JP4286908B2 - スラッシュ成形用ポリマー混合物 - Google Patents

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Description

この発明は、熱可塑性およびエラストマー性ポリオレフィン組成物の混合物に関する。その混合物は、部分的に架橋され、これにもかかわらず良好なメルトフローレートを有する。
この発明の混合物は、スラッシュ成形法を使用して製造される積層製品の製造に特に適している。特に、該混合物は例えば自動車の部品のいくつかを覆うために自動車産業において使用される人工皮革の製造に使用される。
熱可塑性ポリオレフィンから製造された人工皮革は、既に当該分野で知られている。例えば、ハイモント社による公表された欧州特許出願第A-633 289号には、人工皮革の製造用スラッシュ成形法において使用される、部分的に架橋された熱可塑性およびエラストマー性ポリオレフィン組成物の使用を開示している。該組成物は、高い破断点伸び値のような良好な機械特性を有し、ゆえにそれから得られる積層物は熱成形プロセスで使用するのに適当である。しかし、該組成物は低いメルトフローレートを有するという問題を示し、したがって多数のピンホールがスラッシュ成形により製造された積層物に生じる。
さらに、ハイモント社による公表された欧州特許出願第A-637610号は、スラッシュ成形法を使用する非常に柔らかい人工皮革の製造に適している熱可塑性ポリオレフィン組成物を開示している。該組成物から製造された皮革は、非常に高い引張強さと弾性回復率値を有していない。
国際特許出願第WO95/35344号(Reydel)も、スラッシュ成形を使用することによる人工皮革の製造用組成物を開示している。該組成物は、結晶性プロピレンポリマーと、少含量のエチレンでのプロピレン/エチレンゴムとから作られた異相(heterophasic)マトリックスからなる。皮革を鋳型から除去するのを容易にし、かつ鋳型を汚すことはもちろん貼りつくことに間連した間題を引き起こす低分子量ゴム粒子のサーフェシングを防ぐために、該組成物はまた、架橋しているかまたは架橋していなかどちらでもよいゴム、EPRまたはEPDMからなる樹脂も含有している。しかし、完成された製品にあるレベルの柔らかさやメルトフローレートのような望ましい特性を与えることを達成するために、該特許出願に列挙された組成物すべては、比較実施例中で我々の分析により立証され証明されたように、エキステンダー油を含有する。
そのうえ、上記特許出願第WO95/35344号に例示された組成物は、我々が行なった比較実施例で示した測定によると、完全に満足のいくものではない引張強さおよび破断点伸びを示す。積層物が鋳型から取り除かれる際に積層物が裂けるのを防ぐためには、該特性に関して良好な値が重要である。
ここで、スラッシュ成形法を使用することにより、エキステンダー油を含有しないのにもかかわらず、良好な度合いの柔らかさを有する積層製品を製造することが可能となることを見出した。エキステンダー油なしで、積層物からそのうち滲出して付着物や曇りの原因となる低分子量材料の量が著しく減少し、また該油のサーフェシングにより生じる積層物の望ましくない光沢のある油状の外見はなくなる。
また、この発明の混合物を使用することにより、表面、特に鋳型と接触している表面上と、該積層物の内部部分の両方に、数が減少したピンホールと小さくなったサイズの該ピンホールを有する積層物を、スラッシュ成形により製造するのが可能であることも見出している。該結果を達成するためには、ポリマーの良好なメルトフローレートを必要とする。実際に、スラッシュ成形法に特有な、ポリマー粉体の良好な流動性と、良好なメルトフローレートにより、鋳型中におけるポリマーの均一性で速い分布が可能となる。そのため、積層物に様々なサイズのピンホールを形成する原因となる隙間が形成されることが著しく減り、積層物の外観を向上させる。そうでなければ、積層物の外観は多数の表面上の大きなピンホールの存在により損なわれる。さらに、該ピンホールは積層物の内部にも通常生じて、引張強さの低下のような該積層物の機械特性を減じるので、さらに望ましくない。
該不便さを避けるために、積層物は、部分的に架橋されたゴムの存在にもかかわらず、スラッシュ成形の鋳型を充填する間に、溶融混合物が良好に流れるのに十分な低い粘性を有するポリマーフラクションを含有するエラストマー性熱可塑性組成物の混合物の粉末から製造される。そのメルトフローのため、混合物はより均一に拡がり、そのため積層物中の隙間のサイズおよび数をまず第一に減少させ、その結果ピンホールのサイズおよび数を減少させる。
この発明の混合物は低い粘度値を有するが、それはわずかな曇りおよび粘着性がいくらか生じる原因となる。
さらなる利点としては、該混合物から得られた積層物が良好な機械特性を有することである。特に、それらは積層物を変形耐性にさせると同様それらに良好な引張強さを与える、引張強さと破断点伸び値とを有する。その特徴により、積層物を傷つけることなく鋳型から除去可能となる。
そのため、この発明の目的物は、
A)20〜100g/10分、好ましくは30〜60g/10分の範囲のメルトフローレート(ASTM-D 1238、条件Lに従い測定)を有する異相ポリオレフィン組成物(A)を40〜90%、好ましくは60〜80%、および
B)部分的に動的に(dynamically)架橋された異相ポリオレフィン組成物(B)を10〜60%、好ましくは20〜40%、
(重量)からなるエラストマー性熱可塑性組成物の混合物である。
異相ポリオレフィン組成物は、CH2=CHRオレフィン[式中、Rは水素またはC1〜C8アルキル基である]のポリマーからなる組成物を指す。該組成物は、結晶および非晶性の両方のエラストマー性ポリマーからなる。
定義「部分的に架橋された」とは、架橋前に室温(つまり約25℃)でキシレン中のエラストマー性コポリマーの可溶画分の重量に対するゲルの含量に関して架橋の度合いが、70%より少ないか等しいのが好ましく、50%より少ないのがより好ましく、例えば3%から45%であることを意味する。ゲル含量は架橋により不溶性にされたエラストマー性コポリマーの画分に相当する。
好ましくは、異相組成物(A)と(B)は、以下のポリマー画分:
a)80より大きい、好ましくは90より大きいアイソタクチック指数を有するアイソタクチックプロピレンホモポリマー、またはエチレンおよび/もしくは式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンとのプロピレンランダムコポリマー[該コポリマーは80重量%より大なるプロピレンを含有し、80より大なる沸騰ヘプタン中のアイソタクチック指数を有する]を10〜40重量部、好ましくは20〜40重量部、
b)室温でキシレンに不溶性な、エチレンとプロピレンおよび/または式CH 2 =CHR[式中、RはC 2 〜C 8 アルキル基である]のC 4 〜C 10 α−オレフィンとを含有するコポリマー画分を0〜20重量部、および
c)エチレンとプロピレンおよび/または式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンと、任意に少含量のジエンとのコポリマー画分[該画分は室温でキシレンに可溶性で、35重量%より少ないか等しい、好ましくは15〜30重量%の量でエチレンを含有する]を40〜95重量部、好ましくは60〜80重量
からなる基本組成物から得られる。
上記の基本組成物の例は、ハイモント社による公表された欧州特許出願第A-0472946号に記載されている。
画分(b)中のエチレン含量は、(b)の全体の重量に関して、75重量%と等しいかまたはそれより大なるのが好ましく、80重量%と等しいかまたはそれより大なるのがより好ましい。
例えば、画分(b)は半結晶質で、本質的にはエチレンの線状コポリマーであり、好ましくはエチレンに加えて画分(c)に存在するのと同じα−オレフィンを含有する。存在する際、該画分の量は1重量部より大なるのが好ましい。
基本組成物中の共重合されたエチレンの全体の量は、例えば15〜35重量%に、変化させてもよい。
画分(c)中のジエンの量は、好ましくは1〜4重量%にわたる。上記ジエンの特定な例は、1,3-ブタジエン、1,4-ヘキサジエン、1,5-ヘキサジエンおよび5-エチリデン-2-ノルボルネンである。
上述した基本組成物は、成分(a)、(b)および(c)を溶融状態で、すなわち溶融または軟化温度より高い温度で混合することにより、または高度に立体特異的なチーグラー−ナッタ触媒の存在下に2またはそれ以上の段階で連続的に重合することにより製造される。特に、触媒系は、(i)チタン化合物および電子供与性化合物を、両方ともハロゲン化マグネシウム上に支持して含有する固形触媒成分ならびに(ii)Al-トリアルキル化合物および電子供与性化合物からなる。
連続的重合プロセスの例は、上記欧州特許出願第A-0472946号に記載されている。該成分(b)が存在するならば、(b)/(c)重量比は0.4より少ないのが好ましく、特に0.1から0.3であるのが好ましい。さらに、異相組成物の全体の重量に関する画分(c)の重量は、50〜90%、特に65〜80%にわたるのが好ましい。
上記基本組成物から得られうるこの発明の混合物は、好ましいものである。該エラストマー性熱可塑性組成物の混合物は、
)以下のポリマー画分:
a)80より大きい、好ましくは90より大きいアイソタクチック指数を有するアイソタクチックプロピレンホモポリマー、またはエチレンおよび/もしくは式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンとのプロピレンランダムコポリマー[該コポリマーは80重量%より大なるプロピレンを含有し、80より大なる沸騰ヘプタン中のアイソタクチック指数を有する][該画分は、0.8〜1.3dL/gにわたる固有粘度(intrinsic viscosity)を有する]を10〜40重量部、好ましくは20〜40重量部、
b)室温でキシレンに不溶性な、エチレン含有のコポリマー画分を0〜20重量部、および
c)エチレンとプロピレンおよび/または式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンと、任意に少含量のジエンとのコポリマー画分[該画分は室温でキシレンに可溶性で、35重量%より少ないか等しい、好ましくは15〜30重量%の量でエチレンを含有する]を40〜95重量部、好ましくは60〜80重量
からなる異相ポリオレフィン組成物(A)と、ならびに
)以下のポリマー画分:
i)80より大きい、好ましくは90より大きいアイソタクチック指数を有するアイソタクチックプロピレンホモポリマー、またはエチレンおよび/もしくは式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンとのプロピレンランダムコポリマー[該コポリマーは85重量%より大なる、好ましくは95重量%より大なるプロピレンを含有し、80より大なる沸騰ヘプタン中のアイソタクチック指数を有する][該画分は、0.15〜0.6dL/gにわたる固有粘度を有する]を5〜50重量部、好ましくは5〜35重量部、
ii)エチレン、プロピレンおよび/または式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンと、任意に少含量のジエンを含有する、部分的に架橋され室温で部分的にキシレンに可溶性なエラストマー性ポリマー画分を50〜95重量部、好ましくは65〜95重量
からなる、部分的に動的に架橋された異相ポリオレフィン組成物(B)[該組成物(B)は20〜92重量%、好ましくは40〜80重量%の室温でキシレンに可溶性な画分(I)を含み、かつエチレン、プロピレンおよび/または式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンと、任意に少含量のジエンを含有する[該エチレンは画分(I)中で35重量%より少ないか等しい、好ましくは15〜30重量%、より好ましくは20〜30重量%の量で存在する]]
とからなる。
組成物(A)の画分(a)が0.9〜1.2dL/gの範囲の固有粘度を有するのがより好ましい。
組成物(B)の画分(i)が0.2〜0.5dL/gの範囲の固有粘度を有するのがより好ましい。
この発明の混合物の粉体のフローレートは、以下により詳しく説明するように公知の技術[それによってサイズが減少しほぼ均一である、規則正しく形成された粉体を得る]によっても、この発明の混合物で製造された粉体により示される粘着性の欠乏によっても得ることができる。
組成物(A)と(B)の所望な固有粘度は、例えば、組成物が付されるポリマー鎖の化学的熱分解プロセスを使用して得ることができる。化学的熱分解プロセスは、公知の技術を使用して行われる。該技術の一つは過酸化物の使用をベースにしており、その過酸化物は所望の度合いの粘度および/または分子量を得るために十分な量でポリマー組成物に添加される。ポリマー組成物の化学的熱分解プロセスに最も都合よく使用される過酸化物は、好ましくは150〜250℃の分解温度を有する。該過酸化物の例は、ジ-tert-ブチルパーオキシド、ジクミルパーオキシド、2,5-ジメチル-2,5-ジ(tert-ブチルパーオキシ)ヘキセンおよび商品名Luperox 101で売られている2,5−ジメチル-2,5-ジ(tert-ブチルパーオキシ)ヘキサンである。熱分解プロセスに必要な過酸化物の量は、ポリマーに関し、重量で、好ましくは0.05〜5%、より好ましくは0.5〜1%の範囲である。
組成物(B)は、上記基本組成物を架橋することにより得られる。概して、その分野で知られている架橋剤のいずれも、架橋した組成物(B)の製造に使用することができる。特に、架橋剤として、例えば、160℃で3〜20分、好ましくは7〜18分の半減期を有する有機過酸化物を使用することができる。過酸化物の特定な例は、1,1’-ビス(tert-ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、ジクミルパーオキシド、ブチル-4,4’-ビス(tert-ブチルパーオキシ)-バレレート、2,5-ジ(tert-ブチルパーオキシ)-2,5-ジメチルヘキサンである。過酸化物は、架橋に付された組成物の全体の重量に対して重量で、0.5%〜5%、好ましくは1〜3%、の量の範囲で通常使用される。
過酸化物と共に、助補助剤を使用することができる。助補助剤の好ましい例は、1,2-ポリブタジエン、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、エチレングリコールジメチルメタクレート、ジビニルベンゼンおよび式:
Figure 0004286908
[式中、Xは-CHO、-COOH、-CHONH、-CN、-NO2、-CH2-CO-CH2-COORまたは-CH(C00R)2であり、RはC6〜C8アリールまたはC1〜C4アルキルであり、nは1または2であり、R1およびR2は同一または異なって、水素、C1〜C4アルキル、C5〜C8シクロアルキルである]のフラン誘導体である。
通常、1,2-ポリブタジエン類は少なくとも1300、好ましくは2400〜13000の範囲の分子量を有する。立体配置1,2におけるビニル基の含量は、50%と等しいかまたはより大きいのが好ましく、50〜90%が特に好ましい。ある特定な例はLithene Ph(Revertex製)である。
この発明中で使用される組成物(B)は、動的(dynamic)架橋プロセスに付される。該プロセスは、基本組成物(B)の軟化または溶融温度と等しいかそれより高い温度で、最初の混合段階の前、最中または後に添加してもよい架橋剤の存在下に、基本組成物を混合プロセスに付すこと、および該混合を架橋段階の間をも継続させることからなる。混合は例えば、密閉式ミキサー(バンバリータイプ)または二軸スクリューおよび/もしくはバス押出機中、またはその2つを合わせた系中で行なうことができる。
動的架橋プロセスは様々な、好ましくは40秒〜6分の時間の間、好ましくは140〜220℃の温度で行なうことができる。
架橋の度合いの間接的な評価は、上記のように、最初の組成物の成分(C)の溶解性を減少させる架橋剤により形成するゲルの量により見積もられる。該量は以下の式:
ゲル%=(C-X)・(1/C)・100
[式中、Cは最初の組成物中の成分(C)のパーセントであり、一方Xは部分的に架橋された組成物の可溶画分である]
を使用して計算される。該式中で、最初の組成物中の成分(A)の溶解性寄与は、成分(C)のそれと比べて非常にわずかであるため、見のがされるている。
この発明の混合物の製造用に使用され得るポリオレフィン組成物(B)の好ましい例は、上記欧州特許出願第A-633289号に記載されており、その記載はここに参考として組み込まれる。
この発明のエラストマー性熱可塑性組成物の混合物に、シリカのような粉体のフローレートをさらに増加させる物質を、0.5〜2重量%の量で添加するのが好ましい。
さらに、この発明のエラストマー性熱可塑性組成物の混合物は、また、混合および架橋に付される組成物に添加されるエラストマーから成るポリオレフィン組成物中に存在する、例えば無機充填剤、可塑剤、カーボンブラック、顔料および安定剤のような通常の物質も含有することができる。
上記異相組成物(A)および(B)、ならびに任意に他の成分は、上記の割合でバンバリーのような公知の装置、バスまたは一軸スクリューおよび/または2軸スクリュー押出機を使用して混合される。その後、混合物は冷却媒体として液体窒素を使用して非常に低温で、例えば粉体になるまで微粉砕に付される。スラッシュ成形法中での使用のためには、この発明のポリオレフィン組成物の粉体が規則的な形を有することが好ましい。また、それらが狭い粒度分布および小さい直径を有するのが好ましい。特に、粒子の直径が500μmより小さい、好ましくは350μmより小さいのが好ましく、5重量%以下の粒子が300μmより大なるのがより好ましく、より好ましくは250μmより大なる直径を有するのがより好ましい。例えば、5重量%以下の粒子が250μmより大なる直径を有し、50重量%の粒子が150〜160μmの直径を有する粉体を使用することができる。
この発明の混合物から得られる粉体は、スラッシュ成形法で使用される。使用されるプロセス技術および方法は、例えばポリビニルクロライドの製造において伝統的に知られており使用されるものである。
この発明の混合物が使用されるプロセスを記載する例の一つは、以下の工程:
I)鋳型を200〜280℃の温度まで(例えばオーブン中で)加熱すること、
II)ポリオレフィン組成物粉体を鋳型へ導入し、続いて該粉体を溶融させること、
III)可能性のある表面不整を除去するために、工程(II)の鋳型中で形成したポリマーシートの外表面を、二次加熱することにより(例えばオーブン中で)さらに溶融させること、および
IV)そのようにして得られた積層物を冷却および除去すること
からなる。
生成物は、人工皮革の形で使用されるか、または塗装およびラッカー塗布のようなさらなる処理に付すことができる。
以下の例はこの発明を説明するためのもので、限定するものではない。
実施例および比較実施例で得られた生成物、混合物、組成物および見本の特性に関するデータは、以下の方法:
メルトフローレート(MFR):ASTM-D 1238
キシレン中の溶解性:(以下の注1を参照)
表面単位毎のピンホールの数:(以下の注2を参照)
ピンホールの平均直径:(以下の注2を参照)
ピンホールの最大直径:(以下の注2を参照)
曲げ弾性率:ASTM D-790
ショアーA硬度:ASTM D-2240
圧縮永久歪:ASTM D-395、方法B
引張強さ:ASTM D-412
破断点伸び:ASTM D-412
曇りテスト:DIN 75201
を使用することにより測定された。
注1 キシレン中の溶解なパーセントの測定
1%重量濃度でサンプルのキシレン中溶液を調製し、攪拌しながらそのサンプルをキシレン中で1時間135℃に保つ。攪拌を持続しながら内容物を95℃に冷却し、その後その溶液を25℃浴に注入し、そこで攪拌せずに20分間放置し、さらに10分間攪拌する。次いでその溶液をろ過し、アセトンをろ液部分に添加し、溶解されたポリマーの沈殿物を得る。ついで、このようにして得られたポリマーは回収、洗浄、乾燥され、ついでキシレン中の溶解性パーセントを測定するために重量を測定する。
注2 表面単位毎のピンホールの数ならびにピンホールの平均および最大直径の測定
ピンホールの数は、20×拡大の映像でワイルドステレオ顕微鏡を操作して得られた皮革の写真から、表面単位毎のピンホールを数えることにより測定される。その面積の測定は、ピンホール部分の表面が円形と仮定して行なった。ピンホールの最大直径は測定され、平均直径は数学的に計算された。
実施例および比較実施例で使用された組成物は、以下のとおりである:
I)a)4.3%のエチレンとの結晶性プロピレンランダムコポリマーを33%[そのコポリマーの9%は25℃でキシレン中不溶性であり、その固有粘度(η)が1.5dL/gである]と、
b)25℃でキシレン中に完全に不溶性な、エチレン/プロピレンコポリマーを6%と、および
c)25℃でキシレン中に完全に溶解性で、3.1dL/gの固有粘度(η)を有する、30%のエチレンとの非晶性エチレン/プロピレンコポリマーを61%と
(重量割合)からなる異相組成物[そのMFRは0.6g/10分である]。
その組成物は塩化マグネシウム上に支持された、高収率で高度に立体特異的なチーグラー−ナッタ触媒の存在下に連続的な重合によって得られた。
II)組成物(I)と同じ量と成分を有するが、40g/10分のMFRと約1の固有粘度(η)の画分(a)を有する異相組成物。組成物は、組成物(I)を適当な量のTrigonox 101/50過酸化物で化学的に熱分解することにより得られる。
III)組成物(I)と同じ量と成分を有するが、部分的に架橋されていることが異なる異相組成物。その架橋は動的架橋プロセスを使用して得られる。画分(a)の固有粘度(η)は約0.35dL/gである。架橋はTrigonox 101/50過酸化物と1,2-ポリブタジエン(Lithene PH)の存在下に行なった。記載中先に載せた式に従って計算したゲルのパーセントは、約38.4である。組成物は上記欧州特許出願第A-633289号に記載されているように製造され、その記載は参照としてここに組み込まれる。
IV)32重量%の動的に架橋されたエチレン/プロピレン/ジエンゴム、Dutral TER 537 E2タイプ、6.5重量%の結晶性プロピレンホモポリマー、6.5重量%のスチレンポリマーおよび32重量%のエキステンダー油とからなる異相組成物。
V)三井石油化学により市場で売買されている樹脂、参照ミラストマー(Milastomer)6030N[我々の分析によれば、23重量%のエキステンダー油を含有する、部分的に動的に架橋されたエラストマー性熱可塑性樹脂組成物である]。
VI)三井石油化学により市場で売買されている樹脂、参照ミラストマー9020N樹脂[我々の分析によれば、エキステンダー油を含有しない、部分的に動的に架橋されたエラストマー性熱可塑性樹脂組成物である]。
表1に報告されているように上記組成物の特性は、1〜3mmの厚さを有する120×120mm板を使用して測定された。該板は、最初3分間圧力なしで、ついで200バールで更に3分間200℃で圧縮成形し、最終的に板を23℃で加圧下に冷却することにより得られた。
実施例1
二軸スクリュー押出し機中で、70重量部の組成物(II)を30重量部の組成物(III)と180℃で混合して押出した。
230℃/2.16kgで36g/10分のMFRを有する押出された混合物を、ついで-70〜-100℃の温度で微粉砕し、故に記載中に報告されているものに対応した粒度分布を有する粉体を得る。
微粉砕された生成物は、ついで0.7重量%のサイボブロック(Sylobloc)45H(Grace製)と混合した。
最終的に、粉体はスラッシュ成形法を使用し、230℃で20秒の接触、230℃の後硬化、続いて冷却し、故に表2に報告した直径とピンホール密度を有する皮革を得た。
表3に、上記のように製造した圧縮成形板の機械特性を報告する。
比較実施例1(1c)
組成物(II)および(III)の代わりに230℃/2.16kgでMFRが40g/10分の組成物(II)を使用した以外は、実施例1を繰り返した。
このやり方で得られた皮革の面積とピンホールの密度を表2に報告する。
表3に、上記のように製造した圧縮成形板の機械特性を報告する。
比較実施例2(2c)
組成物(III)の代わりに組成物(IV)を使用した以外は、実施例1を繰り返した。得られた混合物は230℃/2.16kgでMFRが28g/10分であった。
このやり方で得られた皮革の面積とピンホールの密度を表2に報告する。
表3に、上記のように製造した圧縮成形板の機械特性を報告する。
板は粘着性のようであった。
比較実施例3(3c)
90重量部の組成物(II)と10重量部の組成物(V)を使用した以外は、実施例1の混合および押出しを繰り返した。
表3に、上記のように製造した圧縮成形板の機械特性を報告する。
比較実施例4(4c)
70重量部の組成物(II)と30重量部の組成物(V)を使用した以外は、実施例3cを繰り返した。
表3に、上記のように製造した圧縮成形板の機械特性を報告する。
比較実施例5(5c)
90重量部の組成物(II)と10重量部の組成物(VI)を使用した以外は、実施例1の混合および押出しを繰り返した。
表3に、上記のように製造した圧縮成形板の機械特性を報告する。
比較実施例6(6c)
70重量部の組成物(II)と30重量部の組成物(VI)を使用した以外は、比較実施例5cを繰り返した。
表3に、上記のように製造した圧縮成形板の機械特性を報告する。
Figure 0004286908
Figure 0004286908
Figure 0004286908

Claims (9)

  1. 組成物(A)が、以下のポリマー画分:
    a)80より大きい沸騰ヘプタン中のアイソタクチック指数を有するアイソタクチックプロピレンホモポリマー、または80より大なる沸騰ヘプタン中のアイソタクチック指数を有する、エチレンおよび/もしくは式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンとのプロピレンランダムコポリマー[該画分は、0.8〜1.3dL/gにわたる固有粘度を有する]を10〜40重量部、
    b)25℃でキシレンに不溶性な、エチレンとプロピレンおよび/または式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンとを含有するコポリマー画分を0〜20重量部、および
    c)エチレンとプロピレンおよび/または式CH2=CHR[式中RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンと、任意に1〜4重量%の少含量のジエンとのコポリマー画分[該画分は25℃でキシレンに可溶性で、35重量%より少ないか等しいエチレンを含有する]を40〜95重量部
    からなり、
    かつ組成物(B)が、以下のポリマー画分:
    i)80より大きい沸騰ヘプタン中のアイソタクチック指数を有するアイソタクチックプロピレンホモポリマー、またはエチレンおよび/もしくは式CH2=CHR[式中、RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンとのプロピレンランダムコポリマー[該コポリマーは85重量%より大なるプロピレンを含有し、80より大なる沸騰ヘプタン中のアイソタクチック指数を有する][該画分は、0.15〜0.6dL/gにわたる固有粘度を有する]を5〜50重量部、
    ii)エチレン、プロピレンおよび/または式CH2=CHR[式中RはC2〜C8アルキル基である]のC4〜C10α−オレフィンと、任意に1〜4重量%の少含量のジエンとを含有する、部分的に架橋され25℃で部分的にキシレンに可溶性なエラストマー性ポリマー画分を50〜95重量部
    からなる
    [該組成物(B)は、20〜92%の25℃でキシレンに可溶性な画分(I)を含み[組成物(B)の成分ii)または組成物(B)の成分i)およびii)由来のエチレンは画分(I)中で35重量%より少ないか等しい量で存在する]]、
    A)20〜100g/10分の範囲のメルトフローレート(ASTM−D1238、条件Lに従い測定)を有する異相ポリオレフィン組成物(A)を40〜90重量%および
    B)部分的に動的に架橋された異相ポリオレフィン組成物(B)を10〜60重量%
    からなるエラストマー性熱可塑性組成物の混合物。
  2. 組成物(A)が60〜80重量%の範囲である請求項1の混合物。
  3. 組成物(B)が20〜40重量%の範囲である請求項1の混合物。
  4. 組成物(A)が30〜60g/10分のメルトフローインデックスを有する請求項1の混合物。
  5. 組成物(A)の画分(a)が0.9〜1.2dL/gの固有粘度を有する請求項1の混合物。
  6. 組成物(B)の画分(i)が0.2〜0.5dL/gの固有粘度を有する請求項1の混合物。
  7. 請求項1の混合物から得られる粉体をスラッシュ成形することからなるプロセス。
  8. 粉体粒子の直径が500μmより小さい請求項7のプロセス。
  9. 請求項1の混合物の粉体でのスラッシュ成形を使用して得られた積層製品。
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