JP5866528B2 - 複合機 - Google Patents
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Description
本発明は、送受話器を備えた複合機に関する。
複写機、スキャナ以外に、ファクシミリとしても使用できる複合機は、電話としての使用も可能とするハンドセット(送受話器)を備えるものもある。複合機は、フラットベット型のスキャナを装置本体の上部に持つ場合には、スキャナの上部にハンドセットが配置できない。そこで、フラットベット型のスキャナが設けられた装置本体でも、ハンドセットが配置可能な画像読取記録装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示す画像読取記録装置は、原稿を被読取面に固定して読み取る画像読取手段と、記録材に画像を記録するための画像記録手段と、電話として使用されるハンドセットとを有する。ハンドセットは、装置本体の上部に配置された画像読取手段の下方であって、画像記録手段の側方に配置されている。
また、ハンドセットは、装置本体の側面に形成された凹部に嵌り込むように係止可能となっている。凹部にはハンドセットを取り出し易いように指かけ凹部が形成されている。これにより、画像読取記録装置は、凹部からハンドセットを取り出して用いることで、電話として使用することができる。
しかし、上記した特許文献1の画像読取記録装置は、ハンドセットを装置本体の側面に形成した凹部に嵌り込むように係止するため、装置本体に大きな保持構造部を形成する必要がある。その結果、装置本体の筐体構造が複雑になり、装置本体が肥大化する。
一方、複合機には、装置本体の側面にハンドセット載置部材(ブラケット等)を装着することで、側面にハンドセットを支持するものもある。このような専用部品を使用すれば、部品点数が増大し、部品管理が煩雑になり、煩雑な組付作業をユーザに強いる。
本発明は、上述した従来の事情に鑑み、専用部品を必要とせず、装置本体に大きな保持構造部を形成することなく、簡素な構造で、装置本体の側面に送受話器を支持する複合機を提供することを目的とする。
本発明は、鉛直面に沿う側面を有する本体と、前記側面に設けられ、前記側面から突出する載置面が形成された上ホールド部と、前記載置面に対して上向きに突設された爪部と、前記側面に沿って延在する把持部の長手方向両端に、前記側面に向かって突出する受話部及び送話部が形成され、前記受話部の突出下面に形成された凹部を前記爪部に引っ掛けて前記載置面に支持された送受話器と、前記鉛直面に直交する前記本体の前面に配置された操作部と、を備え、前記本体の前面に手差し開口部が設けられ、前記操作部は、前記送受話器が前記載置面に支持された時の前記送受話器の前記受話部の高さと同じ又は近傍に配置され、前記手差し開口部は、前記操作部の下方に配置され、かつ前記送受話器が前記載置面に支持された時の前記送受話器の前記送話部の高さと同じ又は近傍に配置される、複合機である。
この構成では、側面から突出するように設けられた載置面と、載置面に対して上向きに突設された爪とによって送受話器が側面に支持される。これにより、複合機は、送受話器の全体を嵌り込むような大きな保持構造部を、本体の側面に形成する必要がなく、本体の構造を簡素化できる。また本体に、送受話器を嵌め込むための保持空間を確保する必要がないので、複合機の小型化が可能となる。また、送受話器を側面に載置するための専用部品(別体のブラケット等)を必要としないので、複合機の部品点数の増大を抑制できる。
また、本発明は、前記載置面は、前記受話部及び前記送話部を通る送受話器中心線を前記鉛直面と平行に、かつ前記鉛直面の鉛直線に対して、所定の角度、傾斜させて前記送受話器を支持する、複合機である。
この構成では、送受話器の受話部の突出下面が、傾斜載置面に載置される。傾斜載置面に突出下面が載置された受話部は、凹部に爪が入り込むことで、傾斜載置面からの脱落が規制される。傾斜載置面に突出下面が支持された送受話器は、送受話器中心線が鉛直線に対して所定の角度、傾斜される。送受話器中心線が鉛直線に対して所定の角度を成すことで、送受話器は傾斜方向(例えば、受話部が後方へ傾いた傾斜方向)で支持される。傾斜方向の支持では、縦方向の支持に比べ、装置本体の高さ方向に必要な距離が小さくなる。その結果、傾斜方向の支持は、装置本体の全高を低くすること(低背化)が可能となる。
また、本発明は、前記載置面は、前記受話部及び前記送話部を通る送受話器中心線を前記鉛直面の鉛直線に沿って、前記送受話器を支持する、複合機である。
この構成では、送受話器の受話部の突出下面が、水平載置面に載置される。水平載置面に突出下面が載置された受話部は、凹部に爪が入り込むことで、水平載置面からの脱落が規制される。水平載置面に突出下面が支持された送受話器は、送受話器中心線が鉛直線と同方向となることで、縦方向で支持される。縦方向の支持では、傾斜方向の支持に比べ、側面の前方に近接させて送受話器が配置可能となる。その結果、縦方向の支持は、本体前方からの送受話器の着脱が容易となる。
更に、本発明は、前記側面に設けられ、前記送話部を支持する下ホールド部、を更に備える、複合機である。
この構成では、送受話器の送話部が、下ホールド部によって側面に支持される。これにより、送話部は、把持部の長手方向両端に設けられている受話部及び送話部の双方が側面に支持され、複合機に安定的に支持される。その結果、本体への支持がより確実となって、送受話器の載置時(セット時)に、送受話器が側面から脱落しなくなる。
本発明によれば、専用部品を必要とせず、装置本体に大きな保持構造部を形成することなく、簡素な構造で装置本体の側面に送受話器を支持できる。
以下、本発明に係る複合機の各実施形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る複合機11の斜視図である。図2は、図1の送受話器13が取り外された複合機11の斜視図である。図3は、図2に示した上ホールド部15及び下ホールド部17の要部拡大図である。図4は、図3のフックボタン19が引っ込められた上ホールド部15及び下ホールド部17の要部拡大図である。図5は、図1に示した送受話器13の斜視図である。
図1は、本実施形態に係る複合機11の斜視図である。図2は、図1の送受話器13が取り外された複合機11の斜視図である。図3は、図2に示した上ホールド部15及び下ホールド部17の要部拡大図である。図4は、図3のフックボタン19が引っ込められた上ホールド部15及び下ホールド部17の要部拡大図である。図5は、図1に示した送受話器13の斜視図である。
本実施形態の複合機11は、装置本体21と、上ホールド部15と、爪23と、送受話器13とを少なくとも含む構成である。また、複合機11は、下ホールド部17を更に含む構成でも良い。
複合機11は、例えば複写部(コピー部、不図示)と、スキャナ部(不図示)と、ファクシミリ部(不図示)と、電話部(不図示)とを有する。スキャナ部は、フラットベット型のスキャナにより構成される。装置本体21の上部には、給紙機構を備える原稿押圧蓋25が開閉自在に設けられる。原稿押圧蓋25は、閉められた状態で被読取面となるプラテンガラスを覆い、開かれることでプラテンガラスを表出させる。原稿押圧蓋25の上面には、給紙機構へ送られる原稿をセットするための原稿セットトレイ27が配置される。
複合機11は、プラテンガラス上に原稿をセットした状態で、センサを原稿面に沿ってスキャンすることにより、光学的に読み取った原稿情報を光電変換素子によってデジタル変換して電気信号に変換する。この読取情報は、コピーモード(複写モード)の場合には複写部(不図示)に伝送されて画像形成がなされ、ファクシミリモードの場合はファクシミリ部に伝送されて通信回線を介して他機に伝送される。原稿押圧蓋25が取り付けられる装置本体21は、前面29の上部に、傾斜した操作パネル31が配置される。装置本体21の前面29には、操作パネル31の上方に、排紙口33が配置される。また、装置本体21の前面29には、操作パネル31の下方に、手差し開口部35、用紙カセット挿入部37が配置される。
操作パネル31には、モード切替ボタン39と、LCD(Liquid Crystal Disiplay)41を用いた表示部43と、機能設定キー45と、テンキー47とが設けられる。モード切替ボタン39は、複写機部、スキャナ部、ファクシミリ部又は電話部のいずれかの使用状態を示す各モードへの切替を行うために使用される。表示部43は、設定モードや印刷枚数の設定情報をスクロール方式で表示する。機能設定キー45は、十字キー49及び決定キー51を有し、拡大縮小率、印刷濃度、印刷枚数等の設定を行う。テンキー47は、電話番号等の数値入力等を行う。
装置本体21は、例えば合成樹脂製の筐体53によって外部が覆われる。筐体53は、略四角形の箱状に形成され、鉛直線55に直交する設置面に置かれることで、側面57が鉛直面に沿うように配置される。筐体53の両側は、一対の平行な側面57となる。側面57の一方には、送受話器13が取り付けられる。本実施形態では、装置本体21の前面29に向かって左側の側面57に送受話器13が着脱自在に取り付けられる。なお、送受話器13は、前面29に向かって右側の側面57に取り付けられてもよい。送受話器13は、少なくとも上ホールド部15によって側面57に支持される。
上ホールド部15は、側面57に設けられ、側面57から突出する載置面61が形成される。即ち、側面57には、L字状の支持壁63が突設される。支持壁63は、屈曲する底壁65と後壁67とにより構成される。載置面61は、底壁65の上面に形成される。支持壁63には、底壁65と後壁67に挟まれる領域に、図4に示すようにフックボタン19が側面57から後退自在となって突出されている。フックボタン19は、上ホールド部15に受話部69が支持されることで後退し、送受話器13が保持状態となっていることを検出可能とする。
また、本実施形態において、送受話器13は、複合機11の上ホールド部15と下ホールド部17とによって支持される。下ホールド部17は、側面57を凹ますことにより傾斜保持凹部71が形成(凹設)されている。傾斜保持凹部71には、送受話器13の送話部73が嵌り込む。傾斜保持凹部71の下縁部分には、座板75が突出している。座板75は、傾斜保持凹部71に嵌って支持される送話部73を、一層安定的に支持する。
このように、下ホールド部17は、傾斜保持凹部71に送話部73の一部分を収容し、更に、送話部73の側部を座板75に当てることで、送話部73を安定的に支持する。本実施形態では、上ホールド部15よりも下ホールド部17が手前側(前面29に接近する側)にずれて配置されている。これにより、送受話器13は、図1に示すように、受話部69が後方に傾く傾斜姿勢で側面57に取り付けられる。
爪23は、載置面61に対して鉛直上向きに突設される。爪23は、送受話器13の受話部69に係止する。爪23は、フックボタン19と載置面61との間に配置される。即ち、爪23は、載置面61からフックボタン19に向かって起立する。上ホールド部15は、受話部69が支持位置に進入すると、フックボタン19が後退する。爪23は、フックボタン19を後退させた状態で受話部69に係止する。
送受話器13は、ハンドセットとも称される。送受話器13は、図5に示すように、側面57に沿って延在する把持部77の長手方向両端に側面57に向かって突出する受話部69及び送話部73が形成される。把持部77は、長手方向両端が側面57に接近する方向に、僅かに湾曲して形成される。この湾曲して側面57に接近する長手方向両端に、更に、受話部69及び送話部73が側面57に接近して突設される。
受話部69は、受話面79が側面57に平行に当たった状態で、上ホールド部15に支持される。受話面79は、略正方形状で形成される。受話面79の各辺部は傾斜する受話側面81となって把持部77に接続する。つまり、受話部69は、四角錐の頂部を平らな受話面79で切除した角錐形状となっている。四つの受話面79は、下部の一つが突出下面83となる。受話部69の突出下面83には、凹部85が形成される。送受話器13は、受話部69の凹部85を、爪23に引っ掛けて、載置面61に支持される。
本実施形態において、送受話器13は、コードレスとなっている。なお、送受話器13は、カールコードを介して装置本体21に接続される有線送受話器でも良い。送受話器13が有線送受話器の場合には、側面57にカールコード接続用のコード差込口87が設けられる。
本実施形態において、上ホールド部15の載置面61は、送受話器中心線89を鉛直線55に対して所定の角度、傾斜させて送受話器13を支持する傾斜載置面91で形成されている。送受話器中心線89は、受話部69及び送話部73を通り、把持部77に沿う仮想直線である。複合機11では、受話部69が爪23に係止して傾斜載置面91に載置されることで、受話部69が後方に傾く傾斜姿勢(図1に示す姿勢)で送受話器13が側面57に取り付けられる。
また、送受話器13の傾斜姿勢は、送話部73が下ホールド部17によって支持されることで、より確実かつ安定的に支持される。送受話器13は、下ホールド部17が存在しない場合でも、傾斜姿勢を維持できる。即ち、爪23に係止して傾斜載置面91に受話部69が支持された送受話器13には、水平姿勢に近づくに従って、受話部69を中心に送話部73が鉛直線55に接近する方向に回転しようとするモーメントが生じる。このモーメントの回転中心は、爪23と凹部85の接触部となる。受話部69は、この接触部を中心に回転しようとした際、受話側面81が、支持壁63の底壁65と後壁67とに当接する。これにより、送受話器13は、受話部69の回転が規制され、傾斜姿勢であっても側面57に支持されるようになっている。
次に、本実施形態の複合機11の作用を説明する。
本実施形態の複合機11では、送受話器13の受話部69の突出下面83が、側面57に設けられる上ホールド部15の載置面61に支持される。受話部69は、突出下面83に形成される凹部85に、載置面61から起立する爪23が入り込むことで、載置面61からの脱落が規制される。つまり、送受話器13は、受話部69を介して側面57に掛けられた状態に支持される。送受話器13は、把持部77を持って上方へ持ち上げ、爪23から凹部85を外すことで、側面57に対する支持が解除される。また、側面57への支持には、再び受話部69の凹部85が爪23に挿入される。
本実施形態の複合機11では、送受話器13の受話部69の突出下面83が、側面57に設けられる上ホールド部15の載置面61に支持される。受話部69は、突出下面83に形成される凹部85に、載置面61から起立する爪23が入り込むことで、載置面61からの脱落が規制される。つまり、送受話器13は、受話部69を介して側面57に掛けられた状態に支持される。送受話器13は、把持部77を持って上方へ持ち上げ、爪23から凹部85を外すことで、側面57に対する支持が解除される。また、側面57への支持には、再び受話部69の凹部85が爪23に挿入される。
複合機11では、側面57に設けた載置面61と、載置面61に突設した爪23とによって送受話器13が側面57に支持されるので、送受話器13の全体が嵌り込むような大きな保持構造部を装置本体21の側面57に形成する必要がない。また、装置本体21に、送受話器13を嵌め込むための保持空間を確保する必要がないので、装置本体21の小型化が可能となる。また、送受話器13を側面57に載置するための専用部品(別体のブラケット等)を必要としないので、部品点数の増大が抑制される。
また、送受話器13は、受話部69の突出下面83が、傾斜載置面91に載置される。傾斜載置面91に突出下面83が載置された受話部69は、凹部85に爪23が入り込むことで、傾斜載置面91からの脱落が規制される。傾斜載置面91に突出下面83が支持された送受話器13は、送受話器中心線89が鉛直線55に対して所定の角度、傾斜される。送受話器中心線89が鉛直線55に対して所定の角度を成すことで、送受話器13は傾斜方向(例えば、受話部69が後方へ傾いた傾斜方向)で支持されることになる。この傾斜方向の支持では、縦方向の支持に比べ、装置本体21の高さ方向に必要な距離が小さくなる。その結果、傾斜方向の支持は、装置本体21の全高を低くすること(低背化)が可能となる。
また、複合機11では、送受話器13の送話部73が、下ホールド部17によっても側面57に支持される。これにより、送話部73は、把持部77の長手方向両端に設けられている受話部69及び送話部73の双方が側面57に支持され、装置本体21に安定的に支持される。その結果、装置本体21への支持がより確実となって、送受話器13の載置時(セット時)に、送受話器13が側面57から脱落し難くなる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態の複合機95の斜視図である。図7は、図6の送受話器13が取り外された複合機95の斜視図である。図8は、図7に示した上ホールド部97及び下ホールド部99の要部拡大図である。図9は、図8のフックボタン19が引っ込められた上ホールド部97及び下ホールド部99の要部拡大図である。なお、図1〜図5に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図6は、第2の実施形態の複合機95の斜視図である。図7は、図6の送受話器13が取り外された複合機95の斜視図である。図8は、図7に示した上ホールド部97及び下ホールド部99の要部拡大図である。図9は、図8のフックボタン19が引っ込められた上ホールド部97及び下ホールド部99の要部拡大図である。なお、図1〜図5に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の複合機95の載置面は、第1の実施形態の複合機11の載置面(傾斜載置面91)と異なり、水平載置面101となる。水平載置面101は、受話部69及び送話部73を通る送受話器中心線89を鉛直面の鉛直線55(図1参照)に沿って送受話器13を支持する載置面として形成されている。
上ホールド部97は、側面57を凹ますことにより受話側保持凹部103が形成される。受話側保持凹部103の下部には、U状の支持壁105が突設される。支持壁105の底側は、水平載置面101となる。水平載置面101には、爪23が鉛直上向きに突設される。支持壁105の内側には、フックボタン19が側面57から後退自在となって突出されている。
下ホールド部99は、側面57を凹ますことにより形成されている。下ホールド部99には、送受話器13の送話部73が嵌り込む。複合機95では、上ホールド部97と下ホールド部99とが、鉛直線上の上下に配置されていることで、送受話器13は、図6に示す起立姿勢で側面57に取り付けられる。他の部分は第1の実施形態の複合機11と同一である。
複合機95では、受話部69の突出下面83(図5参照)が、水平載置面101に載置される。水平載置面101に突出下面83が載置された受話部69は、凹部85に爪23が入り込むことで、水平載置面101からの脱落が規制される。水平載置面101に突出下面83が支持された送受話器13は、送受話器中心線89が鉛直線55(図1参照)と同方向となることで、縦方向で支持されることになる。縦方向の支持(起立姿勢)では、傾斜方向の支持に比べ、側面57の前方に近接させて送受話器13が配置可能となる。その結果、縦方向の支持は、装置本体前方からの送受話器13の着脱が容易となる。
以上により、本発明に係る複合機11,95によれば、専用部品を必要とせず、装置本体21に大きな保持構造部を形成することなく、簡素な構造で装置本体21の側面57に送受話器13を支持できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、専用部品を必要とせず、装置本体に大きな保持構造部を形成することなく、簡素な構造で装置本体の側面に送受話器を支持する複合機として有用である。
11 複合機
13 送受話器
15 上ホールド部
17 下ホールド部
21 装置本体
23 爪
55 鉛直線
57 側面
61 載置面
69 受話部
73 送話部
77 把持部
83 突出下面
85 凹部
89 送受話器中心線
91 傾斜載置面
101 水平載置面
13 送受話器
15 上ホールド部
17 下ホールド部
21 装置本体
23 爪
55 鉛直線
57 側面
61 載置面
69 受話部
73 送話部
77 把持部
83 突出下面
85 凹部
89 送受話器中心線
91 傾斜載置面
101 水平載置面
Claims (4)
- 鉛直面に沿う側面を有する本体と、
前記側面に設けられ、前記側面から突出する載置面が形成された上ホールド部と、
前記載置面に対して上向きに突設された爪部と、
前記側面に沿って延在する把持部の長手方向両端に、前記側面に向かって突出する受話部及び送話部が形成され、前記受話部の突出下面に形成された凹部を前記爪部に引っ掛けて前記載置面に支持された送受話器と、
前記鉛直面に直交する前記本体の前面に配置された操作部と、を備え、
前記本体の前面に手差し開口部が設けられ、
前記操作部は、前記送受話器が前記載置面に支持された時の前記送受話器の前記受話部の高さと同じ又は近傍に配置され、
前記手差し開口部は、前記操作部の下方に配置され、かつ前記送受話器が前記載置面に支持された時の前記送受話器の前記送話部の高さと同じ又は近傍に配置される、
複合機。 - 請求項1に記載の複合機であって、
前記載置面は、
前記受話部及び前記送話部を通る送受話器中心線を前記鉛直面と平行に、かつ前記鉛直
面の鉛直線に対して、所定の角度、傾斜させて前記送受話器を支持する、
複合機。 - 請求項1に記載の複合機であって、
前記載置面は、
前記受話部及び前記送話部を通る送受話器中心線を前記鉛直面の鉛直線に沿って、前記
送受話器を支持する、
複合機。 - 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の複合機であって、
前記側面に設けられ、前記送話部を支持する下ホールド部、を更に備える、
複合機。
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