JP4289276B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両の制御装置に関し、特に、目標加速度を算出し、算出された目標加速度に基づいて駆動力が制御される車両の制御装置に関する。
従来より、車両の加速度がドライバビリティに与える影響が大きいことが知られている。すなわち、加速度が大きすぎても小さすぎても、運転者が違和感を感じてしまう。そのため、車両の加速度を適切に制御することが必要である。
特開平10−9018号公報(特許文献1)は、適切な加速感を得ることができる車両の駆動力制御装置を開示する。特許文献1に記載の駆動力制御装置は、燃料供給を停止しているコースト状態からの燃料供給再開時にエンジンの出力が一時的に低下されることで前後振動が低減される車両の駆動力を制御する。この駆動力制御装置は、アクセル開度を検出する検出部と、アクセル開度とは独立にエンジンのスロットル開度を制御可能なスロットル制御部と、振動低減手段を介して出力制御が実行されているときにアクセル変化に対する目標駆動力の変化速度を制限する駆動力変化速度制限部とを含む。
この公報に記載の駆動力制御装置によると、コースト状態からの再加速時には、駆動系の捩れ振動を抑制するように、エンジンの出力特性が補正される。同時にこのときにはアクセル変化に対して目標駆動力の変化特性が制限され、アクセルの変化速度や変化量が所定値よりも大きいときには、目標とする駆動力が制限を受け、加速特性が実際のアクセル変化よりも穏やかになる。これにより再加速時における車両の前後振動が抑制され、加速感が良好になった分だけ、加速の高まりが過剰に感じるところ、アクセル変化に対する実際の加速特性を穏やかにすることで、加速の唐突感を効果的に抑制することが可能となる。
特開平10−9018号公報
しかしながら、特開平10−9018号公報に記載の駆動力制御装置においては、目標駆動力の変化特性が制限を受けない領域では、加速特性が穏やかになるとは限らず、急な加速により乗員に違和感を与えるおそれがあるという問題点があった。また、目標駆動力の変化速度が制限されると、それだけ目標駆動力が制限されることになる。そのため、乗員が素早い加速を望む場合には、期待する加速感を得ることができず、乗員に違和感を与えるおそれがあるという問題点があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、乗員に与える違和感を抑制して車両を加速させることができる車両の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る車両の制御装置は、アクセル開度の変化率を検出するための検出手段と、検出されたアクセル開度の変化率に基づいて、車両の目標加速度の変化率を設定するための設定手段と、設定された目標加速度の変化率に基づいて、車両の目標加速度を算出するための算出手段と、算出された目標加速度に基づいて、車両の駆動力を制御するための制御手段とを含む。
第1の発明によると、アクセル開度の変化率に基づいて設定された目標加速度の変化率を、たとえば積分することにより、目標加速度が算出される。これにより、滑らかな目標加速度を得ることができる。そのため、目標加速度がステップ的に設定されて急変することを抑制しつつ、所望の目標加速度を得ることができる。この目標加速度を満たすように、車両の駆動力が制御される。そのため、加速時のショックが抑制された滑らかな加速感を、所望の加速度で得ることができる。その結果、乗員に与える違和感を抑制して車両を加速させることができる車両の制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る車両の制御装置は、第1の発明の構成に加え、走行特性の異なる複数の走行モードの中から1つの走行モードを選択するための手段をさらに含む。設定手段は、選択された走行モードに応じて、目標加速度の変化率の設定するための手段を含む。
第2の発明によると、運転者により選択された走行モードに応じた目標加速度の変化率を設定することができる。これにより、走行モードに応じた加速度で車両を走行させることができる。
第3の発明に係る車両の制御装置においては、第1または2の発明の構成に加え、算出手段は、設定された目標加速度の変化率を積分して、車両の目標加速度を算出するための手段を含む。
第3の発明によると、目標加速度の変化率を積分することで、目標加速度が算出される。目標加速度を直接算出した場合は、目標加速度がステップ的に急変する。この場合、加速度が急変し、乗員に違和感を与えるおそれがある。一方、標加速度変化率を積分して目標加速度を算出した場合は、目標加速度が所望の目標加速度まで滑らかに変化する。これにより、目標加速度がステップ的に急変することを抑制することができる。そのため、加速時のショックが抑制された滑らかな加速感を、所望の加速度で得ることができる。
第4の発明に係る車両の制御装置においては、第1〜第3のいずれかの発明の構成に加え、車両には、エンジンと、エンジンに連結された変速機とが搭載される。制御装置は、エンジンのアイドル状態を検出するための手段と、エンジンのアイドル状態が検出された場合は、算出手段による目標加速度の算出を禁止するための手段と、車速を検出するための手段と、変速機の変速比を検出するための手段と、検出された車速および検出された変速比に基づいて、車両の目標加速度を算出するための手段とをさらに含む。
第4の発明によると、アイドリング時の目標加速度は、車両の状態などにより一意に決定される。したがって、エンジンがアイドリング状態である場合は、アイドリング状態でない場合と区別して目標加速度を算出する必要がある。そのため、エンジンのアイドル時には、アクセル開度の変化率に基づいて目標加速度を算出することが禁止され、車速および変速比に基づいて目標加速度が算出される。これにより、アイドリング時のエンジン制御にとって適切な目標加速度を、車両の状態に応じて算出することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係る車両の制御装置は、図1に示すECU(Electronic Control Unit)1000により実行されるプログラムにより実現される。本実施の形態では、自動変速機を、流体継手としてトルクコンバータを備えた、歯車式変速機構を有する自動変速機として説明する。なお、本発明は、歯車式変速機構を有する自動変速機に限定されるものではなく、たとえばベルト式などの無段変速機であってもよい。また、歯車式変速機構は、遊星歯車から構成されるものであってもよく、常時噛み合い式の歯車から構成されるものであってもよい。
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、自動変速機300と、ECU1000とから構成される。
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサにより検知されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチと、入力軸側のポンプ羽根車と、出力軸側のタービン羽根車と、ワンウェイクラッチを有しトルク増幅機能を発現するステータとから構成される。トルクコンバータ200と自動変速機300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT)は、タービン回転数センサにより検知される。自動変速機300の出力軸回転数NOUTは、出力軸回転数センサにより検知される。
このような自動変速機300は、その内部に複数の摩擦要素であるクラッチやブレーキを備える。予め定められた作動表に基づいて、摩擦要素であるクラッチ要素(たとえばクラッチC1〜C4)や、ブレーキ要素(たとえばブレーキB1〜B4)、ワンウェイクラ
ッチ要素(たとえばワンウェイクラッチF0〜F3)が、要求された各ギヤ段に対応して、係合および解放されるように油圧回路が制御される。自動変速機300の変速ポジション(シフトポジション)には、パーキング(P)ポジション、後進走行(R)ポジション、ニュートラル(N)、前進走行(D)ポジションがある。
これらのパワートレーンを制御するECU1000は、エンジン100を制御するエンジンECU1010と、自動変速機300を制御するECT_ECU1020と、エアーコンディショナ400を制御するA/C_ECU1030とを含む。
ECT_ECU1020には、出力軸回転数センサにて検知された出力軸回転数NOUTを表わす信号が入力される。また、ECT_ECU1020には、エンジンECU1010から、エンジン回転数センサにて検知されたエンジン回転数NEを表わすエンジン回転数信号が入力される。
これら回転数センサは、トルクコンバータ200の入力軸、トルクコンバータ200の出力軸および自動変速機300の出力軸に取り付けられた回転検出用ギヤの歯に対向して設けられている。これらの回転数センサは、トルクコンバータ200の入力軸、トルクコンバータ200の出力軸および自動変速機300の出力軸の僅かな回転の検出も可能なセンサであり、たとえば、一般的に半導体式センサと称される磁気抵抗素子を使用したセンサである。
さらに、ECT_ECU1020は、エンジンECU1010にエンジン制御信号(たとえばスロットル開度信号)を出力し、エンジンECU1010は、そのエンジン制御信号や他の制御信号に基づいてエンジン100およびオルタネータ102を制御する。後述するように、ECT_ECU1020は車両の目標加速度を算出し、この目標加速度が満たされるようなエンジン制御信号を、エンジンECU1010に送信する。
一方、エンジンECU1010は、オルタネータ102がエンジン100に与える負荷を算出し、算出した負荷を表す信号を、ECT_ECU1020に送信する。なお、オルタネータ102の負荷を算出する方法については、公知の技術を利用すればよいため、ここではさらなる詳細な説明は繰り返さない。
ECT_ECU1020は、トルクコンバータ200のロックアップクラッチ制御信号を出力する。このロックアップクラッチ制御信号に基づいて、ロックアップクラッチの係合圧が制御される。また、ECT_ECU1020は、自動変速機300にソレノイド制御信号を出力する。このソレノイド制御信号に基づいて、自動変速機300の油圧回路のリニアソレノイドバルブやオンオフソレノイドバルブなどが制御され、所定の変速ギヤ段(たとえば第1速〜第5速)を構成するように、摩擦係合要素が係合および解放されるように制御される。
また、ECT_ECU1020には、アクセル開度センサ2100から運転者により操作されたアクセルペダルの開度を表わす信号が、車速センサ2200から車速を表わす信号が、ドライブモードスイッチ2300から現在のドライブモードを表す信号が、それぞれ入力される。また、ECU1000は、各種データやプログラムが記憶されたメモリを有する。
本実施の形態において、ECT_ECU1020は、コンフォートモードおよびコンフォートモードよりも加速性が重視されたスポーツモードの中から、ドライブモードを選択する。ドライブモードの選択は、ドライブモードスイッチ2300から送信される信号に基づいて選択される。すなわち、乗員がドライブモードスイッチ2300を操作することにより、所望のドライブモードが選択される。なお、ドライブモードは、コンフォートモードおよびスポーツモードに限られず、その他のドライブモードがあってもよい。
A/C_ECU1030は、乗員の操作に基づいて、車室内が所望の温度になるように、エアーコンディショナ400を制御する。また、A/C_ECU1030は、コンプレッサ(図示せず)などによりエアーコンディショナ400がエンジン100に与える負荷を算出し、算出した負荷を表す信号を、ECT_ECU1020に送信する。なお、エアーコンディショナ400の負荷を算出する方法については、公知の技術を利用すればよいため、ここではさらなる詳細な説明は繰り返さない。
図2を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU1000のECT_ECU1020で実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECT_ECU1020は、ドライブモードスイッチ2300から送信された信号に基づいて、現在のドライブモードを判定する。
S102にて、ECT_ECU1020は、アクセル開度センサ2100から送信された信号に基づいて、エンジン100がアイドリング状態か否かを判別する。エンジン100がアイドリング状態である場合(S102にてYES)、処理はS114に移される。そうでない場合(S102にてNO)、処理はS104に移される。
S104にて、ECT_ECU1020は、自動変速機300のギヤ段、すなわち変速比を検出する。なお、ECT_ECU1020自体が自動変速機300のギヤ段を決定しているため、ギヤ段の検出はECT_ECU1020の内部で行なわれる。
S106にて、ECT_ECU1020は、アクセル開度センサ2100から送信された信号に基づいて、アクセル開度変化率を検出する。S108にて、ECT_ECU1020は、車速センサ2200から送信された信号に基づいて車速を検出する。
S110にて、ECT_ECU1020は、メモリに記憶されたマップを用いて、ドライブモード、ギヤ段、アクセル開度変化率、車速に基づいて、車両の目標加速度変化率を算出する。ドライブモードが選択されている場合は、コンフォートモードが選択されている場合に比べて、目標加速度変化率が高く算出される。ギヤ段が低い(ギヤ比が高い)場合は、ギヤ段が高い(ギヤ比が低い)場合に比べて、目標加速度変化率が高く算出される。アクセル開度変化率が大きい場合は、アクセル開度変化率が小さい場合に比べて、目標加速度変化率が高く算出される。車速が遅い場合は、車速が速い場合に比べて、目標加速度変化率が高く算出される。
S112にて、ECT_ECU1020は、算出された目標加速度変化率を時間で積分することで、目標加速度を算出する。その後、この処理は終了する。
S114にて、ECT_ECU1020は、自動変速機300のギヤ段、すなわち変速比を検出する。なお、ECT_ECU1020自体が自動変速機300のギヤ段を決定しているため、ギヤ段の検出はECT_ECU1020の内部で行なわれる。S116にて、ECT_ECU1020は、車速センサ2200から送信された信号に基づいて車速を検出する。
S118にて、ECT_ECU1020は、エンジン100に負荷がない場合におけるトルクを算出する。エンジン100の無負荷時のトルクは、たとえば、フューエルカットの有無、アイドルスピードコントロールバルブ(図示せず)の開度、燃料噴射量などをパラメータとして、エンジンECU1010により算出され、ECT_ECU1020に算出されたトルクを表す信号が送信される。なお、エンジン100の無負荷時のトルクは、公知の技術を利用して算出すればよいため、ここではさらなる詳細な説明は繰り返さない。
S120にて、ECT_ECU1020は、エンジンECU1010およびA/C_ECU1030から送信された信号に基づいて、オルタネータ102およびエアーコンディショナ400などの補機による負荷を検出する。
S122にて、ECT_ECU1020は、メモリに記憶されたマップを用いて、車速、ギヤ段、エンジン無負荷トルクおよび補機負荷に基づいて、アイドル時の目標加速度を算出する。その後、この処理は終了する。
以上のような構造、およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるECT_ECU1020の動作について説明する。
車両システムの起動中、ドライブモードスイッチ2300から送信された信号に基づいて、現在のドライブモードが判定され(S100)、アクセル開度センサ2100から送信された信号に基づいて、エンジン100がアイドリング状態か否かが判定される(S102)。
エンジン100がアイドリング状態でない場合(S102にてNO)、ギヤ段の検出(S104)、アクセル開度変化率の検出(S106)および車速の検出(S108)が行なわれる。その後、メモリに記憶されたマップを用いて、ドライブモード、ギヤ段、アクセル開度変化率、車速に基づいて、車両の目標加速度変化率が算出される(S110)。この目標加速度が時間で積分されて、目標加速度が算出される(S112)。
ここで、従来のように、目標加速度を直接算出した場合は、図3において一点鎖線で示すように、アクセル開度およびアクセル開度変化率の変化により目標加速度がステップ的に急変する。この場合、加速度が急変し、乗員に違和感を与えるおそれがある。
一方、本実施の形態のように、目標加速度変化率を積分して目標加速度を算出した場合は、図3において、実線で示すように目標加速度が所望の目標加速度まで滑らかに変化する。これにより、アクセル開度およびアクセル開度変化率の変化により目標加速度がステップ的に急変することを抑制することができる。そのため、急加速によるショックを抑制しつつ、運転者が要求する加速度を満たすことができる。
ところで、アイドリング時の目標加速度は、車両の状態や、エンジン100の無負荷時のトルク特性などにより一意に決定される。したがって、アイドリング時は、アイドリング時でない場合と区別して目標加速度を算出する必要がある。
したがって、エンジン100がアイドリング状態である場合(S102にてYES)、目標加速度変化率を積分して目標加速度を算出することを行なわずに(禁止して)、ギヤ段の検出(S114)、車速の検出(S116)、エンジン100の無負荷時のトルクの算出(S118)および補機負荷の検出(S120)が行なわれる。その後、ギヤ段、車速、エンジン100の無負荷時のトルクおよび補機負荷に基づいて、目標加速度が直接算出される(S122)。
これにより、運転者が加速を要求していないエンジン100のアイドリング時は、アイドリング時のエンジン100の制御にとって適切な目標加速度を、車両の状態に基づいて算出できる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置であるECT_ECUは、アイドル開度変化率に基づいて目標加速度変化率を算出する。ECT_ECUは、目標加速度変化率を時間で積分して、目標加速度を算出する。これにより、所望の目標加速度まで滑らかに変化する目標加速度を得ることができる。この目標加速度を満たすように、エンジンが制御される。そのため、加速度の急変によるショックを抑制しつつ、所望の加速度で車両を加速させることができる。その結果、乗員に与える違和感を抑制して加速することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る車両の制御装置を含む車両の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る車両の制御装置であるECUで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 アクセル開度およびアクセル開度変化率が変化した場合における目標加速度の推移を示すタイミングチャートである。
符号の説明
100 エンジン、102 オルタネータ、200 トルクコンバータ、300 自動変速機、400 エアーコンディショナ、1000 ECU、1010 エンジンECU、1020 ECT_ECU、1030 A/C_ECU、2100 アクセル開度センサ、2200 車速センサ、2300 ドライブモードスイッチ。

Claims (4)

  1. アクセル開度の変化率を検出するための検出手段と、
    前記検出されたアクセル開度の変化率に基づいて、車両の目標加速度の変化率を設定するための設定手段と、
    前記設定された目標加速度の変化率に基づいて、前記車両の目標加速度を算出するための算出手段と、
    前記算出された目標加速度に基づいて、車両の駆動力を制御するための制御手段とを含む、車両の制御装置。
  2. 前記制御装置は、走行特性の異なる複数の走行モードの中から1つの走行モードを選択するための手段をさらに含み、
    前記設定手段は、前記選択された走行モードに応じて、前記目標加速度の変化率の設定するための手段を含む、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記算出手段は、前記設定された目標加速度の変化率を積分して、前記車両の目標加速度を算出するための手段を含む、請求項1または2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記車両には、エンジンと、前記エンジンに連結された変速機とが搭載され、
    前記制御装置は、
    前記エンジンのアイドル状態を検出するための手段と、
    前記エンジンのアイドル状態が検出された場合は、前記算出手段による目標加速度の算出を禁止するための手段と、
    車速を検出するための手段と、
    前記変速機の変速比を検出するための手段と、
    前記検出された車速および前記検出された変速比に基づいて、前記車両の目標加速度を算出するための手段とをさらに含む、請求項1〜3のいずれかに記載の車両の制御装置。
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