JP4289245B2 - ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、送受話器が載置可能で、通信装置の装置本体に対して着脱可能なホルダに関する。
従来から、送受話器を載置して保持可能なホルダを着脱可能に構成されたファクシミリ装置等の通信装置が案出されている。例えば、特許文献1に記載されているファクシミリ装置では、ハウジングの一側面に、所用の開口面積に設定した開口部が開設され、この開口部に送受話器(以下、ハンドセットと称す。)を載置するホルダが着脱自在に取り付けられる構成が開示されている。この着脱自在のホルダは、上カバーと下カバーとを組み合わせた樹脂成形品として構成され、その中空内部にプランジャ及びレバー片が収納されている。上カバーには側部から水平方向に延出する舌片が形成されると共に、下カバーには斜め下方に湾曲的に延在するスカート片が形成されている。プランジャとは、ハンドセットの取り上げ及び載置の各動作に応動する部材であって、ハンドセット載置面に設けられている通孔からプランジャの頭部が出没自在に突出されている。ホルダの内底部とプランジャとの間には圧縮バネが弾力的に介装され、これによりプランジャは常には上方へ押し上げ付勢されているため、ハンドセットがホルダから取り上げられている場合には、プランジャの頭部が通孔から突出することになる。一方、ハンドセットがホルダに載置されている場合には、ハンドセットによってプランジャの頭部が押圧されるため、プランジャの頭部は通孔内に埋没することとなる。また、プランジャとレバー片とは一体的に形成されているので、プランジャの動作に従ってレバー片も動作することとなる。
ホルダをハウジングに装着する際には、開口部の下端縁部にスカート片を挿入係合させた後、開口部の上端縁部に舌片を弾力的に係合させる。その結果、ホルダを開口部に容易に取り付けることができる。
このとき、レバー片はホルダから大きく外方へ延出されているので、ホルダを開口部に取り付けた際に、レバー片は開口部を介してハウジングの内部に侵入する。また、制御基板が開口部に近接して立設されているので、ハンドセットをホルダから取り上げ、又はホルダに載置する動作に応じてプランジャの頭部が通孔から突出したり埋没したりするため、レバー片の開放端は制御基板の手前で垂直な円弧状軌跡を描く。制御基板におけるレバー片の開放端が描く円弧状軌跡の上限領域にあたる部分には、センサとしてのマイクロスイッチが設けられている。このため、ハンドセットがホルダに載置されているときはレバー片の開放端はマイクロスイッチと接触しないが、ハンドセットがホルダから取り上げられると、レバー片は上方に回動してマイクロスイッチと接触する。従って、レバー片の開放端がマイクロスイッチと接触することで、ハンドセットがホルダから取り上げられたことが検出され、ファクシミリ装置は、ファクシミリ作動モードから電話作動モードに切り替えられるのである。
特許第3039602号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているファクシミリ装置では、ホルダからレバー片が外方に大きく延出されているので、ホルダをハウジングから取り外して机上等に載置しているとレバー片が机上に当接する可能性が高い。このため、誤ってホルダに大きな外力等が加わったときにレバー片が破損する虞れがあるという問題点があった。
更に、特許文献1に記載されているファクシミリ装置では、ホルダがハウジングの上方に備えられており、且つ舌片を開口部の上端縁部に弾力的に係合させているので、ユーザは舌片に容易に触れることができる。従って、ホルダをハウジングにネジ等で固着しなかった場合には、ユーザが誤って舌片に触れたときにホルダがハウジングから外れてしまう虞れがあるという問題点もあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、送受話器が載置可能で、通信装置の装置本体に対して着脱可能なホルダであって、このホルダを装置本体から取り外しておいても破損する可能性が極めて低く、且つ装置本体にネジ等で固着しなくとも、装置本体から外れてしまう可能性が極めて低いホルダを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、送受話器を載置可能な載置面を備え、送受話器の載置の有無を検出するための検出手段を備える通信装置の筐体に対して着脱可能なホルダであって、前記載置面への送受話器の載置動作に応じて変位する変位手段と、当該変位手段の変位に従って変位するとともにホルダの側面から第1の距離だけ突出しており、ホルダが前記筐体に装着されたときは前記検出手段と係合する第1の係合部と、この第1の係合部と同一側面側に固設され、ホルダを前記筐体に対して係合するとともに、ホルダの前記側面から第1の距離より大きい第2の距離だけ突出している第2の係合部とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、ホルダが前記通信装置の筐体に装着されたときに、ホルダが前記筐体から取り外される動作を妨げるように前記筐体の一部と弾性係合をする弾性係合部と、ホルダを前記筐体から取り外すためにこの弾性係合部を前記筐体の一部から離脱させる操作部と、を更に備え、通信装置を通常使用状態で載置面上に載置したとき、載置面から前記操作部までの第3の距離は、ユーザが前記操作部を操作不能な距離であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、変位可能な第1の係合部がホルダの側面から突出する第1の距離よりも、この第1の係合部と同一側面側に固設されている第2の係合部がホルダの側面から突出する第2の距離の方が大きいので、ホルダを装置本体から取り外しておいても破損する可能性が極めて低くすることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、通信装置を通常使用状態で載置面上に載置したとき、載置面から弾性係合部の操作部までの第3の距離は、ユーザが操作部を操作不能な距離であるため、ホルダを装置本体にネジ等で固着しなくとも、装置本体から外れてしまう可能性が極めて低くなる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図8を参照して説明する。
図1は本実施形態に適用された複合機(本発明の通信装置に相当する)10の斜視図であって、この複合機10は通話機能、ファクシミリ機能、コピー機能を有し、更に、パーソナルコンピュータ等との接続によるスキャナ機能やプリンタ機能をも備えている。
複合機10は、記録紙搬送部80と画像記録部90(図2参照)とから構成されるプリンタを内部に収容する装置筐体21の上部側にフラットベッド式のスキャナ装置(以下、画像読取部と称す)130を配してなる。画像読取部130の手前側には操作用の各種キーや表示部(以下、LCDと称す:Liquid Crystal Display)141を備える操作パネル140が配されている。各種キーとしては、数字やアルファベットを入力可能なテンキー142、各種機能を選択するための機能キー143、LCD141にメニューを表示させたり、各種設定を確定するためのメニュー/設定キー144、LCD141の表示を順次変更するための十字キー145、複合機10の各動作を途中で停止するための停止キー146、更にはこの複合機10に電源を投入するための電源キー147等が設けられている。利用者が操作パネル140上の所定のキーを操作することにより、電話番号の入力やこの複合機10の各種モード設定等が行われる。画像読取部130は開閉可能な原稿カバー138を備えており、利用者はこの原稿カバー138を開いた状態で図示しない原稿台ガラス上に原稿を載置し、操作パネル140の所定のキーを操作することでファクシミリ通信やコピー等を実行することができる。また、画像読取部130は装置筐体21の上面の一側縁に設けられる図示しないヒンジを介して装置筐体21に接続されている。従って、画像読取部130は、ヒンジを中心として装置筐体21から上方に開閉可能(いわゆるクラムシェル型)に構成されている。
装置筐体21の一側壁には送受話器本体(ハンドセット:以下、親機と称す)Dを載置可能なホルダ部120が着脱可能に備えられており、この親機Dを介して通話が可能となっている。
また、図1に示すように装置筐体21の後部側の側縁部には通信ユニット81が装着されている。通信ユニット81は合成樹脂製のケーシング82を備え、内部に通信基板(以下、無線通信回路と称す)83(図3参照)が収容されている。この無線通信回路83は他の送受信器(以下、子機と称す)E(図3参照)との間を無線接続するためのものであって、送受信用のアンテナ83Aを備えている。このように、複合機10には、直接装置筐体21に接続される親機Dと、コードレスの子機Eとが設けられており、用途に応じてこれら両送受話器(親機D、子機E)を選択的に使用でき、更には、これら両送受話器間での通話も可能に構成されている。
次に、図2を参照して、この複合機10の内部構成を簡単に説明する。
本実施形態の複合機10の装置筐体21には、親機Dが電気的に接続されるコネクタ160と、電話回線185が接続されるコネクタ170とが設けられている。電話回線185は遠隔の交換機180とこの複合機10とを接続する回線であり、また、遠隔の交換機180は電話回線195を介して遠隔の通信装置190とも接続されている。更に装置筐体21には、親機Dを保持可能なホルダ部120が着脱可能に設けられている。
また、装置筐体2内には、制御回路30と、通信用モデム50と、リレー60と、ライントランス70と、記録紙搬送部80と、画像記録部90と、画像読取部130と、増幅器100と、スピーカ110とが備えられている。但し、画像読取部130だけは、上述した通り、装置筐体21の上方に開閉可能に載置されている。
制御回路30は、CPU31、ROM32、RAM33、EEPROM34を中心とするマイクロコンピュータとして構成され、図示しないバスを介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)40に接続されている。また制御回路30には、上述した無線通信回路83が接続されている。
CPU31は、電話回線185を介して送受信される各種信号に従って各部を制御し、ファクシミリ動作、即ち、データ通信や通話動作を実行するものである。また、この複合機10全体の動作を実行するものである。
ROM32は、この複合機10で実行される制御プログラムなどを格納した書換不能なメモリである。
RAM33は、ファクシミリ装置1の各動作の実行時に各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。
また、EEPROM34には、この複合機10の動作に関連するフラグ等が記憶される。
ASIC40内には、それぞれ単音を発生可能な4つのブザー回路41〜44が設けられており、各ブザー回路41〜44が生成した単音信号は増幅器100を介してスピーカ110から単音として出力される。本実施形態の複合機10は4つのブザー回路41〜44を備えているので、スピーカ110から4重和音を出力することができる。更に、ASIC40には、ON/OFFフック検出センサ150からの信号が入力される。また、ASIC40には、記録紙搬送部80と、画像記録部90と、画像読取部130とが接続されており、各部位の動作は制御回路30及びASIC40によって制御される。この図2では、ON/OFFフック検出センサ150がホルダ部120内に配置されているように記載されているが、これは後述するように、プランジャ121の係合部121bとアクチュエータ155の被係合部151とが係合することでON/OFFフック検出センサ150が作動することを端的に表現したからである。実際には、後述するように、ON/OFFフック検出センサ150自体は装置筐体21内に配置されている。
次に、図3を参照してホルダ部120が着脱可能な装置筐体21の側面21aについて説明する。図3はホルダ部120が装着される側面側から見た装置筐体21の側面図であって、装置筐体21にはホルダ部120が未装着である。
ホルダ部120が着脱可能な装置筐体21の側面21aには、3つのコネクタが配置されている。即ち、親機Dが電気的に接続されるコネクタ160と、後述する電話回線185が電気的に接続されるコネクタ170と、図示しない外付け電話機が電気的に接続されるコネクタ200である。しかし、コネクタ200は本発明とは直接関係がないので、ここで詳述はしない。更に、図2ではコネクタ200は省略してある。
装置筐体21の側面21aには、ホルダ部120を装着するための凹部21bが設けられており、その凹部21bにはホルダ部120を着脱可能に装着するための4つの開口部22〜25と、後述するホルダ部120の弾性係合部126と係合する係合壁26とが形成されている。略L字型の各開口部22〜25には、ホルダ部120の係合ブロック120eに配置されている4つの係合突起122〜125(後述する)がそれぞれ係合される。そのため、各開口部22〜25は、それぞれ挿入部22a〜25aと、各挿入部22a〜25aから連なると共に各挿入部22a〜25aよりもそれぞれ上下方向に幅の狭い係止部22b〜25bとから構成されている。
また、凹部21b内には、ON/OFFフック検出センサ150のアクチュエータ155と同じ回動軸154に固着されている被係合部151が露出しており、所定の角度内で回動可能に構成されている。アクチュエータ155は図示しないバネによって常には下方に付勢されているので、図3に示す被係合部151の位置が通常位置であり、この状態から回動軸154を回動の中心として上方向に回動可能である。一方、被係合部151の右隣には規制部材159が設けられている。従って、被係合部151の当接部152が規制部材159に当接するまで、被係合部151は回動軸154を回動の中心として上方向に回動可能である。被係合部151は、平面視で略扇型形状を有しており、ホルダ部120の係合部121bと最初に係合する部分には、係合溝153aが設けられている。そして、係合部121bが被係合部151と完全に係合したときには、図5及び図6に示すように、係合部121bが垂直壁部153bを下方から摺動可能に支持することとなる。
親機Dは、図5に示すように、他の電話機等に対して音声を送出する際に音声を入力するためのマイクロホンを内蔵した送話部D1と、他の電話機等から送出されてきた音声を出力するためのスピーカを内蔵した受話部D2と、ユーザが親機Dを手で把持するための把持部D3とから構成されているが、一般によく知られているので、ここでは詳述しない。
ホルダ部120は、図4に示すように、上カバー体120Aと下カバー体120Bとを組み合わせた樹脂成形品として構成され、その中空内部にプランジャ121が収納されている。プランジャ121は、図5及び図6に示すように、頭部121aと、係合部121bと、プランジャ121の回動の中心となる回動軸121cと、頭部121aと係合部121bとを結合しているアーム部121dとから構成されている。回動軸121cはホルダ部120内の図示しない軸受け部に回動可能に支持されているので、親機Dの受話部D2によって頭部121aが押圧されたとき、プランジャ121は回動軸121cを回動の中心として回動することとなる。更にホルダ部120は、親機Dを載置可能な載置面を備え、この載置面には、送話部D1を載置するための第1載置部120aと、受話部D2を載置するための第2載置部120bとが設けられている。第2載置部120bには開口部120cが形成されており、この開口部120cからはプランジャ121の頭部121aが出没可能に構成されている。親機Dがホルダ部120に正常に載置されたとき、即ち第1載置部120aに親機Dの送話部D1が載置され、第2載置部120bに親機Dの受話部D2が載置されたときには、受話部D2によってプランジャ121の頭部121aは下方に押圧されるため、頭部121aは開口部120c内に埋没する。しかし、親機Dがホルダ部120から持ち上げられたときは、プランジャ121は図示しないバネによって常にはその頭部121aが開口部120cから突出するように付勢されているので、プランジャ121の頭部121aは開口部120cから上方に突出することとなる。
図7示すように、ホルダ部120を装置筐体21の側面21aに装着する際の装着面側からは、プランジャ121と一体的に形成されている係合部121b(第1の係合部)が僅かに突出している。この係合部121bは側面120dから距離H1(第1の距離:略4.5mm)だけ突出しており、係合ブロック120eに設けられている4つの係合突起122〜125(第2の係合部)の先端部よりも遙かにホルダ部120の側面120dに近い箇所に配置されている。具体的には、距離H2=10.5mmである。従って、4つの係合突起122〜125は側面120dよりも距離H1+H2(第2の距離:略15mm)だけ突出している。その結果、ホルダ部120を装置本体21から取り外して机の上などの載置面に置いたときでも、係合ブロック120eに固設されている4つの係合突起122〜125がまず載置面に当接する。このため係合部121bは直接机上等の載置面に接触しないので、破損の可能性が極めて低くなる。
また、ホルダ部120の側面121d近傍には、弾性係合部126が配設されている。この弾性係合部126は下カバー体120Bと一体的に形成されており、弾性板部126aと、係合部126bと、突出部126c(操作部)とから構成されている。弾性板部126aは下カバー体120Bから一体的に延出された略V字型の薄板部であり、弾性変形が可能な部位である。但し、弾性板部126aは下カバー体120Bに対してV字が天地反対になった状態で延出されている。弾性板部126aの一端部が下カバー体120Bから延出されており、他端部、即ち先端部には係合部126bと突出部126cとが一体的に形成されている。係合部126bは、ホルダ部120を装置筐体21の側面21aに装着したときに係合壁26に係合してホルダ部120が装置筐体21から容易に外れるのを防止する部位である。突出部126cは弾性係合部126の先端部に設けられている薄板部で、ホルダ部を装置筐体21の側面21aから取り外す際に使用される部位である。即ち、ユーザが指の先でこの突出部126cを装置筐体21の外方向に向かって引くことにより、弾性板部126aが弾性変形して、係合部126bが係合壁26から離脱するため、ホルダ部120を装置筐体21から容易に取り外すことができるのである。
また、係合ブロック120eの最上位位置で、且つ係合突起122と係合突起124との間には、ホルダ部120を装置筐体21に固定するためのネジ係合部127が設けられている。このネジ係合部127には凹部127aが設けられており、ホルダ部120が装置筐体21に装着された後、図示しないネジで装置筐体21とネジ係合部127とを固着することができる。この場合、ネジは凹部127aに係合することとなる。
ホルダ部120が装置筐体21に装着されたとき、係合部121bは被係合部151に係合するが、プランジャ121を付勢する図示しないバネにより係合部121bは常には上方に付勢されており、被係合部151はアクチュエータ155を下方に付勢する図示しないバネにより常には下方に付勢されているので、ホルダ部120が装置筐体21に装着されている限り、係合部121bと被係合部151とは常に係合することとなる。従って、プランジャ121の動作に従って被係合部151が回動軸154を回動の中心として回動することとなる。
次に、ON/OFFフック検出センサ150の構造について、図5及び図6を参照して説明する。図5ではONフック状態にあるときの親機Dと、プランジャ121と、ON/OFFフック検出センサ150のみを取り出して記載してある。また、図6では、OFFフック状態にあるときのプランジャ121と、ON/OFFフック検出センサ150のみを取り出して記載してある。
このON/OFFフック検出センサ150は、被係合部151と、回動軸154と、アクチュエータ155と、光センサ157と、基板158とから構成されている。被係合部151は既に上述したので、ここでは詳述しない。アクチュエータ155の一端部は、被係合部151と同様に、回動軸154に固着されている。従って、被係合部151が回動することにより回動軸154が回転すると、その回転動作に伴ってアクチュエータ155も回動することとなる。アクチュエータ155は、その先端に遮光部156を備えている。光センサ157は略U字型の溝部157aを備えており、溝部157aの一方の壁部に図示しない発光素子が、そして他の壁部に図示しない受光素子が設けられている。アクチュエータ155の回動に伴い、その先端の遮光部156は溝部157a内に侵入したり、溝部157aから退避したりする。図5に示すように、遮光部156が溝部157a内に侵入しているとき、即ち後述するONフック状態では、発光素子から出射された光は、遮光部156によって遮られて受光素子に受光されない。一方、図6に示すように、遮光部156が溝部157a内から退避しているとき、即ち後述するOFFフック状態では、発光素子から出射された光は、遮光部156によって遮られないので、受光素子がそのまま受光することとなる。
ホルダ部120を装置筐体21に装着していない場合には、上述した通り、アクチュエータ155は図示しないバネによって下方に付勢されているので、被係合部151は図3に示す位置にある。従って、図5と同様にアクチュエータ155の遮光部156は溝部157a内に侵入した状態となるので、受光素子は発光素子からの光を受光できない。従って、複合機10は、親機Dがホルダ部120上に正確に載置されている状態(いわゆるONフック状態)と同様の状態であると認識することとなる。
一方、ホルダ部120を装置筐体21に装着したものの、親機Dがホルダ部120上に載置されていない状態(いわゆるOFFフック状態)のときは、プランジャ121を上方に付勢する図示しないバネの付勢力がアクチュエータ155を下方に付勢する図示しないバネの付勢力よりも強いため、上述した規制部材159に当接部152が当接するまで被係合部151は回動するため、図6の位置にある。このとき、アクチュエータ155の遮光部156は溝部157a内から退避した状態となるので、受光素子は発光素子からの光をそのまま受光する。従って、複合機10は、親機Dがホルダ部120上に載置されていない状態(いわゆるOFFック状態)であると認識することとなる。
そして、ホルダ部120を装置筐体21に装着し、且つ親機Dがホルダ部120上に正確に載置されている状態(いわゆるONフック状態)のときは、プランジャ121の頭部121aは親機Dの受話部D2により押圧されるため、図5の位置にある。このとき、アクチュエータ155の遮光部156は溝部157a内に侵入した状態となるので、受光素子は発光素子からの光を受光できない。従って、複合機10は、親機Dがホルダ部120上に正確に載置されている状態(いわゆるONフック状態)であると認識することとなる。
次に、図3〜図4を参照して、ホルダ部120を装置筐体21に装着する方法について説明する。ユーザは、まずホルダ部120の4つの係合突起122〜125がそれぞれ4つの略L字型開口部22〜25の挿入部22a〜25aに対向するようにホルダ部120を手で把持し、係合突起122〜125を挿入部22a〜25aに挿入する。この時点では係合部121bと被係合部151とは接触していない。次に、ユーザはホルダ部120を把持しながら装置筐体21の手前側(操作パネル140の配置されている側)にホルダ部120をスライドさせることにより、4つの係合突起122〜125を各開口部22〜25の係止部22b〜25bへと移動させる。すると、略L字型に突出している係合突起122〜125は、係止部22b〜25bを挟持するように係止されるため、その結果、ホルダ部120は装置筐体21に装着されるのである。ホルダ部120をスライドさせるとき、係合部121bは被係合部151の回動軸154の近傍に設けられている係合溝153aに最初に当接してから係合するのである。また、ホルダ部120が装置筐体21に装着されたとき、ホルダ部120に設けられている弾性係合部126の係合部126bは、凹部21bの係合壁26に係合するので、ホルダ部120は装置筐体21から外れにくくなる。
ホルダ部120が装置筐体21に装着されると、図8に示すように、突出部126cの先端部分と載置面との隙間の距離H3は、略5mmとなる。従って、この複合機10を机や台の載置面上に載置して使用する状態、即ち通常使用状態においては、ユーザは突出部126cの先端部分と載置面との隙間に指を入れることはできないので、この突出部126cを操作することは不可能となる。ユーザがこの突出部126cを操作するためには、複合機10を机や台の上方に持ち上げなければならないからである。上述した通り、この突出部126cを操作しないことにはホルダ部120を装置筐体21から取り外すことは困難であるので、ユーザが誤ってこのホルダ部を装置筐体21から取り外す可能性は極めて低くなる。
以上詳述した通り、本発明のホルダによれば、変位可能な第1の係合部がホルダの側面から突出する第1の距離よりも、この第1の係合部と同一側面側に固設されている第2の係合部がホルダの側面から突出する第2の距離の方が大きいので、ホルダを装置本体から取り外しておいても破損する可能性が極めて低くすることができる。
また、通信装置を通常使用状態で載置面上に載置したとき、載置面から弾性係合部の操作部までの第3の距離は、ユーザが操作部を操作不能な距離であるため、ホルダを装置本体にネジ等で固着しなくとも、装置本体から外れてしまう可能性が極めて低くなる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上述の実施形態においては、ON/OFFフック検出センサ150に発光素子と受光素子とを備える光センサを用いているが、アクチュエータの移動をメカに検出するセンサや、アクチュエータの接触/非接触を検出する接触型センサを用いてもよい。
また、上述の実施形態においては、ホルダ部120を装置筐体21に装着する際に、水平方向のスライド移動としているが、上下方向のスライド移動でも良いし、上下方向と水平方向のスライド移動とを組み合わせたスライド移動でも良い。要するに、ホルダ部120を装置筐体21に装着した際に、ホルダ部120側の係合部121bと、装置筐体21側の被係合部151とが係合する構成であれば、何れの構成でも構わない。
また、例えば載置場所が狭いために、ホルダ部120を装置筐体21から取り外したままにしておきたい場合には、各開口部22〜25、コネクタ160、更には被係合部151を隠して美観を整えたり、異物の侵入を防止するために凹部21bを覆うための専用のカバーを用意することが可能である。このカバーは複合機10の包装に同梱してユーザに配布したり、又は別売りとすればよい。
本実施形態の複合機の外観斜視図 本実施形態の複合機の内部構成を示すブロック図 ホルダ部を装着する側の装置筐体の側面図 ホルダ部の斜視図 プランジャとON/OFFフック検出センサの係合関係を示す斜視図 プランジャとON/OFFフック検出センサの係合関係を示す斜視図 ホルダ部の平面図 ホルダ部を装着した装置筐体の正面図
符号の説明
10…複合機
21…装置筐体
21a…側面
21b…凹部
22〜25…開口部
26…係合壁
30…制御回路
120…ホルダ部
120a…第1載置部
120b…第2載置部
120c…開口部
120d…側面
120e…係合ブロック
121…プランジャ
121a…プランジャの頭部
121b…係合部
121c…回動軸
121d…アーム部
122〜125…係合突起
126…弾性係合部
127…ネジ係合部
130…画像読取部
138…原稿カバー
140…操作パネル
150…ON/OFFフックセンサ
151…被係合部
154…回動軸
155…アクチュエータ
156…遮光部
157…光センサ
158…基板
D…親機
E…子機

Claims (2)

  1. 送受話器を載置可能な載置面を備え、送受話器の載置の有無を検出するための検出手段を備える通信装置の筐体に対して着脱可能なホルダであって、
    前記載置面への送受話器の載置動作に応じて変位する変位手段と、
    当該変位手段の変位に従って変位するとともにホルダの側面から第1の距離だけ突出しており、ホルダが前記筐体に装着されたときは前記検出手段と係合する第1の係合部と、
    この第1の係合部と同一側面側に固設され、ホルダを前記筐体に対して係合するとともに、ホルダの前記側面から第1の距離より大きい第2の距離だけ突出している第2の係合部と
    を備えたことを特徴とするホルダ。
  2. ホルダが前記通信装置の筐体に装着されたときに、ホルダが前記筐体から取り外される動作を妨げるように前記筐体の一部と弾性係合をする弾性係合部と、
    ホルダを前記筐体から取り外すためにこの弾性係合部を前記筐体の一部から離脱させる操作部と、
    を更に備え、
    通信装置を通常使用状態で載置面上に載置したとき、載置面から前記操作部までの第3の距離は、ユーザが前記操作部を操作不能な距離であることを特徴とする請求項1に記載のホルダ。
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