JP4285672B2 - 変圧器鉄心の搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼鈍を終えた変圧器鉄心を吊持・搬送するとともに、前記搬送途中において変圧器鉄心を横転させて、次工程に搬送するようにした変圧器鉄心の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、けい素鋼板や非晶質磁性合金薄帯からなる鉄心材料を用いて例えば、配電用変圧器の巻鉄心を形成する場合は、前記巻鉄心の一対の継鉄部のうち、一方の継鉄部にバットジョイントやラップジョイント等の接合部を有する、所謂、鉄心材料を1ターンカット方式で巻回して巻鉄心を製造していた。
【0003】
前記の1ターンカット方式の巻鉄心は、鉄心材料を1ターンカット方式により、例えば、円形に巻回したあと、この円形鉄心をその内側から矩形状に成形する成形型金を備えた図示しない成形治具を用いて矩形状に成形加工し、前記成形加工した巻鉄心は、更に、その外側から矩形状態を維持する図示しない成形金具と前記成形型金とにより矩形状態を保持させながら、鉄心材料の歪取りと形付けを行うために、所定の焼鈍温度で一定時間焼鈍作業を行って矩形状態を維持していた。
【0004】
そして、前記焼鈍作業が終了すると、巻鉄心は焼鈍炉から引出し、この焼鈍炉から引出された巻鉄心は、外側から矩形状態を維持する成形金具を除去した後、例えば、図10に示すように、クレーン等の吊持手段1を用いて巻鉄心2を吊持して搬送し、転回装置3上に乗載していた。
【0005】
前記巻鉄心2を転回装置3上に乗載する場合、巻鉄心2はその内側の窓内に図示しない成形型金(巻鉄心2を内側から矩形状に維持している成形治具)を保持した状態で、吊持手段1にて吊持搬送されるため、吊持時巻鉄心2は、自体の質量によって矩形状態が崩れるようなことはない。
【0006】
又、前記転回装置3は、例えば、図12に示すように、内側面(鉄心乗載側)を直角形状に、外側面は半円状に形成した板体を所定の間隔を保って配置した一対の転回枠4,4a間に回転自在に介挿した巻鉄心移動用の複数のローラ部材5,5aと、前記転回枠4,4aの外側面下側を回動自在に支承する回転受体6,6と、これら回転受体6,6を介して転回枠4,4aとローラ部材5,5aとからなる転回台7を約90°の範囲で転回可能に載置保持する基台8と、一方の転回枠4aの側面に装着されて前記転回枠4aの外側面の弧状部と同一の曲率半径で形成した歯車部材9と、この歯車部材9と噛合して転回台7を約90°の範囲で起立・転倒させるための平歯車10と、この平歯車10を駆動させる電動機11とによって概略構成されている。なお、12は転回装置3に付設したローラコンベアである。
【0007】
図10で示すように、巻鉄心2を転回装置3の転回台7(ローラ部材5a側)に乗載したら、巻鉄心2の窓孔2aより吊持手段1のフック1aを引出し、図11のように、巻鉄心2の転回台7への乗載作業を終える。この後、図11において、電動機11を起動して転回台7を反時計方向(左方向)に約90°の角度で回動し、巻鉄心2を起立した状態から転回台7のローラ部材5上に横倒しの状態(寝かせた状態)で乗載し、乗載後、巻鉄心2はローラ部材5を滑動させながらローラコンベア12上に移動させ、次工程に搬送していた。
【0008】
なお、巻鉄心2を転回台7に乗載する場合、ローラ部材5上を移動しやすくするために、図10において巻鉄心2のローラ部材5と接触する部位に、図示しない搬送用の鉄板とか一対の角材等を事前に介在させ、転回台7を90°回動させたとき、巻鉄心2を図示しない前記鉄板,角材上に乗載して次工程に搬送するようにしてもよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前記焼鈍を終えた巻鉄心2を次工程に搬送する場合、前記巻鉄心2は一旦焼鈍炉から引出し、焼鈍を終えた巻鉄心2の窓孔2aに吊持手段1のフック1aを差込み、この状態で、吊持手段1を引上げて巻鉄心2を吊り上げる。この場合、巻鉄心2の窓孔2aの長さ方向の中心位置にフック1aを差し込むものの、巻鉄心2はフック1aに掛止されているだけであるため、吊持・搬送時の振動により、フック1aから外れて落下したり、あるいは、フック1aの掛止位置がずれて移動したりすることによる危険を避けるために、吊持手段1を操作する作業者とは別に巻鉄心2を支持する作業者を必要としていたので、焼鈍後の巻鉄心2の搬送作業は、危険を伴うことはもとより、省人化をはかることが難しく、巻鉄心2の製造コストを低減することが困難であった。
【0010】
又、前記吊持手段1により搬送した巻鉄心2は、次工程での作業を効率よく行うために図10に示すように、転回装置3上に一旦乗載した後、この転回装置3を電動機11により駆動し、転回台7を約90°回動して前記巻鉄心2を図12に示すように、横倒しの状態に転回させてからローラ部材5によりローラコンベア12に送り出し次工程に搬送していたが、この場合、吊持手段1により搬送した巻鉄心2を、転回装置3により横転させてから次工程に搬送するようにしていたので、巻鉄心2を次工程の作業(図12に示す巻鉄心2の一方の継鉄部に形成した接合部2bを開き、即ち、巻鉄心2をU字状に開き、継鉄部と連接する一対の脚鉄部に巻線を嵌め込む作業)を円滑に行うための転回装置3を特別に必要とし、かつ、この転回装置3を設置するためのスペースをも必要とする等焼鈍後の巻鉄心2を次工程に搬送する上で、種々の設備、スペースを必要としていたので、非常に不経済であるばかりでなく、搬送作業を安全に、効率よく行い得ないという問題があった。
【0011】
本発明は、前記の問題点に鑑み、焼鈍後の巻鉄心を特別大掛りな設備を必要とすることなく安全に、かつ、迅速・容易に搬送できるようにした変圧器鉄心の搬送装置を提供することにある。
【0015】
請求項記載の変圧器鉄心の搬送装置は、前記フック部材の一対の支持板に係脱自在に挿入した係止板は、前記支持板の自由端側に穿孔した挿入孔と一体に形成した係止孔に係合する係止金具を枢着し、前記係止板を挿入孔に挿入したとき、係止金具が係止孔と係脱自在に係合して係止板を支持板に抜脱不能に取付けるように構成した。
【0016】
請求項記載の変圧器鉄心の搬送装置は、請求項記載の搬送装置において、前記係止板に取付けた係止金具は、先端に支持板の係止孔に係合する係止爪を備え、基端はリンクを枢着して係止板にシーソの如く揺動可能に枢支し、常時は引張ばねにより係止爪を係止孔と係合する方向に付勢し、前記係止爪の解放時はリンクに付設した解除レバーを引張ばねの引張力に抗して引戻すことにより、係止爪を係止孔から引離して解放するように構成した。
【0017】
本発明は、焼鈍を終えた巻鉄心を次工程に搬送する場合、フック部材を構成する支持板の自由端を巻鉄心の窓孔に挿入して巻鉄心に掛止し、前記支持板の巻鉄心の窓孔から突出する部位に穿孔した挿入孔には、巻鉄心の脱落を防ぐ係止板を前記支持板と直交させて係脱自在に取付けた後、フック部材を吊金具を利用して吊持することにより、巻鉄心を、その窓孔を左右方向(巻鉄心を樹立した状態)に位置させた状態で支持板に係載して吊持・搬送し、前記吊持した巻鉄心を次工程の搬送手段上に乗載する場合は、前記フック部材を搬送途中で吊金具を支点として約90°回動させ、巻鉄心をその窓孔を上下方向(巻鉄心を横に倒した状態)に位置するように横転させて搬送手段上に乗載し、この後、係止板を支持板の挿入孔から抜取り、かつ、支持板自体を巻鉄心の窓孔から引出すことにより、焼鈍を終えた巻鉄心を次工程に搬送するように構成したので、巻鉄心は迅速・容易に、かつ、安全に吊持・搬送でき、しかも、搬送途中においてフック部材を回動させることにより、巻鉄心を簡易に横転させることができ、次工程への搬送に際し、特別な巻鉄心の転回手段を必要としないので、搬送作業が経済的に行い得、利便である。
【0018】
又、フック部材は、弧状な支持体に形成した弓状の案内溝に、吊金具に設けたローラを滑動自在に介在させて吊金具に吊持するように構成したので、フック部材はローラを介して容易に回動させることができ、これにより、フック部材に係載した巻鉄心を、その搬送途中において任意に、かつ、労力を要することなく安全に横転させたり、起立させることができる。
【0019】
更に、前記フック部材には、その上方端と下方端にストッパー孔が穿孔され、一方、吊金具には、ローラの上方位置において前記係止孔に係脱自在に係合するストッパーピンが取付けられているので、フック部材は巻鉄心を係載するとき、あるいは、フック部材の回動後においても、常にストッパーピンがストッパー孔に係合してフック部材が搬送時揺動するのを防止するように構成したので、巻鉄心の搬送途中でフック部材が揺動して巻鉄心の係載位置がずれたりするようなことは全く生じないため、巻鉄心の搬送作業を常に安全、かつ、円滑・良好に行うことができる。
【0020】
その上、フック部材の巻鉄心を係載する支持板の自由端に設けた挿入孔に、前記支持板と直交して挿入される係止板には、前記挿入孔と連通して設けた係止孔に係合する係止金具が、前記係止板を挿入孔に挿入した時点で作動するように具備されているため、係止板は支持板に挿入することにより自動的に係止金具によって係止されるように構成したので、巻鉄心の吊持・搬送中に係止板が揺動して支持板から離脱したり、ずれたりしたりするのを確実に防ぐことができ、これにより、フック部材を回動して巻鉄心を横転させても、係止板は支持板に確実に保持されているので、巻鉄心を搬送途中で吊持方向を変更しても安全に吊持状態が維持でき至便である。又、係止金具の係止孔からの解除は、係止板に巻鉄心の重量が加わるものの、係止金具には巻鉄心の影響を受けることが少なくなるように構成されているので、簡易に解除することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1ないし図9によって説明する。なお、図1ないし図9において、図10ないし図12で説明した同一部材は同一符号を付して説明する。図1において、Aは本発明の吊持・搬送装置を示す正面図で、この吊持・搬送装置Aは大別すると、巻鉄心型の変圧器鉄心(以下、巻鉄心という)2を係載するフック部材15と、このフック部材15を吊持して図示しないクレーン等の昇降手段及びこの昇降手段を具備して所定位置まで水平方向に移動させる移動手段と連系して取付けられる吊金具25と、フック部材15に係載した巻鉄心2の脱落を阻止する係止板41とによって概略構成されている。
【0022】
最初に吊持・搬送装置A(以下、搬送装置という)に用いるフック部材15の構成について説明する。図1において、フック部材15は外周部を弧状に形成し、内周部にはその中央から下方にかけて三角形状の支持板体aを一体的に有するよう鋼板を弧状に打抜く等して設けた支持体16と、この支持体16の前記支持板体aに、所定厚さの介挿板16a(図1,2に一部分を示す)を介して前記支持板体aを両側から挟むようにして基端を装着し、自由端となる先端を水平に突出させた巻鉄心2係載用の一対の支持板17,17とによって形成されている。
【0023】
そして、前記支持体16には、その板面の中央に弧状の外周部と併行して弓状の案内溝18が形成されている。又、一対の支持板17,17の自由端側には、係止板41を貫通させるための挿入孔19と、この挿入孔19と連通してその中心位置に図1で示すように、支持板17の先端側に向って係止孔20が、前記挿入孔19とは凸孔状に穿孔された状態で一体的に形成されている。
【0024】
次に吊金具25の構成について説明する。この吊金具25は図1,3で示すように、フック部材15の案内溝18に回転自在に係合するローラ26と、フック部材15の揺動を防ぐストッパー27を具備して図示しないクレーン等からなる昇降手段、及び天井に設けたレールに沿って滑動する図示しない搬送体からなる移動手段に懸吊ワイヤ28を介して吊設されている。
【0025】
そして、前記ローラ26は図3に示すように、フック部材15の支持体16上端において、この支持体16を滑動自在に挟持するように形成した一対の吊板29,29に装着した軸受部材30,30に、前記支持体16の案内溝18に遊嵌して回転自在に軸架して取付けられている。
【0026】
即ち、前記一対の吊板29,29は、その上端を図示しないカラー(このカラーの板厚は支持体16を吊板29,29間で滑動させることができる厚さである)に一体的に挟着・固定されて、図1に示すように、ワイヤ28に例えば、掛止金具31を用いて連結されており、前記ローラ26は吊板29,29下端の自由端に支持体16の案内溝18に遊合した状態で軸受部材30,30に回転自在に取付けられる。なお、図3に示す32,32はローラ26の両端部に螺着したナットで、軸受部材30,30が吊板29,29から抜脱するのを阻止する。
【0027】
又、ストッパー27は図3に示すように、吊板29,29の一方に内側を有底筒状に穿設して外側にねじ部を螺設したストッパー本体33を螺合し、かつ、このストッパー本体33にあらかじめ螺合しておいた固定ナット34を吊板29側に締着することにより、前記一方の吊板29に固定し、このストッパー本体33には内側の筒部内にストッパーピン35を摺動自在に挿入し、このストッパーピン35の先端に止着した止輪36とストッパー本体33内底部との間に圧縮ばね37を介挿し、この圧縮ばね37の付勢力により常時ストッパーピン35を支持体16側に押圧付勢するように構成されている。
【0028】
そして、前記ストッパー27は図3で示すように、常時は支持体16の上方端に穿孔したストッパー孔21にストッパーピン35を係合させることにより、フック部材15を吊金具25に固定しフック部材15が揺動しないように支持するものである。38はストッパー27の操作部である。なお、図1に示す22は支持体16の下方端に穿孔した第2のストッパー孔、23は支持体16の最下端に設けたフック部材15の操作把手である。
【0029】
つづいて、係止板41の構成について説明する。図1及び図8において、前記係止板41は、フック部材15の支持板17,17に設けた挿入孔19に挿入できる幅寸法を有して、一枚の鋼板を打抜く等して形成したもので、図1に示すように、係止板41の中央部には支持板17,17の挿入孔19と一体に形成した係止孔20に係脱する係止金具42が取付けられており、又、係止板41先端の挿入方向と逆方向に位置する基端側には、係止板41の端部を掴持することができる空孔を打抜いて支持板17,17の挿入孔19に出し入れするために使用する把手43が、先端側よりやや幅寸法を広くして一体的に形成されている。
【0030】
そして、前記係止板41の中央部に取付けられる係止金具42は、図1に示すように、鋼板を逆L字型に打抜いた係止片42aの水平部先端に、支持板17の係止孔20と係合する係止爪44を下向きに突出して設け、この係止爪44と反対側に位置する水平部の基部を枢支ピンbにて係止板41に回動自在に枢着し、更に、この枢支ピンbにより枢支される水平部基部から上方に延出する垂直片46には、その中程にリンク45の一方端を連結するとともに、垂直片46の上端と係止板41との間に引張ばね47を張架し、常時は前記引張ばね47の引張力にて係止金具42を枢支ピンbを支点として反時計方向に付勢するように構成されている。
【0031】
48は係止金具42の反時計方向への回動を規制する規制ピンで、この規制ピン48の存在により、係止金具42は係止板41に対してほぼ水平状態となって取付けられている。一方、前記係止金具42の垂直片46に一方端と連結したリンク45の他方端は、下部を把手43の下縁に枢支した解除レバー49の上部と回動自在に連結されている。
【0032】
次に、焼鈍を終えた巻鉄心2を吊持・搬送装置Aを用いて次工程に搬送する場合について説明する。最初に、焼鈍を終えた巻鉄心2は、その外側から矩形状態を維持する図示しない成形金具を除去する(巻鉄心2の内側に挿入されている成形型金、即ち、図4,8に示す巻鉄心2の窓孔2a内の上下部に配置した型金2c,2cと、この型金2c,2c間に介した型板2d,2dとによって構成した成形型金2Aは、そのまま残しておく)。
【0033】
つづいて、吊持・搬送装置Aを、これを昇降・移動させる手段により巻鉄心2の位置まで移動させ、フック部材15の支持板17,17を巻鉄心2の窓孔2aに挿入・貫通させる。そして、巻鉄心2の窓孔2aから突出する支持板17,17の一方からその挿入孔19に支持板17,17と直交させて係止板41の先端を挿入し、他方の支持板17の挿入孔19から突出させる(図2,4,5参照)。
【0034】
前記係止板41を支持板17の挿入孔19に挿入すると、この係止板41に設けた係止金具42は、支持板17の挿入孔19と一体に形成した係止孔20に、先端の係止爪44をその爪部外側のテーパー部により引張ばね47の引張力に抗して押上げた状態で進入し、前記係止爪44が係止孔20から突出すると、係止爪44は引張ばね47の引張力により押し下げられて、図5,8に示すように、係止孔20に係止される。
【0035】
前記係止金具42を係止孔20に係止する場合、係止金具42は係止板41をその挿入方向に押すと、係止爪44外側のテーパー部が係止孔20の下縁と当接した際、枢支ピンbを支点として係止片42の水平部を引張ばね47に抗して時計方向(リンク45,解除レバー49も同方向に移動する)に回動し、これにより、係止爪44は前記係止孔20の下縁を乗り越えて係止孔20から突出すると同時に、引張ばね47の引張力により枢支ピンbを支点として反時計方向に回動し、図8に示すように、規制ピン48に受止められた状態で係止孔20に係止される。この結果、係止板41は挿入孔19から抜脱することなく、支持板17,17に強固に保持され、巻鉄心2が支持板17,17上で揺動するのを防ぐ。
【0036】
一方、吊金具25に取付けたストッパー27は、図2,4に示すように、巻鉄心2の窓孔2aにフック部材15の支持板17,17を挿入した時点では、図3に示すように、支持体16の上方端に穿孔したストッパー孔21に係合されているので、前記フック部材15は係止板41の取付に当り揺動することがないため、係止板41の取付作業を容易に、かつ、安全に行うことができる。
【0037】
前記のように、支持板17,17を巻鉄心2に通して係止板41を支持板17,17の挿入孔19に挿入して支持板17,17の取付けが終了したら、図示しない吊持・搬送装置Aを駆動する昇降・移動手段によって、フック部材15を吊金具25により吊り上げ、支持板17,17に巻鉄心2を成形型金2Aを介して係載し、そのまま巻鉄心2を図2に示すように吊持する。この際、前述したように、巻鉄心2はフック部材15を吊金具25に固定するストッパーピン27と、支持板17,17に取付けた係止板41とにより、前記フック部材15に揺動することなく係載されて吊り上げることができる。又、搬送中においても、巻鉄心2は係止板41により受止められて、フック部材15に揺動することなく係載して搬送することができる。
【0038】
巻鉄心2を吊り上げて所定の位置(例えば、巻鉄心2を次工程に搬送するローラコンベア12)まで移動させたら、ローラコンベア12の直上、あるいは、搬送途中で、巻鉄心2の移動を中止する。この後、巻鉄心2を吊金具25により吊持した状態で、吊金具25に取付けたストッパーピン27を圧縮ばね37の付勢力に抗してストッパー孔21から引戻し、吊金具25とフック部材15との固定を解除する。
【0039】
ストッパーピン27の固定を解除したら、フック部材15の下方端に設けた操作部23を持ち、フック部材15を図2において反時計方向に持ち上げる。すると、フック部材15は案内溝18に係合されて吊金具25に回動自在に取付けたローラ26を支点として横転する。即ち、フック部材15は吊金具25に吊持された状態で、前記ローラ26を介して案内溝18に沿って図6に示すように、反時計方向に反転する。この場合、ローラ26を利用していることにより、フック部材15は円滑に回動するとともに、反時計方向への回動に従って巻鉄心2の重量をも利用することができるため、大きな力を要することなく簡易に横転させることができる。
【0040】
吊金具25に吊持した状態で巻鉄心2を、フック部材15の横転(約90°回動)操作によって、これまでの起立した状態から、図7に示すように、横に寝かせた状態で吊持させると、ストッパーピン27はフック部材15の下方端に設けた第2のストッパー孔22に圧縮ばね37の付勢力によって係合し、フック部材15を再び吊金具25に揺動不能に固定する。このようにして、巻鉄心2をその搬送途中等において吊持状態を変換させたら、図7に示すように、ローラコンベア12上に添木12aを介して載置する。
【0041】
巻鉄心2を添木12a上に乗載したら、係止板41をフック部材15から取り外す。この場合は、係止板41を支持板17,17に取付けたときと逆の操作を行えばよい。即ち、最初に把手43に指を通し、解除レバー49を図8において右側に引くと、解除レバー49に連接したリンク45も同方向に引き戻され、係止金具42を枢支ピンbを支点として引張ばね47の引張力に抗して時計方向に回動し、係止金具42の係止爪44を上方に引上げて係止孔20下縁との係止状態を解除する。
【0042】
前記のように、解除レバー49を把手43側に引いて、係止金具42の係止爪44と係止孔20との係合状態を解消したら、そのまま、把手43を図9において右側に引張ることにより、係止板41を支持板17,17の挿入孔19から簡単に抜取ることができる。前記係止板41を支持板17,17から取り外せば、フック部材15と巻鉄心2とを係止するものがなくなるため、フック部材15は、クレーン等の昇降手段を駆動して吊金具25を上方に引上げることにより、巻鉄心2の窓孔2aから支持板17,17を引き上げ、再び次の巻鉄心2を搬送するところまで移動させる。添木12aに乗載した巻鉄心2は、ローラコンベア12を利用して次工程に搬送する。
【0043】
巻鉄心2をローラコンベア12上に乗載したら、吊持・搬送装置Aは次の巻鉄心2を吊持・搬送するために原位置に戻す。その際、フック部材15は図7のように反転しているので、ストッパー27を第2のストッパー孔22から引き戻し、前記フック部材15を、案内溝18を利用して操作部23が図1に示すように、原位置(下側)に位置するように反転させて、次の巻鉄心2の係載に備える。
【0044】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、焼鈍を終えた巻鉄心を次工程に搬送する場合、フック部材を構成する支持板の自由端を巻鉄心の窓孔に挿入し、前記支持板の巻鉄心の窓孔から突出する部位に穿孔した挿入孔には、巻鉄心の脱落を防ぐ係止板を前記支持板と直交させて係脱自在に取付け、この後、フック部材を吊金具により吊持して巻鉄心を支持板に係載して吊持・搬送し、この巻鉄心を次工程の搬送手段上に載置する場合は、フック部材を搬送途中で吊金具を支点として約90°回動して巻鉄心を横転させてそのまま搬送手段上に載せる。この後、係止板を支持板から抜取り、支持板を巻鉄心の窓孔から引出すように構成したので、焼鈍を終えた巻鉄心を迅速・容易に、かつ、安全に、しかも、労力を要することなく次工程に搬送することができ、利便である。
【0045】
又、前記フック部材は、弧状な支持体に形成した弓状の案内溝に、吊金具に設けたローラを滑動自在に介在させて吊金具に回動自在に吊持・支持するように構成したので、前記フック部材は、ローラを介して容易に回動させることができ、このフック部材に係載した重量のある巻鉄心を、その搬送途中において任意に、かつ、特別に労力を要することなく安全に横転させたり、起立させることができる。
【0046】
更に、前記フック部材には、その上方及び下方端にストッパー孔がそれぞれ穿孔され、一方、吊金具側には、前記ストッパー孔に係脱自在に係合するストッパーピンを取付けてフック部材を巻鉄心に係載するとき、あるいは、フック部材を回動させた後においても、常にストッパーピンがストッパー孔に係合してフック部材を固定するように構成したので、巻鉄心の搬送途中でフック部材が揺動して巻鉄心の係載位置がずれたりすることは全く生じないため、巻鉄心の搬送作業を常に安全、かつ、円滑・良好に行うことができる。
【0047】
その上、フック部材の巻鉄心を係載する支持板の自由端側に設けた挿入孔に、前記支持板と直交して挿入される係止板には、挿入孔に連通する係止孔に係合する係止金具が、前記係止板を挿入孔に挿入した時点で作動して、係止板を自動的に係止金具によってフック部材の支持板に係止するように構成したので、巻鉄心の吊持・搬送中に係止板が揺動して支持板から離脱したり、ずれたりするのを確実に防ぎ、これにより、フック部材を回動して巻鉄心を横転させても、係止板は常に支持板に確実に保持されているので、巻鉄心を搬送途中で吊持方向を変更しても、安全に吊持状態が維持でき至便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置を構成するフック部材と係止板とを分解して示す説明図である。
【図2】本発明の搬送装置に変圧器鉄心を吊持した状態を示す正面図である。
【図3】図2のX−X線における断面図である。
【図4】変圧器鉄心の吊持状態を示す搬送装置の斜視図である。
【図5】係止板の係止金具が支持板の係止孔に係合している状態を説明するための斜視図である。
【図6】変圧器鉄心を搬送途中で横転する場合を説明するために搬送装置の動作途中を示す正面図である。
【図7】変圧器鉄心を横転した状態を示す搬送装置の正面図である。
【図8】係止板に設けた係止金具の係合状態を説明する係止板の正面図である。
【図9】同じく係止金具の解除状態を説明するための係止板の説明図である。
【図10】従来の変圧器鉄心を横転させる転回装置に吊持手段にて搬送した変圧器鉄心を乗載した状態を示す斜視図である。
【図11】変圧器鉄心を乗載した転回前の転回装置を示す斜視図である。
【図12】転回装置を転回して変圧器鉄心を転回した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 巻鉄心
15 フック部材
16 支持体
17 支持板
18 案内溝
19 挿入孔
20 係止孔
21,22 ストッパー孔
25 吊金具
26 ローラ
27 ストッパー
35 ストッパーピン
41 係止板
42 係止金具
44 係止爪
45 リンク
47 引張ばね
49 解除レバー
A 吊持・搬送装置

Claims (2)

  1. 一対の板状の支持板と下部に前記支持板の基部を固定して先端の自由端側を水平に突出させた弧状の支持体とからなるフック部材と、前記フック部材をその上部において約90°の角度範囲内で横転可能に吊持支持する吊金具と、前記支持板の自由端側に穿孔した挿入孔に前記支持板と直交して係脱自在に取付けられる係止板とからなり、前記係止板は、前記支持板の自由端側に穿孔した挿入孔と一体に形成した係止孔に係合する係止金具を枢着し、前記係止板を挿入孔に挿入したとき、係止金具が係止孔と係脱自在に係合して係止板を支持板に抜脱不能に取付けて構成し、前記フック部材の支持板に係載した変圧器鉄心を横転可能に吊持して搬送するようにしたことを特徴とする変圧器鉄心の搬送装置。
  2. 前記係止板に取付けた係止金具は、先端に支持板の係止孔に係合する係止爪を備え、基端はリンクを枢着して係止板にシーソの如く揺動可能に枢支し、常時は引張ばねにより係止爪を係止孔と係合する方向に付勢し、前記係止爪の解放時はリンクに付設した解除レバーを引張ばねの付勢力に抗して引戻すことにより、係止爪を係止孔から引離して解放するようにしたことを特徴とする請求項1記載の変圧器鉄心の搬送装置。
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