JP4287393B2 - 開封用切込ライン付箱形容器 - Google Patents
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Description
切込ラインも、くの字状不連続切込(特許文献1参照。)、Y字状不連続切込(特許文献2参照。)或いは、長尺の切込と短尺の切込を混用したもの(特許文献3参照。)等が用いられている。
また、本発明は、請求項3に記載のように、上記の開蓋用切込ライン付箱形容器において、開封片用切込ラインの開封用切込の延長線が前記ガイド切込ラインのガイド切込に交差するように連結して設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項5に記載のように、上記の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインのガイド切込をライン長手方向に沿って長さを変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項1乃至6に記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインのガイド切込の連結部をライン長手方向に沿って最初は小さくなるように間隔を変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、開封用切込ラインを円弧状に設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項11に記載のように、請求項1乃至10のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、開封用切込ラインが連結部と開封用切込からなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項1乃至11のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインの両側に開封片を形成してなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項1乃至13のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインのガイド切込を直線的に設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項15に記載のように、請求項1乃至14のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインのガイド切込を傾斜して設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項16に記載のように、請求項1乃至15のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインのガイド切込を屈曲して設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項18に記載のように、上記の開蓋用切込ライン付箱形容器において、枝切込部を長さを変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項19に記載のように、上記の開蓋用切込ライン付箱形容器において、枝切込部をガイド切込ラインの長手方向に沿って最初は大きくなるように長さを変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項21に記載のように、請求項20に記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、枝切込部とガイド切込の間の連結部をライン長手方向に沿って最初は小さくなるように間隔を変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器を提供するものである。
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、開封用切込ラインを直線状に設けてなる構成を有することにより、ガイド切込ラインに沿って幅の狭い開封片を設けることができ、指先で引っかけて容易に蓋体を開蓋することができる効果がある。
また、本発明は、請求項12に記載のように、請求項1乃至11のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインの両側に開封片を形成してなる構成を有することにより、開封片をガイド切込ラインを境に蓋体側と容器箱体側に設けることができ、開封片を適宜に選択して開封することができる効果がある。
また、本発明は、請求項14に記載のように、請求項1乃至13のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインのガイド切込を直線的に設けてなる構成を有することにより、蓋体を直線的に開蓋することができる効果がある。
また、本発明は、請求項16に記載のように、請求項1乃至15のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインのガイド切込を屈曲して設けてなる構成を有することにより、ガイド切込ラインの配置と開蓋作用を調整することができる効果がある。
また、本発明は、請求項18に記載のように、上記の開蓋用切込ライン付箱形容器において、枝切込を長さを変えて設けてなる構成を有することにより、切込ラインに沿って変化する適宜な強度で蓋開口部の連結状態を維持し、且つ、開蓋時においては適宜な開蓋力によって開蓋することができる効果がある。
また、本発明は、請求項19に記載のように、上記の開蓋用切込ライン付箱形容器において、枝切込をガイド切込ラインの長手方向に沿って最初は大きくなるように長さを変えて設けてなる構成を有することにより、例えば、ガイド切込ラインに交差する方向の開蓋力によって、切込ラインから外れた交差方向に蓋片部が切断した場合等に、枝切込部によって開蓋時において最初に大きな力を要する開封片用切込ラインに近いところに大きな枝切込を配してガイド切込ラインから大きく外れるのを接続させ、外れる距離が小さくなるに開封片用切込ラインから離れたところは小さい枝切込で円滑に開蓋できるようにすることができる効果がある。
また、本発明は、請求項21に記載のように、請求項20に記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、枝切込部とガイド切込の間の連結部をライン長手方向に沿って最初は小さくなるように間隔を変えて設けてなる構成を有することにより、連結部により付与したガイド切込の強度を最初の中央部で弱く両側で強くすることができ、切込ラインに沿って蓋開口部の連結状態を強固に維持し、且つ、開蓋時において最初に大きな力を要するところに小さな連結部を配して切込ラインに沿った開封力を軽減して全体としてほぼ均等な開蓋力で滑らかに開蓋できるようにすることができる効果がある。
食料品等を収容する箱形容器の容器本体20は、小型で各箱片1,2,3,4,6,10の外周表面に食欲をそそるような調理イメージ等の美しい印刷を施し、調理方法、品質表等を表示して展示すると共に、外部から簡単に悪戯されない堅牢さも必要とする関係上、比較的上質な破れ難い紙質やコーティングを施した紙質の箱材料が採用されていると共に、開封用の連結部H及とガイド切込O1,O2,O3,O4・・・・からなるガイド切込ラインLも箱の一縁部に沿って目立たない開封しにくい折り曲げ線hに沿って設けてある。
また、図4に記載のように、容器本体20の底部側に折り曲げ線gに開封片用切込ラインPを含めて開封用のガイド切込ラインLを設け、底部側を開蓋するように構成することも勿論可能である
折り曲げ線hの中央部分h0には、切込は設けて無くても良く、開封片14と上蓋片11とは一体に連結している。
また、中央部分の開封片用切込ラインPと最初のガイド切込O1とは切断部15により直接連結して設けてあり、指先でU字状の開封片14の底片部から開封片14を切り取るとき、同時に切断部15が破れて引き続くガイド切込O1,O2,O3,O4,O5に沿って順次にガイド切込ラインLが切断することとなる。
なお、ガイド切込O1,O2,O3,O4,O5の寸法は実施例のように徐々に小さくすることが好ましいが、例えば、最初の2個のガイド切込O1,O2の寸法は同じで、ガイド切込O3,O4,O5の寸法はそれより小さい2段階に変化する設定、又は3段階以上に変化する設定にすることも勿論可能である。
この場合、中央部分の開封片用切込ラインPと最初のガイド切込O1とは、開封片用切込ラインP上の開封片用切込で連続するように設けてある。
なお、図6に記載の実施例の場合、図5の場合と同様に、ガイド切込O1,O2,O3,O4,O5は長手方向に沿って最初は大きく両側は小さくなるように長さを変えて設けてなる構成にしてある。
なお、ガイド切込O1,O2,O3,O4,O5の連結部Hの寸法は実施例のように徐々に大きくすることが好ましいが、例えば、最初の2個のガイド切込O1,O2の連結部の寸法は同じで、ガイド切込O3,O4,O5の寸法はそれより大きく2段階に変化する設定、又は3段階以上に変化する設定にすることも勿論可能である。
なお、ガイド切込O1,O2,O3,O4,O5の枝切込の寸法は実施例のように徐々に小さくすることが好ましいが、例えば、最初の2個のガイド切込O1,O2の枝切込R1,R2の寸法は同じで、ガイド切込O3,O4,O5の枝切込の寸法はそれより小さく2段階に変化する設定、又は3段階以上に変化する設定にすることも勿論可能である。
折り曲げ線hの中央部分h0に沿って、開封片用切込ラインPが広い角度の円弧を描いて設けてあり、末端部P1が鋭角的な角度で最初のガイド切込O1に交差して設けてあり、指先でU字状の開封片14の底片部から開封片14を切り取るとき、末端部P1が鋭角的にガイド切込ラインL方向に向かって直にガイド切込O1に接続して、以下O2,O3,O4,O5に沿って順次にガイド切込ラインLが切断することとなり、開封片用切込ラインPとこれに交差するガイド切込ラインLとを確実に連続して切断するように構成してある。
また、上記実施例において、開封前の内容物を収容した箱形容器に対して、実際の容器の流通状況に対応する輸送試験、落下試験、圧縮試験等からなる強度試験を行った結果、切込を施さない箱形容器と同等の強度を維持することを確認することができた。
2 裏箱片
10 蓋箱片
11 上箱片
14 開封片
20 容器本体
h 折り曲げ線
H 連結部
O1,O2,・・・ ガイド切込
L ガイド切込ライン
P 開封片用切込ライン
R1,R2,・・・ 枝切込部
S 補助切込
Claims (6)
- 箱形容器の蓋開口部の蓋体と箱体との境界の折り曲げ線に中央部分を残して両方向にガイド切込と連結部が交互に連なるガイド切込ラインを設けると共に、前記中央部分の側部にガイド切込ラインから離れてU字状又は円弧状の開封片用切込ラインにより開封片を形成してなる開蓋用切込ライン付箱形容器において、前記ガイド切込ラインのガイド切込に枝切込部を該ガイド切込と一体にくの字状を形成するように設けると共に、前記枝切込部を、ガイド切込ラインの中央部分から末端部分に向かう長手方向に沿って中央部分では大きく末端部分では小さくなるように長さを変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器。
- 請求項1に記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、枝切込部を、ガイド切込ラインの中央部分から末端部分に向かう長手方向に沿って中央部分から末端部分に向かって順次に小さくなるように長さを変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器。
- 請求項1に記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、枝切込部を、ガイド切込ラインの中央部分から末端部分に向かう長手方向に沿って中央部分に対して末端部分が段階的に小さくなるように長さを変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインの連結部を中央部分から端末に向かって順次に大きくなるように変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインのガイド切込を中央から端末に向かって小さくなるように変えて設けてなる開蓋用切込ライン付箱形容器。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の開蓋用切込ライン付箱形容器において、ガイド切込ラインを箱形容器の表側と裏側の両側に設け、それぞれのガイド切込ラインの側部に開封片を形成してなる開蓋用切込ライン付箱形容器。
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