンを設け、
    前記回転板に、前記突出部が嵌合する取付孔と、前記装着ピンが嵌合する位置決め孔を設け、
    前記装着ピンに、前記位置決め孔の一方の縁が接触する斜面と、前記位置決め孔の一方の縁が係合する凹部とを設けたことを特徴とする散薬掻出装置。
  2. 前記位置決め孔の縁と前記凹部の側面が線接触して係合することを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  3. 前記装着ピンの凹部を形成する側面は、凹部の開口に向かって広がるテーパ面で形成され、
    前記テーパ面に前記回転板の位置決め孔の縁が当接するようにしたことを特徴とする請求項に記載の散薬掻出装置。
  4. 前記装着ピンは、円錐形状であることを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  5. 前記装着ピンは、前記円錐の裾野部の一部が切除された平面部を有し、該平面部が前記位置決め孔の長手方向の縁と面接触することを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  6. 前記突出部は、取付面から垂直に立ち上がる垂直面を有する基部を有し、該基部の高さは前記掻出板の取付孔の縁の厚さよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  7. 前記取付基台の取付面に垂直方向から見た前記突出部の形状は、前記突出部の中心と前記装着ピンの中心を結ぶ直線の延長線に対して非対称な形状であることを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  8. 前記突出部は奇数の正多角形であることを特徴とする請求項に記載の散薬掻出装置。
  9. 前記装着ピンは、前記突出部を挟んだ両側に設けられた2つの装着ピンからなり、半径方向外側に向かって付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  10. 前記装着ピンは、前記突出部から偏心した位置に設けられた2つの装着ピンからなり、半径方向外側に向かって付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  11. 前記装着ピンは、前記突出部の片側に設けられた1つの装着ピンからなり、半径方向外側に向かって付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  12. 前記突出部の前記装着ピンと対向する側と反対側に、前記取付孔の縁が接触する斜面と、前記取付孔の縁が係合する凹部とを設けたことを特徴とする請求項11に記載の散薬掻出装置。
  13. 前記装着ピンは、前記突出部の片側に設けられた1つの装着ピンからなり、半径方向内側に向かって付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の散薬掻出装置。
  14. 前記突出部の前記装着ピンと対向する側と反対側に、前記取付孔の縁が接触する斜面と、前記取付孔の縁が係合する凹部とを設けたことを特徴とする請求項13に記載の散薬掻出装置。
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