JP4293190B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、様々な物理量が制御対象となる駆動力制御が実行されるパワートレーンが搭載された車両の制御装置に関し、特に、アイドル状態を的確に判断することができる車両の制御装置に関する。
運転者のアクセルペダル操作とは独立にエンジン出力トルクを制御することが可能なエンジンと自動変速機とを備えた車両において、運転者のアクセルペダル操作量や車両の運転条件等に基づいて算出された正負の目標駆動トルクを、エンジントルクと自動変速機の変速ギヤ比で実現する「駆動力制御」という考え方がある。また、「駆動力要求型」や「駆動力ディマンド型」や「トルクディマンド方式」などと呼ばれる制御手法も、これに類する。
トルクディマンド方式のエンジン制御装置は、アクセル操作量とエンジン回転数と外部負荷とに基づき、エンジンの目標トルクを算出し、この目標トルクに応じて燃料噴射量と供給空気量とを制御する。
このようなトルクディマンド方式のエンジン制御装置では、実際は、要求出力トルクに対し、エンジンやパワートレーン系でロスとなる摩擦トルクなどの損失負荷トルクを加えて、目標発生トルクとして算出し、これを実現するように燃料噴射量と供給空気量を制御することになる。
このトルクディマンド方式のエンジン制御装置によると、車両の制御に直接作用する物理量であるエンジンのトルクを制御の基準値とすることにより、常に一定の操縦感覚を維持できる等、運転性を向上させることができる。
特開2005−178626号公報(特許文献1)は、このようなトルクディマンド方式のエンジン制御装置におけるフェイルセーフ性を向上させる車両の統合制御システムを開示する。この車両の統合制御システムは、操作要求に基づいて車両の走行状態を制御する複数の制御ユニットと、車両の位置についての情報に基づいて、車両の作動を禁止する場合に各制御ユニットにおいて用いられる情報を生成して、各制御ユニットに出力する処理ユニットとを含む。各制御ユニットは、少なくとも1つの制御ユニットに対する作動要求を検知するための検知手段と、処理ユニットで生成された情報および検知された作動要求の少なくともいずれかを用いて、各ユニット毎に対応付けされたアクチュエータを操作するための制御目標に関する情報を算出するための算出手段とを含む。
この車両の統合制御システムによると、駆動系、制動系、操舵系が統合されて、車両が制御される。たとえば、運転者により操作されるアクセルペダル開度から算出された要求駆動力と、運転支援系から算出された要求駆動力とを調停して駆動源の出力トルクや変速機の変速比を制御する各アクチュエータへの指令値を算出している。
特開2005−178626号公報
ところで、アイドル状態であることが判定されると、フューエルカット制御、減速スリップ制御、ニュートラル制御、ブレーキ制御が行なわれる。従来は、アイドル判定においては、アイドル状態の先読みや運転者の意思の推定等の各処理でスロットル開度に基づいて行なわれていることが多かった。
駆動力制御においては、複数の物理量に基づいてスロットル開度が制御されるので、それぞれの物理量に対応するアイドル判定が車両の制御において重要な因子となる。しかしながら、複数の物理量およびスロットル開度はそれぞれ値が異なるので、たとえば、スロットル開度に基づくとアイドル状態(所定開度以下)であると判定される場合であっても、複数の物理量に基づいてはアイドル状態でないと判定される可能性がある
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、駆動力制御が実行される車両において、アイドル状態を的確に判断することができる車両の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る車両の制御装置は、車両に搭載された機器を制御する。この制御装置は、異なる単位の状態量に基づいて、機器に対する要求値を生成するための生成手段と、要求値を統一した単位に変換して、機器に対する目標値を調停するための調停手段と、調停された目標値に基づいて機器を制御するための制御手段と、状態量、要求値および目標値のそれぞれに対して設定された判定値を用いて、車両が特定の状態であることを判定するための判定手段とを含む。各判定値は、特定の状態に対応した値である。
第1の発明によると、たとえば、状態量としてアクセルペダル開度、要求値として駆動力、目標値としてエンジントルク(この場合の操作量はスロットル開度)とする駆動力制御が実行されて、統一された単位で調停される。このような場合に、状態量に対して設定された判定値を用いて、要求値に対して設定された判定値を用いて、目標値に対して設定された判定値を用いて、車両が特定の状態(たとえばアイドル状態)であるか否かが判定される。このときに、各判定値は、特定の状態に対応した値であって、たとえば、アイドル状態を表わす状態量や要求値や目標値である。このため、状態量、要求値および目標値のいずれを用いてアイドル状態を判定しても同様の判定結果が得られる。その結果、駆動力制御が実行される車両において、車両の状態(アイドル状態)を的確に判断することができる車両の制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る車両の制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、機器は、エンジンであって、特定の状態は、アイドル状態である。
第2の発明によると、駆動力制御を実行するに際して、状態量、要求値および目標値のいずれを用いてもエンジンのアイドル状態を的確に判定することができる。
第3の発明に係る車両の制御装置においては、第2の発明の構成に加えて、各判定値は、アイドル状態に対応するように換算された値である。
第3の発明によると、アイドル状態を判定する判定値は、状態量、要求値および目標値を相互に換算した値である。このため、駆動力制御を実行するに際して、状態量、要求値および目標値のいずれを用いてもエンジンのアイドル状態を的確に判定することができる。
第4の発明に係る車両の制御装置においては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、特定の状態は、車両の運転者により操作された状態量に基づいて実現される。
第4の発明によると、車両の運転者がアクセルペダルを全く踏まないことにより、エンジンのアイドル状態が実現される。このアイドル状態を、状態量、要求値および目標値のいずれを用いても的確に判定することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
本実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係る制御装置は、図1に示すECU(Electronic Control Unit)1000により実現される。本実施の形態では、自動変速機を、トルクコンバータを備えた、遊星歯車式減速機構を有するものとして説明する。また、車両駆動用の動力源としてエンジンを搭載した車両について説明する。
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、自動変速機300と、ECU1000とから構成される。エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサ400により検知されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。トルクコンバータ200と自動変速機300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT=自動変速機300の入力軸回転数NIN)は、タービン回転数センサ410により検知される。自動変速機300の出力軸回転数NOUTは、出力軸回転数センサ420により検知される。
図2に自動変速機300の作動表を示す。図2に示す作動表によると、摩擦要素であるクラッチ要素(図中のC1〜C4)や、ブレーキ要素(B1〜B4)、ワンウェイクラッチ要素(F0〜F3)が、どのギヤ段の場合に係合および解放されるかを示している。車両の発進時に使用される1速時には、クラッチ要素(C1)、ワンウェイクラッチ要素(F0、F3)が係合する。
これらのパワートレーンを制御するECU1000は、エンジン100を制御するエンジンECU1010と、自動変速機300を制御するECT(Electronic Controlled Automatic Transmission)_ECU1020とを含む。
ECT_ECU1020には、タービン回転数センサ410からタービン回転数NTを表わす信号が、出力軸回転数センサ420から出力軸回転数NOUTを表わす信号が入力される。また、ECT_ECU1020には、エンジンECU1010から、エンジン回転数センサ400にて検知されたエンジン回転数NEを表わす信号と、スロットルポジションセンサにて検知されたスロットル開度を表わす信号とが入力される。
これら回転数センサは、トルクコンバータ200の入力軸、トルクコンバータ200の出力軸および自動変速機300の出力軸に取り付けられた回転検出用ギヤの歯に対向して設けられている。これらの回転数センサは、トルクコンバータ200の入力軸、トルクコンバータ200の出力軸および自動変速機300の出力軸の僅かな回転の検出も可能なセンサであり、たとえば、一般的に半導体式センサと称される磁気抵抗素子を使用したセンサである。
ECT_ECU1020から、自動変速機300のリニアソレノイドにソレノイド制御信号が出力される。図2に示すクラッチ要素(C1〜C4)や、ブレーキ要素(B1〜B4)、ワンウェイクラッチ要素(F0〜F3)を、係合させたり解放させたりする。たとえば、6速から5速へのダウンシフト時においては、クラッチC3が解放から係合されるように締結圧が制御され、ブレーキB2が係合から解放されるように締結圧が制御される。実際には、ECT_ECU1020は、ソレノイド制御信号を油圧回路のリニアソレノイドバルブに出力している。ECT_ECU1020は、後述する目標の油圧(目標の締結圧を実現する油圧)を算出し、その目標油圧等により油圧サーボへの油圧を算出してソレノイドバルブに出力する。
油圧回路は、たとえば2個のリニアソレノイドバルブを有するとともに、自動変速機のプラネタリギヤユニットの伝達経路を切換えて、前進6速、後進1速の変速段を達成する複数の摩擦係合要素(クラッチおよびブレーキ)を係合および解放する複数の油圧サーボを有する。また、リニアソレノイドバルブの入力ポートにはソレノイドモジュレータ圧が供給されており、これらリニアソレノイドバルブの出力ポートからの制御油圧がそれぞれプレッシャコントロールバルブの制御油室に供給されている。プレッシャコントロールバルブは、ライン圧がそれぞれ入力ポートに供給されており、制御油圧にて調圧された出力ポートからの調圧が、それぞれシフトバルブを介して適宜各油圧サーボに供給される。
このような油圧回路は、一例であって、実際には、自動変速機に対応して油圧サーボは多数備えられており、これら油圧サーボへの油圧を切換えるシフトバルブも多数備えている。また、油圧サーボは、シリンダにオイルシールにより油密状に嵌合するピストンを有しており、そのピストンは、油圧室に作用するプレッシャコントロールバルブからの調圧油圧に基づき、戻しスプリングに抗して移動し、外側摩擦プレートおよび内側摩擦材を接触する。その摩擦プレートおよび摩擦材は、クラッチのみならずブレーキも同様である。
また、ECT_ECU1020は、変速指令信号に基づいて実行される変速状態を検知して、目標エンジントルク信号をエンジンECU1010に送信する。エンジンECU1010は、この目標エンジントルク信号に基づいて、目標トルクがエンジン100から出力されるようにスロットル開度を算出して、エンジン100のスロットルバルブのアクチュエータ(ステッピングモータ等)に目標スロットル開度信号を出力する。
図3を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU1000において実行される目標スロットル開度算出処理について説明する。なお、図3に示す目標値レベルの処理ブロックはECU1000(すなわち、エンジンECU1010またはECT_ECU1020)において実行されるプログラムにより実現される。
運転者(以下、ドライバーとも記載する)により操作されたアクセルペダル開度がアクセル開度検知部2000において検知される。このとき、アクセル開度に基づいてアイドル状態であるか否かが判定される。このアイドル状態は、ドライバーアイドル意図に基づいて判定されるものである。アクセルペダル開度が第1のしきい値以下の開度であると、運転者が車両をアイドル状態にすることを要求していると判定する。すなわち、このときのアイドル状態は、アクセルペダル開度とそれに対する第1のしきい値とに基づいて判定される。
アクセル開度検知部2000で検知されたアクセルペダル開度に基づいて、エンジントルク算出部2100において、予め定められたマップ等を用いてエンジントルクが算出される。
エンジントルク算出部2100で算出されたエンジントルクに基づいて、駆動力算出部2200において、予め定められた換算式等を用いて駆動力が算出される。
駆動力調停部5000においては、駆動力算出部2200によりアクセルペダル開度から算出された駆動力と、自動運転、運転支援系(クルーズコントロール等)による駆動力算出部3000により算出された駆動力と、他の駆動力算出部4000により算出された駆動力とが調停される。たとえば、これらの駆動力の中で一番小さい駆動力が選択されることにより調停が行なわれる。このとき、駆動力に基づいてアイドル状態であるか否かが判定される。このアイドル状態は、調停された駆動力に基づいて判定されるものである。駆動力が第2のしきい値以下であると、運転者が車両をアイドル状態にすることを要求していると判定する。すなわち、このときのアイドル状態は、駆動力とそれに対する第2のしきい値とに基づいて判定される。なお、車両目標のアイドル判定とは、たとえば、クルーズコントロールで減速判断されている場合に車両がアイドル状態であると判定されることを示す。
駆動力調停部5000で調停された駆動力は、駆動力制御部6000で補正される。この駆動力制御部6000においては、車両の制振制御や車両姿勢安定制御のための駆動力が加算されたり減算されたりして、駆動力が補正される。
駆動力制御部6000で補正された駆動力に基づいて、エンジントルク算出部6100において、予め定められたマップ等を用いてエンジントルクが算出される。このとき、エンジントルクに基づいてアイドル状態であるか否かが判定される。このアイドル状態は、補正された駆動力から算出されたエンジントルクに基づいて判定されるものである。エンジントルクが第3のしきい値以下であると、運転者が車両をアイドル状態にすることを要求していると判定する。すなわち、このときのアイドル状態は、エンジントルクとそれに対する第3のしきい値とに基づいて判定される。ただし、ここでのエンジントルクのアイドル判定においては、ECT要求に基づく要因が除かれている。
エンジントルク調停部8000においては、エンジントルク算出部6100により駆動力から算出されたエンジントルクと、ECTエンジントルク算出部7000により算出されたエンジントルクとが調停される。ECTエンジントルク算出部7000においては、たとえば、変速制御中は、変速フィーリングの向上や摩擦係合要素の耐久性向上のために、エンジントルクが低減されるように算出される。
目標スロットル開度算出部9000は、調停されたエンジントルクに基づいて、目標スロットル開度を算出する。この目標スロットル開度を示す目標スロットル開度信号が、エンジン100のスロットルバルブのアクチュエータ(ステッピングモータ等)に出力される。これにより、実スロットル開度が決定される。このとき、実スロットル開度に基づいてアイドル状態であるか否かが判定される。このアイドル状態は、実際のスロットル開度(スロットル開度センサにより検知された開度)に基づいて判定されるものである。実際のスロットル開度が第4のしきい値以下であると、運転者が車両をアイドル状態にすることを要求していると判定する。すなわち、このときのアイドル状態は、実スロットル開度とそれに対する第4のしきい値とに基づいて判定される。
以上のようにして、本実施の形態に係る制御装置であるECU1000においては、図3の二重枠線で示すように、
1)アクセル開度検知部2000において、アイドル状態が、アクセルペダル開度とそれに対する第1のしきい値とに基づいて判定されたり、
2)駆動力調停部5000において、アイドル状態が、駆動力とそれに対する第2のしきい値とに基づいて判定されたり、
3)エンジントルク算出部6100において、アイドル状態が、エンジントルクとそれに対する第3のしきい値とに基づいて判定されたり、
4)実スロットル開度を検知して、アイドル状態が、実スロットル開度とそれに対する第4のしきい値とに基づいて判定されたりする。
すなわち、アクセルペダル開度、駆動力、エンジントルク、実スロットル開度の少なくとも4つの物理量に対してそれぞれ設定された第1のしきい値(アクセルペダル開度に対応)、第2のしきい値(駆動力に対応)、第3のしきい値(エンジントルクに対応)および第4のしきい値(実スロットル開度に対応)を用いて、アイドル状態であるか否かが判定されている。
これら4つのしきい値は、異なる物理量であるため、たとえば、第4のしきい値を基準として、第1のしきい値、第2のしきい値および第3のしきい値が、それぞれの物理量に対応するように、換算されている。
このため、従来のように、実スロットル開度とそれに対して設定されたアイドル状態を示す実スロットル開度とを比較することによりアイドル判定する場合のみに対して、種々の物理量が用いられる駆動力制御において、アイドル状態を的確に判定することができる。
さらに、このようにすると、異なる物理量でアイドル状態が要求されていることが判定されても、実スロットル開度がアイドル状態に対応することが保証される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る車両の制御ブロック図である。 図1に示す自動変速機の作動表である。 ECUで実行される目標スロットル開度算出処理の制御ブロック図である。
符号の説明
100 エンジン、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、300 自動変速機、310 入力クラッチ、400 エンジン回転数センサ、410 タービン回転数センサ、420 出力軸回転数センサ、1000 ECU、1010 エンジンECU、1020 ECT_ECU。

Claims (4)

  1. 車両に搭載された機器を制御する制御装置であって、
    各々が互いに異なる前記車両の複数の状態量に基づいて、前記複数の状態量にそれぞれ対応する前記機器に対する複数の要求値を生成するための生成手段と、
    前記複数の要求値を調停して、統一された要求値を算出するための調停手段と、
    前記統一された要求値に基づいて前記機器に対する目標値を算出するための算出手段と、
    前記算出された目標値に基づいて前記機器を制御する部材の作動量を制御するための制御手段と、
    前記複数の状態量のうちのいずれかの状態量と前記いずれかの状態量に対して設定された第1のしきい値とを用いて、前記車両がアイドル状態であることを判定するための第1の判定手段と、
    前記統一された要求値と前記統一された要求値に対して設定された第2のしきい値とを用いて、前記車両が前記アイドル状態であることを判定するための第2の判定手段と、
    前記目標値と前記目標値に対して設定された第3のしきい値とを用いて、前記車両が前記アイドル状態であることを判定するための第3の判定手段とを含み、
    前記第1、第2および第3のしきい値は、前記部材の作動量に基づいて前記車両が前記アイドル状態であることを判定するための第4のしきい値を基準値として、前記基準値をそれぞれ前記いずれかの状態量、前記統一された要求値および前記目標値に対応させるように換算した値である、車両の制御装置。
  2. 前記機器は、エンジンである、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 各前記判定値は、前記アイドル状態に対応するように換算された値である、請求項2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記アイドル状態は、前記車両の運転者により操作された状態量に基づいて実現される、請求項1〜3のいずれかに記載の車両の制御装置。
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