JP2007091372A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置サイズを増大させることなく、容易に取扱可能な位置にユーザが取り扱う増設機器を配置する。
【解決手段】印刷装置は用紙カセット3を備えており、この用紙カセット3の内部には、印刷装置への増設機器7を設置するための増設ベイが設けられている。そして、この用紙カセット3の内部の増設ベイに対して、取扱面が前面側(−Y側)に露出する状態で、ユーザが取り扱う増設機器7が配置される。このため、用紙カセット3の内部の無駄な空き空間を有効活用でき、増設機器7の増設のために装置サイズが増大することはない。また、取扱面(−Y側)が操作部と同一側に露出するように増設機器が配置されるため、ユーザが増設機器7を容易に取り扱うことができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷対象となる用紙を収容する用紙カセットを有する印刷装置に関する。
一般に、複合機(MFP装置)などの印刷装置においては、記録用紙を用紙カセットに収容し、この用紙カセットから供給される記録用紙に対して印刷を行うようになっている。
なお、本発明に関連する技術を開示する先行技術文献として、次の文献がある。
特開2003−237956号公報
ところで、複合機などの印刷装置では、増設機器を装置内に追加的に設置して機能を増加させることが提案されている。例えば、メモリカードの記録情報を読み取るカードリーダを装置内に増設させることで、メモリカードに記録された画像を直接的に印刷する機能を追加することなどが考えられる。
しかしながら、従来の複合機では一般に、増設機器を設置するための増設ベイは、装置の裏面側(操作部が向けられる前面側とは逆の側)に用意されていた。通常、複合機は、壁やパーティションにその裏面側が隣接するように配置される。このため、増設機器としてカードリーダなどのユーザが取り扱い可能なユーザ取扱装置を増設ベイに設置したとしても、そのユーザ取扱装置についての取り扱いが困難となってしまう。一方で、装置の前面側に、増設ベイを単純に設けたのでは装置サイズが増大するため好ましくない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、印刷装置において、装置サイズを増大させることなく、容易に取扱可能な位置にユーザ取扱装置を配置できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、印刷対象となる用紙を収容する用紙カセットと、ユーザの操作を受け付ける操作部とを有する印刷装置であって、前記操作部が向けられた側を前記印刷装置の前面側としたとき、前記操作部とは別に構成され、前記ユーザが取扱可能なユーザ取扱装置、を備え、前記ユーザ取扱装置は、前記ユーザが取り扱う取扱面が前記前面側に露出する状態で前記用紙カセットの内部に配置される。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の印刷装置において、前記ユーザ取扱装置は、前記ユーザから直接に入力を受け付ける入力装置を含む。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の印刷装置において、前記ユーザ取扱装置は、ケーブルと接続するためのコネクタを有するインターフェイス装置を含む。
また、請求項4の発明は、請求項1に記載の印刷装置において、前記ユーザ取扱装置は、可搬性の記録媒体を読み取る読取装置を含む。
また、請求項5の発明は、印刷対象となる用紙を収容する用紙カセットと、ユーザの操作を受け付ける操作部とを有する印刷装置であって、前記操作部が向けられた側を前記印刷装置の前面側としたとき、前記ユーザを非接触で検出可能なユーザ検出装置、を備え、前記ユーザ検出装置は、前記ユーザに対向すべき検出面が前記前面側に露出する状態で前記用紙カセットの内部に配置される。
また、請求項6の発明は、印刷対象となる用紙を収容する用紙カセットと、ユーザの操作を受け付ける操作部とを備える印刷装置であって、前記操作部が向けられた側を前記印刷装置の前面側としたとき、前記用紙カセットの内部に、前記印刷装置への増設機器を前記用紙カセットの前記前面側の端部に固定する結合構造、を備えている。
また、請求項7の発明は、請求項6に記載の印刷装置において、前記用紙カセットの前記前面側のパネルは、前記結合構造の近傍に、前記用紙カセットの内部と外部とを貫通する開口部と、前記開口部を開閉可能な蓋体と、を備えている。
請求項1ないし4の発明によれば、ユーザ取扱装置が用紙カセットの内部に配置されるため、無駄な空き空間を有効活用でき、装置サイズが増大することがない。また、取扱面が前面側に露出する状態でユーザ取扱装置が配置されるため、ユーザがユーザ取扱装置を容易に取り扱うことができる。。
また、特に請求項2の発明によれば、ユーザが入力装置に容易に入力できる。
また、特に請求項3の発明によれば、ユーザがインターフェイス装置に容易にコネクタを接続できる。
また、特に請求項4の発明によれば、ユーザが読取装置へ容易に記録媒体を着脱できる。
また、請求項5の発明によれば、ユーザ検出装置が用紙カセットの内部に配置されるため、無駄な空き空間を有効活用でき、装置サイズが増大することもない。また、検出面が前面側に露出する状態でユーザ検出装置が配置されるため、ユーザ検出装置がユーザを確実に検出できる。
また、請求項6及び7の発明によれば、用紙カセットの内部に結合構造を有するため、無駄な空き空間を増設空間として活用でき、装置サイズが増大することがない。また、用紙カセットのユーザが取り扱う側の端部に増設機器を固定する結合構造を備えるため、増設機器をユーザが容易に取り扱うことができる。
また、特に請求項7の発明によれば、増設機器を増設したときは開口部を開口させることにより、用紙カセットの前面側に増設機器を露出させることができる。その一方で、増設機器を増設しないときには、開口部を閉じることで、用紙カセット内の用紙が装置外部の雰囲気にさらされることが防止される。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
<1.構成>
図1及び図2は、本発明の実施の形態に係る印刷装置1の外観構成を示す斜視図である。この印刷装置1は、ファクシミリ機能、コピー機能、スキャン機能、プリント機能などの複数の機能を有する複合機(MFP装置)として構成されている。
ここで、ファクシミリ機能は、公衆電話交換網(PSTN)を介して相手先装置との間で画像データを送受信する機能である。ファクシミリ送信時には、送信対象となる紙媒体の原稿が読み取られ、これにより、送信すべき画像データが取得される。コピー機能は、原稿を読み取って原稿の内容を示す画像データを取得し、その画像データを記録用紙に印刷することで原稿の内容を複写する機能である。また、スキャン機能は原稿を読み取って画像データを取得し、印刷装置1内に格納する機能である。さらに、プリント機能は、画像データを記録用紙に印刷する機能である。
図に示すように、印刷装置1は、本体部11と、本体部11の上部に設けられるブックカバー12とを備えている。ブックカバー12は、環境光の入射を防止するカバーであり、ヒンジを介して本体部11に軸支され、本体部11に対して閉開可能とされている。また、本体部11の上部には、ブックカバー12に隣接してユーザインターフェイスとなる操作部13が設けられている。
なお、以下の説明においては、方向や向きを示す際に、適宜、図中に示す3次元のXYZ直交座標を用いる。このXYZ軸は本体部11に対して相対的に固定される。ここで、X,Y軸方向は水平方向、Z軸方向は鉛直方向である。また、操作部13の操作面が向けられた側である−Y側を印刷装置1の前面側とし、−X側を印刷装置1の左側とする。
操作部13の操作面には、各種コマンドやデータの入力などのユーザの操作を受け付ける複数のスイッチ13aが設けられている。これらのスイッチ13aには、予め登録された電話番号を1回押下で呼び出すワンタッチボタンが含まれている。また、操作部13の操作面には、各種情報を表示する液晶ディスプレイなどで構成される表示部13bも設けられている。この表示部13bは、タッチパネル機能を有しており、ユーザの操作を受け付ける機能の一部を担うようにもなっている。このように構成される操作部13が、印刷装置1の前面側(−Y側)に向けられていることから、印刷装置1のユーザは、通常、印刷装置1の前面側(−Y側)に立って印刷装置1を取り扱うことになる。
また、本体部11の上部には、原稿を読み取るためのスキャナ部14が設けられ、内部には記録用紙に印刷を行うプリンタ部15が設けられ、下部には記録用紙を供給する給紙部16が設けられている。
スキャナ部14は、ファクシミリ機能、コピー機能及びスキャン機能それぞれにおける原稿の読み取り機能を担うものである。スキャナ部14には、CCDなどで構成されるラインセンサが設けられている。スキャナ部14は、本体部11の上面のコンタクトガラス(ブックカバー12の下)に載置された原稿をラインセンサにより読み取り、当該原稿の内容を示す画像データを取得する。
プリンタ部15は、例えば、LEDプリンタヘッドを有する電子写真方式の印刷機構であり、印刷すべき画像データに基づいて給紙部16から供給される記録用紙に印刷を行う。
給紙部16は、印刷対象となる記録用紙を収容する2つの用紙カセット3を備えている。これら2つの用紙カセットはそれぞれ、図2に示すように前面側(−Y側)にスライドして引き出すことができ、リーガルからA3までの所望のサイズの記録用紙4を収容することが可能となっている。
<2.内部構成>
次に、印刷装置1の内部構成について説明する。図3は、印刷装置1の内部構成を模式的に示すブロック図である。
図に示すように、印刷装置1は、制御部としてのマイクロコンピュータを内蔵している。より具体的には、印刷装置1は、MPU(マイクロプロセッサ;MicroProcessor Unit)20、ROM21、及び、RAM22を備えている。ROM21にはファームウェアとしての制御プログラムが格納されており、この制御用プログラムに従ってMPU20が演算処理を行うことにより、印刷装置1の各部を制御するための各種機能が実現される。RAM22は、MPU20による演算処理における作業領域として利用される。
MPU20は、バスライン200を介して、上述した操作部13、スキャナ部14、プリンタ部15、及び、給紙部16等の印刷装置1の各部に電気的に接続されている。これにより、これら各部はMPU20によって制御されることになる。また、操作部13に受け付けられたユーザの操作は信号としてMPU20に入力され、これにより印刷装置1はユーザの操作に応じた動作を行うことになる。
また、印刷装置1は、画像メモリ23と、NCU(ネットワーク制御回路)24と、モデム25とをさらに備えている。これら各部も、バスライン200を介してMPU20に電気的に接続され、MPU20によって制御される。
画像メモリ23は、スキャナ部14による原稿の読み取りによって取得された画像データなどを記憶するための記憶装置でありDRAMなどで構成される。NCU24及びモデム25は、ファクシミリ機能を実現する処理部である。すなわち、NCU24は、アナログの公衆電話交換網の直流ループの閉結及び開放などの動作を行うハードウェア回路であり、必要に応じてモデム25を公衆電話交換網に接続する。また、モデム25は、ファクシミリ通信用の画像データを変調及び復調する。
また、給紙部16の2つの用紙カセット3の内部にはそれぞれ、印刷装置1に対する増設機器7を設置するための増設ベイ30が設けられている。この増設ベイ30に所定の方法で増設機器7を設置すると、増設機器7がバスライン200を介してMPU20に電気的に接続される。これにより、増設機器7もMPU20の制御下で動作し、印刷装置1に増設機器7の機能が追加されようになっている。
<3.用紙カセット>
以下、このような増設ベイ30を有する用紙カセット3について説明する。なお、給紙部16には2つの用紙カセット3が存在するが、それらの構成及び機能は同一である。
図4及び図5は、上部(+Z側)からみた用紙カセット3の構造を示す図である。図に示すように、用紙カセット3は、周囲及び底面を囲むハウジング31を備えている。このハウジングの前面側には、化粧板であるパネル32が形成されている。パネル32は、用紙カセット3を本体部11に収容した際に、用紙カセット3が配置される本体部11内の空間を塞ぐことになる(図1参照。)。これにより、用紙カセット3の内部の記録用紙4が装置外部の雰囲気にさらされることが防止される。
また、ハウジング31によって形成される空間内には、縦ガイド板33と横ガイド板34とが設けられている。これらのガイド板33,34は、記録用紙4の位置を規定するものであり、縦ガイド板33はガイド溝33aに沿ってY軸方向に、横ガイド板34はガイド溝34aに沿ってX軸方向にそれぞれスライド可能となっている。
前述のように、用紙カセット3はA3までのサイズの記録用紙4を収容可能である。図4において、領域40はA3の記録用紙4を収容した場合に、記録用紙4が占める領域を示している。したがって、どのようなサイズの記録用紙4であったとしても、領域40内に収容されることになる。そして、その収容された記録用紙4のサイズに合わせて、ガイド板33,34が手動で移動される。
図5は、A3の半分のA4のサイズの記録用紙4を用紙カセット3に収容した様子を示している。図に示すように、記録用紙4は右側(+X側)の端部に沿って収容され、この記録用紙4の位置に合わせてガイド板33,34が移動される。これにより、用紙カセット3の左側(−X側)には比較的大きな空間が形成される。このように、最大収容可能サイズよりも小さな記録用紙4を用紙カセット3に収容した場合、用紙カセット3には空間が形成される。この空間は一般的には無駄な空き空間となるが、本実施の形態の印刷装置1においては、このように形成される空間に増設機器7を固定するための結合構造が設けられており、この空間が増設ベイ30として機能するようになっている。
具体的には、第1固定板36と第2固定板37とがY軸方向に沿って、ハウジング31の底部に固設されている。これらは用紙カセット3の前面側の端部に増設機器7を固定する結合構造であり、比較的短い第1固定板36は用紙カセット3の略中央部に設けられ、比較的長い第2固定板37は用紙カセット3の左側(−X側)の端部に設けられている。また、固定板36,37の所定位置には、ボルトを挿通するためのボルト穴36a,37aが形成されている。なお、図4に示すように、固定板36,37は最大収容可能サイズの記録用紙が占める領域40の外部に形成されるため、どのようなサイズの記録用紙4を収容したとしても、記録用紙4と固定板36,37とが干渉することはない。
また、図6に示すように、パネル32において、これらの結合構造の近傍の部分は、用紙カセット3の内部と外部とが貫通するように開口できるようになっている。すなわち、固定板36,37の相互間に対応するパネル32の部分には開口部32bが設けられ、この開口部32bは蓋体32aによって必要に応じて開閉可能となっている。増設機器7は、この開口部32bに挿入される。したがって、図5に示すように、固定板36,37、パネル32の開口部32b、及び、ハウジング31の背面壁(+Y側の壁板)で規定される空間が増設ベイ30となるわけである。
また、増設ベイ30の背面側(+Y側)に対応するハウジング31には、増設機器7と電気的に接続するためのコネクタ38が設けられている。このコネクタ38は、ハウジング31外部に設けられるコネクタ39と接続されている。コネクタ39は、さらに、用紙カセット3を本体部11に収容した際に、本体部11側のコネクタと接触する。これにより、増設機器7は本体部11のMPU20と電気的に接続されることになる。
このような増設ベイ30のサイズやコネクタの形状等については、基準となる規格が予め定められている。そして、その所定の規格に従って用紙カセット3側に固定板36,37等が設けられる一方で、その規格に従って用紙カセット3に増設する増設機器7も製造される。増設ベイ30には、この規格に従った各種の増設機器7を設置することが可能となる。
図7及び図8は、増設機器7の一としてカードリーダ71を用紙カセット3に設置した場合の様子を示す図である。図7は斜視図、図8は上部(+Z側)からの図を示している。カードリーダ71は、可搬性の記録媒体たるメモリカード91に記録された情報の読み取りを行うものであり、メモリカード91を挿入するカードスロット71bを備えている。このようなカードリーダ71を印刷装置1に増設することで、印刷装置1がカードリーダ71に記録された画像を直接的に印刷することなどが可能となる。カードリーダ71においては、カードスロット71bが形成される面が、ユーザが取り扱う取扱面71aとなる。
カードリーダ71の設置に際しては、図7に示すように、パネル32の開口部32bに、取扱面71aの側が挿入される。これとともに、図8に示すように、カードリーダ71の側面が固定板36,37とボルト8で接続される。さらに、カードリーダ71の接続ケーブルとしてのフラットケーブル71cがコネクタ38と接触される。
カードリーダ71の側面に形成されるボルト穴の取扱面からの長さは、規格によって定められている。したがって、カードリーダ71を固定板36,37に固定すると、その取扱面71aは所定の位置に配置される。具体的には、カードリーダ71の取扱面71aの位置は、パネル32の前面位置と一致される。すなわち、取扱面71aが、用紙カセット3の前面側の端部に沿って固定されることになる。
これにより、用紙カセット3を本体部11に収容した状態においても、カードリーダ71の取扱面71aは印刷装置1の前面側(−Y側)に露出する状態とされる。したがって、カードリーダ71の取扱面71aと操作部13の操作面とが同一側(前面側)に配置されるため、ユーザはカードリーダ71の取扱い、すなわち、カードリーダ71へのメモリカード91の着脱を容易に行うことが可能となる。
以上のように本実施の形態の印刷装置1では、用紙カセット3の内部に、印刷装置1への増設機器7を用紙カセット3の前面側の端部に固定する結合構造を備えた増設ベイ30が設けられている。そして、この用紙カセット3の内部の増設ベイ30に対して、取扱面が前面側に露出する状態で、ユーザが取り扱う増設機器7が配置される。このため、用紙カセット3の内部の無駄な空き空間を有効活用でき、増設機器7の増設のために装置サイズが増大することはない。また、取扱面が前面側に露出する状態で増設機器7が配置されるため、ユーザが増設機器7を容易に取り扱うことができる。
また、用紙カセット3の前面側のパネル32においては、結合構造たる固定板36,37の近傍に、用紙カセット3の内部と外部とを貫通する開口部32bが設けられ、この開口部32bは蓋体32aによって必要に応じて開閉可能となっている。したがって、増設機器7を増設したときは開口部32bを開口させることにより、用紙カセット3の前面側に増設機器7の操作面を露出させることができる。その一方で、増設機器7を増設しないときには、開口部32bを蓋体32aで閉じることで、用紙カセット3内の記録用紙4が装置外部の雰囲気にさらされることが防止される。
<4.他の増設機器>
上記実施の形態では、増設機器7としてメモリカード91を読み取るカードリーダ71を例に説明したが、増設機器7はこれに限定されるものではない。例えば、増設機器7は、CD−ROMや磁気ディスクなどの他の可搬性の記録媒体を読み取る読取装置であってもよいし、読取装置以外の他の種類のユーザ取扱装置(操作部13とは別に構成されてユーザが取扱可能な装置)などであってもよい。以下、このような読取装置以外の増設機器について説明する。
<4−1.インターフェイス装置>
図9は、増設機器7として、ケーブルと接続するための所定のコネクタを有するインターフェイス装置72を設置した用紙カセット3の様子を示す図である。このインターフェイス装置72は、例えばUSBケーブル93と物理的に接続可能なコネクタ72bを有しており、USBケーブル93を介してデジタルカメラなどの外部機器92との間のデータ通信を印刷装置1に可能とさせるものである。
このインターフェイス装置72では、コネクタ72bに対してユーザがUSBケーブル93を挿入することになるため、コネクタ72bが形成される面がユーザが取り扱う取扱面72aとなる。図に示すように、この場合も取扱面72aが前面側に露出する状態でインターフェイス装置72が配置されるため、ユーザはインターフェイス装置72に対して容易にUSBケーブル93を挿入することが可能となる。
なお、このようなインターフェイス装置には、LANケーブルと接続するコネクタを有するLANインターフェイス装置や、電話線と接続するコネクタを有する回線インターフェイス装置なども含まれる。いずれも、コネクタが形成される取扱面が、印刷装置1の前面側に露出するように配置させればよい。
<4−2.入力装置>
図10は、増設機器7として、ユーザから直接に入力を受け付ける入力装置73を設置した用紙カセット3の様子を示す図である。この入力装置73は、例えばワンタッチボタンとしての複数のスイッチ73bを備えており、印刷装置1で利用可能なワンタッチボタンの数を増加させるものである。
この入力装置73では、スイッチ73bをユーザが押下することになるため、スイッチ73bが形成される面がユーザが取り扱う取扱面73aとなる。図に示すように、この場合も取扱面73aが前面側に露出する状態で入力装置73が配置されるため、ユーザは入力装置73のスイッチ73bを容易に押下することが可能となる。
なお、このような入力装置73には、ユーザから指紋を入力してユーザ認証を行う指紋認証装置や、ユーザから音声や操作を入力するハンドセット装置なども含まれる。指紋認証装置では、指紋を取得する指紋センサが配置される取扱面が、印刷装置1の前面側に露出するように配置させればよい。
また、ハンドセット装置では、ユーザが取り扱う受話器部が印刷装置1の前面側に露出するように配置させればよい。ただし、ハンドセット装置は受話器部を持ち上げて移動させるものであるため、図11に示す如く、上部が開放した開口部32cをパネル32に形成し、その位置にハンドセット装置74の受話器部74aを配置するようにしてもよい。この場合、ハンドセット装置74のコード74bは受話器部74aの収納時に自動的に引き込まれる構造であるか、コードレス方式を採用することが望ましい。
<4−3.ユーザ検出装置>
図12は、増設機器7として、ユーザを非接触で検出する人体センサを備えるユーザ検出装置75を設置した用紙カセット3の様子を示す図である。
このユーザ検出装置75は、赤外線を投光する投光部75bと、赤外線を受光する受光部75cとを備えている。投光部75bから投光された赤外光は人体で反射し、その反射光が受光部75cで受光される。ユーザ検出装置75は、このようにして受光部75cにおいて受光された光量に基づいて、投光部75b及び受光部75cに対向する位置にユーザ(人体)が存在するか否かを判断することができる。このユーザ検出装置75を増設することで、ユーザが前面側に存在するときのみ表示部13bを表示する機能などを印刷装置1に追加することができる。
このユーザ検出装置75では、投光部75bと受光部75cとが形成される面が、検出対象となるユーザに対向すべき検出面75aとなる。図に示すように、この検出面75aが、印刷装置1の前面側に露出する状態でユーザ検出装置75が配置される。このため、ユーザ検出装置75は、印刷装置1の前面側に存在するユーザを確実に検出できることになる。
<4−4.その他>
また、上記の増設機器7は全てユーザに関連のあるユーザ関連装置であったが、図13に示すように、所定の画像処理の機能を追加する機能拡張ボード76など、ユーザに関連のない装置を設置できるようになっていてもよい。この場合は、用紙カセット3内の記録用紙4が装置外部の雰囲気にさらされることを防ぐため、パネル32の開口部32bを蓋体32aで閉じることが望ましい。
印刷装置の外観構成を示す斜視図である。 印刷装置の外観構成を示す斜視図である。 印刷装置の内部構成を模式的に示すブロック図である。 用紙カセットの構造を示す図である。 記録用紙を収容した用紙カセットの様子を示す図である。 開口部が形成された用紙カセットの様子を示す図である。 増設機器を設置した用紙カセットの様子を示す図である。 増設機器を設置した用紙カセットの様子を示す図である。 インターフェイス装置を設置した用紙カセットの様子を示す図である。 入力装置を設置した用紙カセットの様子を示す図である。 用紙カセットにハンドセット装置を設置する例を示す図である。 ユーザ検出装置を設置した用紙カセットの様子を示す図である。 用紙カセットに機能拡張ボードを設置する例を示す図である。
符号の説明
1 印刷装置
3 用紙カセット
4 記録用紙
7 増設機器
13 操作部
30 増設ベイ
32 パネル
32b 開口部
36 固定板
37 固定板
38 コネクタ

Claims (7)

  1. 印刷対象となる用紙を収容する用紙カセットと、ユーザの操作を受け付ける操作部とを有する印刷装置であって、
    前記操作部が向けられた側を前記印刷装置の前面側としたとき、
    前記操作部とは別に構成され、前記ユーザが取扱可能なユーザ取扱装置、
    を備え、
    前記ユーザ取扱装置は、前記ユーザが取り扱う取扱面が前記前面側に露出する状態で前記用紙カセットの内部に配置されることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記ユーザ取扱装置は、前記ユーザから直接に入力を受け付ける入力装置を含むことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記ユーザ取扱装置は、ケーブルと接続するためのコネクタを有するインターフェイス装置を含むことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記ユーザ取扱装置は、可搬性の記録媒体を読み取る読取装置を含むことを特徴とする印刷装置。
  5. 印刷対象となる用紙を収容する用紙カセットと、ユーザの操作を受け付ける操作部とを有する印刷装置であって、
    前記操作部が向けられた側を前記印刷装置の前面側としたとき、
    前記ユーザを非接触で検出可能なユーザ検出装置、
    を備え、
    前記ユーザ検出装置は、前記ユーザに対向すべき検出面が前記前面側に露出する状態で前記用紙カセットの内部に配置されることを特徴とする印刷装置。
  6. 印刷対象となる用紙を収容する用紙カセットと、ユーザの操作を受け付ける操作部とを備える印刷装置であって、
    前記操作部が向けられた側を前記印刷装置の前面側としたとき、
    前記用紙カセットの内部に、
    前記印刷装置への増設機器を前記用紙カセットの前記前面側の端部に固定する結合構造、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項6に記載の印刷装置において、
    前記用紙カセットの前記前面側のパネルは、
    前記結合構造の近傍に、前記用紙カセットの内部と外部とを貫通する開口部と、
    前記開口部を開閉可能な蓋体と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011097338A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

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JP2011097338A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

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